JPH07223189A - 平行開閉チャック - Google Patents

平行開閉チャック

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Publication number
JPH07223189A
JPH07223189A JP1669294A JP1669294A JPH07223189A JP H07223189 A JPH07223189 A JP H07223189A JP 1669294 A JP1669294 A JP 1669294A JP 1669294 A JP1669294 A JP 1669294A JP H07223189 A JPH07223189 A JP H07223189A
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JP
Japan
Prior art keywords
arms
cam
piston
gripping
parallel
Prior art date
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Pending
Application number
JP1669294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Yajima
久幸 矢島
Shinichi Nabeta
伸一 鍋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP1669294A priority Critical patent/JPH07223189A/ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実効把持力が大きく、重負荷の上下運動に適
し、又外径寸法が小さく、設備に合わせた挟みピッチで
並べることができる平行開閉チャックを提供する。 【構成】 シリンダー11から伸縮自在なピストン12
にカム13を装着する。カム13の両側に配設した回動
軸19、20に変型アクションレバー21、22を取付
け、アクションレバー21、22の第1アーム21a、
22aをカム13の凹部14、15に取付け、第2アー
ム21b、22bをフィンガー23、24に取付ける。
これにより、ピストン12の伸縮に応じてカム13も上
下運動をなし、アクションレバー21、22が回動する
ことにより、フィンガー23、24が開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばケーブル等の長
尺体を複数まとめて把持可能な平行開閉チャックに関
し、特に、シリンダーのピストンに変型アクションレバ
ーを設けた平行開閉チャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、短く切断した電線をバランサー
等で移載する時、特に位置決めを行なう場合にはシリン
ダーのピストン及びアクションレバーを備えた平行開閉
チャックが使用されていた。
【0003】このような平行開閉チャックの一例が図5
に示されている。同図に示すように、平行開閉チャック
50はシリンダーブロック51内に摺動自在に挿嵌され
た第1ピストン52を有し、第1ピストン52の基部と
シリンダーブロック51間にはスプリング53が介装さ
れている。又、第1ピストン52には第2ピストン54
が嵌装されている。一方、所定の間隔をおいて2個の回
動軸55、56が配設され、これらの回動軸55、56
を中心として回動自在なアクションレバー57、58が
設けられている。
【0004】アクションレバー57、58は回動軸5
5、56を中心として左右に開いた翼状に形成され、そ
れぞれ内側翼部55a、56a及び外側翼部55b、5
6bを備えている。そして内側翼部55a、56aには
第1ピストン52の先端部が当接し、外側翼部55b、
56bには第2ピストン54の先端部がそれぞれ当接し
ている。又、アクションレバー57、58の頂部は凹所
57c、58cとされ、これらの凹所57c、58cに
は、図に示さないワークを把持するため互いに平行移動
しワークを把持するフィンガー59、60から立設した
ピン59a、60aが嵌合する構成とされている。
【0005】このように構成された平行開閉チャック5
0は、スプリング53の付勢力により第1ピストン52
を介してアクションレバー57、58の内側翼部57
a、58aが押圧されるため、アクションレバー57、
58が回動軸55、56を中心として外側方向に回動
し、ピン59a、60aを介してフィンガー59、60
を外側方向に移動しワーク解放状態とする。
【0006】また、フィンガー59、60をワーク把持
状態とする際には、外部より圧力流体を把持作用室Sに
導入し、スプリング53の付勢力に抗して、第2ピスト
ン54を押し下げて、アクションレバー57、58の外
側翼部58b、58bを押圧し、アクションレバー5
7、58を内側方向に回動し、フィンガー59、60を
内側方向に移動しワーク把持状態とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すような従来の平行開閉チャックは実効把握力が小さ
く、そのため重負荷の上下運動には適さないという問題
があった。
【0008】これは次のような理由による。即ち、図5
により理解されるように、平行開閉チャックの実効把持
力の大きさはピストンのストロークに比例する。従っ
て、大きな実効把持力を得るためには、ピストンのスト
