JP2678972B2 - 脱水式流し台用排水トラップ - Google Patents

脱水式流し台用排水トラップ

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JP2678972B2
JP2678972B2 JP14702294A JP14702294A JP2678972B2 JP 2678972 B2 JP2678972 B2 JP 2678972B2 JP 14702294 A JP14702294 A JP 14702294A JP 14702294 A JP14702294 A JP 14702294A JP 2678972 B2 JP2678972 B2 JP 2678972B2
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drain trap
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dewatering
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Inventor
泰之 中村
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中村 雅之
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流し台に取付ける排水用
のトラップに関するものであり、特に排水トラップ本体
内に収容した脱水カゴを回転させる構造としたものにお
いて、前記脱水カゴの上部が偏心回転をしないよう構成
した脱水式流し台用排水トラップに関するものである。
【0002】
【従来技術】流し台の排水用トラップ本体内に着脱自在
に収容した脱水カゴを、排水用トラップ本体の下方に取
付けたモーターにより回転させ、脱水カゴ内に収容され
た調理屑の水分を強制的に脱水するよう構成した脱水式
排水トラップは既に知られている。
【0003】これら公知の脱水式排水トラップは、トラ
ップ本体に収容された脱水カゴがトラップ本体を構成す
る筐体の下方に取付けたモーター等の回転機構により回
転させられ、カゴ内の調理屑に含まれる水分を強制的に
遠心脱水させる構造としているのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構造
からなる排水用トラップは、脱水カゴの下方を強制的に
回転させるだけであり、脱水カゴの上方は特別の機構に
より支承されることのない遊端として構成していたた
め、洗濯機における脱水装置と同様、脱水カゴの上部が
偏心しながら回転することが避けられず、脱水処理時に
脱水カゴの偏心回転に伴う異音が発生したり、偏心した
回転により脱水カゴの上部周縁部がトラップ本体の内側
周縁部に触れて脱水カゴとトラップ本体の双方に磨耗や
損傷が発生するという欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記の事情に鑑みこれに対応し
ようとするものであり、流し台の貯水蓋の裏面に、脱水
カゴの上端周縁部に冠着して脱水カゴを支承し、かつ、
脱水カゴと一緒に回転する回転支承機構を回転自在に取
付け、これにより脱水カゴが偏心することなく常に正確
かつ円滑な回転を行うよう構成した脱水式流し台用排水
トラップを提供しようとするものである。
【0006】
【発明の要点】本発明は、上端部を開口した円筒体から
なり、内側に脱水カゴを回転自在に収容した排水用トラ
ップ本体と、この排水用トラップ本体の下方に、内部に
モーター等の回転機構を取付けるとともに、上端部には
前記回転機構の回転力を伝達する回転軸を突出させた回
転機構用筐体を着脱自在に取付け、前記回転軸が脱水カ
ゴの下端部に接続されてなる脱水式流し台用排水トラッ
プにおいて、脱水カゴの上端部に偏心回転の規制蓋を取
付け、偏心回転の規制蓋の中央部に取付けたベアリング
に、排水トラップ本体の開口部に取付けた貯水蓋の中央
部から下方に突出させた支承軸を嵌合一体化させてなる
脱水式流し台用排水トラップの構造を発明の要点として
いる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0008】本発明の流し台用排水トラップは円筒状の
筐体からなり、内部に脱水カゴ2を回転自在に収容した
排水用トラップ本体1と、内部にモーター等の回転機構
3を取付けたモーターハウジング4を収容するととも
に、筐体上部に前記回転機構3の回転力を脱水カゴ2に
伝達する回転軸5を突出させた回転機構用筐体6とによ
って構成している。
【0009】なお、回転機構用筐体6は、排水用トラッ
プ本体1の下方に水密的構造をもたせて一体的に取付け
るものである。
【0010】排水用トラップ筒体1は、上端部を開口し
た円筒状に形成すると共に、下端部の側面には排水口11
が形成されており、排水口11の外側には公知の防臭機構
7を取付けている。
【0011】8は排水用トラップ本体1の開口部に着脱
自在に嵌着する貯水蓋であり、流し台シンク内に水を貯
蔵する際及び脱水カゴ2の脱水をする際に使用するもの
である。
【0012】9は、脱水カゴ2の上端開口部に、着脱自
在に冠着する偏心回転の規制蓋であり、貯水蓋8の中央
部下面から下向きに突出させた支承軸81に回転自在に取
付けている。
【0013】偏心回転の規制蓋9は、周縁部を下方に折
り曲げた浅い皿状に形成しており、周縁部に形成した鍔
部91を脱水カゴ2の開口周縁部に密に冠着して一体化さ
せるとともに、中央部に穿設した透孔92には、貯水蓋8
の中央部から下向きに突設した支承軸81の下端部を嵌合
させるベアリング93を密嵌している。
【0014】94,95は内部にベアリング93を収容すると
共にベアリング93と偏心回転の規制蓋9とを接続させる
ためのベアリングケースであり、偏心回転の規制蓋9に
穿設した透孔92の上下方向から嵌合させたベアリングケ
ース94,95の周縁部により、透孔92の周縁部を上下から
挟持させて両者の一体化を図っている。
【0015】96はゴムその他の素材で形成した防水用キ
ャップであり、ベアリングケース95に冠着させることに
よりベアリング93内に水が浸入するのを防止している。
