JPH07253811A - サンプリング制御回路 - Google Patents
サンプリング制御回路Info
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- JPH07253811A JPH07253811A JP4453894A JP4453894A JPH07253811A JP H07253811 A JPH07253811 A JP H07253811A JP 4453894 A JP4453894 A JP 4453894A JP 4453894 A JP4453894 A JP 4453894A JP H07253811 A JPH07253811 A JP H07253811A
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- control signal
- sampling timing
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】サンプリング制御回路において、外部からの制
御信号に対してサンプリングタイミングを同期化させ
て、前記制御信号のサンプリング制御の無駄時間を一定
値にする。 【構成】サンプリング制御回路２ａに、外部からの制御
信号を入力する制御信号入力手段２１と、前記制御信号
が制御信号入力手段２１を介して入力される毎にタイマ
２５のカウンタ回路のカウント値をリセットするパルス
を発生させるサンプリングタイミング同期化手段２２と
を備え、サンプリングタイミング発生手段２５が発生す
る次のサンプリングタイミングで、前記制御信号に基づ
く演算処理をマイクロコンピュータ２３に行わせること
で前記制御信号の制御の無駄時間を一定値にする。
御信号に対してサンプリングタイミングを同期化させ
て、前記制御信号のサンプリング制御の無駄時間を一定
値にする。 【構成】サンプリング制御回路２ａに、外部からの制御
信号を入力する制御信号入力手段２１と、前記制御信号
が制御信号入力手段２１を介して入力される毎にタイマ
２５のカウンタ回路のカウント値をリセットするパルス
を発生させるサンプリングタイミング同期化手段２２と
を備え、サンプリングタイミング発生手段２５が発生す
る次のサンプリングタイミングで、前記制御信号に基づ
く演算処理をマイクロコンピュータ２３に行わせること
で前記制御信号の制御の無駄時間を一定値にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種産業機械，産業
プラントなどを駆動する電動機制御装置としてのサンプ
リング制御回路に関する。
プラントなどを駆動する電動機制御装置としてのサンプ
リング制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のサンプリング制御回路において
は、制御対象の時定数に応じたサンプリング周期を決定
し、該サンプリング周期でサンプリング制御を行ってい
る。各種産業機械，産業プラントを制御する上位の制御
装置、例えばプログラマブルコントローラ（以下、シー
ケンサと称する）から前記サンプリング制御回路へ運
転，停止などの制御信号が入力されると、該制御信号に
対する前記サンプリング制御回路での演算処理は前記制
御信号が入力される毎に実行していた。
は、制御対象の時定数に応じたサンプリング周期を決定
し、該サンプリング周期でサンプリング制御を行ってい
る。各種産業機械，産業プラントを制御する上位の制御
装置、例えばプログラマブルコントローラ（以下、シー
ケンサと称する）から前記サンプリング制御回路へ運
転，停止などの制御信号が入力されると、該制御信号に
対する前記サンプリング制御回路での演算処理は前記制
御信号が入力される毎に実行していた。
【０００３】図５は、上記産業機械の一例である、棒鋼
材の切断装置のブロック構成図である。電動機制御装置
１は、サンプリング制御回路２と、商用電源４を電源と
し電動機５を駆動する電力を供給する電力変換器３とか
ら構成され、サンプリング制御回路２には、電動機５の
回転軸に直結され電動機５の回転速度を検出するパルス
ジェネレータ（以下においてはＰＧと略記する）６の出
力と、切断装置を制御するシーケンサ８からの制御信号
とが入力されている。電動機５の回転軸にはＰＧ６の他
に棒鋼材１２を切断するシャー刃７が機械的に結合され
ており、電動機５は電動機制御装置１によって、棒鋼材
１２の切断時にシャー刃７の周速が棒鋼材１２の送り速
