JPH0720971A - 携帯型電子機器と機能拡張用ボックスとの着脱構造 - Google Patents

携帯型電子機器と機能拡張用ボックスとの着脱構造

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JPH0720971A
JPH0720971A JP5161934A JP16193493A JPH0720971A JP H0720971 A JPH0720971 A JP H0720971A JP 5161934 A JP5161934 A JP 5161934A JP 16193493 A JP16193493 A JP 16193493A JP H0720971 A JPH0720971 A JP H0720971A
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JP
Japan
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box
lever
electronic device
slide
operation lever
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JP5161934A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tanioka
芳雄 谷岡
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電子機器の機能を拡張するためのボックスと
の着脱を確実に行なう。 【構成】 拡張ボックス1の平坦部2に載置された電子
機器3は、操作レバーの操作により鈎状係止片6によっ
て拘束固定されるともに、コネクタ37,38が接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型電子機器と機能拡
張用ボックスとの着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータ等の電子
機器においてはラップトップもしくはノートブックと称
されるほど小型軽量化が進み、携帯が可能となってい
る。一方、パーソナルコンピュータの機能はマルチメデ
ィア処理等の要求から日に日に肥大化が進み、これに伴
なって回路・機構構成も肥大化している。
【0003】このように構成が肥大化すると携帯可能な
までに小型化することは現行の技術では困難である。そ
こで、例えば実開平3−119220号公報等に開示さ
れている如く機能拡張に伴なって増加する回路・機構構
成は別体の拡張ボックスに収納すると共にこの拡張ボッ
クスと電子機器とを着脱可能として、上記ボックス内の
機能が必要な時のみ電子機器をボックスに装着すること
で極力電子機器を携帯可能な大きさに保つようにしてい
る。
【0004】上記電子機器と拡張ボックスとの着脱構造
は、一般的に上記公報に示されている様に単に電子機器
と拡張ボックスとの電気的接続を行なうコネクタ間の抜
けを防止するためにこのコネクタの抜差方向への両者の
相対的移動を禁止する手段のみが設けられているだけで
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような簡
単な固定方法では上記抜差方向と直交する方向の応力の
規制はコネクタ同士の嵌合力のみに頼らざるを得ず、そ
の結果上記応力が上記コネクタに集中しコネクタの変形
及び接続不良が生じるという問題があった。
【0006】また、上述の従来構成における電子機器の
拡張ボックスへの固定は単に物理的な固定のみであり、
その結果両者が駆動中であっても着脱が可能となってい
る。特に両者が駆動中に電気的な接続を切離すとノイズ
等の影響で回路的な支障をきたすという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すると共に更に両者の着脱を安全確実に行なえる様にし
たもので、その第1の特徴は、携帯型電子機器と、この
電子機器の機能を拡張するためのボックスとを着脱する
ための構造であって、上記拡張ボックスは、上記電子機
器が載置可能な平坦部と、該平坦部後端に立設された立
設部と、該立設部より上記平坦部の前端方向にこの平坦
