JPH07230366A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH07230366A
JPH07230366A JP4338794A JP4338794A JPH07230366A JP H07230366 A JPH07230366 A JP H07230366A JP 4338794 A JP4338794 A JP 4338794A JP 4338794 A JP4338794 A JP 4338794A JP H07230366 A JPH07230366 A JP H07230366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
holding means
read
data holding
target address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4338794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Yamada
眞弘 山田
Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
Toru Noro
徹 野呂
Tomoki Ishii
智樹 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4338794A priority Critical patent/JPH07230366A/ja
Publication of JPH07230366A publication Critical patent/JPH07230366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用
し、より処理速度を向上させる。 【構成】アクセス要求元であるCPU1とSDRAM3
との間に中間バッファ4を設ける。CPU1からの要求
デ−タとその先のデ−タをSDRAM3から読み出し、
先読みしているデ−タを中間バッファ4のデ−タ保持手
段45に保持し、SDRAM3からリ−ドすることなし
にリ−ド要求デ−タを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリンタ,ス
キャナ等の画像処理装置、特に記憶装置としてシンクロ
ナスDRAMを使用した画像処理装置の処理速度の向上
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置に使用している半導
体記憶装置としては、大容量,低価格を実現するため
に、高速ペ−ジ・モ−ド,スタチック・コラム・モ−ド
あるいはニブル・モ−ドのDRAMで構成していた。
【0003】高速ペ−ジ・モ−ドのDRAMは行アドレ
ス・ストロ−ブ(RAS*、ここで*印は負論理を示
す)をアサ−トした状態で、列アドレス・ストロ−ブ
(CAS*)およびコラム・アドレスを入力することに
より、同一行アドレスに対して高速にランダムアクセス
を行えるものである。スタチック・コラム・モ−ドのD
RAMはRAS*をアサ−トした状態にて、コラム・ア
ドレスを変化させることにより、高速ペ−ジ・モ−ドの
場合と同様に同一行アドレスに対して高速にアクセスを
行えるものである。さらに、CAS*によってコラム・
アドレスをストロ−ブする必要がないので高速化が可能
である。また、ニブル・モ−ドのDRAMは通常のアク
セス終了後、RAS*をアサ−トした状態のままでCA
S*のトグル動作により、下位の2ビット分がインクリ
メントされたアドレスのデ−タがシ−ケンシャルにアク
セスされる。このニブル・モ−ドのDRAMは4ワ−ド
分しかバ−スト・アクセスできないが、他のモ−ドに比
べて高速である点に特色がある。
【0004】上記各種モ−ドのDRAMは近傍空間に対
する連続アクセスのときに高速アクセスが可能であり、
特に高速動作を要求されるプリンタへの画像デ−タ送り
出し時及びスキャナの読取画像デ−タの書き込み時には
シ−ケンシャル・アクセスになるため、この特徴を有効
に活かすことができる。
【0005】また、CPUの内部にキャッシュメモリを
有し、キャッシュメモリのミスヒット時のリフィル動作
を複数ワ−ドのブロック単位で行うように構成されてい
るものもある。この場合にもシ−ケンシャルなアクセス
あるいはシ−ケンシャルなアクセスに変換できるものが
多いので高速アクセス可能となるものが多い。
【0006】しかしながら、各モ−ドのDRAMを使用
した場合、高速にアクセスが実現できるとはいえ、その
サイクルタイムは40nsec(25MHz)程度である。この
ため、さらに高速アクセスを実現するには高価なSRA
Mを使用したり、バンク・インタリ−ブの手法を使用す
る必要があった。バンク・インタリ−ブでは同時に先の
