JPH07212276A - 系切替同期装置 - Google Patents

系切替同期装置

Info

Publication number
JPH07212276A
JPH07212276A JP6000974A JP97494A JPH07212276A JP H07212276 A JPH07212276 A JP H07212276A JP 6000974 A JP6000974 A JP 6000974A JP 97494 A JP97494 A JP 97494A JP H07212276 A JPH07212276 A JP H07212276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
signal
unit
output
partner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6000974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3162240B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yoshimura
博 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP00097494A priority Critical patent/JP3162240B2/ja
Publication of JPH07212276A publication Critical patent/JPH07212276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162240B2 publication Critical patent/JP3162240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害発生時でも自律的迅速に誤りなく系を切
替え、故障も修復できる系切替同期方式を実現する。 【構成】 二重系1の各系監視制御部2からの制御指令
11の一致時だけ状態決定信号16に従い制御情報と監
視情報を系監視制御部2と受渡す状態切替部3からの状
態指示制御信号012と自身系と相手系障害を検出する
自身系と相手系障害処理部4と5からの自身系と相手系
障害信号013と014との組合せで系状態指示を遷移
する二重系1の各状態指示部6からの状態指示信号15
を状態決定部7で状態切替部3からの状態決定制御信号
12と組合せ、系状態決定を遷移し出力する状態決定信
号16に従い、系が非動作状態でも動作状態のタイミン
グに同期する同期制御部8でタイミング信号18を出力
する。系間信号の入出力をバッファリングする系間信号
入出力部9で状態切替部3からの出力リセット信号19
によりリセットし、バッファ障害を検出し通知20をす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデジタル伝送装置やデ
ジタル交換機などの二重系で動作と非動作の各系状態を
同期しかつ高信頼で切替える系切替同期装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開昭63−262936号公
報に示す従来例の系切替同期装置は図5のように、自系
100aと他系100bは、たとえば現用系と予備系と
してそれぞれで動作と非動作の各系状態を同期し切替え
る。外部の系切替指令部200は、二重化をしないで自
系100aと他系100bを切替える指令110をす
る。状態決定部70aと70bは、系切替指令部200
からの系切替指令110に電圧レベル(0Vと5V)で
系を指定する実装位置情報との排他的論理和を施し、動
作と非動作の各系状態を決定する。同期制御部80aと
80bは、自身系の状態決定部70aと70bおよび相
手系の状態決定部70bと70aからの状態決定信号1
60aと160bおよび160bと160aに従い、両
系の一方が「動作」で他方が「非動作」の各系状態を決
定する。動作系状態時は同期信号170aと170bを
生成し、自身系から相手系に出力する。非動作系状態時
は相手系からの同期信号170bと170aに同期し、
タイミング信号180aと180b(クロック信号やフ
レーム信号など)として出力する。
【0003】上記従来例の系切替同期装置は、系切替指
令を二重化しないで相手系からの同期信号との同期を取
るように構成する系切替同期方式(単一系切替同期方
式)を採る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の系
切替同期装置では、二重化をしていない系切替指令部の
故障時や系切替指令の断線時、系切替の不調や不能に対
し適切に処理できない。入力系の故障時、動作と非動作
の各系状態を誤認する可能性がある。自身系または相手
系の障害時、自律的かつ迅速に系切替をできない。さら
に故障箇所の特定もできないなど信頼性上多くの問題点
