JPH07251243A - 1本のロール上または2本のロール間で連続鋳造するためのロール - Google Patents

1本のロール上または2本のロール間で連続鋳造するためのロール

Info

Publication number
JPH07251243A
JPH07251243A JP6287376A JP28737694A JPH07251243A JP H07251243 A JPH07251243 A JP H07251243A JP 6287376 A JP6287376 A JP 6287376A JP 28737694 A JP28737694 A JP 28737694A JP H07251243 A JPH07251243 A JP H07251243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
core
roll
flanges
conical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6287376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3378389B2 (ja
Inventor
Pierre Delassus
ドゥラスス ピエール
Hugues Legrand
ルグラン ユーグ
Gerard Raisson
レソン ジェラール
Fant Marc Di
ディ ファン マルク
Jacques Barbet
バルベ ジャック
Francois Mazodier
マゾディエール フランソワ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thyssen Stahl AG
USINOR SA
Original Assignee
Thyssen Stahl AG
USINOR Sacilor SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thyssen Stahl AG, USINOR Sacilor SA filed Critical Thyssen Stahl AG
Publication of JPH07251243A publication Critical patent/JPH07251243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3378389B2 publication Critical patent/JP3378389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0611Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0648Casting surfaces
    • B22D11/0651Casting wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0622Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two casting wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/068Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
    • B22D11/0682Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces by cooling the casting wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】互いに同軸に配置されたコア2およびスリーブ
3と、軸方向連結手段および回転連結手段を含むスリー
ブ3とコア2とを連結する連結手段と、コア2上でスリ
ーブ3を支持し且つ放射方向に心出しするための手段と
を有する、1本のロール上または2本のロール間で金
属、特に薄い金属ストリップを連続鋳造する装置の鋳造
ロール。 【構成】 軸方向連結手段がロールの軸線方向のほぼ中
間面Pの位置でスリーブ3をコア2に対して軸線方向に
当接させる手段4を有し、心出しするための手段がスリ
ーブ3の両端部のみをコア2に対して弾性的に心出しす
る円錐形の心出し手段34、51、35、61を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本のロール上または
2本のロール間で金属、特に鋼を連続鋳造する装置、特
に連続鋳造ロールの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公知のように、金属を鋳造して厚さが数
ミリメートルの薄い金属製品、特に鋼のストリップを直
接製造する鋳造技術(一般にロール連続鋳造法とよばれ
る)は開発されている。この鋳造技術では平行な軸線を
有する2本の冷却ロールとこのロールの端面と対向して
配置された2枚の側部密封ダムとで区画される鋳造空間
中に溶融金属を注入する。金属はロール壁面と接触して
凝固するとともに、ロールを互いに逆方向へ回転させる
ことによって、少なくとも部分的に凝固した金属ストリ
ップを引き出す。このストリップの厚さは2本のロール