部と平行に先端が突出したコネクタと、操作レバと、該
操作レバの操作力を伝達する手段と、該伝達手段より伝
達される力により上記平坦部上方への突出及びボックス
内への引込みが制御される鉤状係止片とを有し、一方、
上記電子機器は、その底面を上記平坦部に接触した状態
で上記ボックスの後端方向にスライドさせた際上記ボッ
クスのコネクタと接続可能に配されたコネクタと、上記
底面に穿設され上記コネクタの接続状態において上記係
止片が突出した時この係止片が係止される係止孔とを有
したことにある。
【0008】第2の特徴は、上記操作レバが上記係止片
が上記ボックス内に引込まれる方向に操作された時その
操作力に連動して上記立設部より上記前端方向に上記平
坦部と平行に突出する押出部材を更に備えたことにあ
る。
【0009】第3の特徴は、上記係止片が上記ボックス
内に引込まれている状態での上記操作レバの操作位置を
固定するためのスライドレバを更に備えたことにある。
【0010】第4の特徴は、上記スライドレバのスライ
ドを禁止する手段を備えたことにある。
【0011】第5の特徴は、上記禁止手段に連動してオ
ン・オフするスイッチ手段を備えたことにある。
【0012】第6の特徴は、上記操作レバの操作に連動
してオン・オフするスイッチ手段を備えたことにある。
【0013】
【作用】本発明によれば電子機器の拡張ボックスに対す
る固定を鉤状係止片により行なうのでコネクタの抜差方
向及びこの方向以外の応力も上記係止片で規制できる。
また、上記係止片に連動する操作レバの動きもスライド
レバにより規制され、かつ、このスライドレバのスライ
ドも禁止手段により禁止されるので上記係止片と係止孔
との係止の解除は簡単に行なえない。
【0014】更に、上記禁止手段及び操作レバに連動し
てオン・オフするスイッチ手段を備えているので禁止手
段及び操作レバの状態を電気信号として取出せる。
【0015】
【実施例】図1は本発明を適用してなる拡張ボックス
(1)における着脱機構の要部を示す上面断面図、図2
は上記拡張ボックス(1)の平坦部(2)上の所定位置
にノートブック型のパーソナルコンピュータ(以下、単
にPCと称す)(3)を載置した際の要部機構を示す側
面断面図である。
【0016】拡張ボックス(1)内には、図示しないも
のの上記PC(3)の機能を拡張するため半導体回路、
CD−ROM等の駆動回路、スピーカ等の音声出力回路
及び駆動用の電源等が内蔵されている。
【0017】次に拡張ボックス(1)内に配された着脱
機構について説明する。拡張ボックス(1)の平坦部
(2)直下には図1中左右に延在する第1の回動軸
(4)が回動自在に配されている。この回動軸(4)の
左右両端には第1、第2の鉤状係止片(5)(6)が固
着されている。この係止片(5)(6)は上記回動軸
(4)の回動に従って図2に示す如くボックス(1)に
引込まれた位置から図3に示す如く先端が平坦部(2)
に穿設された開口(7)を介して突出する位置まで変位
する。また、上記回動軸(4)にはこの軸と直交する方
向に延在する伝達板(7)の一端が固定されている。こ
の伝達板(7)及び回動軸(4)は、回動軸(4)に巻
回され一端が伝達板(7)に他端がボックス(1)の内
壁に固定された第1バネ手段(8)の付勢力により図1
中矢印A方向に付勢されている。上記伝達板(7)直下
には図1中上下方向にスライド可能に第1のスライド板
(9)が配されている。このスライド板(9)には挿通
孔(10)が穿設されており、この挿通孔(10)には
図4に明示する如く上記伝達板(7)の一端が挿通され
ている。また、このスライド板(9)にはこの板を貫通
する第1ピン(11)が植設されている。この第1ピン
(11)には図1中上方向に付勢力を有する第2バネ手
段(12)の一端が固定されている。従って、上記スラ
イド板(9)は常時図1中上方向に付勢される。また、
上記第1ピン(11)は、両端に切込み(13)(1
4)が形成された連結板(15)の一方の切込み(1
3)に遊嵌されている。この連結板(15)はその中央
を貫通する如くボックス(1)底面に植設された第2ピ
ン(16)に回動自在に取付けられている。また、上記
連結板(15)の他方の切込み(14)は第3ピン(1
7)に遊嵌されている。この第3ピン(17)は図1中
