JPH07220412A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH07220412A
JPH07220412A JP3296294A JP3296294A JPH07220412A JP H07220412 A JPH07220412 A JP H07220412A JP 3296294 A JP3296294 A JP 3296294A JP 3296294 A JP3296294 A JP 3296294A JP H07220412 A JPH07220412 A JP H07220412A
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JP3296294A
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Tadao Yamauchi
唯男 山内
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Nakamichi Corp
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Nakamichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスクを回転駆動する駆動機構と、ディスク
をその径方向に移動する駆動機構を共用する。 【構成】ディスクの異なる周縁に所要の角度に亘ってそ
れぞれ巻き付く一対の駆動ベルトと、一対の駆動ベルト
を駆動する一対の駆動源と、ディスクの径方向に移動す
ることなく固定配置され、ディスクに記録された情報を
再生する再生手段と、ディスクを所要の回転数で回転す
べく、一対の駆動ベルトが所要の速度となるよう、一対
の駆動源を制御すると共に、再生手段に対してディスク
がその径方向に移動するよう、一方の駆動ベルトの速度
が増加し、他方の駆動ベルトの速度が減少するよう、一
対の駆動源を制御する駆動制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスク等の
ディスクから情報を再生すべく、ディスクを回転駆動す
るディスク回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は特願平5−2147033号
としてディスクの周縁に駆動ベルトを巻き付け、この駆
動ベルトによりディスクを回転駆動する技術を提案し
た。またこの技術を応用し、特願平5−316085号
としてかかるベルトによるディスクの回転時、ディスク
をその径方向に移動させつつ、固定配置された光学ピッ
クアップによりディスクに記録されている情報を読み取
る装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
5−316085号においては、ディスクを回転駆動す
る駆動機構と、ディスクをその径方向に移動する駆動機
構が夫々必要となるため、機構的に複雑となり、またコ
スト的に不利であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段として、ディスクの異なる周縁に所要
の角度に亘ってそれぞれ巻き付く一対の駆動ベルトと、
一対の駆動ベルトを駆動する一対の駆動源と、ディスク
の径方向に移動することなく固定配置され、ディスクに
記録された情報を再生する再生手段と、ディスクを所要
の回転数で回転すべく、一対の駆動ベルトが所要の速度
となるよう、一対の駆動源を制御すると共に、再生手段
に対してディスクがその径方向に移動するよう、一方の
駆動ベルトの速度が増加し、他方の駆動ベルトの速度が
減少するよう、一対の駆動源を制御する駆動制御手段と
からなる。
【0005】特に、一対の駆動ベルトは、互いに略平行
となるよう張架されている。
【0006】
【作用】一対の駆動ベルトがディスクの異なる周縁に巻
き付いてディスクを回転駆動する。この場合、駆動制御
手段によってディスクは所要の回転数で回転すると共
に、再生手段に対して半径方向に移動する。
【0007】ここで、駆動制御手段は、再生手段による
ディスクの径方向における再生位置に応答して、一対の
駆動ベルトの速度を変化させることにより、線速度一定
の再生を行うよう一対の駆動源を制御する。
【0008】また、ディスクの回転開始時においては、
位置検出手段の出力に基づき、ディスクの回転位置が変
化しないよう、一対の駆動源が制御される。