間の距離にほぼ等しい。この鋳造方法を用いると溶融金
属から薄い金属ストリップ、特に鋼のストリップを直接
製造することができる。このストリップは薄いので、続
いて冷間圧延を直接行うことができる。
【0003】これより薄い製品を製造するための鋳造技
術も知られている。この方法では、回転している一本の
ロールの表面上に液体金属を注ぎ、ロールと接触してい
る間に液体金属を完全に凝固させて連続金属ストリップ
にする。
【0004】上記の各鋳造方法で使用されるロールは一
般に内部から冷却され且つ互いに同軸に配置されたコア
およびスリーブと、スリーブをコア上で回転自在に軸方
向に連結する手段と、スリーブをコア上に心出し/支持
する手段とを有している。
【0005】このロールの一例はフランス国特許第 2 6
54 372号に記載されている。この特許に記載のロールは
熱伝導性の良い材料、例えば銅合金で作られたスリーブ
を支えるコアを有し、スリーブには冷却液の循環路が形
成されている。スリーブの軸方向中間区域は「T」型ま
たは「蟻」状の組立体よってコア上に機械的に維持され
て、コア上でのスリーブの軸方向の位置決めとコアから
スリーブへの回転運動の伝達とが確実に行われるように
なっている。この組立体は熱膨張作用でスリーブがコア
から放射方向へ外れるのを防止する役目もしている。ま
た、スリーブ端部での膨張作用を防ぐために、軸方向の
変位は許すが、放射方向への変位を阻止する環状フラン
ジでスリーブ端部を保持している。
【0006】しかし、この構成でスリーブをコア上に確
実に設置しようとすると、スリーブが大型化し、スリー
ブを組み立ててコアに保持させるための機械加工を高い
精度で行わなければならないために、スリーブ部分はま
すます高価なものになる。また、T型または蟻溝型の組
立体の場合にはスリーブの中間区域が極めて厚くなり、
端部に向かって薄くしなければならない。こうした断面
の大きな変化はスリーブ膨張時に不規則な変形を引き起
こす原因となる。
【0007】特開平4−224054号にはスリーブと2つの
セミコアとからなるロールが提案されている。スリーブ
のボアは双円錐形で、セミコアはスリーブのボアの円錐
形とは逆の傾斜面を有し、スリーブのボアはその幅のほ
ぼ全体がセミコアによって支持されている。コアは、ス
リーブが放射方向へ膨張した場合でもスリーブとコアの
接触を保つようにロールの軸方向に作用する弾性接続手
段によって互いに連結されている。この特許の目的はス
リーブの周期的な熱変形の影響でスリーブとコアとの間
の接触が損なわれるのを防ぐことにある。この構成では
スリーブは円錐形の表面での摩擦でコアによって駆動さ
れるので、周上の放射方向および軸線方向の種々の膨張
の影響で接触が失われて駆動されない危険が生じる危険
性がある。この問題はスリーブが熱で膨張した場合に重
大になる。
【0008】また、この特許ではロールの軸線方向での
スリーブの位置を維持するためにセミコアを対称変位さ
せている。この変位が完全に対称でないとスリーブが最
初の位置に対して軸方向に変位してしまい、スリーブ端
部と鋳造空間の横方向を密封するダムとの間の密閉性が
失われる。ロール端部での鋳造空間の密閉性を確実に行
うには密閉ダムとスリーブ端部とが確実に接触しなけれ
ばならない。事実、2本のロール間で鋳造する装置で
は、2本のロールのスリーブの軸方向の変位が同一でな
いとスリーブ端部と密閉ダムとの間の必要な接触を維持
することが不可能であることは理解できよう。
【0009】一般に、ロールのスリーブは変形し易く
(主として熱による膨張の影響)、スリーブをロールへ
最適な方法で確実に固定しないと、鋳造中の金属によっ
て加わる圧力の影響でスリーブの回転が不安定になり、
回転が完全に規則正しく周期的に行われなくなり、擬似
回転現象が生じてくる。こうした乱れは鋳造製品の表面
の幾何学的欠陥または冶金的欠陥となって現れ、品質を
低下させる。
【0010】また、スリーブの支持と心出しとを同じ部
品で行わないと、低温時に回転軸に対して完全に同心と
なるようにスリーブの外形を機械加工しても、高温にな
ってスリーブが膨張した時には支持体が変化して、中心
からズレてしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
問題を解決して、磨耗し易い部品を容易に交換でき、材
料と機械加工の面で経済性に優れた低コストで製造可能
な経済的な鋳造ロール、特にスリーブ製造用鋳造ロール
を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、ロールが低温時で
も、鋳造中の高温時でもスリーブを連続的かつ均一に確
実に支持する方法を提供することにあり、特に、 1) コア上でのスリーブの軸線方向および放射方向の心
出しを良くし、 2) ロール軸線に直角なロールの中間面に対してできる
だけ対称性を確保し、 3) コアによるスリーブの駆動を一定にし、スリーブが
変形した場合でも一定のトルク伝達を確保し、 4) 膨張による変形が生じた時もスリーブおよびコア内
の応力を制限し、 5) スリーブが熱膨張した時にスリーブ端部を確実に保
持し、 6) 高温でも低温でもスリーブの輪郭形状を回転軸線に
確実に心出しさせる方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の対称は、互いに
同軸に配置されたコアおよびスリーブと、軸方向連結手
