JPH07222472A - 液圧ブレーキ装置用電動モータの駆動制御装置 - Google Patents

液圧ブレーキ装置用電動モータの駆動制御装置

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JPH07222472A
JPH07222472A JP1034694A JP1034694A JPH07222472A JP H07222472 A JPH07222472 A JP H07222472A JP 1034694 A JP1034694 A JP 1034694A JP 1034694 A JP1034694 A JP 1034694A JP H07222472 A JPH07222472 A JP H07222472A
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JP
Japan
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electric motor
hydraulic
rotation
solenoid
motor
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JP1034694A
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English (en)
Inventor
Masakuni Suzuki
雅邦 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動モータを電源から遮断した後の慣性によ
る回転を速やかに停止させ、搭乗者の不快感を軽減す
る。 【構成】 イニシャルチェック終了時やアンチスキッド
制御終了時等には、スイッチ部204がOFFにされ、
電動モータ80が駆動用電源190から遮断される。電
動モータ80には抵抗206が接続され、回生制動回路
212が閉成される。電動モータ80の慣性による回転
によって生じる電気エネルギが抵抗206において消費
されるため、回転が速やかに抑制される。つまり、電動
モータ80の慣性による回転継続時間が電気的制動装置
が設けられていない従来の車両用ブレーキ装置における
より短くなり、回転騒音やラジオノイズによる搭乗者の
不快感を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ブレーキ装置に液
圧を供給する液圧ポンプを駆動する電動モータの駆動制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動モータにより駆動される液圧ポンプ
を備えた液圧ブレーキ装置の一例が特開昭63─714
69号公報に記載されている。この液圧ブレーキ装置は
車両用であり、車両制動時に車輪のスリップ率が過大に
なることを防止するアンチスキッド制御装置を備えてい
る。液圧ポンプはこのアンチスキッド制御装置の液圧源
を構成するものであり、一方向に回転する電動モータに
よって駆動される。液圧ブレーキ装置においては、この
他にも、ブレーキ操作力を倍力する液圧ブースタの液圧
源、制動効果を正確にブレーキ操作力に応じた大きさに
制御する制動効果制御装置の液圧源、車両加速時に車輪
のスリップ率が過大になることを防止するトラクション
制御装置の液圧源等として一方向に回転する電動モータ
で駆動される液圧ポンプが使用され、電動モータは、電
源と、その電源と電動モータとを接続,遮断するスイッ
チ手段とを含む駆動制御装置により制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の液圧ポンプを
停止させる場合には、それを駆動する電動モータがスイ
ッチ手段により電源から遮断されるのであるが、電動モ
ータは電源から遮断された後も、電動モータ自身および
液圧ポンプの可動部材の慣性により回転し続け、直ちに
は停止しない。例えば、液圧ポンプを駆動する電動モー
タのイニシャルチェックが行われる場合において、イニ
シャルチェックの終了時に、電動モータが駆動用電源か
ら遮断されても一定時間電動モータが回転し続ける。特
に、その電動モータによって駆動される液圧ポンプが、
例えば還流式アンチスキッド制御装置においてホイール
シリンダからリザーバに排出された作動液を汲み上げる
液圧ポンプのように、汲み上げるべき作動液がない場合
には無負荷状態となるものである場合には電源遮断後の
電動モータの回転継続時間が長くなる。そのため、回転
音が長く続き、あるいは電動モータの回転に起因するラ
ジオノイズ等が長く続き、搭乗者に無用の不快感を与え
る。また、ブレーキ操作中、あるいはアンチスキッド制
御,制動効果制御,トラクション制御等の制御中のみに
電動モータが駆動される場合に、ブレーキ操作あるいは
制御の終了時に電動モータが電源から遮断されても回転
し続け、搭乗者に無用の不快感を与えることもある。
【0004】そこで、本発明の課題は、電動モータの慣
