JPH07234595A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07234595A
JPH07234595A JP6051371A JP5137194A JPH07234595A JP H07234595 A JPH07234595 A JP H07234595A JP 6051371 A JP6051371 A JP 6051371A JP 5137194 A JP5137194 A JP 5137194A JP H07234595 A JPH07234595 A JP H07234595A
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JP
Japan
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image carrier
transfer roller
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photoconductor
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JP6051371A
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Hirosuke Noguchi
裕輔 野口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体1上の基準トナー像6のトナーによる
転写ローラ5の汚染を防止すると共に、転写ローラ5の
長寿命化を図ることができる複写機を提供する。 【構成】 基準トナー像6が感光体1と転写ローラ5と
の対向位置に到達する前に転写ローラ5を感光体1から
離間させ、基準トナー像6が該対向位置を通過した後に
転写ローラ5を感光体1に接触させるように転写ローラ
5の接離手段を制御する。接離手段は、転写ローラ5が
回転自在に連結され支軸10に支持されたアーム部材
9、バネ11、ソレノイド12等によって構成する。接
離手段は、所定形状のカム等を用いて転写ローラ5が感
光体1にゆっくりと接触するように構成してもよい。ま
た、接離手段にPセンサ7移動用のアーム部材やPセン
サ保護用のシャッタを連結させ、転写ローラ5の離間時
のみPセンサ7を検知位置に移動させたり、シャッタを
Pセンサ検知面から移動させたりしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体上に基準濃度パターンに対応した基準顕像を形成
する基準顕像形成手段と、該像担持体に接触する転写部
材を用いて該像担持体上の顕像を転写材に転写する転写
装置と、該像担持体上の基準顕像を検知する基準顕像検
知手段とを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境意識の高まりと共に、電子写
真方式の画像形成装置に排出するオゾンが問題視される
ようになってきた。そこで、現在のコロナ放電を利用し
たスコロトロン方式やコロトロン方式の転写装置から、
オゾンの発生の極めて少ないローラ転写方式が至る所で
採用され始めている。
【0003】しかしながら、上記ローラ転写方式の場
合、転写部材としての転写ローラは、常時像担持体とし
ての感光体ドラムに接している。そのため、転写紙と転
写紙との間に対応する感光体上に、トナー濃度測定用の
基準濃度パターンに対応した基準トナー像を形成し、そ
の基準トナー像のトナー付着量を、光学センサ等の基準
顕像検知手段によって検知し、その検知結果に基づいて
現像装置内のトナー濃度制御を行なうような装置の場
合、転写ローラが基準トナー像のトナーにまともに接す
ることになり、転写ローラは著しく汚染される。そのト
ナーは、その次の転写紙の裏面に再転写され、画像品質
を著しく低下させる。
【0004】この転写ローラのトナー汚染を防止するた
めに、従来は転写ローラにクリーニング部材を当接させ
て常時クリーニングする方法が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記クリー
ニング部材を用いてクリーニングする方法では、完全に
転写ローラ表面上のトナーを除去することができず、ま
た常時クリーニング部材が当接しているため転写ローラ
の表面性の維持が困難となって、転写ローラの寿命が短
くなるという不具合があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体上に基準濃
度パターンに対応した基準顕像を形成する基準顕像形成
手段と、該像担持体に接触する転写部材を用いて該像担
持体上の顕像を転写材に転写する転写装置と、該像担持
体上の基準顕像を検知する基準顕像検知手段とを備えた
画像形成装置において、基準顕像の現像剤による転写部
材の汚染を防止すると共に、転写部材の長寿命化を図る
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、像担持体上に基準濃度パター
ンに対応した基準顕像を形成する基準顕像形成手段と、