上下方向にスライド可能に保持された第2スライド板
(18)を貫通して植設されている。この第2スライド
板(18)は、図4に明示する如く一端が上記第3ピン
(17)に固定された第3バネ手段(19)により図1
中下方向(図4中左方向)に付勢される。また、この第
2スライド板(18)は、応力として上記第1〜第3バ
ネ手段(8)(12)(19)からの付勢力しか作用し
ない状態では図1及び図4に示す如くボックス(1)の
前端(20)よりその先端が外方に突出する。操作レバ
(21)は、ボックス(1)の前端(20)の軸(2
2)に図1中矢印B方向に回動自在に軸支され、該レバ
(21)を図1中上方向に操作すると、この操作力によ
り第2スライド板(18)は第3バネ手段(19)の付
勢力に抗して上記操作方向にスライドできる。上記操作
レバ(21)の先端の上記第2スライド板(18)と対
向する面側にはテーパが施され、その反対面側には段差
が設けられている。
【0018】この操作レバ(21)は上記前端(20)
と略平行となる位置まで回動されると、図5に示す如く
スライドレバ(23)によりボックス(1)外方への回
動が阻止される。このスライドレバ(23)は上記前端
の延在方向(図1、図5の左右方向)にスライド可能に
装着され、かつ、板バネ(24)により図5中右方向に
付勢されている。また、このスライドレバ(23)の先
端(図1、図5中右端)には上記操作レバ(21)の段
差とかみ合う段差が形成され、この段差同士がかみ合う
ことにより操作レバ(21)を図5に示す如き位置に保
持できる。尚、上記レバ(23)を板バネ(24)の付
勢力に抗してスライドさせることにより上記段差同士の
かみ合せは解除できる。
【0019】上記操作レバ(21)には図1中紙面垂直
方向に垂下する第4ピン(25)が植設されている。こ
の第4ピン(25)は、可動板(26)の前端(20)
側に穿設された長円孔(27)に遊嵌される。上記可動
板(26)は、ボックス(1)の前端(20)から後端
に向って延在し、かつ、その延在方向にスライド可能に
配されている。また、上記長円孔(27)の長径方向は
可動板(26)の延在方向と一致する。更に、上記第4
ピン(25)と長円孔(27)との位置関係は、図5に
示す如く操作レバ(21)が前端(20)と略平行とな
る位置から第1〜第3バネ手段(8)(12)(19)
の付勢力のみによりボックス(1)外方に突出した第2
スライド板(18)と当接する位置(図1参照)まで
は、上記第4ピン(25)と長円孔(27)の内周は当
接しない位置関係にあり、図1の状態より操作レバ(2
1)をボックス(1)外方に回動させて初めて第4ピン
(25)が長円孔(27)の前端(20)側の内周と当
接し、上記可動板(26)を前端(20)側にスライド
できる。
【0020】上記可動板(26)は、ボックス(1)の
後端において上記平坦部(2)より一段高くなった立設
部(28)直下まで延在している。上記立設部(28)
内には第1回動軸(4)と平行に延在する第2回動軸
(29)が回動自在に配されている。この第2回動軸
(29)には可動板(26)が連結され、可動板(2
6)のスライドに伴なって第2回動軸(29)は回動す
る。
【0021】この回動軸(29)の両端には図1より明
らかな如く垂下する第1、第2取付部材(30)(3
1)が固着されている。この第1、第2取付部材(3
0)(31)の下端には夫々第1、第2押出部材(3
2)(33)の一端が回動自在に軸支されている。上記
各押出部材(32)(33)の他端は、平坦部(2)と
直交する立設部(28)の垂設面(34)に穿設された
開孔(35)(36)を介して外方に突出可能に配され
ている。即ち、図2に示す如き状態から第2回動軸(2
9)が時計方向に回動すると、図6及び図7に示す如く
開孔(35)(36)を介して押出部材(32)(3
3)が平坦部(2)と平行に突出する。
【0022】上記開孔(36)には、更に第1コネクタ
(37)が配されている。この第1コネクタ(37)
は、図2に示す如くPC(3)が平坦部(2)の所定位
置に位置した時PC(3)の第2コネクタ(38)と接
続される。また、この接続は、PC(3)を平坦部
(2)上に載置した状態で立設面(28)に向って押込
むことにより行なえる。本実施例では、上記両コネクタ