性による回転を従来の駆動制御装置による場合より早く
終了させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、本発明の要旨
は、液圧ブレーキ装置用電動モータの駆動制御装置に、
電動モータの回転を電気的に制動する電気的制動装置を
設けたことである。電気的制動装置としては、例えば、
回生制動回路,逆相制動回路等を主体とするものが採用
可能である。
【0006】
【作用】本発明に係る電動モータの駆動制御装置におい
ては、電動モータの慣性による回転が電気的制動装置に
よって積極的に抑制される。また、電動モータの回転の
抑制によって液圧ポンプの作動も抑制される。例えば、
電気的制動装置が回生制動回路を主体とするものである
場合には、電動モータが電源から遮断された後に、回生
制動回路が閉成される。電動モータの回転によって発生
させられるエネルギが負荷装置において消費されるため
慣性による回転継続時間が従来の駆動制御装置による場
合より短くなる。
【0007】また、電気的制動装置が逆相制動回路を主
体とするものである場合には、電動モータが電源から遮
断された後に、逆の電圧が印加される。電動モータに逆
の電圧が印加されれば、電動モータの慣性による一方向
の回転が抑制され、回転継続時間が短くなる。「逆の電
圧を印加する」とは、本明細書においては、電動モータ
を一方向に回転させるのに印加した電圧とは正・負逆の
電圧を印加することであり、換言すれば、一方向に回転
させるのに供給した電流とは逆方向に流れる電流を供給
することである。電動モータに逆の電圧を印加するため
の電源は、駆動用の電源と同じものであっても別のもの
であってもよい。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明の駆動制御装置に
よれば、慣性による電動モータの回転を従来の駆動制御
装置による場合より早く停止させることができる。その
ため、例えば、イニシャルチェック終了後に、電動モー
タの回転音やラジオノイズ等の継続時間を短縮すること
ができ、搭乗者の不快感を軽減することができる。同様
に、ブレーキ操作終了後や制御終了後の電動モータの回
転音継続時間を短縮することができ、搭乗者の不快感を
軽減することができる。また、液圧ポンプの回転を正確
に停止させることができるため、液圧制御を良好に行う
ことができるという利点もある。
【0009】
【発明の望ましい態様】以下、本発明の望ましい態様を
列挙するとともに各態様についての補足説明を行う。 (1)前記電気的制動装置が、負荷装置と、その負荷装
置を前記電動モータに直列に接続して回生制動回路を閉
成する回生制動回路閉成手段とを含むことを特徴とする
請求項1記載の駆動制御装置。回生制動回路が回生制動
回路閉成手段によって閉成されれば、電動モータの回転
によって生じるエネルギが負荷装置において消費される
ため、電動モータの慣性による回転継続時間が短縮され
る。
【0010】(2)前記電気的制動装置が、前記電動モ
ータに逆の電圧を印加する逆相制動回路を含むことを特
徴とする請求項1記載または上記態様(1)に記載の駆
動制御装置。電動モータに逆相制動回路によって逆の電
圧が印加されれば、電動モータの一方向の回転が抑制さ
れ、慣性による回転継続時間が短縮される。逆相制動回
路は回生制動回路と併設してもよく、単独で設けてもよ
い。逆相制動は制動効果が大きいが、逆相制動をかけ過
ぎると電動モータが逆回転を始めるため、当初は逆相制
動回路で制動を行い、末期には回生制動回路による制動
を行って、電動モータの逆回転を防止することが有効で
ある。
【0011】(3)前記液圧ポンプが作動により制御対
象装置の液圧を増大させ、停止により制御対象装置の液
圧を保持する液圧制御機能を果たすものであることを特
徴とする請求項1,態様(1),(2)のいずれか1つ
に記載の駆動制御装置。液圧ポンプが作動,停止によ
り、電磁弁等の助けを借りることなく直接的に対象装置
(例えば、ブレーキを作動させるブレーキシリンダ)の
液圧を制御するものである場合には、電動モータを速や
かに停止させることは、騒音の低減のみならず、液圧ポ
ンプを正確な時期に停止させて液圧制御の精度を向上さ
せることにつながり、本発明の効果を特に有効に享受す
ることができる。なお、対象装置の液圧を減少させる必
要がある場合には減圧用の電磁弁や液圧ポンプによって
対象装置から作動液を排出させればよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例である駆動制御装置
を車両用液圧ブレーキ装置に適用した場合を図面に基づ
いて詳細に説明する。図2において、10はブレーキ操
作部材としてのブレーキペダルであり、12はブレーキ
操作力対応液圧発生装置としてのマスタシリンダであ
る。マスタシリンダ12は2個の加圧室を備えたタンデ
ム式であり、一方の加圧室には、左前輪14,右後輪1
6の各ホイールシリンダ18,20がそれぞれ接続さ
