JPH0723920A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH0723920A
JPH0723920A JP5165356A JP16535693A JPH0723920A JP H0723920 A JPH0723920 A JP H0723920A JP 5165356 A JP5165356 A JP 5165356A JP 16535693 A JP16535693 A JP 16535693A JP H0723920 A JPH0723920 A JP H0723920A
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JP
Japan
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magnetic field
stimulation
voice
controller
magnetic resonance
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JP5165356A
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Tsutomu Hoshino
勉 星野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は息止めの告知、刺激の付与、造影剤の
注入の指示をオペレータを介することなく実行しこれに
よってオペレータの手間を軽減すると共に撮影の再現性
を確保できる磁気共鳴イメージング装置を提供すること
を目的とする。 【構成】本発明は、静磁場中に重畳されるX,Y,Z各
軸の傾斜磁場及び高周波パルスを所定のパルスシーケン
スにしたがって発生し、これにより検出した磁気共鳴信
号を用いて画像を生成する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、前記パルスシーケンスに連動して被検体に対す
る息止めの告知、刺激の付与、造影剤の注入の少なくと
も一つを実行する手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静磁場中に重畳する
X,Y,Z各軸の傾斜磁場及び高周波パルスを所定のパ
ルスシーケンスにしたがって発生し、これにより検出し
た磁気共鳴信号を用いて画像を生成する磁気共鳴イメー
ジング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴現象は、静磁場中に配置された
零でないスピン及び磁気モーメントを持つ原子核が特定
の周波数の電磁波を共鳴的に吸収、そして放出する現象
である。
【0003】磁気共鳴イメージング装置は、この磁気共
鳴現象を利用して画像データを生成する装置であり、静
磁場内に被検体を配置し、この被検体に空間的な位置情
報を与えるためのX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場G
y、Z軸傾斜磁場Gzを印加し、さらにRF(高周波)
パルスで目的部位を励起し、そこから誘起された磁気共
鳴信号を検出し、この磁気共鳴信号をコンピュータ処理
を介することで当該目的部分の画像を生成するものであ
る。
【0004】これらX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場G
y、Z軸傾斜磁場Gz、RFパルスの各発生タイミング
は、微視的な時間軸上で制御する必要があるので、シー
ケンサの制御下に置かれている。
【0005】ところで、近年、脳機能イメージングや造
影剤を使用したイメージングなど様々なイメージング法
が開発され、磁気共鳴イメージング装置の応用範囲が拡
大している。
【0006】脳機能イメージングとは被検体に適当な電
気的又は光刺激を与え、その刺激に対する反応期間中に
イメージングを行うことにより脳機能を診断しようとす
るイメージング法である。また、造影剤を使用したイメ
ージングとは、例えばX線によるアンギオグラフィと同
様に、血管に注入した造影剤により血流情報を抽出して
循環器機能を診断するためのイメージング法である。
【0007】さらに、近年では、特に腹部撮影の場合
に、モーションアーチファクトを防止するために息止め
による撮影が定着している。このような各種イメージン
グ方法は専門的診断を可能にし、医療診断の分野に多大
な貢献を与えている。
【0008】しかし、刺激を与えたり、造影剤を注入し
たり、また息止めの指示を与えるタイミングは、すべて
オペレータに委ねられているのが現状であり、オペレー
タはイメージング開始指示と共に、造影剤が目的部位に
到達するに要する時間や反応時間を考慮しながら息止め
の指示をマニュアル操作により与える必要があり、オペ
レータに非常な負担を要求することになる。さらに、マ
ニュアル操作ゆえに刺激等のタイミングにばらつきが発
生し易く、このため常に同じタイミングで刺激等を与え
られず撮影の再現性の点でも問題である。例えば、脳機
能イメージングでは刺激を与えてから撮影を開始するま
での時間差が重要であり、この時間差に誤差があると、
刺激に対する反応の前後で撮影が行われ、その結果得ら
れた情報は臨床上全く無意味なものとなってしまう。上
記2つの問題は、脳ドックのような多数の被検体を短時
間のうちに処理する必要がある状況ではより顕著にな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、息止めの
告知、刺激の付与、造影剤の注入の指示をオペレータを
介することなく実行し、これによってオペレータの手間
を軽減すると共に撮影の再現性を確保できる磁気共鳴イ
メージング装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、静磁場中に重
畳されるX,Y,Z各軸の傾斜磁場及び高周波パルスを
所定のパルスシーケンスにしたがって発生し、これによ
り検出した磁気共鳴信号を用いて画像を生成する磁気共
鳴イメージング装置において、前記パルスシーケンスに
連動して被検体に対する息止めの告知、刺激の付与、造
影剤の注入の少なくとも一つを実行する手段を具備す
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、被検体に対する息止めの告
知、刺激の付与、造影剤の注入の少なくとも一つを、
X,Y,Z各軸の傾斜磁場及び高周波パルスのパルスシ
ーケンスに連動して実行するので、被検体に対する息止
めの告知、刺激の付与、造影剤の注入の各タイミングを
オペレータが判断してマニュアル操作することによる煩
雑な手間を解消すると共に、マニュアル操作によりタイ
ミングの不安定さが解消されて同じタイミングで上記刺
激の付与等を実行でき撮影の再現性を確保できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本実施例による磁気共鳴イメージング装
置の構成を示す図である。被検体Pが挿入される円筒状
のガントリ20には静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、
及び送受信コイル3が設けられる。
【0013】静磁場磁石1は、例えば超電導コイル、常
伝導コイルまたは永久磁石を用いて構成され、静磁場制
御装置4から電流の供給を受けて被検体Pの体軸方向で
あるZ軸方向に静磁場を発生する。
【0014】傾斜磁場コイル2は、X、Y、Z軸用の3
つのコイル要素から構成され、傾斜磁場電源6から電流
の供給を受けて上下方向であるY軸方向に沿って磁場強
度が勾配したYX軸傾斜磁場Gy、左右方向であるX軸
方向に沿って磁場強度が勾配したX軸傾斜磁場Gx、Z
軸方向に沿って磁場強度が勾配したZ軸傾斜磁場Gzを
発生する。例えばアキシャル面の撮影を行うときは、こ
れらX軸傾斜磁場Gx、Y軸傾斜磁場Gy,Z軸傾斜磁
場Gzはそれぞれ位相エンコード用傾斜磁場Ge、読出
し用傾斜磁場Gr、スライス用傾斜磁場Gsとして使用
される。
【0015】RFコイル3は、静磁場および傾斜磁場の
内部で被検体Pの近傍に配設される送受信兼用のコイル
であり、送受信器5からパルス信号の供給を受けてRF
(高周波)パルスを発生し、対象部位を励起すると共
に、磁気共鳴現象により発生した磁気共鳴信号(MR信
号)を検出し、これを送受信器5に出力する。
【0016】音声発生装置7は、撮影室内の磁場影響の
少ない場所に設置される告知手段であり、息止めや息止
め解除等の各種指示を音声で被検体Pに告知する。な
お、この告知手段は、音声発生装置7でなくても、各種
指示を被検体Pに告知できるものであれば、例えばディ
スプレイでもよい。この場合、ディスプレイはガントリ
20内の被検体Pから見える場所に設置されることにな
る。
【0017】刺激発生装置8は、脳機能イメージングの
ための光刺激や皮膚刺激等の各種刺激を被検体Pに与え
るための刺激発生手段である。この刺激発生装置8は、
光刺激であれば、被検体Pに各種パターンを提示する表
示手段であり、ガントリ20内の被検体Pの目前に反射
鏡を配置すると共に、ガントリ20外であってこの反射
鏡を介して被検体Pの目に照準を合わせた位置に光源を
配置する。あるいは非磁性体の例えば発光ダイオード等
の発光体をガントリ20内の被検体Pの目前に配置し
て、ガントリ20外部から電気信号で表示パターンを制
御する。また、皮膚刺激であれば、刺激発生装置8は、
被検体Pの腕等の体皮膚に痛刺激や熱刺激等を与えるた
めの装置であり、例えば痛刺激の場合、圧電体を利用し
て針を動かすことにより痛刺激を与えるものであり、ま
た熱刺激の場合、発熱体を用いたものである。
【0018】造影剤注入装置9は、造影剤を被検体Pの
静脈に注入するための静脈注射装置と、この静脈注射装
置の制御装置とからなる。造影剤としては、診断部位や
診断機能に応じて種々のものが採用される。
【0019】センサ10は、後述のシーケンスコントロ
ーラ11に駆動され、被検体Pの様々な状態、例えば体
温、脈拍、呼吸、血圧、体電圧を測定する。この測定結
果はシーケンスコントローラ11で撮影シーケンス計画
の立案に参照されたり、また刺激強度と反応強度との統
計的な相関を測定するのに用いられる。例えばECG等
によりシーケンスの信号収集タイミングを脈拍に同期さ
せる。また、例えば脳機能では、光刺激の強度を変えな
がら反応強度を測定し、光刺激の強度変化に対する反応
変化を測定する。
【0020】ホストコンピュータ12は、RFコイル3
で検出された磁気共鳴信号を送受信器5を介して取り込
んで、これに対して2次元フーリエ変換(2DFT)な
どを含む膨大な量の演算処理を行い画像データを生成す
る。この画像データは必要に応じて表示部14に表示さ
れる。このホストコンピュータ12にはキーボード等の
入力装置13が接続される。入力装置13からは撮影計
画を立案する上で必要とされる各種撮影情報が入力さ
れ、ホストコンピュータ12を介してシーケンスコント
ローラ11に送られる。この情報には、脳機能イメージ
ングを実行するか否か、造影イメージングを実行するか
否か、音声発生が必要であるか否かを示す撮影補助情報
が含まれる。
【0021】これら送受信器5、傾斜磁場電源6、音声
発生装置7、刺激発生装置8および造影剤注入装置9
は、シーケンスコントローラ11によって統括的に制御
される。図2はシーケンスコントローラ11の構成を示
すブロック図である。ホストコンピュータ12には通信
装置22を介して中央演算装置(CPU)21が接続さ
れ、入力装置13から入力された撮影情報が中央演算装
置21に送られるようになっている。中央演算装置21
には、複数種類の撮影計画表(以下「シーケンスチャー
ト」という)を保管するメモリ23が接続され、撮影情
報に対応するシーケンスチャートが中央演算装置21に
供給されるようになっている。中央演算装置21はこの
シーケンスチャートに記述された撮影計画にしたがっ
て、送受信器5を制御する送受信コントローラ24、傾
斜磁場電源6を制御する傾斜磁場コントローラ25、音
声発生装置7を制御する音声コントローラ26、造影剤
注入装置9を制御する造影剤コントローラ27、刺激発
生装置8を制御する刺激コントローラ26をそれぞれ制
御し、当該撮影計画を実際に消化する。
【0022】ここで、シーケンスチャートについて説明
する。シーケンスチャートとは、上述したように撮影計
画表のことをいい、これには各傾斜磁場及びRFパルス
の発生タイミングと共に、音声、刺激、造影剤の作動タ
イミングも記述されている。図3にはシーケンスチャー
トの具体的一例、フィールドエコー法のシーケンスチャ
ートが示されている。図3において、RFはRFパルス
の発生、Gs はスライス用傾斜磁場の発生、Ge は位相
エンコード用傾斜磁場の発生、Gr は読出し用傾斜磁場
の発生、BHは息止め指示、Gd は造影剤注入、St は
刺激発生の各動作を示す。このシーケンスチャートで用
いられている時間単位は1マイクロ秒、磁場強度単位は
Hz/cm である。このシーケンスチャートには、RFパル
ス及び各傾斜磁場の各発生タイミングが記述されると共
に、この発生タイミングに時間的に関連させて音声、刺
激、造影剤の各作動タイミングが記述される。刺激の作
動タイミングは、刺激に対する反応時間を考慮して、こ
の反応時間にイメージングが行われるように最適値が選
定されている。造影剤の作動タイミングは、造影剤が注
入されてから対象部位に到達する時間を考慮して、この
造影剤の流入の前後の期間、イメージングが行われるよ
うに最適値が選定されている。各タイミングの記述方法
には種々のものがあるが、ここでは基準時刻(時刻0)
に対する時間差として記述される。RFパルスはその作
動タイミングと共に角度情報及びパルス列情報が記述さ
れる。また、各傾斜磁場はその作動タイミングと共に磁
場強度が記述される。このシーケンスチャートによる
と、基準時刻の5秒前に息止め指示が被検体Pに告知さ
れ、基準時刻の1秒前に造影剤が注入され、基準時刻の
0.5秒前に光刺激または皮膚刺激が被検体Pに与えら
れる。
【0023】次に以上のように構成された本実施例の動
作について説明する。実際に撮影を開始する以前に、入
力装置13から撮影計画を立案する上で必要とされる各
種撮影情報が入力される。このとき、必要に応じて、脳
機能イメージングを実行するか否か、造影イメージング
を実行するか否か、音声発生が必要であるか否かの撮影
補助情報も入力される。ここでは、説明を簡単にするた
めに、仮想的にすべての情報を用いる場合、つまり脳機
能イメージング及び造影イメージングを実行し、さらに
音声発生も必要である旨が入力されるものとする。この
撮影補助情報を含む撮影情報と共にホストコンピュータ
12を介してシーケンスコントローラ11に送られる。
シーケンスコントローラ11からメモリ23への呼出し
要求に応じて、この撮影情報に対応するシーケンスチャ
ートがメモリ23から中央演算装置21に供給される。
なお、ここで呼び出されたシーケンスチャートは図3に
示したものであると仮定して以下説明する。
【0024】中央演算装置21ではこのシーケンスチャ
ートの記述内容にしたがって撮影計画が立案される。そ
して、オペレータからのトリガを待って、実際の撮影が
撮影計画にしたがって開始される。この撮影シーケンス
を図3に示す。
【0025】基準時刻(0時刻)の5秒前には、中央演
算装置21から音声コントローラ26にトリガ信号が出
力され、この信号に応答して音声コントローラ26から
音声発生装置7に息止めメッセージの音声駆動信号が供
給され、音声発生装置7から、例えば「息を止めてくだ
さい」という音声メッセージが被検体Pに向けて出力さ
れる。なお、音声コントローラ26は、「息を止めてく
ださい」という音声メッセージを出力した時点から予定
時間経過した時に、自動的に息止め解除の音声駆動信号
を音声発生装置7に供給し、音声発生装置7から例えば
「もう結構です」という音声メッセージを出力させる。
そして、基準時刻の1秒前には、中央演算装置21から
造影剤コントローラ27にトリガ信号が出力され、この
信号に応答して造影剤コントローラ27から造影剤注入
装置9に駆動信号が供給され、造影剤注入装置9から予
定量の造影剤が被検体Pに注入される。さらに、基準時
刻の0.5秒前には、中央演算装置21から刺激コント
ローラ28にトリガ信号が出力され、この信号に応答し
て刺激コントローラ28から刺激発生装置8に刺激発生
信号が供給され、この信号に応答して刺激発生装置8か
ら電極電位的又は光刺激が被検体Pに与えられる。
【0026】基準時刻を経過した以後は、フィールドエ
コー法に固有のパルスシーケンスが実行される。つま
り、ここでは、スライス用傾斜磁場Gs が、基準時刻か
ら1000マイクロ秒が経過した時刻から、基準時刻か
ら3000マイクロ秒が経過した時刻までの期間、40
00Hz/cm の磁場強度で発生され、静磁場に重畳され
る。この期間中、基準時刻から2000マイクロ秒が経
過した時刻で、90°RFパルスが発生され、被検体P
の対象部位を励起する。また基準時刻から3200マイ
クロ秒が経過した時刻から、基準時刻から4200マイ
クロ秒が経過した時刻までの期間、スライス用傾斜磁場
Gs が今度は極性を反転されて−4500Hz/cm の磁場
強度で再度発生される。また、この期間と同期して、位
相エンコード用傾斜磁場Ge が4000Hz/cm の磁場強
度で、また読出し用傾斜磁場Gr が−6250Hz/cm の
磁場強度で発生される。そして、基準時刻から4400
マイクロ秒が経過した時刻から、基準時刻から8900
マイクロ秒が経過した時刻までの期間、再度、読出し用
傾斜磁場Gr が極性を反転されて2500Hz/cm の磁場
強度で発生され、誘起された磁気共鳴信号がRFコイル
3により検出される。なお、このパルスシーケンスは、
予定回数繰り返される。
【0027】こうして得られた磁気共鳴信号は、ホスト
コンピュータ12に送られる。ホストコンピュータ12
では、この磁気共鳴信号に対して2次元フーリエ変換
(2DFT)などを含む膨大な量の演算処理を行い、画
像データが生成される。この画像データは必要に応じて
表示部14に表示される。
【0028】このように本実施例によると、オペレータ
は、脳機能イメージングや造影イメージングを実行する
か否か、また音声発生を行うか否かを事前に入力するだ
けで、撮影開始のタイミングを考慮しながら音声、刺
激、造影剤等の撮影を補助するための繁雑な作業を行う
ことなく撮影を実行でき、これによってオペレータの負
担を軽減できると共に、同条件で撮影を繰り返すことが
できるという撮影の再現性を実現できる。なぜなら、本
実施例ではメモリには予め各傾斜磁場及びRFパルスの
発生タイミングと共に音声、刺激、造影剤の各作動タイ
ミングを記述した複数種類のシーケンスチャートが保管
されていて、適当なシーケンスチャートが選択され、こ
れにしたがって撮影が行われるからである。
【0029】本発明は、上述した実施例に限定されるこ
となく、種々変形して実施可能である。例えば、上述の
説明では、音声、刺激、造影剤の作動タイミングを各傾
斜磁場及びRFパルスの発生タイミングに同期させて記
憶しているが、これらの作動タイミングをその都度プロ
グラムにより算出し、この結果を各傾斜磁場及びRFパ
ルスの発生タイミングに関連させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体に対する息止めの告知、刺激の付与、造影剤の注入
の少なくとも一つをX,Y,Z各軸の傾斜磁場及び高周
波パルスを所定のパルスシーケンスに連動して実行する
ので、被検体に対する息止めの告知、刺激の付与、造影
剤の注入の各タイミングをオペレータが判断してマニュ
アル操作することによるオペレータの手間を解消すると
共に、マニュアル操作によりタイミングの不安定さが解
消されて同じタイミングで上記刺激の付与等を実行でき
撮影の再現性を確保できる磁気共鳴イメージング装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴イメージング装置の一実
施例のブロック図。
【図2】図1のシーケンスコントローラの詳細を示すブ
ロック図。
【図3】図2のメモリに記憶されるシーケンスチャート
の一例を示す図。
【図4】本実施例により実行される撮影シーケンスを示
すタイミング図。
【符号の説明】
1…静磁場磁石、2…傾斜磁場コイル、3…RFコイ
ル、4…静磁場制御装置、5…送受信器、6…傾斜磁場
電源、7音声発生装置、8…刺激発生装置、9…造影剤
注入装置、10…センサ、11…シーケンスコントロー
ラ、12…ホストコンピュータ、13…入力装置、14
…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場中に重畳される傾斜磁場及び高周
    波パルスを所定のパルスシーケンスにしたがって発生
    し、これにより検出した磁気共鳴信号を用いて画像を生
    成する磁気共鳴イメージング装置において、 前記パルスシーケンスに連動して被検体に対する息止め
    の告知、刺激の付与、造影剤の注入の少なくとも一つを
    実行する手段を具備することを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
JP5165356A 1993-07-05 1993-07-05 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH0723920A (ja)

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