JPH07105081A - シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置 - Google Patents

シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置

Info

Publication number
JPH07105081A
JPH07105081A JP5273034A JP27303493A JPH07105081A JP H07105081 A JPH07105081 A JP H07105081A JP 5273034 A JP5273034 A JP 5273034A JP 27303493 A JP27303493 A JP 27303493A JP H07105081 A JPH07105081 A JP H07105081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
synchronous dram
address
written
access control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5273034A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Yamada
眞弘 山田
Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
Toru Noro
徹 野呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5273034A priority Critical patent/JPH07105081A/ja
Publication of JPH07105081A publication Critical patent/JPH07105081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使
用した場合に,シンクロナスDRAMを降順にアクセス
できるようにして,シンクロナスDRAMのアクセスを
スキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率
的に適合させる。 【構成】 画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使
用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行
うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法および装置
において,書込みを行う全画像データの最後の画像デー
タがシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレス
に書き込まれるように,シーケンシャル・モードで画像
データを書き込み,インターリーブ・モードでシンクロ
ナスDRAMのブロック内の最大アドレスから画像デー
タを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,画像メモリとしてシン
クロナスDRAMを使用したプリンタ制御装置の画像メ
モリ制御方法およびスキャナ制御装置の画像メモリ制御
方法に関し,より詳細には,画像メモリとしてシンクロ
ナスDRAMを使用し,DMAあるいはシャドウDMA
にて画像データの書込み・読み出し制御を行うプリンタ
制御装置の画像メモリ制御方法およびスキャナ制御装置
の画像メモリ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データの記憶装置は,大容
量,低コストを実現するため,高速ページ・モード,ス
タチック・コラム・モード,ニブル・モードのDRAM
を使用して構成するのが一般的ある。
【0003】高速ページ・モードのDRAMは,/RA
Sをアサートした状態において,/CASおよびコラム
・アドレスを入力することにより,同一行アドレスに対
し,高速にランダム・アクセスを行えるようにしたもの
である。
【0004】また,スタチック・コラム・モードのDR
AMは,/RASをアサートした状態において,コラム
・アドレスを変化させることで,高速ページ・モードと
同様に,同一行アドレスに対して高速にアクセスが行え
るものであり,さらに,/CASによってコラム・アド
レスをストローブする必要が無いので,一段と高速化が
可能である。
【0005】また,ニブル・モードのDRAMは,通常
のアクセス終了後,/RASをアサートしたままの状態
において,/CASのトグル動作によって,下位の2ビ
ット分がインクリメントされたアドレスのデータがシー
ケンシャルにアクセスされる。なお,ニブル・モードは
4ワード分しかバースト・アクセスできないが,他のモ
ードに比べて高速であるという特徴がある。
【0006】上記,各種モードのDRAMは,近傍空間
に対する連続アクセスの時にのみ,高速アクセス可能で
あり,特に高速動作を要求されるプリンタへの画像デー
タの送り出し時,および,スキャナにより読み取った画
像データの書き込み時には,シーケンシャル・アクセス
となることから,上記特徴を有効に生かすことができ
る。
【0007】また,画像処理やシステム全体の制御を行
なうCPUのワーク用メモリやインストラクション用メ
モリを画像メモリと共用し,資源を有効に使用すること
が頻繁に行なわれている。このとき,インストラクショ
ンの読み出しは,シーケンシャルに行なわれることが多
いので,高速アクセスが可能となる。また,キャッシュ
・メモリのリフィル動作もブロック単位で行うように構
成することが多いので,この場合にも,高速アクセスが
可能となる。
【0008】ところが,高速にアクセスが実現できると
言ってもそのサイクル・タイムは40nsec(25M
Hz)程度であり,更に高速にアクセスを実現するため
には,SRAMを使用したり,バンク・インターリーブ
の手法を使用する必要があった。ところが,SRAMは
高価であるため,SRAMを使用するとコストアップを
招くという不都合があり,また,バンク・インターリー
ブでは,同時に先のアドレスもアクセスすることで,シ
ーケンシャル・アクセスを高速にすることができるもの
の,バンク分のバス幅が必要となることから,システム
の最低構成単位が大きくなり,やはり,コストアップを
招くという不都合があった。
【0009】このため,従来,上記不都合を解消するも
のとして,メモリとしてシンクロナスDRAMを使用
し,データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御方法およびその装置が提供されて
いる。シンクロナスDRAMは,DRAMを完全同期型
にしたものであり,最大100MHzでデータの入出力
を行なうことができる。同期型にしたため,クロックの
立上りエッジに合わせて,ロー・アドレスやコラム・ア
ドレスのエントリ,リフレッシュなどをコマンドとして
与えることにより,シンクロナスDRAMへのアクセス
を行なうことができる。
【0010】リードに関しては,最初のデータの読み出
しまでに要する時間は,一般的なDRAMと変わらない
が,その後のデータはクロックの周期に合わせて出力さ
れてくる。なお,この時のアクセスの順番は,モード設
定によって行なうので,コラム・アドレスをクロック毎
に入力する必要は無い。また,ライトに関しては,クロ
ックの周期に合わせて,最初のデータから書き込むこと
ができる。このように,クロックの周期に合わせてシン
クロナスDRAMへのアクセスを行なうが,このクロッ
クの周期が高速(100MHz)であるため,シンクロ
ナスDRAMへのアクセスは高速アクセスとなる。
【0011】一方,バースト・アクセス時におけるアク
セスの順番としては,シーケンシャル・モードとインタ
ーリーブ・モードの2種類のモードが設定可能である。
ここで,シーケンシャル・モードは,スタート・アドレ
スからバースト長分をインクリメントしながらアクセス
していくものである。なお,ブロック内の最大アドレス
に達したら,ブロック内の最小アドレスに戻る。
【0012】また,インターリーブ・モードは,バース
ト長をLとすると,0からL−1まで順番に,スタート
・アドレスとの排他的論理和演算を行ない,演算結果の
アドレスを用いて,演算順に,アクセスしていくもので
ある。
【0013】なお,ブロックとは,バースト長ごとの区
切りを指すものである。従って,例えば,2M×8ビッ
ト構成の16MビットのシンクロナスDRAMでは,バ
ースト長を4とすると,1個当たり, 2×1024×1024÷4=512×1024個 のブロックがあることになる。
【0014】上記のシンクロナスDRAMを使用するこ
とで,順方向のシーケンシャルなアクセスが極めて高速
に実現できる。また,CPUがキャッシュ・メモリをリ
フィルする時,インターリーブ,シーケンシャル,また
は1ワード・アクセスとして行なうものが多いが,シン
クロナスDRAMを使用した場合には,これらの全てに
対応できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のシンクロナスDRAMのアクセス制御方法およびそ
の装置によれば,シンクロナスDRAMを使用すること
で,大容量,かつ,高速の画像メモリを低コストで実現
することができるものの,シーケンシャル・モードでシ
ンクロナスDRAMにアクセスする場合に,アドレスの
小さい方向(すなわち,降順)にアクセスすることがで
きないため,シンクロナスDRAMを画像メモリとして
使用した場合には,必ずしもシステム性能に効率的に適
合させることができないという問題点があった。
【0016】ここで,シンクロナスDRAMを画像メモ
リとして使用した場合の問題点を具体的に説明する。例
えば,プリンタでは,両面プリント時の裏面画像データ
等のように,画像メモリのデータを180度回転させた
形で送り出す必要を生じる場合がある。また,スキャナ
の読取データを,180度回転させた形で画像メモリに
記憶させたい場合もある。この場合,アドレスの小さい
方向(降順)にアクセスしていけば良いのであるが,シ
ーケンシャル・モードでは,アドレスの大きい方向(昇
順)へのアクセスであり,また,インターリーブ・モー
ドはキャッシュ・リフィルを簡単に行なう為のモードで
あるため,シンクロナスDRAMを使用して,降順にア
クセスを行なうことは困難であった。
【0017】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用した
場合に,シンクロナスDRAMを降順にアクセスできる
ようにして,シンクロナスDRAMのアクセスをスキャ
ナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率的に適
合させることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,画像メモリとしてシンクロナスDRAM
を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最後の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに書き
込まれるように,シーケンシャル・モードで画像データ
を書き込み,インターリーブ・モードでシンクロナスD
RAMのブロック内の最大アドレスから画像データを読
み出すシンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提供
するものである。
【0019】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最後の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに書き
込まれるように,シーケンシャル・モードで画像データ
を書き込み,インターリーブ・モードでシンクロナスD
RAMのブロック内の最大アドレスから画像データを読
み出すシンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提供
するものである。
【0020】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行うシン
クロナスDRAMのアクセス制御方法において,書込み
を行う全画像データの最初の画像データがシンクロナス
DRAMのブロック内の最大アドレスに書き込まれるよ
うに,インターリーブ・モードで画像データを書き込
み,シーケンシャル・モードでシンクロナスDRAMの
ブロック内の最大アドレスから画像データを読み出すシ
ンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提供するもの
である。
【0021】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最初の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに書き
込まれるように,インターリーブ・モードで画像データ
を書き込み,シーケンシャル・モードでシンクロナスD
RAMのブロック内の最大アドレスから画像データを読
み出すシンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提供
するものである。
【0022】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行うシン
クロナスDRAMのアクセス制御方法において,書込み
を行う全画像データの最後の画像データがシンクロナス
DRAMのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)
のアドレスに書き込まれるように,シーケンシャル・モ
ードで画像データを書き込み,インターリーブ・モード
でシンクロナスDRAMのブロック内の(2n−1)番
目のアドレスから画像データを読み出すシンクロナスD
RAMのアクセス制御方法を提供するものである。
【0023】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最後の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,シーケ
ンシャル・モードで画像データを書き込み,インターリ
ーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の
(2n −1)番目のアドレスから画像データを読み出す
シンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提供するも
のである。
【0024】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行うシン
クロナスDRAMのアクセス制御方法において,書込み
を行う全画像データの最初の画像データがシンクロナス
DRAMのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)
のアドレスに書き込まれるように,インターリーブ・モ
ードで画像データを書き込み,シーケンシャル・モード
で最後に書き込んだ画像データのアドレスから画像デー
タを読み出すシンクロナスDRAMのアクセス制御方法
を提供するものである。