度と一致するように制御されている。１１は材料検出器
であって、棒鋼材１２が無くなったことを検出するとシ
ーケンサ８が切断装置全体を停止させる。
材の切断装置のブロック構成図である。電動機制御装置
１は、サンプリング制御回路２と、商用電源４を電源と
し電動機５を駆動する電力を供給する電力変換器３とか
ら構成され、サンプリング制御回路２には、電動機５の
回転軸に直結され電動機５の回転速度を検出するパルス
ジェネレータ（以下においてはＰＧと略記する）６の出
力と、切断装置を制御するシーケンサ８からの制御信号
とが入力されている。電動機５の回転軸にはＰＧ６の他
に棒鋼材１２を切断するシャー刃７が機械的に結合され
ており、電動機５は電動機制御装置１によって、棒鋼材
１２の切断時にシャー刃７の周速が棒鋼材１２の送り速
度と一致するように制御されている。１１は材料検出器
であって、棒鋼材１２が無くなったことを検出するとシ
ーケンサ８が切断装置全体を停止させる。
【０００４】シーケンサ８には棒鋼材１２の切断長を計
測するための計測ロール９に直結され、計測値を検出す
るＰＧ１０の出力と材料検出器１１の出力が入力され、
シーケンサ８で演算して所定の切断長に達すると、電動
機制御装置１内のサンプリング制御回路２に制御信号と
して運転指令を与えて電動機５を回転させ、シャー刃７
で棒鋼材１２を切断し、シャー刃７の刃の位置が所定の
位置（上死点）で電動機５が停止するようにシーケンサ
８より停止指令が与えられ、電動機５が停止して次の運
転指令を待つように制御している。即ち、電動機５は断
続運転を行っている。
測するための計測ロール９に直結され、計測値を検出す
るＰＧ１０の出力と材料検出器１１の出力が入力され、
シーケンサ８で演算して所定の切断長に達すると、電動
機制御装置１内のサンプリング制御回路２に制御信号と
して運転指令を与えて電動機５を回転させ、シャー刃７
で棒鋼材１２を切断し、シャー刃７の刃の位置が所定の
位置（上死点）で電動機５が停止するようにシーケンサ
８より停止指令が与えられ、電動機５が停止して次の運
転指令を待つように制御している。即ち、電動機５は断
続運転を行っている。
【０００５】図６は従来のサンプリング制御回路２を説
明するためのタイムチャートであり、この図を用いて従
来の技術を説明する。即ち、図６（ロ），（ニ）の如
く、サンプリング制御回路２のサンプリング周期がＴで
あるとすると、時刻Ｔ1 （図６（イ））に制御信号が入
力された場合にはサンプリング制御回路２での演算処理
は時刻ｔ1 （図６（ロ））から開始され、時刻Ｔ2 （図
６（ハ））に制御信号が入力された場合にはサンプリン
グ制御回路２での演算処理は時刻ｔ2 から開始される。
明するためのタイムチャートであり、この図を用いて従
来の技術を説明する。即ち、図６（ロ），（ニ）の如
く、サンプリング制御回路２のサンプリング周期がＴで
あるとすると、時刻Ｔ1 （図６（イ））に制御信号が入
力された場合にはサンプリング制御回路２での演算処理
は時刻ｔ1 （図６（ロ））から開始され、時刻Ｔ2 （図
６（ハ））に制御信号が入力された場合にはサンプリン
グ制御回路２での演算処理は時刻ｔ2 から開始される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のサ
ンプリング制御回路では、上位の制御装置としてのシー
ケンサから電動機制御装置へ運転，停止などの制御信号
が入力される毎に演算処理をしていた。一般に運転，停
止などの制御信号は電動機制御装置のサンプリング周期
に比べて長い周期で入力され、また、前記サンプリング
周期とは非同期のタイミングで入力される。
ンプリング制御回路では、上位の制御装置としてのシー
ケンサから電動機制御装置へ運転，停止などの制御信号
が入力される毎に演算処理をしていた。一般に運転，停
止などの制御信号は電動機制御装置のサンプリング周期
に比べて長い周期で入力され、また、前記サンプリング
周期とは非同期のタイミングで入力される。
【０００７】つまり、図６（イ）の如く、前記制御信号
が時刻Ｔ1 で入力された場合の、サンプリング制御の無
駄時間ＴA （図６（ロ））と、図６（ハ）の如く、前記
制御信号が時刻Ｔ2 で入力された場合の、サンプリング
制御の無駄時間ＴB （図６（ニ）とは図６のように異な
り、前記無駄時間は制御信号が入力されるタイミングに
より零からサンプリング周期までの間で変動する。
が時刻Ｔ1 で入力された場合の、サンプリング制御の無
駄時間ＴA （図６（ロ））と、図６（ハ）の如く、前記
制御信号が時刻Ｔ2 で入力された場合の、サンプリング
制御の無駄時間ＴB （図６（ニ）とは図６のように異な
り、前記無駄時間は制御信号が入力されるタイミングに
より零からサンプリング周期までの間で変動する。
【０００８】上記無駄時間の変動は、電動機制御装置の
運転，停止などのタイミングが変動を招き、例えば産業
機械を駆動する電動機制御装置の場合には、産業機械で
加工される材料の仕上がり寸法などにばらつきを生ずる
原因となっていた。この発明の課題は、上記問題点を解
決する電動機制御装置のサンプリング制御方法を提供す
ることにある。
運転，停止などのタイミングが変動を招き、例えば産業
機械を駆動する電動機制御装置の場合には、産業機械で
加工される材料の仕上がり寸法などにばらつきを生ずる
原因となっていた。この発明の課題は、上記問題点を解
決する電動機制御装置のサンプリング制御方法を提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】定周期サンプリングタイ
ミング発生手段の出力によりサンプリング制御するサン
プリング制御回路において、この第１の発明では、外部
からの制御信号を入力する制御信号入力手段と、前記制
御信号が制御信号入力手段を介して入力される毎に、前
記定周期サンプリングタイミング発生手段のサンプリン
グタイミングを前記制御信号の発生時点に同期させるサ
ンプルタイミング同期化手段と、該サンプリルタイミン
グ同期化手段で同期させられた定周期サンプリングタイ
ミング発生手段が発生する次のサンプリングタイミング
に同期して、前記制御信号が入力されたことに基づく演
算処理を行う演算手段とを備える。
ミング発生手段の出力によりサンプリング制御するサン
プリング制御回路において、この第１の発明では、外部
からの制御信号を入力する制御信号入力手段と、前記制
御信号が制御信号入力手段を介して入力される毎に、前
記定周期サンプリングタイミング発生手段のサンプリン
グタイミングを前記制御信号の発生時点に同期させるサ
ンプルタイミング同期化手段と、該サンプリルタイミン
グ同期化手段で同期させられた定周期サンプリングタイ
ミング発生手段が発生する次のサンプリングタイミング
に同期して、前記制御信号が入力されたことに基づく演
算処理を行う演算手段とを備える。
【００１０】また第２の発明では、外部からの制御信号
を入力する制御信号入力手段と、前記制御信号のサンプ
リングを司る第１サンプリングタイミングを決定する第
１サンプルタイミング発生手段と、前記制御信号以外の
信号のサンプリングを司る第２サンプリングタイミング
を決定する第２サンプリングタイミング発生手段と、前
記制御信号が制御信号入力手段を介して入力されたこと
を第１サンプルタイミングで確認し、前記第２サンプリ
ングタイミング発生手段の第２サンプリングタイミング
を前記制御信号の入力を確認した第１サンプルタイミン
グに同期させるサンプルタイミング同期化手段と、該サ
ンプリングタイミング同期化手段で同期させられた第２
サンプリングタイミング発生手段が発生する次のサンプ
リングタイミングに同期して、前記制御信号が入力され
たことに基づく演算処理を行う演算手段とを備える。
を入力する制御信号入力手段と、前記制御信号のサンプ
リングを司る第１サンプリングタイミングを決定する第
１サンプルタイミング発生手段と、前記制御信号以外の
信号のサンプリングを司る第２サンプリングタイミング
を決定する第２サンプリングタイミング発生手段と、前
記制御信号が制御信号入力手段を介して入力されたこと
を第１サンプルタイミングで確認し、前記第２サンプリ
ングタイミング発生手段の第２サンプリングタイミング
を前記制御信号の入力を確認した第１サンプルタイミン
グに同期させるサンプルタイミング同期化手段と、該サ
ンプリングタイミング同期化手段で同期させられた第２
サンプリングタイミング発生手段が発生する次のサンプ
リングタイミングに同期して、前記制御信号が入力され
たことに基づく演算処理を行う演算手段とを備える。
【００１１】さらに第３の発明では、前記第２の発明の
サンプリング制御回路において、第１サンプリングタイ
ミングの周期は第２サンプリングタンミングの周期より
短いことを特徴とする。
サンプリング制御回路において、第１サンプリングタイ
ミングの周期は第２サンプリングタンミングの周期より
短いことを特徴とする。
【００１２】
【作用】この発明によれば、上述の如く、制御信号が入
力された次のサンプリングタイミングを制御信号に同期