れ、他方の加圧室には、右前輪22,左後輪24の各ホ
イールシリンダ26,28がそれぞれ接続されている。
また、マスタシリンダ12の両加圧室には、互いに並列
な逆止弁と開閉弁とを介してリザーバ30が接続されて
おり、リザーバ30からマスタシリンダ12の加圧室へ
は逆止弁を経ていつでも作動液が供給され、マスタシリ
ンダ12の加圧室からリザーバ30へはマスタシリンダ
12内の2個の加圧ピストンが原位置へ復帰した際に開
閉弁が開かれて作動液の流出が許容されるようになって
いる。
【0013】左前輪14のホイールシリンダ18とマス
タシリンダ12の加圧室とを接続する液通路34の途中
には、電磁開閉弁36,38が設けられ、電磁開閉弁3
6をバイパスするバイパス通路の途中には逆止弁40が
設けられている。逆止弁40はホイールシリンダ18か
らマスタシリンダ12への作動液の流れは許容するが逆
向きの流れは阻止するものである。
【0014】また、電磁開閉弁38をバイパスする2個
のバイパス通路が設けられており、一方のバイパス通路
の途中には逆止弁42が、他方のバイパス通路の途中に
はリリーフ弁44が設けられている。逆止弁42は、マ
スタシリンダ12から電磁開閉弁36への作動液の流れ
は許容するが逆向きの流れは阻止するものであり、リリ
ーフ弁44は、液通路34のホイールシリンダ18側の
液圧がリリーフ圧以下の場合には作動液のマスタシリン
ダ12への流れは阻止するが、リリーフ圧に達すると、
マスタシリンダ12への作動液の流れを許容するもので
ある。
【0015】右後輪16のホイールシリンダ20とマス
タシリンダ12の加圧室とを接続する液通路48の途中
には、電磁開閉弁50が設けられ、電磁開閉弁50をバ
イパスするバイパス通路の途中には逆止弁52が設けら
れている。逆止弁52は、ホイールシリンダ20からマ
スタシリンダ12への作動液の流れは許容するが、逆向
きの流れは阻止するものである。逆止弁40,52およ
びバイパス通路は、ブレーキペダル10の踏み込みが解
除された場合にホイールシリンダ18,20内の作動液
をマスタシリンダ12に速やかに戻すために設けられた
ものである。
【0016】また、ホイールシリンダ18,20は、電
磁開閉弁56,58を介してリザーバ60に接続されて
いる。一方、リザーバ60は、電磁開閉弁62を介して
マスタシリンダ12に接続されるとともに、液圧ポンプ
64,逆止弁66を介して液通路34の電磁開閉弁36
と電磁開閉弁38との間に接続されている。液圧ポンプ
64は直流の電動モータ80によって駆動され、リザー
バ60に収容された作動液を加圧してマスタシリンダ1
2に戻すものである。電動モータ80の駆動と、上述の
電磁開閉弁38,62の各ソレノイドおよび電磁開閉弁
36,56,50,58の各ソレノイド82〜85の励
磁とは後述する制御装置88の指令に基づいて行われ
る。
【0017】電磁開閉弁36,56,50,58は、常
には図示の原位置にあり、ホイールシリンダ18はマス
タシリンダ12と液圧ポンプ64との両方に連通させら
れている。この状態でブレーキペダル10の踏込操作が
行われれば、マスタシリンダ12から作動液がホイール
シリンダ18,20に供給され、ホイールシリンダ1
8,20の液圧が増大させられる。また、アンチスキッ
ド制御もしくはトラクション制御が開始されて液圧ポン
プ64が電動モータ80によって駆動されれば、液圧ポ
ンプ64から圧送された作動液によってもホイールシリ
ンダ18の液圧が増大させられる。
【0018】ソレノイド82,84が励磁されると、電
磁開閉弁36,50が切り換えられ、電磁開閉弁36,
56,50,58すべてが閉位置になる。ホイールシリ
ンダ18,20がマスタシリンダ12からもリザーバ6
0からも遮断され、液圧が保持される。ソレノイド82
〜85すべてが励磁されると、電磁開閉弁36,50が
閉位置に切り換えられるとともに電磁開閉弁56,58
が開位置に切り換えられる。ホイールシリンダ18,2
0とリザーバ60とが連通させられ、ホイールシリンダ
18,20の液圧が減少させられる。
【0019】電磁開閉弁38は常には、図示する開位置
にあり、マスタシリンダ12とホイールシリンダ18と
を連通させているが、ソレノイドの励磁によって閉位置
に切り換えられ、これらを遮断する。電磁開閉弁62
は、常には、マスタシリンダ12とリザーバ60とを遮
断する閉位置にあるが、ソレノイドの励磁によりこれら
を連通させる開位置に切り換えられる。本実施例におい
ては、電磁開閉弁38,62のソレノイドは、アンチス
キッド制御時には励磁されず、トラクション制御時に励
磁される。トラクション制御時には、液圧ポンプ64に
より、リザーバ30からマスタシリンダ12および電磁
開閉弁62を経て作動液が汲み上げられ、電磁開閉弁3
6を経てホイールシリンダ18に供給され、余分な作動
液はリリーフ弁44およびマスタシリンダ12を経てリ
ザーバ30に戻されるのである。したがって、トラクシ
ョン制御時における液圧ポンプ64の最大吐出圧、すな
わちホイールシリンダ18に供給される液圧の上限はリ
リーフ弁44のリリーフ圧となる。
【0020】それに対し、アンチスキッド制御時には、
電磁開閉弁38が開位置にあり、かつ、マスタシリンダ
12に液圧が発生しているため、ホイールシリンダ18
に供給される液圧の上限はマスタシリンダ12の液圧と
なる。液圧ポンプ64がアンチスキッド制御時に駆動さ
れる際には、最大吐出圧がマスタシリンダ12の液圧と
なるのである。
【0021】同様に、マスタシリンダ12の他方の加圧
室は、液通路90を経て右前輪22のホイールシリンダ
26に接続され、液通路92を経て左後輪24のホイー
ルシリンダ28に接続されている。液通路90の途中に
は、電磁開閉弁94,96が設けられており、電磁開閉
弁94をバイパスするバイパス通路の途中には逆止弁9
8が設けられ、電磁開閉弁96をバイパスする2個のバ
イパス通路の途中には、逆止弁100またはリリーフ弁
102が設けられている。また、液通路92の途中に
は、電磁開閉弁104が設けられ、電磁開閉弁104を
バイパスするバイパス通路の途中には逆止弁106が設
けられている。
【0022】ホイールシリンダ26,28は、それぞれ
電磁開閉弁114,116を介してリザーバ118に接
続されており、リザーバ118には、電磁開閉弁122
を介してマスタシリンダ12が接続されている。一方、
リザーバ118は、液圧ポンプ126,逆止弁128を
介して液通路90の電磁開閉弁94と電磁開閉弁96と
の間に接続されている。液圧ポンプ126は電動モータ
80によって駆動される。電磁開閉弁94,114,1
04,116の各ソレノイド130〜133の励磁は制
御装置88の指令に基づいて行われる。
【0023】また、本車両用液圧ブレーキ装置には、各
車輪14,16,22,24の車輪速度を検出する車輪
速センサ140〜143や、ブレーキペダル10が踏み
込まれているか否かを検出するブレーキスイッチ144
が設けられている。また、148は、イグニッションス
イッチである。本実施例においては、電磁開閉弁36,
38,50,56,58,62,リリーフ弁44,10
2,リザーバ60,電動モータ80,液圧ポンプ64,
電磁開閉弁94,96,104,114,116,12
2,液圧ポンプ126,車輪速センサ140〜143,
制御装置88等によって還流式のトラクション制御装置
が構成されており、これらのうち電磁開閉弁38,6
2,96,122,リリーフ弁44,102を除いた部
分によって還流式のアンチスキッド制御装置が構成され
ている。トラクション制御装置とアンチスキッド制御装
置とを合わせてスリップ制御装置150と総称すること
とする。
【0024】次に、制御装置88について説明する。制
御装置88は、アンチスキッド制御コンピュータ,トラ
クション制御コンピュータ,車体速度等演算コンピュー
タ等複数個のコンピュータを備えており、これらを代表
して図1に示すアンチスキッド制御コンピュータ151
は、スリップ制御異常検出機能を備えている。アンチス
キッド制御コンピュータ151は、センサ入力回路15
2〜155,スイッチ入力回路156,157,CPU
158,RAM159,ROM160を備えており、ソ
レノイドリレー駆動回路162,ソレノイド駆動回路1
64〜171,モータリレー駆動回路172,ソレノイ
ド監視回路174,モータ監視回路176等が接続され
ている。
【0025】センサ入力回路152〜155には、上述
の車輪速センサ140〜143が接続され、スイッチ入
力回路156にはブレーキスイッチ144が接続され、
スイッチ入力回路157にはイグニッションスイッチ1
48が接続されている。また、ROM160には、図示
しないアンチスキッド制御プログラムやスリップ制御装
置150の作動が異常か否かを判定する判定作動プログ
ラムとしてのイニシャルチェックプログラム等が格納さ
れている。
【0026】一方、ソレノイド駆動回路164〜171
には、液圧制御アクチュエータ178としての前述の各
ソレノイド82〜85,130〜133が接続されてお
り、液圧制御アクチュエータ178はソレノイド駆動回
路164〜171を介してCPU158の指令に基づい
て駆動される。ソレノイド駆動回路164〜171は各
ソレノド82〜85,130〜133の端子をアースに
接続するスチッチ手段としてのトランジスタ備えてお
り、CPU158の励磁指令に応じてこのトランジスタ
が導通させられるのである。
【0027】ソレノイドリレー駆動回路162に接続さ
れたソレノイドリレー180は、ソレノイド部182と
スイッチ部184とを備えたものである。スイッチ部1
84は、CPU158の指令に基づいてソレノイドリレ
ー駆動回路162からソレノイド部182に励磁電流が
供給されるとONになり、液圧制御アクチュエータ17
8がバッテリで構成された駆動用電源としての直流電源
190に接続されて、駆動され得る状態になる。ソレノ
イド部182は、アンチスキッド制御やトラクション制