【0025】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最初の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,インタ
ーリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケンシ
ャル・モードで最後に書き込んだ画像データのアドレス
から画像データを読み出すシンクロナスDRAMのアク
セス制御方法を提供するものである。
【0026】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行うシン
クロナスDRAMのアクセス制御方法において,シーケ
ンシャル・モードで画像データを書き込み,画像データ
を読み出す際に,読み出しのスタートアドレスをシンク
ロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目(nは
整数)のアドレスに切り上げて,インターリーブ・モー
ドで前記(2n −1)番目のアドレスから画像データを
読み出すシンクロナスDRAMのアクセス制御方法を提
供するものである。
【0027】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,シーケンシャル・モードで画像データを書き込み,
画像データを読み出す際に,読み出しのスタートアドレ
スをシンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)
番目(nは整数)のアドレスに切り上げて,インターリ
ーブ・モードで前記(2n −1)番目のアドレスから画
像データを読み出すシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法を提供するものである。
【0028】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
DMAにて画像データの書き込み・読み出しを行うシン
クロナスDRAMのアクセス制御方法において,書込み
を行う全画像データの最初の画像データがシンクロナス
DRAMのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)
のアドレスに書き込まれるように,インターリーブ・モ
ードで画像データを書き込み,シーケンシャル・モード
でシンクロナスDRAMのブロック内の先頭アドレスか
ら画像データを読み出すシンクロナスDRAMのアクセ
ス制御方法を提供するものである。
【0029】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
シャドウDMAにて画像データの書き込み・読み出しを
行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
て,書込みを行う全画像データの最初の画像データがシ
ンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,インタ
ーリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケンシ
ャル・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の先
頭アドレスから画像データを読み出すシンクロナスDR
AMのアクセス制御方法を提供するものである。
【0030】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,CPUから出力さ
れたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させて,
シンクロナスDRAMをアクセスする反転アクセス手段
を備えたシンクロナスDRAMのアクセス制御装置を提
供するものである。なお,前記アドレスビットの一部と
は,少なくともシンクロナスDRAMのブロックサイズ
分以上のアドレスビットであるものとする。
【0031】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,CPUから出力さ
れたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させて,
シンクロナスDRAMをアクセスする第1のアクセス手
段と,CPUから出力されたアドレスビットを反転させ
ないで,シンクロナスDRAMをアクセスする第2のア
クセス手段とを備えたシンクロナスDRAMのアクセス
制御装置を提供するものである。なお,前記アドレスビ
ットの一部とは,少なくともシンクロナスDRAMのブ
ロックサイズ分以上のアドレスビットであるものとす
る。
【0032】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,シンクロナスDR
AMからプリンタへ画像データを読み出す際に,CPU
から出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反
転させて,インターリーブ・モードでシンクロナスDR
AMから画像データを読み出す第1のアクセス手段と,
CPUから出力されたアドレスビットを反転させない
で,インターリーブ・モードでシンクロナスDRAMか
ら画像データを読み出す第2のアクセス手段とを備えた
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置を提供するも
のである。なお,前記アドレスビットの一部とは,少な
くともシンクロナスDRAMのブロックサイズ分以上の
アドレスビットであるものとする。
【0033】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,スキャナからシン
クロナスDRAMへ画像データを書き込む際に,CPU
から出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反
転させて,シンクロナスDRAMに画像データを書き込
む第1のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレ
スビットを反転させないで,シンクロナスDRAMに画
像データを書き込む第2のアクセス手段とを備えたシン
クロナスDRAMのアクセス制御装置を提供するもので
ある。なお,前記アドレスビットの一部とは,少なくと
もシンクロナスDRAMのブロックサイズ分以上のアド
レスビットであるものとする。
【0034】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,CPUから出力さ
れたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させて,
シンクロナスDRAMをアクセスする第1のアクセス手
段と,CPUから出力されたアドレスビットを反転させ
ないで,シンクロナスDRAMをアクセスする第2のア
クセス手段と,アドレスビットの反転対象領域であるか
否かを判定し,前記第1のアクセス手段および第2のア
クセス手段の切り換え制御を行う領域判定・制御手段と
を備えたシンクロナスDRAMのアクセス制御装置を提
供するものである。なお,前記アドレスビットの一部と
は,少なくともシンクロナスDRAMのブロックサイズ
分以上のアドレスビットであるものとする。
【0035】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,シンクロナスDR
AMからプリンタへ画像データを読み出す際に,CPU
から出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反
転させて,インターリーブ・モードでシンクロナスDR
AMから画像データを読み出す第1のアクセス手段と,
CPUから出力されたアドレスビットを反転させない
で,インターリーブ・モードでシンクロナスDRAMか
ら画像データを読み出す第2のアクセス手段と,アドレ
スビットの反転対象領域であるか否かを判定し,前記第
1のアクセス手段および第2のアクセス手段の切り換え
制御を行う領域判定・制御手段とを備えたシンクロナス
DRAMのアクセス制御装置を提供するものである。な
お,前記アドレスビットの一部とは,少なくともシンク
ロナスDRAMのブロックサイズ分以上のアドレスビッ
トであるものとする。
【0036】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し,
画像データの書き込み・読み出しを行うシンクロナスD
RAMのアクセス制御装置において,スキャナからシン
クロナスDRAMへ画像データを書き込む際に,CPU
から出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反
転させて,シンクロナスDRAMに画像データを書き込
む第1のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレ
スビットを反転させないで,シンクロナスDRAMに画
像データを書き込む第2のアクセス手段と,アドレスビ
ットの反転対象領域であるか否かを判定し,前記第1の
アクセス手段および第2のアクセス手段の切り換え制御
を行う領域判定・制御手段とを備えたシンクロナスDR
AMのアクセス制御装置を提供するものである。なお,
前記アドレスビットの一部とは,少なくともシンクロナ
スDRAMのブロックサイズ分以上のアドレスビットで
あるものとする。
【0037】
【作用】本発明のシンクロナスDRAMのアクセス制御
方法(請求項1および2)は,書込みを行う全画像デー
タの最後の画像データがシンクロナスDRAMのブロッ
ク内の最大アドレスに書き込まれるように,シーケンシ
ャル・モードで画像データを書き込み,インターリーブ
・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の最大ア
ドレスから画像データを読み出すことにより,降順のア
クセスを行う。
【0038】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法(請求項3および4)は,書込みを行う
全画像データの最初の画像データがシンクロナスDRA
Mのブロック内の最大アドレスに書き込まれるように,
インターリーブ・モードで画像データを書き込み,シー
ケンシャル・モードでシンクロナスDRAMのブロック
内の最大アドレスから画像データを読み出すことによ
り,降順のアクセスを行う。
【0039】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法(請求項5および6)は,書込みを行う
全画像データの最後の画像データがシンクロナスDRA
Mのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)のアド
レスに書き込まれるように,シーケンシャル・モードで
画像データを書き込み,インターリーブ・モードでシン
クロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目のア
ドレスから画像データを読み出すことにより,降順のア
クセスを行う。
【0040】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法(請求項7および8)は,書込みを行う
全画像データの最初の画像データがシンクロナスDRA
Mのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)のアド
レスに書き込まれるように,インターリーブ・モードで
画像データを書き込み,シーケンシャル・モードで最後
に書き込んだ画像データのアドレスから画像データを読
み出すことにより,降順のアクセスを行う。
【0041】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法(請求項9および10)は,シーケンシ
ャル・モードで画像データを書き込み,画像データを読
み出す際に,読み出しのスタートアドレスをシンクロナ
スDRAMのブロック内の(2n −1)番目(nは整
数)のアドレスに切り上げて,インターリーブ・モード
で(2n −1)番目のアドレスから画像データを読み出
すことにより,降順のアクセスを行う。
【0042】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法(請求項11および12)は,書込みを
行う全画像データの最初の画像データがシンクロナスD
RAMのブロック内の(2n −1)番目(nは整数)の
アドレスに書き込まれるように,インターリーブ・モー
ドで画像データを書き込み,シーケンシャル・モードで
シンクロナスDRAMのブロック内の先頭アドレスから
画像データを読み出すことにより,降順のアクセスを行
う。
【0043】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置(請求項14〜16)は,CPUから出
力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させ
て,シンクロナスDRAMをアクセスすることにより,
降順のアクセスを行う。
【0044】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置(請求項17〜19)は,アドレスビッ
トの反転対象領域であるか否かを判定し,第1のアクセ
ス手段および第2のアクセス手段の切り換え制御を行う
ことにより,効率的に降順のアクセスを行う。
【0045】
【実施例】以下,本発明のシンクロナスDRAMのアク
セス制御方法およびその装置を複写機の制御装置に適用
した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例2〕,
〔実施例3〕,〔実施例4〕の順に図面を参照して詳細
に説明する。
【0046】〔実施例1〕図1は,実施例1の複写機の
制御装置のブロック構成図を示す。図において,101
はCPUであり,全体のシステム制御および画像処理等
を行う。このCPU101はオンチップにキャッシュ・
メモリ101aを持っている。102はROMであり,
CPU101が実行する制御プログラムや,各種パラメ
ータ等が記憶されている。103はASIC(特定用途
向けIC)であり,CPU101の外部アクセスはAS
ICを経由して行われる。104はスキャナI/Fであ
り,スキャナ(図示せず)とのインタフェースを行う。
105はホストI/Fであり,パーソナルコンピュータ
等のホストとのインタフェースを行う。
【0047】107はプリンタI/Fであり,プリンタ
(図示せず)とのインタフェースを行う。画像メモリ1
06に記憶されている画像データは,プリンタI/F1
07を介してプリンタに出力される。
【0048】106はシンクロナスDRAM(以下,図
面中では省略してSDRAMと記載する場合もある)で
構成された画像メモリであり,スキャナI/F104を
介して受け取ったスキャナ・データや,ホストI/F1
05を介して受け取ったプリント・データ等に対してC
PU101が画像処理を施して作成した画像データ等を
記憶する。また,この画像メモリ106は,CPU10
1がワーキング用に使用したり,インストラクションを
ここにダウン・ロードして,ここでプログラムを実行す
る場合もある。
【0049】画像メモリ106はシンクロナスDRAM
から構成されている。従って,シンクロナスDRAMが
サポートしている,シーケンシャル・モードおよびイン