アドレスもアクセスすることでシ−ケンシャル・アクセ
スを高速化するものであるが、バンク分のバス幅が必要
になり、さらに最低構成単位が大きくなってしまうとい
う短所がある。
【0007】このような短所を解消する方法としてシン
クロナスDRAMの使用が挙げられる。シンクロナスD
RAMは通常のDRAMと異なり完全同期型である。し
たがってロ−・アドレスやコラム・アドレスのエント
リ,リフレッシュなどをクロックの立上りエッジに対し
てコマンドとして与える。リ−ドの場合は、最初のデ−
タまでのアクセス時間は通常のDRAMと変わらない
が、その後のデ−タはクロック毎に出力される。このと
きアクセスの順番はモ−ド設定にて行うので、コラム・
アドレスをクロック毎に入力する必要はない。ライトの
場合は、最初のデ−タからクロック毎に入力できる。そ
して、このクロックの周期が100MHzと高速のため、
高速アクセスを可能にしている。またバ−スト・アクセ
ス時の順番はシ−ケンシャル・モ−ドとインタリ−ブ・
モ−ドの2種類のモ−ドが設定できる。シ−ケンシャル
・モ−ドはスタ−ト・アドレスからバ−スト長分をイン
クリメントしながらアクセスしていくものである。この
とき、ブロック内の最大アドレスに達したらブロック内
の最小アドレスに戻る。インタリ−ブ・モ−ドはバ−ス
ト長をLとすると、スタ−ト・アドレスに対し零から
(L−1)まで順番に排他的論理和演算を行ったのと同
じアドレスの順番でアクセスを行っていく。ここでブロ
ックとはバ−スト長毎の区切りを示すものとする。した
がって例えば2M×8ビット構成の16Mのシンクロナス
DRAMでは、バ−スト長を4とすると、1個あたり
(2×1024×1024÷4)=(512×1024)のブロックがあ
ることになる。
【0008】そしてプリンタへの画像デ−タ転送のため
にの画像メモリ・アクセスの場合にはシ−ケンシャルに
アクセスしていく割合が非常に高いので、シンクロナス
DRAMを使用することにより高速転送が簡単に実現で
きる。また、CPUがキャッシュ・メモリをリフィルす
るとき、インタリ−ブ,シ−ケンシャル又は1ワ−ド・
アクセスとして行うものが多いが、シンクロナスDRA
Mを使用した場合には、これらに全て対応できるので高
速処理が実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにシンクロ
ナスDRAMを使用すると大容量で高速の画像メモリを
低価格で実現できるが、シンクロナスDRAMは最初の
リ−ド・デ−タを得るまでの時間は通常のDRAMと同
様であり、この時間が遅いという短所があった。さら
に、最初のリ−ド・デ−タを得るまでの時間が遅いこと
が、処理速度をより高めようとしたときの障害になって
しまう。
【0010】この発明はかかる短所を解消し、画像メモ
リとしてシンクロナスDRAMを使用し、より処理速度
を向上することができる画像処理装置を得ることを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、中央演算装置とシンクロナスDRAMからなる
記憶装置とを有する画像処理装置において、中央演算装
置と記憶装置との間に中間バッファを有し、中間バッフ
ァには記憶装置から送られたデ−タを保持するデ−タ保
持手段とデ−タ出力手段とを有し、デ−タ出力手段はデ
−タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレスのデ−タを保
持しているときにはデ−タ保持手段に保持しているデ−
タを出力し、デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレ
スのデ−タを保持していないときには要求デ−タ長より
多くのデ−タを記憶装置から読み出し、要求されている
デ−タのみを出力し、余剰のデ−タはデ−タ保持手段が
保持することを特徴とする。
【0012】また、第2の発明に係る画像処理装置は、
中央演算装置とシンクロナスDRAMからなる記憶装置
とを有する画像処理装置において、中央演算装置と記憶
装置との間に中間バッファを有し、中間バッファには記
憶装置から送られたデ−タを保持する複数のデ−タ保持
手段とデ−タ出力手段とを有し、デ−タ出力手段はデ−
タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレスのデ−タを保持
しているときにはデ−タ保持手段に保持しているデ−タ
を出力し、デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレス
のデ−タを保持していないときには要求デ−タ長より多
くのデ−タを記憶装置から読み出し、要求されているデ
−タのみを出力し、デ−タ保持手段のうち有効なデ−タ
を保持していないデ−タ保持手段又は既にアクセス要求
