JPH07209B2 - 楕円形ベロ−ズの製造方法 - Google Patents
楕円形ベロ−ズの製造方法Info
- Publication number
- JPH07209B2 JPH07209B2 JP9101587A JP9101587A JPH07209B2 JP H07209 B2 JPH07209 B2 JP H07209B2 JP 9101587 A JP9101587 A JP 9101587A JP 9101587 A JP9101587 A JP 9101587A JP H07209 B2 JPH07209 B2 JP H07209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- circular
- elliptical
- split
- dies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、楕円形ベローズの製造方法に係り、特に楕円
形ベローズを安価に製造する好適な、楕円形ベローズの
製造方法に関するものである。
形ベローズを安価に製造する好適な、楕円形ベローズの
製造方法に関するものである。
［従来の技術］ 従来、楕円形ベローズは、たとえば特開昭61-95927号公
報に記載のように、楕円形の素管を使用し、且つ半楕円
形をなしその一部に***部を形成してなる成形型によっ
て製造していた。しかし、高価な楕円形の素管が必要で
あり、しかも成形型に前記***部を設けたことにより、
成形品の内側を流れる流体の流路の断面積が小さくなる
点については、考慮されていなかった。
報に記載のように、楕円形の素管を使用し、且つ半楕円
形をなしその一部に***部を形成してなる成形型によっ
て製造していた。しかし、高価な楕円形の素管が必要で
あり、しかも成形型に前記***部を設けたことにより、
成形品の内側を流れる流体の流路の断面積が小さくなる
点については、考慮されていなかった。
［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来技術は、素管として高価な異形管である楕円形
の素管を用いる必要があり、コスト増となっていた。ま
た、成形型に***部を設けたことによって、成形品内側
の、前記***部に対応する個所で流路面積が小さくなる
という問題点もあった。
の素管を用いる必要があり、コスト増となっていた。ま
た、成形型に***部を設けたことによって、成形品内側
の、前記***部に対応する個所で流路面積が小さくなる
という問題点もあった。
本発明は、上記した従来技術の問題点を改善して、安価
な円形の素管を用い、しかも成形品の流路面積が小さく
ならない、楕円形ベローズの製造方法の提供を、その目
的とするものである。
な円形の素管を用い、しかも成形品の流路面積が小さく
ならない、楕円形ベローズの製造方法の提供を、その目
的とするものである。
［問題点を解決するための手段］ 上記問題点を解決するための、本発明に係る楕円形ベロ
ーズの製造方法の構成は、円形の素管から、所定ピッチ
の山部，谷部を有する楕円形ベローズを製造する方法に
おいて、内径面で円形を形成する複数組の、２分割した
分割型からなる成形型を使用し、素管の外径側へ前記分
割型を互いに所定距離だけ離間して装着し、前記素管内
部へ液圧を負荷して張出し加工するとともに、該素管を
軸方向へ押圧することにより円形ベローズを成形したの
ち、この円形ベローズ内部から液圧を排除するととも
に、前記分割型を外し、この円形ベローズ内へ、引張り
型を、前記円形ベローズの山部，谷部と該引張り型とが
嵌め合いになるようにして互いに対向して１個ずつ挿入
し、両引張り型を互いに離間する方向へ所定量だけ引張
って、前記円形ベローズをその半径方向へ引伸ばすこと
により、楕円形ベローズを成形するようにしたものであ
る。
ーズの製造方法の構成は、円形の素管から、所定ピッチ
の山部，谷部を有する楕円形ベローズを製造する方法に
おいて、内径面で円形を形成する複数組の、２分割した
分割型からなる成形型を使用し、素管の外径側へ前記分
割型を互いに所定距離だけ離間して装着し、前記素管内
部へ液圧を負荷して張出し加工するとともに、該素管を
軸方向へ押圧することにより円形ベローズを成形したの
ち、この円形ベローズ内部から液圧を排除するととも
に、前記分割型を外し、この円形ベローズ内へ、引張り
型を、前記円形ベローズの山部，谷部と該引張り型とが
嵌め合いになるようにして互いに対向して１個ずつ挿入
し、両引張り型を互いに離間する方向へ所定量だけ引張
って、前記円形ベローズをその半径方向へ引伸ばすこと