ロークを大きくすればよい。しかしながら、平行開閉チ
ャックは使用上の条件により外径寸法に制限があり、ピ
ストンのストロークを大きくとることができず、その結
果、実効把持力を大きくすることができないからであ
る。
【0009】また、上記のような制限内で実効把持力を
大きくしようとした場合でも、外形寸法がある程度大き
くなり、設備に合せた挟みピッチで平行開閉チャックを
並べることが困難になるという問題があった。
【0010】従って、本発明の目的は、実効把握力が大
きく、重負荷の上下運動に適し、又外径寸法が小さく、
設備に合わせた挟みピッチで並べることができる平行開
閉チャックを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
平行開閉チャックにて達成される。要約すれば、本発明
は、シリンダーから伸縮自在なピストンにカム部材を装
着し、該カム部材の両側に間隔をおいて軸部材を平行に
設け、該軸部材に第1アーム及び第2アームを有する駆
動部材をそれぞれ回動自在に設け、前記各第1アームを
前記カム部材にそれぞれ連結し、前記第2アームを、前
記ピストンの中心線に直交する方向に互に進退移動可能
な把持部材にそれぞれ連結してなることを特徴とする平
行開閉チャックを特徴とする平行開閉チャックである。
【0012】前記把持部材にワークの形状に適合した把
持面を有する第2の把持部材を連結することが好まし
い。
【0013】好ましくは、前記駆動部材は、略L字型に
配置された第1アーム及び第2アームを有し、前記両ア
ームの交点を前記軸部材にそれぞれ回動自在に嵌合され
た変型のアクションレバーであり、前記カム部材の両側
に配設され、前記各第1アームの先端部は前記カム部材
の側部凹部にそれぞれ連結され、前記第2アームの先端
部は、前記把持部材の底部の凹部にそれぞれ連結され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る平行開閉チャックを図面
に則して更に詳しく説明する。
【0015】図1及び2において、平行開閉チャック1
0はシリンダー11から伸縮自在なピストン12を有
し、ピストン12には中空状のカム13が装着されてい
る。カム13にはその両側中間部に凹部14、15が形
成される。一方、装置本体18にはピストン12を挟ん
で回動軸19、20が配設され、回動軸19、20には
駆動部材たる変型アクションレバー21、22がベアリ
ング16、17を介してそれぞれ回動自在に支持されて
いる。
【0016】変型アクションレバー21、22は、第1
アーム21a、22a及び第2アーム21b、22bか
らなる概略L字型に形成され、その交点を回動軸19、
20との嵌合部とし、第1アーム21a、22aの先端
部がカム13の動作に連動するようにカム13の凹部1
4、15に係合され、第2アーム21b、22bの先端
部が把持部材たるフィンガー23、24の底部に形成し
た凹部23b、24bにそれぞれ連結されている。
【0017】また、図1において明らかなように、変型
アクションレバー21、22は、第1アーム21a、2
2aが第2アーム21b、22bより短く構成され、回
動軸19、20を支点としたてこ作用を有している。従
って、第1アーム21a、22aに小さな力が加えられ
たとしても、第2アーム21b、22bの先端には大き
な力が働くこととなる。
【0018】フィンガー23、24は互いに対向し、図
中にて平行に下方に延びる把持部23a、24aを具備
し、第2のアーム21b、22bの回動により装置本体
18に案内されて開閉し、図面に示さないワークを把持
解放する。
【0019】以上のように構成された平行開閉チャック
10は、図1にて実線で示すように、ピストン12の伸
長時においてはカム13も同時に下方に移動し、カム1
3の凹部14、15内に係合された第1のアーム21
a、22aも回動軸19、20を中心として一方は反時
計回りに、他方は時計回りに回動する。これにより、第
2のアーム21b、22bも同様に回動軸19、20を
中心として一方は時計回りに、他方は反時計回りに回動
し、フィンガー23、24を実線にて示す開放位置まで
移動する。
【0020】また、平行開閉チャック10がワークを把
持する場合には、ピストン12を退縮させ、カム13を
図中にて上方に移動させる。これにより第1のアーム2
1a、22aは回動軸19、20を中心として一方は時
計回りに回動し、他方は反時計回りに回動し、同時に第
2のアーム21b、22bもそれぞれ同様に回動し、フ
ィンガー23、24を破線にて示す把持位置まで移動す
る。このとき、上述のように、変型アクションレバー2
1、22は回動軸19、20を支点としたてこ作用を有
しているため、ピストン12の小さなストロークで第1
アーム21a、22aに小さな力が加えられたとして
も、第2アーム21b、22bの先端には大きな力が働
くこととなる。即ち、フィンガー23、24に大きな実
効把持力が生じる。
【0021】尚、上記ピストンの伸縮作動は、例えば圧
縮空気をバルブを介してシリンダーに供給排出すること
によって行なってもよいし、他の適宜手段により行なっ
てもよい。
【0022】上記のように構成された平行開閉チャック
は、上述の如き変型アクションレバーを採用したことに
より、従来の平行開閉チャックに比して、小さな外径寸
法で実効把握力が大きく、又、重負荷の上下運動にも適
している。
【0023】また、上述の平行開閉チャックを使用する
際には、図3に示すように、ワークWの種別、特にその
サイズ、形状等に応じて、第1のフィンガー23、24
に適宜第2のフィンガー25、26、いわゆるアタッチ
メントを図面に示さない適宜締結手段により取付けるの
が作業性に関して特に好ましい。尚、同図において明ら
かなように、第2のフィンガー25、26を取付けたと
しても、ワーク把持方向の大きさは本体18から側方に
はみ出しておらず、サイズの点でも何ら問題はない。
【0024】更に、図4に示すように、設備のピッチに
合わせて複数の、例えば6個の、図3の平行開閉チャッ
ク10を共通支持部材27に支持した構成としてもよ
い。これにより、同時に6個の平行開閉チャックを搬送
し、ワークを把持開放することができるため、大幅に作
業効率を上げることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による平行開閉チャックは、シリンダーから伸縮自在な
ピストンにカム部材を装着し、該カム部材の両側に間隔
をおいて軸部材を平行に設け、該軸部材に第1アーム及
び第2アームを有する駆動部材をそれぞれ回動自在に設
け、前記各第1アームを前記カム部材にそれぞれ連結
し、前記第2アームを、前記ピストンの中心線に直交す
る方向に互に進退移動可能な把持部材にそれぞれ連結し
てなる構成としたことにより、ピストンの伸縮運動に応
じてカム部材を介して駆動部材が回動し、把持部材を開
閉する。これにより、実効把握力が大きく、重負荷の上
下運動に適し、又外径寸法が小さく、設備に合わせた挟
みピッチで並べることができ、作業効率を改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による平行開閉チャックの一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1の平行開閉チャックの側面図である。
【図3】図1の平行開閉チャックに第2のフィンガーを
取付けた状態を示す断面図である。
【図4】図3の平行開閉チャックを設備のピッチに合わ
せて複数個配置した状態を示す説明図である。
【図5】従来の平行開閉チャックを示す断面図である。
【符号の説明】
10 平行開閉チャック 11 シリンダー 12 ピストン 13 カム部材 14、15 カム部材の凹部 18 装置本体 19、20 回動軸(軸部材) 21、22 アクションレバー(駆動部材) 21a、22a 第1アーム 21b、22b 第2アーム 23、24 フィンガー(把持部材) 23b、24b フィンガーの凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーから伸縮自在なピストンにカ
    ム部材を装着し、該カム部材の両側に間隔をおいて軸部
    材を平行に設け、前記軸部材に第1アーム及び第2アー
    ムを有する駆動部材をそれぞれ回動自在に設け、前記各
    第1アームを前記カム部材にそれぞれ連結し、前記第2
    アームを、前記ピストンの中心線に直交する方向に互に
    進退移動可能な把持部材にそれぞれ連結してなることを
    特徴とする平行開閉チャック。
  2. 【請求項2】 前記把持部材にワークの形状に適合した
    把持面を有する第2の把持部材を連結したことを特徴と
    する請求項1の平行開閉チャック。
  3. 【請求項3】 前記駆動部材は、略L字型に配置された
    第1アーム及び第2アームを有し、前記両アームの交点
    を前記軸部材にそれぞれ回動自在に嵌合された変型のア
    クションレバーであり、前記カム部材の両側に配設さ
    れ、前記各第1アームの先端部は前記カム部材の側部凹
    部にそれぞれ連結し、前記第2アームの先端部は、前記
    把持部材の底部の凹部にそれぞれ連結してなることを特
    徴とする請求項1の平行開閉チャック。
JP1669294A 1994-02-10 1994-02-10 平行開閉チャック Pending JPH07223189A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1669294A JPH07223189A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 平行開閉チャック

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JP1669294A JPH07223189A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 平行開閉チャック

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JP1669294A Pending JPH07223189A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 平行開閉チャック

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JP (1) JPH07223189A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040043520A (ko) * 2002-11-19 2004-05-24 현대자동차주식회사 부품 이송 로봇의 클램핑 장치
JP2016043465A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 村田機械株式会社 チャック装置及びローダ装置

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