JPH0723887Y2 - リ−ドリレ− - Google Patents

リ−ドリレ−

Info

Publication number
JPH0723887Y2
JPH0723887Y2 JP1987066931U JP6693187U JPH0723887Y2 JP H0723887 Y2 JPH0723887 Y2 JP H0723887Y2 JP 1987066931 U JP1987066931 U JP 1987066931U JP 6693187 U JP6693187 U JP 6693187U JP H0723887 Y2 JPH0723887 Y2 JP H0723887Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead piece
movable contact
fixed contact
contact portion
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987066931U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63176249U (ja
Inventor
俊彦 関
広幸 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP1987066931U priority Critical patent/JPH0723887Y2/ja
Publication of JPS63176249U publication Critical patent/JPS63176249U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0723887Y2 publication Critical patent/JPH0723887Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はリードリレー、特に、そのリード片の取り付け
構造に関する。
従来技術とその問題点 従来、リードリレーにおけるリード片の取り付け構造と
しては、例えば、第11図および第12図に示すように、電
磁石部3のスプール4に設けた貫通孔41aに均一巾のリ
ード片23を挿通し、突出する一端部を可動接点部23aと
する一方、突出する他端部23bを共通端子33に固着する
とともに、前記可動接点部23aを間にして対向するよう
に一対の固定接点部21a,22aを設けたものがある。そし
て、このものでは、前記電磁石部3の励磁,消磁に基づ
き、前記リード片23が板厚方向に揺動し、前記可動接点
部23aが前記固定接点部21a,22aに交互に接離する。
しかしながら、前述のリードリレーでは、リード片23を
スプール4の貫通孔41aに挿通する際に、リード片23が
巾方向および板厚方向にズレやすいので、リード片23の
先端角部が貫通孔41aの内周面にひっかかりやすかっ
た。特に、予め対向するように設けた一対の固定接点部
21a,22a間に、可動接点部23aを挿通するのは容易ではな
く、リード片23が歪んだり、時には可動接点部23aの接
触面が損傷することがあり、挿通作業に手間がかかっ
た。
このため、前述のリードリレーでは、まず、スプール4
の貫通孔41aからリード片23の可動接点部23aを突出させ
た後、この可動接点部23aを間にして対向するように一
対の固定接点部21a,22aを設けることが行われていた
が、作業の自由度が低く、組立ての自動化が困難である
という問題点があった。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、前記構成からな
るリードリレーにおいて、リード片の少なくとも一方の
端部を巾広の端部とするとともに、前記スプールの貫通
孔の中間部に、前記リード片の巾広端部の両側縁部をガ
イドする一対のガイド溝を設けた構成としてある。
作用とその効果 したがって、本考案によれば、スプールの貫通孔の中間
部に設けた一対のガイド溝が、貫通孔にリード片を挿通
した際に、リード片の巾広端部の両側縁部をガイドする
ことになる。
このため、リード片の巾広端部が巾方向のみならず、板
厚方向にもガイドされるので、リード片の巾広端部が貫
通孔の内周面にひっかからない。この結果、リード片が
歪んだりすることがないので、組立作業が容易になり、
作業性が向上する。
特に、リード片の一端部に位置する可動接点部が巾広端
部であれば、前記可動接点部の両側縁部が一対のガイド
溝によって巾方向および板厚方向にガイドされるので、
可動接点部の接触面を損傷することなく、対向する一対
の固定接点部間にリード片の可動接点部を容易、かつ、
正確に挿通,位置決めできる。このため、一対の固定接
点を予め対向するように設けておけるので、作業の自由
度が高くなるとともに、組立ての自動化が可能になる。
しかも、リード片の可動接点部が巾広端部であれば、接
触面積が広がるため、接触信頼性が高まるとともに、磁
気抵抗が減少して磁気効率が良くなる一方、リード片か
らの放熱量が増加するので、寿命が伸びる。
さらに、本考案によれば、リード片の巾広端部の両側縁
部が貫通孔に設けた一対のガイド溝によって直接ガイド
され、他の構成部品を必要としないので、構造が簡単で
あり、構成部品の製造が簡単であるという効果がある。
実施例 以下、本考案にかかる一実施例を第1図ないし第10図の
添付図面に従って説明する。
本実施例にかかるリードリレーは、大略、ベース1と、
リードリレー本体2と、絶縁シート8と、略箱形状のケ
ースカバー9とから構成されている(第4図)。
ベース1はその上面中央部にリードリレー本体2を載置
固定できる凹所11を有するとともに、上面縁部に絶縁壁
12を突設している一方、その下面縁部に絶縁障壁13を突
設しているとともに、下面中央部に薄肉箱状の局所解体
部14を形成している(第9図)。この局所解体部14は、
故障時にこの部分を取り除くと、その開口部が後述する
スプール4の鍔部43に設けた凹溝43aに連通し、テンシ
ョンゲージ等を使用して接点の溶着、開離力の測定、ロ
ッキング、スティック等の故障モードの調査が可能とな
っている。さらに、ベース1には、第1図に示すよう
に、静電シールド端子15を予め圧入してある。
リードリレー本体2は電磁石部3と、固定接点端子21,2
2と、リード片23と、永久磁石24,25とからなる。
電磁石部3は両端部に鍔部42,43を有するスプール4の
胴部41に、初層として静電シールド用裸銅線からなるコ
イル31aを巻回した後、コイル31bを巻回したものであ
る。
前記鍔部42には台座部44,45を対向するように設けてあ
り、一方の台座部44にはコイル31aの引き出し線をから
げて接続する中継突部44aを突設しているとともに、他
方の台座部45にはコイル31bの引き出し線をからげて接
続するコイル端子32を圧入してある。そして、前記台座
部44,45には略L字形状の共通端子33をインサート成形
で架け渡してある。
一方、前記鍔部43には位置決め腕部46と台座部47とを対
向するように設けてあり、台座部47にはコイル31bの引
き出し線をからげて接続するコイル端子34を圧入してあ
る。
さらに、鍔部43の外側面中央部には胴部41を貫通する貫
通孔41aの開口部が位置し、この開口部の上下に調査用
凹溝43aを設けてあるとともに、前記開口部の左右に一
対の間隔子43b,43bを突設してある。この間隔子43b,43b
は接点間距離と同じ巾寸法を有している。
固定接点端子21は屈曲してなる導電部材からなり、垂直
に配した固定接点部21aの側辺部を水平に屈曲して水平
部21bとする一方、固定接点部21aの側端部を下方に屈曲
して端子部21cとしてある。そして、固定接点端子21は
固定接点部21aに設けた嵌合孔21d,21dを、前記鍔部43の
外側面に突設した一対のカシメ用突起48a,48aに嵌合し
た後(第8図)、熱カシメまたはレーザー溶着などによ
り固定されている。
固定接点端子22は屈曲してなる導電部材からなり、水平
に配した水平部22bの側辺部を直角に屈曲して固定接点
部22aとする一方、水平部22bの側端部を下方に屈曲して
端子部22cとしてある。そして、固定接点端子22は、固
定接点部22aに設けた嵌合孔22d,22d(第8図)を、前記
鍔部43の外側面に突設した一対のカシメ用突起48b,48b
に嵌合した後、熱カシメまたはレーザー溶着などにより
固定されている。
前記固定接点端子21,22は、鍔部43に設けた一対の間隔
子43b,43bに当接して正確に位置決めされた後、熱カシ
メなどで鍔部43に固定されるので、固定接点部21a,22a
の接点間距離の精度が高いという利点がある。
リード片23は導電性板ばねからなり、一方の端部に設け
た巾広の可動接点部23aを鍔部42側から前記スプール4
の貫通孔41aに挿通し、固定接点部21a,22a間に突出させ
る一方、残る端部23bを共通端子33の水平部33aに固着し
てある(第6図および第7図)。
前記リード片23の挿通方法としては、例えば、第1図な
いし第3図に示すように、スプール4の貫通孔41aにリ
ード片23の巾広の可動接点部23aを鍔部42側から挿入
し、可動接点部23aの両側縁部を貫通孔41aの中間部に設
けた一対のガイド溝41b,41bに嵌合してスライドさせ、
前記可動接点部23aを鍔部43側から突出させて固定接点
部21a,22a間に位置決めする方法がある。なお、第1図
ないし第3図は、説明の便宜上、簡略図面としてある。
永久磁石24,25は異なるエネルギー密度を有し、永久磁
石24は保持力の強いもの、例えば、サマリウム、コバル
トを含む希土類磁石からなる一方、永久磁石25は保持力
の弱いもの、例えば、クロムおよびコバルト、あるい
は、ストロンチウムを含むフェライト系磁石からなる。
そして、永久磁石24,25は前記固定接点端子21の水平部2
1bに装着されている。
前記構成からなるリードリレー本体2は、そのコイル端
子32,34、共通端子33および固定接点端子21,22を、ベー
ス1に圧入することにより、ベース1の上面中央部に設
けた凹所11に搭載される。このとき、スプール4の中継
突部44aが静電シールド端子15に隣接する。そして、中
継突部44aと静電シールド端子15とは、導電性接着剤又
はハンダ付けにより電気的に接続される。
絶縁シート8はリードリレー本体2とケースカバー9と
の間を絶縁するもので、ケースカバー9の内側に装着さ
れている。
ケースカバー9は磁性金属材からなり、リードリレーの
磁気回路の一部を構成するとともに、磁気シールド機能
を有するもので、その開口部の内側縁部に抜け止め突起
91を適宜設けてある。
したがって、ケースカバー9を、絶縁シート8を介し、
リードリレー本体2を搭載したベース1に嵌合すれば、
その抜け止め突起91がベース1の下面縁部に係止し、こ
の後、図示しないシール剤を注入,固化すれば、組み立
て作業が完了する。
本実施例によれば、絶縁障壁13がケースカバー9の開口
縁部と固定接点端子21,22等との間から突設しているの
で、十分な絶縁距離を確保できるという利点がある。
また、ベース1にケースカバー9を嵌合して形成した凹
部にシール材を注入し、高温で密封する場合に、屈曲し
た絶縁シート8の応力が緩和され、ケースカバー9を押
し上げる力が作用しても、前記抜け止め突起91がベース
1の下面縁部に係止し、ケースカバー9の抜け止めを図
るので、シール作業を円滑に行なえるという利点があ
る。
さらに、本実施例では、永久磁石25を保持力の弱いもの
で構成しているので、主として永久磁石25が減磁調整さ
れることになる。そして、この永久磁石25は保持力が弱
いので、微妙な減磁調整を簡単にできるという利点があ
る。
次に、リードリレーの基本的な動作は、第10図に示すよ
うに、コイル31bか無励磁の場合、永久磁石24,25のN極
から流れ出した磁束は磁性金属材からなるケースカバー
9を介してリード片23の端部23bに至り、その可動接点
部23aが吸着した固定接点端子21の固定接点部21aを通っ
て前記永久磁石24,25のS極に帰還し、磁気回路を閉成
している。
ついで、前記磁束と反対方向に流れるようにコイル31b
を励磁すると、リード片23の可動接点部23aが固定接点
部21aに反発して開離した後、固定接点部22aに吸着し、
接点が切り替る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本考案にかかる一実施例を示し、
第1図および第2図は要部平面断面図および要部正面
図、第3図は要部右側面図、第4図は分解斜視図、第5
図は正面断面図、第6図は平面断面図、第7図は左側面
断面図、第8図は右側面断面図、第9図は底面図、第10
図は動作説明図、第11図および第12図は従来例にかかる
一実施例を示す正面断面図および平面断面図である。 3…電磁石部、4…スプール、21a,22a…固定接点部、2
3…リード片、23a…可動接点部、41a…貫通孔、41b…ガ
イド溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石部のスプールに設けた貫通孔にリー
    ド片を挿通し、突出する前記リード片の一方の端部を可
    動接点部とするとともに、この可動接点部を間にして対
    向するように一対の固定接点部を設け、前記電磁石部の
    励磁,消磁に基づき、前記リード片を板厚方向に揺動
    し、前記可動接点部を前記固定接点部に交互に接離する
    リードリレーにおいて、 前記リード片の少なくとも一方の端部を巾広の端部とす
    るとともに、前記スプールの貫通孔の中間部に、前記リ
    ード片の巾広端部の両側縁部をガイドする一対のガイド
    溝を設けたことを特徴とするリードリレー。
  2. 【請求項2】前記リード片の可動接点部が巾広端部であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のリードリレー。
JP1987066931U 1987-05-02 1987-05-02 リ−ドリレ− Expired - Lifetime JPH0723887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987066931U JPH0723887Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 リ−ドリレ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987066931U JPH0723887Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 リ−ドリレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63176249U JPS63176249U (ja) 1988-11-15
JPH0723887Y2 true JPH0723887Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=30905383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987066931U Expired - Lifetime JPH0723887Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 リ−ドリレ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723887Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841629U (ja) * 1981-09-17 1983-03-18 株式会社クボタ 動力作業装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63176249U (ja) 1988-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4466506B2 (ja) リレー
WO2007020836A1 (ja) リレー
JP4470837B2 (ja) リレー
EP0727803B1 (en) Polarized relay
JPH0723887Y2 (ja) リ−ドリレ−
JP2533200B2 (ja) 電磁継電器
JP2533199B2 (ja) 電磁継電器の製造方法
JPS63261644A (ja) 電磁継電器
JPS6236195Y2 (ja)
JP4151248B2 (ja) 電磁継電器
JP4089189B2 (ja) 電磁継電器
JP4089188B2 (ja) 電磁継電器
JPS6337719Y2 (ja)
JPH0320999Y2 (ja)
JP3941386B2 (ja) 電磁継電器の製造方法
JPH0724769Y2 (ja) 電磁継電器
JP2529889Y2 (ja) リレー
JPS6310602Y2 (ja)
JPH0436534Y2 (ja)
JPH0422521Y2 (ja)
JPH0129967Y2 (ja)
JPS5925331B2 (ja) 有極電磁継電器
JPS641889B2 (ja)
JP2893602B2 (ja) 電磁継電器
JPS6222056Y2 (ja)