ターリーブ・モードの2つのアドレス・タイプでのアク
セスが可能である。シーケンシャル・モードは,図2
(a)に示すように,アダー201に転送ブロックのス
タート・アドレスと,バイナリ・カウンタの値を入力
し,バースト長分をインクリメントしながらシーケンシ
ャル・アドレスを生成し,シーケンシャル・アドレスに
従ってアクセスしていくものである。なお,ブロック内
の最大アドレスに達したら,ブロック内の最小アドレス
に戻る。
【0050】また,インターリーブ・モードは,バース
ト長をLとすると,図2(b)に示すように,0からL
−1まで順番にバイナリ・カウンタで生成し,EXOR
回路202でバイナリ・カウンタのカウント値と転送ブ
ロックのスタート・アドレスとの排他的論理和演算を行
ない,演算結果をインターリーブ・アドレスとして生成
し,インターリーブ・アドレスに従ってアクセスしてい
くものである。
【0051】また,図3は,バンク・インターリーブ方
式を実現するために画像メモリ106内に組み込まれて
いる2バンク式セル・アレイ機構300を示し,図示の
如く,1チップ内に2つのバンク301(バンク0)お
よびバンク302(バンク1)のメモリ・セル・アレイ
を持つことで,1チップでのインターリーブ動作を可能
としている。バンク301およびバンク302を交互に
アクセスすることにより,一方のバンクのアクセス中に
他のバンクに対してコマンド入力を行うことができ,ロ
ウ・アドレスからのアクセス,プリチャージ,CASレ
イシテンシ等の時間の短縮を可能としている。これによ
り,間断なく画像データの書き込み・読み出しを行うこ
とができる。
【0052】図4は,ASIC103の内部ブロック図
を示し,401はCPUI/F&DMAコントロール部
を示し,CPU101とDMAの調整,アドレス生成等
を行う。また,ASIC103のモード設定のための各
種レジスタもここに含まれている。さらに,このCPU
I/F&DMAコントロール部401は,シャドウDM
Aにも対応できるものとする。
【0053】402は,アドレス・デコード部であり,
アドレス・デコードの結果,対応するチップ・セレクト
(CS)信号のみをアクティブにする。図において,S
CSはシンクロナスDRAM(画像メモリ106)のC
S信号,ECSはそれ以外のCS信号である。
【0054】また,403は,シンクロナスDRAMを
制御するためのSDRAMコントロール部であり,SR
AA(アドレス),RAS,CAS,WE等の制御信号
を生成する。
【0055】以上の構成において, 実施例1のシンクロナスDRAMのアクセス制御の原
理 第1の動作例 (DMAにて,画像メモリ106から画像データを18
0度回転させ,読み出す動作) 第2の動作例 (DMAにて,画像データを180度回転させて画像メ
モリ106へ,書き込む動作) 第3の動作例 (シャドウDMAにて,画像メモリ106から画像デー
タを180度回転させて読み出す動作) 第4の動作例 (シャドウDMAにて,画像データを180度回転させ
て画像メモリ106へ書き込む動作) 実施例1の効果 の順序で説明する。
【0056】実施例1のシンクロナスDRAMのアク
セス制御の原理 画像メモリ106であるシンクロナスDRAMは,バー
スト・リード時に最初にアドレスを入力したら,そのバ
ースト・アクセス中は,シンクロナスDRAM内で生成
される2種類のアドレス生成方式(シーケンシャル・モ
ードおよびインターリーブ・モードの2つのアドレス・
タイプ)のどちらかにより,アクセスを行う。シーケン
シャル・モードは,図2(a)で示したように,スター
ト・アドレスからインクリメントして行き,バースト長
分をインクリメントしながらアクセスして行くものであ
る。なお,このときブロック内の最大アドレスに達した
ら,ブロック内の最小アドレスに戻る。
【0057】一方,インターリーブ・モードは,0から
インクリメントしていくバイナリ・カウンタとスタート
・アドレスとの排他的論理和演算を行った結果のアドレ
スで,ブロック長分アクセスする。図5は,バースト長
(以降,B.L.と記載する場合もある)を8とした
時,インターリーブ・モードで各スタート・アドレスか
ら開始した場合の,アクセス順を示したものである。図
中の501で示すように,スタート・アドレスがブロッ
ク内最大アドレスから開始された場合には,ブロック内
を降順にアクセスすることになるが,それ以外の場合
は,必ずしも降順のアクセスとならない。従って,イン
ターリーブ・モードにおいて,任意のアドレスからスタ
ートさせて,降順にアクセスしていくことはできない。
【0058】ところが,前述したようにインターリーブ
・モードでは,0から始まるカウンタとの排他的論理和
演算の結果により,インターリーブ・アドレスが決まる
ので,(2n −1)をスタート・アドレスとすれば,そ
こから,ブロック内の最小アドレスまでは,1毎にデク
リメントしながらアクセスされることになる。このこと
は,図5の網点部分で示すように明らかである。
【0059】本発明は,上記インターリーブ・モードで
のアドレス生成の特性を利用して,シンクロナスDRA
Mを逆方向(降順)にアクセスするものである。
【0060】第1の動作例 第1の動作例は,DMAにて,画像メモリ106から画
像データを180度回転させ,読み出す動作を示す。
【0061】具体的には,シンクロナスDRAMに記憶
されている画像データを180度回転させたイメージで
プリンタI/F107に送り出す動作である。ただし,
この場合には,シンクロナスDRAMに記憶されている
画像データは,シーケンシャル・モードで昇順に書き込
まれたものとする。
【0062】図6は,シンクロナスDRAMに記憶され
ている画像データの状態を示し,画像データD(n−
7)〜D(n−1)がシンクロナスDRAM内の物理ア
ドレスm〜m+6に昇順に記憶されている。この画像デ
ータを180度回転させて読み出すには,読み出し順番
で示すように物理アドレスm+6から降順に読み出せば
良い。
【0063】図7は,図6の読み出し順番で読み出して
くる時のタイミング・チャートを示す。なお,実施例1
ではLatency=1に設定し,2バンク構成のシン
クロナスDRAMからインターリーブ・モードで読み出
す。
【0064】また,図7において,/CS,/RAS,
/CASはシンクロナスDRAMへの制御信号,/WC
ENはプリンタI/F107に対するライト・クロック
・イネーブル信号で,プリンタI/F107がCLK
(クロック)の立上りエッジで,これを“L”としてサ
ンプリングした場合には,有効なデータがデータ・バス
上に存在することを示す。また,DATAはデータ・バ
ス上のデータ,Aはマルチプレックスされたアドレス,
BSはバンクセレクトを示す。
【0065】今,画像読み出しのスタート・アドレスが
m+6のアドレスで,ブロック内の3番目のアドレスで
ある。換言すれば,ブロック内の最大アドレスでもな
く,ブロック内の(2n −1)番目のアドレスでもな
い。そこで,図5で示したようにシンクロナスDRAM
を降順にアクセスするために,スタート・アドレスを
(2n −1)番目のアドレスに変更する必要がある。従
って,シンクロナスDRAMに対しては,m+7をスタ
ート・アドレスとしてアクセスをスタートさせる。
【0066】図7のタイミング・チャートでこの流れを
説明すると,先ず,2クロック目の立上りエッジで,m
+7のアドレスに対応するRow Addressを入
力する。3クロック目の立上りエッジで,m+7のアド
レスに対応するColumnAddressを入力す
る。ここで,Latency=1であるので,4クロッ
ク目の立上りエッジでは,m+7のアドレスのデータが
確定状態になっているが,このデータは空読みデータで
あるため,プリンタI/F107には送らない。すなわ
ち,4クロック目の立上りエッジで,/WCENを
“H”レベルとしてサンプリングさせないことで,プリ
ンタI/F107はこれを有効なデータでないと判断
し,受け入れない。
【0067】有効なデータが出力される5クロック目の
立上りエッジから,11クロック目の立上りエッジまで
は,/WCENを“L”レベルとして,該当するデータ
をプリンタI/F107にサンプリングさせる。
【0068】一方,図6に示すように,D(n−4)か
らは違うブロックになるので,D(n−4)を読み出し
たい8クロック目の立上りエッジからLatency=
1クロック前の7クロック目の立上りエッジにm+3の
アドレスに対応するColumn Addressを入
力している。また,その1クロック前の6クロック目の
立上りエッジにm+3のアドレスに対応するRow A
ddressを入力している。なお,図3の2バンク式
セル・アレイ機構300で示したように,最初のブロッ
クのアドレスをバンク301に対応させ,後のブロック
のアドレスをバンク302に対応させることにより,間
断なく画像データの書き込み・読み出しを行うことがで
きる。
【0069】上記の処理によって,180度回転したイ
メージの画像データをプリンタI/F107に送り出す
ことができる。
【0070】なお,第1の動作例では,シンクロナスD
RAMに記憶されている画像データの最後の画像データ
が,ブロック内の最大アドレスでもなく,ブロック内の
(2n −1)番目のアドレスでもない場合を示したが,
シンクロナスDRAMに画像データを書き込む際に,あ
らかじめ書込みを行う全画像データのデータ量に基づい
て,CPU101で最後の画像データがシンクロナスD
RAMのブロック内の最大アドレスあるいはブロック内
の(2n −1)番目のアドレスになるようにスタート・
アドレスを求め,該スタート・アドレスに基づいて,シ
ーケンシャル・モードで画像データを書き込み,インタ
ーリーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロック内
の最大アドレスから画像データを読み出すことにより,
同様に180度回転したイメージの画像データをプリン
タI/F107に送り出すことができる。
【0071】また,シンクロナスDRAMに記憶されて
いる画像データの最後の画像データが,ブロック内の最
大アドレスあるいはブロック内の(2n −1)番目のア
ドレスでない場合には,いずれかに達するまで,CPU
101の制御によってダミーデータ(空の画像データ)
を書き込み,読み出し時にプリンタI/F107側でダ
ミーデータを識別して,取り込まないように構成するこ
ともできる。
【0072】第2の動作例 第2の動作例は,DMAにて,画像データを180度回
転させて画像メモリ106へ,書き込む動作を示す。具
体的には,スキャナの読み取りデータを180度回転さ
せたイメージでシンクロナスDRAMに記憶させる動作
である。
【0073】図8は,シンクロナスDRAMに記憶する
際の画像データの書き込み順番を示す。図9は,図8の
書き込み順番で画像データを書き込む時のタイミング・
チャートを示す。
【0074】図9において,/CS,/RAS,/CA
S,BS,/WE,DQMはシンクロナスDRAMへの
制御信号,Aはマルチプレックスされたアドレス,DA
TAはデータ・バス上のデータを示す。また,/RCE
Nは,スタート・アドレスへの制御信号で,スタート・
アドレスはクロックの立上りエッジで/RCENを
“L”レベルとしてサンプリングした時には,次に画素
の画像データをデータ・バス上に出力する。
【0075】今,画像書き込みのスタート・アドレスが
m+6のアドレスで,ブロック内の3番目のアドレスで
ある。換言すれば,ブロック内の最大アドレスでもな
く,ブロック内の(2n −1)番目のアドレスでもな
い。そこで,図5で示したようにシンクロナスDRAM
を降順にアクセスするために,スタート・アドレスを
(2n −1)番目のアドレスに変更する必要がある。従
って,シンクロナスDRAMに対しては,m+7をスタ
ート・アドレスとしてアクセスをスタートさせる。
【0076】図9のタイミング・チャートでこの流れを
説明すると,先ず,2クロック目の立上りエッジで,m
+7のアドレスに対応するRow Addressを入
力する。3クロック目の立上りエッジで,m+7のアド
レスに対応するColumnAddressを入力す
る。ここで,4クロック目の立上りエッジでは,DQM
は“H”レベルとしてサンプリングされるようにしてい
るので,このクロックでのライトはマスクされ,m+7
のアドレスに対しては書き込みを行わない。
【0077】一方,有効なデータが出力される5クロッ
ク目の立上りエッジから,11クロック目の立上りエッ
ジまでは,該当するデータがシンクロナスDRAMに書
き込まれる。ただし,図8に示すように,D(n−4)
からは別のブロックへの書き込みとなるので,8クロッ
ク目の立上りエッジにm+3のアドレスに対応する対応
するColumn Addressを入力し,また,そ
の1クロック前の7クロック目の立上りエッジにm+3
のアドレスに対応するRow Addressを入力し
ている。
【0078】上記の処理によって,スキャナの読み取り
データを180度回転させたイメージで画像データを画
像メモリ106に記憶させることができる。
【0079】なお,第2の動作例では,実際にシンクロ
ナスDRAMに書き込む際の最初の画像データが,ブロ
ック内の最大アドレスでもなく,ブロック内の(2n
1)番目のアドレスでもない場合を示したが,シンクロ
ナスDRAMに画像データを書き込む際に,CPU10
1においてあらかじめスタート・アドレスそのものをブ
ロック内の最大アドレスあるいはブロック内の(2n
1)番目のアドレスになるように変更するようにしても
良く,同様にスキャナの読み取りデータを180度回転
させたイメージで画像データを画像メモリ106に記憶
させることができる。
【0080】第3の動作例 第3の動作例では,シャドウDMAにて,画像メモリ1
06から画像データを180度回転させて読み出す動作
を説明する。具体的には,シンクロナスDRAMに記憶
されている画像データを180度回転させたイメージで
プリンタI/F107に送り出す動作である。ただし,
この場合には,シンクロナスDRAMに記憶されている
画像データは,シーケンシャル・モードで昇順に書き込
まれたものとする。
【0081】図10は,シンクロナスDRAMに記憶さ
れている画像データの状態を示し,図11は,図10の
読み出し順番で読み出してくる時のタイミング・チャー
トを示す。
【0082】図11において,/RDはCPU101か
らの外部リード・リクエストを示す信号,Addres
sはCPU101の外部バス・サイクルの対象アドレス
を示す信号,/ACKはCPU101に外部バス・サイ
クルを終了しても良いことを示す信号,/ECS0は画
像メモリ空間以外の空間に対するチップ・セレクト信
号,/CS,/RAS,/CASはシンクロナスDRA
Mへの制御信号,Aはマルチプレックスされたアドレ
ス,BSはバンク・セレクト,DATAはデータ・バス
上のデータを示す。
【0083】図11のタイミング・チャートの流れは,
基本的に図7に示す第1の動作例のタイミング・チャー
トと同様であるが,ここではDMAの代わりにシャドウ
DMAを使用しているので,通常の画像メモリ空間にオ
フセットを加えたアドレスとしてマッピングされている
シャドウ・アクセス空間へ,CPU101がリードを行
うことで,DMA動作が行われる。
【0084】この動作を図11で説明すると,0クロッ
ク目から画像メモリ106のシャドウ空間のアドレスを
出力しながら,/RDをアサートすることで,CPU1
01はシャドウ空間に対するリード動作を開始する。A
SIC103はこれを認識したらすぐに/ACKをアサ