該像担持体に接触する転写部材を用いて該像担持体上の
顕像を転写材に転写する転写装置と、該像担持体上の基
準顕像を検知する基準顕像検知手段とを備えた画像形成
装置において、該像担持体に対して、該転写部材を選択
的に接離させる接離手段と、該像担持体上の基準顕像
が、該像担持体と該転写部材との対向位置に到達する前
に、該転写部材を該像担持体から離間させ、該基準顕像
が該対向位置を通過した後に、該転写部材を該像担持体
に接触させるように該接離手段を制御する制御手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記転写部材の上記像担持体への接触の際
に、該転写部材の該像担持体への移動速度を減速させて
該転写部材を接触させるように、上記接離手段を構成し
たことを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記基準顕像検知手段を、上記像担持体に
近接した検知位置と、該像担持体から離間した離間位置
との間で選択的に移動させる移動手段と、該像担持体上
の基準顕像が、該像担持体と該基準顕像検知手段との対
向位置に到達する前に、該離間位置に通常位置する該基
準顕像検知手段を該検知位置に移動させ、該基準顕像が
該対向位置を通過した後に、該基準顕像検知手段を該離
間位置に移動させるように該移動手段を制御する制御手
段とを設けたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、上記像担持体表面の移動方向にお
ける上記転写部材より下流側に、上記基準顕像検知手段
を設けた請求項3の画像形成装置において、該転写部材
が該像担持体から離間するのと同時に、該基準顕像検知
手段が上記検知位置に移動するように、上記離接手段及
び上記移動手段を連結させて構成してもよい。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記基準顕像検知手段の上記像担持体と対
向する検知面を覆って保護する保護部材と、該保護部材
を、該検知面を覆って保護する保護位置と、該検知面か
ら離間する離間位置との間で選択的に移動させる移動手
段と、該像担持体上の基準顕像が、該像担持体と該基準
顕像検知手段との対向位置に到達する前に、該保護位置
に通常位置する該保護部材を該離間位置に移動させ、該
基準顕像が該対向位置を通過した後に、該保護部材を該
保護位置に移動させるように該移動手段を制御する制御
手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】ここで、上記像担持体表面の移動方向にお
ける上記転写部材より下流側に、上記基準顕像検知手段
及び上記保護部材を設けた請求項4の画像形成装置にお
いて、該転写部材が該像担持体から離間するのと同時
に、該保護部材が上記離間位置に移動するように、上記
離接手段及び上記移動手段を連結させて構成してもよ
い。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、像担持体に対し
て、転写部材を選択的に接離させる接離手段を設けるこ
とにより、必要に応じて、該転写部材を該像担持体に接
触させたり、該像担持体から離間させたりすることがで
きるようになる。そして、上記制御手段によって、該像
担持体上の基準顕像が、該像担持体と該転写部材との対
向位置に到達する前に、該転写部材を該像担持体から離
間させ、該基準顕像が該対向位置を通過した後に、該転
写部材を該像担持体に接触させるように、該接離手段を
制御することにより、該基準顕像が該対向位置を通過す
る際に、該転写部材が該基準顕像に接触しないようにす
ることができる。また、該転写部材表面をクリーニング
するために、クリーニング部材等を該転写部材表面に当
接させる必要もなくなる。
【0014】また、請求項2の発明においては、転写部
材の像担持体への接触の際に、該転写部材の該像担持体
への移動速度を減速させて該転写部材を接触させるよう
に、上記接離手段を構成することにより、該移動速度を
減速させない場合に比較して該転写部材を該像担持体に
ゆっくりと接触させることができる。
【0015】また、請求項3の発明においては、上記基
準顕像検知手段を像担持体に近接した検知位置と、該像
担持体から離間した離間位置との間で選択的に移動させ
る移動手段を設けることにより、該基準検知手段を必要
な場合のみ、該検知位置に移動させることができるよう
になる。そして、上記制御手段によって、該像担持体上
の基準顕像が、該像担持体と該基準顕像検知手段との対
向位置に到達する前に、該離間位置に通常位置する該基
準顕像検知手段を該検知位置に移動させ、該基準顕像が
該対向位置を通過した後に、該基準顕像検知手段を該離
間位置に移動させるように、該移動手段を制御すること
により、該基準顕像が該対向位置を通過する場合のみ、
該基準顕像検知手段を該検知位置に移動させ、その他の
通常の場合は該基準顕像検知手段を該像担持体表面から
離れた離間位置に退避させることができるようになる。
【0016】ここで、転写部材が像担持体から離間する
のと同時に、基準顕像検知手段が上記検知位置に移動す
るように、上記離接手段及び上記移動手段を連結させて
構成することにより、該接離手段及び該移動手段のいず
れか一方を駆動制御するだけで、該転写部材及び該基準
顕像検知手段の両方を所定の位置に移動させることがで
きるようになる。
【0017】また、請求項4の発明においては、上記基
準顕像検知手段の上記像担持体と対向する検知面を覆っ
て保護する保護部材を、該検知面を覆って保護する保護
位置と、該検知面から離間する離間位置との間で選択的
に移動させる移動手段を設けることにより、該保護部材
を必要な場合のみ、該離間位置に移動させることができ
るようになる。そして、上記制御手段によって、該像担
持体上の基準顕像が、該像担持体と該基準顕像検知手段
との対向位置に到達する前に、該保護位置に通常位置す
る該保護部材を該離間位置に移動させ、該基準顕像が該
対向位置を通過した後に、該保護部材を該保護位置に移
動させるように、該移動手段を制御することにより、該
基準顕像が該対向位置を通過する場合のみ、該保護部材
を該離間位置に移動させ、その他の通常の場合は該保護
部材を該保護位置に移動させて該基準顕像検知手段の検
知面を覆って保護することができるようになる。また、
現像剤による汚染を避けるために該基準顕像検知手段を
移動させる必要がなく、該像担持体表面から所定距離だ
け離れた検知位置に、常時固定させておくことができる
ようになる。
【0018】ここで、転写部材が像担持体から離間する
のと同時に、上記保護部材が上記離間位置に移動するよ
うに、上記離接手段及び上記移動手段を連結させて構成
することにより、該接離手段及び該移動手段のいずれか
一方を駆動制御するだけで、該転写部材及び該保護部材
の両方を所定の位置に移動させることができるようにな
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図2は本実施例に係る複写機の概略構成
図である。この複写機は、像担持体である感光体ドラム
1、帯電ローラ2を備えた帯電装置、露光装置(不図
示)、イレーサ3、現像装置4、転写部材としての転写
ローラ5を備えた転写装置、クリーニング装置(不図
示)等により構成されている。上記現像装置4は、キャ
リア及びトナーからなる二成分系現像剤を用いており、
該現像剤を担持する現像スリーブ41、トナー収容部と
してのトナーホッパ42からトナーを現像スリーブ41
が収容された現像部内43へ補給する補給部材としての
トナー補給ローラ44等を備えている。上記現像スリー
ブ41には、現像バイアス電源45により所定の現像バ
イアス電圧が印加される。
【0020】上記複写機のコピー動作時には、図示しな
い回転駆動源によって感光体1が矢印方向に回転駆動さ
れ、帯電ローラ2によって感光体1が一様に帯電され、
露光装置によって原稿に対応した光像Lが感光体1表面
に照射されて静電潜像が形成される。そして、現像装置
4によって、感光体1上の静電潜像にトナーが供給さ
れ、トナー像が形成される。そして、転写材としての転
写紙が、転写ローラ51と感光体1との圧接部に搬送さ
れ、感光体1上のトナー像が転写紙に静電的に転写され
る。トナー像が転写された転写紙は、感光体1から分離
されて図示しない定着装置へ搬送され、定着処理を施し
た後、機外に排出される。一方、転写後の感光体1の表
面は、クリーニング装置(不図示)でクリーニングされ
た後、除電装置(不図示)で所定の光照射が施されて残
留電荷が除去され、次の画像形成に備えられる。
【0021】また、本実施例では、感光体1上に基準濃
度パターンに対応した基準トナー像6を形成し、この基
準トナー像の画像濃度を検知し、その画像濃度の変化を
現像部内の現像剤のトナー濃度の変化としてとらえ、該
画像濃度の検知結果に基づいて上記現像部へのトナー補
給を行なうことにより、該現像部43内の現像剤のトナ
ー濃度が所定濃度になるように制御している(以下、こ
の制御をトナー濃度制御という)。
【0022】上記基準トナー像6を感光体1上に形成す
る基準顕像形成手段としては、上記帯電ローラ2、露光
装置、イレーサ3、及び現像装置4を用いている。図3
に示す露光装置の原稿読み取り部には、基準濃度パター
ン81が原稿載置台(ガラス)82の内側端部に取り付
けられている。上記帯電ローラ2によって感光体1が一
様に帯電された後、基準濃度パターン81及び原稿載置
台81上の原稿83が露光ランプ84、ミラー85等で
構成される光学スキャナー部によって読み取られ、その
光像Lが感光体1上に照射され、それぞれに対応する静
電潜像が感光体1上に形成される。そして、イレーサ3
によって、所定の領域がイレースされる。具体的には、
図3の領域A−B及び領域C−Dに対応する感光体1面
においては全面がイレースされ、領域B−Cに対応する
感光体1面においては感光体1回転方向に直交する幅方
向の両端部がイレース(Pセンサイレース)されて所定
形状の基準濃度パターンに対応する基準静電潜像が形成
される。この基準静電潜像は、上記現像装置4によって
現像され、基準トナー像6が形成される。この基準静電
潜像の現像中は、操作パネルの画像濃度ノッチの切り換