元にデ−タを供給しているデ−タ保持手段があるとき
は、そのデ−タ保持手段に余剰のデ−タを保持させ、有
効なデ−タを保持していないデ−タ保持手段と既にアク
セス要求元にデ−タを供給しているデ−タ保持手段がな
いときは最も古いデ−タを保持しているデ−タ保持手段
に余剰のデ−タを保持させることを特徴とする。
【0013】上記画像形成装置において、デ−タ保持手
段がリ−ド要求の対象アドレスのデ−タを保持していな
く、リ−ド要求がインストラクションであるときに、デ
−タ保持手段に余剰のデ−タを保持させることが好まし
い。
【0014】また、デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象
アドレスのデ−タを保持していなく、リ−ド要求が特定
のデ−タ長であるときに、デ−タ保持手段に余剰のデ−
タを保持させても良い。
【0015】さらに、デ−タ保持手段がリ−ド要求の対
象アドレスのデ−タを保持していなく、リ−ド要求が対
象アドレス設定レジスタにて示されたアドレスの範囲内
にあるときに、デ−タ保持手段に余剰のデ−タを保持さ
せても良い。
【0016】また、デ−タ保持手段にライト要求の対象
アドレスのデ−タを保持しているときに、デ−タ保持手
段に保持しているデ−タの供給を禁止したり、デ−タ保
持手段に保持しているデ−タをライトするデ−タに書換
えても良い。
【0017】
【作用】この発明においては、アクセス要求元である中
央演算装置とシンクロナスDRAM(SDRAM)との
間に中間バッファを設け、中央演算装置からの要求デ−
タとその先のデ−タをSDRAMから読み出し、先読み
しているデ−タを中間バッファのデ−タ保持手段に保持
し、SDRAMからリ−ドすることなしにリ−ド要求デ
−タを供給する。
【0018】また、中間バッファに複数のデ−タ保持手
段を設け、リ−ド要求に応じて最も古いデ−タを保持し
ているデ−タ保持手段に切り換えて使用し、デ−タ保持
手段に保持している新しいデ−タが書き変わることを防
ぐ。
【0019】また、リ−ド要求がインストラクションの
リ−ドであることを示している場合にデ−タ保持手段に
余剰デ−タを保持させたり、リ−ド要求が特定のデ−タ
長であるときに、デ−タ保持手段に余剰デ−タを保持さ
せ、インストラクション・アクセスの間にデ−タ・リ−
ドが起こってもデ−タ保持手段のデ−タが書き変わるこ
とを防ぐ。
【0020】また、中間バッファにデ−タを保持する対
象のアドレスを設定するための対象アドレス設定レジス
タを持ち、リ−ド要求が対象アドレス設定レジスタに設
定されたアドレスの範囲内にあるときに、デ−タ保持手
段に余剰デ−タを保持させ、シ−ケンシャルなアクセス
の間に他のリ−ド・アクセスが発生した場合にも、デ−
タ保持手段に保持されながらその後の書換えによりSD
RAMから読み直さなければならないということを防
ぐ。
【0021】さらに、ライト要求の対象アドレスがデ−
タ保持手段で保持しているデ−タのアドレスである場合
に、デ−タ保持手段に保持しているデ−タを供給するこ
とを禁止したり、デ−タ保持手段が保持しているにライ
ト要求の対象アドレスのデ−タをライトするデ−タに書
換えて、古いデ−タを供給することを防ぐ。
【0022】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
である。図に示すように、画像処理装置は装置全体の制
御と画像処理等を行うCPU1と、CPU1のインスト
ラクションや各種パラメ−タを記憶したROM2と、シ
ンクロナスDRAM(SDRAM)3と、中間バッファ
4と、プリンタとの信号の授受を行うプリンタインタフ
ェ−ス(プリンタI/F)5と、ホストコンピュ−タ等
との信号の授受を行うホストインタフェ−ス(ホストI
/F)6と、CPU1からの要求を解釈し、装置各部の
制御を行うASIC7とを有する。CPU1に接続され
た高速デ−タを転送するCPUバス8には高速デ−タ転
送が要求されるプリンタインタフェ−ス5とASIC7
が接続され、このCPUバス8に中間バッファ4を介し
てSDRAM3が接続されている。低速バス9はASI
C7を介してCPUバス8に接続され、この低速バス9
にはROM2とホストインタフェ−ス6が接続されてい
る。
【0023】CPU1にはオンチップにキャッシュ・メ
モリを持っており、インストラクション・キャッシュの
ミス・ヒット時には4ワ−ド毎のバ−スト・アクセスで
リフィルを行い、デ−タ・キャッシュのミス・ヒット時
には2ワ−ド毎のバ−スト・アクセスでリフィルを行
う。また、CPU1はリ−ド・アクセス時にステ−タス
端子にリ−ド要求はインストラクションとしてリ−ドを
行うのか、デ−タとしてリ−ドを行うのかを示してい
る。SDRAM3は画像デ−タを記憶するとともにCP
U1のインストラクションやCPU1のワ−キングデ−
