JPH07227725A - 部品自動挿入方法および装置 - Google Patents

部品自動挿入方法および装置

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JPH07227725A
JPH07227725A JP6233341A JP23334194A JPH07227725A JP H07227725 A JPH07227725 A JP H07227725A JP 6233341 A JP6233341 A JP 6233341A JP 23334194 A JP23334194 A JP 23334194A JP H07227725 A JPH07227725 A JP H07227725A
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明良 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付部品を被取付部品の組付穴に、間接的手
段を用いずに、短時間に容易に挿入する。 【構成】 組付穴19を有する被取付部品18を微小角
度aだけ傾斜させ、取付部品16を、その中心を組付穴
19の中心からずらして被取付部品18に接近させて、
穴端縁と取付部品挿入端縁を一点Cで接触させ、該点C
まわりに取付部品16を軸直角方向に回転させて、組付
穴19に芯合わせし、組付穴19内に取付部品16の先
端を突入させるようにした方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の組付穴を有す
る被取付部品の上記組付穴に、円筒状の取付部品を自動
的に芯出して挿入する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平4−70430号公報は、従来の
代表的な部品自動挿入装置を開示している。そこでは、
アームロボット側に面取り部を有するガイドシャフトを
とりつけ、組付部品の被組付部品の組付穴への挿入に先
立ち、ガイドシャフトをそれと平行なガイド穴に挿入す
ることにより、組付部品と組付穴に面取り加工を施すこ
となく組付部品を組付穴に挿入可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
には、次の問題がある。第1に、部品挿入のために別の
ガイドシャフト、ガイド穴の設置が必要となる。第2
に、ガイドシャフトの、ガイド穴探索に時間を要する。
第3に、上記ガイド穴探索のための制御アルゴリズムが
複雑で、設備的に複雑となり、コストが高い。第4に、
ガイドシャフトをガイド穴に挿入できても、ガイドシャ
フトおよびガイド穴と、組付部品および被組付部品との
間の位置精度が出ていないと、組付部品を組付穴に挿入
できない。これは組付部品と被組付部品を直接位置出し
せずに、ガイドシャフト、ガイド穴を用いて間接的に位
置出しするために生じる欠点である。本発明の目的は、
ガイドシャフト、ガイド穴等の補助手段を用いずに直接
取付部品を被取付部品の組付穴に挿入でき、しかも組付
穴探索に時間を要しない部品自動挿入方法、装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する、本
発明の部品自動挿入方法、装置は次の通りである。 (1) 円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記組付
穴に円筒状の取付部品を挿入する方法であって、(イ)
前記被取付部品と前記取付部品との一方を他方に対し
て微小角度傾斜させ、(ロ) 前記取付部品と前記被取
付部品の組付穴との中心位置をずらした状態で前記被取
付部品の前記組付穴の端縁と前記取付部品の挿入先端縁
を1点で点接触させるとともに前記取付部品と前記被取
付部品との一方を他方に対して付勢し、(ハ) 前記点
接触の1点を中心にして前記組付穴の中心と前記取付部
品の中心とが一致する方向に前記取付部品と前記被取付
部品との一方を他方に対して回転させて前記取付部品を
前記組付穴に自動的に挿入する、工程からなる部品自動
挿入方法。 (2) 第1の穴部分と該第1の穴部分より開口端側に
位置し第1の穴部分より大径の第2の穴部分とを有する
段付き円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記第1の
穴部分に取付部品を前記第2の穴部分を通して挿入する
方法であって、(イ) 前記取付部品を前記第2の穴部
分の途中まで挿入し、前記取付部品と前記被取付部品と
の一方を他方に対して組付穴軸方向と交叉する方向に移
動させて前記取付部品の側面を前記第2の穴部分の内面
に接触させ、(ロ) 前記被取付部品と前記取付部品と
の一方を他方に対して微小角度傾斜させ、(ハ) 前記
取付部品と前記被取付部品の組付穴の第1の穴との中心
位置をずらした状態で前記被取付部品の前記組付穴の第
1の穴の端縁と前記取付部品の挿入先端縁を1点で点接
触させるとともに前記取付部品と前記被取付部品との一
方を他方に対して付勢し、(ニ) 前記点接触の1点を
