JP2004184041A - 温水ボイラ - Google Patents

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JP2004184041A JP2002354750A JP2002354750A JP2004184041A JP 2004184041 A JP2004184041 A JP 2004184041A JP 2002354750 A JP2002354750 A JP 2002354750A JP 2002354750 A JP2002354750 A JP 2002354750A JP 2004184041 A JP2004184041 A JP 2004184041A
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hot water
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water boiler
heat transfer
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JP2002354750A
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Katsuhiro Ono
克弘 大野
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

【課題】排気口に設けられている遮水板を不要としてコストを低減できる温水ボイラを提供する。
【解決手段】排気口7を排気ボックス6の前面下方に開口するとともに、同排気ボックス6の底面前部に前記排気口7に臨んで下方に傾斜した前部傾斜部6dを形成し、更に前記前部傾斜部6dの後端に連なる前記排気ボックス6の底面部に上部後方に向かい傾斜した後部傾斜部6eを形成する。更に同後部傾斜部6eの上端縁は給排気カバー4に形成された排気孔4bの上端縁と垂直方向で距離Aを隔てるように高く設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水ボイラに関わり、より詳細には、排気ガスを排出する排気ボックスの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温水ボイラも本願による温水ボイラの構成と基本的には同一であるので構成の部分については図1及び図2を用いて説明する。温水ボイラは本体内に、送風ファンを備えた送風部8と、同送風部8から燃焼空気の供給を受ける燃焼部9と、同燃焼部9からの高温の燃焼ガスを通過させ内部に配設した伝熱管内を流れる温水と熱交換を行わせる熱交換部10とを下方から順次設けている。図1で示すように、前記本体の前面上部には給気孔4a及び排気孔4bを備えた給排気カバー4が設けられ、前記排気孔の裏面には流出口7を開口し前記前記熱交換部10と連通してこれから送りこまれた高温の空気を排気ガスとして前記流出口7から排出する排気ボックスが設けられている。
【0003】
図4で示すように、前記排気ボックス20の流出口には上記した複数の桟を備えた排気カバー4bが装着され雨風の侵入を防止するようになっているが、更に前記排気ボックス20内には雨滴及び水滴が前記熱交換部10あるいは前記燃焼部9に侵入しないように第一遮水板21及び第二遮水板22が設けられている。しかしながらこれら遮水板を設けると、排気ガスの通路抵抗となって排気効率が低下するばかりでなく、製造コストの上昇要因となっていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−59650号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、排気ガスが排出される排気ボックス内に設けられた遮水板を不要として、排気効率を上昇させるとともにコスト低減をはかる温水ボイラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体前面に給気孔及び排気孔を備えた給排気カバーを備え、同本体内に下方から順次送風ファンを備えた送風部と、同送風部から送出された燃焼空気と気化した燃油とを混合させてこれを燃焼させる燃焼部と、内部に温水が循環する蛇行状の伝熱管を配設し、同伝熱管の周囲に前記燃焼部からの高温の空気を通過させて前記伝熱管内を流れる温水と熱交換させる熱交換部とを設け、同熱交換部の上部に、これと連通し排気ガスを前記排気孔に対応した流出口から排出する排気ボックスを設けてなる温水ボイラにおいて、
前記排気ボックスを底面前部が下方に傾斜する箱体状に形成するとともに、前記流出口を、傾斜した底面前部に対峙させるように前面下方に開口する一方、前記底面前部に連なる底面に上部後方に傾斜した後部傾斜部を設けてなる構成となっている。
【0007】
また、前記後部傾斜部が、その上端縁が前記排気孔の上端縁より一定の間隔をおいて高くなるように形成されてなる構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による温水ボイラの外観斜視図と内部構造を示す斜視図であり、図2はその断面図である。
本発明による温水ボイラは、図1(A)で示すように、底板と同底板上に立設された前面パネル1及び左右両側板と背面板とが一体となって形成された外胴3と、これらの上面に蓋状に嵌着される上面パネル2とで本体を構成し、前記前面パネル1の上部に、複数のスリットによる給気孔4aと排気孔4bとを左右一対に形成した給排気カバー4を設けている。また、前記外胴3の右側板には側方に膨出した外部接続部5が設けられている。
【0009】
前記本体の内部一側には、図1(B)で示すように、底板上に設けられた送風部8とこれに重畳するように燃焼部9と熱交換部10が順次設けられ、内部他側には電磁ポンプ11とその上方に電装部12が設けられている。また前面上部右側には矩形状の流出口7を前面に開口した箱体状の排気ボックス6が設けられている。また前記外部接続部5には、前記熱交換部10と内部配管により接続され、室内に設置されたファンコンベクタ等から延設された配管と接続される配管接続部5a及び5bが設けられている。
【0010】
前記送風部8には、図2で示すように、供給された空気を燃焼空気として前記燃焼部9に送出する送風ファンが設けられており、前記燃焼部9に設けられた気化器に燃焼空気が供給され、また外部に設置された給油タンクから送油管により燃油が供給されると、燃焼空気と燃油とは混合して気化ガスとなり、この後点火されて燃焼炎として気化器内で燃焼するようになっている。前記熱交換部10内には前記配管接続部5a及び5bと内部配管により接続される蛇行状に形成された伝熱管が配設されており、前記燃焼部9での燃焼による高温の空気が前記伝熱管の周囲を通過することにより同伝熱管内を流れる温水は高温に加熱されるようになっている。
【0011】
前記熱交換部10の上部には、上記したように前面に前記給排気カバー4を装着するとともに、前記排気孔4bに対峙して流出口7を開口した排気ボックス6が載置固定されており、前記熱交換部10内を通過してきた高温の空気は同排気ボックス6の底面に穿設された流入孔から同排気ボックス6内に流れ込み、前記流出口7を介して前記排気孔4bから排気ガスとして外部に排出されるようになっている。
【0012】
前記排気ボックス6は底面前部を下方に向かい傾斜させた箱体状に形成されている。同排気ボックス6は、図3で示すように、前面が開放され底面前部を切欠くとともに、底面に流入孔を穿設した方形状のカバー部6aと、同カバー部6aの開放された前面にスポット溶接等により固着され、下方に矩形状の前記流出口7を穿設した前面板6bと、前記カバー部6aの切欠かれた底面に配設される下方に傾斜した前部傾斜部6dと同前部傾斜部6dの上端縁から平坦部を介して形成され上部後方に向かい傾斜した後部傾斜部6eとからなり前記前部傾斜部6dの前縁を前記前面板6bに固着させた遮水部6cとで構成されている。尚、前記流出口7は前記前部傾斜部6dに対峙するように穿設されている。また図2で示すように、前記後部傾斜部6eはその上端縁6dが前記排気孔4bの上端縁と垂直方向で距離Aを隔てるように設けられている。
【0013】
次に、動作について説明する。前記流出口7が前記排気ボックス6の前面下方に開口しており、またその後方には前記前部傾斜部6dが形成されていることにより、降雨時等において前記給気排気カバー4に形成された前記排気孔4bからの雨滴あるいは水滴が前記流出口7を越して侵入してきたとしても、まず前記前部傾斜部6dが下方に傾斜していることにより内部への侵入が遮られるようになっている。更に、同前部傾斜部6dを越して侵入してきた場合も、これの後方に形成された前記後部傾斜部6eにより阻止されて前記燃焼部9あるいは前記熱交換部10には侵入することを防止できるようになっている。また、前記後部傾斜部6eの上端縁が前記排気孔4bの上端縁より距離Aを隔てて高く設けられていることにより、強風時の降雨等により雨滴が激しい勢いで吹きつけたとしても、極力前記排気ボックス6内への雨滴あるいは水滴の侵入を阻止できるようになっている。これによりメンテナンス性が向上し、また放出される排気ガスが従来例で示した遮水板に比較して通路抵抗が少なく円滑に放出されるようになっている。また遮水板を別個に設けることが不要となり製造コストの低減もはかれるようになっている。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、流出口を排気ボックスの前面下方に開口するとともに、排気ボックスの底面前部に前記流出口に臨んで上方に傾斜した前部傾斜面を形成し、更に前記前部傾斜面の後端に連なる前記排気ボックスの底面部に上方に向かい切り起こされ後部傾斜部を形成することにより、雨滴の侵入を防止する一方、製造コストを低減できる温水ボイラとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による温水ボイラを示す外観斜視図である。
(B)はその内部構造を示す斜視図である。
【図2】本発明による温水ボイラを示す断面図である。
【図3】排気ボックスを示す上面図及び側面図である。
【図4】従来例による温水ボイラを示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 前面パネル
2 上面パネル
3 外胴
4 給排気カバー
4a 給気孔
4b 排気孔
5 外部接続部
5a 配管接続部
5b 配管接続部
6 排気ボックス
6a カバー部
6b 前面板
6c 遮水部
6d 前部傾斜部
6e 後部傾斜部
7 流出口
8 送風部
9 燃焼部
10 熱交換部
11 電磁ポンプ
12 電装部

Claims (2)

  1. 本体前面に給気孔及び排気孔を備えた給排気カバーを備え、同本体内に下方から順次送風ファンを備えた送風部と、同送風部から送出された燃焼空気と気化した燃油とを混合させてこれを燃焼させる燃焼部と、内部に温水が循環する蛇行状の伝熱管を配設し、同伝熱管の周囲に前記燃焼部からの高温の空気を通過させて前記伝熱管内を流れる温水と熱交換させる熱交換部とを設け、同熱交換部の上部に、これと連通し排気ガスを前記排気孔に対応した流出口から排出する排気ボックスを設けてなる温水ボイラにおいて、
    前記排気ボックスを底面前部が下方に傾斜する箱体状に形成するとともに、前記流出口を、傾斜した底面前部に対峙させるように前面下方に開口する一方、前記底面前部に連なる底面に上部後方に傾斜した後部傾斜部を設けてなることを特徴とする温水ボイラ。
  2. 前記後部傾斜部が、その上端縁が前記排気孔の上端縁より一定の間隔をおいて高くなるように形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の温水ボイラ。
JP2002354750A 2002-12-06 2002-12-06 温水ボイラ Pending JP2004184041A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101546A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Okatsune Haguruma Seisakusho:Kk ボイラ及び熱回収装置
JP2011087353A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気自動車用充電スタンド

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