ートし,CPU101を解放させる。CPU101は2
クロック目の立上りエッジで/ACKを認識し,データ
・バス上のデータを読み込んで次に処理に移る。ただ
し,ここで読み込んだデータは無効なデータであるた
め,CPU101内部では,このデータを使用しない。
この後,CPU101内部のキャッシュ・メモリ101
aのみを使用している場合には,外部バス・サイクルを
使用しないが,この例では,ECS0の空間へリードを
行いため,ECS0に対するリード・リクエストを出力
している。しかし,データ・バスが画像データのプリン
タI/F107への送り出しに使用されているので,こ
れが終了した後,12クロック目からECS0空間への
リードがスタートする。
【0085】上記の処理によって,180度回転したイ
メージの画像データをプリンタI/F107に送り出す
ことができる。
【0086】なお,第3の動作例では,シンクロナスD
RAMに記憶されている画像データの最後の画像データ
が,ブロック内の最大アドレスでもなく,ブロック内の
(2n −1)番目のアドレスでもない場合を示したが,
シンクロナスDRAMに画像データを書き込む際に,あ
らかじめ書込みを行う全画像データのデータ量に基づい
て,CPU101で最後の画像データがシンクロナスD
RAMのブロック内の最大アドレスあるいはブロック内
の(2n −1)番目のアドレスになるようにスタート・
アドレスを求め,該スタート・アドレスに基づいて,シ
ーケンシャル・モードで画像データを書き込み,インタ
ーリーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロック内
の最大アドレスから画像データを読み出すことにより,
同様に180度回転したイメージの画像データをプリン
タI/F107に送り出すことができる。
【0087】また,シンクロナスDRAMに記憶されて
いる画像データの最後の画像データが,ブロック内の最
大アドレスあるいはブロック内の(2n −1)番目のア
ドレスでない場合には,いずれかに達するまで,CPU
101の制御によってダミーデータ(空の画像データ)
を書き込み,読み出し時にプリンタI/F107側でダ
ミーデータを識別して,取り込まないように構成するこ
ともできる。
【0088】第4の動作例 第4の動作例は,シャドウDMAにて,画像データを1
80度回転させて画像メモリ106へ書き込む動作例で
ある。具体的には,スキャナの読み取りデータを180
度回転させたイメージでシンクロナスDRAMに記憶さ
せる動作である。
【0089】図12は,シンクロナスDRAMに記憶す
る際の画像データの書き込み順番を示す。図13は,図
12の書き込み順番で画像データを書き込む時のタイミ
ング・チャートを示す。
【0090】図13において,/WEはCPU101か
らの外部ライト・リクエストを示す信号,Addres
sはCPU101の外部バス・サイクルの対象アドレス
を示す信号,/ACKはCPU101に外部バス・サイ
クルを終了しても良いことを示す信号,/ECS0は画
像メモリ空間以外の空間に対するチップ・セレクト信
号,/CS,/RAS,/CAS,/WE,DQMはシ
ンクロナスDRAMへの制御信号,Aはマルチプレック
スされたアドレス,BSはバンク・セレクト,DATA
はデータ・バス上のデータを示す。
【0091】図13のタイミング・チャートの流れは,
基本的に図9に示す第2の動作例のタイミング・チャー
トと同様であるが,ここではDMAの代わりにシャドウ
DMAを使用しているので,通常の画像メモリ空間にオ
フセットを加えたアドレスとしてマッピングされている
シャドウ・アクセス空間へ,CPU101がリードを行
うことで,DMA動作が行われる。
【0092】この動作を図13で説明すると,画像メモ
リ106のシャドウ空間のアドレスを出力しながら,/
WEをアサートすることで,CPU101はシャドウ空
間に対するライト動作を開始する。ASIC103はこ
れを認識したらすぐに/ACKをアサートし,CPU1
01を解放させる。CPU101は3クロック目の立上
りエッジで/ACKを認識し,この外部バス・サイクル
を終了して次に処理に移る。この後,CPU101内部
のキャッシュ・メモリ101aのみを使用している場合
には,外部バス・サイクルを使用しないが,この例で
は,ECS0の空間へライトを行いため,ECS0に対
するライト・リクエストを出力している。しかし,デー
タ・バスがスキャナ読み取りデータの画像データへの書
き込みに使用されているので,これが終了した後,12
クロック目からECS0空間へのライトがスタートす
る。
【0093】上記の処理によって,スキャナの読み取り
データを180度回転させたイメージで画像データを画
像メモリ106に記憶させることができる。
【0094】なお,第4の動作例では,実際にシンクロ
ナスDRAMに書き込む際の最初の画像データが,ブロ
ック内の最大アドレスでもなく,ブロック内の(2n
1)番目のアドレスでもない場合を示したが,シンクロ
ナスDRAMに画像データを書き込む際に,CPU10
1においてあらかじめスタート・アドレスそのものをブ
ロック内の最大アドレスあるいはブロック内の(2n
1)番目のアドレスになるように変更するようにしても
良く,同様にスキャナの読み取りデータを180度回転
させたイメージで画像データを画像メモリ106に記憶
させることができる。
【0095】実施例1の効果 (効果1)前述したように実施例1では,DMAにて,
書込みを行う全画像データの最後の画像データをシンク
ロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに記憶し,
インターリーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロ
ック内の最大アドレスから画像データを読み出すことに
より,180度画像データを回転させたイメージとし
て,プリンタI/F107に送り出す時に,データの読
み飛ばしによる待ち時間が発生せず,高速に読み出しが
できる。また,常に単位長ごとの読み出しとなるので,
制御のハードウェアが複雑化しない。さらに,回転なし
で画像データを読み出す時には,シーケンシャル・モー
ドを使用できるので,この場合にも,データの読み飛ば
しによる待ち時間が発生しないので高速に読み出しがで
きる。
【0096】(効果2)また,前述したように実施例1
では,DMAにて,インターリーブ・モードでスキャナ
読み取りデータの最初の画像データをシンクロナスDR
AMのブロック内の最大アドレスに記憶することによ
り,スキャナ読み取りデータを180度回転させたイメ
ージとして,シンクロナスDRAMに書き込む時にも,
書き込みアドレスに到達しないための待ち時間が発生せ
ず,高速に書き込みができる。また,常に単位長ごとの
書き込みとなるので,制御のハードウェアが複雑化しな
い。
【0097】(効果3)DMAにて,書込みを行う全画
像データの最後の画像データをシンクロナスDRAMの
ブロック内の(2n −1)番目(nは整数)のアドレス
に記憶し,インターリーブ・モードでシンクロナスDR
AMのブロック内の(2n −1)番目から画像データを
読み出すことにより,180度画像データを回転させた
イメージとして,プリンタI/F107に送り出す時
に,データの読み飛ばしによる待ち時間が発生せず,高
速に読み出しができる。また,常に単位長ごとの読み出
しとなるので,制御のハードウェアが複雑化しない。さ
らに,回転なしで画像データを読み出す時には,シーケ
ンシャル・モードを使用できるので,この場合にも,デ
ータの読み飛ばしによる待ち時間が発生しないので高速
に読み出しができる。
【0098】(効果4)また,前述したように実施例1
では,DMAにて,インターリーブ・モードでスキャナ
読み取りデータの最初の画像データをシンクロナスDR
AMのブロック内の(2n −1)番目のアドレスに記憶
することにより,スキャナ読み取りデータを180度回
転させたイメージとして,シンクロナスDRAMに書き
込む時にも,書き込みアドレスに到達しないための待ち
時間が発生せず,高速に書き込みができる。また,常に
単位長ごとの書き込みとなるので,制御のハードウェア
が複雑化しない。
【0099】(効果5)DMAにて,画像読み出しのス
タート・アドレスが(2n −1)番目のアドレスにない
時,(2n −1)番目のアドレスに切り上げて,そこか
らインターリーブ・モードで画像データを読み出すこと
により,180度画像データを回転させたイメージと,
回転させないイメージの両方で,プリンタI/F107
に送り出すことができる。さらに,スタート・アドレス
の制限がないため,メモリを無駄にすることがない。
【0100】(効果6)DMAにて,スキャナ読み取り
データを記憶する画像メモリ106の書き込みスタート
・アドレスがシンクロナスDRAMのブロック内の(2
n −1)番目のアドレスにない時,(2n −1)番目の
アドレスに切り上げて,そこからインターリーブ・モー
ドで画像データを書き込むことにより,スキャナ読み取
りデータを180度回転あるいは回転なしで,画像メモ
リ106に書き込むことができる。さらに,スタート・
アドレスの制限がないため,メモリを無駄にすることが
ない。
【0101】(効果7)また,上記の効果に加えて,シ
ャドウDMAにてDMAを行う場合には,常にCPUを
バスのマスタとすることが可能で,バス・マスタ権の調
停のためのオーバー・ヘッドが発生しないという利点が
ある。
【0102】〔実施例2〕図14は,本発明のシンクロ
ナスDRAMのアクセス制御方法およびその装置を適用
した実施例2の複写機の制御装置のブロック構成図を示
す。なお,実施例1と共通の符号は同一の構成を示すた
め,ここでは,異なる部分のみを説明する。
【0103】図において,1401は,DRAMで構成
されるRAMを示し,1402は,ASIC(特定用途
向けIC)であり,CPU101の外部アクセスはAS
ICを経由して行われる。
【0104】図15は,ASIC1402の内部ブロッ
ク図を示し,1501はCPUI/F&DMAコントロ
ール部を示し,CPU101とDMAの調整,アドレス
生成等を行う。また,ASIC1402のモード設定の
ための各種レジスタもここに含まれている。
【0105】1502は,アドレス・デコード部であ
り,アドレス・デコードの結果,対応するチップ・セレ
クト(CS)信号のみをアクティブにする。図におい
て,SCSはシンクロナスDRAM(画像メモリ10
6)のCS信号,RCSはDRAM(RAM1401)
のCS信号,ECSはそれ以外のCS信号である。
【0106】また,1503は,ビット反転部であり,
入力アドレスに対し,下位のビットを反転するもので,
実施例2では,下位の3ビット分を反転している。そし
て,CPUI/F&DMAコントロール部1501の制
御によってビット反転を行わないようにすることも可能
である。
【0107】1504は,シンクロナスDRAMを制御
するためのSDRAMコントロール部であり,SRAA
(アドレス),RAS,CAS,WE等の制御信号を生
成する。
【0108】図16は,ビット反転部1503の内部構
成を示し,EAD〔31:0〕はビット反転部1503
に入力される32ビットのアドレス信号,SELはビッ
ト反転をコントロールする信号で,“H”の場合にビッ
ト反転が行われる。IAD〔31:0〕はビット反転部
1503から出力される32ビットのアドレス信号であ
る。1601はバッファであり,論理の反転を行わな
い。また,1602〜1604は排他的論理和回路であ
り,SEL入力が“H”の時,入力を反転したもの,
“L”の時,反転しないものを出力する。
【0109】以上の構成において, 実施例2のシンクロナスDRAMのアクセス制御の原
理 第1の動作例 (シンクロナスDRAMに与えるアドレスの下位3ビッ
トを反転した場合のアクセス制御例) 第2の動作例 (シンクロナスDRAM内のデータをプリンタに出力す
る場合のアクセス制御例) 第3の動作例 (ブロック単位でアドレスの大小関係を逆転している画
像データを画像の回転なしにプリンタに送り出すアクセ
ス制御例) 第4の動作例 (B.L.=8とした場合に,ブロック単位でアドレス
の大小関係を逆転させて,スキャナデータをシンクロナ
スDRAMに記憶するアクセス制御例) 実施例2の効果の順序で説明する。
【0110】実施例2のシンクロナスDRAMのアク
セス制御の原理 画像メモリ106であるシンクロナスDRAMは,バー
スト・リード時に最初にアドレスを入力したら,そのバ
ースト・アクセス中は,シンクロナスDRAM内で生成
される2種類のアドレス生成方式(シーケンシャル・モ
ードおよびインターリーブ・モードの2つのアドレス・
タイプ)のどちらかにより,アクセスを行う。シーケン
シャル・モードは,図2(a)で示したように,スター
ト・アドレスからインクリメントして行き,バースト長
分をインクリメントしながらアクセスして行くものであ
る。なお,このときブロック内の最大アドレスに達した
ら,ブロック内の最小アドレスに戻る。
【0111】一方,インターリーブ・モードは,0から
インクリメントしていくバイナリ・カウンタとスタート
・アドレスとの排他的論理和演算を行った結果のアドレ
スで,ブロック長分アクセスする。図17は,バースト
長(以降,B.L.と記載する場合もある)を8とした
時,インターリーブ・モードで各スタート・アドレスか
ら開始した場合の,アクセス順を示したものである。図
中の1701で示すように,スタート・アドレスがブロ
ック内最大アドレスから開始された場合には,ブロック
内を降順にアクセスすることになるが,それ以外の場合
は,必ずしも降順のアクセスとならない。従って,イン
ターリーブ・モードにおいて,任意のアドレスからスタ
ートさせて,降順にアクセスしていくことはできない。
【0112】ここで,排他的論理和演算は,入力データ
の一方を反転させた場合,出力結果は反転するという特
性を持つ。このため,シンクロナスDRAMをインター
リーブ・モードでアクセスしている場合には,スタート
・アドレスを反転していても,その反転方法の規則を変
えなければ,外部からは,スタート・アドレスを反転し
ていないものとなんら変わらない。このとき,例えば,
アドレスの最下位ビットから,B.L.を示すビット分
(B.L.=8ワードなら3ビット分)を反転していれ
ば,シンクロナスDRAM内部では,ブロック単位ごと
にアドレスの大小関係が逆転した形でアクセスされるこ
とになる。このため,アドレスの反転を止めれば,ブロ
ックごとにアドレスの反転したデータとしてアクセスす
ることができる。このことより,降順のアクセスがシー
ケンシャル・モードにて可能となる。
【0113】本発明は,上記インターリーブ・モードで
のアドレス生成の特性を利用して,シンクロナスDRA
Mを逆方向(降順)にアクセスするものである。
【0114】第1の動作例 第1の動作例は,シンクロナスDRAMに与えるアドレ
スの下位3ビットを反転した場合のアクセス制御であ
る。
【0115】図18は,シンクロナスDRAMに与える
アドレスの下位3ビットを反転した場合,シンクロナス
DRAMがCPU101からどのようなアドレスとして
アクセスされるかを示したものである。実施例2では,
CPU101のB.L.=4ワードであるが,8ワード
単位でシンクロナスDRAM内のアドレスの大小関係を
逆転させたいため,3ビット分のアドレス反転を行って
いるものである。シンクロナスDRAMはインターリー
ブ・モードで行うので,CPU101が1ワードのアク
セス,インターリーブ・モードのアクセス,ブロックの
最小アドレスから始まるシーケンシャルなアクセスを行
