JPH07252870A - 雨水貯溜槽 - Google Patents

雨水貯溜槽

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JPH07252870A
JPH07252870A JP4028194A JP4028194A JPH07252870A JP H07252870 A JPH07252870 A JP H07252870A JP 4028194 A JP4028194 A JP 4028194A JP 4028194 A JP4028194 A JP 4028194A JP H07252870 A JPH07252870 A JP H07252870A
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Yaichi Shimizu
弥一 清水
Kojiro Yuki
晃次郎 結城
Takaaki Kato
隆昭 加藤
Kazuhiko Uchida
和彦 内田
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Asahi Concrete Works Co Ltd
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Asahi Concrete Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現場工事の繁雑化を招くことなしに高い強度及
びシール性を確保することができ、しかも、ボックスカ
ルバート等を使用するものに比べて内部容量を大きくす
ることができる雨水貯溜槽を提供する。 【構成】底版1と、横方向に隣接させて前記底版1上に
立設された複数のプレキャストコンクリートブロック製
の壁部材21、22、23、24と、これら壁部材によ
り構築される側壁2の上端開口部を閉塞する床版5とを
具備してなる。各壁部材21、22、23、24を該壁
部材の横方向の遊動を許容する凹凸係合部6を介して底
版1上に載置し、前記各壁部材同士をPC鋼材25によ
り相寄る方向に緊締連結するとともに、凹凸係合部6の
遊動隙間7にモルタルを充填して底版と各壁部材とを結
合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量の雨水を一時的に
貯溜する場合等に好適に使用される雨水貯溜槽に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の雨水貯溜槽を例えば地下
に埋設し、その上面を人工基盤として利用することが行
われている。しかして、従来の雨水貯溜槽は、全体が現
場打ちコンクリートによって構成されるか、箱形の形状
をなすプレキャストボックスカルバートによって構築さ
れるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現場打ちコ
ンクリートによる構築は、鉄筋工、型枠大工、あるいは
足場、支保工等の熟練工が必要になる上に、工期の短縮
が難しいという問題がある。特に、側壁は、面積が大き
く多量の型枠が必要になるため、現場工事が繁雑なもの
になり、多くの時間を費やすことになる。一方、プレキ
ャストボックスカルバートを用いたものは、現場打ちの
ものに比べて工期を短縮することができるが、箱形のボ
ックスカルバートを並設するため、貯溜槽の内部にも壁
が存在することになる。そのため、貯水量が減少すると
ともに、必要以上の材料を要し不経済さを免れない。ま
た、内部に壁が存在すると、障害物が多くなるため内部
清掃が困難になり、また、清掃が終り水を導入する際等
に、内部に作業員が残留していないかどうかを確認する
ことが難しくなるという難点もある。さらに、ボックス
カルバートを用いると、製造や運搬上の制約から深い貯
溜層を構築するのが困難となり、無理にボックスカルバ
ートを分割可能なものにすると、その接合構造やシール
構造が複雑化するという問題が発生する。
【0004】このような不具合を解消するための方策と
しては、例えば、底版のみを現場打ちコンクリートによ
り構成し、この底版上にプレキャストコンクリートブロ
ック製の側壁を立設して貯溜槽を構築し、その上面を覆
う床部材を柱や梁によって支持することが考えられる。
ところが、現場打ちコンクリート製の底版上にプレキャ
