JPH0722587Y2 - 燃焼器具の排気装置 - Google Patents
燃焼器具の排気装置Info
- Publication number
- JPH0722587Y2 JPH0722587Y2 JP6264190U JP6264190U JPH0722587Y2 JP H0722587 Y2 JPH0722587 Y2 JP H0722587Y2 JP 6264190 U JP6264190 U JP 6264190U JP 6264190 U JP6264190 U JP 6264190U JP H0722587 Y2 JPH0722587 Y2 JP H0722587Y2
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- JP
- Japan
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- exhaust
- collecting cylinder
- flange
- duct
- cylinder
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はダクトを接続する燃焼器具の排気装置に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術） 給湯器のような燃焼器具においては、その設置場所に応
じて種々の排気装置が選択装備されるものである。その
代表的なものに、屋外に設置し、排気ガスを燃焼器具か
ら大気に直接吹き出す第２図に示す燃焼器具のタイプ
（以下「直吹出しタイプ」という）と、屋内に設置し、
排気ガスをダクトを介して屋外に吹き出す第３図に示す
燃焼器具のタイプ（以下「ダクト接続タイプ」という）
がある。そして、これらのタイプに対応するために、燃
焼器具の排気ガス出口部分の形状・寸法に異なる仕様を
設定するのが一般的である。
じて種々の排気装置が選択装備されるものである。その
代表的なものに、屋外に設置し、排気ガスを燃焼器具か
ら大気に直接吹き出す第２図に示す燃焼器具のタイプ
（以下「直吹出しタイプ」という）と、屋内に設置し、
排気ガスをダクトを介して屋外に吹き出す第３図に示す
燃焼器具のタイプ（以下「ダクト接続タイプ」という）
がある。そして、これらのタイプに対応するために、燃
焼器具の排気ガス出口部分の形状・寸法に異なる仕様を
設定するのが一般的である。
これを直吹出しタイプとダクト接続タイプの上部断面図
である第２・３図を用いて詳細説明する。
である第２・３図を用いて詳細説明する。
まず、第２図の直吹出しタイプにおいて、１は燃焼器具
の外装ケーシング、２はフロントカバーである。３はケ
ーシング１内に収納された熱交換器であり、下方に図示
しないバーナが配されている。４は排気集合筒で、金属
板を折曲加工し下方と前方とを開放した箱型の集合筒本
体4aと、底面前方を閉塞する集合筒下板4bとよりなる。
そして熱交換器３の上端開口と排気集合筒４の底面後方
の開口とが合致し、熱交換器３から出てくる排気ガスを
排気集合筒４が前方に向けて案内するようになってい
る。すなわち、排気集合筒４内に排気通路10が形成され
る。排気集合筒４の前方の開口端部にはフランジ4cが折
曲形成されており、該フランジ4cの中央開口部とほぼ同
寸法の長方形の開口部を有する平板状の集合筒フランジ
５がスポット溶接されている。そして、集合筒フランジ
５にパッキン６をはさんで、絞り加工された長方形の開
口部を有する排気筒７のフランジ7aがビス止めされてい
る。
の外装ケーシング、２はフロントカバーである。３はケ
ーシング１内に収納された熱交換器であり、下方に図示
しないバーナが配されている。４は排気集合筒で、金属
板を折曲加工し下方と前方とを開放した箱型の集合筒本
体4aと、底面前方を閉塞する集合筒下板4bとよりなる。
そして熱交換器３の上端開口と排気集合筒４の底面後方
の開口とが合致し、熱交換器３から出てくる排気ガスを
排気集合筒４が前方に向けて案内するようになってい
る。すなわち、排気集合筒４内に排気通路10が形成され
る。排気集合筒４の前方の開口端部にはフランジ4cが折
曲形成されており、該フランジ4cの中央開口部とほぼ同
寸法の長方形の開口部を有する平板状の集合筒フランジ
５がスポット溶接されている。そして、集合筒フランジ
５にパッキン６をはさんで、絞り加工された長方形の開
口部を有する排気筒７のフランジ7aがビス止めされてい
る。
つぎに、第３図のダクト接続タイプにおいては、前述の
第２図の直吹出しタイプと異なる点は、排気筒７の代わ
りに排気アダプタ８がビス止めされていることである。
この排気アダプタ８は、排気通路10の断面形状を、排気
集合筒４の前方開口部における横長の長方形から、円形
であるダクト接続筒8bに形状を変え、そのまま円形のダ
クト11に接続させる機能を有している。しかし、排気ア
ダプタ８は、排気通路10を流れる排気ガスが閉塞される
ことなく、かつ抵抗なくダクト11に流れて、排気性能に
影響を及ぼさない形状にする必要がある。即ち、排気集
合筒４の前方開口部からダクト接続筒8bに直線的に流れ
ない排気ガスの流れ方を工夫する必要がある。そこで第
３図における従来例においては、排気アダプタ８に拡大
部8aを形成し、排気集合筒４から、ダクト接続筒8bに直
線的に流れない排気ガスが、拡大部8aに迂回して抵抗な
くダクト接続筒8bに集約される様ににしている。それ
故、ダクト接続タイプでは、排気アダプタ８に拡大部8a
が設けられることにより第２図に示すフロントカバー２
ではこの拡大部8aを収めることができず、フロントカバ
ー２には絞り型により段部2aを形成し、該段部で拡大部
8aを収めるようにしている。
第２図の直吹出しタイプと異なる点は、排気筒７の代わ
りに排気アダプタ８がビス止めされていることである。
この排気アダプタ８は、排気通路10の断面形状を、排気
集合筒４の前方開口部における横長の長方形から、円形
であるダクト接続筒8bに形状を変え、そのまま円形のダ
クト11に接続させる機能を有している。しかし、排気ア
ダプタ８は、排気通路10を流れる排気ガスが閉塞される
ことなく、かつ抵抗なくダクト11に流れて、排気性能に
影響を及ぼさない形状にする必要がある。即ち、排気集
合筒４の前方開口部からダクト接続筒8bに直線的に流れ
ない排気ガスの流れ方を工夫する必要がある。そこで第
３図における従来例においては、排気アダプタ８に拡大
部8aを形成し、排気集合筒４から、ダクト接続筒8bに直
線的に流れない排気ガスが、拡大部8aに迂回して抵抗な
くダクト接続筒8bに集約される様ににしている。それ
故、ダクト接続タイプでは、排気アダプタ８に拡大部8a
が設けられることにより第２図に示すフロントカバー２
ではこの拡大部8aを収めることができず、フロントカバ
ー２には絞り型により段部2aを形成し、該段部で拡大部
8aを収めるようにしている。
（考案が解決しようとする課題） 以上のように、従来のダクト接続タイプは直吹出しタイ
プと異なり、排気アダプタ８に拡大部8aがあるために、
フロントカバー２に段部2aを必要としており、それ故、 （１） 該段部2aの成形に絞り型を用いるため別途金型
費が必要となる。
プと異なり、排気アダプタ８に拡大部8aがあるために、
フロントカバー２に段部2aを必要としており、それ故、 （１） 該段部2aの成形に絞り型を用いるため別途金型
費が必要となる。
（２） 器具本体の奥行きが該段部2a分だけ長くなり、
２通りの本体寸法が存在することになる。という課題を
有するものであった。
２通りの本体寸法が存在することになる。という課題を
有するものであった。
（課題を解決するための手段） 前記の課題を解決するために、本考案では、従来の第３
図の排気アダプタ８の拡大部8aに相当する部分を排気集
合筒側に形成する。すなわち、排気集合筒を、下方と前
方とを開放した箱型の集合筒本体と、先端部に下方に拡
大する段部を形成して集合筒本体とで先端部に拡大部を
形成する集合筒下板とで形成し、排気集合筒の前方の開
口端部にはフランジを形成し、該フランジに、ダクト接
続筒を接続してなる排気アダプタのフランジを固定した
ことで前記の課題を解決するものである。
図の排気アダプタ８の拡大部8aに相当する部分を排気集
合筒側に形成する。すなわち、排気集合筒を、下方と前
方とを開放した箱型の集合筒本体と、先端部に下方に拡
大する段部を形成して集合筒本体とで先端部に拡大部を
形成する集合筒下板とで形成し、排気集合筒の前方の開
口端部にはフランジを形成し、該フランジに、ダクト接
続筒を接続してなる排気アダプタのフランジを固定した
ことで前記の課題を解決するものである。
（実施例） これを本考案の一実施例である第１図をもとに詳述す
る。１はケーシング、３は熱交換器であり、これらは第
２・３図のものと同じである。排気集合筒４は、下方と
前方とを開放した箱型の集合筒本体4aと、底面前方を閉
塞する集合筒下板4eとよりなるが、該集合筒下板4eは先
端部に下方に拡大する段部を形成して、集合筒本体4aと
で先端部に拡大部4dを形成している。そして、ダクト接
続筒9aを接続した排気アダプタ９が、そのフランジ9bを
排気集合筒４の前方の開口端部のフランジ4cにスポット
溶接されることによって取付け固定されている。
る。１はケーシング、３は熱交換器であり、これらは第
２・３図のものと同じである。排気集合筒４は、下方と
前方とを開放した箱型の集合筒本体4aと、底面前方を閉
塞する集合筒下板4eとよりなるが、該集合筒下板4eは先
端部に下方に拡大する段部を形成して、集合筒本体4aと
で先端部に拡大部4dを形成している。そして、ダクト接
続筒9aを接続した排気アダプタ９が、そのフランジ9bを
排気集合筒４の前方の開口端部のフランジ4cにスポット
溶接されることによって取付け固定されている。
これにより、本考案に使用するフロントカバー２は、排
気集合筒４側に拡大部4dを形成したことにより、拡大部
を収めるための段部が不要となり、直吹出しタイプであ
る第２図のフロントカバー２とは開口部形状が異なるだ
けのものとなる。
気集合筒４側に拡大部4dを形成したことにより、拡大部
を収めるための段部が不要となり、直吹出しタイプであ
る第２図のフロントカバー２とは開口部形状が異なるだ
けのものとなる。
（考案の効果） 従って、本考案によると、 （１） フロントカバーに拡大部を収めるための段部が
不要となり、従来必要としていた、絞り加工の金型費が
不要となる。
不要となり、従来必要としていた、絞り加工の金型費が
不要となる。
（２） 器具本体の奥行きが従来のダクト接続タイプの
ものより小さくでき、ダクト接続タイプの器具の設置性
を高めることができ、かつ直吹出しタイプのものと器具
本体の寸法を等しくできるので生産性の向上に寄与でき
る。
ものより小さくでき、ダクト接続タイプの器具の設置性
を高めることができ、かつ直吹出しタイプのものと器具
本体の寸法を等しくできるので生産性の向上に寄与でき
る。
という効果を奏するものである。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は直吹出し
タイプの断面図、第３図はダクト接続タイプの従来例を
示す断面図である。 １……ケーシング ２……フロントカバー 2c……開口部 ３……熱交換器 ４……排気集合筒 4a……集合筒本体 4c……フランジ 4d……拡大部 4e……集合筒下板 ９……排気アダプタ 9a……ダクト接続筒 9b……フランジ 10……排気通路 11……ダクト
タイプの断面図、第３図はダクト接続タイプの従来例を
示す断面図である。 １……ケーシング ２……フロントカバー 2c……開口部 ３……熱交換器 ４……排気集合筒 4a……集合筒本体 4c……フランジ 4d……拡大部 4e……集合筒下板 ９……排気アダプタ 9a……ダクト接続筒 9b……フランジ 10……排気通路 11……ダクト
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器の上部に接続されて排気を前方に
向けて案内する排気集合筒を、下方と前方とを開放した
箱型の集合筒本体と、先端部に下方に拡大する段部を形
成して集合筒本体とで先端部に拡大部を形成する集合筒
下板とで形成し、排気集合筒の前方の開口端部にはフラ
ンジを形成し、該フランジに、ダクト接続筒を接続して
なる排気アダプタのフランジを固定したことを特徴とす
る燃焼器具の排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264190U JPH0722587Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 燃焼器具の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264190U JPH0722587Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 燃焼器具の排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425939U JPH0425939U (ja) | 1992-03-02 |
| JPH0722587Y2 true JPH0722587Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31591977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6264190U Expired - Fee Related JPH0722587Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 燃焼器具の排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722587Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4662103B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2011-03-30 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置 |
| JP2024072637A (ja) * | 2022-11-16 | 2024-05-28 | リンナイ株式会社 | 排気アダプタ |
| JP2024072638A (ja) * | 2022-11-16 | 2024-05-28 | リンナイ株式会社 | 排気アダプタ |
-
1990
- 1990-06-12 JP JP6264190U patent/JPH0722587Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425939U (ja) | 1992-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |