JPH0723851Y2 - 絶縁保護チューブ - Google Patents

絶縁保護チューブ

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Publication number
JPH0723851Y2
JPH0723851Y2 JP1988024087U JP2408788U JPH0723851Y2 JP H0723851 Y2 JPH0723851 Y2 JP H0723851Y2 JP 1988024087 U JP1988024087 U JP 1988024087U JP 2408788 U JP2408788 U JP 2408788U JP H0723851 Y2 JPH0723851 Y2 JP H0723851Y2
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JP
Japan
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protection tube
lead wire
tube
holding portion
insulation protection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988024087U
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English (en)
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JPH01129723U (ja
Inventor
謙二郎 菊地
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電気機器の内部や外部への引き出し部分の導
線に被着させる絶縁保護チューブに関するものである。
[従来の技術] 例えば電動機においてステータのコイルエンドの口出線
部分は、特開昭58−127542号公報に開示されているよう
に構成されている。より具体的には第7図や第8図によ
って示すように、複数の口出線7は絶縁保護チューブ11
に一括して挿通されフレームブラケット8の孔9から外
部に引き出されている。絶縁保護チューブ11は架設ポリ
エチレン等の樹脂製で口出線7の保護と絶縁を計り、一
端側において縛り糸12で外周が蹄められ口出線7に固定
されている。フレームブラケット8の孔9には絶縁保護
チューブ11が損傷しないようにゴムブッシュ10が装着さ
れている。なお、符号の13は口出線処理のために設けら
れた端子台を、14はコイルエンド処理部の保護チューブ
を示す。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の絶縁保護チューブ11においては、その固
定を縛り糸12による縛り付けといった面倒な作業によっ
て行わなければならないうえ、固定とともに各口出線7
と一体化し全体の柔軟性が低くなるのでその後の配線組
立の操作がしにくくなる。また内部での固定に制約があ
って外部において押さえるような構成にすると絶縁保護
チューブ11が適正位置から抜ける可能性を持つことにな
るなどその固定に関して解決すべき課題を含んでいた。
この考案はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、縛り操作の必要としない抜け防止機能を自体に
備えた機器の組立性も向上する絶縁保護チューブを得る
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る絶縁保護チューブは、フレームの孔に挿
通され、内部に口出線を有する樹脂製のチューブであっ
て、その先端部が折り返されて他の部分よりも拡大され
た輪郭を有する保持部を形成し、この保持部は他の部分
よりも硬質としたものである。
[作用] この考案においては、抜け方向と反対の方に保持部を位
置させて取付ければ、引き出し用の孔等の構造に対し保
持部が引っ掛かり抜けることはない。
また、保持部は他の部分よりも硬質であり、しかも折り
返されているので、チューブ内径自体を拡大して口出線
をばらけさせることなく保護し得る。
[実施例] 第1図〜第6図はいずれも本考案の一実施例を示したも
のである。まず、絶縁保護チューブ1は架橋ポリエチレ
ン等の樹脂チューブであって、その一端には熱変形によ
って半径方向にロール巻き状に拡開させて得られた保持
部2が形成されている。保持部2は他の部分より径が大
きく剛性の高い部分として第1図又は第2図のように端
面の曲げ返し又は巻き込みによって作られる。保持部2
の成形は、第3図に示すような凸部3の周囲に半径方向
に拡開する曲面により形成されたリング状の凹部4を設
けた治具5を加熱手段(図示例は半田ごてである)6に
装着しておいて、樹脂チューブの一端を凸部3にはめこ
むように押し当てるだけの極簡単な操作で済む。治具5
で熱変形された部分は硬化し形状の安定した保持部2と
なる。即ち保持部2は他の部分よりも硬質である。従っ
て、孔9から保持部2が容易に抜けず、しかも保持部2
部分で内径を不用意に広げさせないから、口出線7をば
らけさせずらい。
上記絶縁保護チューブ1の機器への適用は第4図や第5
図並びに第6図に示すとおりである。即ち、電動機のス
テータ部分について示せば、複数の口出線7を一括して
絶縁保護チューブ1に挿通し、フレームブラケット8の
孔9から外部に引き出せばよい。このとき絶縁保護チュ
ーブ1の保持部2は内側に位置させておく。口出線7を
通した絶縁保護チューブ1はフレームブラケット8の孔
9に装着されているゴムブッシュ10の内側に保持部2が
当たることで抜け止め機能を果たす。つまり、絶縁保護
チューブ1の固定に縛り糸は不要で、口出線7と絶縁保
護チューブ1とは挿通した融通の利く状態で配線組立て
できる。従って、狭い部分であっても配線作業はこれま
でより容易である。
[考案の効果] 以上、実施例による説明からも明らかなように本考案の
絶縁保護チューブは、抜け方向と反対の方に保持部を位
置させて取付ければ、引き出し用の孔等の機器側の構造
に対し保持部が引っ掛かり抜けることがなく、縛り操作
が不必要でしかも保持部の内径を不用意に広げず、口出
線をばらけさせないので、機器の組立性も向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はそれぞれ本考案の一実施例としての絶
縁保護チューブの構成を示す平面図、第3図は同じくそ
の保持部の成形治具の一例を示す説明図、第4図と第5
図はそれぞれその適用例を示す説明図、第6図は外部引
き出し部分を拡大して示す説明図、第7図と第8図はそ
れぞれ従来例を示す説明図である。図において、1は絶
縁保護チューブ、2は保持部である。なお、図中同一符
号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム8の孔9に挿通され、内部に口出
    線7を有する樹脂製のチューブ1であって、その先端部
    が折り返されて他の部分よりも拡大された輪郭を有する
    保持部2を形成し、この保持部2は他の部分よりも硬質
    であることを特徴とする絶縁保護チューブ。
JP1988024087U 1988-02-25 1988-02-25 絶縁保護チューブ Expired - Lifetime JPH0723851Y2 (ja)

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JP1988024087U JPH0723851Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25 絶縁保護チューブ

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JPH01129723U JPH01129723U (ja) 1989-09-04
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JPS60137479U (ja) * 1984-02-22 1985-09-11 松下電器産業株式会社 多極平行電線の固定装置
JPS60181865U (ja) * 1984-05-14 1985-12-03 福宝工業株式会社 熱収縮性プラスチツクスリ−ブ

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