段および回転連結手段を含むスリーブとコアとを連結す
る連結手段と、コア上でスリーブを支持し且つ放射方向
に心出しするための手段とを有する、1本のロール上ま
たは2本のロール間で金属を連続鋳造する装置の鋳造ロ
ールにある。本発明の特徴は、軸方向連結手段がロール
の軸線方向のほぼ中間面の位置でスリーブをコアに対し
て軸線方向に当接させる手段を有し、心出しするための
手段がスリーブの両端部のみをコアに対して弾性的に心
出しする円錐形の心出し手段を有する点にある。
【0014】
【作用】本発明ではコアに対するスリーブの軸線方向と
放射方向との心出しが、スリーブの膨張状態とは無関係
に、同一部品によって確実に行われる。すなわち、軸方
向当接手段はロールの中間面の位置にあるため、膨張に
よるスリーブの軸方向変形はこの中間面の両側で均等に
分散して、スリーブは正確且つ確実に位置決めされ、従
って、中間面に対する鋳造面の対称性が最大限確保され
る。
【0015】さらに、円錐形の心出し手段によってスリ
ーブ端部の放射方向の心出しも確実に行われて、スリー
ブの軸方向位置とは無関係にスリーブ全体の心出しせが
確実に行われる。本発明では軸線方向の心出し手段と放
射方向の心出し手段とを別々にしたことによって、スリ
ーブの伸びや膨張状態とは無関係にスリーブを鋳造装置
全体に対して最適位置に配置できるということは容易に
理解できよう。
【0016】また、スリーブの中心部がコアに剛体固定
されないため、余分な厚さが不用となり、その結果、余
分な機械加工が不用にてる。従って、スリーブの断面は
幅全体に渡って均一であり、膨張時に表面が不均一に変
形する危険もない。
【0017】本発明の実施例では、円錐形の心出し手段
がコアと同心な2つのフランジを有し、このフランジは
最小隙間を介してコア上を摺動する。この摺動は摺動樹
脂または油膜式ベアリングで行うことができる。各フラ
ンジは截頭円錐部分を有し、この截頭円錐部分はスリー
ブの対応する端部に形成された同様な截頭円錐形のボア
と対向している。また、両方のフランジを互いに引張る
弾性手段も設けられている。
【0018】フランジを引張る手段は、コアおよびスリ
ーブとは独立して2つのフランジを連結する弾性連結手
段で構成するのが好ましい。従って、各フランジによっ
スリーブの端部に加わる力は等しくなり、従って、スリ
ーブに加わる力は完全に対称になる。スリーブをコアに
回転連結させるための本発明の装置では、ロールは当接
手段に軸方向の力を加える加圧手段を有しており、この
当接手段の位置でのスリーブとコアとの摩擦によってコ
アによるスリーブの回転駆動の少なくとも一部が与えら
れる。
【0019】本発明の別の構成では、上記の加圧手段に
代わって、またはそれに加えて、フランジをコアに回転
連結し、この回転連結とスリーブ端部とフランジとの摩
擦による連結とによってフランジがコアからスリーブへ
の回転駆動の少なくとも一部を伝達する。スリーブまた
はフランジのいずれか一方の円錐形接触面の少なくとも
1方には低温時にスリーブ端部の位置にレリーフ面を形
成して、この位置において、低温時には円錐形表面間に
空間が生じ、高温時にスリーブが熱膨張力を受けた時に
は円錐形表面が互いに近づくようになっているのが好ま
しい。
【0020】この構成にすることによって、スリーブが
熱膨張で変形した時に円錐形表面の接触が一定に維持さ
れ、増加することになる。すなわち、低温時に、スリー
ブおよびフランジの円錐面が正確に等しい傾斜の完全に
直線をしていると、スリーブが熱膨張した時には主とし
てスリーブ端部を回転させるような変形が起こり、円錐
面の傾斜が小さくなってしまう。その結果、スリーブと
フランジとの間の円錐接触が、スリーブ先端部位置のみ
での環状の直線的接触に限られることになる。接触面が
少なくなると、スリーブの軸線方向心出しと良好な回転
駆動とを行う上では好ましくない。
【0021】本発明のレリーフ面は、膨張による変形が
生じた時に接触領域をスリーブの外側端部の方へシフト
させることによって、ロールの中間面付近の接触領域か
ら円錐面が分離するという現象を無くすことができ、接
触領域の減少を防ぐことができ、あるいは、少なくとも
そのような分離を最小にすることができる。本発明の上
記以外の特性および利点は下記の説明からより良く理解
され、明らかになろう。しかし、添付の図面を参照した
下記の説明はロール間で薄い金属製品を製造するための
連続鋳造装置の鋳造ロールの一例で、本発明かこれに限
定されるものではない。
【0022】
【実施例】図1に示した鋳造ロールは以下のものを有し
ている: 1) 回転駆動機構(図示せず)に接続されたシャフト
1、 2) シャフト1に焼きばめ(frettage)および/またはキ
ー止めで剛体連結され、シャフト1に取付けた後にそれ
と同軸となるように加工されたコア2、 3) 熱伝導性の良い材料、例えば銅または銅合金で作ら
れたコア2と同軸なスリーブ3 (着脱自在なロールの交
換要素) 、 4) 軸方向当接手段4を有するスリーブ3をコア2に軸
方向で連結する手段、 5) コア2とスリーブ3の端部との間に配置されたフラ
ンジ5、6を有するスリーブ3をコア2上に支持し、心
出しする手段、 6) スリーブ3をコア2に回転自在に連結する連結手段
(下記で説明するようにこの手段はフランジ5、6およ
びその組立て手段と、軸方向当接手段4およびこの軸方
向当接手段4に圧力を加える加圧手段とで構成される)
【0023】スリーブ3の外側表面31の近傍には冷却液
を循環させる冷却路32が形成されている。この冷却路32
の端部は冷却液の共通回路(図示せず)への供給路・戻
り路7、8に接続されている。この種の回路は例えばフ
ランス国特許第 2,654,372号に記載されている。コア2
の軸方向の中間区域21は末端部分22よりも直径が大き
い。このコア2の中間区域21には肩部24が形成されてい
る。この肩部24はロールのほぼ中間で且つ軸線11に垂直
な面P上に位置している。
【0024】スリーブ3の内側には肩部24に対応する突
起33が同じく面P上に形成されている。コア2の肩部24
上にスリーブ3の突起33を当接させることによって、ス
リーブ3をコア2上で軸線11方向に確実に心出しするこ
とができ、それによってコア2に対するスリーブ3の位
置、従って、鋳造装置全体に対するスリーブ3の位置を
正確に決めることができる。その結果、ロールの中間面
Pに対するスリーブ3の対称性が保証され、鋳造中にス
リーブ3が軸方向に伸びたとしても対称性は維持でき、
この伸びに起因するスリーブ3の両端部の変位も中間面
Pに対して対称に起こる。
【0025】コア2上でのスリーブ3の放射方向の心出
しはスリーブ3の両端部にのみ力を加える弾性のある円
錐形の心出し装置9によって行われる。この心出し装置
9はコア2の両端部22、23と同心に配置された2つのフ
ランジ5、6で構成されている。これらのフランジ5、
6はコア2の両端部22、23上をほぼ隙間なしの状態で摺
動することができるようになっている。フランジ5、6
は截頭円錐台形部分51、61を有し、この截頭円錐台形部
分51、61はスリーブ3の両端部に形成された円錐形のボ
ア34、35の中に収容されている。ボア34、35の穴の形状
は截頭円錐台形部分51、61とは逆の傾斜になっている。
【0026】フランジ5、6はロールの軸線方向に力を
加える弾性引張り手段によって互いに引っ張られてい
る。この弾性引張り手段はフランジ5、6の截頭円錐台
形部分51、61をスリーブ3の円錐形のボア34、35へ押圧
して、スリーブ3の心出しと両端部の支持を確実に行う
役目をする。スリーブ3とフランジ5、6との円錐接触
はスリーブ3の両端部でのみで起こる点に注意された
い。従って、コア2上でのスリーブ3の放射方向への心
出しは主としてスリーブ3の両端部で行われ、その結
果、後で詳細に説明するように、高温の熱膨作用でスリ
ーブ3の中間区域がコア2から離れた場合でも心出し状
態が維持できる。
【0027】フランジ5、6の弾性引張り手段は、各フ
ランジに独立して作動する、フランジ5、6をコア2の
中間区域21へ向かって引っ張る引張り手段にすることが
できる。この引張り手段は、図1に示すように、フラン
ジ5、6の円周状に配置した引張りロッド71で構成され
るフランジ5、6を互いに連結する弾性連結手段で構成
するのが好ましい。これらの引張りロッド71はコア2の
中間区域21に形成した孔25の中を自由に通過して両方の
フランジ5、6を互いに連結している。
【0028】図2から分かるように、引張りロッド71は
フランジ5、6に形成した孔72を通り、その両端部には
調整ナット73が取付けられている。ナット73とフランジ
5との間には弾性座金等の弾性要素74が配置され、両方
のフランジ5、6を互いに離間可能な状態で互いに引っ
張り合う力を加えている。引張り力は、高温時にスリー
ブ3が膨張して円錐形のボア34、35の寸法が変化した時
に回転方向への摺動は阻止した状態で軸線方向へはわず
かに摺動できる力でフランジ5、6をスリーブ3の円錐
形のボア34へ押圧するように、ナット73で調節される。
フランジ5、6を互いに引張る力をシリンダー(ジャッ
キ)で与え、鋳造条件(取り去る熱流量、スリーブ3の
変形量等)の関数で鋳造前(さらには鋳造中でも)に調
整できるようにすることもできる。
【0029】フランジ5、6は耐摩擦特性、耐腐蝕性お
よび機械強度特性に優れた材料、例えば青銅アルミナま
たはその類似合金で作られる。フランジ5、6の円錐形
部分の傾斜は、フランジ5、6とスリーブ3との相対変
位の可逆性が保証される、換言すれば、スリーブ3が放
射方向に膨張した時にフランジ5、6が互いに接近で
き、しかも、スリーブ3の両端部が放射方向へ収縮した
時には弾性座金74が圧縮されてフランジ5、6が押し戻
されるようになっていなければならない。
【0030】すなわち、フランジ5、6の円錐形部分の
傾斜はスリーブ3とフランジ5、6との間の界面の摩擦
特性とフランジ5、6に加わる力の関数で膨張と収縮と
の間のヒステリシスが最少になるように、換言すれば、
所定の温度条件でロールが元へ戻った時のフランジ5、
6の位置が、前回の同じ条件の時と同じ位置に(その間
に起こった変位とは無関係に)できるだけ正確に戻るよ
うに、決定される。
【0031】従って、フランジ5、6の円錐形部分の傾
斜は、フランジ5、6がスリーブ3中で動かなくなるこ
とがなく、しかも、鋳造中に鋳造製品によって加わる圧
力によって生じる力でフランジ5、6が互いに離れない
だけの十分に小さな傾斜でなければならないことは容易
に理解できよう。コア2の軸線方向両端部分22、23上で
のフランジ5、6の心出しはフランジとコア2との間に
注入した滑摺動脂26で行うか、フランジ5、6がブロッ
クされて動きが阻害されることのないようにコア2上で
のフランジ3の軸方向摺動状態を良好に維持したままコ
ア2とフランジ5、6との間の遊びが最少になる、例え
ば直径に対して0.05mm程度の大きさになるようなその他
の手段、例えばベ軸受やオイルシールで行うことができ
る。
【0032】コア2とフランジ5、6との間の回転駆動
トルクの伝達を確実に行うために、例えばクサビのよう
な回転連結系を用いることができるが、軸線方向へは自
由に摺動できる状態で連続的にトルク伝達できるように
する連結手段、例えば符号27で示した柔軟鋼(Flexacie
r) 型の連結手段でフランジ5、6をコア2へ連結する
のが好ましい。従って、コア2からスリーブ3への駆動
トルクの伝達はコア2とフランジ5、6との間の連結系
と、フランジ5、6とスリーブ3との間の摩擦とによっ
て確実に行われる。
【0033】これらのトルク伝達は、コア2の肩部24と
スリーブの突起33との所での摩擦駆動によってさらに確
実に行うのが好ましい。そのために、ロール2にはスリ
ーブ3の突起33をコア2の肩部24へ押圧する加圧手段が
設けられている。この加圧手段はコア2に取付けられた
弾性フランジ28を含み、この弾性フランジ28はスペーサ
ー81を介してスリーブ3に押圧されている。このスペー
サー81はスリーブ3とコア2の中間領域21との間に配置
された連続リングにすることができる。
【0034】図3に示すように、スペーサー81を分割し
て、スリーブ3とコア2との境界に形成した長手方向溝
中に設置したタイル状の複数の互いに独立した押圧部材
82にするすののが好ましい。そうすることによって、少
なくとも低温時にスリーブ3とコア2との接触を保つこ
とができ、それによってスリーブ3の補助的心出しを行
うことができる。これらの押圧部材82はスリーブ3の突
起33の近傍でそれと背中合わせに設けられた第2の突起
36に押圧されている。この構造にすることによって、ス
リーブ3をその幅方向での断面を連続的な均一形状にす
ることができ、高温時の変形が最小に抑えられ、中間面
Pに対して左右対称になる。
【0035】既に述べたように、スリーブ3の支持およ
び放射方向での心出しは主としてフランジ5、6で行わ
れる。スリーブ3が膨張で変形したる時でも、フランジ
3の截頭円錐部分51、61上にスリーブ3を一定に当接さ
せるために、スリーブ3の円錐形のボア32、34の外側端
部にレリーフ面37を設けて、フランジ3の膨張変形およ
び円形変形が小さい(0.1 mm未満)ロールの中心付近に
位置した領域38でスリーブ3がフランジ5、6と接触を
保つようにし、また、スリーブ3の端部が熱膨張の影響
または鋳造製品による圧力によってロールの軸線に近づ
くような応力を受けるた時に、スリーブ3のレリーフ面
37がフランジ5、6に順次に当接して、円錐形部分の幅
が増加するようにするのが好ましい。
【0036】次に、図4、5を参照してロール使用時の
スリーブの挙動を説明する。図4は低温時のスリーブ3
の形状と位置の概念図で、この時にはスリーブ3はフラ
ンジ5、6上に支持され、心出しされている。鋳造時に
はスリーブ3が加熱され、膨張(矢印F1方向)し、熱
膨張形になる(図5参照)。スリーブ3の中央部分は放
射方向へコア2から離れる方向へ移動するが、スリーブ
3の突起33とコア2の肩部24との間の軸方向当接状態は
維持され、スリーブ3の支持および心出しがフランジ
5、6によって常に確実に行われる。
【0037】温度が上昇すると、スリーブ3の端部は回
転運動(矢印F2参照)し、スリーブ3のレリーフ部分
37がフランジ5、6の円錐部分に当接する。この際、レ
リーフ部分37の断面形状はスリーブ3の高温変形の計算
モデルによって正確に決定されているので、円錐形部分
の領域38での接触が失われることはない。スリーブ3が
上記のように種々変形すると、フランジ5、6はスリー
ブ3の寸法変化に自分自身を常に適応させるように矢印
F3の方向へ変位する。
【0038】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。特に、スリーブ3のレリーフ部分37をスリーブ3
の円錐形のポアの外側端部に形成する代わりに、例えば
半径の大きな円環状支持体の形にすることによって、レ
リーフ部分を截頭円錐部分上で延ばすこともできる。す
なわち、スリーブ3の円錐形部分の母線を直線ではな
く、半径の大きな曲線にして、熱膨張でスリーブ3が変
形した際に、スリーブ3の円錐部分がフランジ5、6の
截頭円錐部分上を転動して膨張して直線に近づき、円錐
接触の長さが増加するようにすることもできる。本発明
は1本のロール上で薄い金属製品を連続鋳造する鋳造ロ
ールにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋳造ロールの放射方向平面に沿った片側断面
図。
【図2】 図1のA部分の拡大詳細図。
【図3】 図2のIII −III 線による部分断面図。
【図4】 低温時のスリーブ、フランジおよびコアの相
対位置を示すロールの簡略図。
【図5】 高温時にスリーブが熱膨張した時のスリー
ブ、フランジおよびコアの相対位置を示すロールの簡略
図。
【符号の説明】
1 シャフト 2 コア 3 スリーブ 4 当接手段 5、6 フランジ 7、8 冷却
液供給路 9 心出し装置 11 軸線 21 中間区域 22、23 コア
の端部 24 肩部 25 孔 26 摺動樹脂 32 冷却路 33 突起 34、35 ボア 36 第2の突起 71 引張りロ
ッド 81 スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピエール ドゥラスス フランス国 62400 ロコン リュ コル ネ マロ 13 (72)発明者 ユーグ ルグラン フランス国 62330 モランゲム リュ ジャンジョレ 112 (72)発明者 ジェラール レソン フランス国 58000 ネヴェール リュ デ ラトワール 2 (72)発明者 マルク ディ ファン フランス国 78300 ポワシー ブルヴァ ール ドゥ ラ ペ 6 (72)発明者 ジャック バルベ フランス国 42100 サン ティティエン ヌ リュ デ 3 ムール 9 (72)発明者 フランソワ マゾディエール フランス国 42100 サン ティティエン ヌ リュ エドモン シャルパンティエー ル 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同軸に配置されたコア(2) および
    スリーブ(3) と、軸方向連結手段および回転連結手段を
    含むスリーブ(3) とコア(2) とを連結する連結手段と、
    コア(2) 上でスリーブ(3) を支持し且つ放射方向に心出
    しするための手段とを有する、1本のロール上または2
    本のロール間で金属を連続鋳造する装置の鋳造ロールに
    おいて、 軸方向連結手段がロールの軸線方向のほぼ中間面(P)
    の位置でスリーブ(3)をコア(2) に対して軸線方向に当
    接させる手段(4) を有し、心出しするための手段がスリ
    ーブ(3) の両端部のみをコア(2) に対して弾性的に心出
    しする円錐形の心出し手段 (34、51、35、61)を有する
    ことを特徴とするロール。
  2. 【請求項2】 円錐形の心出し手段 (34、51、35、61)
    がコア(2) 上を摺動する心出しされた2つのフランジ
    (5, 6)と、これら2つのフランジ(5, 6)を互いに引張る
    弾性手段(71、73、74)とを有し、各フランジは截頭円
    錐部分(51, 61)を有し、この截頭円錐部分(51, 61)はス
    リーブ(3) の対応する端部に形成された対応する截頭円
    錐形のボア(34, 35)と対向している請求項1に記載のロ
    ール。
  3. 【請求項3】 フランジ(5, 6)を互いに引っ張る弾性手
    段(71、73、74)がコア(2) およびスリーブ(3) とは独
    立して2つのフランジ(5, 6)を弾性的に連結する弾性連
    結手段(71、73、74)で構成される請求項2に記載のロ
    ール。
  4. 【請求項4】 当接手段(4) に軸線方向の力を加える加
    圧手段(28, 81)を有する請求項1に記載のロール。
  5. 【請求項5】 当接手段(4) がスリーブ(3) の突起(33)
    と当接する肩部(24)を有する請求項1に記載のロール。
  6. 【請求項6】 加圧手段(4) が弾性フランジ(28)と、ス
    リーブ(3) とコア(2)との間に配置されたスペーサー(8
    1)とを有し、このスペーサー(81)が弾性フランジ(28)に
    よって突起(33)とは反対側の突起(36)に押圧されている
    請求項4に記載のロール。
  7. 【請求項7】 スペーサー(81)がスリーブ(3) とコア
    (2) との境界に形成された長手方向溝中に収容された互
    いに独立した複数個の押圧部材(82)に分割されている請
    求項6に記載のロール。
  8. 【請求項8】 フランジ(5, 6)がコア(2) に回転連結さ
    れている請求項1に記載のロール。
  9. 【請求項9】 スリーブ(3) およびフランジ(5, 6)と接
    触した円錐形の面(34,51)の少なくとも1方が、低温時
    に、スリーブ(3) の端部位置にレリーフ面(37)を有し、
    このレリーフ表面(37)の所では上記の円錐形の面の間に
    空間が存在するようになっている請求項1に記載のロー
    ル。
  10. 【請求項10】 フランジ(5, 6)の弾性連結手段が引張
    りロッド(71)と、弾性要素(74)とを有する請求項3に記
    載のロール。
JP28737694A 1993-10-27 1994-10-27 1本のロール上または2本のロール間で連続鋳造するためのロール Expired - Fee Related JP3378389B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9312983 1993-10-27
FR9312983A FR2711561B1 (fr) 1993-10-27 1993-10-27 Cylindre de coulée d'une installation de coulée continue sur un ou entre deux cylindres.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07251243A true JPH07251243A (ja) 1995-10-03
JP3378389B2 JP3378389B2 (ja) 2003-02-17

Family

ID=9452394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28737694A Expired - Fee Related JP3378389B2 (ja) 1993-10-27 1994-10-27 1本のロール上または2本のロール間で連続鋳造するためのロール

Country Status (23)

Country Link
US (1) US5613546A (ja)
EP (1) EP0650789B1 (ja)
JP (1) JP3378389B2 (ja)
KR (1) KR100334243B1 (ja)
CN (1) CN1050787C (ja)
AT (1) ATE166264T1 (ja)
AU (1) AU672336B2 (ja)
BR (1) BR9404256A (ja)
CA (1) CA2134286C (ja)
CZ (1) CZ283732B6 (ja)
DE (1) DE69410396T2 (ja)
DK (1) DK0650789T3 (ja)
ES (1) ES2118351T3 (ja)
FI (1) FI101686B (ja)
FR (1) FR2711561B1 (ja)
PL (1) PL177884B1 (ja)
RO (1) RO117075B1 (ja)
RU (1) RU2120348C1 (ja)
SK (1) SK281342B6 (ja)
TR (1) TR28021A (ja)
TW (1) TW265288B (ja)
UA (1) UA41317C2 (ja)
ZA (1) ZA948034B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2745510B1 (fr) * 1996-02-29 1998-05-22 Usinor Sacilor Cylindre de coulee d'une installation de coulee continue sur un ou entre deux cylindres
US6010443A (en) * 1996-10-22 2000-01-04 Valmet-Karlstad Ab Clamping ring for an enclosed shoe press
US6135002A (en) * 1998-04-27 2000-10-24 Neal; Kenneth Ray Die cutter blanket and bearing and method of arranging the blanket and bearing on an anvil
AT408199B (de) 1999-09-06 2001-09-25 Voest Alpine Ind Anlagen Giesswalze
SE529022C2 (sv) * 2005-06-17 2007-04-10 Sandvik Intellectual Property Vals samt ring för vals innefattande ett fjäderdon
FR2919511B1 (fr) * 2007-07-30 2010-01-29 Snecma Propulsion Solide Rouleau composite thermostructural
US8215376B2 (en) * 2008-09-01 2012-07-10 Wagstaff, Inc. Continuous cast molten metal mold and casting system
IT1392484B1 (it) * 2008-12-23 2012-03-09 Rossini S P A Anello di protezione di maniche da stampa ad innesto rapido rimuovibile
CN107866351A (zh) * 2017-11-30 2018-04-03 深圳华美板材有限公司 一种涂覆辊

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1518836A (en) * 1924-03-08 1924-12-09 Firm Rheinische Stahlwerke Rolling mill
EP0005012B1 (en) * 1978-04-14 1983-01-26 Pilkington Brothers P.L.C. A roll for use under high or low temperature conditions
JPS55100854A (en) * 1979-01-16 1980-08-01 Kikai Syst Shinko Kyokai Revolving mold apparatus for continuous casting
JPS6024733B2 (ja) * 1979-01-26 1985-06-14 アイダエンジニアリング株式会社 トランスファのスライダ装置
FR2654372B1 (fr) * 1989-11-16 1992-01-17 Siderurgie Fse Inst Rech Cylindre pour un dispositif de coulee continue sur un ou entre deux cylindres.

