JP2001096770A - プリント装置及びプリント方法 - Google Patents

プリント装置及びプリント方法

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JP2001096770A
JP2001096770A JP27893699A JP27893699A JP2001096770A JP 2001096770 A JP2001096770 A JP 2001096770A JP 27893699 A JP27893699 A JP 27893699A JP 27893699 A JP27893699 A JP 27893699A JP 2001096770 A JP2001096770 A JP 2001096770A
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督 岩崎
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/14Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction
    • B41J19/142Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction with a reciprocating print head printing in both directions across the paper width
    • B41J19/147Colour shift prevention

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向カラープリントを行っても走査方向に
起因する色むらの発生を軽減すること。 【解決手段】 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)のインクを付与する記録ヘッドを走査方向に対
称的に2組配し、2次色のピクセルに打ち込む色CとM
の順序を対称な順(C→MとM→C)とする。これによ
り、2次色のピクセルにはインクの付与順序が対称とな
るため、往路または復路のいずれの走査でピクセルを形
成しようとも付与順序に違いはなく、従ってインクの付
与順序に起因する色むらの発生を軽減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数色のインクをプ
リント媒体に付与する記録ヘッドを双方向に走査してカ
ラープリントを行う双方向プリント装置及び方法に関
し、特に双方向カラープリントを行う際に生ずる色むら
を軽減することが可能な双方向プリント装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント装置、特にインクジェット方式
のプリント装置に於いてはカラープリントにおける記録
スピードの向上が重要なテーマとなっている。記録スピ
ードの向上の手法としては、記録ヘッドの長尺化の他
に、記録ヘッドの記録(駆動)周波数の向上や双方向プ
リントなどが一般的である。双方向プリントは片方向プ
リントに比較して、同じスループットを得るときに必要
エネルギの分散化が時間的になされているので、トータ
ルシステムとしてはコスト的に有効な手段となってい
る。
【0003】しかし、双方向プリント方式は記録装置、
特に、記録ヘッドの構成によっては各色のインクの打ち
込み順序が主走査の往方向と副方向で異なる為に、バン
ド状の色むらが発生するという原理的な問題を有してい
た。この問題は、インクの打ち込み順序に起因するた
め、以下のとおり、異なる色のドットが少しでも重なる
場合は多かれ少なかれ発色の差として現れるものであ
る。
【0004】プリント媒体上に顔料や染料インク等の色
剤を吐出して画像を形成した場合、先行して記録された
ドットのインクがプリント媒体の表層から内部にかけて
最初にプリント媒体に染着する。次に後続のドットを形
成する為のインクがプリント媒体上の先行して記録され
たドットの上に少なくとも一部が重なる状態で配置され
ると、既に先行するインクで染着されている部分よりも
下方の部分に多くインクが染着する為に、発色として先
行して記録されるインクの発色が強くなる傾向がある。
その為に従来、各色の吐出ノズルが主走査方向に配置さ
れる物に於いては、往復プリントを行うと往走査と副走
査でインクの打ち込み順序が逆転するため、発色の差に
よりバンド状の色むらが発生してしまっていた。
【0005】この現象は、インクのみならずプロセスカ
ラーを形成するワックス系色剤等でも、原理は異なるも
のの、先行、後続の関係に起因して同様に発生してしま
う。
【0006】双方向プリントをサポートするインクジェ
ットプリンタでは、以下のような手法で、この問題を避
けるように構成されていた。 1) 色むらを許容する。又は黒(Bk)のみ双方向プリ
ントする。 2) カラーの各色のノズルを副走査方向に並べる、い
わゆる縦並び構成とする。 3) 往路用ノズルと復路用ノズルを有し、各色の打ち
込み順序が同じになるように往路と復路で使用ノズル又
は使用ヘッドを切り替える(特公平3−77066号公
報参照)。 4) 往路と復路でのプリントされるラスタがインター
レースになるようにプリントし、補完的に記録ラスタ毎
に高い周波数で打ち込み順の差による色むらが発生し、
視覚的に均一に見えるようにする(特公平2−4142
1号公報、特開平7−112534号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術1)は、本質的な解決とはならず、さらにカ
ラー画像が入るとスループットが大きく低下してしまう
欠点を有していた。2)の縦並び構成は打ち込み順は往
路と復路とで同一となるが、記録ヘッドが長尺になって
しまう欠点と、各色の打ち込み時間差による発色の差に
弱いとう別の欠点を有していた。
【0008】3)の方法に於いては、例え同じ基板上に
往路と復路用の記録ヘッドが作り込んであっても全く別
