JPH07208457A - 軸受構造体 - Google Patents

軸受構造体

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JPH07208457A
JPH07208457A JP1576894A JP1576894A JPH07208457A JP H07208457 A JPH07208457 A JP H07208457A JP 1576894 A JP1576894 A JP 1576894A JP 1576894 A JP1576894 A JP 1576894A JP H07208457 A JPH07208457 A JP H07208457A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベアリングホルダ内部においてシャフトをラ
ジアル方向だけでなくスラスト方向における正逆両方向
の支持が行え、しかも、シャフトに振れ力が作用しても
これをを安定して回転支持できる軸受構造体を提供す
る。 【構成】 有底円筒状のベアリングホルダ3内に支持さ
れたシャフト16をスリーブベアリング15によりラジ
アル方向に支持する一方、ベアリングホルダ3の底板部
3bに固定されたスラスト受け部材14にシャフト16
の先端部17を当接させてシャフト16をスラスト方向
の一方向に対し支持し、シャフト16の下部に回転方向
一体で軸方向に摺動自在に設けられたワッシャ21を円
筒部3a内に支持されたスラストリング19に弾接させ
てシャフト16をスラスト方向の他方向に対し支持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンモータ等に好適
な軸受構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファンモータ等における軸受構造
体としては、例えば特開平5ー168192号に示され
るように、モータのハウジングの中央部に円筒状のベア
リングホルダ(軸受ハウジング部)を突設し、このベア
リングホルダの内側にスリーブベアリング(すべり軸
受)を介してロータのシャフト(回転軸)を回転自在に
支持する構成になっている。
【0003】この場合、シャフトの軸方向の支持は、ベ
アリングホルダの外側に固定されたステータとこれに対
向するようにロータに取り付けられたロータマグネット
との磁気センターをずらせ、シャフトにその先端方向の
スラスト力を与える一方、シャフトの先端にスリーブベ
アリングからの抜け止め用の止め輪を固着して行ってい
る。なお、スリーブベアリングと止め輪との間にはスラ
スト板が介在されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成の軸受構造体にあっては、ベアリングホルダに対す
るシャフトのスラスト方向の支持が止め輪による片方向
しか行えず、その両方向を単独で支持することができな
いため、モータ側でステータとロータマグネットとの磁
気センターをずらせる等の構造的工夫を要する難点があ
る。
【0005】このことは、前記軸受構造体を単独で構成
することが不可能であることを示唆しており、従って、
ステータとロータマグネットとを要しない他の回転体の
支持に用いることができない欠点がある。
【0006】また、前述したようなシャフト支持構造の
場合、スリーブベアリングによりシャフトをラジアル方
向に支持するため、シャフトのスラスト方向の支持に際
しては軸方向の直線的な支持にのみ終始する傾向にあ
り、この結果、シャフトに振れ力が作用するとスリーブ
ベアリングに部分的な変位力が作用し、騒音の原因にな
る問題がある。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、ベアリングホルダ内部においてシャフトをラ
ジアル方向だけでなくスラスト方向における正逆両方向
の支持が行え、しかも、シャフトに振れ力が作用しても
これをを安定して回転支持できる軸受構造体を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の軸受構造体は、有蓋円筒状のベアリングホ
ルダと、このベアリングホルダの円筒部の内側に固定さ
れたスリーブベアリングと、このスリーブベアリングに
より回転自在に支持されたシャフトと、ベアリングホル
ダの底面に設けられシャフトの端面が当接するスラスト
受け部材と、シャフトの端部にこのシャフトに対し軸方
向に摺動自在に支持された環状のワッシャと、円筒部の
内側に固定されスリーブベアリングの下面にワッシャの
上面に対向して配置されたスラストリングと、シャフト
に支持されワッシャをスラストリングに弾接させる弾性
力を付与する弾性体と、を備え、前記ワッシャと前記ス
ラストリングとの相互の当接面をそれぞれ鏡面に形成し
たことを特徴とするものである。
【0009】この場合、ベアリングホルダを、モータの
ハウジングに透設された取付孔に圧入または溶着あるい
は接着して固定するようにしてもよい。
