JPH07249436A - 圧接ジョイントコネクタ - Google Patents

圧接ジョイントコネクタ

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JPH07249436A
JPH07249436A JP6041102A JP4110294A JPH07249436A JP H07249436 A JPH07249436 A JP H07249436A JP 6041102 A JP6041102 A JP 6041102A JP 4110294 A JP4110294 A JP 4110294A JP H07249436 A JPH07249436 A JP H07249436A
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JP
Japan
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joint connector
electric wire
wire
holder
pressure
Prior art date
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Application number
JP6041102A
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English (en)
Inventor
Yoshio Okura
良夫 大倉
Muneji Kihira
宗二 紀平
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホルダ22にダミー保持部24を設ける。ダ
ミー保持部24は、電線仮止め部202と協働し、電線
Wがホルダ23と交差する方向Aに往復して略水平面上
で円弧をなすように当該電線Wの余長部Uを保持する。 【効果】 電線Wの余長部Uが、略水平面上で円弧をな
すように配置されるので、圧接ジョイントコネクタ20
の載置部220Aが開放される。従って、圧接ジョイン
トコネクタ20の着脱が容易になり、作業性が向上す
る。しかも、余長部Uがホルダと交差する方向Aに往復
することができるので、余長部Uをループ状にUターン
させ、そのループ端ULを掴んで位置合わせを行なうこ
とが可能になる。このため、特別な布線治具を用いるこ
となく電線Wの線ぐせや引張等の影響を阻止することが
可能になる。また、Uターンしている一の電線Wに必要
な圧接金具の極数を一つに設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧接ジョイントコネク
タに関し、より詳細には、図板の上に配置されたワイヤ
ーハーネスの電線同士を導通させるのに最適な圧接ジョ
イントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、圧接ジョイントコネクタは、ワイヤーハーネス等の
ような電気配線システムを製造する際に用いられる。特
に大規模なワイヤーハーネスを製造する場合には、仮結
束回路と呼ばれる単位電線束組立体を複数個製造し、本
結束工程と呼ばれる工程において、それらを圧接ジョイ
ントコネクタで電気的に接続する方法が広く採用されて
いる(例えば、実開昭61−117465号公報参
照)。
【0003】上記ワイヤーハーネスを構成する電線のう
ち、一部の電線同士を圧接ジョイントコネクタに接続す
る際には、図5に示すように、ワイヤーハーネス100
の幹線となる電線束101から、圧接ジョイントコネク
タで接続されるべき電線Wをループ状に突出させ、この
Uターン部102を圧接ジョイントコネクタで接続する
形式のものが知られている。なお、本明細書の以下の説
明において、Uターン部102のうち、電線束101か
ら最も長く突出している部位(図5において符号102
Aで示す部位)をループ端という。
【0004】圧接ジョイントコネクタによって、Uター
ン部102を連結する技術としては、例えば、実開昭5
9−119580号公報に開示されている。同公報の構
成では、図6に示すように、多数のUターン部102の
ループ端102Aを圧接ジョイントコネクタ110の上
に位置決めし、周知の方法で圧接ジョイントコネクタ1
10に連結している。