の2組の記録ヘッドを用意していることと等価的には同
じになるので、ヘッド間差と同様のバンド状の色差の大
きい色むらが生じてしまう欠点があった。例えば、デー
タとの干渉で往路側と復路側のデータの比率の違いによ
り、記録ヘッドの昇温度合いが異なっている場合は、記
録ヘッド間で吐出量差が生じ、バンド状の色むらが発生
してしまっていた。
【0009】4)は規則的に高い周波数の色むらとする
ことで、視覚的に色ムラを認識しにくくするものである
ため、プリントデータによっては干渉によりその色差が
強調される場合があった。例えば、1ラスタ毎に色差を
生じさせる構成においては、網掛け等のハーフトーンで
偶数ラスタのみの出現率が高いところと、奇数ラスタの
みの出現率の高いところが往路と復路とで存在すると、
大きな色差を生じてしまっていた。
【0010】そこで、本発明は上述の課題を解決するた
めになされたものであり、双方向カラープリントを行っ
ても走査方向に起因する色むらの発生を軽減することが
可能な双方向プリント装置及び方法を提供することを目
的とする。
【0011】更に、本発明はプリントデータに拘わらず
走査方向に起因する色むらの発生を軽減することが可能
な双方向プリント装置及び方法を提供することを他の目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数色の
インクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成する
プリント装置において、2次色の画素領域に当該2次色
を形成するために付与される複数色のインクのうちのあ
る色のインクの付与順序を他の色のインクに対して対称
とすべく、少なくとも当該ある色のインクを前記画素領
域に複数付与することを特徴とする。
【0013】また、本発明は記録ヘッドを双方向に走査
しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与してカラー
画像を形成するプリント装置において、プロセスカラー
の画素領域に当該プロセスカラーを形成するために付与
される複数色のインクのうちのある色のインクの付与順
序を他の色のインクに対して対称とすべく、少なくとも
当該ある色のインクを前記画素領域に複数付与すること
を特徴とする。
【0014】さらに、本発明は記録ヘッドを双方向に走
査しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与してカラ
ー画像を形成するプリント方法において、2次色の画素
領域に当該2次色を形成するためにある色のインクを付
与する第1工程と、前記ある色の付与後、前記ある色と
相まって前記2次色を形成するため前記画素領域に他の
色のインクを付与する第2工程と、前記他の色のインク
の付与後、前記画素領域に前記ある色を付与する第3工
程とを有することを特徴とする。
【0015】さらにまた、本発明は記録ヘッドを双方向
に走査しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与して
カラー画像を形成するプリント方法において、2次色の
画素領域に当該2次色を形成するためにある色のインク
と、該ある色と相まって前記2次色を形成するため他の
色のインクとを、この順序で前記画素領域に付与する第
1工程と、前記ある色のインクと前記他の色のインクと
を、これとは対称の順序で前記画素領域に付与する第2
工程とを有することを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、2次色を含むプロセス
カラーの画素領域にはインクの付与順序が対称であるも
のが支配的となるため、往路または復路のいずれの走査
で画素領域を形成しようとも付与順序に違いはなく、従
ってインクの付与順序に起因する色むらの発生を軽減す
ることができる。
【0017】ここで、「プリント媒体」とは、一般的な
プリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プ
ラスチック・フィルム、金属板等、インクを受容可能な
ものを意味する。
【0018】また、「インク」とは、上記「プリント」
の定義と同様広く解釈されるべきもので、プリント媒体
上に付与されることによって、画像、模様、パターン等
の形成またはプリント媒体の加工に供され得る液体を意
味する。
【0019】さらに、「画素領域」とは、1または複数
のインクが付与されることにより1次色または2次色を
表現する最小の領域を意味し、ピクセルに限らずスーパ
ーピクセルやサブピクセルを含む。また、画素領域を完
成するのに要する走査の回数は1回に限定されず、複数
回でも良い。
【0020】さらに、「プロセスカラー」とは、2次色
を含み、3色以上のインクをプリント媒体上で混合させ
て発色させた色を意味する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、例
えば、図3に示すように各色の記録ノズルを少なくとも
主走査方向に関して見た場合、対称な順序に配列した構
成となる記録ヘッドを使用する場合に於いて、各ピクセ
ルに対して各色の打ち込み順序が対称な順序になるよう
に各色のノズルからプリント媒体上に着弾させる構成と
した物が好適な実施の形態となる。このような構成の記
録ヘッドを用いてプリントを行う際に、各ピクセルに対
して2次色を含むプロセスカラーを構成する場合、少な
くとも1次色の内の1つのノズルからは複数インクを付
与し、かつ主走査方向に関して見た場合に往走査、復走
査で対称な順序に配置した構成とすることにより、従来
例で発生していた横罫線等の形状データそのものとの同
調やディザ等のハーフトーニングとの同調により発生し
ていた双方向プリントに起因する色むらを改善すること
を可能とした物である。
【0022】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を詳細に説明する。なお、各図において、同一符号で示
す要素はそれぞれ同一または対応する要素を示す。
【0023】図1は、本発明を適用したインク・ジェッ
ト・プリント装置の実施形態における主要部の構成を示
す図である。
【0024】図1において、ヘッド・カートリッジ1が
キャリッジ2に交換可能に搭載されている。ヘッド・カ
ートリッジ1は、プリント・ヘッド部およびインク・タ
ンク部を有し、また、ヘッド部を駆動するための信号な
どを授受するためのコネクタが設けられている(不図
示)。
【0025】ヘッド・カートリッジ1はキャリッジ2に
位置決めして交換可能に搭載されており、キャリッジ2
には、上記コネクターを介して各ヘッド・カートリッジ
1に駆動信号等を伝達するためのコネクタ・ホルダ(電
気接続部)が設けられている。
【0026】キャリッジ2は、主走査方向に延在して装
置本体に設置されたガイド・シャフト3に沿って往復移
動可能に案内支持されている。そして、キャリッジ2は
主走査モータ4によりモータ・プーリ5、従動プーリ6
およびタイミング・ベルト7等の駆動機構を介して駆動
されるとともにその位置及び移動が制御される。また、
ホームポジションセンサ30がキャリッジに設けられて
いる。これにより遮蔽板36の位置をキャリッジ2上の
ホームポジションセンサ30が通過した際に位置を知る
ことが可能となる。
【0027】プリント用紙やプラスチック薄板等のプリ
ント媒体8は給紙モータ35からギアを介してピックア
ップローラ31を回転させることによりオートシートフ
ィーダ(以降ASF)32から一枚ずつ分離給紙され
る。更に搬送ローラ9の回転により、ヘッド・カートリ
ッジ1の吐出口面と対向する位置(プリント部)を通っ
て搬送(副走査)される。搬送ローラ9はLFモータ3
4の回転によりギアを介して行われる。その際、給紙さ
れたかどうかの判定と給紙時の頭出し位置の確定は、ペ
ーパエンドセンサ33をプリント媒体8が通過した時点
で行われる。更に、プリント媒体8の後端が実際にどこ
に有り、実際の後端から現在の記録位置を最終的に割り
出す為にもペーパエンドセンサ33は使用されている。
【0028】なお、プリント媒体8は、プリント部にお
いて平坦なプリント面を形成するように、その裏面をプ
ラテン(不図示)により支持されている。この場合、キ
ャリッジ2に搭載された各ヘッド・カートリッジ1は、
それらの吐出口面がキャリッジ2から下方へ突出して前
記2組の搬送ローラ対の間でプリント媒体8と平行にな
るように保持されている。
【0029】ヘッド・カートリッジ1は例えば、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインク・ジェット・
ヘッド・カートリッジであって、熱エネルギーを発生す
るための電気熱変換体を備えたものである。すなわちヘ
ッド・カートリッジ1のプリント・ヘッドは、上記電気
熱変換体によって印加される熱エネルギーによる膜沸騰
により生じる気泡の圧力を利用して、吐出口よりインク
を吐出してプリントを行うものである。もちろん、圧電
素子によってインクを吐出する等、その他の方式であっ
ても良い。
【0030】図2は、上記インク・ジェット・プリント
装置における制御回路の概略構成例のブロック図を示
す。
【0031】同図において、コントローラ200は主制
御部であり、例えばマイクロ・コンピュータ形態のCP
U201、プログラムや所要のテーブルその他の固定デ
ータを格納したROM203、画像データを展開する領
域や作業用の領域等を設けたRAM205を有する。ホ
スト装置210は、画像データの供給源(プリントに係
る画像等のデータの作成、処理等を行うコンピュータと
する他、画像読み取り用のリーダ部等の形態であっても
よい)である。画像データ、その他のコマンド、ステー
タス信号等は、インタフェース(I/F)212を介し
てコントローラ200と送受信される。
【0032】操作部120は操作者による指示入力を受
容するスイッチ群であり、電源スイッチ222、吸引回
復の起動を指示するための回復スイッチ226等を有す
る。
【0033】センサ群230は装置の状態を検出するた
めのセンサ群であり、上述のホームポジションセンサ3
0、プリント媒体の有無を検出するためのペーパエンド
センサ33、および環境温度を検出するために適宜の部
位に設けられた温度センサ234等を有する。
【0034】ヘッド・ドライバ240は、プリント・デ
ータ等に応じてプリント・ヘッド1の吐出ヒータ25を
駆動するドライバである。ヘッド・ドライバ240は、
プリントデータを吐出ヒータ25の位置に対応させて整
列させるシフト・レジスタ、適宜のタイミングでラッチ
するラッチ回路、駆動タイミング信号に同期して吐出ヒ
ータを作動させる論理回路素子の他、ドット形成位置合
わせのために駆動タイミング(吐出タイミング)を適切
に設定するタイミング設定部等を有する。
【0035】プリント・ヘッド1には、サブヒータ24
2が設けられている。サブヒータ242はインクの吐出
特性を安定させるための温度調整を行うものであり、吐
出ヒータ25と同時にプリント・ヘッド基板上に形成さ
れた形態および/またはプリント・ヘッド本体ないしは
ヘッド・カートリッジに取り付けられる形態とすること
ができる。
【0036】モータ・ドライバ250は主走査モータ4
を駆動するドライバであり、副走査モータ34はプリン
ト媒体8を搬送(副走査)するために用いられるモータ
であり、モータ・ドライバ270はそのドライバであ
る。
【0037】給紙モータ34はプリント媒体8をASF
から分離、給紙するために用いられるモータであり、モ
ータ・ドライバ260はそのドライバである。
【0038】(実施例1)図3は、ヘッド・カートリッ
ジ1の記録ヘッド部の主要部構造を部分的に示す模式図
である。同図において、100はシアンを吐出する第一
の記録ヘッド(以降C1)である。101はマゼンタを
吐出する第一の記録ヘッド(M1)である。102はイ
エローを吐出する第一の記録ヘッド(Y1)である。1
03はイエローを吐出する第二の記録ヘッド(Y2)で
ある。104はマゼンタを吐出する第二の記録ヘッド
(M2)である。105はシアンを吐出する第二の記録
ヘッド(M2)である。更に、この他にBkの記録ヘッド
を加えても良い。
【0039】これら上記の記録ヘッド群を一つとしてヘ
ッドカートリッジ1を構成している。ヘッドカートリッ
ジ1に於いて、これら上記の個々の記録ヘッドは複数の
吐出ノズルを有している。一例として記録ヘッド100
C1に於いて110はシアンの吐出ノズルである。記録
ヘッド101M1に於いて112はマゼンタの吐出ノズ
ルである。記録ヘッド104M2に於いて113はマゼ
ンタの吐出ノズルである。記録ヘッド105C2に於い
て111はシアンの吐出ノズルである。
【0040】個々の記録ヘッドのノズル群は主走査方向
に対してほぼ垂直な方向に配列されている。厳密には吐
出タイミングとの関係で主走査方向に多少斜めに配列さ
れている場合も有る。更に、これらの記録ヘッド群は主
走査方向と同一の方向に配列されている。具体的には図
2の場合は記録ヘッド100C1、101M1、102
Y1、103Y2、104M2、105C2の各々が主
走査方向と同一の方向に配列されている。
【0041】同図の121のドット位置と120のドッ
ト位置は夫々、記録ヘッド100C1の吐出ノズル11
0から吐出されるドットと、記録ヘッド105C2の吐
出ノズル111から吐出されるドットが、ピクセル(画
素)130の領域に対して配置される位置を示してい
る。ここでは、ドット位置120が図の右上の対角位置
を、ドット位置121が左上の対角位置を示している。
また、R1〜R4は各ピクセルを形成する主走査のライ
ン、すなわち、ラスターを示している。ここでは、1ラ
スター、つまり1走査で1ピクセルが形成される。
【0042】図3に示す例は、シアンの一次色をプリン
トした場合を示している。ピクセル130に対してドッ
ト位置120とドット位置121の2つを一つのペアと
してプリントしている状態を示している。この場合、同
図の矢印で示す方向にヘッドカートリッジ1が移動する
場合を往路とすると、往路の場合ピクセル130内に打
ち込まれるドットの順番は記録ヘッド105C2→10
0C1、復路の場合C1→C2となる。但し、一次色の
場合はどちらも同じ色のインクの打ち込みとなる為に、
打ち込み順序による発色の差はこの場合現れない。
【0043】図4は、図3と同一構成のヘッドカートリ
ッジ1を用いてピクセル130のドット位置121に2
つのドットを配置した場合を示す。この場合は図3のピ
クセル130の構成と異なり、ほぼドットが重なったド
ットonドットの構成となっている為に、先行して記録
されたドットの発色が最も強くなるドット配置となって
いる。この場合も一次色であって同一色のドットが配置
されている為に、往路と復路での発色の差は現れない。
【0044】図5は、図3と同一構成のヘッドカートリ
ッジ1を用いてピクセル130のドット位置120,1
21に夫々シアンとマゼンタのドットを配置した場合を
示す。この場合は図3のピクセル130の構成と異な
り、それぞれのピクセル構成に対し各色のインクがドッ
トonドットの構成となっている。例えば二次色として
ブルーを表現する場合にはシアンとマゼンタを用いる
が、ドット位置121で見れば、往路では記録ヘッド1
01M1のマゼンタの吐出ノズル112からのドット、
次に記録ヘッド100C1のシアンの吐出ノズル110
からのドットの順にプリント媒体上に着弾する。前述の
原理からすると、通常は先行して着弾したマゼンタの発
色が優勢な赤紫傾向のドットにドット位置121はな
る。
【0045】同様に、ドット位置120で見れば、往路
では記録ヘッド105C2のシアンの吐出ノズル111
からのドット、次に記録ヘッド104M2のマゼンタの
吐出ノズル113からのドットの順にプリント媒体上に
着弾する。前述の原理からすると、通常は先行して着弾
したシアンの発色が優勢な青紫傾向のドットにドット位
置120はなる。
【0046】今度は逆に復路でのプリントの状態を考え
てみると、記録ヘッド100C1のシアンの吐出ノズル
110からのドット、次に記録ヘッド101M1のマゼ
ンタの吐出ノズル112からのドットの順にプリント媒
体上に着弾する。通常は先行して着弾したシアンの発色
が優勢な赤紫傾向のドットにドット位置121は発色す
る。同様に、120のドット位置で見れば、復路では記
録ヘッド104M2のマゼンタの吐出ノズル113から
のドット、次に記録ヘッド105C2のシアンの吐出ノ
ズル111からのドットの順にプリント媒体上に着弾す
る。通常は先行して着弾したマゼンタの発色が優勢な赤
紫傾向のドットにドット位置120はなる。
【0047】以上のように、常に赤紫傾向のブルーのド
ットと青紫傾向のブルーのドットがペアで使用されてい
ることになる。微視的にはカラム毎に発色に差のあるド
ットが交互に並んでいることになる。これをマクロ的に
ピクセル130で見ると、打ち込み(付与)順としては
往路はC2からのシアンドット、M2からのマゼンタド
ット、M1からのマゼンタドット、C1からのシアンド
ットとなり、復路ではC1からのシアンドット、M1か
らのマゼンタドット、M2からのマゼンタドット、C2
からのシアンドットとなり、打ち込み順が対称なピクセ
ル構成となる。従って、ピクセル単位ではその中間的な
ブルーの発色を均一に発現させることが可能となる。
【0048】上記の様に、本発明の実現の為には、ピク
セルを構成している2次色を形成する各色が順序として
対称的にピクセル内に打ち込まれて形成されていること
が支配的な状態となっていることが重要となる。なお、
本例では2次色としてブルー(シアンとマゼンタ)を例
に挙げたが、レッド(マゼンタとイエロー)やグリーン
(シアンとイエロー)の場合も同様であることは、容易
に理解できよう。さらには、2次色以上のプロセスカラ
ーにおいても、プロセスカラーを形成する各色が順序と
して対称的にピクセル内に打ち込まれていれば同様の効
果を奏することも、容易に理解できよう。
【0049】図6は、図3と同一構成のヘッドカートリ
ッジ1を用いてピクセル130上のドット位置121に
夫々シアンとマゼンタの2つのドットを配置した場合を
示す。この場合、ピクセル構成に対し各色のインクが全
てほぼドットonドットの構成となっている。
【0050】ドット位置121で見れば、往路では記録
ヘッド105C2のシアンの吐出ノズル111からのド
ット、次に記録ヘッド104M2のマゼンタの吐出ノズ
ル113からのドット、次に記録ヘッド101M1のマ
ゼンタの吐出ノズル112からのドット、記録ヘッド1
00C1のシアンの吐出ノズル110からのドットの順
にプリント媒体上に着弾する。復路ではC1からのシア
ンドット、M1からのマゼンタドット、M2からのマゼ
ンタドット、C2からのシアンドットとなり、各色の打
ち込み順が対称なピクセル構成となる。その為、一層ピ
クセル単位ではブルーの発色を均一に発現させることが
可能となる。
【0051】この場合も、重要なことは必ずピクセルを
構成している2次色を形成する各色が順序として対称的
にピクセル内に打ち込まれて形成されていることが支配
的な状態となっている点である。
【0052】図7は本実施形態のプリント装置のデータ
バッファ構造を示す図である。
【0053】同図において、プリンタドライバ211は
図2のホスト装置210において画像データの作成や、
作成したデータをプリント装置に転送するプログラムに
対応する。コントローラ200はプリンタドライバ21
1から供給された画像データを必要に応じて展開し、C
MY各色1bitのデータとして夫々のプリントバッフ
ァ205に書き込まれる。
【0054】その際に、例えばシアンに360dpi、
1bitのデータが書き込まれるとする。この時、本実
施の形態の方式では記録ヘッド100C1用と105C
2用のバッファ205C1、205C2に夫々、1bi
tづつ書き込むように構成されている。それぞれの記録
ヘッドが実際に記録を行うピクセル位置に達したとき
に、それぞれのバッファ上のデータを各記録ヘッド内の
レジスタに読み込み、プリント動作を行う。このような
データとバッファ構成により、2ドットペアで異なる記
録ヘッドからサブピクセル上にプリントを行うことが可
能となる。ここではCMYとしたがもちろんCMYKで
あっても、他の色であっても同様である。
【0055】なお、各プリントバッファ205C1,C
2,M1,M2,Y1,Y2はRAM205内に設けら
れている。
【0056】(実施例2)図8はヘッド・カートリッジ
1の記録ヘッド部の他の実施例として用いられる主要部
構造を部分的に示す模式図である。同図において、構成
要素は図3の記録ヘッド部の構成要素と同様である。た
だし、本実施例で用いられる記録ヘッド部の構成は、図
3とは各色のピクセルを構成するペアーとなる同色の記
録ヘッドの対が副走査方向へ1/2だけ記録ヘッドのノ
ズルのピッチに対してずれている点で相違する構成とな
っている。
【0057】上記の構成において、同図はシアンの一次
色をプリントした場合を示している。ピクセル130に
対してドット位置121とドット位置122の2ドット
を一つのペアとしてプリントしている状態を示してい
る。同図の121のドット位置と122のドット位置は
夫々、記録ヘッド100C1の吐出ノズル110から吐
出されるドットと、記録ヘッド105C2の吐出ノズル
111から吐出されるドットが、ピクセル(画素)13
0の領域に対して配置される位置を示している。ここで
は、ドット位置121が図の左上の対角位置を、ドット
位置122が右下の対角位置を示している。また、R1
1、R12はピクセル130を形成する主走査のライ
ン、すなわち、ラスターを示している。ここでは、2ラ
スターで1ピクセルが形成される。
【0058】この場合、図8の矢印で示す方向にヘッド
カートリッジ1が移動する場合を往路とすると、往路の
場合ピクセル130内に打ち込まれるドットの順番は記
録ヘッド105C2→100C1、復路の場合C1→C
2となる。但し、一次色の場合はどちらも同じ色のイン
クの打ち込みとなる為、打ち込み順序による発色の差は
現れない。同図ではドット位置121とドット位置12
2のドット同士は重なっては示していないが、実際には
図9で示すようにドットは一部オーバーラップしている
のが通常である。
【0059】図10は、図8と同一構成のヘッドカート
リッジ1を用いてピクセル130上のドット位置12
1,123にドットを配置した場合を示す。この場合も
一次色である同一色のドットが配置されている為に、往
路と復路での発色の差は現れない。
【0060】図11は、図8と同一構成のヘッドカート
リッジ1を用いてピクセル130上のドット位置12
1,122に夫々シアンとマゼンタのドットを配置した
場合を示す。この場合は図8のピクセル130の構成と
異なり、それぞれのピクセル構成に対し各色のインクが
ドットonドットの構成となっている。実施例1の図6
と同様に、ピクセル130で見れば常に均一な発色特性
を示すことが可能となる。
【0061】上記の様に、本発明の実現の為には、ピク
セルを構成している2次色を形成する各色が順序として
対称的にピクセル内に打ち込まれて形成されていること
が支配的な状態となっていることが重要となる。なお、
本例では2次色としてブルー(シアンとマゼンタ)を例
に挙げたが、レッド(マゼンタとイエロー)やグリーン
(シアンとイエロー)の場合も同様であることは、容易
に理解できよう。
【0062】図12は、図8と同一構成のヘッドカート
リッジ1を用いてピクセル130のドット位置121と
ドット位置123に各色のインクがドットonドットで
配置された構成を示す。この状態に於いても、図11と
同様にピクセル130で見れば常に均一な発色特性を示
すことが可能となる。
【0063】図13は従来例の方式で双方向プリントを
行った状態を示す。ラスターR1とR5にはブルー(シ
アンとマゼンタ)のドットデータがある配置のハーフト
ーン、乃至、横罫線、ハッチングをプリントした場合の
あるカラムに配置されたドットの色味を示す。
【0064】往路では、マゼンタ(M)インクが先打ち
され、シアン(C)インクが後打されるのに対し、復路
ではその逆となる。このように、往路と復路ではイエロ
ー、マゼンタ、シアンの各ヘッドを対称に配置した記録
ヘッドのみでは、プリントデータによっては色味の差が
まだ生じてしまうことが示されている。
【0065】図14は本発明の実施例2の方式で双方向
プリントを行った状態を示す。1ピクセルを形成するラ
スターR11,R12及びR31,R32にはブルーの
ドットデータがある配置のハーフトーン、乃至、横罫
線、ハッチングをプリントした場合でも、ピクセルに打
ち込み順序が対称となる2組のドットを配置する構成を
取ることにより、ピクセル内での打ち込み順はいずれの
方向でプリントしても常に対称となる為、発色をプリン
ト方向によらず常に同じとすることが可能となる。
【0066】なお、本発明に適用可能な対称形の記録ヘ
ッドの構成は図3や図8に示す構成に限定されるもので
はない。例えば、図15乃至図19に示す各記録ヘッド
の様な構成が考えられるが、本発明の作用効果が発現さ
れる構成であればこれ以外の構成でもよい。
【0067】図15は、図8の構成に加えて、ブラック
(K)のインクを付与するブラック用の記録ヘッドを設
けたものである。ブラックは2次色の形成には一般的に
は用いないので、対称配置にする必要がなく、また、モ
ノクロ記録における記録速度を向上させるためにノズル
の数が他の色のヘッドよりも多く設けられている。
【0068】図16は、図3の構成において、両端にブ
ラック(K)のインクを付与するブラック用の記録ヘッ
ドを追加するとともに、対称中心となるイエロー(Y)
のヘッドを1つとして、構成の簡略化を図ったものであ
る。対称中心の記録ヘッドはいずれの方向でプリントし
ても、常に後打となるためである。なお、この例ではイ
エローを対称中心としたが、これに限定されるものでは
ない。
【0069】図17は、図16の構成においてブラック
(K)用の記録ヘッドを1つのしたものであり、これは
図15と同様の理由である。
【0070】図18は、図3の構成において、対称中心
となるイエローのヘッドを1つとして、構成の簡略化を
図ったものである。
【0071】図19は、図15の構成において、ブラッ
ク用ヘッドの配置を対称中心としたものである。
【0072】(実施例3)上述の実施例1、2では1ピ
クセルを2ドットのペアとし、同色のインクを少なくと
も1色は打ち込み順が対称な順番になるように形成し
た。これらの実施例は、1ピクセルを2ドットのペアで
形成するため、画像濃度を向上させるプリント、例え
ば、OHPシートに画像を形成する場合には好適であ
る。
【0073】実施例3としては、高濃度部は前述の実施
例と同様に同色のインクを少なくとも1色は打ち込み順
が対称な順番になるように形成し、中間調の部分に於い
ては双方向対応の対称形の記録ヘッドを用い、往路用と
復路用で使用する記録ヘッドの組み合わせを変えて使用
するものである。これにより、双方向プリントにおい
て、高濃度部に加えて中間調も表現することが可能とな
る。
【0074】従来から双方向プリントの際に各色の記録
ヘッドを主走査方向に並べた所謂、横並びヘッドを用い
ると、双方向プリントで打ち込み順が往路と復路で異な
り発色が異なることが指摘されていた。そこで、上述の
とおり、特公平3−77066号公報に記載の様に、往
路用記録ヘッドの組み合わせと復路用記録ヘッドを主走
査方向に並べて持ち、夫々打ち込み順が同一になるよう
に完全に切り替えて使用する方法等が提案されてきた。
【0075】本実施例では上述のように高濃度部と低濃
度部で制御方法を切り替え使用する組み合わせを用いる
ものである。従来の完全に往路用と復路用で個別に用い
る方式よりも記録素子の最大記録周波数を1/2にする
ことが可能となる利点を有する。逆に言えば、記録可能
スピードを2倍に引き上げることを可能とした物であ
る。
【0076】画像データをメモリ上のフルアドレスに格
納し、フルベタをプリントする場合、従来の場合は往路
は往路用、復路は復路用でプリントしていたため、フル
アドレスにドットを配置できるだけの記録周波数を記録
素子に具備させる必要が有った。従来方式であれば最大
濃度をフルアドレスに配置できずに最大濃度を落とす
か、プリント速度を落とさなければならなかった。
【0077】本実施例の方式では低濃度部のみ往路用、
復路用で個別にプリントを行い、高濃度部は双方の記録
素子を用いて記録を行う為に、最大でもフルアドレスに
対して1/2の記録周波数で済むことになる。低濃度部
においては双方向ムラが発生する場合もあるが、従来例
よりも最大濃度近傍での画像ムラは大きく改善され且
つ、大幅なスピードアップが達成される為に非常に有効
な手段となり得る。
【0078】なお、中間調を表現する手法としては、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0079】(実施例4)本発明の思想を展開させる
と、双方向プリント対応の対称形の形状の記録ヘッドを
用いない場合であっても、双方向プリントにおける色む
らの軽減を図ることが可能となる。すなわち、1パス双
方向プリントに代えて、1画素領域を複数回の走査で完
成させるマルチパスプリントを適用することで、上記実
施例と同様の思想を展開することが可能である。
【0080】一例としてC,M,Yの各記録素子が横並び
の記録ヘッドで双方向のマルチパスプリントをした場合
について説明する。図20に従来例、図21に本発明の
実施例を示す。いずれの場合も、往路方向に記録ヘッド
を走査した後、記録素子数の半分(ここでは、2)±1
/2記録素子分のピッチ、1.5記録素子ピッチと2.
5記録素子ピッチで記録ヘッドを副走査方向に相対的に
移動させ、その後復路方に記録ヘッドを走査してマルチ
パスプリントを行っている。
【0081】図20の従来例に於いては、往路のプリン
トではラスターR1、R3にブルーのドットデータがあ
る配置と復路のプリントではラスターR6にブルーのド
ットデータがある配置であるため、走査方向によってプ
リントデータとの干渉によりどちらの打ち込み順のデー
タが多く発生するかが左右されてしまい、色むらが発生
してしまう。ディザパターン等でデータを往路でプリン
トするか復路でプリントするかの振り分けが均等になら
ない場合、発色が偏る結果となる。
【0082】図21は本発明の実施形態の一例を示す物
である。本例では、1ピクセルはラスターR11,R1
2またはR21,22で構成させている。即ち、往路で
プリントするドットと復路でプリントするドットをペア
ーとしてピクセルを構成させることにより、プリントデ
ータに拘わらず、双方向プリント時に均質な発色を可能
とした物である。
【0083】なお、図20と図21では往復プリント時
のドットがインターレース(1/2ピッチずれた配置)
で配置された場合を示しているが、お互いに補完される
間引きマスクを用いてドットピッチと同じラスター上に
ドットを配置するタイプのマルチパスプリントでも原理
的には同様である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
双方向プリントを行う際に生じていたインクの付与順序
に起因する色むらの発生を、データに依存することなく
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るインク・ジェット
・プリント装置の概略構成を示す図である。
【図2】プリント装置の制御回路の構成を示すブロック
図である。
【図3】実施例1の記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピ
クセルの構成の一例を示す図である。
【図4】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの構
成の他の例を示す図である。
【図5】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの構
成の更に他の例を示す図である。
【図6】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの構
成の更に他の例を示す図である。
【図7】本発明におけるプリントデータのバッファー構
成を示すブロック図である。
【図8】実施例2の記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピ
クセルの構成の一例を示す図である。
【図9】ピクセルの構成におけるドットの重なり具合を
示す図である。
【図10】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの
構成の他の例を示す図である。
【図11】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの
構成の更に他の例を示す図である。
【図12】記録ヘッドと吐出ノズルの配置とピクセルの
構成の更に他の例を示す図である。
【図13】従来例における双方向プリントでのデータの
干渉による色むらの発生原理を示す図である。
【図14】本発明における双方向プリントでのデータの
干渉による色むらの抑制原理を示す図である。
【図15】記録ヘッドと吐出ノズルの配置の他の例を示
す図である。
【図16】記録ヘッドと吐出ノズルの配置の更に他の例
を示す図である。
【図17】記録ヘッドと吐出ノズルの配置の更に他の例
を示す図である。
【図18】記録ヘッドと吐出ノズルの配置の更に他の例
を示す図である。
【図19】記録ヘッドと吐出ノズルの配置の更に他の例
を示す図である。
【図20】従来の記録データと往路走査、復路走査の同
調を説明するための図である。
【図21】実施例4の双方向マルチパスプリントの例を
示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッド・カートリッジ 2 キャリッジ 200 コントローラ 201 CPU 203 ROM 205 RAM 210 ホスト装置 240 ヘッド・ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 財士 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 筑間 聡行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA11 EC74 ED05 EE03 EE10 EE13 FA03 FA11 HA07 2C057 AF91 AG12 AG46 DA05 DA06 DB01 DB03 DC08 5C074 AA10 BB16 DD08 DD24 FF15 HH02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数色
    のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成す
    るプリント装置において、 2次色の画素領域に当該2次色を形成するために付与さ
    れる複数色のインクのうちのある色のインクの付与順序
    を他の色のインクに対して対称とすべく、少なくとも当
    該ある色のインクを前記画素領域に複数付与することを
    特徴とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記他のインクを前記画素領域に複数付
    与することを特徴とする請求項1記載のプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記画素領域に付与された複数色のイン
    クによるドットは、その全ての重心がほぼ一致している
    ことを特徴とする請求項1記載のプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記画素領域に付与された複数色のイン
    クによるドットは、その少なくとも一部が重なっている
    ことを特徴とする請求項1記載のプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記ある色のインクと前記他の色のイン
    クの付与順序の異なる2次色のドットが前記画素領域に
    複数配されることを特徴とする請求項2記載のプリント
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、前記ある色のインク
    を付与する記録素子が前記他の色のインクを付与する記
    録素子と走査方向に対して対称となるよう複数配される
    ことを特徴とする請求項1記載のプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは少なくともシアン、マ
    ゼンタ、イエローのインクを付与する記録素子を有し、
    いずれかの色に対応する記録素子に対して他の色に対応
    する記録素子が走査方向に対称に配されることを特徴と
    する請求項6記載のプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは少なくともシアン、マ
    ゼンタ、イエローのインクを付与する記録素子が走査方
    向に対称的に2組配されることを特徴とする請求項6記
    載のプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドはブラックのインクを付
    与する記録素子がさらに配されることを特徴とする請求
    項7または8記載のプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記画素領域に付与される複数色のイ
    ンクは、前記記録ヘッドの1回の走査によって付与され
    ることを特徴とする請求項6記載のプリント装置。
  11. 【請求項11】 前記画素領域に付与される複数色のイ
    ンクは、前記記録ヘッドの異なる方向の複数の走査によ
    って付与されることを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト装置。
  12. 【請求項12】 カラー画像に対応して前記複数色のイ
    ンクを選択的にプリント媒体に付与するためのデータを
    格納するものであって、前記ある色のインクを前記画素
    領域に複数付与することを可能とするデータを格納する
    メモリを有することを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト装置。
  13. 【請求項13】 前記メモリは、プリントバッファであ
    ることを特徴とする請求項12記載のプリント装置。
  14. 【請求項14】 カラー画像に対応して前記複数色のイ
    ンクを選択的にプリント媒体に付与するためのデータ
    を、前記複数配された記録素子のそれぞれに対応して格
    納するメモリを有することを特徴とする請求項7記載の
    プリント装置。
  15. 【請求項15】 前記記録ヘッドは熱によりインクを吐
    出することを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記
    載のプリント装置。
  16. 【請求項16】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数
    色のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成
    するプリント装置において、 プロセスカラーの画素領域に当該プロセスカラーを形成
    するために付与される複数色のインクのうちのある色の
    インクの付与順序を他の色のインクに対して対称とすべ
    く、少なくとも当該ある色のインクを前記画素領域に複
    数付与することを特徴とするプリント装置。
  17. 【請求項17】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数
    色のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成
    するプリント方法において、 2次色の画素領域に当該2次色を形成するためにある色
    のインクを付与する第1工程と、 前記ある色の付与後、前記ある色と相まって前記2次色
    を形成するため前記画素領域に他の色のインクを付与す
    る第2工程と、 前記他の色のインクの付与後、前記画素領域に前記ある
    色を付与する第3工程とを有することを特徴とするプリ
    ント方法。
  18. 【請求項18】 前記記録ヘッドは、前記ある色のイン
    クを付与する2組の記録素子を、前記他の色のインクを
    付与する記録素子に対して走査方向に対称的に配し、 前記第1工程と前記第2工程は前記記録ヘッドの1回の
    走査で実行されることを特徴とする請求項17記載のプ
    リント方法。
  19. 【請求項19】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数
    色のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成
    するプリント方法において、 2次色の画素領域に当該2次色を形成するためにある色
    のインクと、該ある色と相まって前記2次色を形成する
    ため他の色のインクとを、この順序で前記画素領域に付
    与する第1工程と、 前記ある色のインクと前記他の色のインクとを、これと
    は対称の順序で前記画素領域に付与する第2工程とを有
    することを特徴とするプリント方法。
  20. 【請求項20】 前記記録ヘッドは、前記ある色のイン
    クを付与する記録素子と前記他の色のインクを付与する
    記録素子が走査方向に対称的に2組配され、 前記第1工程と前記第2工程は前記記録ヘッドの1回の
    走査で実行されることを特徴とする請求項19記載のプ
    リント方法。
  21. 【請求項21】 前記第1工程と前記第2工程は前記記
    録ヘッドの異なる方向の複数の走査で実行されることを
    特徴とする請求項20記載のプリント方法。
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