中心にして前記組付穴の第1の穴の中心と前記取付部品
の中心とが一致する方向に前記取付部品と前記被取付部
品との一方を他方に対して回転させて前記取付部品を前
記組付穴の第1の穴に自動的に挿入する、工程からなる
部品自動挿入方法。 (3) 第1の穴部分と該第1の穴部分より開口端側に
位置し第1の穴部分より大径の第2の穴部分とを有する
段付き円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記第1の
穴部分に取付部品を前記第2の穴部分を通して挿入する
方法であって、(イ) 前記取付部品を前記第2の穴部
分の途中まで挿入し、前記取付部品と前記被取付部品と
の一方を他方に対して組付穴軸方向と交叉する方向に移
動させて前記取付部品の側面を前記第2の穴部分の内面
に接触させる工程と、(ロ) 前記被取付部品と前記取
付部品との一方を他方に対して微小角度傾斜させる工程
と、(ハ) 前記取付部品と前記被取付部品の組付穴の
第1の穴との中心位置をずらした状態で前記被取付部品
の前記組付穴の第1の穴の端縁と前記取付部品の挿入先
端縁を1点で点接触させるとともに前記取付部品と前記
被取付部品との一方を他方に対して付勢する工程と、
(ニ) 前記点接触の1点を中心にして前記組付穴の第
1の穴の中心と前記取付部品の中心とが一致する方向に
前記取付部品と前記被取付部品との一方を他方に対して
回転させて前記取付部品を前記組付穴の第1の穴に自動
的に挿入する工程と、を有し、前記組付穴の第2の穴部
分と第1の穴部分の径差に基づく位置決め可能範囲が部
品自動挿入装置の位置決め精度に基づく位置決め可能範
囲より小のときに前記(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)
の工程を(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の順序で実行
し、それ以外のときには前記(ロ)、(ハ)、(ニ)の
工程を(ロ)、(ハ)、(ニ)の順序で実行する、部品
自動挿入方法。 (4) 円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記組付
穴に円筒状の取付部品を挿入する装置であって、(イ)
円筒状の取付部品を把持するチャックと、(ロ) 軸
芯を有し軸方向に移動可能で前記軸芯まわりに回動可能
な手首軸と、(ハ) 前記手首軸と前記チャックとの間
に介装され前記チャックを前記手首軸に対して相対的に
前記手首軸の軸方向と直角方向に移動可能とするフロー
ティング機構と、(ニ) 円筒状の組付穴を有する被取
付部品を保持する保持具と、(ホ) 前記被取付部品と
前記組付穴の軸芯と前記取付部品の軸芯との一方が他方
に対して傾くように前記保持具と前記手首軸との一方を
他方に対して所定角度傾ける傾斜機構と、から成る部品
自動挿入装置。 (5) 前記手首軸と前記チャックとの間に、前記チャ
ックを前記手首軸から離れる方向に付勢する付勢部材が
介装されている(4)記載の部品自動挿入装置。 (6) 前記チャックの前記手首軸に対する軸方向相対
変位を検出する変位センサをさらに備えた(5)記載の
部品自動挿入装置。 (7) 前記チャックの前記手首軸に対する軸方向と直
交方向の相対変位を検出する変位センサをさらに備えた
(4)記載の部品自動挿入装置。
【0005】
【作用】上記(1)の方法、(4)、(5)、(6)の
装置では、取付部品と被取付部品の組付穴との中心がず
れた状態で一方を他方に対して傾け、接近させると、取
付部品の先端と組付穴の端縁とは1点で接触する。この
状態から、前記1点を中心にして、取付部品と被取付部
品との一方を他方に対して軸直角方向にかつ中心が一致
する方向に回転させると、中心がほぼ一致したところで
被取付部品に対して相対的に付勢されている取付部品は
組付穴に自動的に入る。この挿入方法では、ガイドシャ
フト、ガイド穴等の補助手段は用いず、直接取付部品と
被取付部品との中心を位置合わせする。しかも、接触さ
れた1点の位置自体の精度はいらず、その1点まわりに
回転させるだけで自動的に挿入できるから、組付穴探索
が不要で、短時間のうちに確実に挿入することが可能に
なる。上記(2)の方法、(7)の装置では、組付穴は
段付穴からなる。取付部品を組付穴の途中まで挿入しつ
いで組付穴軸方向と交叉する方向に移動させて組付穴内
面に接触させることにより、取付部品中心を自動的に後
述の図20のf´とbの重なり部分にもってくることが
でき、g´を狙って挿入すべきところをg´より大きい
c内に挿入すればよくなる。このため、段付穴の径の異
なる2つの穴部分の径差が小さい場合、取付部品の中心
の、組付穴中心への位置決め精度が、上記(2)の方法
を実行することによってゆるくされる。(7)の装置は
その方法の実行する装置である。上記(3)の方法は、
上記(1)に対応する方法と上記(2)に対応する方法
との使いわけ方を提供している。すなわち、径差が小さ
く、後述の図20においてg´がg1 より小さいときの
み上記(2)に対応する方法を実行すればよい。
【0006】
【実施例】図1〜図13は本発明の第1実施例の方法、
装置を示し、図14〜図20は本発明の第2実施例の方
法、装置を示し、図21は本発明の第3実施例の方法を
示している。そして、本発明の第1実施例では、組付穴
が、取付部品が挿入される部分の全長にわたって一定の
径を有する穴からなっており、本発明の第2実施例で
は、組付穴が段付穴からなっており、本発明の第3実施
例は、組付穴が段付穴からなる場合に、第1実施例の方
法と第2実施例の方法の何れを用いるかの選択の仕方を
提供している。本発明の全実施例にわたって共通な構成
部分には、全実施例にわたって同じ付号を付してある。
【0007】まず、本発明の装置のうち、全実施例に共
通な部分(装置、方法)を、図1、2、10〜13を参
照して説明する。図1に示すように、ベース1にはロボ
ットを設置するための設置台2が固定され、この上端部
にロボットがとりつけられている。ロボットは手首軸2
3を有し、手首軸23は3次元空間の任意の位置に位置
出しできる。そのために、ロボットはたとえば3軸構成
の直交型ロボットからなり、互いに直交する3軸3、
4、6を有する。軸3は図1で紙面と直交方向に延び、
軸4は図1の紙面内で水平に延び、軸6は図1の紙面内
で上下に延びる。サーボアクチュエータ22、5、7
は、前記軸3、4、6に沿う方向の駆動用アクチュエー
タであり、手首軸23を3軸3、4、6に沿う方向に送
り、手首軸23を任意の位置に位置決めする。ロボット
は、手首軸23を三次元空間内の任意の位置に位置決め
するものであれば、3軸直交ロボット以外であってもよ
く、たとえば3以上の関節を有する多関節ロボットであ
ってもよい。
【0008】ロボットの手首軸23は、手首軸芯まわり
に、回転可能とされている。手首軸23は、ロボット2
3の軸6側に固定された回転のアクチュエータ9によ
り、プーリ10、ベルト11を介して回転される。アク
チュエータ9の手首軸駆動量は、アクチュエータ9にと
りつけられた回転量検出センサ8(たとえば、ポテンシ
オメータ)によって検出されるようになっている。
【0009】取付部品16は、円筒状部品で、たとえば
バルブ穴に挿入されるスプールからなる。取付部品16
を把持するためのチャック15は、一対の爪25を有
し、爪25が手首軸23の軸方向と直交方向に、互いに
接近、離反することにより取付部品16を把持、または
把持解除する。爪25によるチャッキング駆動機構はチ
ャック15の本体内に納められている。
【0010】手首軸23とチャック15との間には、チ
ャック15を手首軸23に対して相対的に、手首軸23
の軸方向と直交方向(X−Y方向)に移動可能にするフ
ローティング機構14が介装されている。フローティン
グ機構14は、たとえば図10に示すように、X方向フ
ローティング部14xとY方向フローティング部14y
との直列連結体から成り、各フローティング部14x、
14yは、相対移動可能な2つの部材(X方向には14
aと14b、Y方向には14bと14c)の一方を他方
の部材に固定した2本のシャフト14dに摺動可能に挿
通させ、2つの部材の間にコイルスプリング14eを介
装したものから成る。フローティング機構は、チャック
15を手首軸23に対して手首軸23の軸方向と直角方
向に変位させることを許すものであれば、上記X−Yフ
ローティング機構以外の構造のものであってもよく、た
とえば、図13に示すように、ほぼ上下方向に延びる円
柱状のゴム材14gの中に剛体の円板14fを多数間隔
をおいて埋入した、いわゆるRCC(Remote C
enter Compliance)デバイスからなっ
てもよい。図1は図10のフローティング機構14を組
み込んだ場合を示している。
【0011】XYフローティング機構14と手首軸23
との間、またはXYフローティング機構14とチャック
15との間には、したがって手首軸23とチャック15
との間には、チャック15を手首軸23から離れる方向
に付勢する付勢部材(たとえば、コイルスプリング)1
3が介装されている。たとえば、手首軸23には手首軸
23と直交方向に延びるプレート24が固定され、この
プレート24に固定したブッシュ24aを、フローティ
ング機構14から上方に延びるガイドピン12が摺動可
能に貫通しており、ブッシュ24aとフローティング機
構14との間にコイルスプリング13を介装されてい
る。この構造は、チャック15を手首軸23に対して上
下方向にフローティング支持するZ方向フローティング
機構を構成している。付勢部材13は、このZ方向フロ
ーティング機構の一部を構成している。
【0012】チャック15の手首軸23に対する上下方
向の相対変位を検出するために、変位センサ26が設け
られている。変位センサ26は、手首軸23側と同じ動
きをする部材6とチャック15と同じ動きをする部材と
の一方に取りつけられ、他方には変位センサ26と対向
する位置にまで延びるプレート26´がとりつけられ
る。変位センサ26は、変位センサ26とプレート26
´間の距離を検出して出力する。
【0013】ベース1には、被取付部材(たとえば、バ
ルブボデー)18を傾斜可能に支持する治具17が固定
される。被取付部材18は、円筒状の組付穴19を有
し、この組付穴19に取付部材16が挿入される。被取
付部材18は図1のx軸まわりに回動可能である。被取
付部材18をチャックするチャック17aと被取付部材
18は、ロータリアクチュエータ20によって回動され
る。組付穴19の軸芯は、図2に示すように、手首軸2
3の軸方向の延長と一致またはほぼ一致する位置から、
ロータリアクチュエータ20によって微小角度a傾転可
能である。aは、たとえば、0°より大で5°以下の角
度である。尚、取付部材の移動のためのロボットとし
て、6軸の多関節ロボットを使用する場合には、ロボッ
トの手首軸を被取付け部材18に対して傾斜させること
が可能となる。この場合には、被取付部材を傾斜させる
ためのロータリーアクチュエータ20等の回動機構は不
要となる。
【0014】手首軸23の回転量検出センサ8の出力信
号およびチャック15の変位(穴突入)検出センサ26
の出力信号は、制御装置21に導かれ、それに基づい
て、取付部品16の組付穴19への挿入作動手順が決定
され、制御装置21の出力信号は、ロボットのサーボア
クチュエータ22、5、7、および被取付部品18を傾
転させるロータリアクチュエータ20、および手首軸2
3をその軸芯まわりに回動させるアクチュエータ9に出
力され、各アクチュエータの駆動を制御する。
【0015】つぎに、上記装置を用いて実施される、本
発明の方法のうち、全実施例に共通な部分を、図1〜図
13を参照して説明する。まず、被取付部品18を治具
17で、組付穴19を上下方向に向けた状態で保持す
る。また、取付部品16をチャック15で把持し、ロボ
ットを駆動して、取付部品16をその軸芯を上下方向に
向けて組付穴19の上方位置にもってくる。この状態で
は、図4に示すように、被取付部品18の組付穴19の
軸芯と取付部品16の軸芯とは平行で、かつ互いにずれ
た状態におかれる。いま、被取付部品18が図4の横軸
(x軸)まわりに傾転され取付部品16が被取付部品1
8に接近されて被取付部品18に当ったときに、取付部
品16と組付穴19の端縁が1点Cで接触し、かつ取付
部品16を図5に示すように時計方向に回転させて取付
部品16と被取付部品18の中心を一致させるために
は、取付部品16の中心位置は、組付穴19と同径で組
付穴中心を通るy軸と組付穴周縁との交点(傾転時に低
位となる方の交点)を中心とする円と、y軸とで囲まれ
た半円b(図6参照)の中になければならない。取付部
品16を被取付部品18に対して時計方向に回転させる
ときは半円bは図6で第4象限に表れるが、取付部品1
6を被取付部品18に対して反時計方向に回転させると
きは半円bは図6で第3象限に表れる。
【0016】ついで、被取付部品18を、ロータリアク
チュエータ20を駆動して、微小角度aだけ傾転させ、
組付穴19の軸芯を鉛直方向からaだけ傾ける。図2は
傾転させた後の状態を示している。この場合、取付部品
16は鉛直方向に保たれている。ついで、サーボアクチ
ュエータ7を駆動させ、手首軸23、チャック15、取
付部品16を、取付部品16と組付穴19との中心位置
をずらしたまま、被取付部品18に相対的に接近させ、
被取付部品18の組付穴19の端縁と取付部品16の挿
入先端円を1点で点接触させる。組付穴19の端縁は角
度aだけ水平面から傾いており、取付部品16の挿入先
端円は水平面内にあるから、両円は1点でしか接触しな
い。図4の点Cはこの接触する1点を示している。図1
1に示すように、この点接触を開始した位置よりさらに
手首軸23を被組付部品18に接近する方向に、サーボ
アクチュエータ7によって駆動しておくことにより、付
勢部材13(図13の例ではゴム14g)が圧縮され
て、取付部品16を被取付部品18に相対的に付勢す
る。この付勢は、取付部品16と組付穴19との中心が
一致したときに取付部品16の組付穴19への突入力F
V (図11参照)を出すためのものであり、かつ接触の
1点Cに適宜の摩擦力を与えるためのものである。
【0017】ついで、上記点接触の1点Cを中心にし
て、組付穴19の中心と取付部品16の中心とが一致す
る方向に、すなわち図4、図5では時計回り方向に、取
付部品16を被取付部品18に対して相対的に回転させ
る。この回転は、アクチュエータ9によって、プーリ1
0、ベルト11を介して、手首軸23にその軸芯まわり
の回転力を与えることによってなされる。このとき、フ
ローティング機構14には、図12のように横力FH
かかり、変形する。さらに詳しくは、図5において、手
首軸23の中心CR と組付穴19の中心C H とは、はじ
めにずらした位置を保ち続けるが、手首軸23の回転力
(図5のd)をフローティング機構14を介して伝えら
れた取付部品16の中心CP は、接触の1点Cに接触摩
擦抵抗があるために点Cですべりを生じることなく、接
触の1点Cを中心にして点Cまわりに回転を生じ(この
ときフローティング機構14の変形を伴う)、組付穴1
9の中心CH に近づいていき、(図5のeはCP の軌
跡)、ついには組付穴19の中心CH に一致、またはほ
ぼ一致する。そして、取付部品16の中心CP が組付穴
19の中心CH に一致、またはほぼ一致すると、付勢部
材13(図13の例ではゴム14g)による付勢によっ
て取付部品16の先端は組付穴19内に突入する。この
時、チャック15も下降し、プレート26´も下降する
ので、それをセンサ26で検知し、取付部品16の先端
が組付穴19に自動挿入されたことを検知する。
【0018】ついで、ロボットのサーボアクチュエータ
7を駆動して、取付部品16を組付穴19の奥に挿入
し、所定の位置に組付ける。ついで、チャック15によ
る取付部品16のチャッキングを解除し、チャック15
を手首軸23と共にサーボアクチュエータ7でもち上げ
る。一方、被取付部材18を治具17から取り外し、部
品挿入作業を完了する。なお、被取付部品18の傾きが
小さく取付部品16の長さが短いときは、上記のように
被取付部品18を傾けたままで挿入できるが、傾きが大
きい場合や被取付部品18が長い場合は、途中まで挿入
した後被取付部品18の傾きを元にもどして(図2で水
平にして)から最後まで挿入することが必要である。
【0019】なお、取付部品中心CP と組付穴中心CH
との位置合わせ可能位置決め範囲は、図6に示すよう
に、XYフローティング機構14の追従可能範囲fで制
限を受ける。ここで、fの意味は、点Cを中心に取付部
品16を回転させるには、点C部位における摩擦力(摩
擦係数と押しつけ力で決まる)が、取付部品16を点C
回りに回転させるときのXYフローティング機構14の
バネ変位(取付部品16と被取付部品18の穴の中心位
置がずれる程大きい)により生じる反力より大きくなけ
ればならないが、この条件を満たすのがfの範囲であ
る。このため、穴19と取付部品16の位置決め誤差g
1 よりもfとbとの重なり部が大きくなるように、フロ
ーティング機構14の変位可能範囲fを決定する。すな
わち、組付部品16の中心は、図6の半円b(図3のb
と同じ)と円fとが重ね合わされた部分にロボットによ
ってもって来られるべきであり、fがg1 を含むように
XYフローティング機構14はその変位可能領域が決定
されるべきである。fが与えられる場合は、円g1 はb
とfに内接する円gより小さくあるべきであり、gはg
1 の許容最大値と云える。
【0020】図7、図8に実際の試験結果を示す。図7
において、取付部品16の中心を位置合せ可能範囲(b
とfの重なった部分)外に2点B1 、B2 、可能範囲内
に2点B3 、B4 とって試験をした結果を、図8に示し
た。被取付部品18(ワーク)を傾斜させない場合(条
件A1 )では、成功率(挿入成功率)は0%、ワークを
傾斜させた場合(条件A2 )では、点B3 、B4 で、回
転方向を組付穴中心に取付部品中心が近づく方向(時計
回り方向)にした時、成功率100%であった。ワーク
を傾転させても、B1 、B2 点に対しては成功率はそれ
ぞれ0%、20%である。(A2 ,B3 )と(A2 ,B
4 )とが本発明に含まれる。また、位置ずれ量を変えた
時の位置合わせ時間を図9に示した。0.5mmの位置
ずれ時で0.4秒弱で位置合わせが完了しており、短時
間である。また、このときの計算値と実験値は、0.5
mmの位置ずれの時、0.05秒の誤差しかなく、ほぼ
計算通りの短時間で位置合せが完了した。これは、1点
Cまわりに取付部品を回転させるだけで自動的に芯合わ
せされるためであり、穴探索に時間を要しないためであ
る。
【0021】ただし、位置合わせの完了は、穴19の中
心と取付部品16の中心の位置が一致すると、取付部品
16はスプリング13により下方に付勢されているた
め、穴19内にその付勢分の距離だけ押入される。その
変化を変位センサ26で検出することにより、位置合せ
完了信号とし、ロボットは次の動作に移る。制御装置2
1で、CP がCH に一致する筈の時間を演算し、その時
間+αが経過しても変位センサ26が挿入を検出しない
ときは、挿入不良と判定し、警報を出すようにしてお
き、不良品を除去するようにする。このような挿入不良
は、上記の挿入方法、装置によって発生するものではな
く、穴19の径が取付部品16の径より小さく加工され
ていたり、穴19にバリが生じていて挿入できない等に
よって生じるものである。
【0022】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図1〜図13に示
すように、組付穴19が、取付部品16が挿入される部
分の全長にわたって、一定の径からなる穴からなる。
【0023】本発明の第2実施例では、図14〜図20
に示すように、組付穴19が、第1の穴部分19aと、
第1の穴部分19aより組付穴19の開口端側に位置し
第1の穴部分19aより大径の第2の穴部分19bとを
有する段付穴からなる。本発明の第2実施例に係る装置
では、図14に示すように、フローティング機構14
に、チャック15が手首軸23に対し手首軸の軸方向と
直交方向に変位したとき(図18でx量が変化したと
き)にそれを検出して出力する変位検出センサ27がと
りつけられている。手首軸23が回転されるとチャック
15も回転される。取付部品16が第2の穴部分19b
の内面にあたるとチャック15の回転はとまるが、手首
軸23が回転を続けると、フローティング機構14が手
首軸23のチャック15に対する相対変位を許すので、
フローティング機構14に変位が生じる。この変位を変
位検出センサ27が検出することにより、取付部品16
が被取付部品18の段付組付穴19の第2の穴部分19
bの内面に接触したことを検出できる。
【0024】本発明の第2実施例に係る方法は、円筒状
の取付部品16を、段付穴からなる組付穴19の第1の
穴部分19bに自動的に芯出しして挿入する方法に関す
るものである。段付穴からなる組付穴19に取付部品1
6を第1実施例の方法で挿入すると、取付部品16の中
心と組付穴19の中心とがずれているため、取付部品1
6を組付穴19に接近させたときに取付部品16の先端
が段付組付穴19の第2の穴部分19bの開口端と干渉
する場合がある。取付部品16の先端が第2の穴部分1
9bに干渉しないようにするためには、取付部品16の
中心の設置許容範囲gは、図15に示すように、半円b
と、第2の穴部分Db と第1の穴部分Da の径差(Db
−Da )を直径とする円f´との重なり部分の内接円g
´に制限される。装置のもつ誤差g1 は、g´の中にな
ければならないので、径差(Db −Da)が小さくした
がってg´が小となった場合、装置の誤差g1 は小でな
ければならず、装置に高精度が要求され、装置が高価に
なる。本発明の第2実施例の方法は、取付部品16の中
心の、設置許容範囲g´を拡大することを目的とし、図
20に示すように、g´からcに拡大して、装置に要求
される精度をゆるめることを目的とする。
【0025】この目的のために、本発明の第2実施例の
方法では、第1実施例の方法の、被取付部品18と取付
部品16との一方を他方に対して微小角度aだけ傾斜さ
せる工程の前に、(イ)取付部品16を段付組付穴19
の第2の穴部分19bの軸方向の途中まで挿入する工程
(図16、図17)と、ついで、(ロ)取付部品16と
被取付部品18の一方を他方に対して組付穴19の軸方
向と交叉する方向(たとえば、軸方向と直交する方向で
X軸から約45°傾いた方向)に移動させて取付部品1
6の側面を段付組付穴19の第2の穴部分19bの内面
に接触させる工程(図18)と、が付加される。
【0026】取付部品16が第2の穴部分19bの側面
に接触した後、なおも図17のa方向に取付部品16が
第2の穴部分19bに対して相対移動を続けると、フロ
ーティング機構14において反力Fによる変位が生じ、
図18のx量が変化する。これを変位検出センサ27で
検出して、取付部品16が第2の穴部分19bの側面に
接触したことを検出する。その信号でロボットによる手
首軸23の横方向移動を停止させる。その後は、本発明
の第1実施例と同じ工程で、取付部品16を段付組付穴
19の第1の穴部分19aに自動芯出して、挿入する。
【0027】図19は上記の追加工程をフローチャート
で示している。ステップ201で、ロボットの手首軸2
3を移動させることにより、取付部品16を、組付穴1
9の穴中心をねらって、第2の穴部分19bの軸方向途
中位置まで挿入する。ついで、ステップ202にて、ロ
ボットの手首軸23を移動させることにより、取付部品
16を組付穴19の軸芯と直交方向に、X軸から約45
°傾いた方向(図17のa方向)に、移動させる。約4
5°の意味は図20の円cの径が最大かまたはそれに近
くなるからである。この移動は、ステップ203におい
て、変位検出センサ27が取付部品16の側面が第2の
穴部分19bの側面に接触したことを検出する迄続けら
れ、検出すると、上記移動は停止される。ついで、ステ
ップ206にて、ロボットの手首軸23を移動させるこ
とにより、取付部品16を第1の穴部分19aに向かっ
て軸方向に移動させていき、組付部品16の先端を第1
の穴部分19aの入口端の端縁に当接させる。後は本発
明の第1実施例の手法で組付部品16を第1の穴部分1
9aに自動芯出しして挿入する。
【0028】本発明の第2実施例の作用を、図20を参
照して説明する。半円bと、径差(Db −Da )を直径
とする円f´との交点を通って、X軸から取付部品の移
動方向である約45°傾いた2本の平行線をひく。該2
本の平行線に内接し中心が組付穴19の中心と一致する
円をcとする。取付部品16の中心を、ロボット手首2
3で、円c内に設置し、取付部品16を第2の穴部分1
9bに挿入し、ついでX軸から約45°の方向に取付部
品16を移動させて取付部品16を第2の穴部分19b
の内面に接触させたとき、f´の円のうち半円b内にあ
る部分の上に取付部品中心が来る。したがって、取付部
品16はその中心が円c内に設置されればよい。これに
対し、第1実施例の方法で取付部品16を段付き穴に挿
入するには、取付部品16の中心は円f´によって規制
される円g´内に設置されなければならない。したがっ
て、取付部品16の中心の設置許容域がg´からcに拡
大される。したがって第2実施例では、第1実施例にく
らべて、装置の位置決め精度g1 の最大値がg´からc
にゆるめられる。その結果、装置の製造コストを低減で
き、位置決めが容易になる。
【0029】本発明の第3実施例は、組付穴19が段付
穴からなる場合に、取付部品16の挿入に、第1実施例
の方法と第2実施例の方法の何れを選択するかについて
の選択方法を提供するものであり、図21にその工程が
示されている。ステップ301で組付穴19が段付穴か
否かを判定し、段付穴でない場合はステップ306に進
んで第1実施例の方法を選択する。組付穴19が段付穴
の場合は、ステップ301からステップ302に進み、
第2の穴部分19bと第1の穴部分19aの径差Db
a を求める。ついで、ステップ303で位置決め可能
範囲を求める。この位置決め可能範囲は、図20で半円
bの内側部分と径差(D b −Da )を直径とする円f´
の内側部分とが重なる部分に対応する。ついで、ステッ
プ304に進み、図20にて装置のもつ誤差の円g1
位置決め可能範囲の最大内接円g´より小さいか否かを
判定する。g´がg1 より小であればステップ305に
進んで、第2実施例の方法によって、設置許容範囲g´
をcに拡大して取付部品16の穴19への挿入を行う。
ステップ304でg´がg1 に等しいかまたは大であれ
ば、装置は高精度の装置であるからステップ306に進
んで、第1実施例の手法で取付部品16の穴19への挿
入を実行すればよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、他のガイドシ
ャフト、ガイド穴等の間接的手段を用いることなく、直
接取付部品と組付穴の位置合わせを、短時間に、確実に
行うことができる。また、穴や組付部品に面取りをつけ
る必要もなくなる。請求項2の方法によれば、装置に要
求される取付部品の位置出し精度をゆるめることがで
き、径差の小さい段付穴でも挿入できる。請求項3の方
法によれば、径差、装置のもつ精度に応じて、最適な方
法を選択できる。請求項4の装置によれば、請求項1の
方法による効果と同じ効果を得る。請求項5の装置によ
れば、付勢部材により、取付部品と組付穴が一致したと
きに自動突入させることができる。請求項6の装置によ
れば、変位センサにより、取付部品の組付穴への突入を
自動的に検出できる。請求項7の装置によれば、段付穴
の第2の穴部分の内面に取付部品が当ったことを検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部品自動挿入装置の正面
図である。
【図2】図1のうち取付部品と被取付部品との斜視図で
ある。
【図3】取付部品の中心が位置すべき範囲bと組付穴と
の位置関係図である。
【図4】取付部品と組付穴と接触点との位置関係図であ
る。
【図5】取付部品を接触点Cまわりに回動させたときに
取付部品と組付穴の位置関係図である。
【図6】取付部品の中心位置の組付穴に対する許容位置
関係図である。
【図7】試験で用いた取付部品の中心位置の組付穴に対
する配置図である。
【図8】種々の条件と位置合わせ成功率との関係図であ
る。
【図9】位置合せ時間対位置ずれ量である。
【図10】図1のうちフローティング機構とその近傍の
拡大正面図である。
【図11】図10のフローティング機構に上下力が働い
た場合の、同機構の正面図である。
【図12】図10のフローティング機構の横方向力が働
いた場合の、同機構の正面図である。
【図13】図1のフローティング機構に用いることがで
きる、図10とは別のフローティング機構の拡大正面図
である。
【図14】本発明の第2実施例の部品自動導入装置の部
分正面図である。
【図15】段付穴に取付部品が挿入されるときの、各種
諸元f、f´、g、g´、g1 、b1 、Db 、Da の関
係を示す平面図である。
【図16】図14の装置で、取付部品が段付穴の第2の
穴部分に挿入された状態の部分正面図である。
【図17】図16の17−17線に沿う断面図である。
【図18】図14の装置で、取付部品が第2の穴部分の
内面に当てられた状態の部分正面図である。
【図19】本発明の第2実施例の方法の工程のフローチ
ャートである。
【図20】図15においてg´がcに拡大されるメカニ
ズムを示す平面図である。
【図21】本発明の第3実施例の方法の工程を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
8 変位センサ 13 付勢部材 14 フローティング機構 15 チャック 16 取付部品 18 被取付部品 19 組付穴 23 手首軸 27 変位検出センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の組付穴を有する被取付部品の前
    記組付穴に円筒状の取付部品を挿入する方法であって、
    (イ) 前記被取付部品と前記取付部品との一方を他方
    に対して微小角度傾斜させ、(ロ) 前記取付部品と前
    記被取付部品の組付穴との中心位置をずらした状態で前
    記被取付部品の前記組付穴の端縁と前記取付部品の挿入
    先端縁を1点で点接触させるとともに前記取付部品と前
    記被取付部品との一方を他方に対して付勢し、(ハ)
    前記点接触の1点を中心にして前記組付穴の中心と前記
    取付部品の中心とが一致する方向に前記取付部品と前記
    被取付部品との一方を他方に対して回転させて前記取付
    部品を前記組付穴に自動的に挿入する、工程からなる部
    品自動挿入方法。
  2. 【請求項2】 第1の穴部分と該第1の穴部分より開口
    端側に位置し第1の穴部分より大径の第2の穴部分とを
    有する段付き円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記
    第1の穴部分に取付部品を前記第2の穴部分を通して挿
    入する方法であって、(イ) 前記取付部品を前記第2
    の穴部分の途中まで挿入し、前記取付部品と前記被取付
    部品との一方を他方に対して組付穴軸方向と交叉する方
    向に移動させて前記取付部品の側面を前記第2の穴部分
    の内面に接触させ、(ロ) 前記被取付部品と前記取付
    部品との一方を他方に対して微小角度傾斜させ、(ハ)
    前記取付部品と前記被取付部品の組付穴の第1の穴と
    の中心位置をずらした状態で前記被取付部品の前記組付
    穴の第1の穴の端縁と前記取付部品の挿入先端縁を1点
    で点接触させるとともに前記取付部品と前記被取付部品
    との一方を他方に対して付勢し、(ニ) 前記点接触の
    1点を中心にして前記組付穴の第1の穴の中心と前記取
    付部品の中心とが一致する方向に前記取付部品と前記被
    取付部品との一方を他方に対して回転させて前記取付部
    品を前記組付穴の第1の穴に自動的に挿入する、工程か
    らなる部品自動挿入方法。
  3. 【請求項3】 第1の穴部分と該第1の穴部分より開口
    端側に位置し第1の穴部分より大径の第2の穴部分とを
    有する段付き円筒状の組付穴を有する被取付部品の前記
    第1の穴部分に取付部品を前記第2の穴部分を通して挿
    入する方法であって、(イ) 前記取付部品を前記第2
    の穴部分の途中まで挿入し、前記取付部品と前記被取付
    部品との一方を他方に対して組付穴軸方向と交叉する方
    向に移動させて前記取付部品の側面を前記第2の穴部分
    の内面に接触させる工程と、(ロ) 前記被取付部品と
    前記取付部品との一方を他方に対して微小角度傾斜させ
    る工程と、(ハ) 前記取付部品と前記被取付部品の組
    付穴の第1の穴との中心位置をずらした状態で前記被取
    付部品の前記組付穴の第1の穴の端縁と前記取付部品の
    挿入先端縁を1点で点接触させるとともに前記取付部品
    と前記被取付部品との一方を他方に対して付勢する工程
    と、(ニ) 前記点接触の1点を中心にして前記組付穴
    の第1の穴の中心と前記取付部品の中心とが一致する方
    向に前記取付部品と前記被取付部品との一方を他方に対
    して回転させて前記取付部品を前記組付穴の第1の穴に
    自動的に挿入する工程と、を有し、 前記組付穴の第2の穴部分と第1の穴部分の径差に基づ
    く位置決め可能範囲が部品自動挿入装置の位置決め精度
    に基づく位置決め可能範囲より小のときに前記(イ)、
    (ロ)、(ハ)、(ニ)の工程を(イ)、(ロ)、
    (ハ)、(ニ)の順序で実行し、それ以外のときには前
    記(ロ)、(ハ)、(ニ)の工程を(ロ)、(ハ)、
    (ニ)の順序で実行する、部品自動挿入方法。
  4. 【請求項4】 円筒状の組付穴を有する被取付部品の前
    記組付穴に円筒状の取付部品を挿入する装置であって、
    (イ) 円筒状の取付部品を把持するチャックと、
    (ロ) 軸芯を有し軸方向に移動可能で前記軸芯まわり
    に回動可能な手首軸と、(ハ) 前記手首軸と前記チャ
    ックとの間に介装され前記チャックを前記手首軸に対し
    て相対的に前記手首軸の軸方向と直角方向に移動可能と
    するフローティング機構と、(ニ) 円筒状の組付穴を
    有する被取付部品を保持する保持具と、(ホ) 前記被
    取付部品と前記組付穴の軸芯と前記取付部品の軸芯との
    一方が他方に対して傾くように前記保持具と前記手首軸
    との一方を他方に対して所定角度傾ける傾斜機構と、か
    ら成る部品自動挿入装置。
  5. 【請求項5】 前記手首軸と前記チャックとの間に、前
    記チャックを前記手首軸から離れる方向に付勢する付勢
    部材が介装されている請求項4記載の部品自動挿入装
    置。
  6. 【請求項6】 前記チャックの前記手首軸に対する軸方
    向相対変位を検出する変位センサをさらに備えた請求項
    5記載の部品自動挿入装置。
  7. 【請求項7】 前記チャックの前記手首軸に対する軸方
    向と直交方向の相対変位を検出する変位センサをさらに
    備えた請求項4記載の部品自動挿入装置。
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