JPH07243686A - 環境制御装置 - Google Patents

環境制御装置

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JPH07243686A
JPH07243686A JP3235594A JP3235594A JPH07243686A JP H07243686 A JPH07243686 A JP H07243686A JP 3235594 A JP3235594 A JP 3235594A JP 3235594 A JP3235594 A JP 3235594A JP H07243686 A JPH07243686 A JP H07243686A
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JP
Japan
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person
work area
environment
detector
entrance
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Application number
JP3235594A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明灯、空調機器等を個人に適応して制御
し、節電に寄与するとともに、快適な環境が得られるよ
うにする。 【構成】 例えばA氏が部屋(1)の出入口に接近し、カ
ードリーダヘッド(外)(8)がA氏の携帯するIDカード
をリードすると、自動ドア(7)が開き、同時にA氏の机
(2A)上方の照明灯(4A)及び共用場所の照明灯(6)が点灯
する。A氏が外出するため出入口に接近し、カードリー
ダヘッド(9)がIDカードをリードすると、自動ドア(7)
が開き、同時に照明灯(4A)が消灯する。部屋(1)から全
員が出ると共用照明灯(6)も消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の区画内の照明
灯、空気調和(以下空調という)機器等の環境機器を制
御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部屋の照明灯は、個人の在/不在
とは関係なくスイッチ等によって点灯又は消灯されてい
る。また、空調機器も個人の要望とは無関係に室内温度
等に応じて自動的に制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の環
境制御装置では、照明灯や空調機器はスイッチ又は周囲
環境によって制御されているため、個人の在/不在に応
じて照明したり、個人の望む温度及び湿度に制御したり
することはできず、個人の希望は無視されてしまうとい
う問題点がある。
【0004】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、環境機器を個人に適応させて制御し、快
適な作業環境を与えることができるようにした環境制御
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る環境制御装置は、所定の区画内に設定された個人の作
業領域に所属する人がその作業領域に出入したことを検
知する入退場検知器を設け、この入退場検知器の動作に
連動して作業領域の環境を制御する制御手段を設けたも
のである。
【0006】この発明の第2発明に係る環境制御装置
は、所定の区画内に設定された個人の作業領域に所属す
る人がその作業領域に到着する以前にその人を検知する
入場検知器を設け、この入場検知器が動作するとその時
点以後に作業領域の環境制御を開始する制御開始手段を
備えたものである。
【0007】また、第3発明に係る環境制御装置は、所
定の区画内に設定された個人の作業領域に所属する人が
その作業領域から離れたことを検知する退場検知器を設
け、この退場検知器が動作するとその時点以後に作業領
域の環境制御を終了する制御終了手段を備えたものであ
る。
【0008】また、第4発明に係る環境制御装置は、所
定の区画に所属する人がこの区画内に入ったことを検知
する入場検知器と、上記区画から出たことを検知する退
場検知器とを設け、入場検知器が動作すると複数人共用
の場所の環境制御を開始する制御開始手段と、入場及び
退場検知器の出力から上記区画に所属する人がすべて区
画から出たことを算出する無人算出手段と、この無人算
出手段が動作すると上記環境制御を終了する制御終了手
段とを備えたものである。
【0009】また、第5発明に係る環境制御装置は、所
定の区画内の複数人共用の作業領域に所属する人が上記
区画内に入ったことを検知する入場検知器と、上記区画
から出たことを検知する退場検知器とを設け、入場検知
器が動作すると共用の作業領域の環境制御を開始する制
御開始手段と、入場及び退場検知器の出力から上記区画
に所属する人がすべて区画から出たことを算出する無人
算出手段と、この無人算出手段が動作すると上記環境制
御を終了する制御終了手段とを備えたものである。
【0010】また、第6発明に係る環境制御装置は、第
4発明の入場検知器及び退場検知器を有し、区画内に所
属する各人に対する環境度合いの最適値及び各人の最適
値の平均値又は所定値を記憶する環境記憶装置を設け、
入場及び退場検知器の出力から区画内に存在する人を算
出する存在者算出手段と、この存在者算出手段が1人を
算出するとその環境を、記憶された最適値に制御し、複
数人を算出すると記憶された平均値又は所定値に制御す
る環境制御手段とを備えたものである。
【0011】また、第7発明に係る環境制御装置は、第
4発明の入場検知器を有し、作業領域に所属する人に対
応する照明の明るさの最適値を記憶する照明記憶装置を
設け、入場検知器が動作すると作業領域の明るさを記憶
された明るさに制御する照明制御手段を備えたものであ
る。
【0012】また、第8発明に係る環境制御装置は、第
4発明の入場検知器を有し、作業領域に所属する各人に
対応する温度及び湿度の最適値並びに全員の最適値の平
均値又は最大値と最小値の中間の所定値を記憶する空調
記憶装置を設け、入場検知器が動作するとその人の個人
作業領域の温度及び湿度を記憶された最適値に制御する
個人空調制御手段と、入場検知器が動作すると共用場所
の温度及び湿度を記憶された平均値又は所定値に制御す
る共用空調制御手段とを備えたものである。
【0013】また、第9発明に係る環境制御装置は、請
求項1〜請求項8において、入場又は退場検知器を所定
の区画への通行の許可を判断する個人判別用の検知器と
共用するようにしたものである。
【0014】
【作用】この発明の第1発明では、区画内の個人の作業
領域に所属する人がその作業領域に出入したことを検知
し、これに連動して作業領域の環境を制御し、第2発明
では、作業領域に到着する以前に環境制御を開始し、第
3発明では作業領域から離れると環境制御を終了するよ
うにしたため、人の入退場に応じてその作業領域の環境
が制御される。
【0015】また、第4発明においては、区画に所属す
る人がこの区画内に入ったことを検知して複数人共用の
場所の環境制御を開始し、人がすべて区画から出たこと
を算出して環境制御を終了するようにしたため、人の存
在に応じて共用場所の環境が制御される。
【0016】また、第5発明においては、区画内の共用
作業領域に所属する人がこの区画内に入ったことを検知
して共用作業領域の環境制御を開始し、人がすべて区画
から出たことを算出して環境制御を終了するようにした
ため、人の存在に応じて共用作業領域の環境が制御され
る。
【0017】また、第6発明においては、区画に存在す
る人が1人か複数人かを算出し、1人の場合は環境を記
憶された最適値に制御し、複数人の場合は記憶された複
数人の最適値の平均値又は所定値に制御するようにした
ため、存在人数が1人か複数人かに応じて適当な値に制
御される。
【0018】また、第7発明においては、区画に所属す
る人がこの区画内に入ると、その人の作業領域の照明の
明るさを記憶された最適値に制御し、第8発明において
は、その人の作業領域の温度及び湿度を記憶された最適
値に制御し、共用場所の温度及び湿度を記憶された全員
の最適値の平均値又は所定値に制御するようにしたた
め、環境は個人に対応して制御される。
【0019】また、第9発明においては、人の検知器を
所定の区画への通行の許可を判断する個人判別の検知器
と共用するようにしたため、環境制御専用の検知器を用
いなくてもよい。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の第1〜第4発明の一
実施例を示す図で、図1は部屋の平面図、図2は制御装
置のブロック線図、図3は動作フローチャートであり、
同一符号は同一部分を示す。
【0021】図1及び図2において、(1)は部屋、(2A)
〜(2C)は部屋(1)内に配置され個人の作業領域を構成す
る机、(3A)〜(3C)は机(2A)〜(2C)に対応するいす、(4A)
〜(4C)は机(2A)〜(2C)の上方の天井に設置された照明
灯、(5)は書だな、(6)は部屋(1)の共用場所の上方の天
井に設置された照明灯、(7)は部屋(1)の出入口を開閉す
る自動ドア、(8)は出入口の外側に設置されこの部屋(1)
に所属する人が携帯する個人識別カード(以下IDカー
ドという)を非接触で読み取る入場検知器を構成するカ
ードリーダヘッド(外)、(9)は同じく出入口の内側に
設置され退場検知器を構成するカードリーダヘッド
(内)である。
【0022】(10)はコンピュータで構成された制御装置
で、CPU(10A)、ROM(10B)、RAM(10C)及びイン
タフェース(10D)を有し、これらはバス(10E)で相互に接
続されている。また、バス(10E)にはカードリーダヘッ
ド(外)(内)(8)(9)も接続されている。(11)はインタフェ
ース(10D)に接続され各照明灯(4A)〜(4C)(6)を点灯及び
消灯する照明制御回路、(12)は同じく自動ドア(7)を開
閉制御する自動ドア制御回路である。
【0023】次に、この実施例の動作を図3を参照して
説明する。なお、このフローチャートのプログラムはR
OM(10B)に記憶されている。ステップ(21)でカードリ
ーダヘッド(外)(8)が部屋(1)に所属する人(X氏)が携
帯するIDカードをリードしたかを判断し、リードして
いなければステップ(26)へ飛んで、カードリーダヘッド
(内)(9)がX氏のIDカードをリードしたかを判断す
る。リードしていなければステップ(21)へ戻り、以後ス
テップは進まない。
【0024】今、机(2A)に座る人(A氏)が出入口に接
近し、ステップ(21)でそのIDカードをリードすると、
ステップ(22)へ進んでA氏が部屋(1)に在室することを
示すフラグを立てる。ステップ(23)でインタフェース(1
0D)を介して自動ドア制御回路(12)に指令して、自動ド
ア(7)を一度開閉する。この間にA氏は部屋(1)に入るこ
とになる。ステップ(24)(制御開始手段)でインタフェ
ース(10D)を介して照明制御回路(11)に、A氏の照明灯
(4A)及び共用照明灯(6)の点灯指令を出す。
【0025】ステップ(25)でA氏の照明灯(4A)が点灯す
る。また、共用照明灯(6)も点灯する。このとき、共用
照明灯(6)が既に点灯していれば、点灯を継続すること
になる。ステップ(25)の処理後ステップ(21)へ戻る。
【0026】次に、ステップ(26)でカードリーダヘッド
(内)(9)がX氏のIDカードをリードしたかを判断し、
リードしていなければステップ(21)へ戻り、以後ステッ
プ(21)(26)を繰り返す。今、部屋(1)内のA氏が外出す
るため出入口に接近し、ステップ(26)でそのIDカード
をリードすると、ステップ(27)へ進んでA氏在室のフラ
グを降ろす(すなわち、不在を示す)。ステップ(28)で
既述のように自動ドア(7)を一度開閉し、この間にA氏
は部屋(1)の外へ出る。ステップ(29)(制御終了手段)
でA氏の照明灯(4A)に消灯指令を出し、ステップ(30)で
照明灯(4A)が消灯する。
【0027】ステップ(31)(無人算出手段)でこの部屋
(1)に所属するA氏〜C氏全員の在室のフラグが立って
いないか、つまり全員不在かを判断し、1人でも在室し
ていれば、ステップ(21)へ進み、ステップ(21)(26)〜(3
0)を繰り返し、A氏の照明灯(4A)だけを消灯することに
なる。全員不在と判断すると、ステップ(32)(制御終了
手段)へ進み、共用照明灯(6)に消灯指令を出し、ステ
ップ(33)で共用照明灯(6)が消灯する。ステップ(33)の
処理後ステップ(21)へ戻る。
【0028】このようにして、A氏が机(2A)に着席する
前に照明灯(4A)及び共用照明灯(6)が点灯し、照明灯(4
B)(4C)は点灯しない。A氏が部屋(1)から出ると照明灯
(4A)は消灯する。そして、A氏〜C氏全員が部屋(1)か
ら出ると共用照明灯(6)も消灯する。したがって、各自
が照明灯(4A)〜(4C)を点灯及び消灯する手間を省くこと
が可能になるとともに、節電が可能となる。
【0029】なお、実施例1は照明灯(4A)〜(4C)(6)を
制御するものとして説明したが、空調機器についても同
様に適用可能である。要するに環境を制御する装置に広
く適用可能である(以後の実施例も同じ)。
【0030】実施例2.実施例2はこの発明の第2及び
第3発明の他の実施例を示し、カードリーダヘッド(内)
(9)を用いず、部屋(1)から出るときはスイッチ(図示し
ない)で消灯するようにしたり、カードリーダヘッド
(外)(8)を用いず、部屋(1)へ入るときはスイッチ(図示
しない)で点灯するようにしたものである。このように
しても、実施例1に準じた効果を得ることが可能であ
る。
【0031】実施例3.実施例3はこの発明の第4の発
明の他の実施例を示し、部屋(1)に出入口が多数ある場
合、共用場所への人の出入りを検知し、人が入場すれば
環境制御を開始し、人かすべて退場すると環境制御を終
了するようにしたものである。これにより、部屋(1)に
出入口が多数ある場合でも、人の在/不在に応じて環境
が制御され、節電が可能となる。
【0032】実施例4.実施例4はこの発明の第5の発
明の一実施例を示し、例えば2個の机(2A)(2B)に対して
照明灯が1個の場合、A氏及びB氏の1人でもいれば照
明灯を点灯し、2人ともいないときは照明灯を消灯する
ようにしたものである。このように、複数人共用の作業
領域で人の存在に応じて環境が制御されるため、節電が
可能となる。
【0033】実施例5.図4はこの発明の第6の発明の
一実施例を示す動作フローチャートである。なお、図1
及び図2はこの実施例にも共用する。この実施例では、
ROM(10B)にA氏〜C氏のそれぞれについて、明る
さ、温度、湿度等環境度合いの最適値及び各人の最適値
の平均値又は最大値と最小値の中間の所定値が記憶され
ている。このとき、ROM(10B)は環境記憶装置を構成
している。
【0034】ステップ(41)でカードリーダヘッド(外)
(8)がX氏のIDカードをリードしたかを判断し、リー
ドしていなければステップ(42)でカードリーダヘッド
(内)(9)がリードしたかを判断し、リードしていなけれ
ばステップ(41)へ戻る。ステップ(41)又はステップ(42)
でIDカードをリードすれば、ステップ(43)へ進む。ス
テップ(43)で各カードリーダヘッド(外)(内)(8)(9)のリ
ード数を累計する。そして、ステップ(44)(存在者算出
手段)で上記累計数から部屋(1)内の在室者を算出す
る。
【0035】ステップ(45)で在室者が複数人かを判断す
る。在室者が1人のときはステップ(46)でROM(10B)
からその人の環境度合いの最適値を抽出して照明灯(4A)
〜(4C)の明るさ等の環境を制御する。また、在室者が複
数人のときは、ステップ(47)でROM(10B)から各人の
最適値の平均値又は最大値と最小値の中間の所定値を抽
出して環境を制御する。なお、ステップ(45)〜(47)は環
境制御手段を構成している。
【0036】このようにして、在室者の人数に応じて、
その人に適当な値に環境が制御されるため、各自快適な
環境で作業をすることが可能となる。
【0037】実施例6.実施例6はこの発明の第7及び
第8発明の一実施例を示す。この実施例では、実施例5
と同様に、ROM(10B)にA氏〜C氏のそれぞれについ
て、明るさ、温度及び湿度の最適値及び各人の平均値又
は所定値が記憶されている。そして、例えばA氏が部屋
(1)に入ったことが検出されると、照明灯(2A)の明るさ
を、ROM(10B)に記憶された最適値に制御する。
【0038】また、部屋(1)の共用場所は、その温度及
び湿度を、ROM(10B)に記憶された各人の平均値又は
所定値になるように空調機器を制御する。実施例6は図
4の一部を利用することにより容易に実施でき、かつ実
施例5と同様の効果がある。
【0039】実施例7.実施例7はこの発明の第9発明
の一実施例を示す。警備を要する区画への通行の許可を
判断するために、通常個人判別装置(以下ID判別装置
という)が使用されることは周知である。実施例7は部
屋(1)への出入りを検知する入場及び退場検知器(カー
ドリーダヘッド(外)(内)(8)(9))を、上記通行制御用の
ID判別装置用の検知器と共用にしたものである。した
がって、構成は簡単になる。
【0040】しかし、通行制御用のID判別装置と環境
制御用のID判別装置とを別に設けてもよいことは明白
である。また、ID判別装置は非接触式のIDカードと
は別の形式のIDカード、指紋照合、テンキー操作等に
よるものを、単独に使用したり、併用したりして構成す
ることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、区画内の個人の作業領域に所属する人がその作業
領域に出入したことを検出し、これに連動して作業領域
の環境を制御し、第2発明では、作業領域に到着する以
前に環境制御を開始し、第3発明では、作業領域から離
れると環境制御を終了するようにしたので、人の入退場
に応じてその作業領域が制御され、環境制御に要する手
間を省くことができるとともに、節電に寄与することが
できる効果がある。
【0042】また、第4発明では、区画に所属する人が
この区画内に入ったことを検知して複数人共用の場所の
環境制御を開始し、人がすべて区画から出たことを算出
して環境制御を終了するようにしたので、人の存在に応
じて共用場所の環境が制御され、部屋に出入口が多数あ
る場合でも、人の在/不在に応じて環境が制御され、節
電ができる効果がある。
【0043】また、第5発明では、区画内の共用作業領
域に所属する人がこの区画内に入ったことを検知して共
用作業領域の環境制御を開始し、人がすべて区画から出
たことを算出して環境制御を終了するようにしたので、
人の存在に応じて共同作業領域の環境が制御され、節電
に寄与することができる効果がある。
【0044】また、第6発明では、区画に存在する人が
1人か複数人かを算出し、1人の場合は環境を記憶され
た最適値に制御し、複数人の場合は記憶された複数人の
最適値の平均値又は所定値に制御するようにしたので、
存在人数が1人か複数人かに応じて適当な値に制御さ
れ、各自快適な環境で作業をすることができる効果があ
る。
【0045】また、第7発明では、区画に所属する人が
この区画内に入ると、その人の作業領域の照明の明るさ
を記憶された最適値に制御し、第8発明では、その人の
作業領域の温度及び湿度を記憶された最適値に制御し、
共用場所の温度及び湿度を記憶された全員の最適値の平
均値又は所定値に制御するようにしたので、環境は個人
に対応して制御され、各自快適な環境で作業をすること
ができる効果がある。
【0046】また、第9発明では、人の検知器を所定の
区画への通行を判断する個人判別用の検知器と共用する
ようにしたので、環境制御専用の検知器を用いなくても
よく、構成を簡単にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す部屋の平面図。
【図2】この発明の実施例1を示す制御装置のブロック
線図。
【図3】この発明の実施例1を示す動作フローチャー
ト。
【図4】この発明の実施例5を示す動作フローチャー
ト。
【符号の説明】
1 区画(部屋) 2A〜2C 個人作業領域(机) 4A〜4C 個人照明灯 6 共用照明灯 8 入場検知器(カードリーダヘッド(外)) 9 退場検知器(カードリーダヘッド(内)) 10 制御装置 10B 環境記憶装置(ROM)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 37/02 E

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の区画内に個人の作業領域が設定さ
    れ、この作業領域ごとにその環境を制御する装置におい
    て、2人以上に共用して設けられ上記作業領域に所属す
    る人がその作業領域に出入したことを検知する人退場検
    知器を設け、この入退場検知器の動作に連動して上記環
    境を制御する制御手段を備えたことを特徴とする環境制
    御装置。
  2. 【請求項2】 所定の区画内に個人の作業領域が設定さ
    れ、この作業領域ごとにその環境を制御する装置におい
    て、2人以上に共用して設けられ上記作業領域に所属す
    る人がその作業領域に到着する以前にその人を検知する
    入場検知器を設け、この入場検知器が動作するとその時
    点以後に上記環境制御を開始する制御開始手段を備えた
    ことを特徴とする環境制御装置。
  3. 【請求項3】 所定の区画内に個人の作業領域が設定さ
    れ、この作業領域ごとにその環境を制御する装置におい
    て、2人以上に共用して設けられ上記作業領域に所属す
    る人がその作業領域から離れたことを検知する退場検知
    器を設け、この退場検知器が動作するとその時点以後に
    上記環境制御を終了する制御終了手段を備えたことを特
    徴とする環境制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の区画内に複数人共用の場所が設定
    され、この場所の環境を制御する装置において、上記区
    域に所属する人が上記区画内に入ったことを検知する入
    場検知器と、上記区画に所属する人が上記区画から出た
    ことを検知する退場検知器とを設け、上記入場検知器が
    動作すると上記環境制御を開始する制御開始手段と、上
    記入場及び退場検知器の出力から上記区画に所属する人
    がすべて上記区画から出たことを算出する無人算出手段
    と、この無人算出手段が動作すると上記環境制御を終了
    する制御終了手段とを備えたことを特徴とする環境制御
    装置。
  5. 【請求項5】 所定の区画内に複数人共用の作業領域が
    設定されこの作業領域の環境を制御する装置において、
    上記作業領域に所属する人が上記区画内に入ったことを
    検知する入場検知器と、上記作業領域に所属する人が上
    記区画から出たことを検知する退場検知器とを設け、上
    記入場検知器が動作すると上記環境制御を開始する制御
    開始手段と、上記入場及び退場検知器の出力から上記区
    画に所属する人がすべて上記区画から出たことを算出す
    る無人算出手段と、この無人算出手段が動作すると上記
    環境制御を終了する制御終了手段とを備えたことを特徴
    とする環境制御装置。
  6. 【請求項6】 所定の区画内の環境を制御する装置にお
    いて、上記区画に所属する人が上記区画内に入ったこと
    を検知する入場検知器と、上記区画に所属する人が上記
    区画から出たことを検知する退場検知器と、上記区画に
    所属する各人に対応する環境度合いの最適値及び上記各
    人の最適値の平均値又は所定値を記憶する環境記憶装置
    とを設け、上記入場及び退場検知器の出力から上記区画
    内に存在する人を算出する存在者算出手段と、この存在
    者算出手段が1人を算出すると上記環境を上記記憶され
    た最適値に制御し、複数人を算出すると上記記憶された
    平均値又は所定値に制御する環境制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする環境制御装置。
  7. 【請求項7】 所定の区画内に個人の作業領域が設定さ
    れ、この作業領域ごとに照明を制御する装置において、
    2人以上に共用して設けられ上記作業領域に所属する人
    がその作業領域に到着する以前にその人を検知する入場
    検知器と、上記作業領域に所属する人に対応する上記照
    明の明るさの最適値を記憶する照明記憶装置とを設け、
    上記入場検知器が動作するとその人の上記作業領域の明
    るさを上記記憶された明るさに制御する照明制御手段を
    備えたことを特徴とする環境制御装置。
  8. 【請求項8】 所定の区画内に設定された各個人の作業
    領域及び共用場所の温度及び湿度を制御する装置におい
    て、2人以上に共用して設けられ上記作業領域に所属す
    る人がその作業領域に到着する以前にその人を検知する
    入場検知器と、上記作業領域に所属する人に対応する上
    記温度及び湿度の最適値並びに全員の最適値の平均値又
    は最大値と最小値の中間の所定値を記憶する空調記憶装
    置とを設け、上記入場検知器が動作するとその人の上記
    個人作業領域の温度及び湿度を上記記憶された最適値に
    制御する個人空調制御手段と、上記入場検知器が動作す
    ると上記共用場所の温度及び湿度を上記記憶された平均
    値又は所定値に制御する共用空調制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする環境制御装置。
  9. 【請求項9】 入場又は退場検知器を、所定の区画への
    通行の許可を判断する個人判別用の検知器と共用したこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の
    環境制御装置。
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