JPH07246886A - 車載用機器の操作装置 - Google Patents

車載用機器の操作装置

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JPH07246886A
JPH07246886A JP6680094A JP6680094A JPH07246886A JP H07246886 A JPH07246886 A JP H07246886A JP 6680094 A JP6680094 A JP 6680094A JP 6680094 A JP6680094 A JP 6680094A JP H07246886 A JPH07246886 A JP H07246886A
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JP
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lid
operating
built
opening
operating body
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JP6680094A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
貢一 佐藤
Kiyohisa Kogure
清久 小暮
Masanori Yabuki
雅典 矢吹
Mamoru Shirasago
守 白砂
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用機器の操作面を広く利用できるように
し、また車載用音響機器の前面を操作面以外の目的で使
用できるようにする。 【構成】 筐体10の開口部12aが蓋体15により閉
じられたときに、内壁13と蓋体15の間の空間に内蔵
操作体20が収納される。蓋体15が開かれると、内蔵
操作体20が開口部12aから突出する。蓋体15の内
側には第1の操作面15dが形成され、内蔵操作体20
には第2の操作面20cが形成されている。両操作面1
5dと20cはほぼ連続した外観を呈し、また両操作面
15dと20cとで構成される全体の操作面の縦幅寸法
Eは十分に広いものになり、操作釦を配置しやすくな
る。また蓋体15の外面はドリンクホルダを設置するな
ど、操作面以外の目的で使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響装置などの
車載用機器に係り、特に、広い面積の操作しやすい操作
面が形成され、またドリンクホルダなどを同時に装備す
ることも可能な車載用機器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の車載用音響機器の操作
装置を示す部分側面図である。カーラジオ、テーププレ
ーヤ、ディスクプレーヤなどの車載用音響機器は、筐体
1が、自動車の車室内のコンソールパネルに埋設される
いわゆる1ディン(1din)サイズであり、その前部
に化粧部としてノーズ部2が設けられ、このノーズ部2
の前面が操作面2aとなっている。操作面2aには、各
種操作釦3,3,…が配列され、またテーププレーヤや
ディスクプレーヤの場合には、操作面2aにカセットテ
ープやディスクなどの記録媒体の挿入口が形成されてい
る。また、操作面2aには各種操作釦3,3,…と並ん
で、液晶パネルなどの表示装置が装備される。図13に
示す車載用音響機器の操作装置では、同じく1ディンサ
イズの筐体1の前部にノーズ部2が取付けられている
が、このノーズ部2の表面部分が蓋体2bとなり、この
蓋体2bが軸2cを支点として前方へ開閉自在となって
いる。図13に示す車載用音響機器では、蓋体2bが前
方へ回動した状態において、ノーズ部2の所定位置に、
カセットテープCなどの記録媒体の挿入領域を形成する
ことが可能である。また蓋体2の内面側部分を操作面2
aとすることができ、この操作面2aに各種操作釦3や
表示装置などが設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す従来例で
は、ノーズ部2の前面が操作面2aとなっており、この
操作面2aに設けられた各種操作釦3の操作方向は、符
号Bで示すように操作面2aに対するほぼ垂直方向とな
る。しかし、この種の車載用音響機器のノーズ部2は自
動車のコンソールパネル面に配置され、その配置向きは
自動車の床面に対してほぼ垂直方向である。よって、車
載用音響機器がコンソールパネルの低い位置に配置され
る場合には、B方向から操作を行う手の位置が低くな
り、しかも床面に対してほぼ垂直に配置された操作面2
aに対し、その直交方向であるB方向から操作を行わな
くてはならなくなるため、運転席や助手席に座っている
者にとって、操作しにくいものとなっている。また、操
作面2aに表示装置が設けられている場合に、この表示
装置を高い位置から見にくくなる。また、筐体1は前述
の1ディンサイズであり、ノーズ部2の縦幅寸法Aおよ
び紙面直交方向の横幅寸法が規格にて決められている。
そのため、操作面2aの面積は限られたものとなり、こ
の限られた面積の操作面2aに各種操作釦3および記録
媒体の挿入口、さらには表示装置を配列すると、その配
列密度が非常に高くなる。そのため、配置できる操作釦
3の数が限られ、ひとつの操作釦により各種操作を兼用
しなくてはならなくなり、使用者が慣れるのに時間を要
することになる。あるいは配置される個々の操作釦3の
寸法が小さくなり、指で操作しづらいものとなる。
【0004】図13に示す従来例では、蓋体2bが前方
に回動した状態で、この蓋体2bの上に向く面が操作面
2aとなるため、この操作面2aに配列された操作釦3
の操作方向がD方向すなわち図示上方からとなる。その
ため車載用音響機器がコンソールパネルの下の方に位置
していたとしても、操作面2aに対する操作は比較的や
りやすくなる。また、カセットテープCなどの記録媒体
の挿入領域を操作面2aに形成する必要がないため、操
作面2a上での操作釦3の配置は、図12に示す従来例
よりも余裕がある。
【0005】しかしながら、図13に示す従来例におい
ても、操作面2aの縦幅寸法Aおよび紙面直交方向の横
幅寸法は、図12に示す従来例と実質的に同じ1ディン
サイズに限られていることに変わりはない。よって操作
面2aでの各種操作釦や液晶パネルなどの表示装置の配
列に制約を受けることになる。したがって、図13に示
す従来例においても、操作面2aに配置する操作釦3を
多機能のものにしなくてはならず、また操作釦3の数も
限られ、多数の操作釦を配置した場合には、個々の操作
釦3の寸法が小さくなり、指で操作しづらいものになら
ざるを得ない。また、最近の自動車には車室内に、缶入
飲料や、コップなどを置くためのドリンクホルダ、また
はメモホルダなどの各種道具が配置されるが、コンソー
ルパネルには、複数種の車載用音響機器や灰皿などが配
置されるため、ドリンクホルダなどをコンソールパネル
に配置するスペースを確保するのが難しくなっている。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、筐体が限られた寸法であっても、操作面の実質的
な面積を広くできて操作面における操作部材の配置効率
を良くでき、またドリンクホルダなどの配置スペースを
筐体前面のスペース内にて兼用配置できるようにした車
載用機器の音響装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による車載用機器
の操作装置は、前部に開口部を有する筐体と、筐体に回
動自在に設けられ且つ前記開口部を開閉する蓋体と、蓋
体が閉じられたときに筐体内に収納され蓋体が開いたと
きに前記開口部から突出可能な内蔵操作体とが設けら
れ、開口部から突出した内蔵操作体と、開いた状態の蓋
体との両方に、操作部材が配置された操作面が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0008】上記において、開口部から内蔵操作体が突
出したときに、この内蔵操作体と筐体の内面との間に、
記録媒体の挿入領域が形成されるものである。
【0009】また、開口部を閉じた状態の蓋体の外側
に、物を置くためのホルダを設けることも可能である。
【0010】
【作用】上記手段では、操作しないときには、内蔵操作
体が筐体の開口部内に収められ、蓋体は、筐体の開口部
を閉じる位置にある。蓋体を回動させて開口部を開放す
ると、内蔵操作体が開口部から外方へ突出可能な状態と
なる。手動によりあるいはモータの動力などにより内蔵
操作体が開口部の前方にせり出してくると、この内蔵操
作体と蓋体の内側の双方に、操作面が現れる。内蔵操作
体と、蓋体の内側の双方に操作面が形成されていること
により、使用可能な操作面の実質的な面積が広くなり、
釦類などの操作部材をスペース効率良く配置できる。よ
って操作部材の数を増やすことができて、従来のように
ひとつの操作釦の機能を多様化する必要がなく、操作し
やすくなる。また、個々の操作部材を大きいものにした
り、あるいは大型の液晶パネルなどの表示装置を置くこ
とができる。
【0011】また、内蔵操作体が開口部から突出した状
態で、この内蔵操作体と筐体内面との間にカセットテー
プやディスクなどの記録媒体の挿入領域を確保すること
も可能である。
【0012】さらに、内蔵操作体が筐体の内部に収納さ
れ、また蓋体により開口部が閉じられたときに、蓋体の
外面を種々の用途に使用することが可能である。例えば
蓋体の外側に缶入飲料やコップなどを置くためのドリン
クホルダや、他の用途のホルダを取り付けることが可能
である。この場合、車載用機器とホルダの配置スペース
を兼用できることになり、自動車のコンソールパネルな
どの利用スペースを効率化できる。また蓋体の外面の利
用方法は種々考えられ、この外面に前記の操作面以外の
操作面を形成して、操作部材を配置してもよい。この場
合、例えば内蔵操作体の操作面と開いた状態の蓋体内側
の操作面を、ディスクチェンジャなどの操作用として用
い、閉じた状態の蓋体の外面の操作面を、カーラジオの