御が必要になった場合に励磁されるのであるが、その他
に、イニシャルチェック開始条件が満たされたときも励
磁されるようになっており、本実施例においては「イグ
ニッションスイッチ148がOFFからONにされるこ
と」がイニシャルチェック開始条件とされている。
【0028】ソレノイドリレー180には,ダイオード
192を介して警告ランプ194が接続されており、上
記のようにイグニッションスイッチ148がONとされ
るのに応じてソレノイドリレー180のスイッチ部18
4がONとなるべきところ、OFFのままである場合に
点灯する。警告ランプ194は、アンチスキッド制御コ
ンピュータ151のアンチスキッド制御開始指令に応じ
てソレノドリレー180のスイッチ部184がONとな
るべきところ、OFFのままである場合にも点灯する。
【0029】液圧制御アクチュエータ178は抵抗器1
96を介してソレノイド監視回路174に接続されてい
る。ソレノイドリレー180のスイッチ部184がON
にされた場合に液圧制御アクチュエータ178に所定の
電圧が印加されるか否か、液圧制御アクチュエータ17
8の各ソレノイド82〜85,130〜133に対する
励磁指令および消磁指令に基づいて各ソレノイドが適切
に作動するか否かが、抵抗器196を流れる電流の変化
に基づいてソレノイド監視回路174により監視され
る。なお、液圧制御アクチュエータ178と抵抗器19
6との接続点と、直流電源190とを接続するリード線
は微小な電気抵抗を有しており、上記接続点の電圧はこ
の電気抵抗とリード線を流れる電流とに応じて変わる。
また、各ソレノイド82〜85,130〜133が適切
に作動する場合と作動しない場合とで各ソレノイドの抵
抗の大きさが違い、その結果、抵抗器196を流れる電
流の大きさが基準値から外れるため、ソレノイド監視回
路174は各ソレノイド82〜85,130〜133の
異常を検知することができるのである。
【0030】モータリレー駆動回路172には、モータ
リレー200のソレノイド部202が接続されており、
モータリレー駆動回路172からソレノイド部202に
励磁電流が供給されると、モータリレー200のスイッ
チ部204がONに切り換えられる。スイッチ部204
には、上記直流電源190および負荷装置としての抵抗
器206がそれぞれ導線208,210によって接続さ
れており、スイッチ部204がONに切り換わると、電
動モータ80と直流電源190とが導線208によって
接続される。電動モータ80には直流電圧が印加され、
一方向に回転させられる。スイッチ部204がOFFに
なると、電動モータ80が直流電源190から遮断さ
れ、抵抗器206と導線210によって接続される。電
動モータ80と抵抗器206とを直列に含む回生制動回
路212が閉成されるのである。
【0031】本実施例においては、モータリレー駆動回
路172を備えた制御装置88,直流電源190,モー
タリレー200,リード線208,210,抵抗器20
6等により電動モータ80の駆動制御装置が構成されて
おり、それらのうち、モータリレー200,リード線2
10および抵抗器206により構成される回生制動回路
212によって電気的制動装置が構成され、この回生制
動回路212を閉成するスイッチ部204によって回生
制動回路閉成手段が構成されている。
【0032】また、電動モータ80は抵抗214を介し
て電動モータ監視回路176に接続されており、電動モ
ータ監視回路176によって、直流電源190から遮断
された後に生じる誘導起電力が検出される。誘導起電力
が生じなければ、電動モータ80は回転しなかったこと
になり、電動モータ80が異常であると判断される。
【0033】以上のように構成された車両用ブレーキ装
置においては、スリップ制御装置150に異常が存する
か否かの判定作動としてのイニシャルチェックが行われ
る。イニシャルチェックは、前述のように、イグニッシ
ョンスイッチ148がOFFからONされるのに応じて
開始され、イニシャルチェックプログラムに基づいて図
3のタイムチャートが示すように行われる。
【0034】イグニッションスイッチ148がONにさ
れれば、前述のようにソレノイドリレー180のスイッ
チ部184がONとされ、液圧制御アクチュエータ17
8の各ソレノイド82〜85,130〜133が励磁さ
れ得る状態になる。ソレノイド82〜85,130〜1
33は、それぞれソレノイド駆動回路164〜171を
介して、図3に示す順番で励磁され、各ソレノイドが適
切に作動するか否かがソレノイド監視回路174によっ
て検出される。その後、モータリレー200のスイッチ
部204がONとされ、電動モータ80が一定時間直流
電源190に接続され、その後、スイッチ部204がO
FFに切り換えられ、誘導起電力が生じているか否かが
モータ監視回路176によって検出される。
【0035】液圧制御アクチュエータ178および電動
モータ80等が正常であれば、スリップ制御装置150
が正常であるとしてイニシャルチェックは終了させら
れ、制御装置88がアンチスキッド制御やトラクション
制御を実行し得る状態にされる。異常であれば、さら
に、図4に示すように、各ソレノイド82〜85,13
0〜133の励磁時間が延長されたり、図5に示すよう
に、スイッチ部204がONにされている時間が延長さ
れたりして、再度チェックが行われる。
【0036】本実施例においては、イグニッションスイ
ッチ148,抵抗器196,214,ソレノイド監視回
路174,モータ監視回路176,アンチスキッド制御
コンピュータ151のイニシャルチェックプログラムを
実行する部分等によってスリップ制御異常検出装置が構
成されているのである。
【0037】前述のように、イグニッションスイッチ1
48がONにされてもソレノイドリレー180のスイッ
チ部184がONにならなければ、警告ランプ194が
点灯して制御装置88もしくはソレノイドリレー180
が異常であることを運転者に報知するのであるが、液圧
制御アクチュエータ178や電動モータ80が異常であ
る場合にも、アンチスキッド制御コンピュータ151
が、ソレノイドリレー駆動回路162に励磁電流の供給
を停止させることにより、警告ランプ194を点灯させ
る。また、アンチスキッド制御コンピュータ151は、
以上いずれかの異常を検出した場合にはアンチスキッド
制御やトラクション制御の実行を禁止する。
【0038】上記イニシャルチェック実行のために電動
モータ80が回転させられた後、直流電源190から遮
断されても、電動モータ80は慣性によって回転し続け
る。しかし、この場合の電動モータ80の回転の継続時
間は、回生制動回路212が設けられていない従来の電
動モータ駆動制御装置における場合より短くなる。図3
〜5から明らかなように、イニシャルチェックの終了時
にはスイッチ部204がOFFにされるが、それと同時
に回生制動回路212が閉成され、電動モータ80に抵
抗器206が接続される。そのため、電動モータ80の
慣性による回転継続により発生する誘導起電力に基づく
電気エネルギが抵抗器206において消費され、電動モ
ータ80の回転が速やかに抑制される。その結果、図6
に示すように、従来の電気的制動装置を備えていない車
両用ブレーキ装置における場合よりスイッチ部204が
OFFになった後の電動モータ80の慣性による回転継
続時間が短縮される。
【0039】イニシャルチェックによって液圧制御アク
チュエータ178や電動モータ80等、つまりスリップ
制御装置150が正常であると判定された場合におい
て、ブレーキスイッチ144がONで、車輪速センサ1
40〜143の出力信号に基づいて演算されたスリップ
率が過大になる等アンチスキッド制御開始条件が満たさ
れるとアンチスキッド制御が開始される。アンチスキッ
ド制御は、前述のアンチスキッドプログラムに基づいて
各車輪14,16,22,24に対して独立に行われ
る。本実施例においては、液圧制御アクチュエータ17
8の制御によって、各ホイールシリンダ18,20,2
6,28の液圧が減圧,保持,増圧され、各車輪14,
16,22,24のスリップ率が適正範囲内に保たれ
る。また、ブレーキスイッチ144がOFFになる等終
了条件が満たされるとアンチスキッド制御が終了させら
れる。
【0040】アンチスキッド制御開始条件が満たされれ
ば、モータリレー200のスイッチ部204がONにさ
れる。スイッチ部204は、アンチスキッド制御中ON
に保たれ、電動モータ80は連続して回転させられる。
リザーバ60,118に収容された作動液が液圧ポンプ
64,126によってマスタシリンダ12に戻される。
アンチスキッド制御終了条件が満たされると、スイッチ
部204がOFFにされ、電動モータ80と抵抗器20
6とが直列に接続されて回生制動回路212が閉成され
る。電動モータ80の慣性による回転によって生じる電
気エネルギが抵抗器206において消費され、回転継続
時間が短縮される。
【0041】また、スリップ制御装置150が正常であ
ると判定された場合において、図示しないアクセルペダ
ルが踏み込まれ、かつ、スリップ率が過大になる等トラ
クション制御開始条件が満たされるとトラクション制御
が開始される。トラクション制御は図示しないトラクシ
ョン制御コンピュータのROMに格納されたトラクショ
ン制御プログラムに基づいて、駆動輪としての左右前輪
14,22に対して独立に行われる。左右前輪14,2
2のホイールシリンダ18,26の液圧が増圧,保持,
減圧されることによってスリップ率が適正範囲内に保た
れる。ブレーキペダル10が踏み込まれる等終了条件が
満たされると、トラクション制御が終了させられる。
【0042】ここでは、左前輪14に対する制御につい
て説明する。トラクション制御開始条件が満たされる
と、電磁開閉弁38および電磁開閉弁62が切り換えら
れる。ホイールシリンダ18がマスタシリンダ12から
遮断されるとともに、液圧ポンプ64がマスタシリンダ
12を介してリザーバ30に連通させられる。モータリ
レー200のスイッチ部204がONにされ、電動モー
タ80に直流電源190が接続される。スイッチ部20
4はトラクション制御中ONに保たれるため、電動モー
タ80は、その間回転し続ける。電磁開閉弁36が開位
置に切り換えられると、ホイールシリンダ18には液圧
ポンプ64によって加圧されたリザーバ30の作動液が
供給されることになるため、ホイールシリンダ18の液
圧が増加させられる。
【0043】トラクション制御終了条件が満たされる
と、電磁開閉弁38,62が図示の原位置に切り換えら
れ、スイッチ部204がOFFにされる。回生制動回路
212が閉成され、電動モータ80には抵抗器206が
直列に接続される。電動モータ80の慣性に基づく回転
継続によって発生させられる電気エネルギが抵抗器20
6において消費され、慣性による回転継続時間が短縮さ
れる。
【0044】また、トラクション制御がブレーキペダル
10が踏み込まれたことによって終了させられた場合に
は、ブレーキペダル10へのキックバックが電気的制動
装置が設けられていない従来の車両用ブレーキ装置にお
ける場合より小さくなる。従来の車両用ブレーキ装置に
おいては、ブレーキペダル10が踏み込まれたことによ
ってトラクション制御が終了してスイッチ部204がO
FFにされても、電動モータ80は慣性によって回転し
続け、それに伴って液圧ポンプ64も駆動され続ける。
そのため、電磁開閉弁38が図示する原位置に切り換え
られてから、液圧ポンプ64によって加圧された作動液
がマスタシリンダ12に戻され、キックバックを生じさ
せることとなる。それに対して、本実施例においては、
電動モータ80が速やかに停止させられるため、液圧ポ
ンプ74の作動も速やかに停止させられることになる。
その結果、電磁開閉弁38が開位置に切り換えられた後
に、マスタシリンダ12に戻される作動液の量が少なく
なり、キックバックが小さくなるのである。
【0045】以上のように、本実施例の車両用ブレーキ
装置における電動モータ80の駆動制御装置によれば、
電動モータ80の回転が従来の駆動制御装置によるより
早く停止させられるため、イニシャルチェック終了後,
アンチスキッド制御終了後およびトラクション制御終了
後等の電動モータの回転音やラジオノイズの継続時間を
短くすることができ、搭乗者の不快感を軽減することが
できる。また、電動モータ80の回転を速やかに停止さ
せることによって、ブレーキペダル10が踏み込まれた
ことによってトラクション制御が終了させられる際のブ
レーキペダル10へのキックバックを小さくすることが
できる。
【0046】さらに、本実施例においては、スリップ制
御装置150が異常であると判定された場合には警告ラ
ンプ194を点灯させることによって異常の発生を運転
者に知らせることができる。
【0047】なお、上記実施例においては、電気的制動
装置が、回生制動回路212に含まれる抵抗器206,
導線210およびスイッチ部204等によって構成され
るようになっていたが、図7に示すように、電動モータ
80に逆の電圧を印加する逆相制動回路450を含むも
のとしてもよい。逆相制動回路450は、制動用電源4
52,スイッチ部454等を備えたものであり、制動用
電源452は、駆動用の直流電源190とは電動モータ
80に対する正・負が逆のものであり、スイッチ部45
4は、モータリレー200のスイッチ部204がOFF
にされると設定時間だけONにされるようになってい
る。
【0048】電動モータ80の回転を停止させる場合に
は、モータリレー200のスイッチ部204がOFFと
され、スイッチ部454が設定時間だけONにされ、電
動モータ80には制動用電源452がその設定時間の間
だけ接続される。電動モータ80には、逆の電圧が印加
されるため、慣性による一方向の回転が前記回生制動に
よる場合よりさらに早く停止させられる。この場合に
は、制動用電源452を直流電源190とは別に設けな
くても、直流電源190の電動モータ80に対する接続
を正,負逆にする接続切換回路を設けてもよい。さら
に、スイッチ部454を、スイッチ部204を前記実施
例における抵抗器206に相当する抵抗器と制動用電源
452とに択一的に接続する切換スイッチとし、制動用
電源452を設定時間だけ電動モータ80に接続した
後、抵抗器206を接続するようにすれば、逆相制動と
回生制動とを共に利用することができる。
【0049】また、上記各実施例においては、電動モー
タ80が、トラクション制御中は継続して駆動されるよ
うになっていたが、増圧時にのみ駆動されるようにして
もよい。さらに、液圧ポンプ64を電磁開閉弁36とホ
イールシリンダ18との間に接続し、アンチスキッド制
御あるいはトラクション制御中は電磁開閉弁36を閉じ
たままに保ち、ホーイルシリンダ18の増圧が必要な間
のみ液圧ポンプ64を作動させるようにしてもよい。こ
の場合、ホイールシリンダ18の減圧は、電磁開閉弁5
6を開位置にすることによって行うか、別に減圧用の液
圧ポンプおよび電動モータを設ければよい。このよう
に、増圧あるいは減圧を電動モータで駆動される液圧ポ
ンプで行う場合に、電動モータの駆動制御装置に本発明
を適用すれば、騒音の継続時間を短縮し得るのみなら
ず、液圧制御精度を向上させることができる。電動モー
タは直流モータに限らず、交流モータに対して本発明を
適用することも可能である。
【0050】さらに、上記各実施例においては、モータ
リレー200のスイッチ部204がアンチスキッド制御
中あるいはトラクション制御中にはONに保たれるよう
に制御されていたが、リザーバ60,118内の作動液
量が設定量以上の間だけONに保たれるようにしてもよ
い。その場合には、リザーバ60,118内の作動液量
が設定量まで減少すると電動モータ80の回転が速やか
に停止させられるため、電動モータ80および液圧ポン
プ64の作動時間を短縮することができ、エネルギを節
減し得るとともに運転者に与える不快感を軽減すること
ができる。
【0051】また、イニシャルチェックが図3に示すタ
イムチャート以外のタイムチャートに基づいて行われる
ようにしてもよく、イニシャルチェックはイグニッショ
ンスイッチ148がONにされた時点に開始されなくて
も、エンジン回転数が設定値以上で車体速度が設定値以
下の場合に開始される等、他の開始条件が満たされた場
合に開始されるようにしてもよい。
【0052】また、電動モータの駆動制御装置を構成す
る電気回路やホーイルシリンダの液圧を制御する液圧回
路等は、上記実施例の構成に限らず、他の構成であって
もよい。例えば、各ホイールシリンダの液圧を増減させ
るために、2つの電磁開閉弁の組合せによって構成され
る電磁液圧制御弁装置が採用されていたが、増圧,保持
および減圧の3位置を備えた電磁方向切換弁や、液圧を
比例制御する比例式電磁液圧制御弁等により電磁液圧制
御弁装置を構成してもよい。その他、いちいち例示する
ことはしないが、特許請求の範囲を逸脱することなく当
業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で
本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液圧ブレーキ装置用電
動モータの駆動制御装置の電気回路図である。
【図2】上記液圧ブレーキ装置の液圧回路図である。
【図3】上記駆動制御装置のROMに格納されたタイム
チャートを表す図である。
【図4】上記駆動制御装置のROMに格納されたタイム
チャートを表す図である。
【図5】上記駆動制御装置のROMに格納されたタイム
チャートを表す図である。
【図6】上記電動モータの制御図である。
【図7】本発明の別の実施例である液圧ブレーキ装置用
電動モータの駆動制御装置の電気回路図の一部である。
【符号の説明】
64,126 液圧ポンプ 80 電動モータ 88 制御装置 151 アンチスキッド制御コンピュータ 204 スイッチ部 206 抵抗 210 導線 212 回生制動回路 450 逆相制動回路 452 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧ブレーキ装置に液圧を供給する液圧
    ポンプを一方向に回転して駆動する電動モータの駆動制
    御装置において、 前記電動モータの回転を電気的に制動する電気的制動装
    置を設けたことを特徴とする液圧ブレーキ装置用電動モ
    ータの駆動制御装置。
JP1034694A 1994-02-01 1994-02-01 液圧ブレーキ装置用電動モータの駆動制御装置 Pending JPH07222472A (ja)

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JP1034694A JPH07222472A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 液圧ブレーキ装置用電動モータの駆動制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357761B1 (ko) * 1998-06-25 2003-01-15 주식회사 만도 안티록 브레이크 시스템의 모타 제어방법
JP2008006901A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Advics:Kk ポンプ駆動用モータの制御装置
JP2009213234A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Hitachi Ltd モーター制御装置

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JP2008006901A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Advics:Kk ポンプ駆動用モータの制御装置
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