タ等を記憶する。
【0024】中間バッファ4は、図2の内部構成図に示
すように、中間バッファ制御部40と、CPUバス8側
のデ−タ・バス端子41と、SDRAM3側のデ−タ・
バス端子42と、ライト・レジスタ43と、SDRAM
側出力バッファ44と、例えば4段のFIFO構成とな
っているデ−タ保持手段45と、セレクタ47とリ−ド
・レジスタ48とCPU側出力バッファ49とからなる
デ−タ出力手段46とを有する。中間バッファ制御部4
0は中間バッファ4内の各部を制御するものであり、A
SIC7により生成したSDRAM3の制御信号である
CLK,SS*,RDE*,WDE*,RW*の各制御
信号が入力されている。なお、各信号の*印は負論理で
あることを示す。ここでCLKはクロック信号であり、
RDE*,WDE*,RW*の各制御信号自体のサンプ
リングやライト・レジスタ43,リ−ド・レジスタ48
のサンプリング・クロックとして使用される。またSS
*はリ−ド要求の対象デ−タがデ−タ保持手段45にあ
ることを示す信号であり、CLKでサンプリングされず
にそのままのタイミングで使用される。RDE*はCP
U側出力バッファ49のイネ−ブルを制御するための信
号であり、WDE*はデ−タ保持手段45へのデ−タ書
き込みを制御するための信号、RW*はSDRAM側出
力バッファ44のイネ−ブルを制御するための信号であ
る。
【0025】この中間バッファ4において、各種デ−タ
のライト時には、CPU1から送られたライト・デ−タ
がCPUバス8側のデ−タ・バス端子41から入力さ
れ、入力したライト・デ−タはライト・レジスタ43に
一度ラッチされる。このときSDRAM側出力バッファ
44はイネ−ブルとなっているので、ライト・レジスタ
43にラッチされているデ−タはSDRAM側出力バッ
ファ44にバッファリングされSDRAM3側のデ−タ
・バス端子42に出力される。ここでライト・レジスタ
43でデ−タを一度ラッチしているのは、SDRAM3
のセットアップタイム・マ−ジンを改善するためであ
る。
【0026】また、デ−タ・リ−ド時には、SDRAM
3に記憶されたデ−タがSDRAM3側のデ−タ・バス
端子42から入力され、デ−タ保持手段45とセレクタ
47に供給される。このときSDRAM側出力バッファ
44はディセ−ブルとなっている。セレクタ47はデ−
タ保持手段45にCPU1からリ−ド要求されたデ−タ
があるときは、デ−タ保持手段45にあるリ−ド要求さ
れたデ−タをリ−ド・レジスタ48に通す。また、デ−
タ保持手段45にCPU1からリ−ド要求されたデ−タ
がないとき、セレクタ47はSDRAM3側のデ−タ・
バス端子42から入力したデ−タをリ−ド・レジスタ4
8に通す。リ−ド・レジスタ48に送られたデ−タはリ
−ド・レジスタ48で一度ラッチされる。このときCP
U側出力バッファ49はイネ−ブルとなっているので、
リ−ド・レジスタ48にラッチされているデ−タはCP
U側出力バッファ49にバッファリングされCPUバス
8側のデ−タ・バス端子41に出力される。ここでCP
U1がインストラクション・キャッシュ・メモリのリフ
ィルをするときに、4ワ−ド毎のブロック・リフィルが
行われるが、SDRAM3は8ワ−ドのリ−ドが行われ
る。そこでCPU側出力バッファ49はSDRAM3側
のデ−タ・バス端子42から入力したデ−タのうち4ワ
−ド分のみCPUバス8側のデ−タ・バス端子41に出
力し、その後はディセ−ブルとなる。一方、デ−タ保持
手段45はSDRAM3からのバ−スト・リ−ドの最後
の4ワ−ド分のみを記憶する。
【0027】次ぎに上記のように構成された画像処理装
置でリ−ド時の動作を、図3のタイミングチャ−トを参
照して説明する。図3において、CLKは装置全体を管
理するクロック信号である。ALEはCPU1が出力す
る信号であり、この信号をアサ−トすることにより、C
PU1がCPUバス8にアクセス要求の対象アドレスを
出力していることを示す。またADはCPUバス8のア
ドレス/デ−タ・バスであり、アドレスとデ−タの両方
の転送に使用する。RD*,Burst*はCPU1が出力
する信号であり、CPU1のアクセス要求がリ−ドであ
るときにRD*をアサ−トし、さらにその要求が4ワ−
ド分のリ−ドであるときにBurst*をアサ−トする。C
S*,RAS*,CAS*,WE*はSDRAM3の制
御信号の一部であり、これらの信号を使用してSDRA
M3にコマンドを与える。すなわちCS*とRAS*を
アサ−トした場合はロ−・アドレスの入力要求であり、
CS*とCAS*をアサ−トした場合はコラム・アドレ
スの入力要求を示し、CS*とRAS*とWE*をアサ
−トした場合はプリチャ−ジ要求を示す。また、DRA
M−DはSDRAM3のデ−タ・バスである。
【0028】まず、ASIC7は1クロック目でRD