【0010】また、シャフトの基部に、モータのロータ
を固定するためのねじを形成することも好ましい。
【0011】さらに、前記弾性体を、取付環とこの取付
環より延出し等間隔に配置された複数の板ばね片とから
構成し、シャフトの端部周面に、取付環の一部が係止し
て当該弾性体をシャフトに対して回転方向一体に支持す
る切り込みを形成し、ワッシャの下面に、各板ばね片が
係合する複数の係合穴を等間隔に形成することが望まし
い。
【0012】そして、ベアリングホルダの底部寄りの内
周面に、底部側が小径となる段部を形成し、この段部と
スリーブベアリングとの間にワッシャを挟持するように
するとよい。
【0013】
【作用】前述のように構成された本発明の軸受構造体に
あっては、ベアリングホルダの円筒部に固定されたスリ
ーブベアリングによりシャフトがラジアル方向に回転自
在に支持される。シャフトのスラスト方向に対しては、
シャフトの端面がスラスト受け部材に当接することによ
りシャフトの端部方向の支持が行われ、シャフトに支持
されたワッシャが弾性体の弾性力によりスリーブベアリ
ングの下面に位置したスラストリングの下面にシャフト
の端部側から弾接することによりシャフトの基部方向の
支持が行われる。従って、ベアリングホルダ内部のみに
おいてシャフトの全方向の支持が可能となる。
【0014】この場合、ワッシャがスラストリングに面
当たりし、しかも、両者の当接面が相互に鏡面に形成さ
れているため、円滑な回転支持が行えると共に、シャフ
トに振れ力が作用した場合であっても、これが弾性体の
弾性力により吸収されてワッシャとスラストリングとの
面当たりが保持され、安定した回転支持が実現する。
【0015】
【実施例】本発明の実施例につき図面を参照して詳細に
述べる。まず、本発明の軸受構造体をファンモータに適
用した場合の第1の実施例を、図1乃至図3を用いて説
明する。
【0016】図1は、ファンモータのモータ部の構造を
示したものである。樹脂製のブラケット1は、上方開口
の浅皿状支持部2とこの中央部に上方に向かって突出し
た有底円筒状のベアリングホルダ3とを一体成形して構
成されている。
【0017】ベアリングホルダ3の円筒部3aにおける
中央部外周には、ステータ4が固定されている。このス
テータ4は、複数のラミネーションを積層してなるステ
ータコア5に上下から一対のインシュレータ6、7を被
装し、これにコイル8を巻設してなる。そして、ステー
タ4は円筒部3aに外嵌され、上側のインシュレータ6
に設けられた環状突部9を円筒部3aの環状凹溝10に
嵌め込むことにより抜け止めされる。
【0018】ハウジング2の支持部2の直上に配置され
た回路基板12は、その中央孔に下側のインシュレータ
7の内周側に設けられた筒部11を嵌め込むことにより
ステータ4に支持され、インシュレータ7より下方に導
出されたコイル8のからげピン13が回路基板12に半
田付けされている。
【0019】前記ベアリングホルダ3の底板部3bの中
央上部には、短円柱形状をなすスラスト受け部材14が
埋設されている。ベアリングホルダ3の内側には、スリ
ーブベアリング15を介して上下方向のシャフト16が
回転自在に支持され、シャフト16の下端の半球面状先
端部17がスラスト受け部材14の上面に回転自在に当
接している。
【0020】スリーブベアリング15は、円筒部3aの
内周面に圧入等により固定された含油性重視の長寸の外
周層15aと、この外周層15aの両端部内周にそれぞ
れ位置した耐摩耗性重視の短寸の2個の内周層15bと
から構成され、円筒部3aの上端に嵌着されたキャップ
18によりスリーブベアリング15の抜け止めとオイル
漏れ防止とが図られている。
【0021】スリーブベアリング15の下面には耐熱樹
脂よりなる円環状のスラストリング19が配置されてい
る。すなわち、円筒部3aの内周の底部寄りに底部側が
小径となる段部20が形成され、この段部20を位置決
め用としてスラストリング19が円筒部3a内に挿入さ
れると共に、スリーブベアリング15がスラストリング
19を当たりとして円筒部3a内に圧入され、段部20
とスリーブベアリング15とでスラストリング19が挾
持され、固定される。スラストリング19の下面は鏡面
に形成されている。
【0022】シャフト16の下部外周には、回転自在で
軸方向に摺動自在の円環状ワッシャ21が設けられてい
る。このワッシャ21はステンレス鋼等により構成さ
れ、その上面が鏡面に形成されると共に、ワッシャ21
の下面に一対の外周方向の溝22が180度毎に形成さ
れている。
【0023】前記ワッシャ21は、弾性体となる板ばね
構造体23によってシャフト16に対し回転方向一体に
支持されると共に、上方に弾付勢され、ワッシャ21を
スラストリング19に弾接させる。
【0024】すなわち、図2及び図3に示すように、板
ばね構造体23は、ほぼ断頭円錐状の取付環23aとこ
の取付環23aの180度毎の2個所に形成されたテー
パ面状の係止部23bとこの係止部23bより外周方向