ストコンクリートブロック製の壁部材を載置して側壁等
を構成する場合、簡単な作業によってその底版と側壁と
の間の接合強度やシール性を確保するのが難しく、何等
かの対策が望まれている。
【0005】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、現場工事の繁雑化を招くことなしに高い強
度及びシール性を確保することができ、しかも、ボック
スカルバート等を使用するものに比べて内部容量を大き
くすることができる雨水貯溜槽を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る雨水貯溜槽は、底版と、横方向
に隣接させて前記底版上に立設された複数のプレキャス
トコンクリートブロック製の壁部材と、これら壁部材に
より構築される側壁の上端開口部を閉塞する床版とを具
備してなるものであって、前記各壁部材を該壁部材の横
方向の遊動を許容する凹凸係合部を介して底版上に載置
し、前記各壁部材同士を連結部材により相寄る方向に緊
締連結するとともに、前記凹凸係合部の遊動隙間に硬化
材を充填して底版と各壁部材とを結合していることを特
徴とする。
【0007】現場での作業を特に簡素化するには、側壁
に囲まれた貯溜領域にプレキャストコンクリートブロッ
ク製の柱部材を所要の間隔で立設し、これら柱部材上に
プレキャストコンクリートブロック製の梁部材を架設
し、この梁部材によって床版を構成するプレキャストコ
ンクリートブロック製の床部材を支持するようにしてお
くのがよい。
【0008】その場合、側壁部分における梁部材の支持
構造を簡素なものにするには、側壁の一部に、前記柱部
材に対応する柱部を一体に備えた梁支持用の壁部材を用
いるのが望ましい。
【0009】側壁のコーナー部の構造を簡略化して強度
やシール性を無理なく向上させるには、側壁を、直壁部
分を形成する直壁用の壁部材と、隅角部分を形成する平
面視L字形をなすコーナー用の壁部材とを用いて構築す
るのがよい。
【0010】凹凸係合部の好適な態様としては、底版か
ら突設した鉄筋と、壁部材の下端面に開設した鉄筋挿入
穴とからなり、前記鉄筋を前記鉄筋挿入穴に挿入した状
態で該鉄筋の外周と鉄筋挿入穴の内周との間に遊動隙間
が形成されるように構成したものを挙げることができ
る。
【0011】床版を無理なく薄肉化するには、緊張させ
た状態の引張部材によって、壁部材と床部材とを緊締接
合するのが望ましい。
【0012】
【作用】この雨水貯溜槽は、少なくとも側板がプレキャ
ストコンクリートブロック製のものであるため、大掛か
りな型枠工事が不要となる。そのため、鉄筋工、型枠大
工、あるいは足場、支保工等の熟練工に依存する度合い
を大幅に低減させことができるとともに、工事の煩雑化
を防止して工期を短縮することが可能となる。
【0013】しかも、側壁と底版との結合を前述のよう
にすれば、高い機械的強度とシール性を共に確保するこ
とが可能となる。すなわち、壁部材を底版上に横方向の
遊動を許容する凹凸係合部を介して載置するようにして
いるため、側壁を構成する壁部材同士を連結部材により
相寄る方向に無理なく緊締することができ、壁部材同士
の接合部分のシール性を十分に確保することができる。
その上、凹凸係合部による遊動許容範囲内で壁部材が横
方向にずれ動くことが可能であるため、その壁部材の下
面と底版の上面との間で擦り合わせ作用を惹起させるこ
とができ、後述するように壁部材と底版との間の水密性
も良好なものとなる。そして、その状態で凹凸係合部の
遊動隙間に硬化材を充填して硬化させることによって、
その水密性を維持したままで、壁部材を底版に確実に固
定することができる。
【0014】また、このような構成によれば、内部に壁
を設ける必然性がなくなり、床部材を柱部材や梁部材を
用いて支持することが可能となるが、このようにすれば
内部の構成が単純化され、回転ブラシ等を有する洗浄装
置を用いて貯溜槽内部の洗浄を能率よく行うことが可能
となる。また、壁ではなく柱部材によれば、貯溜槽内の
見通しが良好なものになるため、水を導入する際に、内
部に作業員が残留していなかどうかを確認することが容
易になる。すなわち、この種の雨水貯溜槽は、例えば、
防災調整池等として使用される場合があり、この際に
は、清掃作業終了後に直ちに水を流し込むことが考えら