えによるコピー動作時の現像バイアス電圧の変化の影響
を受けることなく、現像バイアス電源45により一定の
現像バイアス電圧(基準トナー像形成用のバイアス電
圧)が印加される。なお、図3において、符号Dは原稿
の先端位置を示しており、符号Eより右側の原稿載置領
域に対応する感光体1面においてはサイズ別イレースが
行なわれる。
【0023】また、上記基準トナー像6を検知する基準
顕像検知手段として、感光体1の回転方向の転写ローラ
5より下流側に、反射型光学センサ(以下、Pセンサと
いう)7を設けている。このPセンサ7は、例えば発光
ダイオード71及びフォトトランジスタ72から構成さ
れている。発光ダイオード71からの光が感光体1上の
基準トナー像6に照射され、その反射光がフォトトラン
ジスタ72で検知され、反射光の強度から基準トナー像
6の光学濃度がわかる。なお、光学濃度の測定系の測定
感度の変動などを補正するために、感光体1上の基準ト
ナー像6前後の全面イレース部の光学濃度を参照信号と
して測定し、そのときのPセンサ7の出力VSGと、基準
トナー像6の光学濃度を測定したときのPセンサ7の出
力VSPとの比較結果に基づいて、上記トナー濃度制御を
行なうのが好ましい。例えば、約4Vで略一定であるV
SGに対するVSPの比(VSP/VSG)の値を上記トナー濃
度制御に用いる。
【0024】図4は、トナー濃度が適正なときの、感光
体1上の基準トナー像6及びその前後に対するPセンサ
7の出力を示している。この場合の基準トナー像6に対
するPセンサ7の出力VSPは、約0.4Vの基準値V
SP0になっている。図5は、トナー濃度が低いときのP
センサ7の出力を示している。現像中のトナー濃度が低
くなると、感光体1上に現像される基準トナー像6の画
像濃度も低くなる。そして、この場合の基準トナー像6
に対するPセンサ7の出力VSPは、上記基準値VSP0
り高い値となる。図6は、トナー濃度が高いときのPセ
ンサ7の出力を示している。現像中のトナー濃度が高く
なると、感光体1上に現像される基準トナー像6の画像
濃度も高くなる。そして、この場合の基準トナー像6に
対するPセンサ7の出力VSPは、上記基準値VSP0より
低い値となる。
【0025】また、上記トナー濃度制御を行なう制御手
段としては、図5に示すような制御部500を備えてい
る。この制御部500は、CPU501、ROM50
2、RAM503、I/Oインターフェース504、タ
イマー(不図示)等により構成されており、I/Oイン
ターフェース504を介して、外部のPセンサ7の駆動
部7a、転写ローラ51を離接するためのソレノイド、
トナー補給ローラ44の駆動をON/OFFするための
トナー補給クラッチ44a等に接続されている。
【0026】上記感光体1上の基準トナー像6の形成、
及びPセンサ7による基準トナー像6の光学濃度の測定
は、図6に示すように、製造出荷時の1枚目(RAMク
リア後の1枚目)とその後のコピー枚数10枚ごとに行
なう。ここで、Pセンサ7の検知結果によりトナー濃度
が濃いと判断した場合には、次のPセンサ7による基準
トナー像6の光学濃度の測定まで(次のコピー枚数10
枚目まで)、コピー1枚ごとにトナー補給クラッチ44
aをON→OFFしてトナー補給し続ける。
【0027】ところで、上記構成の接触型の転写ローラ
5を用いた複写機の場合、感光体1に転写ローラ5が接
触したまま、転写ローラ5の接触位置を感光体1上の基
準トナー像6が通過すると、転写ローラ5の表面にトナ
ーがまともに接触し、転写ローラ5は著しく汚染され
る。そのトナーは、その次の転写紙の裏面に再転写さ
れ、画像品質を著しく低下させる。
【0028】そこで、本実施例では、感光体1に対し
て、転写ローラ5を選択的に接離させる接離手段を設
け、上記制御部500によって、感光体1上の基準トナ
ー像6が、感光体1と転写ローラ5との対向位置に到達
する前に、転写ローラ5を感光体1から離間させ、基準
トナー像6が該対向位置を通過した後に、転写ローラ5
を感光体1に接触させるように該接離手段を制御してい
る。
【0029】図1は、本実施例で用いた上記接離手段の
概略構成図である。本構成例に係る接離手段は、一端部
に転写ローラ5の回転軸の端部が回動自在に取り付けら
れているアーム部材9、アーム部材9の両端部間の所定
位置で該アーム部材9を揺動自在に支持する支軸10、
転写ローラ5を取り付けたアーム部材9の端部とは反対
側の端部と装置本体の固定端との間に取り付けられたバ
ネ11、アクチュエータ12aの先端部にアーム部材9
がスライド自在に取り付けられたソレノイド12等によ
り構成されている。バネ11は、転写ローラ5が感光体
1表面に所定の圧力で接触するようにアーム部材9を付
勢している。また、ソレノイド12は、通電された状態
でアクチュエータ12aを引き込み、バネ11の付勢力
に抗して転写ローラ5が感光体1表面から離間するよう
にアーム部材9を揺動させる。 (以下、余白)
【0030】上記図1に示す構成の離接手段において
は、上記制御部500により、感光体1上の基準トナー
像が転写ローラ5との接触位置に到達する前のタイミン
グで、ソレノイド12に通電する。ここで、転写紙に転
写する感光体1上のトナー像の後端と基準トナー像の先
端とが近接しているような場合には、転写紙へのトナー
像の転写を確実に行なうために、ソレノイド12に通電
するタイミングを、基準トナー像の先端が該接触位置に
到達する直前に設定するのが好ましい。また、感光体1
の回転速度が略一定なので、上記ソレノイド12の通電
のタイミングは、例えばイレーサ3によるPセンサイレ
ース開始時から所定時間だけ経過したタイミングに設定
することができ、時間経過の情報は、制御部500のタ
イマー(不図示)から得ることができる。上記所定時間
は、感光体1の回転速度、及び感光体1表面のイレーサ
3との対向位置から転写ローラ5との接触位置までの移
動距離に基づいて予め決められる。
【0031】上記ソレノイド12の通電により、アクチ
ュエータ12aがソレノイド12に引き込まれ、それに
伴ってアーム部材9が支軸10を中心に右回転し(図1
参照)、アーム部材9の一端部に取り付けられている転
写ローラ5が、感光体1表面との接触位置から符号5’
の離間位置まで移動する。
【0032】そして、感光体1上の基準トナー像が転写
ローラ5との対向位置を通過した後にソレノイド12が
断電される。これにより、アーム部材9がバネ10の付
勢力によって支軸10を中心に左回転し、転写ローラ5
が感光体1表面に所定の圧力で接触し、次の転写動作に
備える。一方、感光体1上の基準トナー像は、転写ロー
ラ5に接触しない状態で符号6’の位置まで進み、Pセ
ンサ7によって光学濃度が測定される。
【0033】以上、本実施例によれば、感光体1上の基
準トナー像6が、感光体1と転写ローラ5との対向位置
に到達する前に、転写ローラ5を感光体1から離間さ
せ、基準トナー像6が該対向位置を通過した後に、転写
ローラ5を感光体1に接触させるように制御することに
より、基準トナー像6が該対向位置を通過する際に、転
写ローラ5が基準トナー像6に接触しないようになるの
で、基準トナー像6のトナーによる転写ローラ5の汚染
を防止することができる。更に、転写ローラ5表面をク
リーニングするために転写ローラ5表面にクリーニング
部材等を当接させる必要もなくなるので、転写ローラ5
の表面性を長期間に渡って維持でき、転写ローラ5の長
寿命化を図ることができる。
【0034】なお、上記転写ローラ5の離接手段は、上
記図1で示した構成例のものに限定されるものではな
い。以下、その離接手段の変形例を挙げる。図7は、上
記離接手段の変形例に係る概略構成図である。本例に係
る離接手段は、一端部に転写ローラ5の回転軸の端部が
回動自在に取り付けられているアーム部材9、アーム部
材9のもう一方の端部で該アーム部材9を揺動自在に支
持する支軸10、転写ローラ5を取り付けたアーム部材
9の端部近傍と装置本体の固定端との間に取り付けられ
たバネ11、バネ11の取り付け位置と支軸10による
支持位置との間のアーム部材9を表面で押圧するように
配置されたカム13、カム13を固定された回転軸中心
に回転させる駆動モータ14等により構成されている。
バネ11は、転写ローラ5が感光体1表面から離間する
ようにアーム部材9を付勢している。また、カム13
は、通常の転写動作時の所定の回転位置で、バネ11の
付勢力に抗して転写ローラ5が感光体1表面に所定の圧
力で接触するようにアーム部材9を押圧する。カム13
は、例えば図8(a)に示すようなカム線図の特性を有
するように作製し、符号Aの回転角度で転写ローラ5が
感光体1に接触し、符号Bの回転角度で転写ローラ5が
感光体1から離間するように配置している。なお、図8
(b)に、図8(a)のカム線図の特性を有するカム1
3の形状の一例を示す。
【0035】上記図7に示す構成の離接手段において
は、上記制御部500により、感光体1上の基準トナー
像が転写ローラ5との接触位置に到達する前のタイミン
グで、所定時間だけ駆動モータ14に通電する。これに
より、カム13が図8(a)のカム線図中の符号Bの角
度を通過するまで回転し、それに伴ってアーム部材9が
バネ11の付勢力によって支軸10を中心に揺動し、ア
ーム部材9の一端部に取り付けられている転写ローラ5
が、感光体1表面との接触位置から符号5’の離間位置
まで移動する。ここで、カム13が図8(a)の符号B
の回転角度を通過して回転する際に、転写ローラ5が急
激に感光体1から離間するが、感光体1の回転精度に影
響を及ぼすことはない。
【0036】そして、感光体1上の基準トナー像が転写
ローラ5との対向位置を通過した後、所定時間だけ駆動
モータ14に通電する。これにより、カム13が図8
(a)のカム線図中の符号Aの角度を通過するまで回転
し、バネ11の付勢力に抗して、アーム部材9がカム1
3によって押圧されて支軸10を中心に揺動し、転写ロ
ーラ5が感光体1表面に所定の圧力で接触し、次の転写
動作に備える。一方、感光体1上の基準トナー像は、転
写ローラ5に接触しない状態で符号6’の位置まで進
み、Pセンサ7によって光学濃度が測定される。
【0037】ここで、基準トナー像が転写ローラ5との
対向位置を通過した後、同時期に他の感光体1表面で原
稿に対応した潜像の形成が行なわれているので、離間時
と同様に転写ローラ5を感光体1に急激に接触させる
と、書き込みジターが発生するおそれがある。そこで、
本変形例では、図8(a)のカム線図の特性を有するカ
ム13を用い、転写ローラ5の感光体1への接触時(A
点)手前から、転写ローラ5の感光体1への移動速度を
減速させ、転写ローラ5をゆっくりと感光体1に接触さ
せている。これにより、転写ローラ5の急激な接触時の
場合に発生するような潜像書き込みジターを未然に防止
できるようになる。
【0038】なお、本変形例では、図8(a)のカム線
図の特性を有する特殊形状のカム13を用いているが、
これに代え、通常の形状のカムを用い、かつ、転写ロー
ラ5の感光体1への接触時のカムの回転速度が低くなる
ように駆動モータ14の回転速度を制御し、これによ
り、転写ローラ5を感光体1にゆっくりと接触させるよ
うにしてもよい。
【0039】図9は、上記離接手段の他の変形例に係る
概略構成図である。本例に係る離接手段は、一端部に転
写ローラ5の回転軸の端部が回動自在に取り付けられて
いるアーム部材9、アーム部材9のもう一方の端部で該
アーム部材9を揺動自在に支持する支軸10、一端部に
Pセンサ7が取り付けられ、もう一方の端部が支軸10
に揺動自在に支持されたPセンサ用アーム部材15、P
センサ7を取り付けたアーム部材15の中央部と装置本
体の固定端との間に取り付けられたバネ11、アクチュ
エータ12aの先端部にアーム部材9がスライド自在に
取り付けられたソレノイド12等により構成されてい
る。上記Pセンサ用アーム部材15は、アーム部材9と
連動して揺動するように、支軸10においてアーム部材
9に結合されている。また、バネ11は、転写ローラ5
が感光体1表面に所定の圧力で接触するように、かつ、
Pセンサ7が感光体1表面近傍の検知位置から離間する
ように、アーム部材15を付勢している。
【0040】上記図9に示す構成の離接手段において
は、上記制御部500により、感光体1上の基準トナー
像が転写ローラ5との接触位置に到達する前のタイミン
グで、ソレノイド12に通電する。これにより、アクチ
ュエータ12aがソレノイド12に引き込まれ、それに
伴ってアーム部材9が支軸10を中心に右回転し、アー
ム部材9の一端部に取り付けられている転写ローラ5
が、感光体1表面との接触位置から符号5’の離間位置
まで移動する。また、アーム部材9の回転に伴って、ア
ーム部材9に結合されたPセンサ用アーム部材15も支
軸10を中心に右回転し、Pセンサ7が離間位置から基
準トナー像の光学濃度を検知するための検知位置まで移
動する。
【0041】そして、感光体1上の基準トナー像が転写
ローラ5との対向位置を通過し、Pセンサ7によって光
学濃度が検知された後、ソレノイド12が断電される。
これにより、アーム部材9及びPセンサ用アーム部材1
5がバネ11の付勢力によって支軸10を中心に左回転
し、転写ローラ5が感光体1表面に所定の圧力で接触
し、次の転写動作に備えられ、Pセンサ7は離間位置ま
で移動する。
【0042】以上、本変形例によれば、特に、感光体1
上の基準トナー像の光学濃度を検知する場合のみ、Pセ
ンサ7が感光体1に近接した検知位置に移動するので、
通常の画像形成時のトナーによるPセンサ7の汚染を防
止することができる。
【0043】図10は、上記離接手段の更に他の変形例
に係る概略構成図である。本例に係る離接手段は、一端
部に転写ローラ5の回転軸の端部が回動自在に取り付け
られているアーム部材9、アーム部材9のもう一方の端
部で該アーム部材9を揺動自在に支持する支軸10、一
端部が支軸10に揺動自在に支持されたシャッタ用アー
ム部材16、アーム部材16のもう一方の端部の支点1
6aに回転自在に取り付けられ、Pセンサ7の検知面を
保護するためのシャッタ17、シャッタ17のPセンサ
検知面に沿った移動をガイドするためのガイド部材(不
図示)、シャッタ用アーム部材16の中央部と装置本体
の固定端との間に取り付けられたバネ11、アクチュエ
ータ12aの先端部にアーム部材9がスライド自在に取
り付けられたソレノイド12等により構成されている。
上記シャッタ用アーム部材16は、アーム部材9と連動
して揺動するように、支軸10においてアーム部材9に
結合されている。また、バネ11は、転写ローラ5が感
光体1表面に所定の圧力で接触するように、かつ、シャ
ッタ17がPセンサ7の検知面を保護する保護位置に移
動させるように、アーム部材16を付勢している。
【0044】上記図10に示す構成の離接手段において
は、上記制御部500により、感光体1上の基準トナー
像が転写ローラ5との接触位置に到達する前のタイミン
グで、ソレノイド12に通電する。これにより、アクチ
ュエータ12aがソレノイド12に引き込まれ、それに
伴ってアーム部材9が支軸10を中心に右回転し、アー
ム部材9の一端部に取り付けられている転写ローラ5
が、感光体1表面との接触位置から符号5’の離間位置
まで移動する。また、アーム部材9の回転に伴って、ア
ーム部材9に結合されたシャッタ用アーム部材16も支
軸10を中心に右回転し、シャッタ17が上記保護位置