させて演算処理を行うことにより、制御信号が入力され
た時点からこの制御信号に基づく演算処理のサンプリン
グ制御の無駄時間は一定となる。
力された次のサンプリングタイミングを制御信号に同期
させて演算処理を行うことにより、制御信号が入力され
た時点からこの制御信号に基づく演算処理のサンプリン
グ制御の無駄時間は一定となる。
【００１３】即ち、第１の発明によれば、図３のタイミ
ングチャートで示すように、制御信号が時刻Ｔ1 （図３
（イ））で入力された場合の、サンプリング制御の無駄
時間ＴA （図３（ロ）参照）と、図４（ハ）の如く、制
御信号が時刻Ｔ2 で入力された場合の、サンプリング制
御の無駄時間ＴB （図３（ニ）参照）と、サンプリング
タイミングＴとは等しくなる。
ングチャートで示すように、制御信号が時刻Ｔ1 （図３
（イ））で入力された場合の、サンプリング制御の無駄
時間ＴA （図３（ロ）参照）と、図４（ハ）の如く、制
御信号が時刻Ｔ2 で入力された場合の、サンプリング制
御の無駄時間ＴB （図３（ニ）参照）と、サンプリング
タイミングＴとは等しくなる。
【００１４】また、第２の発明によれば、図４のタイミ
ングチャートで示すように、制御信号が時刻Ｔ1 （図４
（イ））で入力されると、第１サンプリングタイミング
（図４（ホ））の時刻において第２サンプリングタイ
ミング（図４（ロ））が制御信号に同期化され、サンプ
リング制御の無駄時間ＴA （図４（ロ）参照）はＴ＋ｔ
A となり、同様に、制御信号が時刻Ｔ2 （図４（ハ））
で入力されると、第１サンプリングタイミング（図４
（ホ））の時刻において第２サンプリングタイミング
（図４（ニ））が制御信号に同期化され、サンプリング
制御の無駄時間Ｔ B （図４（ニ）参照）はＴ＋ｔB とな
り、前記ｔA ，ｔB は、第３の発明の如く、第１サンプ
リングタイミングの周期は第２サンプリングタンミング
の周期より短くすることでｔA ，ｔB ≪Ｔとなりサンプ
リング制御の無駄時間のばらつきを十分に小さくでき
る。
ングチャートで示すように、制御信号が時刻Ｔ1 （図４
（イ））で入力されると、第１サンプリングタイミング
（図４（ホ））の時刻において第２サンプリングタイ
ミング（図４（ロ））が制御信号に同期化され、サンプ
リング制御の無駄時間ＴA （図４（ロ）参照）はＴ＋ｔ
A となり、同様に、制御信号が時刻Ｔ2 （図４（ハ））
で入力されると、第１サンプリングタイミング（図４
（ホ））の時刻において第２サンプリングタイミング
（図４（ニ））が制御信号に同期化され、サンプリング
制御の無駄時間Ｔ B （図４（ニ）参照）はＴ＋ｔB とな
り、前記ｔA ，ｔB は、第３の発明の如く、第１サンプ
リングタイミングの周期は第２サンプリングタンミング
の周期より短くすることでｔA ，ｔB ≪Ｔとなりサンプ
リング制御の無駄時間のばらつきを十分に小さくでき
る。
【００１５】
【実施例】以下において、図面を用いてこの発明の実施
例を説明する。図１は、第１の発明によるサンプリング
制御回路２ａのブロック構成の実施例を示す図であり、
２１は制御信号入力手段、２２はサンプリングタイミン
グ同期化手段、２３はマイクロコンピュータ、２４はク
ロック、２５はタイマであって、クロック２４とタイマ
２５によって定周期サンプリングタイミング発生手段が
構成される。また、シーケンサ８の出力は制御信号入力
手段２１を介してサンプリングタイミング同期化手段２
２とマイクロコンピュータ２３とに導かれ、ＰＧ６の出
力はマイクロコンピュータ２３とに導かれている。
例を説明する。図１は、第１の発明によるサンプリング
制御回路２ａのブロック構成の実施例を示す図であり、
２１は制御信号入力手段、２２はサンプリングタイミン
グ同期化手段、２３はマイクロコンピュータ、２４はク
ロック、２５はタイマであって、クロック２４とタイマ
２５によって定周期サンプリングタイミング発生手段が
構成される。また、シーケンサ８の出力は制御信号入力
手段２１を介してサンプリングタイミング同期化手段２
２とマイクロコンピュータ２３とに導かれ、ＰＧ６の出
力はマイクロコンピュータ２３とに導かれている。
【００１６】タイマ２５はクロック２４の出力するクロ
ックパルスを計測するカウンタ回路（図示せず）で構成
されていて、カウンタ回路のカウントアップ値を定周期
のサンプリングタイミングパルス（周期Ｔ）としてマイ
クロコンピュータ２３に与えていて、ＰＧ６の出力に対
する制御はタイマ２５から出力されるサンプリングタイ
ミングパルスに基づいて行われている。
ックパルスを計測するカウンタ回路（図示せず）で構成
されていて、カウンタ回路のカウントアップ値を定周期
のサンプリングタイミングパルス（周期Ｔ）としてマイ
クロコンピュータ２３に与えていて、ＰＧ６の出力に対
する制御はタイマ２５から出力されるサンプリングタイ
ミングパルスに基づいて行われている。
【００１７】ここでシーケンサ８から制御信号が制御信
号入力手段２１を介してサンプリングタイミング同期化
手段２２に入力されると、タイマ２５のカウンタ回路は
カウント中のカウント値を一旦リセットし、再び零から
カウントすることにより、タイマ２５からは、制御信号
が入力されてから時間Ｔ後にサンプリングタイミングパ
ルスが出力される。
号入力手段２１を介してサンプリングタイミング同期化
手段２２に入力されると、タイマ２５のカウンタ回路は
カウント中のカウント値を一旦リセットし、再び零から
カウントすることにより、タイマ２５からは、制御信号
が入力されてから時間Ｔ後にサンプリングタイミングパ
ルスが出力される。
【００１８】制御信号が入力される毎にカウント値をリ
セットするため、制御信号の入力されるタイミングに係
わらず、必ず時間Ｔ後にサンプリングタイミングパルス
が出力される。図２は、第２の発明によるサンプリング
制御回路２ｂのブロック構成の実施例を示す図であり、
サンプリング制御回路２ｂが、制御信号入力手段２１、
サンプリングタイミング同期化手段２２、マイクロコン
ピュータ２３、クロック２４、タイマ２５から構成され
るのは図１と同様であるが、シーケンサ８の出力は制御
信号入力手段２１を介してマイクロコンピュータ２３に
のみ導かれており、サンプリングタイミング同期化手段
２２へはマイクロコンピュータ２３から指令が与えられ
るように構成している。
セットするため、制御信号の入力されるタイミングに係
わらず、必ず時間Ｔ後にサンプリングタイミングパルス
が出力される。図２は、第２の発明によるサンプリング
制御回路２ｂのブロック構成の実施例を示す図であり、
サンプリング制御回路２ｂが、制御信号入力手段２１、
サンプリングタイミング同期化手段２２、マイクロコン
ピュータ２３、クロック２４、タイマ２５から構成され
るのは図１と同様であるが、シーケンサ８の出力は制御
信号入力手段２１を介してマイクロコンピュータ２３に
のみ導かれており、サンプリングタイミング同期化手段
２２へはマイクロコンピュータ２３から指令が与えられ
るように構成している。
【００１９】ここでシーケンサ８から制御信号が制御信
号入力手段２１を介してマイクロコンピュータ２３に入
力されると、マイクロコンピュータ２３内の最初のサン
プリングタイミングで制御信号の入力を確認し、マイク
ロコンピュータ２３は制御信号が入力されたことを示す
信号をサンプリングタイミング同期化手段２２に出力す
る。サンプリングタイミング同期化手段２２はタイマ２
５のカウンタ回路のカウント中のカウント値を一旦リセ
ットさせ、再び零からカウントさせることにより、タイ
マ２５からは、制御信号が入力されてから時間Ｔ後にサ
ンプリングタイミングパルスが出力される。
号入力手段２１を介してマイクロコンピュータ２３に入
力されると、マイクロコンピュータ２３内の最初のサン
プリングタイミングで制御信号の入力を確認し、マイク
ロコンピュータ２３は制御信号が入力されたことを示す
信号をサンプリングタイミング同期化手段２２に出力す
る。サンプリングタイミング同期化手段２２はタイマ２
５のカウンタ回路のカウント中のカウント値を一旦リセ
ットさせ、再び零からカウントさせることにより、タイ
マ２５からは、制御信号が入力されてから時間Ｔ後にサ
ンプリングタイミングパルスが出力される。
【００２０】この実施例においても制御信号が入力され
る毎にカウント値をリセットするため、制御信号の入力
されるタイミングに係わらず、必ず時間Ｔ後にサンプリ
ングタイミングパルスが出力される。第１，第２の発明
によるサンプリング制御回路を図５の如き棒鋼材の切断
装置に適用可能であることは勿論である。また、制御対
象の時定数に応じてサンプリング制御回路のサンプリン
グ周期を変えることは、カウント回路のカウントアップ
値を変更すること，カウントアップ値の異なる複数のカ
ウンタを用意して制御対象に応じて選択使用すること等
によって達成される。
る毎にカウント値をリセットするため、制御信号の入力
されるタイミングに係わらず、必ず時間Ｔ後にサンプリ
ングタイミングパルスが出力される。第１，第２の発明
によるサンプリング制御回路を図５の如き棒鋼材の切断