【0005】しかし、この構成では、電線Wの線ぐせや
引張等により、ループ端102Aを圧接ジョイントコネ
クタ110の所定位置に位置決めするのが困難であっ
た。その結果、Uターン部102がしばしば本来のセッ
ト位置から外れてしまい、安定した圧接構造が得られ
ず、品質に大きなばらつきが生じるという不具合があっ
た。
【0006】そのような問題を解決するものとして、特
開平3−165476号公報に開示されている構成も提
案されている。同公報の構成では、図7に示すように、
一対の布線治具121、122を用いて、幹線となる電
線束101と平行にUターン部102を張設し、さら
に、位置決め部材123を用いて、各Uターン部102
のループ端102Aを圧接ジョイントコネクタ110上
に位置決めするようにしている。
【0007】図7の構成では、電線Wの線ぐせや引張等
の影響を受けにくくなるものの、一対の布線治具12
1、122や、位置決め部材123にUターン部102
を布線して各Uターン部102の位置決めを行なう必要
があるので、位置決め工程に手間がかかるという不具合
があった。また、布線治具121、122を設けている
ので、図板上に布線用のスペースを確保する必要がある
ため、圧接ジョイントコネクタ110を設けるためのレ
イアウト上の制約が大きくなる等の不具合があった。
【0008】さらに、そのような不具合を解決する構成
として、特開昭63−259977号公報に開示されて
いる構成も知られている。同公報の構成では、図8に示
すように、圧接ジョイントコネクタ110を片持ち治具
124の上に載置して位置決めし、各Uターン部102
を片持ち治具124の自由端から圧接ジョイントコネク
タ110および片持ち治具124の載置部124Aの外
周に挿通させ、各Uターン部102を圧接ジョイントコ
ネクタ110に接続するようにしている。
【0009】図8の構成では、各Uターン部102のル
ープ端102Aと電線束101との中間部分が圧接ジョ
イントコネクタ110に接続されるので、ループ端を掴
んでUターン部102を圧接ジョイントコネクタ110
に位置決めすることが可能になる。この結果、電線Wの
線ぐせや引張等の影響を受けにくくすることができる他
(同公報第3頁右上欄第9行から第12行参照)、図7
における布線治具121、122を廃止することが可能
になる。
【0010】しかし、図8の構成では、Uターン部10
2に片持ち治具124の載置部124Aをも挿入させて
いるので、圧接ジョイントコネクタ110にUターン部
102を配置する作業や、圧接後の圧接ジョイントコネ
クタ110を片持ち治具124から取り外す作業が困難
になり、作業性が悪くなるという不具合があった。本発
明は、上記不具合に鑑みてなされものであり、コンパク
トなスペースで圧接作業を行なうことができ、作業性が
高く品質を安定させることのできる圧接ジョイントコネ
クタを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、載置部を下部に有
するホルダと、ホルダの上部に形成され、多数の被覆電
線を並べて上方から下方に仮止めする電線仮止め部とを
有する圧接ジョイントコネクタにおいて、上記ホルダ
は、電線仮止め部と協働し、電線がホルダと交差する方
向に往復して略水平面上で円弧をなすように当該電線の
余長部を保持するダミー保持部を一体的に有することを
特徴とする圧接ジョイントコネクタである。
【0012】また、請求項2記載の構成は、請求項1記
載の圧接ジョイントコネクタにおいて、上記ダミー保持
部は、複数本の電線の余長部を上下方向に積層した状態
で保持するものである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1記載の構成によれば、ダミー
保持部が電線の余長部を保持することにより、電線は、
仮止めされる際に、ホルダと交差する方向に往復し、略
水平面上にて円弧をなすので、電線の余長部は、上記水
平面内に配置され、圧接ジョイントコネクタの載置部を
開放した状態で仮止めされる。
【0014】また、請求項2記載の構成によれば、複数
本の電線の余長部が、ホルダの上下方向に積層される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の好まし
い実施例について詳述する。図1は、本発明の好ましい
一実施例における圧接ジョイントコネクタの要部を示す
概略分解斜視図であり、図2は、図1の実施例における
圧接ジョイントコネクタの要部を示す概略側面図であ
る。
【0016】同図を参照して、本実施例の圧接ジョイン
トコネクタ20は、樹脂製のカバー21及びホルダ2
2、並びに導電性材料により構成された圧接金具23を
備えている。カバー21は、横断面がコの字形の成形品
であり、略長方形の天板部21Aと、天板部21Aの長
手側の側部にそれぞれ延設された側板部21Bと、側板
部21B及び天板部21Aに延設された端板部21Cと
を一体に備えている。
【0017】上記天板部21Aの内面には、下方に垂下
する多数の押圧片21Dを備えている。押圧片21D
は、後述する電線Wの圧接工程において、電線WのUタ
ーン部U1〜U5を圧接金具23に押し込むためのもの
である。具体的には図示していないが、各押圧片21D
には、後述する圧接金具23のブレード23Aとの干渉
を回避するための溝が形成されていると共に、電線Wの
円弧に沿う押圧面が形成されている。
【0018】上記各側板部21Bは、上記天板部21A
の長手方向に沿って形成された凹部21Eを下部に備え
ている。凹部21Eには、上記長手方向に所定の間隔を
隔てて並ぶインデント21Fが形成されている。インデ
ント21Fは、上記電線Wを下方に押し込むためのもの
である。上記端板21Cは、突起部21Gと係止突起2
1Hとを一体に備えている。
【0019】次に、上記ホルダ22は、カバー21の天
板部21Aに対向する平面視略長方形の本体部22A
と、本体部22Aの長手方向に沿って並設される二条の
挟持片群22B、22Cとを一体に備えている。本体部
22Aは、その下部に、載置部220A(図2参照)を
形成している。載置部220Aは、電線Wを圧接する際
に、所定の治具(図示せず)の上に載置されて、圧接力
を受けるためのものである。また、各挟持片群22B、
22Cは、それぞれ、上記長手方向に並んで多数立設さ
れており、圧接金具23に圧接すべき電線Wを仮止めす
る仮止め部202を構成するものである。
【0020】各挟持片群22B、22Cは、互いに上記
電線Wを挟持する挟持空間D1を区画している。また、
一の挟持片群22Bと他の挟持片群22Cとは、互いに
本体部22Aの幅方向に挟持空間D1を対向させてい
る。各挟持片群22B、22Cは、多数の挟持片202
Aにより構成されている。各挟持片202Aは横断面が
矩形の柱状体であり、その先端部には、概ね矢尻型の突
起202Bが形成されている。そして、一の突起202
Bと、この一の突起202Bに隣接する他の突起202
Bとの間で電線Wを挟持空間D1に導入する導入空間D
2を区画している。
【0021】各突起202Bの上部には、傾斜面202
Dが形成されており、この傾斜面202Dによって、電
線Wを導入空間D2内へ案内するようにしている。図1
において、22Hは顎部である。この顎部22Hは、上
記カバー21の各側板部21Bに形成された凹部21E
の下面を受ける受け面H1と、受け面H1に連続して上
記側板部21Bの外面に係止する係止部H2とを一体に
備えており、上記受け面H1によってカバー21の上下
方向の位置決めを図っていると共に、係止部H2によっ
て、加圧時における側板部21Bの拡開を防止してい
る。
【0022】ここで、本実施例においては、本体部22
Aの一端側に、ダミー保持部24を備えている。本実施
例のダミー保持部24は、周知の圧接ジョイントコネク
タ20から各挟持片群22B、22Cの挟持片202A
を一部除去して形成したものであり、各挟持空間D1に
挟持される電線Wの余長部Uを内部に収容することによ
り、電線仮止め部202と協働し、電線Wがホルダ23
と交差する方向(図1において矢印Aで示す方向)に往
復して、略水平面上で円弧をなすように当該電線Wの余
長部Uを保持するためのものである。
【0023】図2を参照して、本実施例のダミー保持部
24は、複数本の電線Wの余長部Uを上下方向に積層し
た状態で保持している。これにより、各電線Wの余長部
Uは、ホルダ22の上下方向に積層される。上記圧接金
具23は、導電性板材で形成された周知のものであり、
電線Wの被覆部分を切開した状態で電線Wの芯線を挟持
し、圧接金具23と電線Wとの電気的な接続を図るため
のものである。
【0024】以上の構成によれば、ダミー保持部24が
電線Wの余長部Uを保持することにより、電線Wは、仮
