JPH07222728A - 磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング方法

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JPH07222728A
JPH07222728A JP6017375A JP1737594A JPH07222728A JP H07222728 A JPH07222728 A JP H07222728A JP 6017375 A JP6017375 A JP 6017375A JP 1737594 A JP1737594 A JP 1737594A JP H07222728 A JPH07222728 A JP H07222728A
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JP
Japan
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pulse
time
magnetic field
magnetic resonance
frequency pulse
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Pending
Application number
JP6017375A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kajiyama
孝治 梶山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般的に用いられている反転回復法(IR
法)の一パルスシーケンスを短縮し、短時間で有用な断
層情報を得ること。 【構成】 第1の高周波パルス21’により、被検体の
組織を構成する原子の原子核に磁気共鳴を起こさせて、
原子核スピンを略180度反転させた後、第2の高周波
パルス22として90度パルスを印加し、原子核から発
生するエコー信号40を取得し、このエコー信号に基づ
き被検体の組織の画像を得る反転回復法による磁気共鳴
イメージング方法において、第1の高周波パルス21’
として180度パルスより小さく、90度パルスより大
きいパルスを用いる。これにより第1の高周波パルスか
ら第2の高周波パルス印加までの時間(TI)を短縮で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴(NMR)現
象を利用して被検体の断層画像を得るようにした磁気共
鳴イメージング方法に係り、特に任意の部位の信号を選
択的に抑制可能ないわゆる反転回転法による磁気共鳴イ
メージング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング(以下、MRIと
いう)は、磁気共鳴現象を利用して被検体中の所望の検
査部位における原子核スピン(以下、単にスピンとい
う)の密度分布、緩和時間分布等を計測して、その計測
データから、被検体の断層画像を表示するものである。
【0003】このMRIによる撮影で一般的に用いられ
ている方法に2次元フーリエイメージング法があり、こ
の方法のうち代表的なものとして反転回復法(以下、I
R法という)がある。一般に静磁場中に置かれた被検体
中のスピンは、静磁場強度に比例する回転周波数でラー
モア運動をしており、その巨視的磁化は、図6に示すよ
うに静磁場方向(Z方向)を向いている(a)。このス
ピンの周波数と同じ周波数の磁場パルスが印加される
と、そのエネルギーを吸収してスピン(巨視的磁化)が
倒れる(回転する)。このスピンの倒れる角度は高周波
パルスの強度によって異なり、スピンが90度倒れる強
さの高周波パルスを90度パルス、180度倒れる、即
ち反転する強さの高周波パルスを180度パルスとい
う。IR法のパルスシーケンスでは、図5に示すよう
に、まず、第1の高周波パルスとして、180度パルス
21を印加する。このとき所定のスライス幅の領域のス
ピンを励起するためにスライス傾斜磁場30が同時に印
加される。このパルス21の印加により当該スライス内
のスピンはZ軸に対称に180度反転する(図6
(b))。180度パルス21から所定の待ち時間TI
(反転時間という)後に、第2の高周波パルスである9
0度パルス22を印加し、さらに90度パルス22を印
加後Te/2の時間後に第3の高周波パルスである18
0度パルス23を加える。尚、Teはエコー時間であ
る。90度パルス22を加えることにより、スピンは9
0度回転し例えばX軸方向を向くが(図6(c))、各
スピンはそれぞれに固有の速度でX−Y面内で回転を始
めるため、時間の経過とともに各スピン間の位相差が生
じる(図6(d))。ここで180度パルス23が加わ
ると、各スピンはX軸に対称に反転し(図6(e))、
その後も同じ速度で回転を続けるために時刻Teでスピ
ンは再び集束し、エコー信号40を形成する。
【0004】このように信号は計測されるが、断層画像
を構成するためには信号の空間的な分布を求めなければ
ならない。このため均一な静磁場に線形の傾斜磁場を重
畳することで空間的な磁場勾配を形成する。既に述べた
ようにスピンの回転周波数は磁場強度に比例しているか
ら傾斜磁場が加わった状態においては、各スピンの回転
周波数は空間的に異なる。従って、この周波数を調べる
ことによって各スピンの位置を知ることができる。この
目的のために、位相エンコード傾斜磁場31、周波数エ
ンコード傾斜磁場32、33が用いられている。
【0005】以上に述べたパルスシーケンスを基本単位
として、位相エンコード傾斜磁場の強度を毎回変えなが
ら一定の繰り返し時間(TR)毎に、所定回数、例えば
256回繰り返す。こうして得られた計測信号を2次元
逆フーリエ変換することで巨視的磁化の空間的分布が求
められる。さらにIR法においては、180度パルス2
1により180度倒れたスピンが、縦緩和現象により元
に戻る時間が物質により異なることを利用して、選択的
に特定の物質の信号を抑制する。即ち、図2(b)に示
すように物質A、Bの縦磁化Mz(前述の例でZ軸方向
の磁化)は、180度パルス21を印加された直後の時
刻t=0の時点では負の値であるが、時間が経つに従い
元の縦磁化M0に戻ろうとする。このとき戻るまでの時
間は物質により異なる。図2(b)では、物質Aのほう
が早く元に戻り、時刻Ta1において縦磁化Mzは0とな
る。ここで90度パルス22以降のパルスシーケンスを
動作させると、物質Aの信号は計測されないが、物質B
については縦磁化Mzが0以外の値をもっているためエ
コー信号を計測することができる。従って選択的に物質
Aの信号を制御したことになる。同様に時刻Tb1で、9
0度パルス以降のパルスシーケンスを動作させると、物
質Bの信号を制御させることができる。
【0006】通常、この方法は、アーチファクトを発生
させる動きのある部位や臨床上必要ない部位の信号を抑
制するために用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の反転
回復法による磁気共鳴イメージングでは、不要な部位の
信号を抑制させるために、その部位の縦緩和時間T1
準じて、反転時間TIを決定しなければならない。従っ
て縦緩和時間T1が短いものについて信号を抑制する場
合には良いが、長いものについてはそれだけ反転時間T
Iを長くしなければならず、一のパルスシーケンス時間
が長くなってしまう。このため撮像時間が延長するか、
短時間で撮像しようとするとマルチスライス数の減少に
より良好な画像を得ることができないという欠点をあっ
た。
【0008】本発明は、このような従来法の問題点に鑑
みなされたものであり、反転回復法において、ある縦緩
和時間の部位の信号の選択的抑制を、短い一パルスシー
ケンスで行なうことを可能とし、これにより有益な情報
の画像を短時間で多数得ることができるMRI方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるMRI方法は、静磁場に置かれた被検
体に、少なくとも第1及び第2の高周波パルスを所定の
パルスシーケンスで印加し、被検体の組織を構成する原
子の原子核に磁気共鳴を起こさせて、第2の高周波パル
スから所定時間後に原子核から発生するエコー信号を取
得し、エコー信号に基づき被検体の組織の画像を得る磁
気共鳴イメージング方法において、第1の高周波パルス
を180度パルスより小さく、90度パルスより大きい
パルスとしたものである。
【0010】
【作用】第1の高周波パルスを180度パルスより小さ
いパルスとすることにより、ある物質について縦磁化が
0となるまでの時間(TI)を短くすることができる。
この状態で90度パルス印加以後のパルスシーケンスを
行うことにより、その物質(不要な部位)の信号を選択
的に抑制した画像が得られる。従って動きのある部位の
信号を選択的に抑制し、動きに依るアーチファクトのな
い画像を得ることができる。また一のパルスシーケンス
の時間を短縮できるので、臨床上有効な情報を多数、短
時間で得ることができる。ある繰り返し時間TRでのマ
ルチスライス数が多くなり、多くの画像情報が得られ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明のMRI方法の一実施例を図面
を参照して説明する。図4は本発明のMRI方法が適用
されるMRI装置を示す全体構成のブロック図である。
このMRI装置は、大別すると、中央処理装置(以下、
CPUという)1と、シーケンサ2と、送信系3と、静
磁場発生磁石4と、受信系5と、信号処理系6とから構
成される。
【0012】CPU1は、予め定められたプログラムに
従ってシーケンサ2、送信系3、受信系5、信号処理系
6の各々を制御するものである。シーケンサ2は、CP
U1からの制御指令に基づいて動作し、被検体7の断層
画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系3、静磁
場発生磁石4の傾斜磁場発生系21、受信系5に送る。
【0013】受信系3は、高周波発信器8と変調器9と
高周波コイルとしての照射コイル11とを有し、シーケ
ンサ2の指令により高周波発信器8からの高周波パルス
を変調器9で振幅変調し、この振幅変調された高周波パ
ルスを高周波増幅器10を開始増幅して照射コイル11
に供給することにより、所定のパルス状の電磁波を被検
体7に照射する。本発明において、高周波パルスは90
度より大きく180度未満のパルス、90度パルス及び
180度パルスの3種類のパルスが使用され、これら高
周波パルスはシーケンサ2の指令によって、後述するパ
ルスシーケンス(所定の間隔、繰り返し時間TR)で被
検体7に照射される。
【0014】静磁場発生磁石4は、被検体7の回りに任
意の方向に均一な静磁場を発生させるためのもので、静
磁場発生磁石4の内部には、照射コイル11の他、傾斜
磁場を発生させる傾斜磁場コイル13と、受信系5の受
信コイル14が設置されている。傾斜磁場発生系21
は、互いに直交するデカルト座標軸方向にそれぞれ独立
に傾斜磁場を印加できる構成の3組の傾斜磁場コイル1
3と、これら傾斜磁場コイルに電流を供給する傾斜磁場
電源12と、傾斜磁場電源12を制御するシーケンサ2
により構成される。
【0015】受信系5は、高周波コイルとしての受信コ
イル14と、受信コイル14に接続された増幅器15
と、直交位相検波器16と、A/D変換器17とを有
し、被検体7からのNMR信号を受信コイル14が検出
すると、その信号を増幅器15、直交位相検波器16、
A/D変換器17を介しデジタル量を変換するととも
に、シーケンサ2からの指令によるタイミングで直交位
相検波器16によってサンプリングされた二系列の収集
データに変換してCPU1に送る。
【0016】信号処理系6は、磁気ディスク20、光デ
ィスク19等の外部記憶装置と、CRT等からなるディ
スプレイ18とを有し、受信系5からのデータがCPU
1に入力されると、CPU1が信号処理、画像再構成等
の処理を実行し、その結果の被検体7の所望の断面像を
ディスプレイ18に表示するとともに、外部記憶装置の
磁気ディスク20等に記録する。
【0017】次に、このような構成における本発明のM
RI方法の一実施例を説明する。まず図1に示すよう
に、区間Iで高周波パルス21’を印加するとともにス
ライス傾斜磁場30を印加する。これにより静磁場の方
向を向いていた当該スライス面内のスピン(巨視的磁
化)は、高周波パルス21’の強度に比例して倒され
る。ここで高周波パルス21’の強度は90度パルスの
強度以上で、180度パルスの強度未満であるので、ス
ピンは完全には反転せず縦方向の成分と横方向の成分を
持つことになる。
【0018】スピンの横磁化成分は、区間IIで静磁場の
不均一等により、場所に応じて、位相が変化してくるの
で、トータルすると0に近づき無視することができる
が、スポイラーパルス34と呼ぶ傾斜磁場を印加し、場
所による位相変化を助長することが好ましい。これによ
り、区間IIにおいて横磁化成分はトータルすると0とな
り、縦磁化成分のみが残る。尚、図の実施例でスポイラ
ーパルス34はスライス方向、位相方向及び周波数方向
の三軸について印加しているが、これは任意の一軸或い
は二軸でもかまわない。
【0019】一方、スピンの縦磁化成分Mzは、スピン
が完全には反転していないので、180度パルスを印加
された場合に比べ小さいが、完全に反転したときと同様
に、高周波パルス21’印加直後、時刻t=0の時点か
ら、縦緩和現象により元の磁化M0に戻り始める。既に
述べたように、この戻る時間は物質によって異なる。一
例として縦緩和時間の異なる2種類の物質A、Bについ
て、高周波パルス21’印加による縦磁化の緩和の過程
を図2(a)に示した。
【0020】図2(a)に示すように、縦方向のスピン
は元の磁化M0に戻り始めるが、時刻t=0の時点にお
いて、負の向きを持つ縦方向成分Mzは180度パルス
を印加された場合に比べ小さいので、従来の反転回復法
(図2(b))に比べ、短い時間で元に戻る。この戻る
速さは、物質により異なり、物質Aは時刻Ta2で、物質
Bは時刻Tb2で、縦磁化が0となる。これらの時刻の情
報は予めデータとして把握することができる。従って、
物質A、Bのいずれかの信号を抑制するためには、第1
の高周波パルス印加後時刻Ta2或いは時刻Tb2のいずれ
かにおいて、第2の高周波パルスである90度パルス2
2を印加するように反転時間TIを設定する。
【0021】即ち、図1の区間IIIにおいて、例えば時
間TI=Ta2で90度パルス22を印加し、この90度
パルス22印加後Te/2後に区間Vにおいて180度
パルス23を印加し、エコー時間Te後にエコー信号4
0を得る。この際物質Bのスピンについては、90度パ
ルス22印加によって縦磁化が90度倒れた後、各スピ
ンはそれぞれに固有の速度でX−Y面内で回転を始め
る。時間の経過とともに各スピン間の位相差が生じ、こ
こで180°パルス23が加わると、各スピンはX軸に
対称に反転し、その後も同じ速度で回転を続けるために
時刻Teでスピンは再び集束し、エコー信号40を形成
する。一方、物質Aのスピンについては、90度パルス
22印加する時点(時刻Ta2)において縦磁化成分が0
であるので、エコー信号40の中に物質Aの信号は含ま
れない。つまり物質Aの信号が抑制されたエコー信号が
得られる。反転時間TIを、物質Bについて縦磁化成分
が0となる時刻Tb2に合うように設定することにより、
同様にして物質Bの信号が抑制されたエコー信号を得る
ことも可能である。このようにして例えばアーチファク
トを発生させる動きのある部位で臨床上必要ない部位の
信号を制御することができる。
【0022】ここで物質A又はBの縦緩和時間が比較的
長いものであっても、180度未満のパルス21’を用
いることにより、その物質のスピンの縦磁化が90度ま
で戻る時間を短縮できるので、所定の物質の信号を抑制
した測定を、従来の反転回復法より短いTI(反転時
間)で行うことができる。尚、各スピンの回転周波数を
空間的に異ならせるために、区間IVにおいて位相エンコ
ード傾斜磁場31、周波数エンコード傾斜磁場32が印
加され、エコー信号読み出し時に(区間VI)周波数エン
コード傾斜磁場33が印加され、空間情報を持つエコー
信号を得ることができる。この区間Iから区間VIまでの
一のパルスシーケンスを、所定の繰り返し時間TRで、
周波数エンコード傾斜磁場の強度を変えながら、繰り返
すことにより画像に必要なデータを得る。得られたデー
タをCPU1において2次元逆フーリエ変換することに
より、2次元断層像を得る。
【0023】図3はMRI方法によるマルチスライスの
シーケンスを示すもので、所定の繰り返し時間TRに複
数枚の異なった断層図50の情報を得ている。ここで従
来のMRI方法によれば、同図(b)に示すように、第
1の高周波パルスとして180度パルスを用いているの
で、一のパルスシーケンスが長く、繰り返し時間TRに
おいて3枚のマルチスライス断層図しか得られないが、
本発明によるMRI方法では、同図(a)に示すように
第1の高周波パルスとして180度未満の角度のパルス
を用いているので、一のパルスシーケンスの時間を短縮
でき、マルチスライス数が4枚と増えている。即ち、本
発明の方法により、マルチスライス増大も可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明のMRIイメージング方法によれ
ば、反転回復法における第1の高周波パルスとして、1
80度より小さく、90度より大きいパルスを用いるこ
とにより、一のパルスシーケンスの時間を短縮して、不
要な部位の信号を選択的に抑制した画像を得ることがで
きる。また、一のパルスシーケンスの時間を短縮するこ
とにより、所定の繰り返し時間TRでのマルチスライス
数を多くして、多くの画像情報を得ることができる。さ
らに、本発明のMRI方法によれば、動きのある部位の
信号を選択的に抑制した情報を短時間で得ることができ
るので、動きによるアーチファクトのない画像を得ら
れ、臨床上有効な情報を多数、短時間で提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のMRI方法によるパルスシーケンス
の一実施例を示す図。
【図2】 (a)は本発明のMRI方法における縦磁化
の時間的経過を説明する図、(b)は従来の方法におけ
る縦磁化の時間的経過を説明する図。
【図3】 (a)は本発明のMRI方法を適用したマル
チスライス撮像を示す図、(b)は従来の方法を適用し
たマルチスライス撮像を示す図。
【図4】 本発明のMRI方法が適用されるMRI装置
を示す全体構成図。
【図5】 従来の反転回復法(IR)のパルスシーケン
スを示す図。
【図6】 反転回復法によるスピンの挙動を説明する
図。
【符号の説明】
21’、22、23…高周波パルス、 34…スポイラーパルス(傾斜磁場パルス) 40…エコー信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静磁場に置かれた被検体に、少なくとも第
    1及び第2の高周波パルスを所定のパルスシーケンスで
    印加し、前記被検体の組織を構成する原子の原子核に磁
    気共鳴を起こさせて、前記第2の高周波パルスから所定
    時間後に前記原子核から発生するエコー信号を取得し、
    前記エコー信号に基づき前記被検体の組織の画像を得る
    磁気共鳴イメージング方法において、前記第1の高周波
    パルスは前記原子核のスピンを180度より小さく、9
    0度より大きい角度に倒す大きさのパルスであることを
    特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
  2. 【請求項2】前記第1の高周波パルスと前記第2の高周
    波パルスとの間に、任意の大きさの傾斜磁場を印加する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージング
    方法。
JP6017375A 1994-02-14 1994-02-14 磁気共鳴イメージング方法 Pending JPH07222728A (ja)

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Effective date: 20030624