うものであっても,アドレスの不整合は発生しない。
【0116】図19は,図18のCPUアクセスによる
シンクロナスDRAMのタイミング・チャートである。
実施例2では,Latency=2に設定している。C
PU101は,1クロック目の立上りエッジからリード
・アドレスを出力し,2クロック目の立上りエッジで/
RDをアサートするとこで,シンクロナスDRAMのリ
ードをリクエストする。
【0117】ASIC1402は,/RDのアサートを
受けて,シンクロナスDRAMに4クロック目の立上り
エッジでRow Addressを入力し,6クロック
目の立上りエッジでColumn Addressを入
力する。
【0118】シンクロナスDRAMは,8クロック目の
立上りエッジで最初のデータを受け取れるように出力
し,ASIC1402は,8〜11クロックの立上りエ
ッジでCPU101がデータを受け取るように,/AC
Kをアサートする。
【0119】上記の処理によって,CPU101から出
力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させ
て,シンクロナスDRAMをアクセスすることができる
ので,反転したビット数で決まるブロック単位でアドレ
スの大小関係が逆転した画像データをソフトウェアが意
識することなく,シンクロナスDRAM内に生成でき,
また,アドレスの大小関係が逆転していない画像データ
を生成することもできるので,180度回転した画像デ
ータあるいは回転していない画像データをシーケンシャ
ル・モードで読み出すことができる。どちらの場合に
も,シーケンシャル・モードで読み出し可能なため,任
意のアドレスから始まる場合にも,読み飛ばしなしに,
高速に読み出すことができる。
【0120】第2の動作例 第2の動作例は,シンクロナスDRAM内のデータをプ
リンタに出力する場合のアクセス制御例である。
【0121】図20は,シンクロナスDRAM内のデー
タをプリンタに出力する時の,シンクロナスDRAM内
の物理アドレスと,読み出し順番を示したものである。
ここで,シンクロナスDRAMは,B.L.=8ワー
ド,シーケンシャル・モードに設定しており,画像デー
タのm−1のアドレスに最初のデータが記憶されてい
る。
【0122】図21は,図20の画像データを読み出す
時のタイミング・チャートを示し,ここでは,Late
ncy=2に設定している。また,図3で示したよう
に,シンクロナスDRAMは,1チップ内に2バンク内
蔵されているタイプである。
【0123】また,第2の動作例では,アドレスの反転
は行わず,シーケンシャル・モードにてシンクロナスD
RAMへのアクセスを行っている(なお,インターリー
ブ・モードで行うことも可能である)。
【0124】シンクロナスDRAMは,1クロック目の
立上りエッジで,バンク1(302)に対するRow
Addressを入力し,2クロック目の立上りエッジ
でバンク0(301)に対するRow Address
を入力する。そして,3クロック目の立上りエッジでバ
ンク1(302)に対するColumn Addres
sを入力している。第2の動作例では,シーケンシャル
・モードを使用しているので,任意のアドレスからアク
セスをスタートさせることができる。また,第2の動作
例では,ここで,シンクロナスDRAMのm−1のアド
レスに対応するColumn Addressを入力し
ている。
【0125】5クロック目の立上りエッジでバンク0
(301)に対するColumn Addressを入
力している。また,シンクロナスDRAMのm−8に対
応するColumn Addressを入力している。
ここから,Latency=2クロック後にこのアドレ
スに対応するデータが出力されるので,前のColum
n Addressに対応するデータは2ワード分のみ
が読み出される。
【0126】このようにして処理して行くことで,5ク
ロック目の立上りエッジからクロックごとに180度回
転した画像データを読み出すことができる。
【0127】第3の動作例 第3の動作例は,ブロック単位でアドレスの大小関係を
逆転している画像データを画像の回転なしにプリンタに
送り出すアクセス制御例である。
【0128】図22は,ブロック単位で大小関係が逆転
している画像データを画像の回転なしにプリンタに送り
出す時に,3ビット分のアドレスを反転させてシンクロ
ナスDRAMをアクセスすることで,連続したアドレス
として見なせるようにした時の反転前のアドレスとシン
クロナスDRAM内のアドレスの関係を示したものであ
る。
【0129】図23は,図22の画像データを読み出す
時のタイミング・チャートを示し,ここでは,シンクロ
ナスDRAMは,インターリーブ・モードに設定されて
いる。
【0130】シンクロナスDRAMは,1クロック目の
立上りエッジで,バンク1(302)に対するRow
Addressを入力し,2クロック目の立上りエッジ
でバンク0(301)に対するRow Address
を入力する。そして,3クロック目の立上りエッジでバ
ンク1(302)に対するColumn Addres
sを入力している。
【0131】ここでは,スタート・アドレスが(2n
1)となっているので,そのまま,n+4に対応するC
olumn Addressを入力している。そして,
D(3)の次のクロックで,D(4)からのデータを読
み出せるように,7クロック目の立上りエッジにn+8
に対応するColumn Addressを入力してい
る。
【0132】このようにして処理して行くことで,5ク
ロック目の立上りエッジから順番に画像の回転なしの画
像データを読み出すことができる。
【0133】第4の動作例 第4の動作例は,B.L.=8とした場合に,ブロック
単位でアドレスの大小関係を逆転させて,スキャナデー
タをシンクロナスDRAMに記憶するアクセス制御例で
ある。
【0134】図24は,B.L.=8とした場合に,ブ
ロック単位でアドレスの大小関係を逆転させて,スキャ
ナデータをシンクロナスDRAMに記憶する時の,シン
クロナスDRAMのアドレスとデータの関係,および書
き込み順番を示したものである。実施例2では,アドレ
スの3ビット分を反転させるビット反転部1503を使
用しているので,アドレスmをアクセスすることで,シ
ンクロナスDRAMには,m+7のアドレスとしてアク
セスされる。
【0135】図25は,図24の画像データを書き込む
時のタイミング・チャートを示し,ここでは,シンクロ
ナスDRAMは,インターリーブ・モードに設定されて
いる。
【0136】シンクロナスDRAMは,1クロック目の
立上りエッジで,バンク1(302)に対するRow
Addressを入力し,3クロック目の立上りエッジ
でバンク1(302)に対するColumn Addr
essを入力している。
【0137】実施例2では,ビット反転部1503に渡
すスタート・アドレスがmであり,mが(2n −1)と
なっているので,そのまま,mに対応するColumn
Addressを入力している。そして,D(7)の
データを書き込んだ後,連続してD(8)からのデータ
を書き込むように,9クロック目の立上りエッジにバン
ク1(302)のRow Addressを入力し,1
1クロック目の立上りエッジにバンク1(302)のC
olumn Address(m+8に対応するCol
umn Address)を入力している。
【0138】このようにして処理して行くことで,ブロ
ック単位でアドレスの大小関係を逆転させて,スキャナ
データをシンクロナスDRAMに記憶することができ
る。
【0139】実施例2の効果 (効果1)前述したように実施例2では,CPUから出
力されたアドレスビットの一部あるいは全部を反転させ
て,シンクロナスDRAMをアクセスする反転アクセス
手段(ビット反転部1503)を備えて,一部あるいは
全部を反転させたアドレスにて,CPU101から画像
メモリ106をアクセスできるので,反転したビット数
で決まるブロック単位でアドレスの大小関係が逆転した
画像データを,ソフトウェアを意識することなく,シン
クロナスDRAM内に生成でき,180度回転した画像
データをシーケンシャル・モードで読み出すことができ
る。このため,任意のアドレスから始まる場合にも,読
み飛ばしなしに高速に読み出すことができる。
【0140】(効果2)また,CPUから出力されたア
ドレスビットの一部あるいは全部を反転させて,シンク
ロナスDRAMをアクセスする反転アクセス手段(ビッ
ト反転部1503)を備えて,一部あるいは全部を反転
させたアドレスでCPU101から画像メモリ106を
アクセスする方法と,アドレスの反転なしでCPU10
1から画像メモリ106をアクセスする方法との両方を
選択可能であるので,反転したビット数で決まるブロッ
ク単位でアドレスの大小関係が逆転した画像データを,
ソフトウェアを意識することなくシンクロナスDRAM
内に生成でき,また,アドレスの大小関係の逆転してい
ない画像データを生成することができるので,180度
回転した画像データと回転していない画像データをシー
ケンシャル・モードで読み出すことができる。このた
め,任意のアドレスから始まる場合にも,読み飛ばしな
しに高速に読み出すことができる。
【0141】また,このときにシンクロナスDRAMの
ブロック・サイズ分以上のアドレスを反転させているの
で,CPU101がキャッシュ・メモリ101aを使用
し,キャッシュ・メモリ101aのミス・ヒット時のリ
フィルをインターリーブ・モードでアクセスするもので
あっても,シーケンシャルな順番でアクセスするもので
あっても,あるいは1ワード分ごとにアクセスして行く
ものであっも,アドレスの不整合を発生させることな
く,180度回転させた画像データあるいは回転させな
い画像データとしてCPU101が処理することができ
る。
【0142】(効果3)また,一部あるいは全部を反転
させたアドレスでCPU101から画像メモリ106を
アクセスする方法と,アドレスの反転なしでCPU10
1から画像メモリ106をアクセスする方法との両方を
選択可能であるので,反転したビット数で決まるブロッ
ク単位でアドレスの大小関係が逆転した画像データを,
ソフトウェアを意識することなくシンクロナスDRAM
内に生成でき,また,アドレスの大小関係の逆転してい
ない画像データを生成することができるので,スキャナ
読み取りデータを画像メモリ106にブロック単位でア
ドレスの大小関係を逆転させて記憶させることができ,
また,アドレスの大小関係の逆転なしで記憶させること
ができる。
【0143】(効果4)また,一部あるいは全部を反転
させたアドレスでCPU101から画像メモリ106を
アクセスする方法と,アドレスの反転なしでCPU10
1から画像メモリ106をアクセスする方法との両方を
選択可能であるので,反転したビット数で決まるブロッ
ク単位でアドレスの大小関係が逆転した画像データを,
ソフトウェアを意識することなくシンクロナスDRAM
内に生成でき,また,アドレスの大小関係の逆転してい
ない画像データを生成することができるので,ブロック
単位でアドレスの大小関係を逆転させて記憶した画像デ
ータおよび大小関係の逆転なしで記憶した画像データに
対して,画像の180度回転ありと回転なしの両方で読
み出して,プリント・アウトすることができる。
【0144】〔実施例3〕図26は,本発明のシンクロ
ナスDRAMのアクセス制御方法およびその装置を適用
した実施例3の複写機の制御装置のブロック構成図を示
す。なお,実施例1と共通の符号は同一の構成を示すた
め,ここでは,異なる部分のみを説明する。
【0145】図において,2601は,ASIC(特定
用途向けIC)であり,CPU101の外部アクセスは
ASICを経由して行われる。
【0146】図27は,ASIC2601の内部ブロッ
ク図を示し,2701はCPUI/F&DMAコントロ
ール部を示し,CPU101とDMAの調整,アドレス
生成等を行う。また,ASIC2601のモード設定の
ための各種レジスタもここに含まれている。
【0147】2702は,アドレス・デコード部であ
り,アドレス・デコードの結果,対応するチップ・セレ
クト(CS)信号のみをアクティブにする。図におい
て,SCSはシンクロナスDRAM(画像メモリ10
6)のCS信号,ECSはそれ以外のCS信号である。
【0148】2703は,アドレス比較部であり,アド
レス・ビットの反転対象領域であるか否かを判定し,後
述するビット反転部2704における反転・非反転のの
切り換え制御を行う。
【0149】また,2704は,ビット反転部であり,
入力アドレスに対し,下位のビットを反転するもので,
実施例3では,下位の3ビット分を反転している。そし
て,前記アドレス比較部2703の制御によってビット
反転を行わないようにすることも可能である。
【0150】2705は,シンクロナスDRAMを制御
するためのSDRAMコントロール部であり,SRAA
(アドレス),RAS,CAS,WE等の制御信号を生
成する。
【0151】図28は,アドレス比較部2703および
ビット反転部2704の内部構成を示し,EAD〔3
1:0〕はアドレス比較部2703およびビット反転部
2704に入力される32ビットのアドレス信号,IA
D〔31:0〕はビット反転部2704から出力される
32ビットのアドレス信号である。SELはビット反転
をコントロールする信号で,“H”の場合にビット反転
が行われる。
【0152】アドレス比較部2703は,画像領域開始
アドレス設定レジスタ2801と,画像領域終了アドレ
ス設定レジスタ2802と,ビット反転を行うか否かを
指定するモードを設定するモード設定レジスタ2803
と,比較器2804および2805と,AND回路28
06とから構成される。
【0153】CPUI/F&DMAコントロール部27
01の制御によって,画像領域開始アドレス設定レジス
タ2801および画像領域終了アドレス設定レジスタ2
802に,ビット反転の対象となる画像領域が含まれる
ようにアドレスが設定される。なお,このアドレスは固
定アドレスとしてあらかじめ設定しておいても良い。ま
た,モード設定レジスタ2803に入力されるSELが
“H”の場合にビット反転のモードとなる。また,
“L”が入力された場合には,どのアドレス空間に対し
てもビット反転は行わない。
【0154】比較器2804および2805は,それぞ
れ画像領域開始アドレス設定レジスタ2801および画
像領域終了アドレス設定レジスタ2802に設定されて
いるアドレスと,EAD〔31:0〕とを比較し,EA
D〔31:0〕がビット反転の対象となるアドレス空間
内(領域内)であるか否かを判定する。対象領域内であ
る場合には,この2つの比較器2804および2805
はそれぞれ,“H”を出力するので,AND回路280
6により,対象領域内であり,かつ,モード設定レジス
タ2803に“H”が設定されている場合にのみ,次段
のビット反転部2704へ“H”が出力される。
【0155】ビット反転部2704は,バッファ280
7と,3つの排他的論理和回路2808,2809,2
810とから構成され,バッファ2807は論理の反転
を行わない。排他的論理和回路2808,2809,2
810は,アドレス比較部2703からの入力が“H”
の時に,EAD〔2:0〕のビットを反転し,IAD
〔2:0〕として出力し,“L”の時,反転しないもの
を出力する。
【0156】以上の構成において,実施例3は,実施例
2で示した実施例2のシンクロナスDRAMのアクセ
ス制御の原理と同様の原理で,実施例2の第1の動作
例,第2の動作例,第3の動作例,および第4の
動作例と同様の動作を実行することができる。従って,
実施例2と同様の効果を奏することができる。
【0157】ただし,実施例3では,アドレス比較部2
703において,ビット反転の対象領域であるか否かを
判定することができるので,実施例2の効果に加えて,
画像メモリ106に対するビット反転のモードを途中で
変えても,CPU101のワーク用の空間に影響を与え
ることがないという効果を奏する。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のシンクロ
ナスDRAMのアクセス制御方法は,画像メモリとして
シンクロナスDRAMを使用し,DMAにて画像データ
の書き込み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法において,書込みを行う全画像データの
最後の画像データがシンクロナスDRAMのブロック内
の最大アドレスに書き込まれるように,シーケンシャル
・モードで画像データを書き込み,インターリーブ・モ
ードでシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレ
スから画像データを読み出すため,画像メモリとしてシ
ンクロナスDRAMを使用した場合に,シンクロナスD
RAMを降順にアクセスできるようにして,シンクロナ
スDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機
器のシステム性能と効率的に適合させることができる。
【0159】本発明のシンクロナスDRAMのアクセス
制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを
使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み・読
み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法
において,書込みを行う全画像データの最後の画像デー
タがシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレス
に書き込まれるように,シーケンシャル・モードで画像
データを書き込み,インターリーブ・モードでシンクロ
ナスDRAMのブロック内の最大アドレスから画像デー
タを読み出すため,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用した場合に,シンクロナスDRAMを降順に
アクセスできるようにして,シンクロナスDRAMのア
クセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性
能と効率的に適合させることができる。
【0160】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み
出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法に
おいて,書込みを行う全画像データの最初の画像データ
がシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに
書き込まれるように,インターリーブ・モードで画像デ
ータを書き込み,シーケンシャル・モードでシンクロナ
スDRAMのブロック内の最大アドレスから画像データ
を読み出すため,画像メモリとしてシンクロナスDRA
Mを使用した場合に,シンクロナスDRAMを降順にア
クセスできるようにして,シンクロナスDRAMのアク
セスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能
と効率的に適合させることができる。
【0161】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込
み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法において,書込みを行う全画像データの最初の画
像データがシンクロナスDRAMのブロック内の最大ア
ドレスに書き込まれるように,インターリーブ・モード
で画像データを書き込み,シーケンシャル・モードでシ
ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスから画
像データを読み出すため,画像メモリとしてシンクロナ
スDRAMを使用した場合に,シンクロナスDRAMを
降順にアクセスできるようにして,シンクロナスDRA
Mのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシス
テム性能と効率的に適合させることができる。
【0162】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み
出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法に
おいて,書込みを行う全画像データの最後の画像データ
がシンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番
目(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,シー
ケンシャル・モードで画像データを書き込み,インター
リーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の
(2n −1)番目のアドレスから画像データを読み出す
ため,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し
た場合に,シンクロナスDRAMを降順にアクセスでき
るようにして,シンクロナスDRAMのアクセスをスキ
ャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率的に
適合させることができる。
【0163】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込
み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法において,書込みを行う全画像データの最後の画
像データがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
−1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
に,シーケンシャル・モードで画像データを書き込み,
インターリーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロ
ック内の(2n −1)番目のアドレスから画像データを
読み出すため,画像メモリとしてシンクロナスDRAM
を使用した場合に,シンクロナスDRAMを降順にアク
セスできるようにして,シンクロナスDRAMのアクセ
スをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と
効率的に適合させることができる。
【0164】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み
出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法に
おいて,書込みを行う全画像データの最初の画像データ
がシンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番
目(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,イン
ターリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケン
シャル・モードで最後に書き込んだ画像データのアドレ
スから画像データを読み出すため,画像メモリとしてシ
ンクロナスDRAMを使用した場合に,シンクロナスD
RAMを降順にアクセスできるようにして,シンクロナ
スDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機
器のシステム性能と効率的に適合させることができる。
【0165】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込
み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法において,書込みを行う全画像データの最初の画
像データがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
−1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
に,インターリーブ・モードで画像データを書き込み,
シーケンシャル・モードで最後に書き込んだ画像データ
のアドレスから画像データを読み出すため,画像メモリ
としてシンクロナスDRAMを使用した場合に,シンク
ロナスDRAMを降順にアクセスできるようにして,シ
ンクロナスDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等
の周辺機器のシステム性能と効率的に適合させることが
できる。
【0166】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み
出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法に
おいて,シーケンシャル・モードで画像データを書き込
み,画像データを読み出す際に,読み出しのスタートア
ドレスをシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
1)番目(nは整数)のアドレスに切り上げて,インタ
ーリーブ・モードで前記(2n −1)番目のアドレスか
ら画像データを読み出すため,画像メモリとしてシンク
ロナスDRAMを使用した場合に,シンクロナスDRA
Mを降順にアクセスできるようにして,シンクロナスD
RAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器の
システム性能と効率的に適合させることができる。
【0167】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込
み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法において,シーケンシャル・モードで画像データ
を書き込み,画像データを読み出す際に,読み出しのス
タートアドレスをシンクロナスDRAMのブロック内の
(2n −1)番目(nは整数)のアドレスに切り上げ
て,インターリーブ・モードで前記(2n −1)番目の
アドレスから画像データを読み出すため,画像メモリと
してシンクロナスDRAMを使用した場合に,シンクロ
ナスDRAMを降順にアクセスできるようにして,シン
クロナスDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の
周辺機器のシステム性能と効率的に適合させることがで
きる。
【0168】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み
出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法に
おいて,書込みを行う全画像データの最初の画像データ
がシンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番
目(nは整数)のアドレスに書き込まれるように,イン
ターリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケン
シャル・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の
先頭アドレスから画像データを読み出すため,画像メモ
リとしてシンクロナスDRAMを使用した場合に,シン
クロナスDRAMを降順にアクセスできるようにして,
シンクロナスDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ
等の周辺機器のシステム性能と効率的に適合させること
ができる。
【0169】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御方法は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込
み・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制
御方法において,書込みを行う全画像データの最初の画
像データがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
−1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
に,インターリーブ・モードで画像データを書き込み,
シーケンシャル・モードでシンクロナスDRAMのブロ
ック内の先頭アドレスから画像データを読み出すため,
画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用した場合
に,シンクロナスDRAMを降順にアクセスできるよう
にして,シンクロナスDRAMのアクセスをスキャナ,
プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率的に適合さ
せることができる。
【0170】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,C
PUから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部
を反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする反
転アクセス手段を備えたため,画像メモリとしてシンク
ロナスDRAMを使用した場合に,シンクロナスDRA
Mを降順にアクセスできるようにして,シンクロナスD
RAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器の
システム性能と効率的に適合させることができる。
【0171】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,C
PUから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部
を反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする第
1のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレスビ
ットを反転させないで,シンクロナスDRAMをアクセ
スする第2のアクセス手段とを備えたため,画像メモリ
としてシンクロナスDRAMを使用した場合に,シンク
ロナスDRAMを降順にアクセスできるようにして,シ
ンクロナスDRAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等
の周辺機器のシステム性能と効率的に適合させることが
できる。
【0172】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,シ
ンクロナスDRAMからプリンタへ画像データを読み出