があった。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、系切
替同期装置で障害発生時でも自律的かつ迅速に誤りなく
系を切替え、故障も修復できるようにするため、系切替
系統の二重化をし自身系と相手系の組合せで動作と非動
作の各系状態を決定するように構成する系切替同期方式
(組合せ系切替同期方式)を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の系切替同期装
置は、二重系のそれぞれで動作と非動作の各系状態を同
期し切替えるもので、上記課題を解決するためつぎの手
段を設け、障害発生時でも自律的かつ迅速に誤りなく系
を切替え、故障も修復できるようにするため、組合せ系
切替同期方式を採ることを特徴とする。
【0007】系監視制御部は、二重化をする。状態切替
部との間の監視/制御情報で系の監視制御をし制御指令
をする。
【0008】状態切替部は、二重化をする。自身系と相
手系の系監視制御部からの各制御指令を相互に照合し一
致するときだけ、状態決定部からの状態決定信号に従
い、系監視制御部から制御情報を出力し、系監視制御部
に監視情報を出力する。
【0009】自身系障害処理部は、二重化をする。自身
系障害情報を検出し出力し通知する。または自身系障害
情報を自身系で検出し相手系に出力するとともに、相手
系で検出し出力する自身系障害情報を合わせ状態指示部
に出力し、状態切替部に監視情報として自身系障害通知
をする。
【0010】相手系障害処理部は、二重化をする。相手
系障害情報を検出し出力し通知する。または相手系障害
情報を自身系で検出し相手系に出力するとともに、相手
系で検出し出力する相手系障害情報を合わせ状態指示部
に出力し、状態切替部に監視情報として相手系障害通知
をする。
【0011】状態指示部は、二重化をする。状態切替部
からの状態指示制御信号と自身系と相手系各障害処理部
からの自身系と相手系各障害信号との組合せで、動作と
非動作の各系状態指示を遷移する。
【0012】状態決定部は、二重化をする。状態切替部
からの状態決定制御信号と二重化状態指示部からの各状
態指示信号との組合せで、動作と非動作の各系状態決定
を遷移する。
【0013】同期制御部は、二重化をする。状態決定部
からの状態決定信号に従い、系が非動作状態でも動作状
態のタイミングに同期しタイミング信号として出力す
る。
【0014】系間信号入出力部は、二重化をする。系間
信号の入出力をバッファリングし、状態切替部からの出
力リセット信号で出力をリセットする。または前記に加
え入出力バッファ障害を検出し状態切替部に監視情報と
して入出力バッファ障害通知をする。
【0015】
【作用】この発明の系切替同期装置は上記手段で、まず
二重系の各制御指令を相互に照合し、系監視制御部の誤
動作などによる系切替を防ぐ。つぎに状態指示制御信号
と自身系と相手系各障害信号との組合せで、動作と非動
作の各系状態指示を遷移する。状態指示部の故障時は状
態指示信号のリセットをし系の強制的切替をする。系切
替の誤発生時は自身系と相手系各障害信号を無視し状態
指示信号を決定し、正常な状態に戻す。また二重系ごと
に状態決定制御信号と二重系の各状態指示信号との組合
せで、動作と非動作の各系状態決定を遷移する。系切替
系統の単一障害だけでは系の切替をしない。二重系の一
方を動作状態、他方を非動作状態にし、両方とも動作ま
たは非動作状態にしない。さらに系間信号入出力部で入
力のプルアップをし、電源故障時やデバイスが外れた時
や系間断線時などは発生瞬時に障害を検出し、系を切替
えて復旧をする。または入出力バッファ障害を検出し、
監視情報として出力する。また自身系と相手系各障害処
理部で二重系の各障害を検出し、監視情報として出力す
る。二重系の各状態が食い違う時は当該障害箇所を特定
する。
【0016】
【実施例】この発明を示す一実施例の系切替同期装置は
図1のように、自系1aと他系1bは、たとえば現用系
と予備系としてそれぞれで動作と非動作の各系状態を同
期し切替える。系監視制御部2aと2bは、状態切替部
3aと3bとの間の監視/制御情報10aと10bで自
系1aと他系1bの監視制御をするとともに、制御指令
11aと11bをする。状態切替部3aと3bは、自身
系の系監視制御部2aと2bおよび相手系の系監視制御
部2bと2aからの制御指令12aと12bおよび12
bと12aを相互に照合し一致するときだけ、状態決定
部7aと7bからの状態決定信号16aと16bに従
い、系監視制御部2aと2bから状態指示制御信号01
2aと012b、状態決定制御信号12aと12bおよ
び出力リセット信号19aと19bを制御情報として出
力する。また系監視制御部2aと2bに自身系障害処理
部4aと4bからの自身系障害通知015aと015
b、相手系障害処理部5aと5bからの相手系障害通知
016aと016b、状態決定部7aと7bからの状態
決定信号16aと16bおよび系間信号入出力部9aと
