JPH07216734A - 合成繊維用油剤 - Google Patents

合成繊維用油剤

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JPH07216734A
JPH07216734A JP6033072A JP3307294A JPH07216734A JP H07216734 A JPH07216734 A JP H07216734A JP 6033072 A JP6033072 A JP 6033072A JP 3307294 A JP3307294 A JP 3307294A JP H07216734 A JPH07216734 A JP H07216734A
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JP
Japan
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oil agent
weight
oiling agent
acid ester
adduct
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JP6033072A
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English (en)
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Ichiro Ozaki
一郎 尾崎
Seiji Horie
誠司 堀江
Naosuke Sakai
修介 堺
Misao Yoshimi
操 吉見
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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  • Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエステルやナイロンの高速紡糸プロセス
での製糸性を向上するとともに、後加工性も良好な紡糸
油剤を提供すること。 【構成】 脂肪酸エステル、特定の酸性燐酸エステル、
特定の有機アミンアルキレンオキサイド付加物、および
多価アルコールなどを含有し、特定のエマルションの粘
度特性に設定した油剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成繊維用油剤に関す
る。更に詳しくは高速紡糸に適した紡糸油剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成繊維の紡糸工程におい
て、潤滑剤と界面活性剤などの混合物からなる油剤の水
系エマルションが給油される。近年工業化されつつある
5000m/分以上の高速紡糸プロセスにおいては、従
来の紡糸油剤では製糸不良(糸切れ、毛羽、染色斑)の
問題が多いことが指摘されている。また、高速紡糸プロ
セスで製糸性が一定水準に達した油剤でも、後加工性能
が不十分なことが指摘されている。特に、近年、合成繊
維製織の主流となっているウォータージェットルーム
(以下WJLと略記)においては筬の摩耗が従来より増
大することが指摘されている。
【0003】高速紡糸用油剤としては、パーフルオロア
ルキルアミンオキシドやポリオキシエチレンオクチルエ
ーテルを添加した油剤(特開平2ー47361号公報、
特開平3ー97961号公報)、転相粘度を200cp
以下とし浸透性が一定水準以上の油剤(特開平5ー14
8704号公報、特開平5ー148705号公報)、一
塩基酸エステルにポリオキシアルキレングリコール共重
合体や有機シロキサン化合物および/またはフルオロア
ルキル基含有化合物を配合した油剤(特開平5ー287
609号公報)などの提案がみられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、5000m/
分以上の高速紡糸プロセスでの製糸性と後加工性を兼備
した高性能な油剤が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記両性
能を兼備した油剤を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特
定成分を含有し、水系エマルションの粘度特性を特定範
囲に調整した油剤が飛躍的に有効であることを見いだ
し、本発明に到達した。
【0006】すなわち本発明は、脂肪酸エステル
(A)、炭素数14〜30のアルキル基を持つ酸性燐酸
エステル(B)、炭素数12〜20のアルキル基を持つ
有機アミンのアルキレンオキサイド付加物(C)、多価
アルコール類および/またはオキシカルボン酸類
(D)、およびその他の界面活性剤を含有してなり、且
つ、25℃における40重量%水系エマルションの粘度
が20cst以下であることを特徴とする合成繊維用油
剤である。
【0007】本発明における脂肪酸エステルは、;天
然または合成の一価アルコールと一価カルボン酸とのモ
ノエステル、;二価以上のアルコールと一価カルボン
酸とのエステル、;二価以上のカルボン酸と一価アル
コールとのエステルがあげられる。
【0008】これらの中で好ましいのは、脂肪酸エステ
ル中の原料カルボン酸の総炭素数が原料アルコールの総
炭素数の1.5倍以上のものである。(例えばイソオク
チルパルミテート、イソオクチルステアレート、ラウリ
ルオレエート、ネオペンチルグリコールジラウレート、
トリメチロールプロパントリラウレートなど)
【0009】本発明における炭素数14〜30のアルキ
ル基を持つ酸性燐酸エステルとしては、炭素数14〜3
0の天然および合成の高級アルコール(例えば、ミリス
チルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール、イソセチルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、ゲルベ法により合成される炭
素数20以上の分岐アルコールなど)および/またはこ
れらの高級アルコールに炭素数2〜4のアルキレンオキ
サイドを付加させた化合物と無水燐酸の反応で得られる
任意の酸性燐酸エステル(モノエステルおよび/または
ジエステル)があげられる。{例えば、イソセチル酸性
燐酸エステル、オレイル酸性燐酸エステル、イソステア
リルアルコールにエチレンオキサイド(以下EOと略
記)5モル付加物の酸性燐酸エステルなど}
【0010】本発明における炭素数12〜20のアルキ
ル基を持つ有機アミンのアルキレンオキサイド付加物と
しては、炭素数12〜20の高級脂肪族アミン(ラウリ
ルアミン、ステアリルアミン、オレイルアミンなど)の
EO付加物、および/またはプロピレンオキサイド(以
下POと略記)付加物があげられる。(例えばラウリル
アミンEO2モル付加物、ステアリルアミンEO8モル
付加物など)
【0011】本発明における多価アルコール類として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン類(グリセリン、ジグリセリン、デカグリセリンおよ
びグリセリンモノメチルエーテルなど)が挙げられる。
これらの中で好ましいのはグリセリン類である。
【0012】本発明におけるオキシカルボン酸類として
は、オキシカルボン酸およびその中和塩が挙げられる。
オキシカルボン酸としては、例えば、グリコール酸、乳
酸、リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸が挙げられる。オ
キシカルボン酸の中和塩としてはアルカリ金属塩(例え
ば、Na塩およびK塩);アンモニウム塩(例えば、テ
トラメチルアンモニウム塩、モノメチルトリエチルアン
モニウム塩、トリメチルオクチルアンモニウム塩な
ど);有機アミン塩(例えば、モノエタノールアミン
塩、ジエタノールアミン塩、ジブチルエタノールアミン
塩、トリエタノールアミン塩、およびオクチルアミン塩
など)が挙げられる。これらの中で、好ましくは乳酸お
よび乳酸の有機アミン塩である。
【0013】本発明におけるその他の界面活性剤として
は、ノニオン性界面活性剤およびイオン性界面活性剤が
挙げられる。
【0014】ノニオン性界面活性剤としては、炭素数1
0〜18の一価アルコールのEO付加物(例えば、ラウ
リルアルコールEO5モル付加物、イソトリデシルアル
コールEO3モル付加物、およびイソステアリルアルコ
ールEO5モル付加物など)、ポリエチレングリコール
(以下PEGと略記)の高級脂肪酸エステル〔例えば、
PEG(数平均分子量200)モノラウレートおよびP
EG(数平均分子量300)モノ牛脂脂肪酸エステ
ル〕、多価アルコール脂肪酸エステルのEO付加物(例
えば硬化ヒマシ油のEO20モル付加物など)、多価ア
ルコールの高級脂肪酸部分エステル(グリセリンモノオ
レエート、ソルビタンモノステアレートなど)および高
級脂肪酸アルカノールアミドなどが挙げられる。
【0015】これらの中で、好ましいのは炭素数10〜
18の分岐一価アルコールEO低モル(7モル以下)付
加物、および多価アルコールの高級脂肪酸部分エステル
である。
【0016】イオン性界面活性剤としては、アニオン性
界面活性剤(例えばアルキルスルホネートアルカリ金属
塩、高級脂肪族カルボン酸アルカリ金属塩もしくはアミ
ン塩、アルキル燐酸エステルアルカリ金属塩もしくはア
ミン塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの燐酸
エステルアルカリ金属塩および動植物油の硫酸化物な
ど)、両性界面活性剤(ベタイン型およびアミノ酸
型)、カチオン性界面活性剤(アミン塩型および四級ア
ンモニウム塩型)、ジメチルシロキサン基またはパーフ
ルオロアルキル基を持つイオン性界面活性剤などが挙げ
られる。
【0017】これらの中で、好ましいのはアニオン性界
面活性剤であり、2種以上の併用が有効である。
【0018】本発明の油剤の25℃における原液粘度は
120cst以下であり、好ましくは80〜100cs
tである。
【0019】本発明の油剤の25℃における40%水系
エマルションの粘度は20cst以下であり、好ましく
は15cst以下である。40%水系エマルションの粘
度が20cstを越えると高速での製糸性が低下する。
【0020】本発明において、脂肪酸エステル(A)の
合計含量は油剤の合計重量に対し50〜90重量%が好
ましい。含量が50重量%未満では平滑性が低下する傾
向がある。含量が90重量%を越えるとエマルション調
製が難しくなる傾向がある。
【0021】特に好ましいのは原料カルボン酸の総炭素
数が原料アルコールの総炭素数の1.5倍以上である脂
肪酸エステルを脂肪酸エステル(A)の合計重量に対し
て50重量%以上含有した油剤である。
【0022】本発明において、炭素数14〜30のアル
キル基を持つ酸性燐酸エステルの含量は0.5〜5重量
%が好ましい。含量が0.5重量%未満ではWJLの筬
摩耗防止性が低下する傾向がある。含量が5重量%を越
えると製糸工程でのスカム発生が多くなる傾向がある。
【0023】本発明における炭素数12〜20のアルキ
ル基を持つ有機アミンのアルキレンオキサイド付加物の
含量は0.5〜5重量%が好ましい。含量が0.5重量
%未満ではWJLの筬摩耗防止性が低下する傾向があ
る。含量が5重量%を越えると平滑性が低下する傾向が
ある。
【0024】本発明の酸性燐酸エステルとアルキルアミ
ンのアルキレンオキサイドはそれぞれ別々に油剤へ配合
してもよいし、あらかじめ中和塩としてから配合しても
よい。
【0025】本発明において、多価アルコール類とオキ
シカルボン酸類の合計含量は油剤の合計重量に対し0.
5〜8重量%が好ましい。特に好ましくは1〜5重量%
である。含量が0.5重量%未満では本発明のエマルシ
ョン粘度特性を得ることが難しくなる傾向がある。含量
が8重量%を超えると油剤原液およびエマルションの安
定性が低下する傾向がある。
【0026】本発明において、ノニオン性界面活性剤の
含量は油剤の合計重量に対し5〜30重量%が好まし
い。特に好ましくは10〜25重量%である。含量が5
重量%未満ではエマルションの安定性が低下する傾向が
ある。30重量%を超えると織物経糸として使用した場
合のサイジング特性が低下する傾向がある。
【0027】本発明において、イオン性界面活性剤の含
量は油剤の合計重量に対し3〜10重量%が好ましい。
特に好ましくは4〜8重量%である。含量が3重量%未
満では静電気発生が多くなる傾向がある。10重量%を
超えると平滑性が低下する傾向がある。
【0028】本発明の油剤には本発明の目的から逸脱し
ないかぎり任意の成分が使用可能である。任意の成分と
しては潤滑剤(例えば、鉱物油、シリコーン油、および
ポリエーテル)、油性向上剤(例えば、高級脂肪酸およ
び高級脂肪族アミン)、極圧添加剤、防錆剤、酸化防止
剤、およびその他の機能添加剤などを含有することがで
き、これらの種類について特に限定はない。
【0029】本発明の油剤は合成繊維の溶融紡糸工程に
おいて、水系エマルションとして紡出糸条に給油され
る。
【0030】エマルションの濃度は0.5〜30重量%
の範囲の任意の濃度の選択が可能である。好ましくは5
〜20重量%である。
【0031】エマルションの給油方法については特に限
定はなく、ノズル給油、ローラー給油など、いずれでも
よい。
【0032】油剤の付着量は繊維に対して純分で0.2
〜2.0重量%、好ましくは0.4〜1.5重量%であ
【0033】適用される合成繊維としてはポリエステ
ル、ナイロン、およびポリプロピレンなどが挙げられ
る。糸銘柄については特に限定はないが、200デニー
ル以下の編織用途、特にWJL製織用原糸に好適であ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例等により本発明をさらに説明す
るが、本発明はこれに限定されない。
【0035】表1記載組成の本発明油剤(1〜4)、お
よび比較油剤(1〜4)を調製した。表1の中で記号で
示した油剤成分の内容は下記の通りである。また各成分
の配合比率は純分重量部を示す。 A−1 イソオクチルパルミテート A−2 イソトリデシルオレエート A−3 トリメチロールプロパントリラウレート A−4 イソステアリルデカネート A−5 ジイソトリデシルアジペート B−1 イソステアリル酸性燐酸エステル B−2 オレイルアルコールEO3モル付加物酸性燐酸
エステル C−1 ステアリルアミンEO8モル付加物 C−2 ラウリルアミンEO2モル付加物 D−1 乳酸 D−2 乳酸トリエタノールアミン塩 D−3 グリセリン X−1 精製流動パラフィン(レッドウッド粘度100
秒) X−2 ラウリン酸ジエタノールアミド X−3 グリセリン(モノ、ジ)オレエート X−4 イソトリデシルアルコールEO3モル付加物 X−5 硬化ヒマシ油EO20モル付加物 X−6 パラフィンスルホネートNa塩(バイエル社製
ワロラートU) X−7 リシノール酸K塩 X−8 イソデシル燐酸エステルK塩
【0036】
【表1】
【0037】本発明油剤、および比較油剤の40%エマ
ルションの25℃における粘度を表2に示す。なおエマ
ルションの調製および粘度の測定は次のようにして行な
った。40%エマルション量が50gになるように10
0ccのビーカーに25℃のイオン交換水を採取し、こ
れをマグネティックスターラーで攪拌しながら25℃の
油剤を徐々に投入し油剤濃度を40%にした。得られた
エマルションを25℃の恒温槽で15分間温度調整後、
ウベローデ型粘度計で測定した。
【0038】
【表2】
【0039】次に各油剤の10%エマルションを用い、
スピンドロー方式(引き取り速度:3000m/分、延
伸速度:5000m/分)で50デニール36フィラメ
ントのポリエステルセミダル原糸を紡糸した。この際、
各エマルションはノズル給油方式で紡出直後に付与し
た。またエマルション付与量は繊維重量に対して10%
とした。紡糸中の糸切れ回数(1時間当たり)、および
得られた原糸の評価結果(油剤付着量、毛羽数、染色
性、繊維/金属間摩擦、湿潤下の金属摩耗)を表3に示
す。なお各評価は次のように行なった。 油剤付着量 : 迅速残脂抽出装置(東海計器株式会社
製)を用い、メタノールを抽出溶剤として、試料糸2g
から付着油剤を抽出し、繊維重量に対する百分率で表示
した。 毛羽数 : 得られた原糸ケーキ20個について毛
羽数を測定し、100万メートル当たりの数で表わし
た。 染色性 : 得られた原糸を筒編み後、これを染色
して染色斑の有無、程度を判定した。 判定基準 1 染色斑無し(正常) 2 染色斑少しあり 3 染色斑多い 繊維/金属間摩擦 : 各原糸を初張力10gに調整しながら梨地クロム鍍
金したピンに300m/分の速度で摩擦走行させ摩擦後
の張力を測定した。 湿潤下の金属摩耗 : 各原糸を初張力10g,速度100m/分で水槽内
の編針のフックに引っかけて10分間走行させ、編針フ
ック部の摩耗の程度を顕微鏡で観察した。 判定基準 1 摩耗痕無し 2 線条の浅い摩耗痕有り 3 溝状の深い摩耗痕あり
【0040】
【表3】
【0041】本発明油剤1、および比較油剤1を用い、
前記のポリエステル繊維を試作した。それぞれの原糸を
用い、経糸には糊付けして、WJLで1ケ月間製織し
た。表4にそれぞれの製織効率、および筬の摩耗の程度
を示す。
【0042】
【表4】
【0043】表3、表4の結果から本発明の油剤は高速
紡糸での製糸性、および後加工性(とりわけ、WJLで
の筬摩耗防止性)に優れていることが明かである。
【0044】
【発明の効果】本発明の紡糸油剤は、ポリエステルやナ
イロンなどの熱可塑性合成繊維の溶融紡糸、延伸に際し
て、優れた製糸特性を示す。とりわけ、巻取り速度50
00m/分以上の高速紡糸プロセス(スピンドロー方
式、ドロースピン方式)により、ウォータージェットル
ームに供される200デニール以下繊維を製造する際に
有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 13/372 D06M 13/38 (72)発明者 吉見 操 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪酸エステル(A)、炭素数14〜3
    0のアルキル基を持つ酸性燐酸エステル(B)、炭素数
    12〜20のアルキル基を持つ有機アミンのアルキレン
    オキサイド付加物(C)、多価アルコール類および/ま
    たはオキシカルボン酸類(D)、およびその他の界面活
    性剤を含有してなり、且つ、25℃における40重量%
    水系エマルションの粘度が20cst以下であることを
    特徴とする合成繊維用油剤。
  2. 【請求項2】 脂肪酸エステルの含量が油剤の合計重量
    に対して55〜85重量%である請求項1記載の合成繊
    維用油剤。
  3. 【請求項3】 原料カルボン酸の総炭素数が原料アルコ
    ールの総炭素数の1.5倍以上である脂肪酸エステルを
    (A)の合計重量に対して50重量%以上含有する請求
    項1または2記載の合成繊維用油剤。
  4. 【請求項4】 油剤が適用される紡糸工程の巻き取り速
    度が5000m/分以上であり、適用繊維の繊度が巻き
    取り後200デニール以下である請求項1〜3のいずれ
    か記載の合成繊維用油剤。
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