JPH0725136A - インクジェット記録用紙 - Google Patents

インクジェット記録用紙

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JPH0725136A
JPH0725136A JP5195270A JP19527093A JPH0725136A JP H0725136 A JPH0725136 A JP H0725136A JP 5195270 A JP5195270 A JP 5195270A JP 19527093 A JP19527093 A JP 19527093A JP H0725136 A JPH0725136 A JP H0725136A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の問題点を解決し、複数のノズルを
使用するフルカラー画像の形成においても、インクの吸
収性が良好でインクの溢れがなく、高濃度の画像を形成
し得るインクジェット記録用紙を提供すること。 【構成】 複数のノズルを有するオンデマンド型ヘッド
を用いたインクジェット記録方法に使用するインクジェ
ット記録用紙において、該インクジェット記録用紙が、
基紙の一方の面に、BET比表面積250m/g〜5
00m/gの合成シリカを80重量%以上含む顔料
と、カゼイン及びスチレンブタジエンラバーを含む結着
剤とからなる塗工液から記録層を形成し、且つ上記顔料
と上記結着剤の重量比が顔料/結着剤の値で1.8〜
2.4であり、上記塗工液の固形分塗工量が15〜25
g/mであって、前記記録層表面の十点平均粗さが
0.5〜5μmの範囲であることを特徴とするインクジ
ェット記録用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置、特に複数のノズルを有する記録ヘッドを使用した画
像形成装置に用いることが可能なコート紙タイプのイン
クジェット記録用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録用紙に
直接インク(記録液)を噴射するものであって、従来の
記録装置に比べてランニングコストが安く、静かな記録
方法として注目されている。近年、このインクジェット
記録方式においては、2色以上のインクを用いたフルカ
ラー画像形成をより高速で行う目的で、マルチノズルタ
イプの記録装置が用いられている。
【0003】この様な記録方式において用いられるイン
クは、安全性や印刷特性の面から水系のインクが用いら
れ、且つ記録用紙は、記録液の記録用紙への吸収が速く
且つ異色インクの重複があっても溢れ等が生じてはなら
ない、記録面に付与されたインクドットの拡がりが適正
であること、又、ドット形状が真円に近いこと、更にド
ットエッジが鮮明であること、及び当然の事としてドッ
ト濃度が高く、且つドットのコントラストを際立たせる
為に、記録面の白色度が十分に高いことが要求されてい
る。
【0004】従来この様な要求に応える為に、コート紙
の使用が提案されているが、印字されたインクの彩度を
より増し且つ画像の品位を高めようとして、コート表面
を平滑にする為にスーパーキャレンダーをかけると、イ
ンクの吸収性が阻害され、インクの溢れを生じてしまう
こととなる。これに対して、特開昭62−95285号
公報に記載されている様に、上記インクジェット画像に
対する要求に応える為に、キャストコート紙の改良が提
案されている。
【0005】しかしながら、複数のノズルを有し、且つ
短時間で局所的に多量のインクを付与するマルチノズル
を有するオンデマンド型インクジェット記録方式におい
て、上記の如き記録用紙を適用した場合には、インクが
記録用紙の表面から吸収され、より高い濃度を達成しよ
うとして、記録面におけるインクの吸収性を低下させる
と、滲みを生じたり、インク中の染料の選択吸収が発生
して、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの4色
インクによる黒の印字を行ったにもかかわらず、黒地に
茶色のまだら模様を生じる(ブロンズ現象)ことがあ
る。
【0006】又、インクが記録層の表層で吸収される場
合には、インクによる記録層の膨潤が記録層の表面近く
で生じる為、キャストコート表面に細かな荒れが発生
し、印字部のグロスがより減少することがある。この荒
れに対応する為に、インクの吸収性を高めるべく、記録
層形成用塗工液の処方の変更を行うと、これらの難点は
解消されるものの、上記に述べた様に印字濃度が低下し
てしまうと云う新たな問題が発生する。従って本発明の
目的は、上記従来技術の問題点を解決し、複数のノズル
を有する複数のインクジェットヘッドを使用するフルカ
ラー画像の形成においても、インクの吸収性が良好でイ
ンクの溢れがなく、高濃度の画像を形成し得るインクジ
ェット記録用紙を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明に
よって達成される。即ち、本発明は、複数のノズルを有
するオンデマンド型ヘッドを用いたインクジェット記録
方法に使用するインクジェット記録用紙において、該イ
ンクジェット記録用紙が、基紙の一方の面に、BET比
表面積250m/g〜500m/gの合成シリカを
80重量%以上含む顔料と、カゼイン及びスチレンブタ
ジエンラバーを含む結着剤とからなる塗工液から記録層
を形成し、且つ上記顔料と上記結着剤の重量比が顔料/
結着剤の値で1.8〜2.4であり、上記塗工液の固形
分塗工量が15〜25g/mであって、前記記録層表
面の十点平均粗さが0.5〜5μmの範囲であることを
特徴とするインクジェット記録用紙である。
【0008】
【作用】本発明によれば、印字時にインクの吸収が良好
で、インクの溢れや滲みが発生しない高濃度且つ高画質
画像を形成し得るキャストコート紙タイプのインクジェ
ット記録用紙が提供される。更には、上記インクジェッ
ト記録用紙は、マルチノズルを有するオンデマンド型イ
ンクジェット記録装置において、フルカラー画像を形成
する場合にも上記と同様に高濃度且つ高画質画像を形成
し得る。
【0009】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明にかかるインクジェ
ット記録用紙は、水性結着剤であるカゼイン及びスチレ
ンブタジエンラバーに、少なくとも合成シリカを含有す
る塗工層(記録層)を形成したものであり、スチレンブ
タジエンラバーとしては、モノマーの主成分としてスチ
レン及びブタジェンを使用するものであれば、第三成分
を含むことが出来、又、特に顔料として用いられる合成
シリカは、一般に非晶質シリカ、無定形シリカ、無水ケ
イ酸、含水ケイ酸、微粉シリカ或はホワイトカーボン等
と呼称されているケイ酸類である。更に合成シリカの条
件として、BET比表面積が250〜500m/gの
ものを選択して用いればよい。
【0010】又、合成シリカと併用することが可能な他
の顔料としては、例えば、カオリン、タルク、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、二酸化チ
タン、酸化亜鉛、サチンホワイト、ケイソウ土、酸性白
土、ゼオライト、コロイダルシリカ、有機顔料等が挙げ
られる。この際、塗工層中の顔料のうち合成シリカの含
有率が80重量%以上であることが好ましい、80重量
%未満であるとインクの吸収が塗工層表面の局所吸収と
なり、印字ドットの形状が真円から著しく離れるだけで
なく、ドットの大きさも極端に小さくなってしまう。更
に、インク吸収の悪さから、極端なブロンズ現象を引き
起こしてしまう。加えて、顔料と結着剤の重量比が、顔
料/結着剤の比として2.4を越える様な場合は、印字
後の画像濃度が著しく低下し、一方、1.8を切ると印
字後の画像に著しいグロスの低下を引き起こす。
【0011】又、合成シリカのBET比表面積が250
/g未満の場合には、上記の顔料/結着剤の比の範
囲の合成シリカが塗工層中に存在していても、インクの
吸収性が極端に悪くなり、インクの溢れを生じてしま
う。更に、BET比表面積が500m/gを越すと、
逆に塗工層全体でのインク吸収が良過ぎて、インクが塗
工層全体に拡散し画像濃度が低下すると云う欠点が生じ
てしまう。
【0012】本発明で用いる塗工機としては、塗工部
に、ブレードコーター、エアナイフコーター、ロールコ
ーター、カーテンコーター、バーコーター、グラビアコ
ーター、コンマコーター等の塗工部を有するものはいず
れでも適用することが出来る。本発明においては、塗工
後直ちに塗工層が湿潤状態にあるうちに、塗工層中のカ
ゼインを凝固させる為に、亜鉛、カルシウム、バリウ
ム、マグネシウム、アルミニウム等の硝酸、硫酸、蟻
酸、酢酸等の塩を含む水溶液で塗工層を処理する、所謂
凝固法によるキャストコート法を実施し得る設備を塗工
部の後に有する塗工機を使用することが出来る。更に、
凝固後の塗工層の乾燥に際しては、加熱した仕上げ面に
塗工層を圧着し、乾燥仕上げする方式が用いられる。
【0013】上記手段で乾燥したインクジェット記録用
紙は、表面の十点平均粗さが0.5〜5.0μmとな
り、高い光沢が得られる。十点平均粗さが5.0μmを
越えるとインクジェット記録用紙の光沢が低下し、一
方、0.5μm未満では最表層の顔料/結着剤の比率が
相対的に低下し、インクの吸収性が低下する。より好ま
しい範囲としては0.5〜3.0μmである。塗工量と
しては固形分として15〜25g/mの範囲内で塗工
すればよく、15g/m未満では、インクの溢れを生
じ易く、25g/mを越えると画像濃度の低下が生じ
る。本発明では更に塗工液中に必要に応じて顔料分散
剤、保水剤、増粘剤、消泡剤、離型剤、着色剤、耐水化
剤、湿潤剤、蛍光染料、紫外線吸収剤等を適宜配合する