【0016】なお、偏心回転の規制蓋9は、図示例示の
ように脱水カゴ2の開口周縁部に冠着する場合のほか、
規制蓋9の周縁部を脱水カゴ2の開口部の内側周縁部に
密嵌するよう構成すること(図示しない)も可能であ
る。
【0017】支承軸81は、貯水蓋8の下面に突出する軸
杆部分を、ベアリング93の内筒に強固に嵌合させ、座金
97を介して止めネジ98を係止することにより支承軸81と
ベアリング93の内筒とを強固に一体化させている。
【0018】またベアリング93の外筒はベアリングケー
ス94の内周部に強固に嵌合させることにより偏心回転の
規制蓋9と一体化させている。
【0019】なお、座金97はその周縁部がベアリング93
の内筒の下面だけに接する大きさとして形成している。
(図2参照)
【0020】82は貯水蓋8に形成した覗き窓であり、脱
水カゴ2の回転を外部から観察するためのものである、
なお覗き窓82の形状は図示例示のような円形のほか楕円
形その他任意の形状を選択することができる。
【0021】貯水蓋8及び偏心回転の規制蓋9は脱水カ
ゴ2内に収容された調理屑を脱水する時及び流し台シン
ク内に水を溜める時だけ使用するものである。
【0022】99は脱水カゴ8の下面に形成した回転受け
用のカプラーであり、回転軸5に取付けた回転伝達用カ
プラー51を着脱自在に嵌合させることにより回転機構3
の回転力を効果的に伝達させるよう構成している。
【0023】モーターハウジング4には、モーター41、
トランス42、バランスウエイト43等が収容されており、
モーター41の回転力は減速機構(図示しない)を介して
回転軸5に伝えられる。
【0024】なお、回転機構3の構造及び脱水カゴ2の
下端部に形成する回転受け用のカプラー98や回転軸5の
上端部に取り付ける回転伝達用カプラー51の構造及びモ
ーター41を回転させるためのスイッチ機構等は本発明に
とって重要な構造部ではないので、その詳細な構造の説
明は省略する。
【0025】
【発明の効果】上記のように構成した本発明の効果は以
下のとおりである。
【0026】(1) 脱水カゴ2の上端開口部に、偏心
回転の規制蓋9を着脱自在に冠着したので、脱水カゴ2
を回転させる時に、脱水カゴ2の上部が偏心した回転を
するのを正確に規制でき、従来の脱水カゴが有していた
各種の欠点を完全に解決できる特徴がある。
【0027】(2) 脱水カゴ2が偏心した回転を行わ
ないので、偏心回転時に発生する異音を防止し、しか
も、偏心回転により脱水カゴ2の上端外周部と排水トラ
ップ本体1の上端内周部とが接触することに伴う損傷等
を正確に回避できる優れた特徴がある。
【0028】(3)貯水蓋8の中央部に、下方に突出す
るよう取付けた支承軸81を、偏心回転の規制蓋9の中央
部に取付けたベアリング93の内筒と強固に一体化させ、
ベアリング93の外筒は自由に回転できるよう構成したの
で、脱水カゴ2の上端部に冠着した偏心回転の規制蓋9
も同時に回転することとなって脱水カゴ2の回転を阻害
することなく、正確に回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 排水トラップの横断面図
【図2】 偏心回転の規制蓋と貯水蓋との取付け部を示
す拡大断面図
【図3】 貯水蓋の平面図
【符号の説明】
1 排水用トラップ本体 11 排水口 2 脱水カゴ 3 回転機構 4 モーターハウジング 41 モーター 42 トランス 43 バランスウエイト 5 回転軸 51 回転伝達用カプラー 6 回転機構用筐体 7 防臭機構 8 貯水蓋 81 透孔 82 9 偏心回転の規制蓋 91 鍔部 92 透孔 93 ベアリング 94 ベアリングケース 95 ベアリングケース 96 防水用キャップ 97 座金 98 止めネジ 99 カプラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部を開口した円筒体からなり、内側に
    脱水カゴを回転自在に収容した排水用トラップ本体と、
    この排水用トラップ本体の下方に、内部にモーター等の
    回転機構を取付けるとともに、上端部には前記回転機構
    の回転力を伝達する回転軸を突出させた回転機構用筐体
    を着脱自在に取付け、前記回転軸が脱水カゴの下端部に
    接続されてなる脱水式流し台用排水トラップにおいて、
    脱水カゴの上端部に偏心回転の規制蓋を取付け、偏心回
    転の規制蓋の中央部に取付けたベアリングに、排水トラ
    ップ本体の開口部に取付けた貯水蓋の中央部から下方に
    突出させた支承軸を嵌合一体化させてなる脱水式流し台
    用排水トラップ。
JP14702294A 1994-06-07 1994-06-07 脱水式流し台用排水トラップ Expired - Lifetime JP2678972B2 (ja)

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JP14702294A JP2678972B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 脱水式流し台用排水トラップ

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JP14702294A JP2678972B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 脱水式流し台用排水トラップ

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JPH07331717A JPH07331717A (ja) 1995-12-19
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JP4574663B2 (ja) * 2007-11-13 2010-11-04 株式会社チカラエンジニアリング 遠心分離機

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JPH07331717A (ja) 1995-12-19

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