により、楕円形ベローズを成形するようにしたものであ
る。
さらに詳しくは、円形の素管を用い、まず分割型により
円形ベローズを成形したのち、上，下２個の引張り型に
より引張り加工を行なうことにより、楕円形ベローズを
成形するようにしたものである。
円形ベローズを成形したのち、上，下２個の引張り型に
より引張り加工を行なうことにより、楕円形ベローズを
成形するようにしたものである。
［作用］ 本発明は、高価な楕円形の素管を使用せずに楕円形ベロ
ーズを製造することを可能にするために、まず安価な円
形素管を用いて円形ベローズを成形した後に、この円形
べローズの内側へ、該円形ベローズの内側の波形と同様
の形状を有する引張り型を２個挿入し、これらの引張り
型によって引張り加工することによって、所望の楕円形
ベローズを、容易に製造することができる。
ーズを製造することを可能にするために、まず安価な円
形素管を用いて円形ベローズを成形した後に、この円形
べローズの内側へ、該円形ベローズの内側の波形と同様
の形状を有する引張り型を２個挿入し、これらの引張り
型によって引張り加工することによって、所望の楕円形
ベローズを、容易に製造することができる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例によって、図面を用いて説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例に係る楕円形ベローズの製
造方法の実施に使用される液圧成形装置の正面図（ただ
し、引張り型による楕円形ベローズの成形時）、第２図
は、この第１図のII-II矢視平面断面図（ただし、分割
型による円形ベローズの成形時）、第３図は、第１図の
III-III矢視側断面図である。
造方法の実施に使用される液圧成形装置の正面図（ただ
し、引張り型による楕円形ベローズの成形時）、第２図
は、この第１図のII-II矢視平面断面図（ただし、分割
型による円形ベローズの成形時）、第３図は、第１図の
III-III矢視側断面図である。
図において、１は、楕円形ベローズ（後述する第5,6図
に示すもの）を製造する素材となる円形の素管である。
に示すもの）を製造する素材となる円形の素管である。
まず、この素管１から円形ベローズ（図示せず）を成形
するに使用される成形型27,この円形ベローズから前記
楕円形ベローズを成形するに使用される上，下引張り型
23,24を、それぞれ第2,3図を用いて説明する。
するに使用される成形型27,この円形ベローズから前記
楕円形ベローズを成形するに使用される上，下引張り型
23,24を、それぞれ第2,3図を用いて説明する。
前記成形型27は、２分割（すなわち半割れ）の３組の分
割型、すなわち11,16と12,17と13,18の３組からなり、
各組の分割型は、一体化したとき、内径が素管１の外径
とほぼ等しく、内径面の形状が、前記円形ベローズの谷
部の形状と等しい成形部27aと、この成形部27aと一体
で、その厚さが前記成形部27aよりも厚い基部で27bとを
有するものであり、これら分割型を軸方向、すなわち矢
印方向へ移動させて互いに重ねたとき、前記各成形部27
aの厚さ中心間距離が前記円形ベローズのピッチと等し
くなるものである。そして、分割型の一方の半割れ11,1
2,13は、分割支持板10に取付けられたロッド14の案内に
よって、素管１の軸方向へ移動自在である。同様に、分
割型の他方の半割れ16,17,18は、分割型支持板15に取付
けられたロッド19の案内によって、前記軸方向へ移動自
在である。
割型、すなわち11,16と12,17と13,18の３組からなり、
各組の分割型は、一体化したとき、内径が素管１の外径
とほぼ等しく、内径面の形状が、前記円形ベローズの谷
部の形状と等しい成形部27aと、この成形部27aと一体
で、その厚さが前記成形部27aよりも厚い基部で27bとを
有するものであり、これら分割型を軸方向、すなわち矢
印方向へ移動させて互いに重ねたとき、前記各成形部27
aの厚さ中心間距離が前記円形ベローズのピッチと等し
くなるものである。そして、分割型の一方の半割れ11,1
2,13は、分割支持板10に取付けられたロッド14の案内に
よって、素管１の軸方向へ移動自在である。同様に、分
割型の他方の半割れ16,17,18は、分割型支持板15に取付
けられたロッド19の案内によって、前記軸方向へ移動自
在である。
前記上引張り型23と下引張り型24は、互いに同一の形状
を有するものであり、これら上，下引張り型23,24は、
前記楕円形ベローズの長径型端部と同一外形を有し、且
つ前記円形ベローズの山部1a,谷部へ嵌め合わせること
ができる波形部23a,24aを形成してなるものである。そ
して、上引張り型23,下引張り型24は、それぞれ両端
で、上引張り型支持板23b,下引張り型支持板24bへ固定
することができるようになっている。
を有するものであり、これら上，下引張り型23,24は、
前記楕円形ベローズの長径型端部と同一外形を有し、且
つ前記円形ベローズの山部1a,谷部へ嵌め合わせること
ができる波形部23a,24aを形成してなるものである。そ
して、上引張り型23,下引張り型24は、それぞれ両端
で、上引張り型支持板23b,下引張り型支持板24bへ固定
することができるようになっている。
次に、液圧成形装置の詳細を説明する。
2,3は、それぞれ取付板2b,3bに固定されたシリンダ、2
a,3aは、これらシリンダ2,3のスピンドル、４は、この
スピンドル2aの先端に取付けられ、内挿のｏリング６と
によって、素管１の一端を、封止して支持するシールホ
ルダ、５は、スピンドル3aの先端に取付けられ、内挿の
ｏリング７とによって、素管１の他端を、封止して支持
するとともに、素管１内へ液圧を導入するための配管26
が取付けられたシールホルダであり、前記シリンダ2,3
の駆動によって、素管１を液圧状態で軸方向へ圧縮する
ことができるようになっている。
a,3aは、これらシリンダ2,3のスピンドル、４は、この
スピンドル2aの先端に取付けられ、内挿のｏリング６と
によって、素管１の一端を、封止して支持するシールホ
ルダ、５は、スピンドル3aの先端に取付けられ、内挿の
ｏリング７とによって、素管１の他端を、封止して支持
するとともに、素管１内へ液圧を導入するための配管26
が取付けられたシールホルダであり、前記シリンダ2,3
の駆動によって、素管１を液圧状態で軸方向へ圧縮する
ことができるようになっている。
8,9は、それぞれ取付板8b、9bに固定されたシリンダ、8
a,9aは、これらシリンダ8,9のスピンドルであり、これ
らスピンドル8a,9aの先端に、前記分割型支持板10,15が
固定されている。そして、シリンダ8,9駆動によって、
分割型11,12,13と16,17,18を後退位置（第１図）から一
体化位置（第２図）までの間で移動させることができ、
前記一体化位置では、分割型に型じめ荷重を負荷するこ
とができるようになっている。
a,9aは、これらシリンダ8,9のスピンドルであり、これ
らスピンドル8a,9aの先端に、前記分割型支持板10,15が
固定されている。そして、シリンダ8,9駆動によって、
分割型11,12,13と16,17,18を後退位置（第１図）から一
体化位置（第２図）までの間で移動させることができ、
前記一体化位置では、分割型に型じめ荷重を負荷するこ
とができるようになっている。
21,22は、分割型用のシリンダ8,9と直交方向に、取付板
21b,22bに固定されたシリンダ、21a,22aは、これらシリ
ンダ21,22のスピンドルであり、スピンドル21a,22aの先
端に、それぞれ前記上引張り型支持板23b,下引張り支持
板24bが固定されている。そして、シリンダ21,22の駆動
によって、上，下引張り型23,24を互いに離間する方
向、すなわち上下方向へ移動させて、前記円形ベローズ
に半径方向の引張り荷重を負荷することができるように
なっている。
21b,22bに固定されたシリンダ、21a,22aは、これらシリ
ンダ21,22のスピンドルであり、スピンドル21a,22aの先
端に、それぞれ前記上引張り型支持板23b,下引張り支持
板24bが固定されている。そして、シリンダ21,22の駆動
によって、上，下引張り型23,24を互いに離間する方
向、すなわち上下方向へ移動させて、前記円形ベローズ
に半径方向の引張り荷重を負荷することができるように
なっている。
このように構成した減圧成形装置を使用して、本発明の
一実施例に係る楕円形ベローズの製造方法を、第１〜６
図を用いて説明する。
一実施例に係る楕円形ベローズの製造方法を、第１〜６
図を用いて説明する。
第４図は、第１図に係る実施例の方法のフローチャー
ト、第５図は、この方法によって製造された楕円形ベロ
ーズの平面図、第６図は、その正面図である。
ト、第５図は、この方法によって製造された楕円形ベロ
ーズの平面図、第６図は、その正面図である。
第２図において、シリンダ2,3の駆動によるスピンドル2
a,3aの前進によって、素管１の両端をシールホルダ4,5
によって液圧シールを行なう。３組の分割型11,16と12,
17と13,18とを互いに軸方向に所定距離、たとえば、素