Also Published As

Publication number Publication date
RU94039286A (ru) 1996-09-10
CN1050787C (zh) 2000-03-29
RO117075B1 (ro) 2001-10-30
EP0650789B1 (fr) 1998-05-20
FR2711561B1 (fr) 1996-03-29
BR9404256A (pt) 1995-07-04
CZ263994A3 (en) 1995-08-16
SK129494A3 (en) 1995-06-07
DE69410396T2 (de) 1999-01-28
KR100334243B1 (ko) 2002-11-29
SK281342B6 (sk) 2001-02-12
ZA948034B (en) 1995-06-07
FI101686B1 (fi) 1998-08-14
US5613546A (en) 1997-03-25
FI945029A0 (fi) 1994-10-26
TW265288B (ja) 1995-12-11
ATE166264T1 (de) 1998-06-15
AU7589894A (en) 1995-05-18
JP3378389B2 (ja) 2003-02-17
PL305585A1 (en) 1995-05-02
DE69410396D1 (de) 1998-06-25
CA2134286A1 (fr) 1995-04-28
AU672336B2 (en) 1996-09-26
FI945029A (fi) 1995-04-28
FR2711561A1 (fr) 1995-05-05
EP0650789A1 (fr) 1995-05-03
CN1106720A (zh) 1995-08-16
RU2120348C1 (ru) 1998-10-20
PL177884B1 (pl) 2000-01-31
DK0650789T3 (da) 1999-03-15
ES2118351T3 (es) 1998-09-16
UA41317C2 (uk) 2001-09-17
CZ283732B6 (cs) 1998-06-17
FI101686B (fi) 1998-08-14
TR28021A (tr) 1996-01-05
CA2134286C (fr) 2004-01-27
KR950011006A (ko) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3378389B2 (ja) 1本のロール上または2本のロール間で連続鋳造するためのロール
KR100194168B1 (ko) 한로울 또는 두 로울사이의 연속 주조 장치용 로울
US4552201A (en) Methods for shaping the casting region in a twin-belt continuous casting machine for improving heat transfer and product uniformity and enhanced machine performance
US5839501A (en) Casting roll for a plant for continuous casting onto one or between two rolls
US4577674A (en) Guide roll
US4674558A (en) Methods for shaping the casting region in a twin-belt continuous casting machine for improving heat transfer and product uniformity and enhanced machine performance
JP3237666B2 (ja) 圧延ロールとその組立方法
CA1192373A (en) Method and system for shaping the casting region in a twin-belt continuous casting machine for improving heat transfer and product uniformity and enhanced machine performance
US4671341A (en) Systems for shaping the casting region in a twin-belt continuous casting machine for improving heat transfer and product uniformity and enhanced machine performance
US5481895A (en) Second intermediate idler roll for use in a 20-high cluster mill
MXPA97001464A (en) Cylinder of colada of a installation of coladacontinua on one and between two cilind
JPH0428466B2 (ja)
JP2533601B2 (ja) 双ロ―ル式連続鋳造機
MXPA94008273A (en) Molding roller for an installation paramolating continuously on one or between dosrodil
KR970010779B1 (ko) 연속주조장치의 냉각드럼 및 그 제조방법
JPS63273505A (ja) 組立ロ−ル
JPH01192449A (ja) 金属薄帯の連続鋳造装置
KR20040056879A (ko) 용탕 인출법에 의한 금속박판 제조용 주조롤 및 그금속박판의제조방법
JPH0441007A (ja) 圧延ロール及びそれを用いた圧延機並びに圧延ロールの製造方法
JPH05209392A (ja) プレスロール装置およびその製造方法
JPH05253649A (ja) 双ロール式薄板連続鋳造機の冷却ロール
KR20000007166U (ko) 전로 트라니온축의 스페이서 간격조정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021029

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121206

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees