JPH07237346A - インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置

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JPH07237346A
JPH07237346A JP6055296A JP5529694A JPH07237346A JP H07237346 A JPH07237346 A JP H07237346A JP 6055296 A JP6055296 A JP 6055296A JP 5529694 A JP5529694 A JP 5529694A JP H07237346 A JPH07237346 A JP H07237346A
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JP
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recording
head
black
ink
scan
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JP6055296A
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English (en)
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Masami Furuya
雅巳 古屋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄なウェイト時間を必要とすることもなく
高画質な記録結果を得ることのできるインクジェット記
録方法及びインクジェット記録装置を提供する。 【構成】 まず、1スキャン目では、カラー用記録ヘッ
ドからシアンの記録が行なわれる。これと同時に、ブラ
ック用記録ヘッドから、ブラックを記録するためのデー
タのうち、総ドット数の約50%分だけの記録が行なわ
れる。2スキャン目では、1スキャン目でシアンとブラ
ックの50%分の記録が行なわれた領域に、マゼンタ
と、ブラックの残り50%分の記録が行なわれ、さらに
3スキャン目で、イエローの記録が行なわれる。このよ
うに、3スキャンにより、シアン、マゼンタ、イエロー
の各色と、ブラックが100%記録され、フルカラーの
記録を行なうことができる。ブラックのみの記録の場合
には、分割せずに1スキャンで記録を行なうように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像をドットで形成す
る記録方式において、複数色の記録色で記録を行なうイ
ンクジェット記録方法およびインクジェット記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数色のインクを用い、カラ
ー記録を行なうインクジェット記録装置が開発されてい
る。カラー記録を行なう際に、同時に複数色のインクに
よる記録を行なうと、被記録媒体にインクが吸収される
までの間に、隣接したドットの他の色のインクと混色を
引き起こしたり、滲みの原因となるという問題がある。
そのため、例えば、特開平2−4523号公報に記載さ
れている発明のように、それぞれの色による記録を行な
うスキャンを、使用する色数だけ繰り返し行ない、色間
で時間差を設けて印字を行なうものがある。しかし、こ
のような色別にスキャンを行なう記録方法では、記録時
間の低下を招く。
【0003】使用するインクとして、速乾性インクを用
いることによって、色ごとにスキャンを分けるなどとい
った時間差等を設けずに、記録を行なうことができる。
この場合、混色や滲みといった画質の劣化を招かなくて
も済むが、例えば、ブラックのインクを用いた場合、物
性上インクの濃度が出にくく、遅乾性インクに比べてか
なり劣ってしまう。このため、例えば、特開平3−41
171号公報等に記載されているように、ブラックのイ
ンクとしては、その濃度を向上させるため、遅乾性イン
クを使用し、他の色のインクとして速乾性インクを用い
ることが考えられている。しかし、この場合にも、遅乾
性インクと速乾性インクとの混色や滲み等を防ぐため、
遅乾性インクの記録と速乾性インクの記録との間に時間
差を設けて記録を行なう必要があり、同様に印字時間の
低下を招いてしまう。
【0004】すでに提案した特願平5−248178号
「カラー画像処理方法及びその装置」では、遅乾性イン
クにより記録すべき部分の一部を速乾性インクを用いて
記録、あるいは、遅乾性インクと速乾性インクを同一ド
ットに記録することにより、遅乾性インクと速乾性イン
クとの混色及び滲みを解決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した出
願とは別の方法及び構成により、無駄なウェイト時間を
必要とすることもなく高画質な記録結果を得ることので
きるインクジェット記録方法及びインクジェット記録装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、記録情報に従って遅乾性インクと
速乾性インクにより記録を行なうインクジェット記録方
法において、遅乾性インクによる記録は、1スキャン分
の記録を複数回のスキャンに分け、速乾性インクによる
記録とともに行なうことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明においては、記録情
報に従って遅乾性インクと速乾性インクにより記録を行
なうインクジェット記録方法において、記録情報が遅乾
性インクと速乾性インクの両方を用いて記録を行なうか
否かを判定し、両方を用いて記録を行なう場合には、遅
乾性インクによる記録は、1スキャン分の記録を複数回
のスキャンに分け、速乾性インクによる記録とともに行
ない、一方のみを用いて記録を行なう場合には、1スキ
ャンにより1スキャン分の記録を行なうことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項3に記載の発明においては、記録情
報にしたがってインクを被記録媒体に対して噴射するこ
とにより記録を行なうインクジェット記録装置におい
て、遅乾性インクを吐出する第1のヘッドと、該第1の
ヘッドと並列に設けられ速乾性インクを吐出する第2の
ヘッドと、前記第1のヘッドにより記録を行なうための
1スキャン分の記録情報から複数回のスキャンにより記
録を行なうための記録情報を生成し前記第1のヘッドに
よる記録を複数回のスキャンで前記第2のヘッドによる
記録とともに行なうように制御する制御手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明においては、記録情
報にしたがってインクを被記録媒体に対して噴射するこ
とにより記録を行なうインクジェット記録装置におい
て、遅乾性インクを吐出する第1のヘッドと、該第1の
ヘッドと並列に設けられ速乾性インクを吐出する第2の
ヘッドと、記録情報が遅乾性インクと速乾性インクの両
方を用いて記録を行なうか否かを判定し両方を用いて記
録を行なう場合には前記第1のヘッドにより記録を行な
うための1スキャン分の記録情報から複数回のスキャン
により記録を行なうための記録情報を生成し前記第1の
ヘッドによる記録を複数回のスキャンで前記第2のヘッ
ドによる記録とともに行なうように制御し一方のみを用
いて記録を行なう場合には1スキャン分の記録を1スキ
ャンにより行なうように制御する制御手段を有すること
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、遅乾性インクによる記録は、
1スキャン分の記録を複数回のスキャンに分けて行な
う。遅乾性インクは、被記録媒体に吸収されるまでに時
間がかかるので、その間に隣接したドットが連結し、記
録濃度が不均一となり画質が低下する。遅乾性インクに
よる記録をなるべく隣接したドットを記録しないように
複数回に分けて記録することにより、ドット間の連結を
防止し、記録濃度を一定として画質を向上させることが
できる。このとき、同じスキャンにより記録を行なう遅
乾性インクのドットと速乾性インクのドットが連結する
可能性があるが、遅乾性インクによる記録を複数回に分
けているので、遅乾性インクと速乾性インクの境界に連
続して発生する可能性は小さく、色境界での混色、滲み
等の画質劣化を低減することができる。遅乾性インクと
しては、例えば、ブラックを用い、速乾性インクとして
は、例えば、シアン、マゼンタ、イエローの各色を用い
ることができる。
【0011】また、請求項2または4に記載の発明にお
いて、遅乾性インクのみで記録を行なう場合には、他の
色との混色、滲みの可能性がないので、1スキャン分の
記録情報は分割せずに1スキャンにより記録を行なうこ
とにより、高速な記録を行なうことができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のインクジェット記録装置の
一実施例を示す概略構成図である。図中、1はキャリッ
ジ駆動モータ、2はタイミングベルト、3は記録ヘッ
ド、4はキャリッジ、5はインクタンク、6はキャリッ
ジガイド、7はケーブル、8は記録用紙、9は紙送りモ
ータ、10はフィードロールである。キャリッジ4は、
記録ヘッド3を搭載し、キャリッジガイド6を摺動し
て、図示矢印Hの主走査方向に往復移動する。キャリッ
ジ4の移動は、キャリッジ駆動モータ1によって駆動さ
れるタイミングベルト2によって行なわれる。記録ヘッ
ド3は、この実施例では2個が、主走査方向に配列され
ている。1個はブラックを記録するためのものであり、
もう1個はシアン、マゼンタ、イエローの各色を記録す
るためのものである。ブラックは遅乾性のインクが用い
られている。また、シアン、マゼンタ、イエローの各色
は速乾性のインクが用いられている。記録ヘッド3に
は、ケーブル7が導入されており、ヒーターへの給電
や、駆動回路への信号の伝送を行なう。また、それぞれ
の記録ヘッド3にインクタンク5が取り付けられ、各色
のインクを供給する。各記録ヘッド3には、複数のノズ
ルが配置されており、供給されたインクがノズルから吐
出され、記録が行なわれる。記録用紙8は、紙送りモー
タ9によって回転駆動されるフィードロール10によ
り、図示矢印Pの方向に駆動され、副走査が行なわれ
る。
【0013】図2は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例における制御系を示すブロック図である。図
中、21はCPU、22はI/Fドライバー、23はR
OM、24はRAM、25、26はモータドライバー、
27は印字タイミング生成回路、28はセンサ部、29
はコントロールパネル、30はヘッドドライバー、31
はホスト装置、32はキャリッジモータ、33は紙送り
モータ、34はヘッドである。CPU21は、ROM2
3に格納されている制御手順やデータ、あるいは用紙検
出センサなど、センサ部28による検出データ等に従
い、RAM24を用いながら、記録装置各部を制御す
る。また、CPU21は、I/Fドライバー22を介し
てコンピュータ等のホスト装置31に接続されており、
ホスト装置31から送られてくる記録データをRAM2
4に格納し、ホスト装置31からのコマンドなどの指令
信号や記録情報信号を解読しながら記録動作を制御す
る。RAM24は、CPU21の作業領域を有している
ほか、記録すべきデータがドット展開されて格納される
1走査分の帯状領域に対応する領域を有している。モー
タドライバー25、26、ヘッドドライバー30は、C
PU21の指示に従い、それぞれ、キャリッジモータ3
2、紙送りモータ33、ヘッド34を制御する。印字タ
イミング生成回路27は、CPU21からの指示に基づ
き、ヘッド34からインクを吐出するためのタイミング
信号を生成し、ヘッドドライバー30へ供給する。セン
サ部28は、温度やインク量、用紙の有無など、装置各
部の検知を行ない、CPU21に伝える。コントロール
パネル29には、装置の状態を表示するとともに、利用
者からの指示が入力される。
【0014】図3は、キャリッジ付近の一例を示す概略
図である。図中、11はエンコーダフィルムである。図
1で説明したように、キャリッジ4は、インクタンク5
が載置された記録ヘッド3を搭載し、キャリッジガイド
6(図1)上を摺動する。キャリッジの移動経路には、
エンコーダフィルム11が設けられており、エンコーダ
フィルム11に接するようにキャリッジ4が移動する。
エンコーダフィルム11には、白と黒の領域が交互に設
けられている。キャリッジ4上には、エンコーダフィル
ム11の白黒を検出するための図示しない検出器が設置
してある。キャリッジ4の移動に伴い、この検出器がエ
ンコーダフィルム11上の白黒を検出し、そのエッジを
検出してカウントすることにより、キャリッジ4の正確
な移動量を検出することができる。また、白黒のエッジ
のタイミングを基準に印字タイミング生成回路27に
て、印字タイミング信号が作られる。
【0015】図4は、記録ヘッドの一例を示す概略図で
ある。図中、12はノズル、13はブラック用記録ヘッ
ド、14はカラー用記録ヘッドである。図4(A)は、
遅乾性インクを使用したブラック用の記録ヘッドの一例
を示している。このブラック用記録ヘッド13には、例
えば、128本のノズル12が形成されている。図4
(B)は、速乾性インクを使用したカラー用の記録ヘッ
ドの一例を示している。図4(B)では、シアン、マゼ
ンタ、イエローの3色のインクを吐出するノズル12が
直列に一体に配置された構造となっている。カラー用記
録ヘッド14上には、例えば、各色ごとに42本のノズ
ル12が配置されている。図4(B)に示したカラー用
記録ヘッド14では、ブラック用記録ヘッド13と同
様、128本のノズルが配置されたヘッドを、42本の
ノズルごとに分割して使用できる構造のものを用いるこ
とができる。残りの2本のノズルは、図4(B)では、
両端に配置しているが、例えば、各色の間に設け、ヘッ
ド面での混色を防止するように構成することも可能であ
る。各色の配置の順は適宜変更可能である。また、各ヘ
ッドのノズル数なども、任意に変更可能である。図4
(A)及び(B)に示した2つのヘッドは、図4(C)
に示すように、並列に設けられる。図中のBKはブラッ
クを、Cはシアンを、Mはマゼンタを、Yはイエローを
それぞれ示している。以下の説明でも同様である。
【0016】図5は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例における記録動作の一例の概略説明図であ
る。図5(A)は各スキャンの際に用紙に記録する色を
示しており、図5(B)は用紙のある記録領域にスキャ
ンを重ねるごとに記録されてゆく色を示している。以下
の例では、ブラックの記録を50%ずつ2回のスキャン
に分けて記録する場合を示している。
【0017】図5(A)では、用紙は下から上へ向かっ
て送られる。このとき、図4に示したような記録ヘッド
を用いる。この例では、カラー用記録ヘッドは、それぞ
れの色ごとに42本のノズルに区分されているので、紙
送りも42ドット分ずつ行なわれる。カラー用記録ヘッ
ドに配置された各色の順は、図5(A)に示すように、
例えば、シアン、マゼンタ、イエローの順とする。
【0018】まず、1スキャン目では、カラー用記録ヘ
ッドからシアンの記録が行なわれる。これと同時に、ブ
ラック用記録ヘッドから、ブラックを記録するためのデ
ータのうち、総ドット数の約50%分だけの記録が行な
われる。そして、42ドット分の紙送りが行なわれる。
【0019】2スキャン目では、1スキャン目でシアン
とブラックの50%分の記録が行なわれた領域に、マゼ
ンタと、ブラックの残り50%分の記録が行なわれる。
それとともに、1スキャン目で記録を行なった領域に隣
接する領域に対して、シアンと、ブラックの50%分の
記録が行なわれる。
【0020】3スキャン目では、1スキャン目でシアン
とブラックの50%分の記録が行なわれ、2スキャン目
でマゼンタとブラックの残り50%分の記録が行なわれ
た領域に、イエローの記録が行なわれる。また、2スキ
ャン目でシアンとブラックの50%分の記録が行なわれ
た領域にマゼンタとブラックの残り50%分の記録が行
なわれる。さらに、その領域に隣接する領域に、シアン
とブラックの50%分の記録が行なわれる。
【0021】このように、3スキャンにより、シアン、
マゼンタ、イエローの各色と、ブラックが100%記録
され、フルカラーの記録を行なうことができる。このと
き、ブラックのためのスキャンは行なっておらず、高速
化を図っている。また、ブラックは遅乾性のインクが使
用されるが、2スキャンに分割して記録され、1スキャ
ン目のドットのインクがある程度用紙に浸透し、乾燥し
てから2スキャン目のドットが記録されるので、ドット
が結合することにより発生する濃度むらを低減し、記録
品質を向上させることができる。同時に記録されるシア
ンまたはマゼンタとは、ドットが結合し、混色する可能
性があるが、カラー用のインクは速乾性のものを用いて
おり、ドットの結合はそれほど発生しない。また、ブラ
ックを50%しか記録しないので、特定色とのドットの
結合の確率は減少し、滲み等を減少させることができ
る。
【0022】上述の例では、ブラックの記録をシアンと
マゼンタに同期して記録している。これに限らず、マゼ
ンタとイエロー、シアンとイエローなどの組合わせに同
期して記録した場合が良いこともあり、インクの特性に
合わせて選定すればよい。このとき、混色を起こしにく
い組み合わせとすることが望ましい。
【0023】図6は、ブラックの記録方法の一例の説明
図である。ブラックの記録方法としては、例えば、図6
(A),(B)に示すように、ノズルの偶数番目と奇数
番目に分け、2スキャンで記録する方法がある。また、
図6(C),(D)に示すように、千鳥状にドットを分
け、2スキャンで記録する方法を用いることもできる。
図6において、実線のドットが記録するドットである。
例えば、1スキャン目に図6(A)や図6(C)に示す
ドットを記録し、2スキャン目に図6(B)や図6
(D)に示すドットを記録することができる。もちろ
ん、逆でもよい。この2つのパターンを比較すると、図
6(A),(B)よりも図6(C),(D)に示したパ
ターンの方が隣接するドットがないので、ドットの連結
が発生しにくく、より良質の画像を得ることができる。
【0024】図7は、ヘッドドライバーの一部の例を示
す回路図である。図中、13はブラック用記録ヘッド、
14はカラー用記録ヘッド、51は50%フィルタ、5
2,53はヘッドコントローラである。図5で説明した
ように、ブラックの記録を50%ずつ2スキャンに分け
て記録を行なう場合の回路例を図6に示している。
【0025】記録すべきデータは、シアン、マゼンタ、
イエロー、ブラックの各色ごとに入力される。このと
き、シアン、マゼンタ、イエローの各色の記録データ
は、それぞれこの順に隣接した別の領域の記録データで
ある。また、ブラックの記録データは、図5に示したよ
うな記録方法の場合には、シアンとマゼンタが記録され
る2つの領域の記録データである。
【0026】シアン、マゼンタ、イエローの各色の記録
データは、ヘッドコントローラ53に入力される。ヘッ
ドコントローラ53には、さらに印字タイミング信号が
入力され、この印字タイミング信号に同期して記録デー
タに従ってカラー用記録ヘッド14で記録が行なわれ
る。
【0027】ブラックの記録データは、50%フィルタ
51に入力される。50%フィルタ51には、さらに、
制御信号THINHと制御信号EVENHとが入力され
ている。制御信号THINHは、50%フィルタ51を
動作させるか否かを決定する信号であり、例えば、
‘H’の場合に50%フィルタを動作させ、‘L’の場
合に動作を停止させるように制御することができる。制
御信号EVENHは、50%フィルタ51の動作内容、
すなわち、どのドットを記録してどのドットを記録しな
いように制御するかを選択するための信号である。例え
ば、図6(A),(B)に示したように、ノズルの偶数
番目と奇数番目に分け、2スキャンで記録する方法を採
用する場合には、例えば‘H’で、奇数番目のノズルを
用いて記録を行ない、‘L’で偶数番目のノズルを用い
て記録を行なうように制御することができる。この場
合、隣接する記録領域で奇数番目のドットと偶数番目の
ドットとの記録順序が入れ替わることになる。もちろ
ん、逆の論理としてもよいし、図6(C),(D)に示
したような千鳥配列の記録を行なう場合にも、2つのパ
ターンを選択してフィルタをかけることもできる。1ス
キャン目に対応するドットを記録するノズルについて
は、例えば、偶数番目のノズルを選択し、2スキャン目
に対応するドットを記録するノズルについては、例え
ば、奇数番目のノズルを選択するようにフィルタをかけ
ることもできる。この場合には、フィルタをかけるパタ
ーンは一定となるので、制御信号EVENHはなくても
よい。あるいは、奇数偶数のパターンと千鳥パターンな
ど、パターンを切り換える信号として用いてもよい。
【0028】50%フィルタ51で間引かれたブラック
の記録データは、ヘッドコントローラ52に入力され
る。ヘッドコントローラ52には、印字タイミング信号
も入力されており、この印字タイミング信号に同期し
て、間引かれたブラックの記録データに基づいた記録が
ブラック用記録ヘッド13により行なわれる。記録は、
例えば、図5に示すような記録方法により記録を行なう
場合には、シアンとマゼンタが記録される領域に対応し
た84本のノズルを用いて行なうことができる。
【0029】ブラックのみにより記録を行なう場合に
は、他の色との滲みは発生しないので、記録の高速化を
重視し、制御信号THINHを‘L’とし、50%フィ
ルタ51を動作させずに1スキャンで100%のブラッ
クのドットを記録することが可能である。この場合、ブ
ラック用記録ヘッド13に設けられているすべてのノズ
ルを用いて記録を行なうことができ、1回のスキャンで
3倍以上の領域に記録を行なう高速記録が可能となる。
もちろん、ブラックのみによる記録の際にも、50%フ
ィルタ51を動作させ、2スキャンで記録を行なうこと
もでき、その場合には、ドットの結合が減少して高品質
の記録を行なうことができる。
【0030】図8、図9は、本発明のインクジェット記
録装置の一実施例における動作の一例を示すフローチャ
ートである。このフローチャートでは、要部のみを示し
ている。記録装置の電源が投入されると、初期設定やウ
ォームアップ動作を行なった後、記録データの受信待ち
状態となる。S61において記録データを受信すると、
バッファに格納するとともに、S62でデータ数をカウ
ントする。この受信動作を記録開始の指示を受けるか、
あるいは、バッファが満杯になるまで続ける。S63に
おいて、記録開始の指示あるいはバッファの満杯状態が
検出されると、S64で記録ヘッドの温度を検出し、S
65で例えば、記録ヘッドの温度に応じたスキャン速度
などの基準値を設定する。S66において、記録データ
がブラックとそれ以外の色の記録データが混在している
か否かを判定し、もし、ブラックとそれ以外の色が混在
している場合には、S67において、ブラックを複数回
のスキャンに分けて記録を行なうためのフラグをセット
する。そして、S68において、図9に示すようにして
実際の記録を行なう。
【0031】図9において、まず、S71でブラックを
複数回のスキャンに分けて記録を行なうか否かをフラグ
を参照して判定する。ブラックを複数回のスキャンで記
録する場合には、S72で制御信号THINHを‘H’
にセットし、図7の50%フィルタ51を動作可能状態
とする。また、S73で制御信号EVENHを‘H’に
セットし、例えば、ノズルの奇数番目を記録する。S7
4で記録領域分だけ紙送りを行なった後、今度はS75
で制御信号EVENHを‘L’にセットし、例えば、ノ
ズルの偶数番目を記録し、S76で記録領域分だけの紙
送りを行なう。この動作を繰り返し行なうことになる。
【0032】S71において、フラグがセットされてい
ない場合には、ブラックのみの記録を行なうモードであ
るので、S77で制御信号THINHを‘L’にセット
し、図7の50%フィルタ51を動作させず、記録デー
タのままの記録を行なう。そして、S76でブラックの
記録幅分の紙送りが行なわれる。この動作を繰り返し行
なうことになる。
【0033】このような動作を行なうことにより、フル
カラーの記録を行なう場合には、画質を優先した記録動
作を行ない、ブラックのみによる記録を行なう場合に
は、高速な記録動作を行なうことができる。記録データ
としては、ブラックのみの場合が多く、この高速記録モ
ードを備えることは有効である。
【0034】図10は、本発明のインクジェット記録装
置の一実施例における記録動作の別の例の概略説明図で
ある。図5の例と同様に、図10(A)は各スキャンの
際に用紙に記録する色を示しており、図10(B)は用
紙のある記録領域にスキャンを重ねるごとに記録されて
ゆく色を示している。この例では、ブラックの記録を1
/3ずつ、すなわち、約33%ずつ3回のスキャンに分
けて記録する場合を示している。この例においても、図
4に示した記録ヘッドを用い、用紙が下から上へ向かっ
て送られる場合について説明する。
【0035】まず、1スキャン目では、カラー用記録ヘ
ッドからシアンの記録が行なわれる。これと同時に、ブ
ラック用記録ヘッドから、ブラックを記録するためのデ
ータのうち、総ドット数の約33%分だけの記録が行な
われる。そして、42ドット分の紙送りが行なわれる。
【0036】2スキャン目では、1スキャン目でシアン
とブラックの約33%分の記録が行なわれた領域に、マ
ゼンタと、ブラックの別の約33%分の記録が行なわれ
る。それとともに、1スキャン目で記録を行なった領域
に隣接する領域に対して、シアンと、ブラックの約33
%分の記録が行なわれる。
【0037】3スキャン目では、1スキャン目でシアン
とブラックの約33%分の記録が行なわれ、2スキャン
目でマゼンタとブラックの別の約33%分の記録が行な
われた領域に、イエローと、ブラックの残りの約33%
分の記録が行なわれる。また、2スキャン目でシアンと
ブラックの約33%分の記録が行なわれた領域に、マゼ
ンタとブラックの別の約33%分の記録が行なわれる。
さらに、その領域に隣接する領域に、シアンと、ブラッ
クの約33%分の記録が行なわれる。
【0038】このように、3スキャンにより、シアン、
マゼンタ、イエローの各色と、ブラックが100%記録
され、フルカラーの記録を行なうことができる。このと
き、ブラックのためのスキャンは行なっておらず、高速
化を図っている。また、遅乾性のインクが使用されたブ
ラックの記録ドットの結合も減少し、さらに、他の色と
の記録ドットの結合による滲みも減少して、高画質の記
録画像を得ることができる。
【0039】図11は、ブラックの記録方法の別の例の
説明図である。ブラックの記録データを3分割する方法
としては、例えば、図11(A),(B),(C)に示
すようなパターンに分割することができる。このような
パターンでは、隣接するドットが同時に記録されること
はなく、ブラックのドット同士の結合を減少させること
ができ、良質の画像を得ることができる。もちろん、他
のパターンでもよく、例えば、ノズルに付与した番号の
3の剰余により3分割し、3回に分けて記録するように
構成することも可能である。
【0040】上述の説明では、シアン、マゼンタ、イエ
ローの各色のヘッドを直列に一体に形成したが、これら
の色のヘッドを並列に設け、さらにブラック用の記録ヘ
ッドと並列に構成したヘッドを用いてもよい。このと
き、4色の各ヘッドは同一の領域に同時に記録可能とな
るが、混色を防止し、高画質を得るために、上述のよう
に、シアン、マゼンタ、イエローをそれぞれ別のスキャ
ンにより記録するとともに、ブラックを2回あるいは3
回に分割して他の色とともに記録することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スループットを低下させることなく、色境界
での滲みなどの画質劣化を減少させるとともに、ブラッ
クの部分での濃度むらを減少させ、高品質な記録画像を
得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
における制御系を示すブロック図である。
【図3】 キャリッジ付近の一例を示す概略図である。
【図4】 記録ヘッドの一例を示す概略図である。
【図5】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
における記録動作の一例の概略説明図である。
【図6】 ブラックの記録方法の一例の説明図である。
【図7】 ヘッドドライバーの一部の例を示す回路図で
ある。
【図8】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
における動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】 記録動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図10】 本発明のインクジェット記録装置の一実施
例における記録動作の別の例の概略説明図である。
【図11】 ブラックの記録方法の別の例の説明図であ
る。
【符号の説明】 1…キャリッジ駆動モータ、2…タイミングベルト、3
…記録ヘッド、4…キャリッジ、5…インクタンク、6
…キャリッジガイド、7…ケーブル、8…記録用紙、9
…紙送りモータ、10…フィードロール、11…エンコ
ーダフィルム、12…ノズル、13…ブラック用記録ヘ
ッド、14…カラー用記録ヘッド、21…CPU、22
…I/Fドライバー、23…ROM、24…RAM、2
5,26…モータドライバー、27…印字タイミング生
成回路、28…センサ部、29…コントロールパネル、
30…ヘッドドライバー、31…ホスト装置、32…キ
ャリッジモータ、33…紙送りモータ、34…ヘッド、
51…50%フィルタ、52,53…ヘッドコントロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/13 B41J 3/04 104 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に従って遅乾性インクと速乾性
    インクにより記録を行なうインクジェット記録方法にお
    いて、遅乾性インクによる記録は、1スキャン分の記録
    を複数回のスキャンに分け、速乾性インクによる記録と
    ともに行なうことを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  2. 【請求項2】 記録情報に従って遅乾性インクと速乾性
    インクにより記録を行なうインクジェット記録方法にお
    いて、記録情報が遅乾性インクと速乾性インクの両方を
    用いて記録を行なうか否かを判定し、両方を用いて記録
    を行なう場合には、遅乾性インクによる記録は、1スキ
    ャン分の記録を複数回のスキャンに分け、速乾性インク
    による記録とともに行ない、一方のみを用いて記録を行
    なう場合には、1スキャンにより1スキャン分の記録を
    行なうことを特徴とするインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 記録情報にしたがってインクを被記録媒
    体に対して噴射することにより記録を行なうインクジェ
    ット記録装置において、遅乾性インクを吐出する第1の
    ヘッドと、該第1のヘッドと並列に設けられ速乾性イン
    クを吐出する第2のヘッドと、前記第1のヘッドにより
    記録を行なうための1スキャン分の記録情報から複数回
    のスキャンにより記録を行なうための記録情報を生成し
    前記第1のヘッドによる記録を複数回のスキャンで前記
    第2のヘッドによる記録とともに行なうように制御する
    制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】 記録情報にしたがってインクを被記録媒
    体に対して噴射することにより記録を行なうインクジェ
    ット記録装置において、遅乾性インクを吐出する第1の
    ヘッドと、該第1のヘッドと並列に設けられ速乾性イン
    クを吐出する第2のヘッドと、記録情報が遅乾性インク
    と速乾性インクの両方を用いて記録を行なうか否かを判
    定し両方を用いて記録を行なう場合には前記第1のヘッ
    ドにより記録を行なうための1スキャン分の記録情報か
    ら複数回のスキャンにより記録を行なうための記録情報
    を生成し前記第1のヘッドによる記録を複数回のスキャ
    ンで前記第2のヘッドによる記録とともに行なうように
    制御し一方のみを用いて記録を行なう場合には1スキャ
    ン分の記録を1スキャンにより行なうように制御する制
    御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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