チューニング操作用として使用するなど、種々の組み合
せが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による車載用機器の一例として車載用
音響機器の操作装置を示すものであり、蓋体が開き且つ
内蔵操作体が筐体の開口部から突出した状態を示す斜視
図、図2は、蓋体が開き、内蔵操作体が筐体内に収納さ
れた状態を示す斜視図、図3は蓋体が閉じた状態を示す
斜視図、図4は閉じた状態の蓋体からドリンクホルダが
突出した状態を示す斜視図、図5と図6は、蓋体が閉じ
た状態と開いた状態および内部操作体の移動動作を説明
する断面図である。この実施例での車載用音響機器は、
記録媒体としてカセットテープCが装填されるものであ
り、またカセットテープの再生などの操作、内蔵チュー
ナなどの操作およびディスクチェンジャコントロール操
作を可能としたものである。
【0014】図中の符号10は筐体である。この実施例
での筐体10は、樹脂材料または金属材料により形成さ
れたシャーシ11とその前方に取り付けられた化粧部と
しての樹脂材料により形成されたノーズ部12を含む。
よってノーズ部12の外枠内に開口する開口部12aが
筐体10全体の開口部となる。シャーシ11は、自動車
のコンソールパネルに埋設可能な1ディンサイズであ
る。シャーシ11が埋設された状態で、ノーズ部12が
自動車のコンソールパネルの表面に現れる。筐体10の
シャーシ11内には、カセットテープCの駆動機構、F
MおよびAMのチューナ、アンプ、電源回路などが内蔵
されている。開口部12aの内部には、内壁13が設け
られ、この内壁13の中央上方位置にカセットテープの
挿入口13aが形成されている。この挿入口13aの内
部には、カセットテープに押されて筐体10の内側に開
くドア14が設けられている。なお図5と図6ではドア
14を省略して示している。
【0015】ノーズ部12の前方には蓋体15が設けら
れている。図2に示すように、ノーズ部12の開口部1
2aの底面の前方には軸支持部12b,12bが一体に
形成され、蓋体15の内面基部には軸受部15a,15
aが一体に形成されている。ノーズ部12側の軸支持部
12b,12bには支持軸16,16が固定され、前記
軸受部15a,15aがこの支持軸16,16に回動自
在に挿通されている。その結果、蓋体15は、図3、図
4および図5に示すように、開口部12aを閉鎖する位
置と、図1、図2および図6に示すように開口部12a
を開放する位置とに回動自在となっている。図2で示す
ように、蓋体15がノーズ部12の前方へほぼ垂直な向
きとなったときが、蓋体15の開放方向((イ)方向)
へ回動限界となる。またノーズ部12と蓋体15との突
き当て部にはマグネットが内蔵され、図3に示すように
蓋体15により開口部12aが閉じられた状態で、蓋体
15がノーズ部12に吸着されて軽ロックされる。なお
蓋体15とノーズ部12とを図3などに示す閉鎖位置に
て互いに軽ロックするロック機構を設けてもよい。
【0016】図2と図6に示されるように、蓋体15の
内面の前方部分には***部15cが一体に形成され、そ
の表面が第1の操作面15dとなっている。図2に示す
ように、***部15cは、筐体内方に向く後縁部(ロ)
が直線状であり、これと逆の前縁部(ハ)が曲線形状で
ある。この第1の操作面15dには、操作部材として、
多数の操作釦17aないし17eが配列されている。蓋
体15の内面の前記後縁部(ロ)よりも筐体内側の部分
は、前記第1の操作面15dよりも一段低い平坦面15
bとなっている。シャーシ11内の内壁13と、図5に
示すように開口部12aが閉じられた状態の蓋体15と
の間の空間H内には、内蔵操作体20が収納される。収
納された状態の内蔵操作体20は、その外面20aが、
シャーシ11の底面11aに対して垂直な向きとなる。
また外面20aの先部は図5の状態にて筐体10の内方
へ向く傾斜面20bとなっている。
【0017】図5と図6に示すように、内蔵操作体20
の両側面の基部には、一対の摺動軸21と22がそれぞ
れ固定されている。また内壁13よりも前方に位置する
シャーシ11の両側内面11b,11bには、ガイド溝
23が形成されている。前記一対の摺動溝21と22
は、共にガイド溝23内に摺動自在に挿入されている。
ガイド溝23は、直線部23aと、下部円弧部23bお
よび上部円弧部23cとから構成されている。ガイド溝
23の直線部23aは、シャーシ11の底面11aに対
する垂直線よりも、図5においてやや時計方向へ回動し
た角度にて傾斜して形成されている。下部円弧部23b
は、図5にて(ニ)示す位置にある摺動軸21の中心に
対して一定半径の円弧軌跡に沿って形成されている。ま
た、上部円弧部23cは、図6にて(へ)で示す位置に
ある摺動軸22の中心に対して一定半径の円弧軌跡に沿
って形成されている。
【0018】したがって、図5に示す収納位置にある内
蔵操作体20は、(ニ)の位置にある摺動軸21を支点
として時計方向へ回動でき、この回動動作では、摺動軸
22が(ホ)の位置を始点として、下部円弧部23b内
