JPH07244423A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07244423A
JPH07244423A JP6032623A JP3262394A JPH07244423A JP H07244423 A JPH07244423 A JP H07244423A JP 6032623 A JP6032623 A JP 6032623A JP 3262394 A JP3262394 A JP 3262394A JP H07244423 A JPH07244423 A JP H07244423A
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drum
toner
roller
developing
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Toshihiro Ota
敏博 太田
Hiroshige Araki
広重 荒木
Toyokazu Mori
東洋一 森
Shigeyuki Wakata
茂之 若田
Toshihide Ogoshi
俊秀 大越
Yasuo Imai
康雄 今井
Keiji Kato
圭二 加藤
Katsumi Adachi
克己 足立
Eiichi Kido
栄一 木戸
Toshitaka Yui
勇飛 油井
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 感光体としてのドラム8と、表面にトナー層
を形成してドラム8へトナーを送る現像ローラー1と、
現像ローラー1との接触・非接触による回転でトナーを
摩擦帯電する供給ローラー4とが設けられている現像装
置。また、現像ローラー1上のトナー層に圧接し、トナ
ー層を所定の均一な厚さにする規制部材2が設けられて
いる。印字完了後、供給ローラー4およびドラム8が引
き続き回転するとともに、現像ローラー1が周速を落と
して回転する。 【効果】 現像ローラー1の表面とドラム8の表面との
間に、通常よりも多くのトナーが付着する。それゆえ、
現像ローラー1上の低分子成分がドラム8へ移るのを防
いで良好な印字画質を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に用いられる電子写真装置において、トナ
ーを含む現像剤によって感光体表面の静電潜像を可視化
する現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置における感光体表面の静電
潜像を可視化するため、非磁性トナーから成る一成分現
像剤を用いる現像装置には、図22に示すように、回転
する感光体ドラム28と、トナーを感光体ドラム28の
表面に供給するための現像ローラー21とが設けられて
いる。
【0003】現像ローラー21には、例えば、シリコン
ゴム(ポリオルガノシロキサン、[−R2 SiO
−]n )が用いられる。一方、感光体ドラム28の材料
としては、例えばOPC(Organic Photoconductor、有
機感光体)が用いられる。OPCからなる感光体ドラム
28は、図23に示すように、CTL(Carrier Transp
ortLayer 、キャリア輸送層)28a、CGL(Carrier
Generation Layer、キャリア生成層)28b、下引き
層28cおよびAl層28dが設けられている。CTL
28aは、例えばポリエステル等からなるバインダ樹脂
に、窒素二重結合を有する物質等が分散しており、主に
電荷の輸送を行う働きをする。
【0004】図22に示すように、現像ローラー21の
回転方向における感光体ドラム28に対する上流側に
は、現像ローラー21の長手方向全域にわたって、トナ
ーの層を均一に担持させかつトナーを帯電させるための
ドクターブレード22が、現像ローラー21に圧接され
て設けられている。
【0005】また、同図に示すように、ドクターブレー
ド22の上流側に、トナーを現像ローラー21に供給す
るための供給ローラー24が設けられているものもあ
る。
【0006】一方、感光体ドラム28、現像ローラー2
1、ドクターブレード22、および供給ローラー24の
それぞれについて、バイアス電圧が印加されるようにな
っており、印字が終了すると、印加が停止されてバイア
ス電圧は0になる。また、供給ローラー24の回転駆動
は、印字終了後にOFFになるようになっている。
【0007】一般に反転現像においては、まず感光体ド
ラム28を一定の電位に帯電させる。次に光が照射さ
れ、光を照射された部分は電位が下がる。光を照射され
た部分にトナーが付着することによりトナー像が生成
し、現像が完了する。その後、トナー像が紙等に転写さ
れる。
【0008】なお、現像ローラー21の表面のトナーの
付着量は、高画質を安定に保つため、トナーの粒径(約
10μm)の1倍から1.5倍であり、およそ0.5〜
1.2mg/cm2 の範囲に設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高温、高湿
下に長期間上記現像装置を放置すると、現像ローラー2
1を構成する低分子成分が活性化されて感光体ドラム2
8の相溶性の高い成分と混ざり、感光体ドラム28に移
る。たとえば、シリコンゴムを現像ローラー21に使用
した場合、低分子シロキサン、すなわち例えば[−(C
3 2 SiO−]n における結合数nが20以下のも
のが分子が短いために容易に活性化され、図23に示す
CTL28a中のバインダ樹脂と混ざって感光体ドラム
28に移る。
【0010】上記付着低分子成分は光を通さない性質を
有しているため、上記のようにして現像ローラー21の
低分子成分が感光体ドラム28に付着した場合、付着部
分には光が当たらず、露光後に電位が充分低下しない。
その結果、次に黒ベタを印字した場合、上記付着部分に
トナーが付着せず、白ヌケが発生する。それゆえ、印字
画質が低下するという問題点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の現像装置は、表面にトナー層を形成
し、感光体表面にトナーを送る現像ローラーが設けら
れ、回転する感光体表面で静電潜像を現像する現像装置
において、現像処理の完了後、感光体表面と現像ローラ
ー表面との間に現像処理時より厚いトナー層を形成する
トナー層肥厚手段が設けられている構成である。
【0012】請求項2記載の現像装置は、請求項1記載
の現像装置において、上記現像処理の完了後、感光体を
現像処理時と同じ周速で回転させるとともに、現像ロー
ラーを現像処理時の周速より小さい周速で回転させる構
成である。
【0013】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の現像装置
は、現像処理の完了後、現像ローラー表面と感光体表面
との間に多量のトナーからなるトナー層が形成され、そ
のトナー層によって、高温、高湿下であっても、現像ロ
ーラー上の低分子成分が感光体上の相溶性の高い成分と
混和して感光体に移ることを防ぐことができる。
【0014】それゆえ、印字した際に、白ヌケの発生を
防ぎ、良好な印字画質を得ることができる。
【0015】請求項2記載の現像装置は、現像処理時よ
りも現像ローラーの周速を小さくすることによって、現
像ローラーに供給されるトナーの、現像ローラー表面の
単位面積に接触する量が増加する。その結果、通常より
も多くのトナーが現像ローラー上に付着するようにな
り、現像ローラーおよび感光体が停止した時点での現像
ローラー表面と感光体表面との間のトナー層の厚みが増
す。
【0016】それゆえ、回転駆動のためのエネルギーを
節約しながら、良好な印字画質を得ることができる。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図8
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0018】図2に示すように、本発明の現像装置を適
用した電子写真装置は、矢印Aの方向に回転するドラム
8(感光体)が設けられている。ドラム8の左下には、
ドラム8の表面をコロナ放電によって帯電するための帯
電装置10があり、ドラム8の下には、被複写原稿(図
示せず)の光像をドラム8上に投影する光像照射装置
(図示せず)がある。
【0019】ドラム8の右には、トナーを収納するトナ
ーケース5が設けられ、トナーケース5内には、表面に
トナー層を形成してドラム8へトナーを送る現像ローラ
ー1(トナー層肥厚手段)と、現像ローラー1と接触ま
たは非接触の状態で回転することによりトナーを摩擦帯
電する供給ローラー4(トナー層肥厚手段)とが設けら
れている。トナーケース5の出口側の内壁には、現像ロ
ーラー1上のトナー層に圧接し、トナー層を所定の均一
な厚さを持ったものにするための規制部材2が設けられ
ている。規制部材2は、規制部材加圧バネ3によって、
現像ローラー1側に付勢されている。
【0020】ドラム8の上には、転写材としての紙6を
介して、コロナ放電によってドラム8上のトナー像の紙
6への転写効率を高めるための転写装置7が設けられて
いる。また、ドラム8の左には、トナー像の紙6への転
写後、ドラム8上に残留したトナーを除去するためのク
リーニング装置9が設けられており、クリーニング装置
9の開口部にはドラム8に圧接して残留トナーをかき取
るためのクリーニングブレード9aが設けられている。
【0021】供給ローラー4、現像ローラー1、ドラム
8および規制部材2にはそれぞれ図示しないバイアス電
圧印加装置が設けられている。
【0022】印字は、以下のように行われる。すなわ
ち、ドラム8、現像ローラー1および供給ローラー4が
矢印A、BおよびCで示す方向にそれぞれ回転する。そ
れと同時に、供給ローラー4、現像ローラー1、ドラム
8および規制部材2のそれぞれに対してバイアス電圧が
印加される。すると、トナーケース5内のトナーが、供
給ローラー4と現像ローラー1が接触または非接触の状
態で回転することにより摩擦帯電される。その結果、現
像ローラー1上に、帯電されたトナー層が形成される。
この帯電されたトナー層は、規制部材2によって所定の
厚さの均一なトナー層に規制される。
【0023】一方、ドラム8が、帯電装置10によって
帯電された後、図示しない光像照射装置によって矢印D
方向から照射される。これにより、ドラム8上に潜像が
形成される。次に、潜像が形成された部分では、現像ロ
ーラー1からトナーが与えられ、画像が形成される。そ
して、転写装置7によってコロナ放電が印加され、ドラ
ム8から紙6へ、形成された画像が転写される。転写
後、クリーニング装置9によって、ドラム8上に残留し
たトナーが除去される。
【0024】図4(a)ないし(g)は、印字完了後の
各部材の動作のタイムチャートである。図中、a、bは
それぞれ、現像ローラー1が図3に示す角度αだけ回転
するのに要する時間および同じく角度βだけ回転するの
に要する時間である。図4(a)および(b)に示すよ
うに、本実施例では、印字が完了すると、現像ローラー
1およびドラム8が引き続き回転する。そして、図3お
よび図4(c)に示すように、印字が完了したときか
ら、供給ローラー4が周速を上げて引き続き回転する。
そして、摩擦帯電したトナーを現像ローラー1に供給す
る。
【0025】現像ローラー1が角度αだけ回転し、現像
ローラー1のトナーが付着した部分が規制部材2に達す
る。そしてさらに角度βだけ回転し、現像ローラー1の
トナーが付着した部分がドラム8に達する。この時、供
給ローラー4、現像ローラー1およびドラム8の回転が
停止するとともに、それらおよび規制部材2へのバイア
ス電圧の印加がOFF、すなわちバイアス電圧が0にな
る。
【0026】このように、現像ローラー1の周速に対す
る供給ローラー4の周速の比が上げられることによっ
て、現像ローラー1と供給ローラー4との間での摩擦が
激しくなり、現像ローラー1と供給ローラー4との間の
トナーの帯電量が上がる。その結果、図1に示すよう
に、通常よりも多くのトナーが現像ローラー1上に付着
するようになり、現像ローラー1およびドラム8が停止
した時点での現像ローラー1とドラム8との間のトナー
層の厚みが増す。
【0027】ここで、現像ローラー1上の低分子成分に
より汚染されたドラム8を用いて黒ベタを印字した場
合、汚染された部分が紙6に印字されないため、紙6上
の該当部分では画像濃度(ID)が減少して白ヌケとな
る。しかし、図5に示す待機時の現像ローラー1上のト
ナーの付着量とIDとの関係から明らかなように、待機
時の現像ローラー1上のトナーの付着量が図1のように
多い場合、IDは大きな値を示す。特に、トナー付着量
が2mg/cm2 以上のとき、IDは著しく高くなる。
これは、現像ローラー1とドラム8との間に多くのトナ
ーがはさまれることによって、現像ローラー1上の低分
子成分がドラム8に移るのが防がれていることによるも
のである。
【0028】また、現像ローラー1の周速に対する供給
ローラー4の周速の比と現像ローラー1へのトナーの付
着量との関係を図6に示す。なお、トナーの付着量は、
単位面積あたりの質量、すなわち厚みを表している。こ
れより、現像ローラー1の周速に対する供給ローラー4
の周速の比が増加すると、現像ローラー1へのトナーの
付着量が増加することが分かる。なかでも、トナー付着
量が2mg/cm2 以上になるのは、現像ローラー1の
周速に対する供給ローラー4の周速の比が1.0以上の
ときである。したがって、本実施例では、印字完了後の
現像ローラー1の周速に対する供給ローラー4の周速の
比が1.0以上になるように構成されている。それに対
して、現像中ではトナー付着量が1±0.2mg/cm
2 となるように、現像中の上記周速比は0.4〜0.5
に設定されている。
【0029】以上のように、本実施例では、印字完了時
に現像ローラー1の周速に対する供給ローラー4の周速
比を上げることによって、現像ローラー1とドラム8と
の間のトナー付着量を増している。それによって、待機
時に現像ローラー1上の低分子成分がドラム8へ移るこ
とによるドラム8の汚染を防ぐことができ、良好な印字
画質を得ることが可能になっている。
【0030】なお、現像ローラー1にウレタンまたはシ
リコンゴム等のゴム材を用いた場合のほうが、樹脂材を
用いた場合よりも現像ローラー1内の低分子成分が多く
なる。その結果、ドラム8の汚染の度合いが大きくな
る。この2つの材料をドラム8に用いた各場合における
トナーの付着量とIDとの関係を図7に示す。すなわ
ち、ゴム材を用いたほうが、樹脂材を用いるよりも、同
量のトナーが付着した場合のIDが高い。それゆえ、現
像ローラー1にゴム材を用いた場合では、トナー層を付
着させることによるドラム8の汚染防止効果がより著し
くなるといえる。
【0031】また、ドラム8にOPC(有機感光体)ド
ラムを用いた場合のほうが、セレンドラムを用いた場合
よりも現像ローラー1内の低分子成分との相溶性が高い
ため、ドラム8の汚染の度合いが大きくなる。この2つ
の材料を現像ローラー1に用いた各場合におけるトナー
の付着量とIDとの関係を図8に示す。すなわち、OP
Cドラムを用いたほうが、セレンドラムを用いるより
も、同量のトナーが付着した場合のIDが高い。それゆ
え、ドラム8にOPCドラムを用いた場合では、トナー
層を付着させることによるドラム8の汚染防止効果がよ
り著しくなるといえる。
【0032】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図3、図4および図9に基づいて説明すれば、以下の通
りである。本発明の現像装置を適用した電子写真装置
は、前記実施例1同様の構成を有している。
【0033】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。図4(a)および(b)に示すように、印字が完了
すると、現像ローラー1およびドラム8が引き続き回転
する。また、供給ローラー4も回転を続ける。そして、
図3および図4(c)に示すように、印字が完了したと
きから、供給ローラー4へのバイアス電圧の絶対値が上
げられる。
【0034】現像ローラー1が角度(α+β)だけ回転
し、現像ローラー1のトナーが付着した部分がドラム8
に達すると、上記バイアス電圧が0になる。それと同時
に、供給ローラー4、現像ローラー1およびドラム8の
回転が停止する。
【0035】現像ローラー1が印字完了後に角度(α+
β)だけ回転する間に、供給ローラー4へのバイアス電
圧の絶対値が上げられるため、現像ローラー1と供給ロ
ーラー4との間のトナーの帯電量が上がる。その結果、
通常よりも多くのトナーが現像ローラー1上に付着する
ようになり、現像ローラー1およびドラム8が停止した
時点での現像ローラー1とドラム8との間のトナー層の
厚みが増す。
【0036】ここで、供給ローラー4へのバイアス電圧
と現像ローラー1へのトナーの付着量との関係を図9に
示す。これより、供給ローラー4へのバイアス電圧の絶
対値が増加すると、現像ローラー1へのトナーの付着量
が増加することが分かる。なお、現像中ではトナー付着
量が1±0.2mg/cm2 となるように、現像中の上
記バイアス電圧の絶対値は250〜700Vに設定され
ている。
【0037】このように、本実施例では、印字完了時に
供給ローラー4へのバイアス電圧の絶対値を上げること
によって現像ローラー1とドラム8との間のトナー付着
量を増している。その結果、待機時に現像ローラー1上
の低分子成分がドラム8へ移ることによるドラム8の汚
染を防ぐことができ、良好な印字画質を得ることが可能
になっている。
【0038】本実施例では、バイアス電圧を変えること
によるためトナー層の可変幅が小さいが、その反面、機
械的な動作を伴わないので、低コスト化が図れる。
【0039】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図4、図10および図11に基づいて説明
すれば、以下の通りである。図10に示すように、本発
明の現像装置を適用した電子写真装置は、前記実施例1
同様の構成に加え、供給ローラー4の両端軸部に、供給
ローラー4の中心へ圧力を加えるための圧縮バネ13と
軸受け12とが設けられている。一方、供給ローラー4
の近傍にはソレノイド11が設けられ、ソレノイド11
の端部には可動板14の一端が取り付けられている。そ
して、ソレノイド11に電圧を加えると、可動板14が
その一端を支点として回動し、他端が、圧縮バネ13に
対して、圧縮バネ13が供給ローラー4を現像ローラー
1側に付勢するような方向に押動するようになってい
る。
【0040】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。図4(a)および(b)に示すように、印字が完了
すると、現像ローラー1およびドラム8が引き続き回転
する。また、供給ローラー4も回転を続ける。そして、
図3および図4(d)に示すように、印字が完了したと
きから、ソレノイド11に電圧が加えられて供給ローラ
ー4の現像ローラー1への押圧が行われる。
【0041】現像ローラー1が角度(α+β)だけ回転
し、現像ローラー1のトナーが付着した部分がドラム8
に達すると、上記押圧が通常値に戻るとともに、供給ロ
ーラー4、現像ローラー1およびドラム8の回転が停止
する。
【0042】現像ローラー1が印字完了後に角度(α+
β)だけ回転する間に、供給ローラー4の現像ローラー
1への押圧が行われるため、現像ローラー1と供給ロー
ラー4との間での摩擦力が大きくなり、現像ローラー1
と供給ローラー4との間でのトナーの帯電量が上がる。
その結果、通常よりも多くのトナーが現像ローラー1上
に付着するようになり、現像ローラー1およびドラム8
が停止した時点での現像ローラー1とドラム8との間の
トナー層の厚みが増す。
【0043】ここで、供給ローラー4の現像ローラー1
への押圧と現像ローラー1へのトナーの付着量との関係
を図11に示す。これにより、供給ローラー4の現像ロ
ーラー1への押圧が増加すると、現像ローラー1へのト
ナーの付着量が増加することが分かる。なかでも、トナ
ー付着量が2mg/cm2 以上になるのは、供給ローラ
ー4の現像ローラー1への押圧が100g以上のときで
ある。したがって、本実施例では、印字完了後の供給ロ
ーラー4の現像ローラー1への押圧が100g以上にな
るようにばねが構成されている。それに対して、現像中
ではトナー付着量が1±0.2mg/cm2 となるよう
に、現像中の上記押圧は25〜45gに設定されてい
る。
【0044】このように、本実施例では、印字完了時に
供給ローラー4の現像ローラー1への押圧を行うことに