(37)(38)を介してボックス(1),PC(3)
間のデータ伝送及びボックス(1)からPC(3)への
駆動電圧の供給等を行なう。
【0023】図7に示す如く、ボックス(1)の前端
(20)正面のスライドレバ(23)下方には施錠機構
(39)を備える。この施錠機構(39)の鍵穴(4
0)に装着された鍵(図示せず)の回動に伴なって回動
可能な回動機構(41)をボックス(1)内に有する
(図9、図10参照)。この回動機構(41)には、そ
の径方向に延在する解除レバ(42)が固定されてい
る。この解除レバ(42)は上記回動機構(41)の回
動に伴なって回動し、図10に示す如く回動機構(4
1)の上方位置に回動された際にはスライドレバ(2
3)方向への付勢力を有する板バネからなるロック部材
(43)を上方に押し上げる。
【0024】このロック部材(43)は、一端がボック
ス(1)の内壁に固定され、この固定端より上方に延在
する第1部位(44)と、該第1部位(44)の上端よ
りスライドレバ(23)の上方に水平に延在する第2部
位(45)とからなる。また、この第2部位(45)に
はその中間にスライドレバ(23)に向って垂直に突き
出したストッパ部(46)が形成されている。このスト
ッパ部(46)は、ロック部材(43)が解除レバ(4
2)により上方に押し上げられず、かつ、スライドレバ
(23)に対する応力が板バネ(24)の付勢力のみで
ある時には、図9に示す如くスライドレバ(23)の内
方に設けられた凸部(47)に当接しスライドレバ(2
3)の板バネ(24)の付勢力に抗する方向へのスライ
ドを禁止する。尚、図10に示す如くロック部材(4
3)が解除レバ(42)により上方に押し上げられた際
には上記スライドは当然可能である。
【0025】また、上記解除レバ(42)を図9中破線
で示す如く板バネ(24)方向に回動した際には、この
解除レバ(42)の先端により第1スイッチ手段(4
8)をオンする。このスイッチ手段(48)は、本実施
例においてはボックス(1)内の各回路への電源供給可
能指示手段として働く。
【0026】更に、第2スライド板(18)近傍に配さ
れている第2スイッチ手段(49)は、図5に示す如く
操作レバ(21)が前端(20)と略平行に位置するよ
うに操作された際の第2スライド板(18)の後端方向
へのスライドによりオンする。従って、このスイッチ手
段(49)は操作レバ(21)の回動位置を示すスイッ
チとして作用する。
【0027】一方、PC(3)の底面には1対の係止孔
(50)が穿設されている。この係止孔(50)は、第
1、第2コネクタ(37)(38)が接続される様にP
C(3)が平坦部(2)上の所定位置に配された際に夫
々開口(7)と対向する。そして、この状態で第1回動
軸(4)が回動し図3に示す如く係止片(5)(6)が
平坦部(2)より突出すると上記係止片(5)(6)は
開口(7)に係止される。従って、PC(3)に対する
コネクタ(37)(38)の抜差方向以外の方向からの
応力も上記係止片(5)(6)により規制できる。
【0028】次に、本実施例の機構動作について説明す
る。今、操作レバ(21)及びスライドレバ(23)に
対する外部からの操作力がなく、かつ、操作レバ(2
1)とスライドレバ(23)との段差同士がかみ合って
いない際には、図1に示す如く第1〜第3バネ手段
(8)(12)(19)の付勢力により第1スライド板
(9)はボックス(1)後端側に付勢され、第2スライ
ド板(18)はその先端がボックス(1)外方に突出す
る様に付勢される。また、この時係止片(5)(6)は
図2に示す如くボックス(1)内に引込まれた状態とな
る。
【0029】この状態から図5に示す如く操作レバ(2
1)をボックス(1)の前端(20)と略平行となる位
置まで操作すると、その途中で操作レバ(21)の先端
はスライドレバ(23)に当接するが、その当接面には
テーパが施されているため、このテーパに沿ってスライ
ドレバ(23)は板バネ(24)の付勢力に抗する方向
に自動的にスライドし、その結果スライドレバ(23)
を別途操作することなく操作レバ(21)は前端(2
0)と略平行となる位置まで押込められる。また、この
位置まで操作レバ(21)が操作された段階では、操作
レバ(21)の操作による応力はスライドレバ(23)