を移動する。摺動軸22がガイド溝23の直線部23a
に入ると、両摺動軸21と22が直線部23aに沿って
進む。このときの摺動軸21と22の位置を図6にて
(チ)(リ)で示し、内蔵操作体20は(ヌ)で示す傾
斜姿勢にて右斜め上方へ移動する。そして、摺動軸22
が(へ)で示す位置まで移動すると、摺動軸21が上部
円弧部23c内を摺動する。このとき内蔵操作体20は
(へ)の位置にある摺動軸22を支点として時計方向へ
回動する。摺動軸21が図6に示す(ト)の位置へ移動
したときが、内蔵操作体20の移動終点である。
【0019】内蔵操作体20が移動終点に至ると、図6
にて実線で示すように、内蔵操作体20は、開口部12
aから前方へ突出し、外面20aの前方の傾斜面20b
が、蓋体15の内側の平坦面15bとほぼ平行になる。
このとき、傾斜面20bと平坦面15bとは微小間隔に
て互いに平行に対面し、または傾斜面20bと平坦面1
5bとが面当接する。よって、内蔵操作体20の前記傾
斜面20bは、蓋体15の平坦面15bに対する対面部
または面当接部と呼ぶこともできる。内蔵操作体20が
図6にて実線で示す位置へ突出移動したとき、その上面
となる部分(図5に示す収納状態では筐体内方へ向く部
分)が第2の操作面20cとなる。第2の操作面20c
では、図1に示すようにデザイン曲線(ワ)を境とし
て、筐体10から離れる方向に位置する部分が操作領域
(ル)で、筐体10の内方へ近づく部分が表示領域
(オ)となる。図6に示すように、操作領域(ル)はシ
ャーシ11の底面11aおよび蓋体15の内側の平坦面
15bに対して右斜め下向きに傾くほぼ平面状の傾斜面
となっており、一方、表示領域(オ)はやや膨らみを有
する形状となっている。
【0020】図1に示すように、操作領域(ル)には、
操作部材として各種操作釦群25および26が配置さ
れ、また発光ダイオードによる点灯表示部27も配列さ
れている。また表示領域(オ)には液晶パネルによる表
示装置28が設けられている。操作領域(ル)と表示領
域(オ)は、図1に示すものを一例として示しているも
のであり、表示領域(オ)を設けることなく第2の操作
面20cの全面に操作釦あるいは他の操作部材を配置し
てもよい。また表示領域(オ)を設ける場合であって
も、その面積をさらに小さくし、その分、操作釦などの
操作部材の数をさらに増やすことが可能である。図6に
示すように、内蔵操作体20が開口部12aから突出し
た状態では、内蔵操作体20に形成された第2の操作面
20cの一部分を成す操作領域(ル)と、蓋体15の内
側に形成された第1の操作面15dとが、ほとんど段差
がなくあるいは最小の段差にてほぼ連続した面となる。
なお、第1の操作面15dと第2の操作面20cとが、
図1や図6よりもさらに大きな段差にて配列されていて
もよい。
【0021】また、第1の操作面15dとこれにほぼ連
続する第2の操作面20cとから成る操作面全体の縦幅
寸法は、図6にてEで示すように、蓋体15の縦幅寸法
(蓋体15の縦幅寸法A)よりも十分に大きくなる。よ
って蓋体15の面積が例えば1ディンサイズに限定され
ていたとしても、第1の操作面15dと第2の操作面2
0cとによる全体の操作面の面積を従来よりも広くする
ことが可能である。よって各操作面15dと20cでの
操作部材や表示装置の配置設定に余裕ができ、従来より
も多くの操作釦などを配置でき、あるいは個々の操作釦
などを従来のものよりも大きなものにできる。また表示
装置も従来よりも広い表示面積のものとすることも可能
である。さらに、図6に示すように、第1の操作面15
dと第2の操作面20cは、共に水平面(シャーシ11
の底面11a)を基準として斜め左上方向へ傾斜した面
となっている。よって、各操作面15dと20cに配列
された操作釦に対して、図6にて符号Fで示すように右
斜め上方向からの操作が容易になる。この操作面15d
と20cの向きは、運転席や助手席に座っている者から
見て非常に操作しやすい方向であり、また表示装置28
も見やすい向きとなる。したがって、例えば車載用音響
機器がコンソールパネルの下方位置に配置されていたと
しても、操作しやすくなる。
【0022】また、蓋体15が前方へ回動し、内蔵操作
体20が開口部12aから突出したときに、図1に示す
ように、第1の操作面15dと第2の操作面20cがほ
ぼ段差なくまたほとんど隙間なく連続するために、連続
した外観を呈することになり、両操作面15bと20c
が一体のように見え、デザイン的に好ましいものとなっ
ている。なお、この実施例では、第1の操作面15dに
設けられた操作釦17aが電源スイッチ、操作釦17b
が音量調節用、操作釦17cがチューナ、テープ、およ
びディスクチェンジャコントロールの切換え用、操作釦
17dが、テープの場合のFF−REW操作、またディ
スクチェンジャコントロールのときのディスク選択操作
用、操作釦17eが内蔵操作体20の突出方向および収
納方向への駆動指示用である。
【0023】また第2の操作面20cに設けられている
操作釦群25は、チューナ選局用、およびチェンジャコ
ントロールのときのディスク選択指示、ディスクプログ
ラム再生のメモリ入力用である。また操作釦群26は、
表示装置28の時計表示の時刻設定、チューナ動作切換
え操作用などである。ただし、各操作釦の機能は、上記
のものに限られるものではない。図6に示すように、内
蔵操作体20が開口部12aから前方へ突出した状態で
は、このときの内蔵操作体の上面(内面)すなわち操作
面20cと、筐体10の天井面の内面との間に記録媒体
の挿入領域が形成される。したがって、カセットテープ
Cは、この挿入領域を経て、筐体10の開口部12aか
ら内壁13に形成された挿入口13aに挿入することが
できる。
【0024】上記実施例においては、蓋体15が手動で
開閉され、また内蔵操作体20がモータの動力により突
出移動および収納移動することを想定している。よっ
て、蓋体15を図2に示す状態に開放したときに、その
上面に位置する操作釦17eを押すと、筐体10内に設
けられたモータの動力などにより、内蔵操作体20が、
図2に示す収納状態から、図1に示す突出状態に自動的
に移動する。また図1に示す状態で同じ操作釦17eを
押すと、前記モータの動力により、図1に示す状態の内
蔵操作体20が、図2に示す収納状態に自動的に移動す
る。なお、内蔵操作体20を図1と図2の状態に手動で
移動させてもよい。または蓋体15もモータの動力で、
自動的に開閉駆動されるものであってもよい。この場合
には、蓋体15の外面に蓋体15を開放させるための開
放操作釦が設けられる。この実施例での車載用音響機器
の操作装置では、蓋体15が閉じられた状態で、蓋体1
5に形成された第1の操作面15dと、内蔵操作体20
に形成された第2の操作面20cが、筐体10の内部に
収納されている。よって、このとき蓋体15の外面は操
作以外の目的で使用することが可能である。この実施例
では、蓋体15がケースとなっており、この蓋体15内
にドリンクホルダが収納されている。
【0025】図5に示すように、ケースとなる蓋体15
の内部には収納空間Gが形成されており、蓋体15の外
面には、この収納空間Gを覆う回動扉31が設けられて
いる。この回動扉31は、その下端に設けられた支持軸
32を支点として回動自在にに設けられている。図4に
示すように、回動扉31の上端中央部には、掛止片31
aが一体に設けられ、この掛止片31aに掛止突起31
bが一体に形成されている。蓋体15の上面には溝15
eと、その内部に位置する係合凹部15fが形成されて
いる。回動扉31が閉じられたときには、掛止突起31
bが係合凹部15fに嵌合し、回動扉31が閉じられた
状態で軽ロックされる。また、回動扉31の上部外面に
は指掛け用の突起31cが形成されており、この突起3
1cに指を掛けて手前に引くことにより、回動扉31が
図4に示す状態に開放される。回動扉31は、シャーシ
11の底面11aと平行な向きまで回動したときが、開
放方向への回動限界となる。
【0026】蓋体15の収納空間G内には、ドリンクホ
ルダが収納されている。このドリンクホルダは、ホルダ
板33とホルダリング34とから構成されている。図5
に示すように、ホルダ板33の基部は、支持軸35によ
り回動自在に支持され、またホルダ板33は、ばね部材
としてのトーションスプリング36により反時計方向へ
付勢されている。ホルダ板33は樹脂材料により形成さ
れ、その2ヶ所には、半円弧形状の凹部33a,33a
が形成されている。また、ホルダ板33の先部であって
前記凹部33a,33aの両側上面には、支持突起33
b,33c,33dが形成されており、この各支持突起
33b,33c,33dに、ホルダリング34が回動自
在に支持されている。ホルダリング34は比較的太い金
属の線材により形成されているものであり、ホルダ板3
3の凹部33a,33aに対向する部分が半円弧形状の
湾曲部34a,34aとなっている。
【0027】使用しないときのドリンクホルダは、ホル
ダリング34が鎖線で示すようにホルダ板33の上面に
重ねるように畳まれ、さらにホルダリング34が図4に
て(カ)方向へ回動させられて収納空間G内に収めら
れ、そして回動扉31が閉じられ、前記掛止突起31b
と係合凹部15fとで、回動扉31が軽ロックされてい
る。回動扉31を前方に開くと、トーションスプリング
36の付勢力により、ホルダ板33が回動して水平姿勢
となる。このとき手でホルダリング34を図4にて実線
で示す状態で回動させると、ホルダ板33の凹部33
a,33aと、ホルダリング34の湾曲部34a,34
aとの間に缶入飲料やコップなどを保持できる円弧状の
保持部が形成される。なお、回動扉31は、缶入飲料や
コップの底部を支える支持体として機能する。
【0028】図4の実施例では、ホルダ板33の凹部3
3a,33aの内部に、扇状の補助板37,37が設け
られている。この補助板37,37は、ホルダ板33と
平行に延びる方向へ弾性付勢されている。補助板37,
37が水平に延びているときには、この補助板37,3
7の小径凹部37a,37aと、ホルダリング34の湾
曲部34a,34aとの間に、小径の缶などを保持でき
るようになる。また凹部33aと湾曲部34aとの間に
大径の缶などを挿入したときには、補助板37が図4で
矢印で示す方向へ回動して逃げるようになっている。
【0029】次に図7は、本発明の第2実施例による車
載用音響機器の操作装置の部分縦断面図であり、図8な
いし図10はその動作を示している。この第2実施例と
図1ないし図6に示した実施例とでは、内蔵操作体20
の突出移動のための機構が主に相違しており、その他の
部分の構造は図1ないし図6に示した実施例と実質的に
同じである。よって以下では前記実施例との相違点を主
に説明する。図7以下に示す第2実施例では、筐体10
が金属製や樹脂製のシャーシ11と、その前部に取り付
けられた樹脂製のノーズ部12とから構成されている点
で、前記実施例と共通している。ただし、ノーズ部12
は図示左右方向の奥行き寸法が長くなっており、ノーズ
部12の図示左側部分のほとんどがシャーシ11内に嵌
合されている。そしてノーズ部12には筐体10の開口
部となる開口部12aが形成されており、この開口部1
2aの奥側に内壁13が形成されている。第2実施例で
は、内壁13がノーズ部12と一体に形成されている。
そしてこの内壁13にカセットテープの挿入口13aが
開口して形成されている。
【0030】ノーズ部12の開口部12aの下端には、
蓋体15が支持軸16により回動自在に支持されてい
る。この蓋体15は開口部12aを閉鎖する位置と開口
部12aを開放する位置との間にて回動する。この蓋体
15は図1ないし図6に示したのと同じであり、その外
面には、回動扉31が支持軸32により回動自在に支持
されている。そして蓋体15の内部には図4に示した構
造のドリンクホルダが収納されている。ノーズ部12の
開口部12aの奥方の空間Hには、内蔵操作体20が収
納されている。内蔵操作体20は、外面20aの先部に
傾斜面20bが形成され、また内蔵操作体20の内面が
第2の操作面20cとなっており、これは図1ないし図
6に示す実施例と同じである。内蔵操作体20の両側面
20eには、直線状の摺動溝20fが形成され、また両
側面20eにはガイド軸51が固定されている。
【0031】一方、ノーズ部12の空間H部分の両側内
面には、ガイド板52が固定されている。このガイド板
52は金属板であり、樹脂製のノーズ部12の両側内面
に対しねじ止めや溶着などの手段で固定されている。こ
のガイド板52の上部には支持軸54が固定されてい
る。またガイド板52にはガイド溝53が凹形成されて
いる。ガイド溝53は、図示右側上方へ向かって傾斜す
る直線部53aと、その上下に連続する上部円弧部53
bおよび下部円弧部53cとを有している。上部円弧部
53bと下部円弧部53cは、共に支持軸54を中心と
した所定半径の円弧軌跡にて形成されている。図7に示
すように、内蔵操作体20が空間H内に収まっている状
態では、内蔵操作体20に形成された摺動溝20fの上
端が、ノーズ部12に固定された支持軸54と噛合って
いる。また内蔵操作体20に固定されたガイド軸51
は、ノーズ部12側のガイド溝53の下部円弧部53c
の図示右端に位置している。このとき内蔵操作体20の
外面20aは、シャーシ11の底面11aに対してほぼ
垂直となっている。
【0032】図1ないし図6の実施例で説明したよう
に、蓋体15は、手動によりあるいはモータの動力など
により、図7に示す開放位置へ回動する。図1に示す操
作釦17eが押されるなどすると、内蔵操作体20が開
口部12aからモータの動力などにより突出移動する。
あるいは内蔵操作体20は手動で突出移動させられる。
このとき、まず図8に示すように、内蔵操作体20に設
けられたガイド軸51が、ガイド溝53の下部円弧部5
3c内を摺動し、内蔵操作体20は支持軸54を支点と
して時計方向へ回動する。ガイド軸53が下部円弧部5
3cの図示左端に至ると、内蔵操作体20に形成された
摺動溝20fと、ガイド溝53の直線部53aとが平行
になる。
【0033】その後は、摺動溝20fが支持軸54を摺
動し、ガイド軸51が、ガイド溝53の直線部53aを
摺動して、内蔵操作体20が右斜め上方へ向かって直線
状に移動する。図9に示す位置まで上昇すると、内蔵操
作体20に設けられたガイド軸51が、ガイド溝53の
上部円弧部53b内を摺動する。その結果、内蔵操作体
20は支持軸54を支点として時計方向へ回動する。そ
して、図10に示すように、内蔵操作体20の傾斜面2
0bが、蓋体15の平坦面15bに対面しまたは面当接
し、蓋体15の第1の操作面15dと、内蔵操作体20
の第2の操作面20cとがほぼ連続する状態となる。な
お、内蔵操作体20の収納動作は、上記動作の逆であ
る。
【0034】ここで、前記各実施例では、図4に示すよ
うに、ドリンクホルダが蓋体15の収納空間G内に収納
されるものとなっている。しかし、蓋体15に回動扉3
1を設けず、蓋体15の外面に直接ホルダ板33を回動
自在に設けてもよい。この場合、トーションスプリング
36を設けず、ホルダ板33を、蓋体15の外面に密着
する姿勢と、蓋体15の外面に対して垂直に延びる姿勢
とに、手で動かせるようにすることが好ましい。また、
蓋体15に設けられるホルダは、ドリンクホルダに限ら
れず、メモ用紙を挟むホルダやペンホルダであってもよ
い。あるいは、ドリンクホルダなどを設けず、蓋体15
の外面に設けられた回動扉31の内面(回動時に上を向
く面)を凹状にし、この凹状部分を小物置き領域、眼鏡
ホルダなどとして使用してもよい。また、回動扉31の
内面を小型の灰皿として使用することもできる。また
は、蓋体15の収納空間Gを芳香剤の収納領域としても
よい。または、蓋体15が閉じられたときの外面に回動
扉31を設けず、蓋体15の外面に時計表示パネルを設
けてもよい。
【0035】このように、蓋体15の外面を、機器の操
作以外の目的に使用しているときには、第1の操作面1
5dと第2の操作面20cの操作釦の操作ができなくな
る。ただし、各操作面に設けられたいずれかの操作釦を
ディスクチェンジャのコントロール用として使用する場
合には、再生ディスクの選択や、曲の選択をメモリ入力
した後に操作面を使用しなくてもよくなる。よってこの
メモリ入力を行った後に、蓋体15を閉じ例えばドリン
クホルダを用いたとしても、ディスクチェンジャを使用
した音響使用を継続できる。または、リモートコントロ
ール装置を使用し、蓋体15が閉じられ、各操作面15
dと20cが収納されているときに、このリモートコン
トロール装置を使用して音響機器の操作を行ってもよ
い。
【0036】上記のように、蓋体15が閉じられたとき
に、その外面にドリンクホルダを設けたり、その他の操
作用以外の物を設置することにより、外観が音響装置で
あることをカモフラージュできる。よって、駐車中など
において、ドリンクホルダなどが存在している部分が音
響機器であることが解らなくなり、音響機器の盗難を未
然に防止することができる。さらに、自動車のキーを入
れ、アクセサリスイッチをONにしたときにのみ蓋体1
5が手動で、あるいはモータの動力で開放できるように
し、自動車のキーを抜いているときには、蓋体15が開
かないようにロックしておけば、駐車中に音響機器であ
ることが全く解らなくなり、盗難防止効果をさらに高め
ることができる。
【0037】また、図2または図7に示すように、内蔵
操作体20が筐体10の内部に収納されている状態で、
蓋体15が筐体10から取り外せるようにしてもよい。
駐車中に蓋体15を筐体10から取り外しておけば、筐
体10の開口部12aの内部に内蔵操作体20の外面2
0aが見えるだけとなり、音響機器であることが解りづ
らく、盗難防止効果を得ることができる。またたとえ音
響機器が盗難されたとしても、電源スイッチとしての操
作釦17aを有する第1の操作面15dが形成された蓋
体15が無くては操作が不可能になるので、音響機器を
盗んでも無駄なことになる。これによっても盗難防止効
果を高めることができる。
【0038】さらに、図11に示す実施例のように、蓋
体15が閉じられたときに、その外面が第3の操作面4
1となり、この操作面41に表示装置42や各種操作釦
43が配列されているものとすることも可能である。こ
の場合、第1の操作面15dと第2の操作面20cおよ
び第3の操作面41を目的別に使用することが可能にな
る。例えば、図11に示すように蓋体15が閉じられた
ときに、その外面に現れる第3の操作面41を、カーラ
ジオのチューナの操作や音量調節などに使用し、蓋体1
5を開き、第1の操作面15dと第2の操作面20cが
出てきたら、この両操作面15dと20cに設けられて
いる操作釦により、カセットテープ再生、ディスク再
生、ディスクチェンジャコントロールのための操作を行
えるようにしてもよい。逆に、図11に示す状態の第3
の操作面41をディスクチェンジャのコントローラとし
て使用し、第1と第2の操作面15d,20cを、チュ
ーナ操作、カセットテープ再生、ディスク再生などの操
作に使用してもよい。
【0039】また、図6および図10に示すように、上
記各実施例では、内蔵操作体20の上方の領域からカセ
ットテープCが挿入されるものとなっているが、この領
域からコンパクトディスクを挿入し、または複数のディ
スクが収納されたマガジンを挿入してもよい。あるい
は、ナビゲーションシステム用のCD−ROMとして使
用し、上記領域から地図情報などが記録されたディスク
を挿入してもよい。この場合、第1の操作面15dと第
2の操作面20cに配列されたいずれかの操作釦がナビ
ゲーションシステム操作用となる。ナビゲーションシス
テム機能を持たせる場合には、図11に示す第3の操作
面41を設け、第3の操作面41を、音響装置の操作用
として使用し、蓋体15が開いた状態で、第1の操作面
15dと第2の操作面20cに配列された操作釦の一部
または全部をナビゲーションシステム操作用としてもよ
い。またその逆でもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明では、蓋体を回動
させて開口部を開放すると、内蔵操作体が開口部から外
方へ突出可能な状態となる。手動によりあるいはモータ
の動力などにより内蔵操作体が開口部の前方にせり出し
てくると、この内蔵操作体と蓋体の内側の双方に、操作
面が現れる。内蔵操作体と、蓋体の内側の双方に操作面
が形成されていることにより、使用可能な操作面の実質
的な面積が広くなり、釦類などの操作部材をスペース効
率良く配置できる。よって操作部材の数を増やすことが
できて、従来のようにひとつの操作釦の機能を多様化す
る必要がなく、操作しやすくなる。また、個々の操作部
材を大きいものにしたり、あるいは大型の液晶パネルな
どの表示装置を置くことができる。
【0041】また、内蔵操作体が開口部から突出した状
態で、この内蔵操作体と筐体内面との間にカセットテー
プやディスクなどの記録媒体の挿入領域を確保すること
も可能である。
【0042】さらに、内蔵操作体が筐体の内部に収納さ
れ、また蓋体により開口部が閉じられたときに、蓋体の
外面を種々の用途に使用することが可能である。例えば
蓋体の外側に缶入飲料やコップなどを置くためのドリン
クホルダや、他の用途のホルダを取り付けることが可能
である。この場合、車載用機器とホルダの配置スペース
を兼用できることになり、自動車のコンソールパネルな
どの利用スペースを効率化できる。また蓋体の外面の利
用方法は種々考えられ、この外面に前記の操作面以外の
操作面を形成して、操作部材を配置してもよい。この場
合、例えば内蔵操作体の操作面と開いた状態の蓋体内側
の操作面を、ディスクチェンジャなどの操作用として用
い、閉じた状態の蓋体の外面の操作面を、カーラジオの
チューニング操作用として使用するなど、種々の組み合
せが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用電子機器の一例として車載用音響機器の
操作装置を示すものであり、蓋体が開き、内蔵操作体が
突出した状態を示す斜視図、
【図2】蓋体が開き、内蔵操作体が突出していない状態
を示す斜視図、
【図3】蓋体が閉じられた状態を示す斜視図、
【図4】蓋体の外側にドリンクホルダが突出した状態を
示す斜視図、
【図5】蓋体が閉じられ、内蔵操作体が収納された状態
を示す部分断面側面図、
【図6】蓋体が開かれ、内蔵操作体が移動する状態を示
す部分断面側面図、
【図7】本発明の第2実施例の車載用音響機器の操作装
置を示す部分断面図、
【図8】図7の状態から内蔵操作体が時計方向へ回動し
た状態を示す部分断面図、
【図9】内蔵操作体が斜め上方へ移動する状態を示す部
分断面図、
【図10】内蔵操作体が完全に突出した状態を示す部分
断面図、
【図11】蓋体の外面が第3の操作面となった他の実施
例を示す斜視図、
【図12】従来の車載用音響機器の操作装置を示す部分
側面図、
【図13】従来の車載用音響機器の操作装置を示す部分
側面図、
【符号の説明】
10 筐体 11 シャーシ 12 ノーズ部 12a 開口部 13 内壁 13a カセットテープの挿入口 15 蓋体 15d 第1の操作面 17a〜17e 操作釦 20 内蔵操作体 20c 第2の操作面 20f 摺動溝 21,22 摺動軸 23 ガイド溝 25,26 操作釦群 31 回動扉 33 ホルダ板 34 ホルダリング 51 ガイド軸 52 ガイド板 53 ガイド溝 54 支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白砂 守 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に開口部を有する筐体と、筐体に回
    動自在に設けられ且つ前記開口部を開閉する蓋体と、蓋
    体が閉じられたときに筐体内に収納され蓋体が開いたと
    きに前記開口部から突出可能な内蔵操作体とが設けら
    れ、開口部から突出した内蔵操作体と、開いた状態の蓋
    体との両方に、操作部材が配置された操作面が形成され
    ていることを特徴とする車載用機器の操作装置。
  2. 【請求項2】 開口部から内蔵操作体が突出したとき
    に、この内蔵操作体と筐体の内面との間に、記録媒体の
    挿入領域が形成される請求項1記載の車載用機器の操作
    装置。
  3. 【請求項3】 開口部を閉じた状態の蓋体の外側に、物
    を置くためのホルダが設けられている請求項1または2
    記載の車載用機器の操作装置。
JP6680094A 1994-03-10 1994-03-10 車載用機器の操作装置 Withdrawn JPH07246886A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024509A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Kabushiki Kaisha Kenwood 電子機器
CN1320849C (zh) * 2003-10-03 2007-06-06 三菱电机株式会社 车载设备用的面板驱动装置

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