装置に適用可能であることは勿論である。また、制御対
象の時定数に応じてサンプリング制御回路のサンプリン
グ周期を変えることは、カウント回路のカウントアップ
値を変更すること，カウントアップ値の異なる複数のカ
ウンタを用意して制御対象に応じて選択使用すること等
によって達成される。
【００２１】
【発明の効果】第１，第２の発明によれば、上述の如
く、制御信号を入力された次のサンプルタイミングを制
御信号に同期させて演算処理を行うことにより、制御信
号が入力された時点からこの制御信号に基づく演算処理
のサンプリング制御の無駄時間が一定となるため、予め
この一定値の無駄時間を見込んだ制御動作を行うことが
でき、産業機械で加工される材料，製品の仕上がり寸法
のばらつきを最小にすることができる。
く、制御信号を入力された次のサンプルタイミングを制
御信号に同期させて演算処理を行うことにより、制御信
号が入力された時点からこの制御信号に基づく演算処理
のサンプリング制御の無駄時間が一定となるため、予め
この一定値の無駄時間を見込んだ制御動作を行うことが
でき、産業機械で加工される材料，製品の仕上がり寸法
のばらつきを最小にすることができる。
【図１】第１の発明の実施例を示すサンプリング制御回
路のブロック構成図
路のブロック構成図
【図２】第２の発明の実施例を示すサンプリング制御回
路のブロック構成図
路のブロック構成図
【図３】第１の発明のサンプリング制御回路を説明する
タイムチャート
タイムチャート
【図４】第２の発明のサンプリング制御回路を説明する
タイムチャート
タイムチャート
【図５】棒鋼材の切断装置のブロック構成図
【図６】従来のサンプリング制御回路を説明するタイム
チャート
チャート
１…電動機制御装置、２，２ａ，２ｂ…サンプリング制
御回路、３…電力変換器、４…商用電源、５…電動機、
６，１０…パルスジェネレータ、７…シャー刃、８…シ
ーケンサ、９…計測ロール、１１…材料検出器、１２…
棒鋼材、２１…制御信号入力手段、２２…サンプリング
タイミング同期化手段、２３…マイクロコンピュータ、
２４…クロック、２５…タイマ。
御回路、３…電力変換器、４…商用電源、５…電動機、
６，１０…パルスジェネレータ、７…シャー刃、８…シ
ーケンサ、９…計測ロール、１１…材料検出器、１２…
棒鋼材、２１…制御信号入力手段、２２…サンプリング
タイミング同期化手段、２３…マイクロコンピュータ、
２４…クロック、２５…タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０５Ｄ 5/00 Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】定周期サンプリングタイミング発生手段の
出力によりサンプリング制御するサンプリング制御回路
において、 外部からの制御信号を入力する制御信号入力手段と、 前記制御信号が制御信号入力手段を介して入力される毎
に、前記定周期サンプリングタイミング発生手段のサン
プリングタイミングを前記制御信号の発生時点に同期さ
せるサンプルタイミング同期化手段と、 該サンプリルタイミング同期化手段で同期させられた定
周期サンプリングタイミング発生手段が発生する次のサ
ンプリングタイミングに同期して、前記制御信号が入力
されたことに基づく演算処理を行う演算手段とを、 備えたことを特徴とするサンプリング制御回路。 - 【請求項２】定周期サンプリングタイミング発生手段の
出力によりサンプリング制御するサンプリング制御回路
において、 外部からの制御信号を入力する制御信号入力手段と、 前記制御信号のサンプリングを司る第１サンプリングタ
イミングを決定する第１サンプルタイミング発生手段
と、 前記制御信号以外の信号のサンプリングを司る第２サン
プリングタイミングを決定する第２サンプリングタイミ
ング発生手段と、 前記制御信号が制御信号入力手段を介して入力されたこ
とを第１サンプルタイミングで確認し、前記第２サンプ
リングタイミング発生手段の第２サンプリングタイミン
グを前記制御信号の入力を確認した第１サンプルタイミ
ングに同期させるサンプルタイミング同期化手段と、 該サンプリングタイミング同期化手段で同期させられた
第２サンプリングタイミング発生手段が発生する次のサ
ンプリングタイミングに同期して、前記制御信号が入力
されたことに基づく演算処理を行う演算手段とを、 備えたことを特徴とするサンプリング制御回路。 - 【請求項３】請求項２に記載のサンプリング制御回路に
おいて、第１サンプリングタイミングの周期は第２サン
プリングタンミングの周期より短いことを特徴とするサ
ンプリング制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4453894A JPH07253811A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | サンプリング制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4453894A JPH07253811A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | サンプリング制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07253811A true JPH07253811A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12694292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4453894A Pending JPH07253811A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | サンプリング制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07253811A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007226510A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Yokogawa Electric Corp | 制御装置 |
| EP2072964A2 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Robert Bosch GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln von Messwerten aus einem zeitabhänigen Verlauf |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP4453894A patent/JPH07253811A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007226510A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Yokogawa Electric Corp | 制御装置 |
| JP4577233B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2010-11-10 | 横河電機株式会社 | 制御装置 |
| EP2072964A2 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Robert Bosch GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln von Messwerten aus einem zeitabhänigen Verlauf |
| DE102007062335A1 (de) | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln von Messwerten aus einem zeitabhängigen Verlauf |
| US9031804B2 (en) | 2007-12-21 | 2015-05-12 | Robert Bosch Gmbh | Method and device for determining measured values from a time-dependent graph |
| DE102007062335B4 (de) | 2007-12-21 | 2019-09-26 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln von Messwerten aus einem zeitabhängigen Verlauf |
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