よって、現像ローラー1とドラム8との間のトナー付着
量を増している。その結果、待機時に現像ローラー1上
の低分子成分がドラム8へ移ることによるドラム8の汚
染を防ぐことができ、良好な印字画質を得ることが可能
になっている。
【0045】この方式は、前記実施例2のバイアス電圧
を変える方式に比べて、トナー層の厚さを増す効果が大
きい。
【0046】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図4および図12に基づいて説明すれば、
以下の通りである。本発明の現像装置を適用した電子写
真装置は、前記実施例1と同様の構成を有している。ま
た、規制部材2はトナー層肥厚手段としても機能する。
【0047】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。図4(a)および(b)に示すように、印字が完了
すると、現像ローラー1およびドラム8が引き続き回転
する。また、供給ローラー4も回転を続ける。そして、
図3および図4(e)に示すように、印字が完了した
後、現像ローラー1が角度αだけ回転したときから、規
制部材2へのバイアス電圧の絶対値が上げられる。
【0048】その後、現像ローラー1がさらに角度βだ
け回転し、現像ローラー1のトナーが付着した部分がド
ラム8に達すると、上記バイアス電圧が0になる。それ
と同時に、供給ローラー4、現像ローラー1およびドラ
ム8の回転が停止する。
【0049】現像ローラー1が角度βだけ回転する間
に、規制部材2へのバイアス電圧の絶対値が上げられる
ため、現像ローラー1と規制部材2との間のトナーの帯
電量が上がる。その結果、通常よりも多くのトナーが現
像ローラー1上に付着するようになり、現像ローラー1
およびドラム8が停止した時点での現像ローラー1とド
ラム8との間のトナー層の厚みが増す。
【0050】ここで、規制部材2へのバイアス電圧と現
像ローラー1へのトナーの付着量との関係を図12に示
す。これより、規制部材2へのバイアス電圧の絶対値が
増加すると、現像ローラー1へのトナーの付着量が増加
することが分かる。なかでも、トナー付着量が2mg/
cm2 以上になるのは、規制部材2へのバイアス電圧の
絶対値が800V以上のときである。したがって、本実
施例では、印字完了後の規制部材2へのバイアス電圧の
絶対値が800V以上になるように構成されている。そ
れに対して、現像中ではトナー付着量が1±0.2mg
/cm2 となるように、現像中の上記バイアス電圧の絶
対値は250〜400Vに設定されている。
【0051】このように、本実施例では、印字完了時に
規制部材2へのバイアス電圧の絶対値を上げることによ
って現像ローラー1とドラム8との間のトナー付着量を
増している。その結果、待機時に現像ローラー1上の低
分子成分がドラム8へ移ることによるドラム8の汚染を
防ぐことができ、良好な印字画質を得ることが可能にな
っている。
【0052】この方式は、供給ローラーのない電子写真
装置にも採用できるという利点を有している。
【0053】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図4および図13に基づいて説明すれば、
以下の通りである。本発明の現像装置を適用した電子写
真装置は、前記実施例1と同様の構成を有している。ま
た、規制部材2はトナー層肥厚手段としても機能する。
【0054】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。図4(a)および(b)に示すように、印字が完了
すると、現像ローラー1およびドラム8が引き続き回転
する。また、供給ローラー4も回転を続ける。そして、
図3および図4(f)に示すように、印字が完了した
後、現像ローラー1が角度αだけ回転したときから、規
制部材加圧バネ3の規制部材2への押圧が弱められる。
【0055】その後、現像ローラー1がさらに角度βだ
け回転し、現像ローラー1のトナーが付着した部分がド
ラム8に達すると、上記押圧が通常値に戻る。それと同
時に、供給ローラー4、現像ローラー1およびドラム8
の回転が停止する。
【0056】現像ローラー1が角度βだけ回転する間
に、規制部材2への押圧が弱められるため、現像ローラ
ー1上のより多くのトナーが規制部材2を通過するよう
になる。その結果、通常よりも多くのトナーが現像ロー
ラー1上に付着するようになり、現像ローラー1および
ドラム8が停止した時点での現像ローラー1とドラム8
との間のトナー層の厚みが増す。
【0057】ここで、規制部材2への押圧と現像ローラ
ー1へのトナーの付着量との関係を図13に示す。これ
より、規制部材2への押圧が減少すると、現像ローラー
1へのトナーの付着量が増加することが分かる。なかで
も、トナー付着量が2mg/cm2 以上になるのは、規
制部材2への押圧が350g以下のときである。したが
って、本実施例では、印字完了後の規制部材2への押圧
が350g以下になるように構成されている。それに対
して、現像中ではトナー付着量が1±0.2mg/cm
2 となるように、現像中の上記押圧比は600〜750
gに設定されている。
【0058】このように本実施例では、印字完了時に規
制部材2への押圧を下げることによって現像ローラー1
とドラム8との間のトナー付着量を増している。その結
果、待機時に現像ローラー1上の低分子成分がドラム8
へ移ることによるドラム8の汚染を防ぐことができ、良
好な印字画質を得ることが可能になっている。
【0059】この方式も、供給ローラーのない電子写真
装置にも採用できるという利点を有している。
【0060】〔実施例6〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図4および図14に基づいて説明すれば、
以下の通りである。本発明の現像装置を適用した電子写
真装置は、前記実施例1と同様の構成を有している。
【0061】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。図4(a)および(b)に示すように、印字が完了
すると、現像ローラー1およびドラム8が引き続き回転
する。また、供給ローラー4も回転を続ける。そして、
図3および図4(g)に示すように、印字が完了した
後、現像ローラー1が角度αだけ回転したときから、現
像ローラー1のバイアス電圧の絶対値が下げられる。
【0062】その後、現像ローラー1がさらに角度βだ
け回転し、現像ローラー1のトナーが付着した部分がド
ラム8に達すると、上記バイアス電圧が0になる。それ
と同時に、供給ローラー4、現像ローラー1およびドラ
ム8の回転が停止する。
【0063】現像ローラー1が角度βだけ回転する間
に、現像ローラー1のバイアス電圧の絶対値が下げられ
るため、帯電したトナーと現像ローラー1との間の電位
差が大きくなる。その結果、通常よりも多くのトナーが
現像ローラー1上に付着するようになり、現像ローラー
1およびドラム8が停止した時点での現像ローラー1と
ドラム8との間のトナー層の厚みが増す。
【0064】ここで、現像ローラー1のバイアス電圧と
現像ローラー1へのトナーの付着量の関係を図14に示
す。これにより、現像ローラー1のバイアス電圧の絶対
値が減少すると、現像ローラー1へのトナーの付着量が
増加することが分かる。なかでも、トナー付着量が2m
g/cm2 以上になるのは、現像ローラー1のバイアス
電圧の絶対値が70V以下のときである。したがって、
本実施例では、印字完了後の現像ローラー1のバイアス
電圧の絶対値が70V以下になるように構成されてい
る。それに対して、現像中ではトナー付着量が1±0.
2mg/cm2 となるように、現像中の上記バイアス電
圧の絶対値は320〜450Vに設定されている。
【0065】このように、本実施例では、印字完了時に
現像ローラー1のバイアス電圧の絶対値を下げることに
よって現像ローラー1とドラム8との間のトナー付着量
を増している。その結果、待機時に現像ローラー1上の
低分子成分がドラム8へ移ることによるドラム8の汚染
を防ぐことができ、良好な印字画質を得ることが可能に
なっている。
【0066】本実施例においては、バイアス電圧を変え
ることによるためトナー層の可変幅が小さいが、その反
面、機械的な動作を伴わないので、低コスト化が図れ
る。
【0067】また、印字完了後にバイアス電圧の絶対値
が下がるので、バイアス電圧の絶対値は印字時に最大と
なる。そのため、印字に必要な値以上の電圧を発生する
電源が不要となり、その分製造コストを低下させること
ができる。
【0068】〔実施例7〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図15および図16に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。本発明の現像装置を適用した電
子写真装置は、前記実施例1と同様の構成を有してい
る。
【0069】本実施例では、実施例1同様に印字を行
う。印字が完了すると、図3および図15に示すよう
に、ドラム8が引き続き同じ周速で回転する一方、現像
ローラー1が周速を落とし、一定の速度で角度(α+
β)だけ回転する。また供給ローラー4も同様に回転を
続ける。その後、供給ローラー4、現像ローラー1およ
びドラム8の回転が停止する。
【0070】現像ローラー1が角度(α+β)だけ通常
より小さい周速で回転するため、供給ローラー4を通過
したトナーの、現像ローラー1の単位面積に接触する量
が増加する。その結果、通常よりも多くのトナーが現像
ローラー1上に付着するようになり、現像ローラー1お
よびドラム8が停止した時点での現像ローラー1とドラ
ム8との間のトナー層の厚みが増す。
【0071】ここで、ドラム8の周速に対する現像ロー
ラー1の周速の比と現像ローラー1へのトナーの付着量
との関係を図16に示す。これより、ドラム8の周速に
対する現像ローラー1の周速の比が減少すると、現像ロ
ーラー1へのトナーの付着量が増加することが分かる。
なかでも、トナー付着量が2mg/cm2 以上になるの
は、ドラム8の周速に対する現像ローラー1の周速の比
が0.8以下のときである。したがって、本実施例で
は、印字完了後のドラム8の周速に対する現像ローラー
1の周速の比が0.8以下になるように構成されてい
る。それに対して、現像中ではトナー付着量が1±0.
2mg/cm2 となるように、現像中の上記周速比は
1.4〜1.6に設定されている。
【0072】このように、本実施例では、印字完了時に
ドラム8の周速に対する現像ローラー1の周速の比を下
げることによって現像ローラー1とドラム8との間のト
ナー付着量を増している。その結果、待機時に現像ロー
ラー1上の低分子成分がドラム8へ移ることによるドラ
ム8の汚染を防ぐことができ、良好な印字画質を得るこ
とが可能になっている。
【0073】本実施例では、印字時よりも周速を下げる
方式であるので、回転駆動のためのエネルギーを節約で
きる。
【0074】〔実施例8〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図3、図17および図18に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。本発明の現像装置を適用した電
子写真装置は、前記実施例1と同様の構成を有してい
る。また、ドラム8はトナー層肥厚手段としても機能す
る。
【0075】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。印字が完了すると、図3および図17に示すよう
に、ドラム8が停止する一方、現像ローラー1が角度
(α+β)だけ同じ周速で回転する。また供給ローラー
4も同様に回転を続ける。その後、供給ローラー4およ
び現像ローラー1の回転が停止する。
【0076】これによって、図18に示すように、現像
ローラー1上にあるトナーがドラム8によってかき取ら
れるため、現像ローラー1とドラム8との間に付着する
トナーの層が厚くなる。
【0077】このように本実施例では、印字完了時に、
ドラム8が停止する一方、現像ローラー1がさらに回転
することによって、現像ローラー1とドラム8との間の
トナー付着量を増している。その結果、待機時に現像ロ
ーラー1上の低分子成分がドラム8へ移ることによるド
ラム8の汚染を防ぐことができ、良好な印字画質を得る
ことが可能になっている。
【0078】なお、他の条件、例えば供給ローラー4の
周速・バイアス電圧・押圧や規制部材2のバイアス電圧
・押圧の条件等と、本実施例で述べた条件とを組み合わ
せることができる。それによって、それら他の条件(バ
イアス電圧や押圧等)の変化量を小さくすることがで
き、低コスト化が可能になる。
【0079】〔実施例9〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図2、図3および図19ないし図21に基づいて
説明すれば、以下の通りである。本発明の現像装置を適
用した電子写真装置は、前記実施例1と同様の構成を有
している。また、ドラム8はトナー層肥厚手段としても
機能する。
【0080】本実施例では、実施例1と同様に印字を行
う。印字が完了すると、図3および図19に示すよう
に、現像ローラー1およびドラム8が角度(α+β)だ
け引き続き回転する。また供給ローラー4も同様に回転
を続ける。この間、図示しない光像照射装置の光パワー
を増加させるとともに、ドラム8へのバイアス電圧の絶
対値を上げてドラム8上の帯電量を上げ、この状態で新
たに黒ベタ印字の過程を行い、ドラム8上にトナー層を
形成する。
【0081】その後、図19および図20に示すよう
に、供給ローラー4および現像ローラー1の回転が停止
する一方、ドラム8が、図中Eで示す方向、すなわち印
字時とは逆方向に回転する。その後、ドラム8が回転を
停止する。
【0082】現像ローラー1の回転が停止する一方、ド
ラム8が印字時とは逆方向に回転するため、ドラム8上
のトナーがドラム8と現像ローラー1との間に集めら
れ、現像ローラー1とドラム8との間に付着するトナー
の層が厚くなる。
【0083】このように本実施例では、印字完了時に、
新たに黒ベタ印字の過程を行い、ドラム8を逆回転させ
ることによって、現像ローラー1とドラム8との間のト
ナー付着量を増している。その結果、待機時に現像ロー
ラー1上の低分子成分がドラム8へ移ることによるドラ
ム8の汚染を防ぐことができ、良好な印字画質を得るこ
とが可能になっている。
【0084】なお、他の条件、例えば供給ローラー4の
周速・バイアス電圧・押圧や規制部材2のバイアス電圧
・押圧の条件等と、本実施例で述べた条件とを組み合わ
せることができる。それによって、それら他の条件(バ
イアス電圧や押圧等)の変化量を小さくすることがで
き、低コスト化が可能になる。
【0085】また、次の印字を開始したときに、上記の
ようにして厚くなったトナー層が現像ローラー1とドラ
ム8との間から落下して電子写真装置の底面等を汚さな
いようにするため、通常の印字時には、ドラム8は図2
0中Aで示す方向に回転することが好ましい。このよう
にすることによって、通常の印字時には、図2に示すよ
うに、上記トナー層はドラム8の上面を通ってクリーニ
ング装置9に運ばれるので、落下する恐れがなくなる。
【0086】さらに本実施例の場合、図3および図21
に示すように、現像ローラー1が角度(α+β)だけ回
転する間、現像ローラー1が通常の周速で回転する一
方、ドラム8が周速を落として回転するようにしてもよ
い。それにより、現像ローラー1上のトナーの、ドラム
8の単位面積に接触する量がさらに増加し、現像ローラ
ー1とドラム8との間に付着するトナーの層が一層厚く
なる。その結果、待機時に現像ローラー1上の低分子成
分がドラム8へ移ることによるドラム8の汚染をさらに
防ぎ、一層良好な印字画質を得ることが可能になる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
現像装置は、表面にトナー層を形成し、感光体表面にト
ナーを送る現像ローラーが設けられ、回転する感光体表
面で静電潜像を現像する現像装置において、現像処理の
完了後、感光体表面と現像ローラー表面との間に現像処
理時より厚いトナー層を形成するトナー層肥厚手段が設
けられている構成である。
【0088】それゆえ、印字した際に、白ヌケの発生が