止めされる際に、ホルダ22と交差する方向Aに往復し
て略水平面上で円弧をなすので、電線Wの余長部Uは、
圧接ジョイントコネクタ20の載置部220Aを開放し
た状態で仮止めされる。従って、本実施例によれば、圧
接ジョイントコネクタ20の着脱が容易になり、作業性
が向上する。
【0025】加えて本実施例の構成によれば、図2に示
すように、複数本の電線Wの余長部Uがダミー保持部2
4に保持されることによって、ホルダ22Aの上下方向
に積層されるので、電線Wと交差する水平方向(ホルダ
22Aの長手方向)にホルダ22Aが大型化するのを防
止し、圧接ジョイントコネクタ20自身が大型化するの
を最小限に留めることが可能になる。
【0026】従って、本実施例によれば、コンパクトな
スペースで圧接作業を行なうことができ、作業性が高く
品質を安定させることができる。本実施例の圧接ジョイ
ントコネクタ20は、図3、図4に示すワイヤーハーネ
スWHの接続に利用されている。各ワイヤーハーネスW
Hは、所定の仮結束回路を組み合わせて図示しない図板
の上に配置し、上記圧接ジョイントコネクタ20によっ
て短絡接続されたものである。このように、予め複数の
仮結束回路を製造し、所望の仮結束回路を組み合わせて
ワイヤーハーネスWHを製造する場合には、複雑な配線
システムを複合的に組み合わせたワイヤーハーネスWH
を製造することができ、しかも、ワイヤーハーネスWH
をシステム毎に設計することにより、共有化を図ること
が可能になる。
【0027】各仮結束回路は、何れも従来から知られて
いるように、電線を所定の長さに調尺して切断し、切断
された電線の両端の被覆を剥ぎ、露出された電線両端の
芯線に端子金具を圧着し、さらに、圧着された端子金具
を所定のコネクタハウジング1〜14に挿入することに
より組立られたものである。各仮結束回路は、後の本結
束時に、圧接ジョイントコネクタ20により接続される
箇所がループ状に膨らまされたUターン部U1〜U7が
作られている。このようなUターン部U1〜U7は、特
に、自動布線機で電線を自動布線するようにすれば、容
易に形成できる。というのは、自動布線機で布線を行う
際に、Uターン部U1〜U7に合わせて布線ピンを植立
させ、その布線ピンに電線を掛けるように布線を行えば
よいからである。なお、仮結束回路を製造するために電
線を自動布線するための自動布線機は、たとえば本願出
願人の先願(特願平4−155349号、実願平4−4
3609号、特願平4−163046号、特願平4−2
48300号)に説明されているような自動布線機を用
いればよい。またその他の自動布線機を用いてもよい。
【0028】図3の実施例において、Uターン部U1〜
U5は、幹線となる電線束101の途中部から当該電線
束101の長手方向と交差する一方向に突出している。
この構成を採用すれば、圧接ジョイントコネクタ20で
圧接すべき電線Wのみを容易に選び出すことができるの
で、電線Wの選別作業が容易且つ確実になり、生産性が
向上する。
【0029】他方、図4の実施例では、幹線となる電線
束101の端部にUターン部U6、U7が形成されてい
る。また、この実施例における各仮結束回路は、電線W
の端部を切り離した切離し端部W1を含んでいる。そし
て、これらUターン部U6、U7が、一つの圧接ジョイ
ントコネクタ20によって短絡接続されている。上述し
たUターン部U1〜U7を圧接する際において、本実施
例では、ダミー保持部24を採用することにより、電線
Wの余長部Uがホルダ22と交差する方向に往復するこ
とができるので、ループ端ULを掴んで位置合わせを行
ないながらUターン部U1〜U7を仮止めすることが可
能になり、特別な布線治具を用いることなく電線Wの線
ぐせや引張等の影響を阻止することが可能になる。
【0030】加えて、上記Uターン部U1〜U7を圧接
する際に、一のUターン部U1〜U7に必要な圧接金具
の極数を一つに設定することが可能になるので、製品が
コスト高になるのを防止することが可能になる。即ち、
従来の圧接ジョイントコネクタで図1に示すように、U
ターン部U1〜U7がホルダ23と交差する方向Aに往
復するように電線Wを圧接する場合には、各Uターン部
U1〜U7の途中部両方を圧接する必要がある結果、圧
接金具23の極数が一つのUターン部につき2個必要で
あったが、本実施例では、ダミー保持部24に各電線W