【0009】
【実施例】図1はディスクが装着される前の状態におけ
るディスク再生装置の平面図、図2はベルトを省略した
右側面図である。対物レンズ3を備える光学ピックアッ
プ2はシャシ1に固定配置されている。また、中心孔を
有するディスクが装着されるタ−ンテ−ブル4は、タ−
ンテ−ブル支持部5に回転可能に支持されている。な
お、図1において、タ−ンテ−ブル4は光学ピックアッ
プ2に最も近接した位置とされている。
【0010】このタ−ンテ−ブル支持部5は、シャシに
固定配置された一対の平行ガイドシャフト6により直線
的に移動可能とされている。また、タ−ンテ−ブル4の
位置を検出するため、タ−ンテ−ブル支持部5の半径位
置に応じてその出力電圧が変化するポテンショメ−タ7
がタ−ンテ−ブル支持部5の移動範囲に亘って配置され
ている。
【0011】螺旋状にトラックが形成されたディスクを
回転駆動するために、ゴムからなる一対の無端状の駆動
ベルト11、21が設けられている。左側の駆動ベルト
11は駆動プ−リ12と従動プ−リ13に、右側の駆動
ベルト21は駆動プ−リ22と従動プ−リ23にそれぞ
れ掛け渡されている。
【0012】なお、駆動プ−リ12、従動プ−リ13の
それぞれの回転軸14、15とを結んだ線と、駆動プ−
リ22、従動プ−リ23のそれぞれの回転軸24、25
とを結んだ線とは平行とされている。従って、駆動ベル
ト11、21の張架方向もまた平行とされている。
【0013】図4は駆動プ−リ12の断面図である。駆
動プ−リ12はその周縁にV字状の溝37が形成されて
おり、この溝37に駆動ベルト11が巻回される。駆動
ベルト11はその断面がV字状に形成されており、駆動
プ−リ12と従動プ−リ13との間で掛け渡されること
による閉ル−プの外周において、V字状の溝38を形成
する。またこの閉ル−プの内周において、駆動ベルト1
1は断面が三角状の凸部を形成し、この凹部がそれぞれ
の駆動プ−リ12、22及び従動プ−リ13、23の各
溝に係合する。なお、駆動プ−リ22、従動プ−リ1
3、23は駆動プ−リ12と同一形状とされており、ま
た駆動ベルト21は駆動ベルト11と同一形状とされて
いる。
【0014】駆動ベルト11、21が互いに接近する方
向に移動可能とすべく、駆動プ−リ12、22、従動プ
−リ13、23はそれぞれシャシ1に対して移動可能と
されており、以下、その移動機構を説明する。図3は図
1に示すディスク再生装置の底面図であり、駆動プ−リ
12、22及び従動プ−リ13、23の各回転軸14、
24、15、25は円筒状の軸受16、26、17、2
7内に軸支されており、この軸受16、17はスライド
板31の両端に、また軸受26、27はスライド板41
の両端にそれぞれ固定配置されている。
【0015】一対の回動ア−ム32、42はその中間位
置でシャシ1の底面に設けられた軸30に夫々軸支され
ている。回動ア−ム32の両端には長孔33、34が形
成されており、長孔33に軸受27が、長孔34に軸受
16が夫々挿入されている。また同様に回動ア−ム42
の両端には長孔43、44がそれぞれ形成されており、
長孔43に軸受17が、長孔44に軸受26が夫々挿入
されている。
【0016】シャシ1には平行ガイドシャフト6の延在
方向と直交方向に長孔18、19、28、29が形成さ
れ、この長孔に軸受16、17、26、27が夫々挿入
されている。従って、スライド板31、41は互いに平
行に移動可能とされることにより、駆動プ−リ12、従
動プ−リ13の夫々の回転軸14、15とを結んだ線
と、駆動プ−リ22、従動プ−リ23の夫々の回転軸2
4、25とを結んだ線は平行とされたまま、平行ガイド
シャフト6と直交方向に移動可能とされている。
【0017】駆動源46は一方のスライド板31を移動
させるものであり、図示しないモ−タ等からなる。スラ
イド板31の移動に伴い、スライド板41もスライド板
31の移動量と同等だけ移動する。従って、駆動ベルト
11、21は互いに近接又は離間する方向に同等量だけ
移動する。また、スライド板31、41には夫々モ−タ
35、45が取り付けられ、その回転軸は軸受16、2
6を貫通して駆動プ−リ12、22の回転軸と連結され
ている。
【0018】図5はモ−タ35、45を駆動制御する駆
動制御回路のブロック図を示す。光学ピックアップ2か
らの再生信号に基づき、マイコン60は光学ピックアッ
プ2の対物レンズ3をディスク50の記録面に対して近
接/離間する方向に移動させるフォ−カスサ−ボを行