管１の外径の約0.4〜0.6倍だけ離間せしめ、第１図の位
置にあった前記各分割型を、シリンダ8,9の駆動による
スピンドル8a,9aの前進によって一体化し、第２図に示
すように、素管１の外周部へ装着する。次に、配管26を
介して、液圧20を素管１の内側へ負荷することにより、
各分割型間で張出し加工し、山部を成形する。液圧20を
一定圧力に保持した状態で、シリンダ2,3の駆動による
スピンドル2a,3aの前進によって、素管１に軸方向荷重
を負荷して圧縮するとともに、分割型が、前記山部を介
してシールホルダ4,5の動きを伝達して互いに接近し、
分割型全体が重なることによって、山部1aを有する円形
ベローズ（図示せず）が成形される。液圧20を除荷後、
シールホルダ4,5を後退させ、油を回収する。
a,3aの前進によって、素管１の両端をシールホルダ4,5
によって液圧シールを行なう。３組の分割型11,16と12,
17と13,18とを互いに軸方向に所定距離、たとえば、素
管１の外径の約0.4〜0.6倍だけ離間せしめ、第１図の位
置にあった前記各分割型を、シリンダ8,9の駆動による
スピンドル8a,9aの前進によって一体化し、第２図に示
すように、素管１の外周部へ装着する。次に、配管26を
介して、液圧20を素管１の内側へ負荷することにより、
各分割型間で張出し加工し、山部を成形する。液圧20を
一定圧力に保持した状態で、シリンダ2,3の駆動による
スピンドル2a,3aの前進によって、素管１に軸方向荷重
を負荷して圧縮するとともに、分割型が、前記山部を介
してシールホルダ4,5の動きを伝達して互いに接近し、
分割型全体が重なることによって、山部1aを有する円形
ベローズ（図示せず）が成形される。液圧20を除荷後、
シールホルダ4,5を後退させ、油を回収する。
次に、第1,3図に示すように、上，下引張り型23,24を前
記円形ベローズの内側へ通し、この円形ベローズの山部
1aに上，下引張り型23,24の波形部23a,24aを挿入する。
シリンダ21,22を駆動してスピンドル21a,22aを前進さ
せ、その先端部に設けた上，下引張り型支持板23b,24b
に、上，下引張り型23,24をそれぞれ固定する。スピン
ドル8a,9aが後退し、分割型11,12,13と16,17、18が前記
円形ベローズから離型した後に、スピンドル21a,22aが
所定量だけを後退して、上，下引張り型23,24によって
円形ベローズの半径方向に引張り荷重を負荷して引張り
加工を行い塑性変形を加えることによって、第5,6図に
示すような、所望の楕円形ベローズ26が得られる。
記円形ベローズの内側へ通し、この円形ベローズの山部
1aに上，下引張り型23,24の波形部23a,24aを挿入する。
シリンダ21,22を駆動してスピンドル21a,22aを前進さ
せ、その先端部に設けた上，下引張り型支持板23b,24b
に、上，下引張り型23,24をそれぞれ固定する。スピン
ドル8a,9aが後退し、分割型11,12,13と16,17、18が前記
円形ベローズから離型した後に、スピンドル21a,22aが
所定量だけを後退して、上，下引張り型23,24によって
円形ベローズの半径方向に引張り荷重を負荷して引張り
加工を行い塑性変形を加えることによって、第5,6図に
示すような、所望の楕円形ベローズ26が得られる。
具体例についてのべる。
外径38mm,内厚0.4mm,長さ80mmのリン青銅の素管１を用
い、山部外径の長径が約70mm（谷部外径47mm），短径が
約45mm（谷部外径22mm），山数4,ピッチが5mmの楕円形
ベローズを製造した具体例を示す。
い、山部外径の長径が約70mm（谷部外径47mm），短径が
約45mm（谷部外径22mm），山数4,ピッチが5mmの楕円形
ベローズを製造した具体例を示す。
張出し加工時の液圧を85kgf/cm2，軸方向荷重を約2500k
gf,分割型の型じめ荷重を約3000kgf,半径方向の引張り
荷重を約2000kgf,上・下引張り型の後退量を4.5mmに設
定して、まず谷径38mmφ，山径61mmφ，ピッチ5mmの円
形ベローズを成形したのち、この円形ベローズから楕円
形ベローズを成形したところ、所望寸法で形状が良好な
楕円形ベローズ26を提供することができた。
gf,分割型の型じめ荷重を約3000kgf,半径方向の引張り
荷重を約2000kgf,上・下引張り型の後退量を4.5mmに設
定して、まず谷径38mmφ，山径61mmφ，ピッチ5mmの円
形ベローズを成形したのち、この円形ベローズから楕円
形ベローズを成形したところ、所望寸法で形状が良好な
楕円形ベローズ26を提供することができた。