9bからの入出力バッファ障害通知20aと20bを監
視情報として出力する。自身系障害処理部4aと4b
は、自身系障害情報を自身系1aと1bで検出し、自身
系検出の自身系障害信号13aと13bとして出力する
とともに、自身系障害情報を相手系1bと1aで検出し
出力する相手系障害処理部5aと5bからの相手系検出
の相手系障害信号14bと14aと合わせ、自身系と相
手系検出の自身系障害信号013aと013bとして出
力する。また自身系障害通知015aと015bをす
る。相手系障害処理部5aと5bは、相手系障害情報を
自身系1aと1bで検出し、自身系検出の相手系障害信
号14aと14bとして出力するとともに、相手系障害
情報を相手系1bと1aで検出し出力する自身系障害処
理部4bと4aからの相手系検出の自身系障害信号13
bと13aと合わせ、自身系と相手系検出の相手系障害
情報014aと014bとして出力する。また相手系障
害通知016aと016bをする。状態指示部6aと6
bは、状態切替部3aと3bからの状態指示制御信号0
12aと012b、自身系障害処理部4aと4bからの
自身系障害信号013aと013bおよび相手系障害処
理部5aと5bからの相手系障害信号014aと014
bの組合せで、動作と非動作の各系状態指示を遷移し、
状態指示信号15aと15bとして出力する。状態決定
部7aと7bは、状態切替部3aと3bからの状態決定
制御信号12aと12b、自身系の状態指示部6aと6
bからの状態指示信号15aと15bおよび相手系の状
態指示部6bと6aからの状態指示信号15bと15a
の組合せで、動作と非動作の各系状態決定を遷移し、状
態決定信号16aと16bとして出力する。同期制御部
8aと8bは、状態決定部7aと7bからの状態決定信
号16aと16bに従い、系が非動作状態でも動作状態
のタイミングに同期し、タイミング信号18aと18b
(クロック信号やフレーム信号など)として出力する。
系間信号入出力部9aと9bは、自身系障害処理部4a
と4b、相手系障害処理部5aと5bおよび同期制御部
8aと8bの各入出力信号ならびに自身系の状態指示部
6aと6bおよび相手系の状態指示部6bと6aの各出
力信号をそれぞれバッファリングする。状態切替部3a
と3bからの出力リセット信号19aと19bで出力信
号をリセットする。入出力バッファ障害を検出し、入出
力バッファ障害通知20aと20bをする。
【0017】上記実施例の系切替同期装置は、障害発生
時でも自律的かつ迅速に誤りなく系を切替え、故障も修
復できるようにするため、系切替系統を二重化し自系と
他系の組合せで動作と非動作の各系状態を決定するよう
に構成する系切替同期方式(組合せ系切替同期方式)を
採る。
【0018】系監視制御部2aと2bおよび状態切替部
3aと3bは、自系1aと他系1bの動作状態時だけで
なく非動作状態時でも、自系1aと他系1bそれぞれで
自身系の系監視制御部2aと2bおよび相手系の系監視
制御部2bと2aからの制御指令11aと11bおよび
11bと11aが一致するときだけ系を制御するように
し、一致しないときはエラー信号を出力する。故障時の
暴走による誤動作を回避でき、まず非動作系統つぎに動
作系統を交換する手順で容易に修復できるなどの効果が
ある。
【0019】状態指示部6aと6bは図2のように、状
態切替部3aと3bからの制御情報で相手系障害誤認時
に系の強制的切替をするH/W(ハードウェア)制御不
可モードでは、状態切替部3aと3bからの状態指示制
御信号012aと012bのとおりに状態指示を遷移
し、状態指示信号15aと15bとして出力する。その
他の通常時のH/W制御可モードでは、自身系障害処理
部4aと4bからの自身系障害信号013aと013b
および相手系障害処理部5aと5bからの相手系障害信
号014aと014bの各信号論理が「H」および
「L」(自身系と相手系が「正常」時)ならば、状態指
示制御信号012aと012bのとおり、自身系障害信
号013aと013bだけの信号論理が「L」(自身系
だけが「障害」時)ならば、信号論理を「H」(「非動
作」状態)固定、相手系障害信号014aと014bだ
けの信号論理が「H」(相手系だけが「障害」時)なら
ば、信号論理を「L」(「動作」状態)固定にそれぞれ
状態指示を遷移し、状態指示信号15aと15bとして
出力する。
【0020】状態決定部7aと7bは図3のように、状
態切替部3aと3bからの制御情報で運用中試験時に系
の強制的切替をするH/W制御不可モードでは、状態切
替部3aと3bからの状態決定制御信号12aと12b
のとおりに状態決定を遷移し、状態決定信号16aと1
6bとして出力する。その他の通常時のH/W制御可モ
ードでは、自身系の状態指示部6aと6bおよび相手系
の状態指示部6bと6aからの状態指示信号15aと1
5bおよび15bと15aの信号論理が「L」と「H」
および「H」と「L」ならば、信号論理を[L」および
[H」(「動作」状態および「非動作」状態)、状態指
示信号15aと15bおよび15bと15aの信号論理
が「L」と「L」および「H」と「H」ならば、「前状
態維持」にそれぞれ状態決定を遷移し、状態決定信号1
6aと16bとして出力する。状態決定信号16aと1
6bは、自身系の状態指示信号16aと16bおよび相
手系の状態指示信号16bと16aの一方が誤動作をす
るとき動作と非動作の各系状態を切替えない。両方が状
態遷移をするとき切替える。自系1aと他系1bの両方
が動作または非動作の各系状態になることはない。
【0021】系間信号入出力部9aと9bは図4(a)
のように、まず自身系障害処理部4aと4bからの自身
系障害信号13aと13b、相手系障害処理部5aと5
bからの相手系障害信号14aと14b、状態指示部6
aと6bからの状態指示信号15aと15bおよび同期
制御部8aと8bからの同期信号17aと17bに対
し、信号入力部91aと91bおよび信号出力部92a
と92bでそれぞれ入力および出力信号のバッファリン
グをする。つぎに各信号入出力部91と92は図4
(b)と(c)のように、入出力バッファ911と92
1および入出力バッファ障害検出バッファ912と92
2の各出力に対し、入出力バッファ障害検出ゲート91
3と923で排他的論理和を施し、各入出力バッファ障
害信号BとCを生成する。信号入力部91の抵抗914
で入力信号のプルアップをし、状態切替部3からの出力
リセット信号19で信号出力部92の出力信号をリセッ
トする。さらに入出力バッファ障害出力ゲート93aと
93bは図4(a)のように、各信号入出力部91と9
2からの入出力バッファ障害信号BとCに対し、排他的
論理和を施し、入出力バッファ障害通知20aと20b
をする。
【0022】たとえば自系1aが「動作」で他系1bが
「非動作」の各系状態にあるとき、自系1a発生の自身
系障害情報を自身系障害処理部4aで検出すると、自身
系障害信号013aは[L」になるとともに、自身系障
害信号13aを相手系障害処理部5bに入力するから相
手系障害信号014bは[H」になる。自系1a発生の
自身系障害情報を相手系障害処理部5bで検出すると、
相手系障害信号014bは「H」になるとともに、相手
系障害信号14bを自身系障害処理部4aに入力するか
ら自身系障害信号013bは「L」になる。従っていず
れの場合も、図2の組合せで状態指示信号15aと15
bは「H」と「L」になり、図3の組合せで状態決定信
号16aと16bは「H」と「L」になるから、自系1
aが「非動作」で他系1bが「動作」の各系状態に切替
わる。また相手でなく自身の故障を相手系障害処理部5
bで検出すると、上記と同じに自系1aが「非動作」で
他系1bが「動作」の各系状態に切替わる。まずこの状
態でたとえば自系1aを交換してみる。実際は相手系障
害処理部5b自身の原因だから故障検出を続ける。つぎ
にこの状態で系間配線と他系1bの故障にいずれかと判
断し、たとえば系間配線を交換してみる。このとき図4
(b)のように信号入力部91の入力信号論理はプルア
ップにより「H」になるから、自身系障害処理部4aと
4bおよび相手系障害処理部5aと5bからの自身系障
害信号013aと013bおよび相手系障害信号014
aと014bはそれぞれ「H」とみなされる。従って図
2と図3の組合せで、状態指示信号15aと15bは共
に「L」になり、状態決定信号16bは「前状態維持」
になるから、問題なく運用を続けられる。さらに相手系
障害処理部5bで故障検出が続けば、他系1bの故障と
判断することになる。このとき図2のようにH/W制御
可モードでは、自身系障害信号013aと013bおよ
び相手系障害信号014aと014bがそれぞれ「H」
とみなされるから系切替をできない。従ってH/W制御
不可モードの状態指示制御信号12aと12bを[L」
と「H]にし、系の強制的切替をし復旧をする。また自
系1aで電源故障が発生すると、瞬時に自系1aから他
系1bへの信号入力部91bの入力信号論理は「H」に
なるから、自身系障害信号013bと相手系障害信号0
14bは共に「H」とみなされる。従って状態決定部7
bへの自身系の状態指示信号15bは上記と同じに
[L」になり、相手系の状態指示信号15aはプルアッ
プされているから「H」になり、状態決定信号16bは
「L」になるから、他系1bの系状態は「非動作」から
「動作」に切替わる。故障発生時からのゲート遅延時間
だけで決まるから非常に速い。なお動作系統のデバイス
が誤って外れた時や系間断線時にも同じ効果がある。ま
た自身系障害信号13aが系間断線をすると、自系1a
は自系障害として検出しないで他系1bは他系障害とし
て検出するから、図2と図3の組合せで状態指示信号1
5aと15bを共に「L」にし、状態決定信号16aと
16bは共に「前状態維持」になる。従って系状態は切
替わらない。両系とも動作状態になろうとしているから
両系の状態の食い違いを検出でき、系監視制御部2aと
2bで両系の状態を監視しかつ系間信号入出力部9aと
9bでバッファ障害検出機能を設けているから、バッフ
ァ障害が発生していれば系間断線と判断できる。
【0023】なお上記実施例で状態決定部7aと7b
は、自身系の状態指示部6aと6bおよび相手系の状態
指示部6bと6aからの状態信号15aと15bおよび
15bと15aの両方が状態指示を遷移するときだけ、
状態決定信号16aと16bの状態決定を遷移するよう
に定義をすれば、信号論理を反転しても同じ効果がある
のはいうまでもない。
【0024】また上記実施例で信号入力部91は、入力
信号をプルアップする代わりにプルダウンし、信号論理
を反転しても同じ効果があるのはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】上記のようなこの発明の系切替同期装置
では、系切替系統を二重化し自系と他系の組合せで動作
と非動作の各系状態を決定するように構成する組合せ系
切替同期方式を採るから、従来のように系切替指令を二
重化しないで相手系からの同期信号との同期を取るよう
に構成する単一系切替同期方式に比べ、障害発生時でも
自律的かつ迅速に誤りなく系を切替え、故障も修復でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示す一実施例の系切替同期装置の機
能ブロック図。
【図2】図1に示す状態指示部の状態遷移を説明する
図。
【図3】図1に示す状態決定部の状態遷移を説明する
図。
【図4】図1に示す系間信号入出力部の機能ブロック
図。
【図5】従来例の系切替同期装置の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 系 2 系監視制御部 3 状態切替部 4 自身系障害処理部 5 相手系障害処理部 6 状態指示部 7 状態決定部 8 同期制御部 9 系間信号入出力部 10 監視/制御情報 11 制御指令 12 状態指示制御信号 012 状態決定制御信号 13 自身系検出の自身系障害信号 013 自身系と相手系検出の自身系障害信号 14 自身系検出の相手系障害信号 014 自身系と相手系検出の相手系障害信号 015 自身系障害通知 016 相手系障害通知 15 状態指示信号 16 状態決定信号 17 同期信号 18 タイミング信号 19 出力リセット信号 20 入出力バッファ障害通知 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/22 B H04Q 11/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重系のそれぞれで動作と非動作の各系
    状態を同期し切替える系切替同期装置において、状態切
    替部との間の監視/制御情報で系の監視制御をし制御指
    令をする二重化系監視制御部と、自身系と相手系の該系
    監視制御部からの各制御指令を相互に照合し一致すると
    きだけ、状態決定部からの状態決定信号に従い、前記系
    監視制御部から制御情報を出力し、前記系監視制御部に
    監視情報を出力する二重化状態切替部と、自身系障害情
    報を検出し出力し通知する二重化自身系障害処理部と、
    相手系障害情報を検出し出力し通知する二重化相手系障
    害処理部と、前記状態切替部からの状態指示制御信号と
    前記自身系と相手系各障害処理部からの自身系と相手系
    各障害信号との組合せで、動作と非動作の各系状態指示
    を遷移する二重化状態指示部と、前記状態切替部からの
    状態決定制御信号と前記二重化状態指示部からの各状態
    指示信号との組合せで、動作と非動作の各系状態決定を
    遷移する前記二重化状態決定部と、該状態決定部からの
    状態決定信号に従い、系が非動作状態でも動作状態のタ
    イミングに同期しタイミング信号として出力する二重化
    同期制御部と、系間信号の入出力をバッファリングし、
    前記状態切替部からの出力リセット信号で出力をリセッ
    トする二重化系間信号入出力部とを備える系切替同期装
    置。
  2. 【請求項2】 自身系障害情報を自身系で検出し相手系
    に出力するとともに、相手系で検出し出力する自身系障
    害情報を合わせ状態指示部に出力し、状態切替部に監視
    情報として自身系障害通知をする二重化自身系障害処理
    部と、相手系障害情報を自身系で検出し相手系に出力す
    るとともに、相手系で検出し出力する相手系障害情報を
    合わせ状態指示部に出力し、状態切替部に監視情報とし
    て相手系障害通知をする二重化相手系障害処理部とを設
    けることを特徴とする請求項1記載の系切替同期装置。
  3. 【請求項3】 二重化系間信号入出力部で入出力バッフ
    ァ障害を検出する手段を設け、状態切替部に監視情報と
    して入出力バッファ障害通知をすることを特徴とする請
    求項1または2記載の系切替同期装置。