ことが出来る。
【0014】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1(インクジェット記録用紙1) 顔料としてBET比表面積300m/gの合成シリカ
(水澤化学工業社製、商品名ミズカシルP−707)8
5重量部及び軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業社製、商
品名タマパール121)15重量部、結着剤としてカゼ
イン(ニュージーランド製、ラクチックカゼイン)25
重量部及びスチレンブタジエンラバー(住友ノーガタッ
ク社製、商品名SN307)25重量部(顔料/結着剤
=2.0)、離型剤としてステアリン酸カルシウム(サ
ンノブコ社製、商品名ノブコートC104)2重量部を
均一に混合し、固形分濃度30重量%の水性塗工液を調
製した。
【0015】得られた塗工液を坪量191g/mのコ
ート原紙にロールコーターで塗工し、次いで、塗膜を蟻
酸亜鉛の2重量%水溶液で凝固処理し、塗膜が湿潤状態
にあるうちに100℃に加熱した鏡面ドラムに圧着して
乾燥し、塗工量23g/mの本発明のインクジェット
記録用紙を得た。このインクジェット記録用紙の記録層
表面の10点平均粗さは1.48μmであり、白紙光沢
は60度法で72%であった。
【0016】実施例2(インクジェット記録用紙2) 顔料としてBET比表面積390m/gの合成シリカ
(水澤化学工業社製、商品名ミズカシルP−78F)1
00重量部、結着剤としてカゼイン(ニュージーランド
製、ラクチックカゼイン)30重量部及びスチレンブタ
ジエンラバー(日本合成ゴム社製、商品名JSR−08
01)25重量部、(顔料/結着剤=1.82)、離型
剤としてステアリン酸カルシウム(サンノブコ社製、商
品名ノブコートC104)2重量部を均一に混合し、固
形分濃度30重量%の水性塗工液を調製した。
【0017】得られた塗工液を坪量191g/mのコ
ート原紙にロールコーターで塗工し、次いで、塗膜を蟻
酸亜鉛の5重量%水溶液で凝固処理し、塗膜が湿潤状態
にあるうちに100℃に加熱した鏡面ドラムに圧着して
乾燥し、塗工量18g/mの本発明のインクジェット
記録用紙を得た。このインクジェット記録用紙の記録層
表面の10点平均粗さは1.37μmであり、白紙光沢
は60度法で69%であった。
【0018】実施例3(インクジェット記録用紙3) 顔料としてBET比表面積270m/gの合成シリカ
(徳山曹達社製、商品名ファインシールX−37)10
0重量部、結着剤としてカゼイン(ニュージーランド
製、ラクチックカゼイン)25重量部及びスチレンブタ
ジエンラバー(日本合成ゴム社製、商品名JSR−08
01)20重量部(顔料/結着剤=2.22)、離型剤
としてステアリン酸カルシウム(サンノブコ社製、商品
名ノブコートC104)2重量部を均一に混合し、固形
分濃度30重量%の水性塗工液を調製した。
【0019】得られた塗工液を坪量191g/mのコ
ート原紙にロールコーターで塗工し、次いで、塗膜を蟻
酸亜鉛の2重量%水溶液で凝固処理し、塗膜が湿潤状態
にあるうちに100℃に加熱した鏡面ドラムに圧着して
乾燥し、塗工量20g/mの本発明のインクジェット
記録用紙を得た。このインクジェット記録用紙の記録層
表面の10点平均粗さは1.50μmであり、白紙光沢
は60度法で63%であった。
【0020】比較例1(塗工紙A) 顔料としてミズシカルP−707 100重量部、結着
剤としてラクチックカゼイン30重量部及びSN307
30重量部(顔料/結着剤=1.67)を使用する以
外は、実施例1と全く同様にして比較例の塗工紙を得
た。この塗工紙の記録層表面の10点平均粗さは1.2
3μmであり、白紙光沢は60度法で78%であった。
【0021】比較例2(塗工紙B) 顔料としてミズシカルP−707 100重量部、結着
剤としてラクチックカゼイン20重量部及びSN307
20重量部(顔料/結着剤=2.50)を使用する以
外は、実施例1と全く同様にして比較例の塗工紙を得
た。この塗工紙の記録層表面の10点平均粗さは1.5
2μmであり、白紙光沢は60度法で65%であった。
【0022】比較例3(塗工紙C) 顔料としてBET比表面積240m/gの合成シリカ
(徳山曹達社製、商品名ファインシールX70)を使用
する以外は、実施例3と全く同様にして比較例の塗工紙
を得た。この塗工紙の記録層表面の10点平均粗さは
1.45μmであり、白紙光沢は60度法で72%であ
った。
【0023】比較例4(塗工紙D) 塗工量を13g/mとする以外は実施例2と全く同様
にして比較例の塗工紙を得た。この塗工紙の記録層表面
の10点平均粗さは1.39μmであり、白紙光沢は6
0度法で63%であった。 比較例5(塗工紙E) 塗工量を28g/mとする以外は実施例2と全く同様
にして比較例の塗工紙を得た。この塗工紙の記録層表面
の10点平均粗さは1.32μmであり、白紙光沢は6
0度法で75%であった。
【0024】比較例6(塗工紙F) 顔料として合成シリカ70重量部及び軽質炭酸カルシウ
ム30重量部とする以外は、実施例1と全く同様にして
比較例の塗工紙を得た。この塗工紙の記録層表面の10
点平均粗さは1.30μmであり、白紙光沢は60度法
で88%であった。
【0025】比較例7(塗工紙G) 市販キャストコート紙(日本製紙社製、商品名エスプリ
コートFP 209.3g/m印字試験 上記の実施例及び比較例のインクジェット記録用紙(塗
工紙)に対して、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラ
ックの各インクを使用し、記録ヘッド内のインクに熱エ
ネルギーを与えて液滴を発生させ記録を行うオンデマン
ド型インクジェット記録装置を用い、それぞれのインク
ジェット記録用紙に記録を行った。印字結果を下記表1
に示す。各評価方法として以下の測定を行った。
【0026】(1)滲み・溢れ 前記で使用した4色のインクを等量に印字して、1色フ
ル記録を100%として換算すると250%になるごと
く印字して、その印字レベルを評価した。印字は矩形の
ベタとして、この矩形からインクのはみ出しが無ければ
○を記した。 (2)濃度 各色それぞれに、ベタ画像を作成し、この濃度をマクベ
ス濃度計にて測定した。代表値としてイエローの値を記
す。
【0027】(3)印字後グロス 前記で使用した4色のインクを等量に印字して、1色フ
ル記録を100%として換算すると250%になるごと
く印字して、その後23℃60%RHの環境に30分間
放置した後60度法でグロスを測定した。 4)ブロンズ現象 前記で使用した4色のインクを等量に印字して、1色フ
ル記録を100%として換算すると250%になるごと
く印字して、その後23℃60%RHの環境に30分間
放置した後に、このベタ印字部の50%以上が茶色に変
色しているものを×、25%以下のものを○とした。
【0028】
【表1】 *尚、濃度に関して1.20を下回る場合、ダイナミッ
クレンジが小さくなり過ぎ、画像品位が低下する。又、
印字後グロスが30%を切ると、無光沢感が急激に増し
満足には使用することが出来ない。
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、複
数のノズルを有するオンデマンド型インクジェット記録
方式の記録用紙として使用した場合にも、普通紙をベー
スにしたキャストコート用紙でありながら、インクの溢
れ、滲みが発生せず、高濃度画像であり、且つ印字後の
グロスの低下も極力抑制され、更にブロンズ現象のない
高品質画像を形成することが出来るインクジェット記録
用紙を提供することが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 照久 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日本 製紙株式会社内 (72)発明者 黒山 良弘 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日本 製紙株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを有するオンデマンド型ヘ
    ッドを用いたインクジェット記録方法に使用するインク
    ジェット記録用紙において、該インクジェット記録用紙
    が、基紙の一方の面に、BET比表面積250m/g
    〜500m/gの合成シリカを80重量%以上含む顔
    料と、カゼイン及びスチレンブタジエンラバーを含む結
    着剤とからなる塗工液から記録層を形成し、且つ上記顔
    料と上記結着剤の重量比が顔料/結着剤の値で1.8〜
    2.4であり、上記塗工液の固形分塗工量が15〜25
    g/mであって、前記記録層表面の十点平均粗さが
    0.5〜5μmの範囲であることを特徴とするインクジ
    ェット記録用紙。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051267A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Hokuetsu Kishu Paper Co Ltd 黒色インクジェット用光沢タイプ記録シート及びその製造方法
US8420188B2 (en) 2007-12-19 2013-04-16 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Resin member fitting structure and passenger compartment antenna device
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