*,Burst*のアサ−トがサンプリングされるので、C
PU1が4ワ−ド分のリ−ドを要求していることを認識
する。また、ASIC7はそのときのアドレスはADバ
スにより(A0)であることを認識する。ASIC7の
内部には中間バッファ4のデ−タ保持手段45に保持さ
れているデ−タのアドレスを持っており、このアドレス
をCPU1からのアクセス要求アドレスと比較する。こ
の比較した結果、デ−タ保持手段45に保持しているデ
−タのアドレスとアクセス要求アドレスが一致していな
い場合は、SDRAM3からリ−ドするように、4クロ
ック目でロ−・アドレス、6クロック目でコラム・アド
レスの入力要求を送り出し、SDRAM3にサンプリン
グさせる。SDRAM3はこの要求を受けると、8クロ
ック目には最初のデ−タをDRAM−D上に出力する。
このとき中間バッファ4ではRDE*がアサ−トされて
いるのでADバス上にデ−タを出力するが、SS*がア
サ−トされていないので、DRAM−D上のデ−タをク
ロックの立上りでラッチしてタイミングを取り直してA
Dバスに出力する。そしてこのデ−タは9クロック目で
CPU1にサンプリングされる。
【0029】一方、SDRAM3は例えばバ−スト長4
で、シ−ケンシャル・モ−ドに設定されているので、9
クロック,10クロック,11クロックでインクリメントし
たデ−タを出力する。さらにSDRAM3から先のデ−
タを読むために10クロック目でコラム・アドレスをサン
プリングさせる。SDRAM3はこれを受けて12クロッ
クから4クロック分この先のデ−タを出力する。12クロ
ック目ではRDE*がネゲ−トされておりWDE*がア
サ−トされているので、ADバスへの出力をディセ−ブ
ルにし、DRAM−D上のデ−タを中間バッファ4のデ
−タ保持手段45にライトする。14クロック目ではAS
IC7はCPU1からの新しいワ−ドのリ−ド要求が認
識されるが、このアドレスは(A4)であり、中間バッ
ファ4のデ−タ保持手段45からデ−タが供給できるの
で、中間バッファ4が17クロック目でSS*とRDE*
のアサ−トをサンプリングできるようにする。SDRA
M3に対しては、次ぎのリ−ド要求に備えて15クロック
目でプリチャ−ジ・コマンドをサンプリングできるよう
にCS*とRAS*とWE*をアサ−トしたうえで、次
ぎのリ−ド要求に備えて17,19クロック目でロ−・アド
レス,コラム・アドレスをSDRAM3にサンプリング
させ、アクセス要求された先のアドレスをリ−ドし、中
間バッファ4のデ−タ保持手段45にライトする。
【0030】デ−タのアクセスはシ−ケンシャルに行わ
れることが多いので、先読みしているデ−タをリ−ド要
求されることが多い。このような場合、上記のようにア
クセス要求元であるCPU1とSDRAM3との間に中
間バッファ4を設け、CPU1からの要求デ−タとその
先のデ−タをSDRAM3から読み出し、先読みしてい
るデ−タを中間バッファ4のデ−タ保持手段45に保持
しているから、SDRAM3からリ−ドすることなしに
リ−ド要求デ−タを供給することができる。したがって
高速にデ−タを供給することができる。また、先読みす
ることによる時間の損失は、先読みしたデ−タ量をバス
幅で割ったクロック数のみでできるから極めて小さく、
多くの場合バスのアビトレ−ション・サイクルの影に完
全に隠れてしまい、ペナルテ−を零にすることができ
る。
【0031】なお、上記実施例は中間バッファ4に1個
のデ−タ保持手段45を設けた場合について説明した
が、中間バッファ4に複数のデ−タ保持手段を設けても
良い。
【0032】図4は2個のデ−タ保持手段45a,45
bを設けた中間バッファ4の構成を示す。図に示すよう
に、中間バッファ制御部40にはCLK,SS*,RD
E*,WDE*,RW*の各制御信号以外にデ−タ保持
手段45aとデ−タ保持手段45bのどちらを使用する
かを示す制御信号FOが入力されている。この制御信号
FOにより、リ−ド要求時にデ−タ保持手段45aとデ
−タ保持手段45bのなかで最も古いデ−タを保持して
いるデ−タ保持手段に切り換えて使用する。このように
リ−ド要求に応じてデ−タ保持手段45aとデ−タ保持
手段45bを切り換えることにより、デ−タ保持手段に
保持している新しいデ−タが書き変わってしまっている
という確率を低減することができる。
【0033】この場合、リ−ド要求がインストラクショ
ンのリ−ドであることを示している場合にデ−タ保持手
段45に先読みしたデ−タを保持させると、インストラ
クション・アクセスの間にデ−タ・リ−ドが起こっても
デ−タ保持手段45のデ−タが書き変わってしまってい
るという確率を減少することができる。
【0034】また、リ−ド要求が特定のデ−タ長である
ときに、デ−タ保持手段45に先読みしたデ−タを保持
させると、インストラクションと他のリ−ド・アクセス
のデ−タ長が異なるCPUではインストラクションのリ
−ドであることが判断でき、インストラクション・アク
セスの間にデ−タ・リ−ドが起こってもデ−タ保持手段
45のデ−タが書き変わってしまっているという確率を
減少することができる。
【0035】また、中間バッファ4にデ−タを保持する
対象のアドレスを設定するための対象アドレス設定レジ
スタを持ち、リ−ド要求が対象アドレス設定レジスタに
設定されたアドレスの範囲内にあるときに、デ−タ保持
手段45に先読みしたデ−タを保持させると、シ−ケン
シャルなアクセスの間に他のリ−ド・アクセスが発生し
た場合にも、デ−タ保持手段45に保持されながらその
後の書換えによりSDRAM3から読み直さなければな
らないという確率を低減することができる。
【0036】さらに、ライト要求の対象アドレスがデ−
タ保持手段45で保持しているデ−タのアドレスである
場合に、デ−タ保持手段45に保持しているデ−タをC
PU1に供給することを禁止することにより、古いデ−
タを供給することを防止することができる。また、この
場合、デ−タ保持手段45が保持しているにライト要求
の対象アドレスのデ−タをライトするデ−タに書換える
と、古いデ−タを供給することを防止することができる
とともに、さらにそのデ−タをリ−ドした場合にSDR
AM3からそのデ−タをリ−ドすることなしにデ−タを
供給することができる。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、アクセ
ス要求元であるCPUとSDRAMとの間に中間バッフ
ァを設け、CPUからの要求デ−タとその先のデ−タを
SDRAMから読み出し、先読みしているデ−タを中間
バッファのデ−タ保持手段に保持しているから、SDR
AMからリ−ドすることなしにリ−ド要求デ−タを供給
することができ、高速にデ−タを供給することができ
る。
【0038】また、中間バッファに複数のデ−タ保持手
段を設け、リ−ド要求のときに最も古いデ−タを保持し
ているデ−タ保持手段に切り換えて使用すことにより、
デ−タ保持手段に保持している新しいデ−タが書き変わ
ってしまうことを防止することができる。
【0039】この複数のデ−タ保持手段を切り換える場
合、リ−ド要求がインストラクションのリ−ドであるこ
とを示している場合にデ−タ保持手段に先読みした余剰
デ−タを保持させると、インストラクション・アクセス
の間にデ−タ・リ−ドが起こってもデ−タ保持手段のデ
−タが書き変わってしまっているということを防止する
ことができる。
【0040】また、リ−ド要求が特定のデ−タ長である
ときに、デ−タ保持手段に先読みした余剰デ−タを保持
させると、インストラクションと他のリ−ド・アクセス
のデ−タ長が異なるCPUでインストラクションのリ−
ドであることが判断でき、インストラクション・アクセ
スの間にデ−タ・リ−ドが起こってもデ−タ保持手段の
デ−タが書き変わってしまっているという確率を減少す
ることができる。
【0041】また、中間バッファ4にデ−タを保持する
対象のアドレスを設定するための対象アドレス設定レジ
スタを持ち、リ−ド要求が対象アドレス設定レジスタに
設定されたアドレスの範囲内にあるときに、デ−タ保持
手段に先読みした余剰デ−タを保持させると、シ−ケン
シャルなアクセスの間に他のリ−ド・アクセスが発生し
た場合にも、デ−タ保持手段に保持されながらその後の
書換えによりSDRAMから読み直さなければならない
という確率を低減することができる。
【0042】さらに、ライト要求の対象アドレスがデ−
タ保持手段で保持しているデ−タのアドレスである場合
に、デ−タ保持手段に保持しているデ−タを供給するこ
とを禁止することにより、古いデ−タを供給することを
防止することができる。
【0043】また、デ−タ保持手段が保持しているにラ
イト要求の対象アドレスのデ−タをライトするデ−タに
書換えると、古いデ−タを供給することを防止すること
ができるとともに、さらにそのデ−タをリ−ドした場合
にSDRAMからそのデ−タをリ−ドすることなしにデ
−タを供給することができ、迅速にデ−タを供給するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の中間バッファの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】上記実施例の動作を示すタイムチャ−トであ
る。
【図4】他の実施例の中間バッファの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 シンクロナスDRAM(SDRAM) 4 中間バッファ 7 ASIC 40 中間バッファ制御部 45 デ−タ保持手段 46 デ−タ出力手段 47 セレクタ 48 リ−ド・レジスタ 49 CPU側出力バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 智樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算装置とシンクロナスDRAMか
    らなる記憶装置とを有する画像処理装置において、中央
    演算装置と記憶装置との間に中間バッファを有し、中間
    バッファには記憶装置から送られたデ−タを保持するデ
    −タ保持手段とデ−タ出力手段とを有し、デ−タ出力手
    段はデ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレスのデ−
    タを保持しているときにはデ−タ保持手段に保持してい
    るデ−タを出力し、デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象
    アドレスのデ−タを保持していないときには要求デ−タ
    長より多くのデ−タを記憶装置から読み出し、要求され
    ているデ−タのみを出力し、余剰のデ−タはデ−タ保持
    手段が保持することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 中央演算装置とシンクロナスDRAMか
    らなる記憶装置とを有する画像処理装置において、中央
    演算装置と記憶装置との間に中間バッファを有し、中間
    バッファには記憶装置から送られたデ−タを保持する複
    数のデ−タ保持手段とデ−タ出力手段とを有し、デ−タ
    出力手段はデ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アドレス
    のデ−タを保持しているときにはデ−タ保持手段に保持
    しているデ−タを出力し、デ−タ保持手段がリ−ド要求
    の対象アドレスのデ−タを保持していないときには要求
    デ−タ長より多くのデ−タを記憶装置から読み出し、要
    求されているデ−タのみを出力し、デ−タ保持手段のう
    ち有効なデ−タを保持していないデ−タ保持手段又は既
    にアクセス要求元にデ−タを供給しているデ−タ保持手
    段があるときは、そのデ−タ保持手段に余剰のデ−タを
    保持させ、有効なデ−タを保持していないデ−タ保持手
    段と既にアクセス要求元にデ−タを供給しているデ−タ
    保持手段がないときは最も古いデ−タを保持しているデ
    −タ保持手段に余剰のデ−タを保持させることを特徴と
    する画像処理装置。
  3. 【請求項3】 デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アド
    レスのデ−タを保持していなく、リ−ド要求がインスト
    ラクションであるときに、デ−タ保持手段に余剰のデ−
    タを保持させる請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アド
    レスのデ−タを保持していなく、リ−ド要求が特定のデ
    −タ長であるときに、デ−タ保持手段に余剰のデ−タを
    保持させる請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 デ−タ保持手段がリ−ド要求の対象アド
    レスのデ−タを保持していなく、リ−ド要求が対象アド
    レス設定レジスタにて示されたアドレスの範囲内にある
    ときに、デ−タ保持手段に余剰のデ−タを保持させる請
    求項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 デ−タ保持手段にライト要求の対象アド
    レスのデ−タを保持しているときに、デ−タ保持手段に
    保持しているデ−タの供給を禁止する請求項1乃至5の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 デ−タ保持手段にライト要求の対象アド
    レスのデ−タを保持しているときに、デ−タ保持手段に
    保持しているデ−タをライトするデ−タに書換える請求
    項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
JP4338794A 1994-02-18 1994-02-18 画像処理装置 Pending JPH07230366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4338794A JPH07230366A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4338794A JPH07230366A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07230366A true JPH07230366A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12662399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4338794A Pending JPH07230366A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07230366A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175534A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Sanyo Electric Co Ltd メモリ制御回路
JPWO2013137459A1 (ja) * 2012-03-16 2015-08-03 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 データ供給装置及びデータ処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175534A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Sanyo Electric Co Ltd メモリ制御回路
JPWO2013137459A1 (ja) * 2012-03-16 2015-08-03 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 データ供給装置及びデータ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920010950B1 (ko) 컴퓨터 시스템과 정보 판독 및 데이타 전송방법
US6615309B2 (en) Semiconductor memory device
JP4656862B2 (ja) 半導体装置
US20020035662A1 (en) Memory controller and data processing system
US20030208666A1 (en) Pipelined memory controller
JP2000501536A (ja) 種々のメモリセグメント間のメモリコントロールシーケンスのタイミングを最適にするメモリコントローラユニット
US5893917A (en) Memory controller and method of closing a page of system memory
JPH07230366A (ja) 画像処理装置
JPH08328949A (ja) 記憶装置
US6154807A (en) Memory system performing fast access to a memory location by omitting the transfer of a redundant address
JP2007328910A (ja) 複数のデータ経路を有するメイン・メモリ・システム
JPH08129881A (ja) Sdram制御装置
JPH06282983A (ja) メモリ内のデータをアクセスするための方法、メモリシステムおよびメモリ制御システム
US6385687B2 (en) Method and apparatus for simultaneously accessing the tag and data arrays of a memory device
JP4220258B2 (ja) ノンキャッシュ領域内高速メモリアクセス方法
KR940001590B1 (ko) 블럭읽기 및 쓰기에서의 메모리 엑세스 시간 단축장치 및 방법
JPH09319657A (ja) 命令読み込み用バッファを備えたプロセッサ
US20060090059A1 (en) Methods and devices for memory paging management
JPH07105081A (ja) シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置
JP3317592B2 (ja) メモリシステム及び画像形成システム
EP0398191A2 (en) Quadruple word, multiplexed, paged mode and cache memory
JP2000242544A (ja) メモリ制御装置及びダイレクトメモリアクセス制御装置
JPH06103760A (ja) ダイナミックメモリ
JP3561670B2 (ja) メモリ制御回路
JP3600830B2 (ja) プロセッサ