JPH0724447U - 生ごみ脱水機 - Google Patents

生ごみ脱水機

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JPH0724447U
JPH0724447U JP5400893U JP5400893U JPH0724447U JP H0724447 U JPH0724447 U JP H0724447U JP 5400893 U JP5400893 U JP 5400893U JP 5400893 U JP5400893 U JP 5400893U JP H0724447 U JPH0724447 U JP H0724447U
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circuit board
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conduit
potting material
boss
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JP5400893U
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重樹 松井
次幹 江本
達造 矢島
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ケース22内に脱水カゴ24、モータ26及
び回路基板68が設置され、回路基板68の上下両面が
ポッティング材82,84で覆われている。回路基板6
8に導管80が挿設され、導管80の上端面がポッティ
ング材82の表面と面一となっている。 【効果】 回路基板がケース内に配置されており、回路
基板に対し衝撃などの大きな外力が加えられることが防
止される。また、この回路基板をポッティング材で覆う
と共に、導管によって万が一の漏水があっても水を速や
かに排出できるようにしており、回路基板の耐水性がき
わめて良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所の流し台の排水口に取り付けられる生ごみ脱水機に関する。詳 しくは、遠心脱水式の生ごみ脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の生ごみ脱水機は、流し台のシンクの排水口に対し筒軸方向を上下方向 にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カゴと、 該脱水カゴを回転させるモータとを備えている。
【0003】 特開昭61−38647号、実開昭63−1647号、同63−77642号 には、モータをケース外に配置した生ごみ脱水機が記載されている。なお、この 実開昭63−77642号には、第5図の如く制御部もケース外に配置すること が記載されている。なお、第5図において、ケース10内に脱水カゴ12が設置 され、該脱水カゴ12はケース10外のモータ14によって回転駆動可能とされ ている。このモータ14の側方に制御器16が設置されている。
【0004】 実開昭63−122646号にはモータをケース内に配置した生ゴミ粉砕脱水 処理装置が記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
制御回路は水がかからないように設置される必要があるため、上記の実開昭6 3−77642号のように、従来は制御回路はケース外に設置されている。
【0006】 ところが、このようにすると、生ごみ脱水機全体の一体性が乏しくなると共に 、運搬時や取付施工時に制御回路部分に他の物体が当って制御回路が損壊するお それがある。
【0007】 制御回路基板をポッティング材で覆うようにすることは周知技術である。しか しながら、ポッティング材で覆われた回路基板をケースにビスなどで取り付ける 場合、回路基板を貫通するようにビス孔を穿設するようになるため、回路基板の 耐水性が低下する。
【0008】 このように、従来の生ごみ脱水機にあっては、制御回路をケース内に耐水性良 く設置することはできなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の生ごみ脱水機は、流し台のシンクの排水口に対し筒軸方向を上下方向 にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カゴと、 該ケース内に配置された、該脱水カゴを回転駆動するモータとを備えてなる。
【0010】 請求項1の生ごみ脱水機は、該ケース内の下部に略々水平に配置され、該ケー スに対し固定取付された回路基板と、該回路基板に装着されており、該回路基板 の上方と下方とを連通している水抜き用の導管と、該回路基板の上下両面を覆い 、且つ前記ケース内面と該導管の外周面とに密着しているポッティング材と、前 記ケースの底面に設けられた水抜き用の開口と、を備えてなり、該導管の先端は 該ポッティング材の表面と略面一となっていることを特徴とするものである。
【0011】 請求項2の生ごみ脱水機は、請求項1において、前記ケースの底部からボス部 が上方に突設され、前記回路基板は該ボス部に対し上方から載置され、且つ該回 路基板の上方から回路基板を貫通して該ボス部に螺じ込まれたビスによって該回 路基板が前記ケースに固定されており、回路基板の上面側のポッティング材は該 ビスの頭部に覆い被さっていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案の生ごみ脱水機においては、回路基板がケース内に配置されているため 、回路基板を衝撃などの機械的外力から十分に保護することができる。
【0013】 この回路基板はポッティング材で覆われており、耐水性が良い。しかも、この 回路基板に導管が挿通されており、万が一、上方から水が漏れてきても、この水 は該導管及びケース底部の開口から速やかにケース外に排出される。
【0014】 なお、請求項2の生ごみ脱水機では、回路基板をケースに固定しているビスが ポッティング材で覆われており、回路基板のビス孔部分の耐水性もきわめて良好 である。
【0015】
【実施例】
本考案の生ごみ脱水機の実施例について図面を参照して説明する。第1図は実 施例に係る生ごみ脱水機を示す全体縦断面図(第3図のI−I線に沿う断面図) 、第2図は第1図の底部の拡大図、第3図はケースの底面図、第4図は回転軸と 脱水カゴとの接続部の構造を示す斜視図である。
【0016】 この生ごみ脱水機は、円筒状のケース22と、該ケース22内に配置された脱 水カゴ24と、該カゴ24を回転駆動させるためのモータ26とを備えている。
【0017】 ケース22内にモータ26を保持するためのハウジング28が設置されている 。このハウジング28は、ビス27によってケース22に固定されている。この ハウジング28は円筒形状であり、モータ26はその下部にビス29によって取 り付けられている。
【0018】 モータ26の回転軸(ロータシャフト)26aは、鉛直上方に延在されている 。該回転軸26aの上端はフライホイール30を介して継手軸32に連結されて いる。このフライホイール30は、ビス34,36によって回転軸26a及び継 手軸32の双方に固定されており、双方の軸26a,32を同軸的に連結するジ ョイントとしての機能をも有している。なお、継手軸32はベアリング38,4 0を介してハウジング28の上部に枢支され、鉛直上下方向に延在している。
【0019】 脱水カゴ24の底部に、上方に向かって細径となるテーパ孔42が設けられて いる。該テーパ孔42は該脱水カゴ24を貫通する貫通孔である。該脱水カゴ2 4の該テーパ孔42の周囲には比較的厚肉で強度保持用のボス部44が設けられ ている。該ボス部44の下端面には放射状の溝46が複数条設けられている。
【0020】 継手軸32の頭部は前記テーパ孔42と係合するテーパ形となっており、該継 手軸32のテーパ面の根元部には放射方向に突出する2本のピン48が設けられ ている。該ピン48は、前記脱水カゴ24の下面の溝46に係合し、モータ26 の回転を該脱水カゴ24に伝達する。なお、継手軸32がテーパ孔42に嵌合さ れた際に、継手軸32の上端がテーパ孔42の上端から若干突出するよう該継手 軸32及びテーパ孔42が構成されている。
【0021】 第1図の50は生ゴミの投入口、52は該投入口50に着脱自在に装着された 蓋、54は脱水排水の流出口を示す。
【0022】 蓋52にはマグネット56が設けられ、ケース22の上縁にはリードスイッチ 58が設けられている。該蓋52が該ケース22に装着されるとマグネット56 によってこのリードスイッチ58がONとなり、モータ26が起動されて生ゴミ が遠心脱水される。脱水された水は流出口54から排出される。
【0023】 本実施例では、ケース22はケースアッパー60とケースロワー62とからな り、ケースロワー62はボス部66を貫通した長ネジ64によってハウジング2 8に連結されている。このハウジング28は前記の通りビス27によってケース アッパー60に固定されている。ケースロワー62内には回路基板68が設置さ れている。
【0024】 このボス部66はケースロワー62の底面から突設されたものであり、回路基 板68の開口70を通って回路基板68の上方へ突出している。
【0025】 ケースロワー62の底面からは、回路基板68を支承するためのボス部72が 上方へ突設されている。回路基板68はこのボス部72上に載置されている。上 方からビスホール74を通ってボス部72に螺じ込まれたビス76によって回路 基板68がボス部72に固定されている。回路基板68の板央部には開口78が 設けられ、この開口78に導管80が挿入されている。
【0026】 回路基板68の上下両面にエポキシ樹脂などのポッティング材82,84が充 填されている。このポッティング材82,84は、回路基板68の上下両面を覆 いつくし、ケースロワー62の内周面及び導管80の外周面に密着している。導 管80の上下両端面はポッティング材82,84の表面と面一となっている。ポ ッティング材82はビス76の頭部をも覆っている。
【0027】 ケースロワー62の底面の中央には水抜き用の開口86が設けられている。
【0028】 この回路基板68に接続された電源ケーブル88とアース線90(第3図)は 、ケースロワー62の底面のケーブル用開口及びアース線用開口(図示略)を通 ってケース22外に引き出されている。
【0029】 図示はしないが、回路基板68とモータ26及びリードスイッチ58とはそれ ぞれリード線で接続されている。
【0030】 ポッティング材82,84を充填するには、導管80付きの回路基板68をビ ス76でボス部72に固定し、次いでケース22の上方からポッティング材82 を流し込んで硬化させる。次に、ケース22を上下逆にし、開口86からポッテ ィング材84を流し込んで硬化させる。
【0031】 なお、導管80は、予め図示の状態よりも長いものとしておき、ポッティング 材82,84が硬化した後、ポッティング材82,84の表面と面一になるよう に導管80の上下端部をカットする。なお、導管80の上端だけカットしても良 い。
【0032】 このように構成された生ごみ脱水機においては、回路基板68がケース22内 に配置されており、衝撃に強い。この回路基板68はポッティング材82,84 で完全に覆われており、しかもビス76もポッティング材82に完全に覆われて いるため、回路基板68の耐水性はきわめて良い。しかも、万一、上方から水が 落ちてきても、この水は導管80及び開口86を通ってケース22外に速やかに 排出されるため、これによっても回路基板68の耐水性がきわめて良いものとな る。上記実施例では導管80を1個だけ設けているが、複数個設けても良い。
【0033】 上記実施例では回路基板68は水平に設置されているが、水が流れる程度の若 干の勾配をつけてもよい。この場合、当然ながら、導管は回路基板の低位側に配 置する。
【0034】
【考案の効果】
本考案の生ごみ脱水機は、回路基板がケース内に配置されており、回路基板に 対し衝撃などの大きな外力が加えられることが防止される。また、この回路基板 をポッティング材で覆うと共に、導管によって万が一の漏水があっても水を速や かに排出できるようにしており、回路基板の耐水性がきわめて良い。
【0035】 なお、請求項2の生ごみ脱水機は、回路基板固定用のビスをもポッティング材 で完全に覆うようにしており、耐水性に著しく優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る生ごみ脱水機の縦断面図
である。
【図2】図1の実施例の底部の拡大図である。
【図3】図1の実施例の生ごみ脱水機のケースの底面図
である。
【図4】図1の実施例の要部拡大図である。
【図5】従来例に係る生ごみ脱水機の断面図である。
【符号の説明】
22 ケース 22f フランジ部 24 脱水カゴ 26 モータ 28 ハウジング 42 テーパ孔 54 流出口 60 ケースアッパー 62 ケースロワー 68 回路基板 66,72 ボス部 76 ビス 80 導管 82,84 ポッティング材 86 水抜き用開口
フロントページの続き (72)考案者 矢島 達造 神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業株 式会社伊勢原製造所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台のシンクの排水口に対し筒軸方向
    を上下方向にして取り付けられる筒状ケースと、該ケー
    ス内に設置された回転脱水カゴと、該ケース内に配置さ
    れた、該脱水カゴを回転駆動するモータとを備えてなる
    生ごみ脱水機において、 該ケース内の下部に略々水平に配置され、該ケースに対
    し固定取付された回路基板と、 該回路基板に装着されており、該回路基板の上方と下方
    とを連通している水抜き用の導管と、 該回路基板の上下両面を覆い、且つ前記ケース内面と該
    導管の外周面とに密着しているポッティング材と、 前記ケースの底面に設けられた水抜き用の開口と、 を備えてなり、該導管の先端は該ポッティング材の表面
    と略面一となっていることを特徴とする生ごみ脱水機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ケースの底部か
    らボス部が上方に突設され、前記回路基板は該ボス部に
    対し上方から載置され、且つ該回路基板の上方から回路
    基板を貫通して該ボス部に螺じ込まれたビスによって該
    回路基板が前記ケースに固定されており、 回路基板の上面側のポッティング材は該ビスの頭部に覆
    い被さっていることを特徴とする生ごみ脱水機。
JP1993054008U 1993-10-05 1993-10-05 生ごみ脱水機 Expired - Lifetime JP2600820Y2 (ja)

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