の余長部Uを保持させることにより、一のUターン部U
1〜U7に必要な圧接金具の極数を一つに設定すること
が可能になるのである。
【0031】以上説明したワイヤーハーネスWHの製造
方法は、この発明を適用することのできる一例を示すの
みで、説明した実施例にこの発明が限定されるわけでは
ない。実施例の説明では、説明および図示を容易にする
ため、本結束に用いる仮結束回路は2つだけとしたが、
実際のワイヤーハーネスWHを製造する際には、多数の
仮結束回路を集合させて本結束をする場合が多い。この
ような場合にももちろんこの発明にかかる製造方法を用
いてワイヤーハーネスWHを製造することができる。
【0032】また、この実施例の製造方法における調尺
切断工程、皮剥工程および端子圧着工程を含む複数の電
線単位の製造およびその複数の電線単位を用いた仮結束
回路の製造は、自動機械装置により行われてもよいし、
場合によっては作業員による手作業で行われてもよい。
その他、この発明は、請求の範囲記載の範囲内で種々の
変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電線の余長部が、略水平面内に配置され、圧接ジョイン
トコネクタの載置部を開放した状態で仮止めされるの
で、圧接ジョイントコネクタの着脱が容易になり、作業
性が向上する。しかも、電線の余長部がホルダと交差す
る方向に往復することができるので、電線の余長部をル
ープ状にUターンさせてUターン部を形成し、そのルー
プ端を掴んで位置合わせを行ないながら、当該Uターン
部を圧接ジョイントコネクタに仮止めすることが可能に
なる。これにより、特別な布線治具を用いることなく電
線の線ぐせや引張等の影響を阻止することが可能にな
る。
【0034】また、請求項2記載の構成によれば、複数
本の電線の余長部がダミー保持部に保持されることによ
って、ホルダの上下方向に積層されるので、電線と交差
する水平方向にホルダが大型化するのを防止し、圧接ジ
ョイントコネクタ自身が大型化するのを最小限に留める
ことが可能になる。従って、本発明によれば、コンパク
トなスペースで圧接作業を行なうことができ、作業性が
高く品質を安定させることができるという顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例における圧接ジョイ
ントコネクタを示す概略分解斜視図である。
【図2】図1の実施例における圧接ジョイントコネクタ
の要部を示す概略側面図である。
【図3】図1の実施例を採用したワイヤーハーネスの構
成図である。
【図4】本発明の別の実施例におけるワイヤーハーネス
の配線図である。
【図5】従来のワイヤーハーネスの要部を示す概略分解
斜視図である。
【図6】従来の別のワイヤーハーネスの要部を示す概略
分解斜視図である。
【図7】従来のさらに別のワイヤーハーネスの要部を示
す概略分解斜視図である。
【図8】従来のさらに別のワイヤーハーネスの要部を示
す概略分解斜視図である。
【符号の説明】
20 圧接ジョイントコネクタ 22 ホルダ 24 ダミー保持部 220A 載置部 WH ワイヤーハーネス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置部を下部に有するホルダと、ホルダの
    上部に形成され、多数の被覆電線を並べて上方から下方
    に仮止めする電線仮止め部とを有する圧接ジョイントコ
    ネクタにおいて、 上記ホルダは、電線仮止め部と協働し、電線がホルダと
    交差する方向に往復して略水平面上で円弧をなすように
    当該電線の余長部を保持するダミー保持部を一体的に有
    することを特徴とする圧接ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の圧接ジョイントコネクタに
    おいて、 上記ダミー保持部は、複数本の電線の余長部を上下方向
    に積層した状態で保持するものである。
JP6041102A 1994-03-11 1994-03-11 圧接ジョイントコネクタ Pending JPH07249436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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