JP00097494A 1994-01-10 1994-01-10 系切替同期装置 Expired - Fee Related JP3162240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00097494A JP3162240B2 (ja) 1994-01-10 1994-01-10 系切替同期装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00097494A JP3162240B2 (ja) 1994-01-10 1994-01-10 系切替同期装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07212276A true JPH07212276A (ja) 1995-08-11
JP3162240B2 JP3162240B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=11488596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00097494A Expired - Fee Related JP3162240B2 (ja) 1994-01-10 1994-01-10 系切替同期装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3162240B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242734A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Mitsubishi Electric Corp 制御機器の異常検出装置
JP2010192980A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 2重系制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242734A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Mitsubishi Electric Corp 制御機器の異常検出装置
JP4513356B2 (ja) * 2004-02-27 2010-07-28 三菱電機株式会社 制御機器
JP2010192980A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 2重系制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3162240B2 (ja) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0778039A (ja) クロック選択制御方式
JP2752914B2 (ja) 二重化監視制御システム
JPH07212276A (ja) 系切替同期装置
JP3699049B2 (ja) 二重化伝送装置
JP2606107B2 (ja) プロセッサ冗長化方式
JP2991547B2 (ja) 多重系制御装置の相互異常診断処理方法及び多重系制御装置
JPH11168502A (ja) 通信障害処理装置及び方法
KR20010028123A (ko) 광전송 시스템의 이중화 감시 제어 장치 및 그 방법
JPH0659701A (ja) 切替制御方式
JP2626484B2 (ja) 系切り替え試験方法
JPH0514322A (ja) 切替制御方式
JPH09181793A (ja) 二重化機器の制御方法
JP3714473B2 (ja) 無瞬断切替装置
JP2856633B2 (ja) 冗長装置
JP2002108638A (ja) マイクロコンピュータのエラー検出方法及びエラー検出回路及びマイクロコンピュータシステム
CN113630410A (zh) 一种网络三角形双备份会议***
US8462007B2 (en) Monitoring device, information processing apparatus, and alarm signal output method having an alarm storage unit for storing alarm signals for itself and other units
JPH09247243A (ja) 伝送路の管理方法
JPS60245050A (ja) 二重化マイクロコンピユ−タシステム切替方式
JPH05241875A (ja) 冗長化cpuユニットの切り替え制御装置
JP2003219577A (ja) 無停電電源装置の自動切替え装置
JPH0294748A (ja) 自動診断方式
JPH0646136A (ja) 通話路装置
JPH0946418A (ja) 現用/予備切替装置
JPH06282510A (ja) 通信制御装置を冗長構成としたコンピュータシステムの構成制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees