JPH07251346A - オイルパン付きローディング装置 - Google Patents

オイルパン付きローディング装置

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JPH07251346A
JPH07251346A JP6996094A JP6996094A JPH07251346A JP H07251346 A JPH07251346 A JP H07251346A JP 6996094 A JP6996094 A JP 6996094A JP 6996094 A JP6996094 A JP 6996094A JP H07251346 A JPH07251346 A JP H07251346A
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JP
Japan
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oil pan
work
loader
loading device
receiving
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Pending
Application number
JP6996094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Kamei
毅彦 亀井
Seiji Kitsukawa
政治 橘川
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク搬送経路上に切削液や切粉の飛散する
のを防止し、ライン構成機のレイアウト変更に容易に対
応可能な簡素にして安価なオイルパン付きローディング
装置を提供する。 【構成】 ライン構成機の上方に設けられたローダビー
ム4に沿って移動位置決め可能なキャリア5に、エアシ
リンダ13により受け位置aと排出位置bに旋回可能に
オイルパン11を設け、ローダアーム6の下降開始直前
にオイルパン11を排出位置bに旋回して、オイルパン
内に溜まった切削液を旋盤1A又は1B,1Cのカバー
内に排出してワークWの着脱を行い、ローダアーム6が
上限位置まで戻ると、オイルパンが受け位置aに旋回し
て、把持するワーク周辺より落ちる切削液を受けながら
Z軸方向のワーク搬送動作に入る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク搬送中にワークや
ワーク把持爪から落ちる切削液や切粉等の飛散を防止す
るオイルパンを有するローディング装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、門形ローダにおいて、ワークを工
程順に各機械,周辺装置間を搬送する場合、ワークやグ
リッパに切削液や切粉が付着したまま搬送すると、搬送
経路に切削液や切粉が落ちて環境を汚染する。このため
各加工機内で切削直後にエアブローで切削液や切粉を取
り除いてから機外搬送を行うようにしているが、完全に
除去できない場合が多い。このため図3に示すように搬
送経路全域に切削液や切粉を受ける固定式オイルパン1
01A〜101Eを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた固
定式オイルパンを搬送経路全域に設置する方法は、搬送
ラインが長くなるほど大がかりとなり、各機械,周辺装
置のレイアウトを変えるたびにオイルパンを作り直さね
ばならないことが多く、無駄が多いうえに監視や保守等
の作業性を著しく低下させ、オイルパンに溜まった切削
液や堆積した切粉,粉塵等を清掃するのに意外に時間を
要するという問題を有している。
【0004】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、搬送中のワーク周辺より落ちる切削液や切粉の飛散
を防止する旋回可能なオイルパンを有する簡素でレイア
ウト変更に対応しやすいローディング装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるオイルパン付きローディング装置は、
搬送中にワーク周辺より落ちる切削液や切粉等を受ける
オインパンを有するローディング装置であって、水平方
向のローダビームに沿って移動位置決め可能なキャリア
に前記オイルパンを旋回可能に設け、上限位置にあるロ
ーダアームが下降を開始する直前と上限位置に上昇し終
わった直後に前記オイルパンを排出位置と受け位置とに
旋回させるものである。また上記駆動手段はエアシリン
ダとするものである。
【0006】
【作用】ワークをローダハンドの把持爪で把持してロー
ダビームに沿ってZ軸方向に搬送している間、受け位置
に割出されているオイルパンでワーク周辺より落ちる切
削液や切粉等を受け、加工機上方の所定位置に位置決め
されて、ローダアームが下降し始める直前にオイルパン
を排出位置に旋回して、オイルパン内に溜まった切削液
や切粉等を加工機のカバー内に排出したのちワークの着
脱を行い、ワークの着脱が終わってローダアームが上限
に戻った直後にオイルパンが受け位置に旋回して切削液
や切粉を受け、Z軸搬送に入る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。複数の旋盤と複数の周辺装置からなる図1の
生産ラインにおいて、床上に3台の旋盤1A〜1Cが主
軸軸心を同一垂直平面上にして配置されており、複数の
旋盤の両側にワークコンベア2A,2Bが設置され、旋
盤1Aと1Bの間に反転装置3又は移載,計測装置等の
周辺装置が設置されている。そしてこれら旋盤1A〜1
Cおよび反転装置3の上方Z軸方向水平にNCローダの
ローダビーム4が設けられ、ローダビーム4にローディ
ングユニットのキャリア5が移動位置決め可能に設けら
れている。
【0008】キャリア5にはローダアーム6が垂直(Y
軸)方向に移動位置決め可能に設けられており、ローダ
アーム6の下端に逆V字形のローダハンド10が図示し
ないピンにより旋回可能に支持されている。ローダハン
ド10には二組の把持爪7A,7Bが図示しないアクチ
ュエータによりそれぞれ開閉可能に設けられており、ロ
ーダハンド10はアクチュエータ10aにより交互に下
側を向く把持爪7A又は7Bの把持中心が主軸軸心線を
通る垂直平面上に旋回される。
【0009】更にキャリア5の側面には支持板8が下向
きに固着されており、支持板8の下端部にピン9により
オイルパン11が旋回可能に設けられている。オイルパ