れる。このような使用態様の場合であっても、本発明の
構成によれば、内部構造が簡単であるため作業員の確認
が容易であり、高い安全性を確保することが可能とな
る。そして、壁部材や柱部材は背丈の高いものも簡単に
製造することができ運搬も比較的容易であるため、接合
構造やシール構造の複雑化を招くことなしに、深い貯溜
槽にも対応できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図13を
参照して説明する。
【0016】この雨水貯溜槽は、図1、及び、図2に示
すように、底版1と、側壁2と、柱部材3と、梁部材4
と、床版5とを具備してなるもので、地中に埋設して使
用される。
【0017】底版1は、掘削領域の底部にコンクリート
を打設して形成される現場打ちコンクリート製のもの
で、側壁2を載設すべき縁部、及び、柱部材3を立設す
べき部位に側壁用の嵩上部11及び柱用の嵩上部12を
有しており、それら嵩上部11、12の上面に異型鉄筋
13を位置決めした状態で突設してある。
【0018】側壁2は、コーナー用の壁部材21と、直
壁用の壁部材22、23と、梁支持用の壁部材24とか
らなるもので、これらの壁部材21、22、23、24
を横方向に隣接させて連結部材たるPC鋼棒25により
緊締結合することにより構築される。
【0019】コーナー用の壁部材21は、図3に示すよ
うに、プレキャストコンクリートブロック製のもので、
平面視L字形をなす屈曲板状をなしており、その下端部
に金属製のスリーブ26を埋設することによって下面に
開口する複数の鉄筋挿入穴27を形成してある。この壁
部材21の下端両側部には起立安定性を確保するための
肉厚部21aが設けてあり、上端近傍部内面側には水平
な突条21bを突設して床受面21cを形成している。
【0020】直壁用の壁部材22、23は、図4に示す
ように、プレキャストコンクリートブロック製のもの
で、平板状をなしており、その下端部に金属製のスリー
ブ26を埋設することによって下面に開口する鉄筋挿入
穴27を形成してある。この壁部材22、23の下端部
には起立安定性を確保するための肉厚部22a、23a
が設けてあり、上端近傍部の内面側に水平な突条22
b、23bを突設して床受面22c、23cを形成して
いる。
【0021】梁支持用の壁部材24は、図5に示すよう
に、プレキャストコンクリートブロック製のもので、平
板状をなしており、その下端部に金属製のスリーブ26
を埋設することによって下面に開口する鉄筋挿入穴27
を形成してある。この壁部材24の下端両側部には起立
安定性を確保するための肉厚部24aが設けてあり、上
端近傍部の内面側には水平な突条24bを突設して床受
面24cを形成している。また、この梁支持用の壁部材
24の内面中央部には、柱部材3と同じ高さ寸法をなす
柱部24dを一体に形成してあり、この柱部24dの上
面を梁受面24eとなしている。この壁部材24におけ
る梁部材4の小口42に対応する部位には切欠部24f
が設けてあり、この小口42から延出させてある図示し
ない鉄筋を受け入れることができるようにしてある。こ
の柱部24dに形成された梁受面24eと突条24bの
上面に形成された床受面24cとの高低差は、梁部材4
の上下方向寸法に対応させてある。また、各壁部材2
1、22、23、24の床受面21c、22c、23
c、24cと該壁部材21、22、23、24の上端面
との上下方向寸法は、床版5の厚み寸法に対応させてあ
る。
【0022】しかして、この側壁2は、前記各壁部材2
1、22、23、24を、該壁部材21、22、23、
24の横方向の遊動を許容する凹凸係合部6を介して底
版1上に載置し、前記各壁部材21、22、23、24
同士を前記PC鋼材25により相寄る方向に緊締連結す
るとともに、前記凹凸係合部6の遊動隙間7に硬化材た
るモルタルを充填して底版1と各壁部材21、22、2
3、24とを結合することによって構築されている。
【0023】凹凸係合部6は、底版1から突設した前述
の異形鉄筋13と、壁部材21、22、23、24の下
面に開設した鉄筋挿入穴27とからなるもので、前記異
形鉄筋13を前記鉄筋挿入穴27に遊嵌させつつ壁部材
21、22、23、24を底版1上に載置し得るように
構成されている。なお、壁部材21、22、23、24
の下面と底版1の嵩上部11の上面との間には、所要厚
さだけモルタル14を敷くようにしている。