に作用しなくなり、スライドレバ(23)は板バネ(2
4)の付勢力により、図5に示す如くその段差が操作レ
バ(21)の段差とかみ合い、操作レバ(21)のボッ
クス(1)外方への回動を規制する。
【0030】また、上記操作レバ(21)の操作力によ
り、第2スライド板(18)も第3バネ手段(19)の
付勢力に抗する方向(図5中上方向)にスライドする。
このスライドに連動して連結板(15)も第2ピン(1
6)を中心として図5中反時計方向に回動する。更に、
この連結板(15)の回動力が第1スライド板(9)に
も伝達され第1スライド板(9)は第2バネ手段(1
2)の付勢力に抗する方向(図5中下方向)にスライド
する。そして、第1スライド板(9)のこのスライドに
連動して伝達板(7)及び第1回動軸(4)も図11に
示す如く時計方向に回動される。この結果、第1、第2
の鉤状係止片(5)(6)は図3に示す如く先端が平坦
部(2)に穿設された開口(7)及びPC(3)の係止
孔(20)を介してPC(3)底面に係止され、PC
(3)のボックス(1)への固定が完了する。
【0031】更にこの状態で、図9に破線で示す如く回
動機構(41)を図中時計方向に回動し、解除レバ(4
2)を右方向に倒すことによりロック部材(43)のス
トッパ部(46)とスライドレバ(23)の凸部(4
7)とが当接し、スライドレバ(23)の板バネ(2
4)の付勢力に抗する方向へのスライドが禁止される。
またこの時、上記解除レバ(42)により第1スイッチ
手段(48)がオンされる。このスイッチ手段(48)
とボックス(1)の電源回路とを連動させておけば、ボ
ックス(1)とPC(3)との接続後にボックス(1)
の各回路に通電が行われ、また、逆に通電状態でのPC
(3)の取外しを防止できる。
【0032】尚、図9に実線で示す如く解除レバ(4
2)を左方向に倒した状態でもスライドレバ(23)の
スライドを禁止することができるが、第1スイッチ手段
(48)はオフ状態であるので上記通電は行なえず、単
に、PC(3)のボックス(1)からの取外しを禁止す
るものである。
【0033】一方、図3、図5及び図9に示す如きPC
(3)の固定状態から、PC(3)を取外すためには、
まず解除レバ(42)を図10に示す如く回動機構(4
1)を回動させてこの機構(41)の上方に位置させ、
ロック部材(43)とスライドレバ(23)との当接を
解除する。この状態で、スライドレバ(23)を板バネ
(24)の付勢力に抗する方向にスライドさせると、ス
ライドレバ(23)と操作レバ(21)の段差同士のか
み合いが解除され、第1〜第3バネ手段(8)(12)
(19)の付勢により第1回動軸(4)、伝達板
(7)、第1スライド板(9)、連結板(15)及び第
2スライド板(18)が付勢され図1、図2及び図4に
示す状態に戻り、PC(3)の取外しが可能となる。ま
たこの時操作レバ(21)も第2スライド板(18)に
よりボックス(1)外方に回動される。
【0034】更に、この状態で操作レバ(21)を外方
(図1中反時計方向)に操作すると、図7に示す如く第
4ピン(25)が長円孔(24)の前端(20)側の端
部と当接し、可動板(26)が前端側にスライドする。
このスライドに連動して図6に示す如く第2回動軸(2
9)を時計方向に回動する。この結果、第1、第2押出
部材(32)(33)が立設部(28)より突出し、P
C(3)を図6中左方向に押出すこととなるので、第
1、第2コネクタ(37)(38)の接続が解除され
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器の拡張ボック
スへの固定を鉤状係止片により行なうのでコネクタの抜
差方向だけではなくそれ以外の方向の応力も係止片で規
制でき、この応力のコネクタへの集中を防止できる。ま
た、上記係止片に連動する操作レバの動きもスライドレ
バにより規制され、かつ、このスライドレバのスライド
も施錠機構及びこれと連動するロック部材等からなる禁
止手段により禁止できるので、電子機器と拡張ボックス
との着脱を任意に行なえず、電子機器の盗難を防止でき
る。更に、上記禁止手段及び操作レバに連動してオン・
オフするスイッチ手段を備えているので禁止手段及び操
作レバの状態を電気信号として取出せるので、着脱時の
通電を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる拡張ボックスの一実施例
の機構を示す上面断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側面断面図である。
【図3】本実施例を示す側面断面図である。
【図4】本実施例の一部機構を示す側面断面図である。
【図5】本実施例の拡張ボックスの機構を示す要部上面
断面図である。
【図6】本実施例を示す側面断面図である。
【図7】本実施例の拡張ボックスの機構を示す上面断面
図である。
【図8】本実施例の拡張ボックスの要部を示す部分正面
図である。
【図9】本実施例の拡張ボックスの機構を示す部分断面
図である。
【図10】本実施例の拡張ボックスの機構を示す部分断
面図である。
【図11】本実施例の一部機構を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 拡張ボックス 2 平坦部 3 PC(電子機器) 4 第1回動軸 5 第1鉤状係止片 6 第2鉤状係止片 7 伝達板 9 第1スライド板 15 連結板 18 第2スライド板 21 操作レバ 23 スライドレバ 32 第1押出部材 33 第2押出部材 37 第1コネクタ 38 第2コネクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型電子機器と、この電子機器の機能
    を拡張するためのボックスとを着脱するための構造であ
    って、 上記拡張ボックスは、上記電子機器が載置可能な平坦部
    と、該平坦部後端に立設された立設部と、該立設部より
    上記平坦部の前端方向にこの平坦部と平行に先端が突出
    したコネクタと、操作レバと、該操作レバの操作力を伝
    達する手段と、該伝達手段より伝達される力により上記
    平坦部上方への突出及びボックス内への引込みが制御さ
    れる鉤状係止片とを有し、 一方、上記電子機器は、その底面を上記平坦部に接触し
    た状態で上記ボックスの後端方向にスライドさせた際上
    記ボックスのコネクタと接続可能に配されたコネクタ
    と、上記底面に穿設され上記コネクタの接続状態におい
    て上記係止片が突出した時この係止片が係止される係止
    孔とを有したことを特徴とする携帯型電子機器と機能拡
    張用ボックスとの着脱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記拡張ボックス
    は、上記操作レバが上記係止片が上記ボックス内に引込
    まれる方向に操作された時その操作力に連動して上記立
    設部より上記前端方向に上記平坦部と平行に突出する押
    出部材を更に備えたことを特徴とする携帯型電子機器と
    機能拡張用ボックスとの着脱構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記係止片が
    上記ボックス内に引込まれている状態での上記操作レバ
    の操作位置を固定するためのスライドレバを更に備えた
    ことを特徴とする携帯型電子機器と機能拡張用ボックス
    との着脱構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、更に、上記スライド
    レバのスライドを禁止する手段を備えたことを特徴とす
    る携帯型電子機器と機能拡張用ボックスとの着脱構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更に、上記禁止手段
    に連動してオン・オフするスイッチ手段を備えたことを
    特徴とする携帯型電子機器と機能拡張用ボックスとの着
    脱構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、上記操作レバの
    操作に連動してオン・オフするスイッチ手段を更に備え
    たことを特徴とする携帯型電子機器と機能拡張用ボック
    スとの着脱構造。
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