JPH07213636A - 防塵・防臭マスク - Google Patents

防塵・防臭マスク

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JPH07213636A
JPH07213636A JP6023590A JP2359094A JPH07213636A JP H07213636 A JPH07213636 A JP H07213636A JP 6023590 A JP6023590 A JP 6023590A JP 2359094 A JP2359094 A JP 2359094A JP H07213636 A JPH07213636 A JP H07213636A
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JP
Japan
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air
mask
filter
air introduction
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP6023590A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Komiya
清 小宮
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KORUMU KK
Original Assignee
KORUMU KK
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Publication date
Application filed by KORUMU KK filed Critical KORUMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装着時の会話に支障がなく清潔であると共にフ
ィルターを長期間使用することができる経済的なマスク
の提供を目的とする。 【構成】マスク本体1を、少なくとも鼻孔を覆い口を覆
うことのない形状に形成する。適宜位置に空気導入口を
有し、装着した際にマスク本体1の位置よりも空気導入
口が後頭部側に位置するように設けられた空気導入路3
をマスク本体1に接続して設ける。空気導入路3の適宜
位置にフィルター配設する。鼻のみで吸引動作を行うこ
とにより、空気が、空気導入口から空気導入路3内に導
入されてフィルターを通過するため清浄空気のみを吸引
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防塵、防臭等に用いら
れるマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防塵用、防臭用等のマスクとして
は口と鼻との両方を覆う形状のものが通常であり、防
塵、防臭効果を向上させるため、メッシュを有するガー
ゼ等の布地を複数枚重ね合わせると共に、布地間に活性
炭等のフィルター材料を配設したものが知られている。
また、鼻孔前方付近にフィルター部を有する空気導入部
が設けられ、鼻のみを覆う形状に加工されたプラスチッ
ク製のマスクも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鼻と口
との両方を覆うマスクは装着時においての会話に支障が
ある。また、人の呼気に含まれる水分を布地が吸収して
湿ったり、眼鏡をくもらせる。また、プラスチック製の
マスクを用いた場合にはこれがマスクの内側に水滴を生
じさせたりして、装着時に蒸れによる不快感を与えるこ
とがある。このことは、細菌の繁殖も促し不潔であっ
た。また鼻のみを覆うマスクの場合はこのような問題は
ないが、外気導入口が鼻孔前方付近に設けられているた
め、地面やコンクリート壁等を堀削していく作業やオー
トバイ等の走行時のように粉塵を顔面前方からあびるこ
とになるときには作業面方向あるいは走行方向から空気
を吸入することにより大量の粉塵を直接フィルタが捕集
することになる。したがって、フィルターの汚損・防塵
機能の低下が速く、頻繁にマスクまたはフィルターの取
り替えをする必要があり不経済であった。
【0004】本発明は上記した課題を解消するためにな
されたものであり、防塵、防臭の用に供し、装着時の会
話に支障がなく清潔であると共にフィルターを長期間使
用することができる経済的なマスクの提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る防塵・防臭マスクは、少なくとも鼻孔
を覆い口を覆うことなく形成されたマスク本体とマスク
本体に接続されて適宜位置に空気導入口を有し、装着し
た際にマスク本体の位置よりも空気導入口が後頭部側に
位置するように設けられた空気導入路と、空気導入路の
適宜位置に配設されたフィルターとを有することを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明に係る防塵・防臭マスクは鼻孔を覆う一
方で口を覆わないようにして固定または係止して使用さ
れる。そして、吸引動作を鼻のみで行なうことにより、
空気導入路の適宜位置に配設されたフィルターが粉塵を
捕集し、浄化された空気のみがマスク本体内へ導入され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の防塵・防臭マスクを図面に示
した実施例に基づき、さらに詳細に説明する。図におい
て、1はマスク本体、3は空気導入路、5はフィルター
である。
【0008】マスク本体1は鼻全体を覆うように、すな
わち、図1及び図2に示すように側面からみた場合にマ
スク本体1の稜線が鼻の稜線に沿って鼻の頂部に向かっ
て傾斜しているとともに鼻の頂部に対応する部分から鼻