以上説明した実施例によれば、次の効果がある。
（１） 安価な円形の素管１から、楕円形ベローズ26を
製造することができるので、コストの低減がはかれる。
製造することができるので、コストの低減がはかれる。
（２） 液圧成形素に上，下引張り型23,24を取付ける
ことにより、円形ベローズを成形したと同一装置によっ
て、楕円形ベローズを製造することができる。
ことにより、円形ベローズを成形したと同一装置によっ
て、楕円形ベローズを製造することができる。
（３） 引張り変形が主体となる加工法であるので、加
工時に座屈，しわ等が発生することはない。
工時に座屈，しわ等が発生することはない。
（４） 成形品内側の流路面積が小さくなることはない
ので、流路の変化がない。
ので、流路の変化がない。
［発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によれば、安価な円形
の素管を用い、しかも成形品の流路面積が小さくならな
い、楕円形ベローズの製造方法を提供することができ
る。
の素管を用い、しかも成形品の流路面積が小さくならな
い、楕円形ベローズの製造方法を提供することができ
る。
第１図は、本発明の一実施例に係る楕円形ベローズの製
造方法の実施例に使用される液圧成形装置の正面図（た
だし、引張り型による楕円形ベローズの成形時）、第２
図は、この第１図のII-II矢視平面断面図（ただし、分
割型による円形ベローズの成形時）、第３図は、第１図
のIII-III矢視側断面図、第４図は、第１図に係る実施
例の方法のフローチャート、第５図は、この方法によっ
て製造された楕円形ベローズの平面図、第６図は、その
正面図である。 １……素管、11,12,13,16,17,18……分割型、20……液
圧、23……上引張り型、23a……波形部、24……下引張
り型、24a……波形部、26……楕円形ベローズ、27……
成形型、27a……成形部、27b……基部。
造方法の実施例に使用される液圧成形装置の正面図（た
だし、引張り型による楕円形ベローズの成形時）、第２
図は、この第１図のII-II矢視平面断面図（ただし、分
割型による円形ベローズの成形時）、第３図は、第１図
のIII-III矢視側断面図、第４図は、第１図に係る実施
例の方法のフローチャート、第５図は、この方法によっ
て製造された楕円形ベローズの平面図、第６図は、その
正面図である。 １……素管、11,12,13,16,17,18……分割型、20……液
圧、23……上引張り型、23a……波形部、24……下引張
り型、24a……波形部、26……楕円形ベローズ、27……
成形型、27a……成形部、27b……基部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−275527（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−95927（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−86030（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−65717（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】円形の素管から、所定ピッチの山部，谷部
を有する楕円形ベローズを製造する方法において、内径
面で円形を形成する複数組の、２分割した分割型からな
る成形型を使用し、素管の外径側へ前記分割型を互いに
所定距離だけ離間して装着し、前記素管内部へ液圧を負
荷して張出し加工するとともに、該素管を軸方向へ押圧
することにより円形ベローズを成形したのち、この円形
ベローズ内部から液圧を排除するとともに、前記分割型
を外し、この円形ベローズ内へ、引張り型を、前記円形
ベローズの山部，谷部と該引張り型とが嵌め合いになる
ようにして互いに対向して１個ずつ挿入し、両引張り型
を互いに離間する方向へ所定量だけ引張って、前記円形
ベローズをその半径方向へ引伸ばすことにより、楕円形
ベローズを成形することを特徴とする楕円形ベローズの
製造方法。 - 【請求項２】成形型を、内径が素管の外径とほぼ等し
く、内径面の形状が、成形すべき円形ベローズの谷部の
形状と等しい成形部と、この成形部と一体で、その厚さ
が前記成形部の厚さよりも厚い基部とを有する２分割
の、複数組の分割型からなり、これら分割型を互いに重
ねたとき、前記各成形部の厚さ中心間距離が前記円形ベ
ローズのピッチと等しくなるような成形型にし、引張り
型を、成形すべき楕円形ベローズの長径側端部と同一外
