JPH072548A - 熱分解によってコーティングを形成する装置および方法 - Google Patents

熱分解によってコーティングを形成する装置および方法

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JPH072548A
JPH072548A JP5352265A JP35226593A JPH072548A JP H072548 A JPH072548 A JP H072548A JP 5352265 A JP5352265 A JP 5352265A JP 35226593 A JP35226593 A JP 35226593A JP H072548 A JPH072548 A JP H072548A
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JP
Japan
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coating chamber
roof
coating
chamber
shielding means
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JP5352265A
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English (en)
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Robert Terneu
ロベール・テルノ
Secondo Franceschi
セコンド・フランセシュ
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AGC Glass Europe SA
Original Assignee
Glaverbel Belgium SA
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Publication date
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/455Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for introducing gases into reaction chamber or for modifying gas flows in reaction chamber
    • C23C16/45595Atmospheric CVD gas inlets with no enclosed reaction chamber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動する熱ガラス基板の一表面をガス状処理
剤と接触させることにより熱分解によって該表面上に金
属または金属化合物のコーティングを形成する装置を提
供する。 【構成】 本発明の装置は基板(16)をコーティング
室(14)を通じて運ぶ支持手段(20)を備えてい
る。コーティング室に直接開口しかつ基板の経路を横切
って延びる溝穴の形態の少なくとも一つの処理剤ガスの
入口(12)がコーティング室に処理剤ガスを供給し散
布するために設けられている。少なくとも一つの排ガス
出口(18)がコーティング室から排ガスを排出するた
めに設けられている。本発明は、コーティング室の屋根
(38)に隣接してコーティング室内に配置された移動
式遮へい手段を設けて、コーティング室の屋根上に堆積
物が生成するのを減少させることを特徴とするものであ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動する熱ガラス基板
の一表面をガス状処理剤に接触させることにより、熱分
解によって前記一表面に金属または金属化合物のコーテ
ィングを形成する装置であって、基板をコーティング室
を通じて運ぶ支持手段、処理剤のガスを供給し散布する
少なくとも一つの処理剤ガスの入口、および排ガスをコ
ーティング室から排出する少なくとも一つの排ガス出口
を備えた装置、ならびにガス相の処理剤の熱分解によっ
て、移動する熱ガラス基板上に金属または金属化合物の
コーティングを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱ガラス基板上に熱分解によって形成さ
れた金属または金属化合物のコーティングは、ガラスの
見掛けの色を改変するかおよび/または入射放射線につ
いて必要な他の特性、例えば赤外線を反射する特性を与
えるために使用されている。ガラス基板上の単一コーテ
ィングはこれらの目的のために使用できるが多層コーテ
ィングも使用できる。コーティングの例としては、酸化
スズSiO2、フッ素でドープされた酸化スズSnO2、二酸化
チタンTiO2、窒化チタンTiN 、窒化ケイ素Si3N4、シリ
カSiO2もしくはSiOx、アルミナAl2O3 、五酸化バナジウ
ムV2O5もしくは酸化タングステンWO3 または酸化モリブ
デンMoO3および一般に酸化物、硫化物、窒化物または炭
化物のコーティングおよびこれらのコーティングの二つ
以上の重層がある。
【0003】コーティングは、トンネルオーブン中を移
動する1枚のガラス上または製造中のガラスリボン上
に、まだ熱いうちに形成することができる。コーティン
グは、ガラスリボン製造装置に続く徐冷窯内、またはガ
ラスリボンが溶融スズの浴上に浮いているとき、ガラス
リボンの上面の上のフロートタンク内で形成することが
できる。
【0004】コーティングを形成させるために、基板
は、コーティング室内で、気体相で一種以上の物質から
なるガス状媒体と接触させる。コーティング室は、一つ
以上の溝穴を通じて処理剤ガスを供給され、その溝穴の
長さはコートされる幅に少なくとも等しく、処理剤ガス
は一つ以上の噴射ノズルを通じて供給される。形成され
るコーティングの種類および使用される物質の反応性に
よって、いくつもの物質を用いなければならない場合
は、これらの物質は、コーティング室の単一の噴射ノズ
ルにより単一の溝穴を通じて混合物の形態で散布するか
またはいくかの噴射ノズルにより別々の溝穴を通じて別
個に散布される。
【0005】このようなコーティングを形成する方法と
装置は例えばフランス特許第2348166号(BFG G
lassgrop)またはフランス特許願第2648453A1
号(Glaverbel )に記載されている。これらの方法と装
置によれば有利な光学特性を有する特に強力なコーティ
ングを形成するようになる。
【0006】上記の装置は容認可能な品質のコーティン
グを形成することができるが、いくらかのコーティング
物質がコーティング室に隣接する他の表面、特にその屋
根の上に間違って堆積され、時間の経過とともにこのよ
うな堆積が増大し、コーティング室を通過する処理剤ガ
スの流れを乱して不均一なコーティングをもたらすか、
またはガラスの表面に落下して一層重大な欠陥をもたら
すという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点を回避し易い装置と方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者らは上記
の目的がコーティング室内に移動式遮へい体を設置する
ことによって達成できることを発見したのである。
【0009】したがって本発明は、コーティング室を通
って基板を運ぶ支持手段、コーティング室に処理剤ガス
を供給し散布するためのコーティング室中に直接開口し
基板の経路を横切って延びる溝穴の形態の少なくとも1
個の処理剤ガスの入口、およびコーティング室に処理剤
ガスを供給し散布するための少なくとも1個の排ガス出
口からなる、移動する熱ガラス基板の一表面をガス状処
理剤に接触させることにより熱分解によって前記一表面
に金属または金属化合物のコーティングを形成する装置
であって;コーティング室の屋根に隣接してコーティン
グ室内に配置されてコーティング室の屋根上に堆積物が
生成するのを減少させる移動式遮へい手段を備えている
ことを特徴とする装置を提供するものである。
【0010】本発明の装置は、コーティング室の屋根の
ファウリング(fouling )を最少にしてガラスリボンに
コーティングを連続的に堆積させることができる単純な
装置であり、清浄にするのに必要な運転停止時間の面で
利点を提供し、その結果装置の生産性を改善する。コー
ティング室内に移動式遮へい手段を導入してもコーティ
ングが工程を妨げないということは驚くべきことであ
る。このことは、一般にCVD法による場合のようにコ
ーティング室の屋根がガラス基板に近い場合に特に当て
はまる。
【0011】本発明の装置は好ましくはさらに、遮へい
手段をコーティング室内に移動させおよびコーティング
室から外部へ移動させる手段を備え、その結果遮へい手
段を手動で移動させる必要がない。
【0012】本発明の一実施態様では、遮へい手段は、
熱ガラス基板の移動方向を横切りコーティング室を横断
して延びる複数のケーブルで構成されている。複数のケ
ーブルが遮へい手段として用いられる場合、ケーブルの
直径と相互の間隔が、コーティング室の屋根を処理剤ガ
スから連続的にスクリーニングするのに重要な因子であ
る。ケーブルの直径は、コーティング表面とコーティン
グ室の屋根との間の距離(Δ)の20%〜60%に相当
しなければならず、かつその間隔がΔの1〜5倍に等し
い距離であることが好ましい。
【0013】上記実施態様の変形では、遮へい手段が、
コーティング室の幅を横断して延びかつ清浄にするため
にコーティング室内に移動しおよびコーティング室から
外部に移動することができる滑らかなバーで構成されて
いる。滑らかなバーから堆積した物質を除くことはケー
ブルと比べて容易であるが、バーはコーティング室内を
支配している高温条件下でまっすぐな状態を保持するこ
とは一層困難である。
【0014】別の変形では、遮へい手段は、熱ガラス基
板の移動方向を横切ってコーティング室を横断して延び
る例えば鋼鉄製のメッシュで製造されたベルトで構成さ
れている。
【0015】本発明の装置は、好ましくは、コーティン
グ室の外部に配置されて、遮へい手段から堆積物を除去
するための清浄化手段を備えている。したがって、使用
中は、遮へい手段上に形成される散在堆積物は、遮へい
手段を清浄な状態でコーティング室に戻すことができる
清浄化手段によって遮へい手段から除くことができる。
【0016】最も好ましくは、清浄化手段は、冷却室
と、遮へい手段に冷却室を通過させる案内手段を備えて
いる。コーティング室内の温度は例えば約600℃であ
る。遮へい手段を急速に冷却することによって、与えら
れる熱衝撃は付着したコーティング物質を遮へい手段か
ら除去するのに充分であり、その結果遮へい手段は有効
に清浄になる。この方法は、遮へい手段がケーブルの形
態の場合、特に有利な清浄化方法である。冷却室は、水
ジャケットを備えていてもよくまたは遮へい手段が通過
する水の容器の形態でもよい。
【0017】清浄化の別の方法としては、遮へい手段
を、この手段から堆積物を除くためコーティング室の外
部に配列されたブラシもしくはスクレーパのような清浄
化器具と接触させる方法がある。
【0018】遮へい手段としてケーブルまたはベルトな
どの可撓性要素を使用すると、遮へい手段は、好ましく
は基板の表面とコーティング室の屋根の両方に平行であ
るまっすぐな予め決められた面内に確実に位置するよう
に引張られる。したがって、本発明の好ましい実施態様
では、遮へい手段は、可撓性要素と、これをコーティン
グ室内で引張る手段を備えている。
【0019】可撓性要素は、コーティング工程が続いて
いるとき常に駆動される連続ループの形態でもよい。
【0020】本発明の装置は、遮へい手段をコーティン
グ室に対して出し入れし、したがってコーティング室の
外部に配置された清浄化手段に対して出し入れする手段
を備えている。ケーブルの場合、電動機駆動プーリがこ
の目的のために設置される。ベルトの場合、電動機駆動
ローラが使用される。
【0021】別の実施態様では、遮へい手段はコーティ
ング室の屋根に隣接する不活性ガスの移動カーテンで構
成されている。特に、不活性ガスのカーテンは、コーテ
ィング室内の処理剤ガスの流れの方向と同じ方向に流れ
る。
【0022】不活性ガスのカーテンは一般に堆積物の生
成を抑制する。不活性ガスカーテンを使用することは、
移動可能な機械要素を設置する必要がないことが有利で
ある。コーティング室内にガスの流れを付け加えてもコ
ーティング工程の効率が低下しないということは全く予
想外のことである。
【0023】“不活性ガス”という用語は、本願で用い
る場合、基板の表面での処理剤ガスの反応に実施的に影
響を与えないガスを意味し、通常窒素、二酸化炭素、ア
ルゴンおよびその混合物から選択される。不活性ガスは
乾燥するのが好ましい。というのは、水蒸気が存在する
と、処理剤ガスの性質によっては処理剤ガスと反応する
からである。
【0024】コーティング室を通過する不活性ガスの流
れは、一般に不活性ガスが有効にカーテンを形成しかつ
処理剤ガスをコーティング室の屋根から遮へいするよう
に、処理剤ガスの流れに平行でなければならず、かつ処
理剤ガスと著しく混合することは回避しなければならな
い。しかしながら、不活性ガスと処理剤ガスのいくらか
の混合は相互の境界で起こることは避けられない。本発
明の発明者らは、不活性ガスが、0.4〜1.5Nm3
cmh 例えば約0.7m3/cm基板の幅1時間の流量で、コ
ーティング室内に入るときに、比較的低温のガスカーテ
ン、例えば約400℃より低い温度のガスカーテンが有
効であることを見出したのである。
【0025】不活性ガスは、コーティング室の屋根に設
けられた複数の入口通孔によってコーティング室内に噴
射され、排ガス出口を通じてコーティング室から排出さ
れる。このことは、本発明の装置が不活性ガス供給室を
備え、コーティング室の屋根に、不活性ガス供給室と接
続しかつコーティング室に開口している複数の不活性ガ
ス通孔を備えているという本発明の実施態様によって達
成される。入口通孔間の間隔は5〜70mmが適切である
ことが見出された。この間隔はできるだけ小さくするこ
とが好ましく例えば5mm〜20mmが好ましい。
【0026】上記の通孔の代わりに、コーティング室
は、不活性ガス供給室からコーティング室を分離する多
孔質の屋根部材を備えていてもよく、この構造は不活性
ガスの均一な注入を達成する特に簡単な方式を提供す
る。
【0027】コーティング室を通過する不活性ガスの流
量は変速ポンプを使用するかおよび/または不活性ガス
回路中に可変ガス絞り弁を設置することによって制御す
るのが好ましい。
【0028】本発明の発明者らは、遮へい手段の異なる
実施態様を組合せること、すなわち移動するケーブル
と、多孔質の屋根部材を通じてコーティング室に供給さ
れる不活性ガスのカーテンとの両方を使用すると特に有
利であることを見出したのである。
【0029】また本発明は、基板をコーティング室を通
じて運び;コーティング室に直接開口しかつ基板の通路
を横切って延びる溝穴の形態の少なくとも1個の処理剤
ガス入口によって処理剤ガスをコーティング室に供給し
て散布し;および排ガスをコーティング室から放出す
る;ことからなる、移動する熱ガラス基板の一表面をガ
ス状処理剤と接触させることにより熱分解によって前記
一表面に金属または金属化合物のコーティングを形成す
る方法であって;コーティング室の屋根に隣接した遮へ
い手段をコーティング室内で移動させてコーティング室
の屋根上に堆積物が生成するのを減少させることを特徴
とする方法を提供するものである。
【0030】処理剤ガスの単一もしくは複数の入口は、
好ましくは、コーティング室に直接開口する溝穴を有す
る噴射ノズルを備え、その溝穴は基板の通路を横切って
延び、前記溝穴の長さは基板のコーティング幅(すなわ
ちコートしたい基板の部分の幅)に少なくともほぼ等し
い。本発明の一実施態様において、その溝穴は立て形の
散布機で構成され、その縦方向の内壁は互いにほぼ平行
で、基板の移動面と20°〜40°の角度をなしてい
る。
【0031】ノズルの軸方向の面は、基板の移動面に対
して20°〜40°の角度をなして傾斜している。ノズ
ルの軸方向の面は好ましくは、混乱を避けるために基板
の移動面に対して実質的に直角である。
【0032】フロート法(float process )で製造さ
れる熱ガラスのリボン上に蒸気相の単一もしくは複数の
処理剤を熱分解することによってコーティングを連続的
に直列に生成させる(CVD)2種類の装置が開発され
ている。コーティングを堆積させるこの2種類の装置
は、非対称の装置および対称の装置として報告されてい
る。
【0033】非対称形装置は、英国特許第152432
6号と同第2033374号(BFGGlassgroup )の明細
書にすでに記載されており、一方、対称形装置は英国特
許第2234264号と同第2247691号(Glaver
bel )の明細書に記載されている。
【0034】両方の種類の装置は、ガラスリボンがフロ
ートタンクから出た後のガラスリボン上にまたはガラス
リボンがフロートタンク内にある間にガラス上に配置す
ることができる。
【0035】これらの装置は、ガラスリボンの全幅例え
ば約3.20mを実質的にカバーすることができる。こ
れらの装置は取外し可能である。したがってこれらの装
置は、所定の位置に配置されてコートされたガラスを製
造し、かつ必要なときはいつでも取外すことができる。
【0036】フロートタンク内で層を堆積させる装置
は、フロートタンク内で一般的な高温下でさえも正確な
形態と機能を保証する手段を備えている。コーティング
堆積装置は、固定案内ビームに係合するよう構成された
複数のローラを保持するボギーに連結されている。この
装置は、さらに、ガラス基板の上方のコーティング室の
高さを調節する手段を備えていることが好ましい。した
がって、ガラスとCVDコーティング室の間の距離を、
一般に50mm未満の(好ましくは3〜30mmの)距離に
調節することができるラムを設けてもよい。
【0037】フロートタンクは、装置がベロー装置によ
って通過する場所でシールすることができる。
【0038】
【実施例】本発明を添付図面を参照して説明する。図1
と図2は、下記の3主要部品を備えた非対称装置の全体
を示す。 (i)気化処理剤またはガス状処理剤の二つの噴射ノズ
ル10:各々高さが85cmで、溝穴12a,12bを備
え各溝穴は15cmのガス流路を備え、開口の寸法が8cm
で溝穴壁の間隔は4mmである; (ii)コーティング室14:底部に向かってガラス16
上に開口するチャネルを形成する平坦なボールト(vaul
t )で構成されている;および (iii) 使用された蒸気を抜出す溝穴18;である。
【0039】ガラスリボン16はローラ20に支持され
矢印Aの方向に駆動される。コーティング室14内のガ
ラス16にそった蒸気の流れは主として吸引によって制
御される。
【0040】熱処理剤がフロートタンクの外側の場所で
ガラス16と接触させなければならない場合、全設備は
絶縁されていることが好ましい。連続している処理剤供
給溝穴12a,12bの数は形成されるコーティングの
種類によってきまる。これらの溝穴12a,12bはコ
ーティング室14に対して傾斜している。
【0041】この装置は、処理剤がリボンの移動方向A
またはその逆方向に流れるようにガラス16の上方に配
置される。ガス状処理剤の供給手段はノズル10に至る
アダプタ26に接続された吐出パイプ22で構成されて
いる。
【0042】コーティング室14のボールトすなわち屋
根38はガラス16から20mmの距離(Δ)にある。溝
穴12aと12bは各々幅が4mmである。コーティング
室14の長さは、処理剤がガラス16と6〜10秒間接
触したままでいるように選択される。実際には、コーテ
ィング室14の長さは、最終的に、ガラス16の最も普
通の走行速度すなわち4mmのガラスについて約14m/
分に従って選択され、処理剤の濃度は、得られるコーテ
ィングの種類と厚さに従って必要なときはいつでも調節
される。
【0043】設備は炭素繊維製の継手によってシールさ
れる(特に設備がフロートタンク内に配置されている場
合)かまたはレフラシル(Refrasil、登録商標)または
セラフェルト(登録商標)のスカートでシールされる。
【0044】ガラス16の上に落下してガラス上に形成
されたコーティングに欠陥を作ることがある散在堆積物
によるコーティング室14のファウリングを防止するた
め、全装置には、散在堆積物をトラップする装置が設け
られている。多数のステンレス鋼製金属ケーブル40が
コーティング室14のボールト38の下に設置されてい
る。これらのケーブルは、ガラス16の上方で生成する
固体物質を優先的に収集し、かつガス流をボールトから
離れさせて、ボールトは清浄に保たれる。このケーブル
はガラス16が走行するにつれて横方向に移動するの
で、堆積物が付着した部分を漸次引出して清浄な部分と
取換えることができる。
【0045】全設備は、熱によるひずみを避けるため、
溶接ではなくてボルトによって互いに固定された焼きな
まし金属ピースで形成されている。
【0046】図2によって、各金属ケーブル40がコー
ティング室14の外側に配置された冷却室42を通過す
ることが分かる。この冷却室42は上部と下部の冷却コ
イル44,46を備え、これらのコイルを通じて常温の
水のような冷却液が流れている。冷却室42を出て、各
ケーブルは電動機駆動のプーリ48の上を通過する。番
号50で示す引張り装置は、ケーブル40に張力をかけ
て、ケーブル40が、ガラス基板16のコーティング面
とコーティング室の屋根38の両方に平行にコーティン
グ室14を通るまっすぐな経路を通過することを保証す
る。引張り装置50はガラスリボンの両側部に設けた釣
合いおもりの形態でもよい。
【0047】図2には示していないが、類似の冷却室と
引張り装置をコーティング室14の他方の側にも設け
て、ケーブルをまずコーティング室を通って一方向に移
動させ次に逆の方向に移動させることができ、各方向へ
の移動の程度は、コーティング室を通過する全ケーブル
が続いて一つの冷却室もしくは両方の冷却室を通過する
のを保証するのに充分な移動の程度である。しかし、閉
ループのケーブルを使用することが好ましい。その結果
ケーブルは一方向にのみ移動することができ、各ケーブ
ルについて一台の電動機駆動プーリと引張り装置しか必
要でない。
【0048】冷却室42の代わりに、ケーブル40は水
浴を通過してもよい。水浴中で水と直接接触することに
よって、堆積した物質を除去するのに必要な熱衝撃が発
生する。
【0049】図1と図2に示す構造の代わりに、ケーブ
ル40は、エンドレスの鋼鉄製のメッシュもしくは鋼鉄
製バンドベルトまたは平滑な鋼鉄製バーと取替えてもよ
い。
【0050】図3に示す実施態様では、ガラスリボン2
16はローラ220に支持され、その装置は、コーティ
ング室の屋根に隣接する窒素の移動カーテンで構成され
た遮へい手段を備えている。コーティング室214の屋
根238には、窒素供給室241から通じる複数の窒素
入口通孔243が形成されている。これら通孔243は
各々開孔寸法が2mmであり、互いの間隔は2cmである。
この通孔は、処理剤がス入口ノズル212からコーティ
ング室214を通る処理剤ガスの流れの方向に傾斜して
いる。したがって通孔243を通過する窒素は処理剤ガ
スと同じ方向にコーティング室214を流れるようにな
る。窒素は、室温にて約0.7Nm3 /cm基板の幅/時間
の流量で供給室241へ供給される。装置は高温下にあ
るので、窒素の温度は、コーティング室214に入る時
は約300℃まで上昇している。とはいっても、窒素は
コーティング室214内では処理剤ガスの温度より低い
温度である。この窒素は、処理剤ガスをコーティング室
214の屋根238から分離するカーテン240を形成
する。処理剤ガスと窒素はともに、排ガス出口218を
通ってコーティング室から出る。
【0051】別の実施態様として、通孔243はコーテ
ィング室の多孔質金属屋根部材で代替してもよい。本発
明の発明者らは、図1と図2の特徴を組合わせること、
すなわち移動式ケーブルと、コーティング室に多孔質屋
根部材を通じて供給される窒素のカーテンとの両方を使
用することが特に有利であることを見出したのである。
【0052】下記の実施例では、図1と図2について述
べたような非対称形装置の使用について説明する。この
装置は、例えば酸化スズ SnO2 、フッ素でドープされた
酸化スズ SnO2 、二酸化チタンTiO2、窒化チタンTiN 、
窒化ケイ素Si3N4 および一般名称でいえば酸化物、硫化
物、窒化物または炭化物のコーティングを堆積させるこ
とができる。
【0053】酸化スズ SnO2 または二酸化チタンTiO2
コーティングを形成するには、二つの連続溝穴12a,
12bが使用される。金属(SnまたはTi)を保持する処
理剤(第一溝穴12aで送込まれる)は、常温下では液
体の四塩化物であり、約600℃のキャリヤの無水窒素
ガスの流れで気化される。気化はこれらの処理剤をキャ
リヤガス中に噴霧することによって容易に行うことがで
きる。
【0054】酸化物を生成するために、四塩化物の分子
は第二溝穴12bに導入された水蒸気の存在下に置かれ
る。この水蒸気は約600℃に過熱され、約600℃に
加熱された空気であるキャリヤガス中に噴射される。Sn
O2は、例えば英国特許第2026454号( Glaverbe
l)明細書に記載されているSnCl4 とH2O の比率を用い
て形成することができる。
【0055】導電性酸化スズ SnO2 を形成する場合、ド
ーパントはフッ素である。すなわちHFが水蒸気に添加さ
れる。HFの分圧はpHF =0.2pSnCl4である。他のドー
パントも導入することができる。すなわち液体の塩化ア
ンチモンSbCl5 は塩化スズSnCl4 と直接混合され、塩化
スズといずれの比率でも混和可能である。塩化アンチモ
ンSbCl5 が存在すると、酸化スズSnO2のコーティングを
着色することができる。すなわちいくらかの太陽近赤外
線を吸収(および反射)することができる。
【0056】各溝穴12のガス(キャリヤガス+処理
剤)の流量は操作温度下で1m3 /cm溝穴/時間であ
る。酸化スズSnO2または二酸化チタンTiO2のコーティン
グを堆積させるために、Inconel 600または任意に一
層耐火性の合金(Hastalloy )が塩化スズSnCl4 または
塩化チタンTiCl4 と接触する装置の部品用に選択され、
またMonel 220が水蒸気とHFの溝穴用に選択される。
【0057】ケーブル40は直径が8mmで、互いに平行
に500mmの間隔で設置されている。これらのケーブル
はコーティング室14の屋根38の近くに配置され、ま
っすぐで平行な配置を保証するため、両側に一つずつの
15Kg重量の二つの釣合いおもりの張力を受けている。
ケーブルの表面に堆積した物質が外れるとガラス上に形
成されたコーティングに欠陥を生じることになるのでこ
れを回避するため、ケーブルが移動中はケーブルに対す
る衝撃を避ける予防策を取ることが推奨される。ケーブ
ルは1m/秒の速度でコーティング室を通じて駆動さ
れ、一方基板は10m/分の速度で移動する。
【0058】この装置は操作中コーティング室の屋根の
ファウリングが少ないので、清浄にするために装置を停
止する必要性が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非対称装置の縦断面図である。
【図2】図1の直線I−Iに沿った断面線図である。
【図3】本発明の別の非対称装置の部分縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 噴射ノズル 12a,12b,212 処理剤供給溝穴 14,214 コーティング室 16,216 ガラス基板 18,218 排ガス出口 20,220 ローラ 38,238 コーティング室の屋根 40 金属ケーブル 42 冷却室 48 プーリ 50 引張り装置 240 不活性ガスカーテン 241 不活性ガス供給室 243 不活性ガス入口通孔

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティング室(14,214)を通っ
    て基板(16,216)を運ぶ支持手段(20,22
    0)、コーティング室に処理剤ガスを供給し散布するた
    めのコーティング室に直接開口し基板の経路を横切って
    延びる溝穴(12,212)の形態の少なくとも1個の
    処理剤ガスの入口、およびコーティング室から排ガスを
    排出するための少なくとも1個の排ガス出口(18,2
    18)からなる、移動する熱ガラス基板の一表面をガス
    状処理剤に接触させることにより熱分解によって前記一
    表面上に金属または金属化合物のコーティングを形成す
    る装置であって;コーティング室の屋根(38,23
    8)に隣接してコーティング室内に配置されてコーティ
    ング室の屋根上に堆積が生成するのを減少させる移動式
    遮へい手段(40,240)を備えていることを特徴と
    する装置。
  2. 【請求項2】 さらに、遮へい手段を、コーティング室
    内に移動させおよびコーティング室から外部に移動させ
    る手段(48)を備えている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 遮へい手段が、可撓性要素(40)と、
    これをコーティング室内で引張る手段(50)を備えて
    いる請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 遮へい手段が、熱ガラス基板の移動方向
    を横切りコーティング室を横断して延びる少なくとも一
    つのケーブル(40)で構成されている請求項3記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 遮へい手段が、熱ガラス基板の移動方向
    を横切りコーティング室を横断して延びるベルトで構成
    されている請求項1〜4のいずれか一つに記載の装置。
  6. 【請求項6】 さらに、遮へい手段から堆積物を除くた
    めにコーティング室の外側に配置された清浄化手段(4
    2)を備えている請求項1〜5のいずれか一つに記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 清浄化手段が、遮へい手段を通過させる
    冷却室(42)と案内手段(48)を備えている請求項
    6記載の装置。
  8. 【請求項8】 清浄化手段が、遮へい手段と接触する清
    浄化器具を備えている請求項6または7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 清浄化器具がブラシまたはスクレーパか
    らなる請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 遮へい手段が、コーティング室の屋根
    に隣接する不活性ガスの移動カーテン(240)によっ
    て構成されている請求項1〜9のいずれか一つに記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 不活性ガスのカーテン(240)がコ
    ーティング室内の処理剤ガスの流れと同じ方向に流れる
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 不活性ガス供給室(241)を備え、
    コーティング室の屋根に、不活性ガス供給室に接続しか
    つコーティング室に開口している複数の不活性ガス通孔
    (243)が設けられている請求項10または11に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 不活性ガス供給室を備え、コーティン
    グ室に、コーティング室を不活性ガス供給室から分離す
    る多孔質屋根部材を備えている請求項10または11に
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 コーティング室の屋根(38,23
    8)が、被覆される熱ガラス基板(16,216)の面
    から50mm未満の距離で配置されている請求項1〜13
    のいずれか一つに記載の装置。
  15. 【請求項15】 コーティング室の屋根(38,23
    8)が、被覆される熱ガラス基板(16,216)の面
    から3〜30mmの距離で配置されている請求項14記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 基板をコーティング室を通じて運び;
    コーティング室に直接開口しかつ基板の通路を横切って
    延びる溝穴の形態の少なくとも1個の処理剤ガス入口に
    よって処理剤ガスをコーティング室に供給して散布し;
    および排ガスをコーティング室から放出する;ことから
    なる、移動する熱ガラス基板の一表面をガス状処理剤と
    接触させることにより熱分解によって前記一表面に金属
    または金属化合物のコーティングを形成する方法であっ
    て;コーティング室の屋根に隣接した遮へい手段をコー
    ティング室内で移動させてコーティング室の屋根上に堆
    積物が生成するのを減少させることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】さらに、遮へい手段を、コーティング室
    内に移動させおよびコーティング室から外部に移動させ
    ることからなる請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 さらに、コーティング室の外部に配置
    された清浄化手段を使用することからなる請求項16ま
    たは17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 遮へい手段を、冷却手段からなる清浄
    化手段を通過させる請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 遮へい手段を、清浄化手段に接触させ
    て遮へい手段から堆積物を除く請求項18または19に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 コーティング室の屋根に隣接する不活
    性ガスのカーテンを移動させてコーティング室の屋根上
    に堆積物が生成するのを減少させる請求項16〜20の
    いずれか一つに記載の方法。
  22. 【請求項22】 不活性ガスのカーテンを、コーティン
    グ室内の処理剤ガスの流れと同じ方向に流動させる請求
    項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 コーティング室の屋根が、被覆される
    熱ガラス基板の面から50mm未満の距離で配置されてい
    る請求項16〜22のいずれか一つに記載の方法。
  24. 【請求項24】 コーティング室の屋根が、被覆される
    熱ガラス基板の面から3〜30mmの距離で配置されてい
    る請求項23記載の方法。
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