防がれ、良好な印字画質を得ることができるという効果
を奏する。
【0089】請求項2記載の現像装置は、請求項1記載
の現像装置において、上記現像処理の完了後、感光体を
現像処理時と同じ周速で回転させるとともに、現像ロー
ラーを現像処理時の周速より小さい周速で回転させる構
成である。
【0090】それゆえ、回転駆動のためのエネルギーを
節約しながら、良好な印字画質を得ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の現像装置が採用された電子
写真装置における印字完了時の現像ローラーとドラムと
の接触部分を示す平面図である。
【図2】図1における電子写真装置の要部を示す断面図
である。
【図3】現像ローラーの回転範囲の概略を示す平面図で
ある。
【図4】印字完了後のトナー層肥厚処理を示すタイミン
グチャートである。
【図5】トナー付着量と画像濃度IDとの関係を示すグ
ラフである。
【図6】現像ローラーの周速に対する供給ローラーの周
速の比とトナー付着量との関係を示すグラフである。
【図7】現像ローラーの材料、トナー付着量およびID
の関係を示すグラフである。
【図8】ドラムの材料、トナー付着量およびIDの関係
を示すグラフである。
【図9】供給ローラーへのバイアス電圧とトナー付着量
との関係を示すグラフである。
【図10】供給ローラーの現像ローラーへの押圧部分を
示す平面図である。
【図11】供給ローラーの現像ローラーへの押圧とトナ
ー付着量との関係を示すグラフである。
【図12】規制部材へのバイアス電圧とトナー付着量と
の関係を示すグラフである。
【図13】規制部材の現像ローラーへの押圧とトナー付
着量との関係を示すグラフである。
【図14】現像ローラーへのバイアス電圧とトナー付着
量との関係を示すグラフである。
【図15】印字完了後の現像ローラーおよびドラムの周
速の変化を示すタイミングチャートである。
【図16】ドラムの周速に対する現像ローラーの周速の
比とトナー付着量との関係を示すグラフである。
【図17】印字完了後の現像ローラーおよびドラムの周
速の変化を示すタイミングチャートである。
【図18】印字完了時の現像ローラーとドラムとの接触
部分を示す平面図である。
【図19】印字完了後のトナー層肥厚処理を示すタイミ
ングチャートである。
【図20】印字完了時の現像ローラーとドラムとの接触
部分を示す平面図である。
【図21】印字完了後のトナー層肥厚処理を示すタイミ
ングチャートである。
【図22】従来の現像装置が採用された電子写真装置に
おける印字完了時の現像ローラーとドラムとの接触部分
を示す平面図である。
【図23】OPCドラムを構成する層の概略を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 現像ローラー(トナー層肥厚手段) 2 規制部材(トナー層肥厚手段) 3 規制部材加圧バネ 4 供給ローラー(トナー層肥厚手段) 8 ドラム(感光体)(トナー層肥厚手段) 11 ソレノイド 13 圧縮バネ 14 可動板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若田 茂之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 大越 俊秀 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 今井 康雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 加藤 圭二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 足立 克己 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木戸 栄一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 油井 勇飛 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にトナー層を形成し、感光体表面にト
    ナーを送る現像ローラーが設けられ、回転する感光体表
    面で静電潜像を現像する現像装置において、 現像処理の完了後、感光体表面と現像ローラー表面との
    間に現像処理時より厚いトナー層を形成するトナー層肥
    厚手段が設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】上記現像処理の完了後、感光体を現像処理
    時と同じ周速で回転させるとともに、現像ローラーを現
    像処理時の周速より小さい周速で回転させることを特徴
    とする請求項1記載の現像装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5826144A (en) * 1995-04-28 1998-10-20 Ricoh Company, Ltd. Developing device for an electrophotographic recording apparatus including bias control of a toner supplying roller
JP2009169318A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2015068991A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社沖データ 画像形成装置
US20190384206A1 (en) * 2018-06-19 2019-12-19 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus and image forming apparatus

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