JPH07248386A - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

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JPH07248386A
JPH07248386A JP6040954A JP4095494A JPH07248386A JP H07248386 A JPH07248386 A JP H07248386A JP 6040954 A JP6040954 A JP 6040954A JP 4095494 A JP4095494 A JP 4095494A JP H07248386 A JPH07248386 A JP H07248386A
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Japan
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Akira Kamisaka
明 上坂
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成を簡単にしかつ厳しい精度を不要にして
製造コストを低減する。 【構成】 前枠1と後枠2とで構成した時計枠に、鳴止
めボタン3を外方から押圧可能に設ける。前枠1には係
止爪12と軸受部18と鳴止めボタン3により開閉される鳴
止めスイッチ4とを設ける。鳴止めボタン3には先端部
に被係止部31を、後端部に軸部32を形成する。軸部32は
軸受部18に係合し、鳴止めボタン3を軸部32を揺動中心
として揺動可能とする。係止爪12は被係止部31に係止
し、鳴止めボタン3の上方への揺動を規制する。軸受部
18は前枠1に形成した軸受柱17の後端部に形成する。後
枠2に軸受突起23を設け、軸部32が軸受部18から離脱す
るのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目覚まし時計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より目覚まし時計の鳴止め構造とし
て、揺動鳴止めボタンタイプのものがある。このタイプ
の目覚まし時計として、前枠と後枠とからなる時計枠に
鳴止めボタンが外方から押圧可能に設けてあり、後枠に
軸受部が設けてあり、前枠には鳴止めボタンにより開閉
される鳴止めスイッチが設けてあり、鳴止めボタンには
後端部に軸部が形成してあり、鳴止めボタンの軸部は鳴
止めボタンが軸部を回転中心として揺動可能であるよう
に後枠の軸受部に係合してあるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、組立に際し、前枠に鳴止めボタンを鳴止め
スイッチと対向させて位置させた後、鳴止めボタンの軸
部に後枠の軸受部が合うように後枠を被せ、前枠と後枠
とをねじ等で結合する。鳴止めボタンは前枠と後枠と鳴
止めスイッチの公差がそれぞれ最大となった場合にも作
動可能でなければならないため、従来技術による構成で
は前枠と後枠の最初の成形部品で組み立てた目覚まし時
計の鳴止めボタンは関係寸法の余裕が多すぎてガタガタ
するものである。このため、前枠と後枠とを成形するた
めの成形金型の修正、いわゆる寸法の追い込みを行なう
のであるが、目覚まし時計が組み上った状態での後枠の
軸受部と鳴止めボタンの軸部との位置関係を直接目視に
より確認することができないため、追い込みを何回か繰
り返さなければならず、製造に手間を要し、製造コスト
が上昇してしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、構成を簡単にし
製造コストを低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の目覚まし時計は、前枠と後枠とからなる時
計枠に鳴止めボタンが外方から押圧可能に設けてある時
計であって、前枠には、係止爪と軸受部と鳴止めボタン
により開閉される鳴止めスイッチとが設けてあり、鳴止
めボタンには、その先端部に被係止部が後端部に軸部が
それぞれ形成してあり、鳴止めボタンの軸部は、鳴止め
ボタンが軸部を回転中心として揺動可能であるように前
枠の軸受部に係合してあり、前枠の係止爪は、鳴止めボ
タンの上方への揺動を規制すべく鳴止めボタンの被係止
部に係止可能である。そして好ましくは上記の軸受部
は、前枠に形成された軸受柱の後端部に形成してある。
また、上記の後枠には、軸部が軸受部から離脱するのを
阻止する軸受突起を設けてもよい。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1,2,4,5に示すように、前枠1と後枠2か
らなる時計枠は、前枠1に形成された取付柱11と後枠
の取付柱21とを固定ねじ10aで締結したものであ
る。前枠1と後枠2との上端部には、大きな切欠部1
a,2aが設けられており、この切欠部内に、一時的な
鳴止めボタンとしてのスヌーズボタン3がその上面3a
を露出状態にして設けてあり、このスヌーズボタン3を
外方から押圧可能にしてある。
【0007】そこで、先ず前枠1の具体的な構成から詳
細に説明する。図2,3,4に示すように、前枠1の上
端部には、一旦後方へ屈成して上端面1bを形成し、上
端面の後端部から直角に屈成して立ち上げた上端に、前
方から係止可能な係止爪12が形成してある。前枠1と
一体的に形成してある文字板受13の上部背面には、上
受けリブ14と下受けリブ15と対向する1対の取付腕
16,16とが形成してあり、これら上受けリブと下受
けリブと1対の取付腕とによって、一時鳴止め用の押圧
スイッチ4が取り付けてある。さらに文字板受13の背
面には、所定の間隔の1対の軸受柱17,17が後方へ
向って延伸して設けてあり、その後端部は後枠2の内面
に近接する長さに設定してある。軸受柱17の後端面に
は、後端開口の軸受部18が形成してある。
【0008】スヌーズボタン3の形状は、その先端部
(前端面)3bの内面に被係止部である係止爪31が形
成してあり、ボタン3の後端部(後端面)3cは、後枠
2の上端面2bの前端開口2cよりこの後枠内に侵入し
ている。ボタン3の後端部3cの下端中央部は、前枠1
に設けた1対の取付柱17,17との間の中間に一致さ
せてあり、この下端中央部から後方に向って取付部3d
を延伸し、この取付部の後端部に1対の軸部32,32
が、1対の軸受柱17に形成された軸受部18に向って
突出形成してある。さらに、スヌーズボタン3の内面中
央部には、押圧スイッチ4のスイッチ操作部33が垂設
してある。
【0009】スヌーズボタン3の軸部32の先端は細軸
部32aに形成してあり、軸受柱17の軸受部18にそ
の後端開口から挿入されて回転可能に係合し、このため
にスヌーズボタン3は、軸部32を中心として揺動可能
である。また、後枠2の内面には、軸受柱17の後端面
の軸受部18に対向する位置に軸受突起23が突設して
ある。そのために、軸部32が軸受部18に係合された
状態において、後枠2が前枠1に結合されると、軸受突
起23が軸受部に対接し、軸部32が軸受部18から離
脱するのを阻止する。
【0010】図3,5に示すように、スヌーズボタン3
のスイッチ操作部33の下端面に、押圧リブ33aが形
成してあり、この押圧リブに押圧スイッチ4のスイッチ
軸41が圧接している。このために、スヌーズボタン3
の揺動操作により、押圧スイッチ4を開閉するようにな
っている。スイッチ軸41には図示しないが常に上方へ
のばね力を付勢するばねが設けてあり、このばね力によ
ってスヌーズボタン3には、軸部32を中心として図3
時計方向へのばね力が付勢されている。しかし、前枠1
の係止爪12がスヌーズボタン3の被係止部31に係止
していることにより、スヌーズボタン3の先端部の上方
への揺動を規制可能である。スヌーズボタン3の先端部
3bの下端と、前枠1の上端面1bとの間は、係止爪1
2が被係止部31に係止する位置において間隙dが設け
てあるので、スヌーズボタン3はこの間隙dだけその先
端部の下方への揺動が許容される。即ち、スヌーズボタ
ン3の軸部32を揺動中心とする揺動範囲は、その先端
部3bの下端が前枠の上端面1bに接する位置(図3鎖
線図示)から、その被係止部31が係止爪12に係止す
る位置(図3実線図示)までである。
【0011】図1,4,5に示すように、前枠1及び後
枠2の右肩部には、永久鳴止めボタン5がスライド可能
に設けてある。前枠2の内部には、ボタン5から内方へ
突出して設けてある脚部5a,5bが狭持するスライド
スイッチ6が配設してある。スライドスイッチ6は停止
する位置の変化により開閉の切り換えが行われる。
【0012】図2,4に示すように、文字板受13の前
面には、時刻表示文字を形成してある文字板7が位置し
ており、この文字板の前面には文字板の時刻表示文字と
書体を同じくした時刻表示文字を形成した文字サークル
板Mが位置している。文字板7と文字サークル板Mとは
一体に固定ねじ10bにより固定してある。文字板受1
3の背面には、時計機械体8が固着してあり、この時計
機械体には駆動エネルギ源としての乾電池Bが設けてあ
る。乾電池Bにより回転駆動される指針軸8aが文字板
7の前面へ突出してその突出端に時針,分針などの指針
Hが取り付けられて時刻表示部となっている。この時刻
表示部は前面カバー9により覆われている。時計機械体
8から後方へ針回し軸8bが突出しており、後枠2に設
けた透孔2dを貫通して外部に突出し、外部から針回し
軸8bを操作して時刻の修正が可能になっている。
【0013】この様な構成であるので、組み立てる際に
は、前枠1に文字板7,文字サークル板M,時計機械体
8を固定し、指針軸8aに指針Hを取り付けて時刻表示
部を前面カバー9で覆って時計を組み立てた後で、押圧
スイッチ4を上受けリブ14,下受けリブ15,取付腕
16によって取り付け、スヌーズボタン3の軸部32
を、軸受柱17の後端開口から軸受部18に挿入して軸
受させる。スヌーズボタン3の先端部の被係止部31を
前枠1の係止爪12に係止させると、スヌーズボタン3
は前枠1から離脱することがなくなり、一体として取り
扱うことができる。そこで永久鳴止めボタン5を所定の
位置において、後枠2を前枠1に突き合わせ、固定ねじ
10aで締結すれば、本発明の目覚まし時計の組み立て
が完了する。
【0014】本実施例では文字サークルMを設けてある
が、これは必ずしも必要なものではなく省略してもかま
わない。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、鳴止めボタンを前枠側に設けた軸受部にボタン側に
設けた軸部を係合して揺動可能にしたので、最初の成形
部品で組み立てた目覚まし時計の鳴止めボタンの揺動の
機能を確認するのに、前枠と鳴止めボタンの関係寸法の
みをチェックし、このチェック結果を基に必要とする寸
法に追い込めばよく、従来のように後枠の関係寸法まで
もチェックし、このチェック結果を基に必要とする寸法
に後枠を追い込むことが不要となり、関係する成形部品
の成形型の修正に要する時間が少なくてすみ、製造コス
トを低減することが可能である。また、上に述べたよう
に前枠に鳴止めボタンを取り付けた後で後枠を前枠に連
結すればよいので、取り扱いが容易で、組み立ても簡単
となり、コストダウンに一層有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の中央縦断面図である。
【図3】図2の一部拡大断面図である。
【図4】図1の一部切欠背面図である。
【図5】図1の一部切欠平面図である。
【符号の説明】
1 前枠 12 係止爪 17 軸受柱 18 軸受部 2 後枠 23 軸受突起 3 鳴止めボタン(スヌーズボタン) 31 被係止部 32 軸部 4 鳴止めスイッチ(押圧スイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠と後枠とからなる時計枠に鳴止めボ
    タンが外方から押圧可能に設けてある目覚まし時計にお
    いて、 上記前枠には、係止爪と軸受部と上記鳴止めボタンによ
    り開閉される鳴止めスイッチとが設けてあり、 上記鳴止めボタンには、その先端部に被係止部が後端部
    に軸部がそれぞれ形成してあり、 上記鳴止めボタンの上記軸部は、上記鳴止めボタンが上
    記軸部を回転中心として揺動可能であるように上記前枠
    の上記軸受部に係合してあり、 上記前枠の上記係止爪は、上記鳴止めボタンの上方への
    揺動を規制すべく上記鳴止めボタンの上記被係止部に係
    止可能であることを特徴とする目覚まし時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記軸受部は上記前
    枠に形成された軸受柱の後端部に形成してあることを特
    徴とする目覚まし時計。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記後枠に
    は、上記軸部が上記軸受部から離脱するのを阻止する軸
    受突起が設けてあることを特徴とする目覚まし時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234680A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Rhythm Watch Co Ltd スイッチ装置及びこれを備えた時計

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JPS54176370U (ja) * 1978-06-01 1979-12-13
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JP2810910B2 (ja) 1998-10-15
CN1045493C (zh) 1999-10-06
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