ン11は底板11aが円弧状で両側の側板11bが半月
状の容器で一方の側板11bにアーム12が一体に取り
付けられており、アーム12の中央寄り位置に前記ピン
9に回転可能に嵌合する穴が穿設され、先端部に長穴1
2aが刻設されている。
【0010】支持板8にはエアシリンダ13が垂直かつ
下向きに取り付けられており、エアシリンダ13のピス
トンロッド14先端に連結軸15が直角に固着されてい
る。この連結軸15の端部がアーム12の長穴12aに
移動可能に嵌挿されており、エアシリンダ13に供給さ
れるエアの切り換えでオイルパン11が下側の受け位置
aと横側の排出位置bとにほぼ90°旋回されるように
なっている。
【0011】一方、旋盤1A〜1Cは開閉ドア16を有
する全面カバー17により覆われており、開閉ドア16
はエアシリンダ18により開閉され、ドアが開いたとき
主軸チャック19周辺の上側及び前側が開口して、ロー
ダアーム6の進入が可能となる。尚、エアシリンダ13
は油圧シリンダにすることもできる。
【0012】続いて本実施例の作用を説明する。旋盤1
Aの主軸チャック19に把持されたワークWの第1工程
の加工が終わると、エアシリンダ18の後室に圧力空気
が供給されて開閉ドア16が開く。次いで旋盤1A上方
の所定のZ軸位置で待機中のキャリア5に取り付けられ
下側の受け位置aに割出されているオイルパン11が、
エアシリンダ13の後室へ圧力空気が供給されて、排出
位置bに旋回される。このときオイルパン11内に溜ま
っている切削液や切粉は旋盤1Aのカバー内に排出され
る。
【0013】次いでローダアーム6が下降して開いてい
る空の把持爪例えば7Aの把持中心が主軸と同心とな
り、把持爪7Aが閉じて第1工程の加工が終わったワー
クWを把持し、主軸チャック19が開いたのち、キャリ
ア5がZ軸方向反主軸チャック側に僅かに移動してワー
クWが主軸チャック19から離れる。
【0014】次いでローダハンド10が旋回してワーク
W(素材)を把持している把持爪7Bが主軸と同心とな
り、再びキャリア5がZ軸方向主軸チャック側に僅かに
移動してワーク(素材)の先端部が主軸チャック19の
開いている把持爪内に挿入され、主軸チャック19が閉
じてワークW(素材)が主軸チャック19に把持され、
把持爪7Bが開いてワークを解放する。
【0015】次いでローダアーム6が上昇して把持爪7
BがワークWから離れると、ローダアーム6の上昇が一
旦停止され、ローダハンド10が旋回して第1工程の終
わったワークWを把持する把持爪7Aが下側となって、
オイルパン11との干渉を避けたのち、ローダアーム6
が再び上昇して上限位置に位置決めされ、オイルパン1
1が受け位置aに旋回されてワークW及び把持爪7A,
7Bより落ちる切削液や切粉を受け、旋盤1Aの開閉ド
アー16が閉じたのち第一次の加工が再開される。
【0016】次いでキャリア5がZ軸方向図1で右側に
移動して反転装置3上方の所定位置に位置決めされ、上
述と同様オイルパン11が排出位置bに旋回されて、オ
イルパン内に溜まっている切削液及び切粉を反転装置に
設けられている受け皿3a内に排出したのち、ローダア
ーム6が下降して所定の反転動作を行う。
【0017】反転動作が終わるとローダアーム6が上昇
して上限位置に位置決めされ、オイルパン11が受け位
置aに旋回して切削液や切粉を受け、再びキャリア5が
Z軸方向右側に移動して旋盤1B上方の所定位置に位置
決めされ、旋盤1Bの第2工程の加工が終わるまで待機
する。
【0018】尚、オイルパン11を旋回する駆動手段は
エアシリンダ13に限定されるものではなく、図3に示
すようにキャリア5にラック24aを有するロッド24
を移動可能に垂直に設け、ロッド先端を連結軸15に連
結し、出力軸にラック24aと噛合うピニオン26が嵌
着されているモータ25により、オイルパン11を下側
の受け位置aと横側の排出位置bに旋回することもでき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。移動可能なキャリアに
設けたオイルパンを、ローダアームの動きに合わせて受
け位置aと排出位置bとに旋回するようにして、ワーク
搬送中常時ワーク周辺より落ちる切削液や切粉をオイル
パンで受けながら移動するようにしたので、従来の固定
式オイルパンに比べ構造が簡素で、生産ラインが長くな
るほどコスト安となり、生産ライン構成機のレイアウト
変更に対する対応が容易となる。
【0020】また、オイルパン自体の清掃は基本的に不
要であるが、もし清掃を行う場合でも作業し易い場所に
位置決めすることができるので、作業性がよく短時間に
清掃を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のオイルパン付きローディング装置と
ライン構成機の斜視図である。
【図2】(a)は旋盤上方に位置決めされたローディン
グユニットのワーク交換動作に入る直前の状態を示す正
面図、(b)は(a)の側面図である。
【図3】(a)は異なるオイルパン駆動手段を有するロ
ーディングユニットのワーク交換動作に入る直前の状態
を示す正面図、(b)は(a)の側面図である。
【図4】従来の技術の固定式オイルパンを有するローデ
ィング装置とライン構成機の斜視図である。
【符号の説明】
1A〜1C 旋盤 2A,2B
ワークコンベア 3 反転装置 4 ローダビ
ーム 5 キャリア 6 ローダア
ーム 7A,7B 把持爪 10 ローダ
ハンド 11 オイルパン 13 エアシ
リンダ W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送中にワーク周辺より落ちる切削液や
    切粉等を受けるオインパンを有するローディング装置で
    あって、水平方向のローダビームに沿って移動位置決め
    可能なキャリアに前記オイルパンを移動可能に設け、上
    限位置にあるローダアームが下降を開始する直前と上限
    位置に上昇し終わった直後に前記オイルパンを排出位置
    と受け位置とに移動させる駆動手段を設けてなるオイル
    パン付きローディング装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段はエアシリンダである請求
    項1に記載のオイルパン付きローディング装置。
JP6996094A 1994-03-14 1994-03-14 オイルパン付きローディング装置 Pending JPH07251346A (ja)

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