JPH07239617A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07239617A
JPH07239617A JP3172594A JP3172594A JPH07239617A JP H07239617 A JPH07239617 A JP H07239617A JP 3172594 A JP3172594 A JP 3172594A JP 3172594 A JP3172594 A JP 3172594A JP H07239617 A JPH07239617 A JP H07239617A
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】特に全面画像形成時に用紙先端部の現像剤が用
紙の裏側に回り込まないようにすることができ、用紙の
裏汚れを防止できる画像形成装置を提供する。 【構成】感光体ドラム12上に形成されたトナー像の先
端部が所定の位置に到達すると、それにタイミングを合
わせてレジストローラ対34がオンされ、給紙カセット
4から供給された用紙が感光体ドラム12に向けて送ら
れる。このとき、用紙は転写前ガイド板42に案内され
て送られる。レジストローラ対34がオンすると、計時
部が計時動作を開始し、レジストローラ対34で搬送さ
れる用紙の先端部が感光体ドラム12の表面に所定の長
さ接触するまでの時間に相当する所定時間を計時する
と、CPUがそれを検知して高圧発生部をオンし、転写
前ガイド板42に所定のバイアス電圧を印加する。そし
て、用紙の後端部が転写前ガイド板42を通過し終わる
と、バイアス電圧の印加が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、アナログ式
あるいはデジタル式の電子複写機などに適用して好適な
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、たとえば、アナログ式の電子複
写機は、原稿台上の原稿を露光走査することにより、回
転する感光体ドラム(像担持体)上に原稿の画像に対応
した静電潜像を形成し、この感光体ドラム上の静電潜像
を現像器によってトナー(現像剤)を付着させることに
より現像し、この現像によって形成されたトナー像を、
転写用帯電器によって、給紙手段から所定のタイミング
で供給される用紙上に転写せしめ、この用紙上に転写さ
れたトナー像を定着器を通すことにより定着するように
なっている。
【0003】このような電子複写機にあっては、特に全
面複写において、多湿時の転写性能向上のために、転写
用帯電器の前に、給紙手段から供給される用紙を案内す
る転写前ガイド板(案内部材)を設け、この転写前ガイ
ド板に対して所定のバイアス電圧を印加するようにして
いる。
【0004】これを具体的に説明すると、たとえば、図
5に示すように、給紙カセット(図示しない)から供給
される用紙Pを、感光体ドラム111と対向配設された
転写用帯電器112の部分に供給するレジストローラ対
113と感光体ドラム111との間に、用紙Pをそれと
接触しながら案内する導電性の転写前ガイド板114を
設け、この転写前ガイド板114に高圧発生部114か
ら所定のバイアス電圧(たとえば、1KV)を印加する
ものである。
【0005】そして、転写前ガイド板114に対するバ
イアス電圧の印加タイミングは、複写キーがオンされる
とバイアス電圧を印加し、対応する複写動作が終了する
とバイアス電圧の印加を停止するようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、全面複写において、特に多湿時の転写性能向上のた
めに、転写前ガイド板114に対する印加電圧を、複写
キーのオン時からその複写動作が終了するまでの間、オ
ンしている。
【0007】このため、図6(a)〜(c)に問題発生
のメカニズムを示すように、レジストローラ対113に
よって供給される用紙Pの先端部が感光体ドラム111
の表面に突入する際、用紙Pと転写前ガイド板114と
の静電的な付着により、用紙Pの突入のしかたが強くな
り、用紙Pの先端部のトナーTをかきこんでしまうため
に、用紙Pの裏側へトナーTが回り込んでしまう。
【0008】したがって、画像先端部に白抜け部が発生
するとともに、用紙Pの裏側へ回り込んだトナーTが定
着器内において下側ローラの表面を汚し、ローラピッチ
で用紙Pの裏側に汚れが発生してしまうという問題があ
った。
【0009】そこで、本発明は、特に全面画像形成時に
用紙先端部の現像剤が用紙の裏側に回り込まないように
することができ、よって用紙の裏汚れを防止できる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、移動する像担持体上に潜像を形成する画像形成手段
と、この画像形成手段で形成された前記像担持体上の潜
像を現像剤を付着させることにより現像する現像手段
と、この現像手段の現像で形成された現像剤像を、所定
のタイミングで供給される用紙上に転写せしめる転写手
段と、この転写手段に供給する前記用紙を案内する導電
性の案内部材と、この案内部材に案内されて供給される
前記用紙の先端部が前記像担持体上に接触したことを検
知する検知手段と、この検知手段の検知結果に基づき動
作し、前記案内部材に対して所定のバイアス電圧を印加
するバイアス電圧印加手段とを具備している。
【0011】また、本発明の画像形成装置は、移動する
像担持体上に潜像を形成する画像形成手段と、この画像
形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を現像剤を
付着させることにより現像する現像手段と、この現像手
段の現像で形成された現像剤像を、所定のタイミングで
供給される用紙上に転写せしめる転写手段と、この転写
手段に供給する前記用紙を案内する導電性の案内部材
と、この案内部材に案内されて供給される前記用紙の先
端部が前記像担持体上に接触したことを検知する第1の
検知手段と、この第1の検知手段の検知結果に基づき動
作し、前記案内部材に対して所定のバイアス電圧を印加
するバイアス電圧印加手段と、前記案内部材に案内され
て供給される前記用紙の後端部が前記案内部材から離れ
たことを検知する第2の検知手段と、この第2の検知手
段の検知結果に基づき動作し、前記バイアス電圧印加手
段のバイアス電圧印加動作を停止せしめる制御手段とを
具備している。
【0012】さらに、本発明の画像形成装置は、移動す
る像担持体上に潜像を形成する画像形成手段と、この画
像形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を現像剤
を付着させることにより現像する現像手段と、この現像
手段の現像で形成された現像剤像を、所定のタイミング
で供給される用紙上に転写せしめる転写手段と、この転
写手段に供給する前記用紙を案内する導電性の案内部材
と、この案内部材に案内された前記用紙が前記像担持体
に接触してからの時間を計測する計時手段と、この計時
手段により前記用紙が前記像担持体に接触してから所定
時間経過したことが計測されたとき、前記案内部材に対
して所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手
段とを具備している。
【0013】
【作用】供給される用紙の先端部が像担持体に接触して
から、案内部材に対してバイアス電圧を印加することに
より、用紙の先端部が像担持体に突入する際、用紙と案
内部材との静電的付着がないので、像担持体との接触時
の用紙の当たりが小さくなり、用紙の先端部を滑らかに
像担持体に突入させることができる。したがって、特に
全面画像形成時に用紙先端部の現像剤が用紙の裏側に回
り込まないようにすることができ、用紙の裏汚れを防止
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一
例として、アナログ式電子複写機の構成を概略的に示す
ものである。図において、1は複写機本体で、その上面
には透明ガラスからなる原稿台2が設けられているとと
もに、この原稿台2上には原稿カバー3が開閉自在に設
けられている。
【0015】本体1の図面に対し右側部には、用紙を収
納した小容量の給紙カセット4および大容量の給紙カセ
ット5がそれぞれ着脱自在に設けられている。本体1の
図面に対し左側部には、複写された用紙を排出する排紙
トレイ6が設けられている。
【0016】本体1内には、帯電、露光、現像、転写、
定着、清掃などの画像形成プロセスによって画像を形成
する画像形成手段11が設けられている。画像形成手段
11は、本体1内のほぼ中央部に回転自在に軸支された
像担持体としての感光体ドラム12を有し、この感光体
ドラム12の周囲には、帯電用帯電器13、トナ−とキ
ャリヤとからなる二成分現像剤を使用する磁気ブラシ式
の現像装置14、転写用帯電器15、剥離用帯電器1
6、クリーニング装置17、および、除電装置18が順
に配置されている。感光体ドラム12は、時計廻り方向
に回転して、その表面が帯電用帯電器13によって一様
に帯電されるようになっている。
【0017】原稿台2の下方部位には、露光手段として
の露光装置20が配設されている。露光装置20は、リ
フレクタ21によって背部を囲撓された露光ランプ2
2、第1,第2,第3の反射ミラー23,24,25、
レンズ26、および、第4,第5,第6の反射ミラー2
7,28,29などの光学系からなっている。
【0018】すなわち、原稿台2上に載置された原稿
(図示せず)の画像は、露光装置20によって光学的に
走査され、画像形成手段11の感光体ドラム12上に露
光させることにより、感光体ドラム12上に静電潜像を
形成するようになっているもので、この感光体ドラム1
2上に形成された静電潜像は、現像装置14によって供
給される現像剤の磁気ブラシ中の現像剤としてのトナ−
により現像されて、トナー像化される。
【0019】本体1の右側部に着脱自在に設けられた給
紙カセット4,5から、選択的にピックアップローラ3
0,31および給紙ローラ32,33を介して用紙が1
枚ずつ取出されるようになっている。
【0020】給紙カセット4または5から取出された用
紙は、レジストローラ対34に導かれ、このレジストロ
ーラ対34によって感光体ドラム12に対向配置された
転写用帯電器15との間へ案内しつつ搬送され、転写用
帯電器15によって感光体ドラム12上のトナ−像が用
紙上に転写されるようになっている。
【0021】この場合、レジストローラ対34と感光体
ドラム12との間には、レジストローラ対34によって
送られる用紙をそれと接触しながら案内する導電性の案
内部材としての転写前ガイド板42が設けられていて、
この転写前ガイド板42には、後述するように所定のバ
イアス電圧(たとえば、1KV)が印加されるようにな
っている。
【0022】転写後の用紙は、交流コロナ放電による剥
離用帯電器16によって感光体ドラム12上から剥離さ
れて、搬送ベルト35を介して定着装置36へ搬送さ
れ、この定着装置36によってトナー像が用紙上に溶融
定着される。
【0023】定着後の用紙は、定着装置36の下流側に
設けられた取出ロ−ラ対37により取出され、この取出
ロ−ラ対37の下流側に設けられたゲート38の切換え
により、排紙ローラ対39を介して本体1の外部に設け
られたた排紙トレイ6上に排出されるか、または、本体
1内底部に形成された反転手段40に再度搬送されるよ
うになっている。
【0024】反転手段40に搬送された用紙は、スイッ
チバックされて、レジストローラ対41,34および転
写前ガイド板42を介して再び感光体ドラム12と転写
用帯電器15との間へ案内搬送され、これによって両面
複写を可能にしている。
【0025】用紙へのトナー像の転写、用紙剥離後の感
光体ドラム12上に残留した残留トナーは、クリーニン
グ装置17によって掻き取られ、この掻き取られた使用
済のトナーおよび異物を含む廃トナーは、図示しない搬
送ローラによってクリーニング装置17の外部に排出さ
れるようになっている。クリーニング装置17によって
クリーニングされた感光体ドラム12の表面は、除電装
置18によって電位を一定のレベル以下に除電して、次
の複写動作を可能にしている。
【0026】図2は、上記のように構成された電子複写
機の制御系の要部を概略的に示すものである。図におい
て、本装置全体の制御を司る制御手段としてのCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)51には、
CPU51の制御プログラムなどを記憶しているROM
(リード・オンリ・メモリ)52、ワーキングメモリと
してのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)53、必
要に応じて計時動作を行なう計時部54、各種操作キー
や表示器などが設けられている操作パネル55、前記給
紙ローラ32,33を駆動するための給紙ローラ用モー
タ56を駆動制御するモータ駆動回路57、前記レジス
トローラ対34を駆動するためのレジストローラ用モー
タ58を駆動制御するモータ駆動回路59、前記転写用
帯電器15に所定の高電圧を印加する高圧発生部60、
および、前記転写前ガイド板42に転写用帯電器15に
印加する高電圧と同極性の所定のバイアス電圧(たとえ
ば、約1KV)を印加する高圧発生部61などがそれぞ
れ接続されている。
【0027】ここに、計時部54は、転写前ガイド板4
2へのバイアス電圧の印加タイミングなどを制御するた
めのもので、たとえば、カウンタ回路などを主体に構成
されている。
【0028】次に、このような構成において、図3に示
すフローチャートを参照して動作を説明する。まず、操
作パネル55において複写キーがオンされると、露光ラ
ンプ22が点灯して、原稿台2上の原稿が走査露光され
ることにより、回転する感光体ドラム12上に原稿の画
像に対応した静電潜像が形成される。この感光体ドラム
12上に形成された静電潜像は、現像装置14によって
現像されることにより、トナー像化される。
【0029】一方、複写キーのオン後、所定のタイミン
グで給紙ローラ用モータ56がオンし、給紙ローラ32
(または33)が駆動されて、給紙カセット4(または
5)内の用紙が取出され、レジストローラ対34へ送ら
れる。
【0030】感光体ドラム12上に形成されたトナー像
の先端部が所定の位置に到達すると、それにタイミング
を合わせてレジストローラ用モータ58がオンし、レジ
ストローラ対34が駆動されて、給紙カセットから供給
された用紙が感光体ドラム12に向けて送られる。
【0031】このとき、用紙は転写前ガイド板42に案
内されて送られるが、用紙の先端部が感光体ドラム12
の表面に所定長(たとえば、約10mm)接触したと
き、CPU51からの命令により高圧発生部61がオン
して、転写前ガイド板42にバイアス電圧が印加され
る。
【0032】すなわち、レジストローラ対34が駆動
(オン)されると、計時部54が計時動作を開始し、レ
ジストローラ対34で搬送される用紙の先端部が感光体
ドラム12の表面に所定長(たとえば、約10mm)接
触するまでの時間に相当する所定時間t1 を計時する
と、CPU51がそれを検知して高圧発生部61をオン
し、転写前ガイド板42にバイアス電圧を印加するもの
である。
【0033】このようなバイアス電圧の印加制御を行な
うことにより、図4(a)〜(c)に用紙Pの突入状態
を示すように、レジストローラ対34によって送られる
用紙Pの先端部が感光体ドラム12の表面に突入する
際、このときまだ転写前ガイド板42にバイアス電圧が
印加されていないので、用紙Pと転写前ガイド板42と
の静電的な付着がなく、このため感光体ドラム12との
接触時の用紙Pの当たりが非常に小さくなり、用紙Pの
先端部を滑らかに感光体ドラム12の表面に突入させる
ことができる。
【0034】したがって、従来のように、用紙Pの先端
部のトナーTをかきこんでしまい、用紙Pの裏側へトナ
ーTが回り込んでしまうこともなくなる。これにより、
画像先端部に白抜け部が発生したり、用紙Pの裏側へ回
り込んだトナーTが定着装置36内において下側ローラ
の表面を汚し、ローラピッチで用紙Pの裏側に汚れが発
生してしまうという問題も除去できる。
【0035】さて、レジストローラ対34によって送ら
れる用紙Pの先端部が転写用帯電器15の部分に到達す
ると、CPU51からの命令により高圧発生部60がオ
ンして、転写用帯電器15が動作し、感光体ドラム12
上のトナー像が用紙上に転写され、定着装置36へ送ら
れる。
【0036】一方、レジストローラ対34によって送ら
れる用紙Pの後端部が転写前ガイド板42を通過し終わ
ると、CPU51からの命令により高圧発生部61がオ
フして、転写前ガイド板42に対するバイアス電圧の印
加が遮断(オフ)される。
【0037】すなわち、計時部54が、レジストローラ
対34のオン後、レジストローラ対34で搬送される用
紙の後端部が転写前ガイド板42を通過し終わるまでの
時間に相当する所定時間t2 を計時すると、CPU51
がそれを検知して高圧発生部61をオフし、転写前ガイ
ド板42へのバイアス電圧を遮断するものである。
【0038】転写前ガイド板42へのバイアス電圧をオ
フした後、CPU51は、レジストローラ用モータ58
をオフして、レジストローラ対34の回転を停止(オ
フ)せしめる。
【0039】定着装置36へ送られた用紙は、そこを通
過することにより転写されたトナー像が定着され、その
後、排紙トレイ6に排出される。以上説明したように、
上記実施例によれば、レジストローラ対によって送られ
る用紙の先端部が感光体ドラムの表面に接触してから、
転写前ガイド板に対してバイアス電圧を印加することに
より、用紙の先端部が感光体ドラムの表面に突入する
際、用紙と転写前ガイド板との静電的付着がないので、
感光体ドラムとの接触時の用紙の当たりが小さくなり、
用紙の先端部を滑らかに感光体ドラムの表面に突入させ
ることができる。したがって、特に全面複写時に用紙先
端部のトナーが用紙の裏側に回り込まないようにするこ
とができ、用紙の裏汚れを防止できるものである。
【0040】さらに、用紙の先端部が転写用帯電器によ
る転写電流を受ける前に転写前ガイド板に対してバイア
ス電圧を印加するので、転写用帯電器によるトナー像の
転写性が低下することもない。
【0041】なお、前記実施例では、転写前ガイド板へ
のバイアス電圧の印加タイミングの制御に、計時部を用
いた時間制御によって行なう場合について説明したが、
これに限らず、たとえば、所定の位置に検知器を設け、
この検知器の出力に基づいて行なうようにしてもよい。
すなわち、用紙の先端部が感光体ドラムの表面に所定長
接触したことを検知する検知器、および、用紙の後端部
が転写前ガイド板を通過し終わったことを検知する検知
器をそれぞれ設置し、これら検知器の各出力に基づいて
転写前ガイド板へのバイアス電圧の印加タイミングを制
御すればよく、このようにしても前記実施例と同様な作
用効果が期待できる。
【0042】また、前記実施例では、アナログ式電子複
写機に適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、たとえば、デジタル式電子
複写機、あるいは、電子写真方式を用いたレーザプリン
タなどにも同様に適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
に全面画像形成時に用紙先端部の現像剤が用紙の裏側に
回り込まないようにすることができ、よって用紙の裏汚
れを防止できる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアナログ式電子複写機
の構成を概略的に示す側面図。
【図2】制御系の要部を概略的に示すブロック図。
【図3】動作を説明するためのフローチャート。
【図4】感光体ドラムに対する用紙の突入状態を説明す
る図。
【図5】従来の転写前ガイド板の部分を説明する概略
図。
【図6】従来の感光体ドラムに対する用紙の突入状態を
説明する図。
【符号の説明】
1……複写機本体、2……原稿台、4,5……給紙カセ
ット、11……画像形成手段、12……感光体ドラム
(像担持体)、13……帯電用帯電器、14……現像装
置、15……転写用帯電器、20……露光装置、22…
…露光ランプ、32,33……給紙ローラ、34……レ
ジストローラ対、42……転写前ガイド板(案内部
材)、51……CPU(制御手段)、54……計時部、
60,61……高圧発生部、P……用紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する像担持体上に潜像を形成する画
    像形成手段と、 この画像形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を
    現像剤を付着させることにより現像する現像手段と、 この現像手段の現像で形成された現像剤像を、所定のタ
    イミングで供給される用紙上に転写せしめる転写手段
    と、 この転写手段に供給する前記用紙を案内する導電性の案
    内部材と、 この案内部材に案内されて供給される前記用紙の先端部
    が前記像担持体上に接触したことを検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果に基づき動作し、前記案内部材
    に対して所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧印
    加手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 移動する像担持体上に潜像を形成する画
    像形成手段と、 この画像形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を
    現像剤を付着させることにより現像する現像手段と、 この現像手段の現像で形成された現像剤像を、所定のタ
    イミングで供給される用紙上に転写せしめる転写手段
    と、 この転写手段に供給する前記用紙を案内する導電性の案
    内部材と、 この案内部材に案内されて供給される前記用紙の先端部
    が前記像担持体上に接触したことを検知する第1の検知
    手段と、 この第1の検知手段の検知結果に基づき動作し、前記案
    内部材に対して所定のバイアス電圧を印加するバイアス
    電圧印加手段と、 前記案内部材に案内されて供給される前記用紙の後端部
    が前記案内部材から離れたことを検知する第2の検知手
    段と、 この第2の検知手段の検知結果に基づき動作し、前記バ
    イアス電圧印加手段のバイアス電圧印加動作を停止せし
    める制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 移動する像担持体上に潜像を形成する画
    像形成手段と、 この画像形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を
    現像剤を付着させることにより現像する現像手段と、 この現像手段の現像で形成された現像剤像を、所定のタ
    イミングで供給される用紙上に転写せしめる転写手段
    と、 この転写手段に供給する前記用紙を案内する導電性の案
    内部材と、 この案内部材に案内された前記用紙が前記像担持体に接
    触してからの時間を計測する計時手段と、 この計時手段により前記用紙が前記像担持体に接触して
    から所定時間経過したことが計測されたとき、前記案内
    部材に対して所定のバイアス電圧を印加するバイアス電
    圧印加手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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US8000620B2 (en) 2007-01-08 2011-08-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and transfer method thereof
US10222718B2 (en) 2016-05-31 2019-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for duplex operation using potential differences

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