【0024】図6は、PC鋼材25による緊締部分を示
している。すなわち、各壁部材21、22、23、24
の端部近傍に箱抜により凹陥部28を形成するととも
に、これら凹陥部28同士を連通させるようにして壁部
材21、22、23、24内にPC鋼材挿通孔29を穿
設してある。そして、そのPC鋼材挿通孔29内に挿入
したPC鋼材25の両端ねじ部25aを各凹陥部28内
に位置させ、そのPC鋼材25に緊張力を付与しつつ前
記ねじ部25aにナット25bをそれぞれ定着すること
によって、隣接する壁部材21、22、23、24同士
を緊締結合するようにしてある。
【0025】図7は、コーナー用の壁部材21と直壁用
の壁部材22間の接合部分を示す平面図である。その接
合部分においては、一方の接合面21cにのみ上下方向
に連続した嵌入溝21dを設けている。そして、嵌入溝
21dに水膨脹ゴム8を嵌着するとともに、その両側に
クリアランスを確保するための硬質ゴム81を貼着して
おき、その水膨脹ゴム8と各硬質ゴム81との間に形成
される約5mmの接合面間クリアランスにグラウト82を
注入している。そして、前記目地溝83にポリウレタン
製のシーリング84を充填している。コーナー用の壁部
材21と直壁用の壁部材23との接合部、隣接する直壁
用の壁部材22と22、23と23の接合部、及び、直
壁用の壁部材23と梁支持用の壁部材24との接合部
も、同様な構成をなしている。
【0026】柱部材3は、図2に示すように、プレキャ
ストコンクリートブロック製のもので、角柱状をなして
おり、その下端部に金属製のスリーブ31を埋設するこ
とによって下面に開口する鉄筋挿入穴32を形成してあ
る。この柱部材3の下端部には起立安定性を確保するた
めの膨大部33が設けてあり、上端部には張出部を設け
て水平な梁受面34を形成している。そして、前記鉄筋
挿入穴32に底版1の柱用嵩上部12に突設した異形鉄
筋13を遊嵌させつつ該柱部材3を底版1上に立設し、
その鉄筋挿入穴32内にモルタルを注入して硬化させる
ことによって、この柱部材3を底版1上に固定するよう
にしてある。
【0027】梁部材4は、プレキャストコンクリートブ
ロック製のもので、角柱状をなしており、上端部両縁に
張出部を突設して水平な床受面41を形成している。こ
の梁部材4は、両端部を梁受面24e、34に支持させ
て梁支持用の壁部材24と柱部材3との間、及び、柱部
材3間に架設されている。
【0028】床版5は、プレキャストコンクリートブロ
ック製の長方形をなす床部材51を、複数枚隣接させて
敷設したもので、各床部材51は、壁部材21、22、
23、24の床受面21c、22c、23c、24c及
び梁部材4の床受面41のいずれかに支持されている。
【0029】床部材51同士の接合は、シェアコッター
52により行っている。すなわち、図11に示すよう
に、床部材51の突き合わすべき長辺側接合端に傾斜面
51aをそれぞれ形成し、その傾斜面51aにシェアコ
ッター52を添設している。シェアコッター52にはア
ンカ53が固設してあり、そのアンカ53を床部材51
のコンクリート組織内に埋設することによって、該シェ
アコッター52を床部材51に固定している。そして、
対応するシェアコッター52の端縁同士を溶接により結
合することによって、隣接する床部材51同士を連結し
ている。
【0030】また、壁部材21、22、23、24に支
持された床部材51は、引張部材たるPC鋼材54によ
り壁部材21、22、23、24に緊締結合されてい
る。図12は、壁部材22の上部と床部材51との接合
構造を示す部分断面図である。床部材51は、長辺及び
短辺からそれぞれ一定距離だけ内方に離れた部位にそれ
ぞれ箱抜きによって形成された複数の凹陥部55を備え
ており、これら各凹陥部55内をPC鋼材挿通孔56を
介して対応する端面51bに連通させている。また、壁
部材21、22、23、24の前記PC鋼材挿通孔56
に合致し得る部位に、PC鋼材挿通孔57を貫設し、こ
のPC鋼材挿通孔57の外方端に座ぐり穴58を形成し
ている。そして、それらPC鋼材挿通孔56、57に挿
通させたPC鋼材54の両端ねじ部54aを前記座ぐり
穴58及び凹陥部55内に位置させ、そのPC鋼材54
に緊張力を付与した状態で前記各ねじ部54aにナット
54bを定着して、前記壁部材21、22、23、24
と床部材51とを緊締結合している。このように壁部材
21、22、23、24の上端部と各床部材51とを複
数本のPC鋼材54により緊締して剛構造にしておく
と、床部材51の厚さを無理なく薄くすることが可能で
ある。図13は、下向き荷重を受けたときの床部材51
の曲げモーメントMを縦軸にとり、床部材51の端面5
1bからの距離Lを横軸にとって、床部材51の曲げモ
ーメントとその位置との関係を示したグラフである。上
述のように接合を剛構造にすると、床部材51の端面5
1bの位置における曲げモーメントMo は上面を凸にす
るマイナス方向のある大きさになり、端面51bからあ
る距離だけ離れた位置で曲げモーメントMが0になり、
さらに端面51bから離れると曲げモーメントMは上面
を凹にするプラス方向になり、床部材51の中央に近付
くに連れてプラスの曲げモーメントMの絶対値が大きく
なる。剛構造の場合、従来の如きヒンジ構造に比較し
て、マイナスの曲げモーメントM0 が生じる分だけプラ
スの曲げモーメントの最大値が低下するため、強度を低
下させることなしに床部材51の厚さを薄くできること
になる。
【0031】次いで、この雨水貯溜槽の施工方法を順を
追って説明する。
【0032】(1)地面を掘削し所定深さまで掘り下げ
て、緊締作業を行うためのスペースを考慮した広さの貯
溜槽用穴を確保する。
【0033】(2)貯溜槽用穴の底に図示しない砕石基
礎を設け、この砕石基礎上に底版用の配筋を行う。壁部
材21、22、23、24、及び、柱部材3を固定する
ための異形鉄筋13を立ち上げるときは、所定位置に孔
のあいた位置決め鉄板を使用する。
【0034】(3)型枠を配設し、この型枠内に底版用
のコンクリートを打設する。
【0035】(4)底版1のコンクリートが硬化した
後、図1において一番奥のコーナー用の壁部材21を立
設する。すなわち、底版1の嵩上部11上にモルタル1
4を敷設し、その嵩上部11から突出する異形鉄筋13
を壁部材21の鉄筋挿入穴27に遊嵌させつつ該壁部材
21を底版1上に立ち上げる。
【0036】(5)次いで、このコーナー用の壁部材2
1に図中前後方向に隣接する直壁用の壁部材21や、図
中左右方向に隣接する直壁用の壁部材22、あるいは、
この壁部材22に隣接する梁支持用の壁部材23を順次
立ち上げて連結して行く。具体的には、例えば、図8及
び図9に示すように、既に立ち上げた壁部材21の隣
に、立ち上げようとする壁部材22を、その鉄筋挿通穴
27に底版1の異形鉄筋13を遊嵌させつつ載置する。
しかる後に、図10に示すように、これら両壁部材をP
C鋼材25により相寄る方向に緊締して結合する。この
際、前記壁部材22は、水膨脹ゴム8を圧密しつつ凹凸
係合部6の遊嵌隙間7の範囲内で横方向にスライド移動
することになり、この移動により壁部材22の下面と底
版1との間で擦り合せが行われて該壁部材22と底版1
との間の水密性が向上する。具体的に説明すれば、例え
ば、図8に極端な例を示すように、底版1上に敷かれた
モルタル14に途切れた部分14aが存在したり、前記
水膨脹ゴム8の下端8aが十分に底版1上面にまで達し
ないような場合、壁部材22を単に底版1上に載置した
だけでは、図9に示すように微小な隙間14b,14c
が残る場合があり、雨水貯溜層内の水が外部に漏洩する
おそれが生じる。しかるに、PC鋼材25による緊締操
作に伴って壁部材22が横方向に移動すると、そのモル
タル14層を介して壁部材22の下面と底版1の上面と
が擦り合わされ、その隙間14b、14cにもモルタル
14が行き亘って水密性が向上するものである。この状
態で凹凸係合部6の遊嵌隙間7にモルタルを充填し硬化
させると、壁部材22が底版1に対して強く結合される
ことになり、底版1と壁部材22とが一体化される。
【0037】(6)以上の操作を繰り返して壁部材2
1、22、23、24を連結しつつ立設する。
【0038】(7)底版1の柱用嵩上部12上に柱部材
3を立設する。この場合も、底版1から突設した異形鉄
筋13を柱部材3の鉄筋挿通穴32に遊嵌させ、その鉄
筋挿通穴32内にモルタルを充填して硬化させることに
よって、柱部材3を底版1に固定する。
【0039】(8)梁部材4を、その両端を梁受面24
e,34に支持させつつ梁受用の壁部材24と柱部材3
との間、及び、柱部材3間に架設する。梁部材4の小口
42間には該小口から延出させた鉄筋(図示せず)同士