下対応部分の方向に垂下しこの垂下面1aが鼻孔を塞ぐ
ような形状に形成されている。なお、本体周縁部1bは
装着時に接触する顔面形状に沿って形成されている。マ
スク本体1には一般的には合成樹脂、ゴム等の素材を用
いることができるが特に限定されない。また、少なくと
も鼻孔を覆うように形成されていれば、同時に耳、目、
頬を覆うような形状としてもよい。ただし、いずれの場
合にも口は開放する形状とする。
【0009】鼻当てパッキン2は本体周縁部1bに接着
等により固定される。鼻当てパッキン2にはゴム、皮
革、ウレタン等の弾力性かつ気密性を有する素材を用い
ることができる。ただし、鼻当てパッキン2は主に空気
導入路以外からの粉塵を伴った外気の進入を防止しかつ
顔面へ接触する際の違和感を和らげるために用いられる
のでマスク本体1として顔面への密着性に富み接触感の
よい素材を用いた場合などには必ずしも必要ではない。
【0010】空気導入路3は空気導入管31とフィルタ
ーホルダ32とから構成される。空気導入管31は2本
配設され、各一端が、2個配設されるフィルターホルダ
32のそれぞれに、各他端が、マスク本体1の垂下面1
aのやや上部であって互いに略対向する位置近傍にそれ
ぞれ挿入され接続される。接続方法は単に挿入するのみ
でもよいし空気導入管31の各端部を雄ネジ状に加工し
て接続する等の公知の方法によることができる。但し、
本実施例のように空気導入管31の各他端部間をマスク
本体1内において接続する空気吐出孔31bを有する接
続管31aを配設してもよい(図2参照)。また、空気
導入管31とフィルターホルダ32とは一体に成形して
もよい。空気導入路3の材質はゴム、合成樹脂、金属等
を用いることができ特に限定されない。また、形状はパ
イプ状、蛇腹状等とすることができる。なお、本実施例
のように空気導入管31と接続管31aとを別々に成形
して接続配設してもよいが、中央付近に空気吐出孔を設
けて略U字状に加工した1本の空気導入管を配設しても
よい。
【0011】フィルターホルダは図3に示すように、ベ
ース部材32a、キャップ32bを有して構成されてい
る。ベース32aは装着時における非顔面側一端が円筒
容器状に形成され周面にネジ山が設けられている。キャ
ップ32bはベース部材32aに対して螺合接続可能に
形成され端面32cには空気導入口32dが穿設されて
いる。そして、ベース部材32aとキャップ32bとに
より形成される内部空間にフィルター5が収納される。
なお、フィルターホルダ32の形状は特に限定されるも
のではない。また、ベース部材32aとキャップ32b
との接続方法は螺合接続に限定されるものではなく、嵌
合により接続するようにしてもよい。本実施例では、フ
ィルターホルダ32を構成するキャップ32bに空気導
入口32dを設けており、すなわち、空気導入路3の端
部付近に空気導入口を設けており、しかも、フィルター
5と空気導入口32dとが隣接する位置関係となってい
る。しかしながら、フィルター5は必ずしも空気導入路
端部付近に配設する必要はなく空気導入管31中であれ
ば、マスク本体1寄りの位置に配設してもよい。また、
フィルターホルダ32bを設けることなく空気導入管3
1の開放端部を空気導入口とすることもできる。なお、
空気導入口32dの形状は任意であり、円形、長円形等
とすることができる。
【0012】ここで、フィルター5としては不織布、織
布、スポンジ、活性炭、あるいはこれらを2以上組合わ
せたもの等を用いることができ使用環境、使用目的に応
じて適宜選択する。
【0013】フィルターホルダ32には固定用ベルト4
が連結される。固定用ベルト4はバックル4aを介して
2分割され、各一端部4bはフィルターホルダ32にそ
れぞれ係止され、他端4c側にバックル4aが配設され
ている。固定用ベルト4は合成樹脂や布材からなる織布
あるいは皮革等を用いることができるが、ゴム糸と一緒
に加工して伸び縮み可能としたものを用いることが好ま
しい。バックル4aは本発明の防塵・防臭マスクの顔面
への固定方法の1例でありマジックテープその他公知の
ものが採用される。尚、本防塵・防臭マスクは必ずしも
上記したような顔面への固定装置によらず眼鏡のように
耳に掛け止めて使用する構造としてもよい。
【0014】本実施例の防塵・防臭マスクは次のように
使用される。まずマスク本体1を鼻梁部を覆うように当
てがい、固定用ベルト4の長さを調整し適度な密着度が
得られるように長さを調節しバックル4aにより固定し
装着する。そして、呼吸動作のうち少なくとも吸引動作
を鼻のみで行なう場合に、外気は空気導入口32dより
導入され空気導入管31を経てマスク本体1に至る。こ
の際外気中の塵埃、花粉等はフィルター5により捕捉さ
れマスク本体1内にはこれら塵埃等を含まない浄化され
た外気のみが導入される。息を吐く場合は、口から吐
く。鼻から吐くと空気導入管31内に呼気が滞留し、次
の空気吸引の際にこの呼気をも吸引してしまうことがあ
るからである。なお、この呼吸動作を習慣づけるため
に、空気導入路中マスク本体1からフィルター配設位置
までの適宜箇所に逆止弁を配設することが好ましい。長
期使用によりフィルター5の交換が必要な場合にはキャ
ップ32bを取り外しフィルターの取り替えを行う。
【0015】図4〜図6は頭部保護帽としてオートバイ
用のヘルメットを用いた実施例を示している。すなわ
ち、外気導入路3を構成する外気導入管31を、ヘルメ
ット7の外部シェル7bと内部保護材7cとの間に設け
た挿入口7aから挿入し、同じく外部シェル7bと内部
保護材7cとの間に設けた、空気導入管挿入経路(図示
せず)に配設している。ただし、必ずしもヘルメット内
部を通過する必要はなく、ヘルメット外部からフィルタ
ーホルダ32に至る構造としてもよい。フィルターホル
ダ32は上記実施例と異なりヘルメット7の後頭部当接
付近に配設している。なお、フィルターホルダ32内に
フィルター5を配設することは上記実施例と同様であ
る。空気導入管31に隣接して弾性を有する固定ベルト
8が配設されている。この固定ベルト8が顔面上にフィ
ットすることにより、マスク本体1を所定位置に保持で
きる。なお、固定ベルト8として弾性を有するものを用
いるため、外気導入管3も可とう性を有する素材で構成
することが好ましい。本実施例によれば上記実施例と同
様の作用を営むことはもちろんのこと、走行方向側から
受ける空気流を直接吸引することはない。したがって、
フィルターによる粉塵の大量捕集を避けることができ、
長期使用が可能である。なお、ヘルメット7としてはオ
ートバイ用のものを示しているが、工事用ヘルメットま
たは簡易の安全帽等に適用できることはもちろんであ
る。またフルフェイス型、帽子型等形状は問わない。
【0016】
【発明の効果】本発明の防塵・防臭マスクは口を覆うこ
とがないので、装着時においても非装着時の場合と変わ
ることなく会話をする事ができ、呼吸動作のうち吸引動
作を鼻で行い排出動作を口で行えばマスク本体内に滞る
人の呼吸に含まれる水分を減少させることができこれに
よる蒸れや細菌の繁殖を従来よりも少なくすることがで
きる。また、外気導入口を鼻孔近傍より後頭部方向に離
れた位置に配設することで、これを装着して粉塵を伴う
堀削等の作業をしたり、オートバイ等の走行中であって
も、粉塵密度の低い作業面から離れた位置あるいは非走
行方向から空気を吸入することができるのでフィルター
の汚損が少なく防塵機能を長期間維持でき、フィルター
の交換頻度が低下し手間が省けかつ経済的である。ま
た、本防塵・防臭マスクをオートバイ走行用ヘルメッ
ト、工事用ヘルメット、安全帽等と組み合わせることで
防塵の用の高い工事現場、オートバイ走行時に、より軽
便に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、マスク本体1の裏面構造を示す斜視図
である。
【図3】図3は、フィルターホルダの構造を示す分解図
である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は、同実施例で用いたヘルメットの部分断
面図である。
【図6】図6は同実施例で用いたヘルメットの背面図で
ある。
【符号の説明】
1 マスク本体 1a 垂下面 1b 周縁部 2 鼻当てパッキン 3 空気導入路 31 空気導入管 31a接続管 31b吐出孔 32 フィルターホルダ 32aベース部材 32bキャップ 32c端面 32d空気導入口 4 固定ベルト 4a バックル 5 フィルター 7 ヘルメット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも鼻孔を覆い口を覆うことなく形
    成されたマスク本体と、マスク本体に接続されて適宜位
    置に空気導入口を有し、装着した際にマスク本体の位置
    よりも空気導入口が後頭部側に位置するように設けられ
    た空気導入路と、空気導入路の適宜位置に配設されたフ
    ィルターとを有する防塵・防臭マスク。
  2. 【請求項2】前記空気導入路が管部材である請求項1記
    載の防塵・防臭マスク。
  3. 【請求項3】頭部保護帽を有し、前記空気導入路が該頭
    部保護帽によって支持されている請求項1または2に記
    載の防塵・防臭マスク。
  4. 【請求項4】前記頭部保護帽がヘルメットであり、ヘル
    メットの外部シェルと内部保護材間に空気導入路が形成
    されている請求項3記載の防塵・防臭マスク。
JP6023590A 1994-01-27 1994-01-27 防塵・防臭マスク Pending JPH07213636A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6023590A JPH07213636A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 防塵・防臭マスク

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JP6023590A JPH07213636A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 防塵・防臭マスク

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JP6023590A Pending JPH07213636A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 防塵・防臭マスク

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101250425B1 (ko) * 2011-07-28 2013-04-08 심규성 타인 보호용 위생마스크
KR101250421B1 (ko) * 2011-07-28 2013-04-08 심규성 타인 보호용 위생마스크
JP2015505687A (ja) * 2011-12-05 2015-02-26 パフテック テクノロジーズ ピーティーワイ エルティーディー 改良型呼吸装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101250425B1 (ko) * 2011-07-28 2013-04-08 심규성 타인 보호용 위생마스크
KR101250421B1 (ko) * 2011-07-28 2013-04-08 심규성 타인 보호용 위생마스크
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