い、また対物レンズ3をディスク50のトラックに対し
て直交する方向に移動させるトラッキングサ−ボを行う
べく、出力端子61、62からそれぞれフォ−カスサ−
ボ信号、トラッキングサ−ボ信号を出力する。
【0019】これらのサ−ボ信号は、それぞれ駆動回路
71、72を介して対物レンズ3を所要の方向に移動さ
せる。また、端子62にはロ−パスフィルタ−(以下、
LPFと云う)73が接続されており、トラッキングサ
−ボ信号のDC成分を取り出す。このDC成分は加算回
路66、67に入力される。
【0020】ポテンショメ−タ7の出力電圧は端子65
からマイコン60に入力され、ディスク50の現在位置
を測定する。マイコン60の出力端子63からは再生開
始時にポテンショメ−タ7の出力が同一電圧となるよ
う、即ちディスク50の回転中心が規定の位置を保った
まま回転するよう、スタ−ト調整信号が出力される。こ
の調整信号は、加算回路66、67に入力され、トラッ
キングサ−ボ信号のDC成分と加算される。
【0021】加算回路66の出力は、加算回路68に入
力される。また、加算回路67の出力は、極性反転回路
69を介して加算回路70に入力される。
【0022】マイコン60の端子64からは、CLVに
よって情報が記録されているディスク50を回転するた
めのCLVサ−ボ信号が出力される。このサ−ボ信号
は、周知のごとく、光ピックアップ2からの再生信号に
含まれる同期信号を基準クロックと位相比較して得た位
相差信号に基づき、規定の速度でディスク50を回転さ
せるものである。このCLVサ−ボ信号は加算回路6
8、70に入力される。
【0023】加算回路68、70の出力はモ−タ駆動回
路74、75を介してモ−タ35、45を回転駆動させ
る。
【0024】従って、ディスク50の再生中において、
モ−タ35、45は規定の線速度でディスク50を回転
させるためのCLVサ−ボ信号と、ディスク50を半径
方向に移動させるためのトラッキングサ−ボ信号におけ
るDC成分の両方によって制御される。また、ディスク
再生開始時は、CLVサ−ボ信号とスタ−ト調整信号に
よりモ−タ35、45が制御される。
【0025】上述の構成において、その動作を説明す
る。図1に示す状態において、12cmの外径を有する
ディスク50をタ−ンテ−ブル4に装着する。その後、
駆動源46によりスライド板31が長孔18、19に沿
ってタ−ンテ−ブル4へ近接する方向へ移動するのに伴
い、回動ア−ム32、42によってスライド板31と連
結されたスライド板41も同様にタ−ンテ−ブル4へ近
接する方向へ移動する。
【0026】従って、駆動ベルト11、21はディスク
50の異なる周縁部分にそれぞれ約40度の角度範囲で
巻き付く。また、ディスク50をタ−ンテ−ブル4上に
保持するため、周知のクランパ51がディスク50の上
面に配置され、クランパ51に備えられた磁石(図示せ
ず)によってタ−ンテ−ブル4とクランパ51との間で
ディスク50を挾持する。この再生開始状態を示す平面
図を図6に示す。
【0027】ここで、駆動ベルト11、21は平行に張
架されているため、夫々の巻き付き部分はディスク50
に対して180度の位置とされている。従って、駆動ベ
ルト11、21のテンションによるタ−ンテ−ブル4の
回転軸への側圧はキャンセルされている。
【0028】この状態において、図5に示すマイコン6
0の端子64からCLV信号が出力されることにより、
モ−タ35、45を反時計方向に回転させ、ディスク5
0の時計方向への回転を開始する。ここで、ディスク5
0の回転の開始においては、ディスク50の回転位置を
図6の位置で静止させ、対物レンズ3から出射されるレ
−ザ−光をディスク50の記録面にフォ−カシングし、
またディスク50のトラックにトラッキングさせるた
め、両サ−ボル−プをオンさせる必要がある。従って、
マイコン60はポテンショメ−タ7の出力を監視し、タ
−ンテ−ブル4が移動しないようにしつつディスク50
が回転するよう、所要のスタ−ト調整信号を出力する。
【0029】ここで、端子64からのCLV信号は、共
に正相でモ−タ35、45に入力されるが、スタ−ト調
整信号は、モ−タ35に対しては正相で入力されるのに
対し、モ−タ45に対しては極性反転回路69によって
逆相で入力される。従って、ディスク50の回転の開始
時に、駆動ベルト11、21が同一速度で駆動されてい
るにもかかわらず、例えば機構的要因によりディスク5
0の回転中心が移動する場合、スタ−ト調整信号を出力
することにより、一方のモ−タ回転数を増加し、他方の
モ−タ回転数を減少させる。
【0030】例えば、ディスク50の回転開始時に、図
6に示す位置からディスク50が紙面上方へ移動した場
合、ポテンショメ−タ7の出力に基づき、マイコン60
はその端子63からマイナスのスタ−ト調整信号を出力
する。これによって、モ−タ35により駆動される駆動
ベルト11の速度が減少され、またモ−タ45より駆動
される駆動ベルト21の速度が増加される。従って、所
定の回転速度を保ったまま、ディスク50の回転中心が
紙面下方へ移動させる移動力が発生し、ディスク50の
回転中心が移動しないよう、制御することができる。
【0031】上述のスタ−ト調整信号によってディスク
50が移動しないようにしつつ回転させた状態におい
て、フォ−カスサ−ボ、トラッキングサ−ボをオンさせ
ることにより、フォ−カスサ−ボによりディスク50の
面振れに追随して対物レンズ3を上下に、またトラッキ
ングサ−ボによりディスク50の偏心に追随して対物レ
ンズ3をディスク50のトラックと直交方向に移動させ
る。
【0032】ここで、ディスク50には螺旋状にトラッ
クが形成されているため、再生に伴って対物レンズ3は
徐々にディスク50の外側方向へ移動する結果、トラッ
キングサ−ボ信号にはDC成分が表れる。
【0033】このDC成分は、LPF73によって取り
出され、加算回路66、68、駆動回路71を介してモ
−タ35に、また加算回路67、極性反転回路69、加
算回路70、駆動回路72を介してモ−タ45に印加さ
れる。従って、CLVサ−ボ信号のみによって回転して
いる状態におけるモ−タ35、45に印加されている電
圧は等しいため、モ−タ35においてはその回転数を増
加するよう、モ−タ45においてはその回転数を減少さ
せるよう各モ−タ35、45への印加電圧が変化する。
【0034】従って、駆動ベルト11の速度は駆動ベル
ト21の速度に対して増加する結果、ディスク50の回
転中心が対物レンズ3から離れる方向への移動力が発生
し、タ−ンテ−ブル支持部5は平行ガイドシャフト6に
沿って図5の紙面における上方へ移動する。
【0035】ここで、vをディスクの読み出し線速度、
pをトラックピッチ、riをディスク50の記録範囲に
おける最内周半径、rtをriよりt秒後の読み出し半
径、rdをディスク50の半径とすると、t秒後の読み
出し半径は、 v・p・t=π(rt2−ri2) よって ∴
【数1】 t秒後の各駆動ベルト11、21の速度v11t、v21
【数2】
【数3】 で定義され、ディスク50を再生中、この速度になるよ
うモ−タ35、45が制御される。
【0036】この再生中においては、ディスク50の周
縁に駆動ベルト11、21が巻き付いているため、ディ
スク50の回転中に発生するディスク50の振動が抑止
される。また、駆動ベルト11、21の断面は図4に示
すごとくV字状であるため、ディスク50の周縁を挾持
することになり、ディスク50の面振れを防止すること
が可能となる。
【0037】図7はディスク50の記録範囲における最
外周位置を光学ピックアップ2が再生している状態を示
す平面図である。この位置において、ディスク50の再
生は終了し、モ−タ35を時計方向に、モ−タ45を反
時計方向に回転させて、駆動プ−リ12、22を夫々時
計方向、反時計方向に回転、ディスク50を図7に示す
位置から紙面下方に移動させる。
【0038】マイコン60はポテンショメ−タ7の出力
を監視し、ディスク50が図5に示す位置まで移動した
ことを検出した後、モ−タ35、45の回転を停止させ
る。また、駆動源44によりスライド板31、41を移
動させ、図1に示す位置までベルト11、21を移動さ
せ、ディスク50から駆動ベルト11、21を離間させ
る。
【0039】8cmの外径を有するディスク80を再生
する場合を、ディスク80の再生開始状態を示す平面図
である図8及びその底面図である図9をもって説明す
る。8cmの外径を、また中心孔が12cmのディスク
50と同一径を有するディスク80を再生する際には、
上述と同様、ディスク80をタ−ンテ−ブル4に載置
し、クランパ51を装着した後、駆動源46によりスラ
イド板31、41を図9に示す位置まで移動させる。こ
の移動に伴い、駆動ベルト11、21はタ−ンテ−ブル
4を中心に互いに近接するよう平行移動し、それぞれの
駆動ベルト11、21がディスク80の外周に約40度
の角度範囲に亘って巻き付く。
【0040】この状態から上述と同様、モ−タ35、4
5をそれぞれ回転させ、駆動プ−リ12、22を所要の
回転数で反時計方向に回転させる。なお、再生開始後、
t秒後の各駆動ベルト11、21の速度v11t、v21
は、上述と同様、
【数2】
【数3】で定義されるものであるが、rdが小さい分、
ディスク50と同一線速度でディスク80を回転する
際、ディスク80を回転する際のモ−タ35、45の回
転数は大きくなる。
【0041】なお、上述の実施例においては、ディスク
はタ−ンテ−ブルに支持されているが、例えば駆動ベル
トの断面形状及び剛性によっては、一対の駆動ベルトの
みによってディスクを安定に支持することも可能であ
る。
【0042】また、上述の実施例においては、異なる外
径の2種類のディスクを再生可能とし、またディスクを
駆動ベルトから離間させるべく、駆動ベルトが平行に移
動可能とされているが、例えばマニュアルで駆動ベルト
をディスクの周縁に巻き付けるようにしてもよく、この
場合は駆動ベルトを移動させる機構は必要がない。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、一対の駆動ベルトによ
りディスクの回転駆動と再生手段に対してディスクをそ
の径方向に移動させることが可能となるため、簡単な構
成で精密部品の複合体である再生手段をディスクの径方
向に移動させることのない、安定した再生が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動ベルトがディスクに巻き付いていない状態
における平面図。
【図2】図1に示すディスク再生装置の右側面図。
【図3】図1に示すディスク再生装置の底面図。
【図4】駆動プ−リ12の断面図。
【図5】モ−タ35、45を駆動制御する駆動制御回路
のブロック図。
【図6】ディスク50の再生開始状態を示す平面図。
【図7】ディスク50の記録範囲における最外周位置を
光学ピックアップ2が再生している状態を示す平面図。
【図8】ディスク80の再生開始状態を示す平面図。
【図9】図8に示すディスク再生装置の底面図。
【符号の説明】
1 シャシ 2 光学ピックアップ 3 対物レンズ 4 タ−ンテ−ブル 7 ポテンショメ−タ 11 駆動ベルト 12 駆動プ−リ 13 従動プ−リ 21 駆動ベルト 22 駆動プ−リ 23 従動プ−リ 31 スライド板 32 回動ア−ム 35 モ−タ 41 スライド板 42 回動ア−ム 45 モ−タ 46 駆動源 50 12cmディスク 60 マイコン 69 極性反転回路 73 ロ−パスフィルタ 80 8cmディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの異なる周縁に所要の角度に亘っ
    てそれぞれ巻き付く一対の駆動ベルトと、 該一対の駆動ベルトを駆動する一対の駆動源と、 前記ディスクの径方向に移動することなく固定配置さ
    れ、前記ディスクに記録された情報を再生する再生手段
    と、 前記ディスクを所要の回転数で回転すべく、前記一対の
    駆動ベルトが所要の速度となるよう、前記一対の駆動源
    を制御すると共に、前記再生手段に対して前記ディスク
    がその径方向に移動するよう、一方の駆動ベルトの速度
    が増加し、他方の駆動ベルトの速度が減少するよう、前
    記一対の駆動源を制御する駆動制御手段とを備えること
    を特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】前記駆動制御手段は、前記再生手段による
    前記ディスクの径方向における再生位置に応答して、前
    記一対の駆動ベルトの速度を変化させることにより、線
    速度一定の再生を行うよう前記一対の駆動源を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】前記ディスク再生装置は前記ディスクの回
    転位置を検出する位置検出手段を備え、前記駆動制御手
    段は前記ディスクの回転開始時、該位置検出手段の出力
    に基づき、前記ディスクの回転位置が変化しないよう、
    前記一対の駆動源を制御することを特徴とする請求項1
    に記載のディスク再生装置。
  4. 【請求項4】前記一対の駆動ベルトは、互いに略平行と
    なるよう張架されていることを特徴とする請求項1に記
    載のディスク再生装置。
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