す際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部あ
るいは全部を反転させて,インターリーブ・モードでシ
ンクロナスDRAMから画像データを読み出す第1のア
クセス手段と,CPUから出力されたアドレスビットを
反転させないで,インターリーブ・モードでシンクロナ
スDRAMから画像データを読み出す第2のアクセス手
段とを備えたため,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用した場合に,シンクロナスDRAMを降順に
アクセスできるようにして,シンクロナスDRAMのア
クセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性
能と効率的に適合させることができる。
【0173】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,ス
キャナからシンクロナスDRAMへ画像データを書き込
む際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部あ
るいは全部を反転させて,シンクロナスDRAMに画像
データを書き込む第1のアクセス手段と,CPUから出
力されたアドレスビットを反転させないで,シンクロナ
スDRAMに画像データを書き込む第2のアクセス手段
とを備えたため,画像メモリとしてシンクロナスDRA
Mを使用した場合に,シンクロナスDRAMを降順にア
クセスできるようにして,シンクロナスDRAMのアク
セスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能
と効率的に適合させることができる。
【0174】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,C
PUから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部
を反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする第
1のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレスビ
ットを反転させないで,シンクロナスDRAMをアクセ
スする第2のアクセス手段と,アドレスビットの反転対
象領域であるか否かを判定し,前記第1のアクセス手段
および第2のアクセス手段の切り換え制御を行う領域判
定・制御手段とを備えたため,画像メモリとしてシンク
ロナスDRAMを使用した場合に,シンクロナスDRA
Mを降順にアクセスできるようにして,シンクロナスD
RAMのアクセスをスキャナ,プリンタ等の周辺機器の
システム性能と効率的に適合させることができる。
【0175】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,シ
ンクロナスDRAMからプリンタへ画像データを読み出
す際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部あ
るいは全部を反転させて,インターリーブ・モードでシ
ンクロナスDRAMから画像データを読み出す第1のア
クセス手段と,CPUから出力されたアドレスビットを
反転させないで,インターリーブ・モードでシンクロナ
スDRAMから画像データを読み出す第2のアクセス手
段と,アドレスビットの反転対象領域であるか否かを判
定し,前記第1のアクセス手段および第2のアクセス手
段の切り換え制御を行う領域判定・制御手段とを備えた
ため,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用し
た場合に,シンクロナスDRAMを降順にアクセスでき
るようにして,シンクロナスDRAMのアクセスをスキ
ャナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率的に
適合させることができる。
【0176】また,本発明のシンクロナスDRAMのア
クセス制御装置は,画像メモリとしてシンクロナスDR
AMを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行う
シンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,ス
キャナからシンクロナスDRAMへ画像データを書き込
む際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部あ
るいは全部を反転させて,シンクロナスDRAMに画像
データを書き込む第1のアクセス手段と,CPUから出
力されたアドレスビットを反転させないで,シンクロナ
スDRAMに画像データを書き込む第2のアクセス手段
と,アドレスビットの反転対象領域であるか否かを判定
し,前記第1のアクセス手段および第2のアクセス手段
の切り換え制御を行う領域判定・制御手段とを備えたた
め,画像メモリとしてシンクロナスDRAMを使用した
場合に,シンクロナスDRAMを降順にアクセスできる
ようにして,シンクロナスDRAMのアクセスをスキャ
ナ,プリンタ等の周辺機器のシステム性能と効率的に適
合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のブロック構成図である。
【図2】シンクロナスDRAMの2つのアドレス・タイ
プでのアクセスを示す説明図である。
【図3】バンク・インターリーブ方式を実現するために
画像メモリ内に組み込まれている2バンク式セル・アレ
イ機構を示す説明図である。
【図4】実施例1のASICの内部ブロック図である。
【図5】バースト長を8とした時,インターリーブ・モ
ードで各スタート・アドレスから開始した場合の,アク
セス順を示した説明図である。
【図6】実施例1の第1の動作例を示す説明図である。
【図7】実施例1の第1の動作例のタイミング・チャー
トである。
【図8】実施例1の第2の動作例を示す説明図である。
【図9】実施例1の第2の動作例のタイミング・チャー
トである。
【図10】実施例1の第3の動作例を示す説明図であ
る。
【図11】実施例1の第3の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図12】実施例1の第4の動作例を示す説明図であ
る。
【図13】実施例1の第4の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図14】実施例2のブロック構成図である。
【図15】実施例2のASICの内部ブロック図であ
る。
【図16】実施例2のビット反転部の内部構成図であ
る。
【図17】バースト長を8とした時,インターリーブ・
モードで各スタート・アドレスから開始した場合の,ア
クセス順を示した説明図である。
【図18】実施例2の第1の動作例を示す説明図であ
る。
【図19】実施例2の第1の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図20】実施例2の第2の動作例を示す説明図であ
る。
【図21】実施例2の第2の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図22】実施例2の第3の動作例を示す説明図であ
る。
【図23】実施例2の第3の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図24】実施例2の第4の動作例を示す説明図であ
る。
【図25】実施例2の第4の動作例のタイミング・チャ
ートである。
【図26】実施例3のブロック構成図である。
【図27】実施例3のASICの内部ブロック図であ
る。
【図28】実施例3のアドレス比較部およびビット反転
部の内部構成図である。
【符号の説明】
101 CPU 101 キャッシュ・メモリ 102 ROM 103 ASIC(特定用途向けIC) 104 スキャナI/F 105 ホストI/F 106 画像メモリ 107 プリンタI/F 401 CPUI/F&DMAコントロール部 402 アドレス・デコード部 403 SDRAMコントロール部 1401 RAM(DRAM) 1402 ASIC 1501 CPUI/F&DMAコントロール部 1502 アドレス・デコード部 1503 ビット反転部 1504 SDRAMコントロール部 2601 ASIC 2701 CPUI/F&DMAコントロール部 2702 アドレス・デコード部 2703 アドレス比較部 2704 ビット反転部 2705 SDRAMコントロール部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
    を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
    て,書込みを行う全画像データの最後の画像データがシ
    ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに書き
    込まれるように,シーケンシャル・モードで画像データ
    を書き込み,インターリーブ・モードでシンクロナスD
    RAMのブロック内の最大アドレスから画像データを読
    み出すことを特徴とするシンクロナスDRAMのアクセ
    ス制御方法。
  2. 【請求項2】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み・
    読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方
    法において,書込みを行う全画像データの最後の画像デ
    ータがシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレ
    スに書き込まれるように,シーケンシャル・モードで画
    像データを書き込み,インターリーブ・モードでシンク
    ロナスDRAMのブロック内の最大アドレスから画像デ
    ータを読み出すことを特徴とするシンクロナスDRAM
    のアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
    を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
    て,書込みを行う全画像データの最初の画像データがシ
    ンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレスに書き
    込まれるように,インターリーブ・モードで画像データ
    を書き込み,シーケンシャル・モードでシンクロナスD
    RAMのブロック内の最大アドレスから画像データを読
    み出すことを特徴とするシンクロナスDRAMのアクセ
    ス制御方法。
  4. 【請求項4】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み・
    読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方
    法において,書込みを行う全画像データの最初の画像デ
    ータがシンクロナスDRAMのブロック内の最大アドレ
    スに書き込まれるように,インターリーブ・モードで画
    像データを書き込み,シーケンシャル・モードでシンク
    ロナスDRAMのブロック内の最大アドレスから画像デ
    ータを読み出すことを特徴とするシンクロナスDRAM
    のアクセス制御方法。
  5. 【請求項5】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
    を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
    て,書込みを行う全画像データの最後の画像データがシ
    ンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
    (nは整数)のアドレスに書き込まれるように,シーケ
    ンシャル・モードで画像データを書き込み,インターリ
    ーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の
    (2n −1)番目のアドレスから画像データを読み出す
    ことを特徴とするシンクロナスDRAMのアクセス制御
    方法。
  6. 【請求項6】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み・
    読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方
    法において,書込みを行う全画像データの最後の画像デ
    ータがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
    1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
    に,シーケンシャル・モードで画像データを書き込み,
    インターリーブ・モードでシンクロナスDRAMのブロ
    ック内の(2n −1)番目のアドレスから画像データを
    読み出すことを特徴とするシンクロナスDRAMのアク
    セス制御方法。
  7. 【請求項7】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
    を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
    て,書込みを行う全画像データの最初の画像データがシ
    ンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
    (nは整数)のアドレスに書き込まれるように,インタ
    ーリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケンシ
    ャル・モードで最後に書き込んだ画像データのアドレス
    から画像データを読み出すことを特徴とするシンクロナ
    スDRAMのアクセス制御方法。
  8. 【請求項8】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み・
    読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方
    法において,書込みを行う全画像データの最初の画像デ
    ータがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
    1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
    に,インターリーブ・モードで画像データを書き込み,
    シーケンシャル・モードで最後に書き込んだ画像データ
    のアドレスから画像データを読み出すことを特徴とする
    シンクロナスDRAMのアクセス制御方法。
  9. 【請求項9】 画像メモリとしてシンクロナスDRAM
    を使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出し
    を行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法におい
    て,シーケンシャル・モードで画像データを書き込み,
    画像データを読み出す際に,読み出しのスタートアドレ
    スをシンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)
    番目(nは整数)のアドレスに切り上げて,インターリ
    ーブ・モードで前記(2n −1)番目のアドレスから画
    像データを読み出すことを特徴とするシンクロナスDR
    AMのアクセス制御方法。
  10. 【請求項10】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み
    ・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御
    方法において,シーケンシャル・モードで画像データを
    書き込み,画像データを読み出す際に,読み出しのスタ
    ートアドレスをシンクロナスDRAMのブロック内の
    (2n −1)番目(nは整数)のアドレスに切り上げ
    て,インターリーブ・モードで前記(2n −1)番目の
    アドレスから画像データを読み出すことを特徴とするシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御方法。
  11. 【請求項11】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,DMAにて画像データの書き込み・読み出
    しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御方法にお
    いて,書込みを行う全画像データの最初の画像データが
    シンクロナスDRAMのブロック内の(2n −1)番目
    (nは整数)のアドレスに書き込まれるように,インタ
    ーリーブ・モードで画像データを書き込み,シーケンシ
    ャル・モードでシンクロナスDRAMのブロック内の先
    頭アドレスから画像データを読み出すことを特徴とする
    シンクロナスDRAMのアクセス制御方法。
  12. 【請求項12】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,シャドウDMAにて画像データの書き込み
    ・読み出しを行うシンクロナスDRAMのアクセス制御
    方法において,書込みを行う全画像データの最初の画像
    データがシンクロナスDRAMのブロック内の(2n
    1)番目(nは整数)のアドレスに書き込まれるよう
    に,インターリーブ・モードで画像データを書き込み,
    シーケンシャル・モードでシンクロナスDRAMのブロ
    ック内の先頭アドレスから画像データを読み出すことを
    特徴とするシンクロナスDRAMのアクセス制御方法。
  13. 【請求項13】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,CP
    Uから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を
    反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする反転
    アクセス手段を備えたことを特徴とするシンクロナスD
    RAMのアクセス制御装置。
  14. 【請求項14】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,CP
    Uから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を
    反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする第1
    のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレスビッ
    トを反転させないで,シンクロナスDRAMをアクセス
    する第2のアクセス手段とを備えたことを特徴とするシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置。
  15. 【請求項15】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,シン
    クロナスDRAMからプリンタへ画像データを読み出す
    際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部ある
    いは全部を反転させて,インターリーブ・モードでシン
    クロナスDRAMから画像データを読み出す第1のアク
    セス手段と,CPUから出力されたアドレスビットを反
    転させないで,インターリーブ・モードでシンクロナス
    DRAMから画像データを読み出す第2のアクセス手段
    とを備えたことを特徴とするシンクロナスDRAMのア
    クセス制御装置。
  16. 【請求項16】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,スキ
    ャナからシンクロナスDRAMへ画像データを書き込む
    際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部ある
    いは全部を反転させて,シンクロナスDRAMに画像デ
    ータを書き込む第1のアクセス手段と,CPUから出力
    されたアドレスビットを反転させないで,シンクロナス
    DRAMに画像データを書き込む第2のアクセス手段と
    を備えたことを特徴とするシンクロナスDRAMのアク
    セス制御装置。
  17. 【請求項17】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,CP
    Uから出力されたアドレスビットの一部あるいは全部を
    反転させて,シンクロナスDRAMをアクセスする第1
    のアクセス手段と,CPUから出力されたアドレスビッ
    トを反転させないで,シンクロナスDRAMをアクセス
    する第2のアクセス手段と,アドレスビットの反転対象
    領域であるか否かを判定し,前記第1のアクセス手段お
    よび第2のアクセス手段の切り換え制御を行う領域判定
    ・制御手段とを備えたことを特徴とするシンクロナスD
    RAMのアクセス制御装置。
  18. 【請求項18】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,シン
    クロナスDRAMからプリンタへ画像データを読み出す
    際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部ある
    いは全部を反転させて,インターリーブ・モードでシン
    クロナスDRAMから画像データを読み出す第1のアク
    セス手段と,CPUから出力されたアドレスビットを反
    転させないで,インターリーブ・モードでシンクロナス
    DRAMから画像データを読み出す第2のアクセス手段
    と,アドレスビットの反転対象領域であるか否かを判定
    し,前記第1のアクセス手段および第2のアクセス手段
    の切り換え制御を行う領域判定・制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするシンクロナスDRAMのアクセス制御装
    置。
  19. 【請求項19】 画像メモリとしてシンクロナスDRA
    Mを使用し,画像データの書き込み・読み出しを行うシ
    ンクロナスDRAMのアクセス制御装置において,スキ
    ャナからシンクロナスDRAMへ画像データを書き込む
    際に,CPUから出力されたアドレスビットの一部ある
    いは全部を反転させて,シンクロナスDRAMに画像デ
    ータを書き込む第1のアクセス手段と,CPUから出力
    されたアドレスビットを反転させないで,シンクロナス
    DRAMに画像データを書き込む第2のアクセス手段
    と,アドレスビットの反転対象領域であるか否かを判定
    し,前記第1のアクセス手段および第2のアクセス手段
    の切り換え制御を行う領域判定・制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするシンクロナスDRAMのアクセス制御装
    置。
  20. 【請求項20】 前記アドレスビットの一部とは,少な
    くともシンクロナスDRAMのブロックサイズ分以上の
    アドレスビットであることを特徴とする請求項13,1
    4,15,16,17,18または19記載のシンクロ
    ナスDRAMのアクセス制御装置。
JP5273034A 1993-10-05 1993-10-05 シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置 Pending JPH07105081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273034A JPH07105081A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273034A JPH07105081A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105081A true JPH07105081A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17522251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5273034A Pending JPH07105081A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07105081A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6785833B2 (en) 1993-10-15 2004-08-31 Renesas Technology Corp. Data processing system and image processing system
JP2008041142A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Nikon Corp メモリアクセス方法
US7340583B2 (en) 2004-03-09 2008-03-04 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method and apparatus of controlling memory device

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6785833B2 (en) 1993-10-15 2004-08-31 Renesas Technology Corp. Data processing system and image processing system
US6789210B2 (en) 1993-10-15 2004-09-07 Renesas Technology Corp. Data processing system having memory including mode register
US7254737B2 (en) 1993-10-15 2007-08-07 Renesas Technology Corp. Data processing system and image processing system
US7711976B2 (en) 1993-10-15 2010-05-04 Renesas Technology Corp. Data processing system and image processing system
US8332683B2 (en) 1993-10-15 2012-12-11 Renesas Electronics Corporation Data processing system and image processing system
US7340583B2 (en) 2004-03-09 2008-03-04 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method and apparatus of controlling memory device
JP2008041142A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Nikon Corp メモリアクセス方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3590413B2 (ja) メモリ制御装置
US6745309B2 (en) Pipelined memory controller
US6205516B1 (en) Device and method for controlling data storage device in data processing system
EP1415304B1 (en) Memory device having different burst order addressing for read and write operations
JPH0642226B2 (ja) データ処理システム
US8392671B2 (en) Memory controller, system, and method for accessing semiconductor memory
JP2005339348A (ja) 半導体装置
JPH04229484A (ja) Dramの回復を制御する方法
US20080034132A1 (en) Memory interface for controlling burst memory access, and method for controlling the same
US5511152A (en) Memory subsystem for bitmap printer data controller
JP2000315173A (ja) メモリ制御装置
JPH07105081A (ja) シンクロナスdramのアクセス制御方法およびその装置
JP3153078B2 (ja) データ処理装置
JP4606725B2 (ja) 高速メモリアクセス制御装置
JPH08129881A (ja) Sdram制御装置
JP3644381B2 (ja) Sdramのランダムアクセス方法
JP2007328910A (ja) 複数のデータ経路を有するメイン・メモリ・システム
JP3719633B2 (ja) メモリ装置
JP2000242544A (ja) メモリ制御装置及びダイレクトメモリアクセス制御装置
JPH07230366A (ja) 画像処理装置
JPH08101793A (ja) メモリシステム
JP3317592B2 (ja) メモリシステム及び画像形成システム
JP3563340B2 (ja) メモリコントローラ
JPH03163638A (ja) バースト転送方式
JPH1097788A (ja) 情報処理装置