形を有し、且つ前記円形ベローズの山部，谷部へ嵌め合
わせることができる波形部を形成してなる引張型にした
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の楕円形ベ
ローズの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101587A JPH07209B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 楕円形ベロ−ズの製造方法 |
| US07/051,697 US4827747A (en) | 1986-05-21 | 1987-05-20 | Method for producing a bellows with oval cross section and apparatus for carrying out the method |
| DE87107412T DE3788305T2 (de) | 1986-05-21 | 1987-05-21 | Verfahren zum Herstellen von Faltenbälgen mit elliptscher, eiformiger, aus zwei gleichen mit parallelen Geraden verbundenen Halbkreisen geformter, nicht kreisförmig ringförmiger oder abgerundet polygonaler Querschnittsform. |
| EP87107412A EP0250838B1 (en) | 1986-05-21 | 1987-05-21 | Method for producing a bellows with a cross section of elliptical, egg-shaped, shaped as two equal semicircles connected by two parallel straight lines, non circular ring or polygonal roundes form. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9101587A JPH07209B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 楕円形ベロ−ズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63256227A JPS63256227A (ja) | 1988-10-24 |
| JPH07209B2 true JPH07209B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14014728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9101587A Expired - Lifetime JPH07209B2 (ja) | 1986-05-21 | 1987-04-15 | 楕円形ベロ−ズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07209B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105710181B (zh) * | 2016-02-03 | 2017-12-15 | 中国科学院金属研究所 | 一种大变形小圆角薄壁空心构件的成形方法 |
| CN107856286A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-03-30 | 平湖市万顺达机械有限公司 | 一种拉伸机 |
| CN108326109A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-07-27 | 河南兴迪锻压设备制造有限公司 | 一种用于波纹管的高压充液成形模具 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9101587A patent/JPH07209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63256227A (ja) | 1988-10-24 |
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