から、Pセンサ7により基準トナー像6’の光学濃度が
検知できるように退避する退避位置まで、ガイド部材に
沿って矢印方向に移動する。
【0045】そして、感光体1上の基準トナー像が転写
ローラ5との対向位置を通過し、Pセンサ7によって光
学濃度が検知された後、ソレノイド12が断電される。
これにより、アーム部材9及びシャッタ用アーム部材1
6がバネ11の付勢力によって支軸10を中心に左回転
し、転写ローラ5が感光体1表面に所定の圧力で接触
し、次の転写動作に備えられ、シャッタ17は上記保護
位置まで移動する。
【0046】以上、本変形例によれば、特に、感光体1
上の基準トナー像の光学濃度を検知する場合のみ、シャ
ッタ17がPセンサ7の検知面を保護する保護位置から
上記退避位置まで移動するので、通常の画像形成時のト
ナーによるPセンサ7の汚染を防止することができる。
更に、トナー汚染を避けるためにPセンサ7を移動させ
る必要がないので、Pセンサ7を移動する場合のように
感光体1に対する正確な位置決めを行なう必要がなく、
所定の検知位置精度を容易に維持することができる。
【0047】なお、上記実施例において、Pセンサによ
る検知結果に基づいてトナー補給クラッチを直接制御し
ているが、本発明は、透磁率センサ等のトナー濃度セン
サの出力値と制御基準値との比較結果に基づいて、現像
装置内へのトナー補給を制御し、その制御基準値を、上
記Pセンサの検知結果に基づいて変更する場合にも、適
用できるものである。また、本発明は、Pセンサの検知
結果に基づいて、現像バイアス電圧、帯電装置による感
光体1上の帯電電位、露光装置による書き込み光量等を
制御したり、現像装置内のトナーエンドをモニターした
り、環境変動時や経時における画像濃度の制御を行なっ
たりする場合等にも適用できるものである。
【0048】また、上記実施例は、2成分系現像剤を用
いた現像装置4を備えた例で説明しているが、これに限
定されるものではなく、本発明は、例えば1成分系現像
剤を用いた現像装置を備え、Pセンサの検知結果に基づ
いて、現像バイアス電圧、帯電装置による感光体1上の
帯電電位、露光装置による書き込み光量等を制御する場
合にも適用できるものである。
【0049】また、上記実施例においては、像担持体と
してドラム状の感光体1を用い、転写部材としてローラ
状の転写ローラ51を用いた例で説明しているが、これ
らに限定されるものではなく、本発明は、像担持体とし
てベルト状の感光体等を用いた場合や、転写部材として
ベルト状の部材等を用いた場合にも適用できるものであ
る。
【0050】また、上記実施例は、電子写真式の複写機
の場合を示しているが、これに限定されるものではな
く、本発明は、感光体に接する転写部材を備えたファク
シミリ、プリンターなどの他の画像形成装置にも適用で
きるものである。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、像担持体上の
基準顕像が、該像担持体と転写部材との対向位置に到達
する前に、該転写部材を該像担持体から離間させ、該基
準顕像が該対向位置を通過した後に、該転写部材を該像
担持体に接触させるように、上記転写部材の接離手段を
制御することにより、該基準顕像が該対向位置を通過す
る際に、該転写部材が該基準顕像に接触しないようにな
るので、該基準顕像の現像剤による該転写部材の汚染を
防止することができるという効果がある。更に、上記効
果に加えて、該転写部材表面をクリーニングするために
該転写部材表面にクリーニング部材等を当接させる必要
もなくなるので、該転写部材の表面性を長期間に渡って
維持でき、該転写部材の長寿命化を図ることができると
いう効果がある。
【0052】特に、請求項2の発明によれば、転写部材
の像担持体への接触の際に、該転写部材の該像担持体へ
の移動速度を減速させて該転写部材を接触させるよう
に、上記接離手段を構成することにより、該移動速度を
減速させない場合に比較して、該転写部材を該像担持体
にゆっくりと接触させることができるので、該転写部材
の急激な接触時の場合に発生するような潜像書き込みジ
ターを未然に防止できるようになるという効果がある。
【0053】特に、請求項3の発明によれば、像担持体
上の基準顕像が、該像担持体と上記基準顕像検知手段と
の対向位置に到達する前に、上記離間位置に通常位置す
る該基準顕像検知手段を上記検知位置に移動させ、該基
準顕像が該対向位置を通過した後に、該基準顕像検知手
段を該離間位置に移動させるように、上記基準顕像検知
手段の移動手段を制御することにより、該基準顕像が該
対向位置を通過する場合のみ該基準顕像検知手段を該検
知位置に移動させ、その他の通常の場合は該基準顕像検
知手段を該像担持体表面から離れた離間位置に退避させ
ることができるので、通常の画像形成時における該像担
持体上の現像剤による該基準顕像検知手段の汚染を防止
することができるという効果がある。
【0054】特に、請求項4の発明によれば、像担持体
上の基準顕像が、該像担持体と上記基準顕像検知手段と
の対向位置に到達する前に、上記保護位置に通常位置す
る該保護部材を該離間位置に移動させ、該基準顕像が該
対向位置を通過した後に、該保護部材を該保護位置に移
動させるように、該移動手段を制御することにより、該
基準顕像が該対向位置を通過する場合のみ該保護部材を
該離間位置に移動させ、その他の通常の場合は該保護部
材を該保護位置に移動させて該基準顕像検知手段の検知
面を覆って保護することができるので、通常の画像形成
時の像担持体上の現像剤による該基準顕像検知手段の検
知面の汚染を防止することができるという効果がある。
また、現像剤による汚染を避けるために該基準顕像検知
手段を移動させる必要がなく、該像担持体表面から所定
距離だけ離れた検知位置に、常時固定させておくことが
できるので、所定の検知位置精度を容易に維持すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機における転写ローラの離接
手段の概略構成を示す正面図。
【図2】同複写機の概略構成を示す正面図。
【図3】同複写機の原稿読取部の概略構成を示す正面
図。
【図4】(a)はトナー濃度適正時のPセンサの出力の
説明図。(b)はトナー濃度が低いときのPセンサの出
力の説明図。(c)はトナー濃度が高いときのPセンサ
の出力の説明図。
【図5】同複写機の制御部のブロック図。
【図6】Pセンサによる基準トナー像の光学濃度の検
知、及びトナー補給のタイミングの説明図。
【図7】変形例に係る離接手段の概略構成を示す正面
図。
【図8】(a)は同離接手段に用いるカムのカム線図。
(b)は同カムの一例を示す正面図。
【図9】他の変形例に係る離接手段の概略構成を示す正
面図。
【図10】更に他の変形例に係る離接手段の概略構成を
示す正面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 3 イレーサ 4 現像装置 5 帯電ローラ 6 基準トナー像 7 反射型光学センサ(Pセンサ) 9 アーム部材 10 支軸 11 バネ 12 ソレノイド 12a アクチュエータ 13 カム 13a カムの回転中心軸 14 駆動モータ 15 Pセンサ用アーム部材 16 シャッタ用アーム部材 16a 支点 17 シャッタ 41 現像スリーブ 45 現像バイアス電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に基準濃度パターンに対応した
    基準顕像を形成する基準顕像形成手段と、該像担持体に
    接触する転写部材を用いて該像担持体上の顕像を転写材
    に転写する転写装置と、該像担持体上の基準顕像を検知
    する基準顕像検知手段とを備えた画像形成装置におい
    て、 該像担持体に対して、該転写部材を選択的に接離させる
    接離手段と、 該像担持体上の基準顕像が、該像担持体と該転写部材と
    の対向位置に到達する前に、該転写部材を該像担持体か
    ら離間させ、該基準顕像が該対向位置を通過した後に、
    該転写部材を該像担持体に接触させるように該接離手段
    を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】上記転写部材の上記像担持体への接触の際
    に、該転写部材の該像担持体への移動速度を減速させて
    該転写部材を接触させるように、上記接離手段を構成し
    たことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記基準顕像検知手段を、上記像担持体に
    近接した検知位置と、該像担持体から離間した離間位置
    との間で選択的に移動させる移動手段と、 該像担持体上の基準顕像が、該像担持体と該基準顕像検
    知手段との対向位置に到達する前に、該離間位置に通常
    位置する該基準顕像検知手段を該検知位置に移動させ、
    該基準顕像が該対向位置を通過した後に、該基準顕像検
    知手段を該離間位置に移動させるように該移動手段を制
    御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記基準顕像検知手段の上記像担持体と対
    向する検知面を覆って保護する保護部材と、 該保護部材を、該検知面を覆って保護する保護位置と、
    該検知面から離間する離間位置との間で選択的に移動さ
    せる移動手段と、 該像担持体上の基準顕像が、該像担持体と該基準顕像検
    知手段との対向位置に到達する前に、該保護位置に通常
    位置する該保護部材を該離間位置に移動させ、該基準顕
    像が該対向位置を通過した後に、該保護部材を該保護位
    置に移動させるように該移動手段を制御する制御手段と
    を設けたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
JP6051371A 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置 Withdrawn JPH07234595A (ja)

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