を繋ぐための空間43を確保しておく。一列の梁部材4
を架設し終わった段階で、梁部材4の小口42から延出
させてある鉄筋同士を結束により一体化する。そして、
鉄筋の配筋処理が終わった段階で、梁部材4の小口42
間に形成された空間43にコンクリートを打設する。
【0040】(9)構築し終わった梁部材4上に奥の列
から順次床部材51を設置する。床部材51の長辺に固
設されているシェアコッター52同士を溶接することに
よって床部材51同士を連結するとともに、対応する壁
部材21、22、23、24と床部材51とをPC鋼材
54により緊締結合する。
【0041】(10)上記と同様にして、その次の列の
梁部材4と床部材51を設置する。
【0042】(11)床部材51の小口51cから延出
させてある鉄筋51d(図1には一部のみ図示)同士
を、梁部材4上において溶接する。
【0043】(12)最後の梁部材4間上への床部材5
1の配設が終わったら、手前側の左右方向に沿った各壁
部材23、24を奥側のそれらと同様にして配設する。
【0044】(13)各壁部材21、22、23、24
間の目地を施工する。
【0045】(14)梁部材4上に現場打ちコンクリー
トを打設する。
【0046】(15)床部材51上に防水加工を施して
施工が完了する。
【0047】なお、本発明は、以上説明した実施例に限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、
種々変形が可能である。
【0048】例えば、梁支持用の壁部材の柱部や、柱部
材は、四角断面に代えて円形断面や多角形断面にしても
よい。
【0049】また、壁部材同士を緊締連結するための構
成も、前記実施例のものに限定されるものではなく、例
えば、複数の壁部材に亘って挿通させた長尺なPC鋼材
によって、各壁部材を緊締結合するようにしてもよい。
PC鋼材に緊張力を付与する方法は、ナットの締め付け
のみによるものであってもよいし、あるいは、油圧ジャ
ッキ等を用いてPC鋼材に緊張力を与えておき、その緊
張状態でナットを定着し、しかる後に油圧ジャッキや、
この油圧ジャッキの牽引力を前記PC構材に伝達するた
めの緊張棒及びカップラ等を除去するような手法によっ
てもよい。
【0050】さらに、前記実施例では、壁部材同士を緊
締結合した後に、凹凸係合部の遊動隙間に硬化材を充填
して硬化させる場合について説明したが、逆に、底版上
に壁部材を載置するとともに遊動隙間の範囲内で壁部材
を移動させて壁部材間のシール材を可能な範囲で圧密
し、その状態で前記遊動隙間に硬化材を充填して硬化さ
せ、しかる後に、壁部材同士を緊締連結してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成であるか
ら、現場工事の繁雑化を招くことなしに高い強度及びシ
ール性を確保することができ、しかも、ボックスカルバ
ートを用いる場合のような容量減少や清掃及び内部確認
の困難化、或いは深さ増大への不適応等という不具合を
招くことのない雨水貯溜槽を提供できるものである。
【0052】請求項2記載の発明のように、側壁のみな
らず、柱部材、梁部材、及び、床版をもプレキャストコ
ンクリートブロック製のものにすれば、現場での型枠工
事等を最小限に止めることが可能となり、特に迅速な施
工が可能となる。
【0053】また、請求項3記載の発明のように、側壁
の一部に、前記柱部材に対応する柱部を一体に備えた梁
支持用の壁部材を用いれば、単なる平板状の壁部材間に
別体の柱部材を介在させて接合する場合に比べて、複雑
な接合部分を大幅に減少させることが可能となる。
【0054】さらに、請求項4記載の発明のように、側
壁の隅角部分を、屈曲板状をなすコーナー用の壁部材に
より構成すれば、単なる平板状の壁部材のみを組み合わ
せて側壁を構築する場合のようにコーナー部分のシール
構造が複雑になるという不具合がなく、簡単な構成によ
り高い強度と水密性を確保することが可能となる。
【0055】また、請求項5記載の発明では、凹凸係合
部を鉄筋と鉄筋挿入穴とからなるものにしているが、前
記鉄筋は、通常の配筋作業の一貫として底版から突設す
ることが可能であり、また、前記鉄筋挿入穴は壁部材を
成形する際にスリーブ等を埋設しておくことによって容
易に形成することができる。そのため、かかる態様を採
用すれば、製造の簡略化を図ることができる。
【0056】さらに、請求項6記載の発明のように、緊
張させた状態の引張部材によって、壁部材と床部材とを
緊締接合しておけば、前述した理由によって床版を無理
なく薄肉化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す分解斜視図。
【図3】同実施例のコーナー用壁部材を示す斜視図。
【図4】同実施例の直壁用壁部材を示す斜視図。
【図5】同実施例の梁支持用壁部材を示す斜視図。
【図6】同実施例の壁部材接合部分を示す側断面図。
【図7】同実施例の壁部材接合部分を示す拡大平断面
図。
【図8】同実施例における壁部材立設手順を模式的に示
す説明図。
【図9】同実施例における壁部材立設手順を模式的に示
す説明図。
【図10】同実施例における壁部材立設手順を模式的に
示す説明図。
【図11】同実施例の床部材接合部分を示す断面図。
【図12】同実施例の壁部材と床部材との接合部分を示
す正断面図。
【図13】同実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1…底版 2…側壁 3…柱部材 4…梁部材 5…床版 6…凹凸係合部 7…遊動隙間 8…水膨脹ゴム 11…側壁用の嵩上部 12…柱用の嵩上部 13…異形鉄筋 14…モルタル 21…コーナー用の壁部材 22…直壁用の壁部材 23…直壁用の壁部材 24…梁支持用の壁部材 25…連結部材(PC鋼材) 26…スリーブ 27…鉄筋挿通穴 28…凹陥部 29…PC鋼材挿通孔 31…スリーブ 32…鉄筋挿入孔 33…膨大部 34…梁受面 41…床受面 42…小口 51…床部材 52…シェアコッター 53…アンカー 54…引張部材(PC鋼材) 55…凹陥部 56…PC鋼材挿通孔 57…PC鋼材挿通孔 58…座ぐり穴 81…硬質ゴム 82…グラウト 83…目地溝 84…シーリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 和彦 東京都中央区築地1丁目8番2号 旭コン クリート工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底版と、横方向に隣接させて前記底版上に
    立設された複数のプレキャストコンクリートブロック製
    の壁部材と、これら壁部材により構築される側壁の上端
    開口部を閉塞する床版とを具備してなる雨水貯溜槽であ
    って、前記各壁部材を該壁部材の横方向の遊動を許容す
    る凹凸係合部を介して底版上に載置し、前記各壁部材同
    士を連結部材により相寄る方向に緊締連結するととも
    に、前記凹凸係合部の遊動隙間に硬化材を充填して底版
    と各壁部材とを結合していることを特徴とする雨水貯溜
    槽。
  2. 【請求項2】側壁に囲まれた貯溜領域にプレキャストコ
    ンクリートブロック製の柱部材を所要の間隔で立設し、
    これら柱部材上にプレキャストコンクリートブロック製
    の梁部材を架設し、この梁部材によって床版を構成する
    プレキャストコンクリートブロック製の床部材を支持し
    ていることを特徴とする請求項1記載の雨水貯溜槽。
  3. 【請求項3】側壁が、前記柱部材に対応する柱部を一体
    に備えた梁支持用の壁部材を含むことを特徴とする請求
    項2記載の雨水貯溜槽。
  4. 【請求項4】側壁が、該側壁の直壁部分を形成する直壁
    用の壁部材と、該側壁の隅角部分を形成する平面視L字
    形をなすコーナー用の壁部材とを含むことを特徴とする
    請求項1、2、又は、3記載の雨水貯溜槽。
  5. 【請求項5】凹凸係合部が、底版から突設した鉄筋と、
    壁部材の下端面に開設した鉄筋挿入穴とからなり、前記
    鉄筋を前記鉄筋挿入穴に挿入した状態で該鉄筋の外周と
    鉄筋挿入穴の内周との間に遊動隙間が形成されるように
    構成したものであることを特徴とする請求項1、2、
    3、又は、4記載の雨水貯溜槽。
  6. 【請求項6】緊張させた状態の引張部材によって、壁部
    材と床部材とを緊締接合していることを特徴とする請求
    項2、3、又は、4記載の雨水貯溜槽。
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