に延出して形成された一対の板ばね片23cとからな
る。そして、シャフト16に下方から取付環23aを挿
入し、シャフト16の下端部周面に形成された一対の切
り欠き溝24にそれぞれ両係止部23bを係止すると共
に、シャフト16に挿通されたワッシャ21の溝22に
一対の板ばね片23cを下方から挿入、係合することに
より、ワッシャ21がシャフト16に対し回転方向一体
でスラスト方向摺動自在に支持される。
【0025】このようにワッシャ21及び板ばね構造体
23を支持したシャフト16は、ベアリングホルダ3の
円筒部3a内に挿入され、その後、スラスト受け部材1
9及びスリーブベアリング15が円筒部3a内に固定さ
れる。このとき、段部20とスリーブベアリング15と
の間でスラスト受け部材19を固定する際に、ワッシャ
21を介して両板ばね片23cがたわみ、この両板ばね
片23cの弾性復帰力によりワッシャ21の鏡面(上
面)がスラスト受け部材19の鏡面(下面)に弾接す
る。
【0026】前記シャフト16の基部には、ファン用イ
ンペラ25の椀状ロータフレーム26が取り付けられて
いる。シャフト16の基部は、ロータフレームの中心孔
に挿通する取付軸部27と雄ねじを形成したねじ部28
とが順次小径となるようにして設けられており、ロータ
フレーム26に取付軸部27をその先端側の段部に当接
するまで挿通し、ロータフレーム26の上面の凹溝29
内に導出したねじ部28にナット30を螺合することに
より、シャフト16にインペラ25が取り付けられる。
ねじ部28及びナット30は凹溝29内に収納されてい
る。
【0027】ロータフレーム26の円筒部内周面には、
ヨーク31を介して円環状のロータマグネット32が取
り付けられている。このロータマグネット32はステー
タ4の外周面に若干の隙間を介して対向し、ステータ4
の磁気センターとロータマグネット32の磁気センター
とがほぼ一致している。
【0028】このような構成の軸受構造体にあっては、
ベアリングホルダ3内に支持されたシャフト16がスリ
ーブベアリング15によりラジアル方向に支持される一
方、ベアリングホルダ3の底板部3bに固定されたスラ
スト受け部材14にシャフト16の先端部17が当接す
ることによりシャフト16がスラスト方向の一方向に対
し支持され、シャフト16の下部に回転方向一体で軸方
向に摺動自在に支持されたワッシャ21が円筒部3a内
に支持されたスラストリング19に弾接することにより
シャフト16がスラスト方向の他方向に対し支持され
る。
【0029】従って、ベアリングホルダ3内部のみにお
いてシャフト16を全方向に対し確実に支持することが
可能となる。このため、従来のようにステータ5とロー
タマグネット32との相互の磁気センターをずらせてス
ラスト力を得る必要がなく、両者の相互の磁気センター
を一致させて効率の良いロータ(インペラ25)の回転
を得ることが可能となる。
【0030】その上、シャフト16と共に回転するワッ
シャ21とスラストリング19とをそれぞれの鏡面どう
しを接触させて支持するため、摩擦等による損失がな
く、円滑な回転が得られる。しかも、ワッシャ21を一
対の板ばね片23cで押圧してスラストリング19に弾
接させるため、均一な面当たりが得られ、シャフト16
に振れ力が作用してもこれをばね力により吸収でき、騒
音の発生原因となる振動が生じなく、安定した回転が得
られる。
【0031】特に、実施例のようにシャフト16の基部
にねじ部28を形成してロータフレーム26を取り付け
る構成とすれば、ロータフレーム26にシャフト16を
インサート成形などにより一体化する手間が省けるだけ
でなく、組立が簡単になる利点があり、インペラ25の
みの交換も容易になる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例を図4を用い
て説明する。なお、同図において前記と同一符号のもの
は同一もしくは相当するものを示すものとする。
【0033】この実施例に示すものは、有底円筒状のベ
アリングハウジング3を単独で構成し、このベアリング
ホルダ3内にシャフト16をスリーブベアリング15に
よりラジアル方向に対し回転自在に支持する一方、ベア
リングホルダ3の底板部3bに固定されたスラスト受け
部材14にシャフト16の半球面状先端部17を当接し
てシャフト16をスラスト方向の一方向に対し支持し、
さらに、シャフト16の下部に回転方向一体で軸方向に
摺動自在のワッシャ21を、円筒部3a内に支持された
スラストリング19に板ばね構造体23により弾接させ
てシャフト16をスラスト方向の他方向に対し支持する
ようにしたものである。
【0034】この構成によれば、軸受構造体をユニット
化でき、これをモータのハウジング等に適宜組み込むこ
とにより、第1の実施例の場合と同様にインペラの支持
等が行えるものであり、この軸受構造体を単独で形成し
ておくことができる利点がある。軸受構造体のハウジン
グ等への組み込みは、圧入、溶着、接着等により行え
る。
【0035】さらに、前記軸受構造体は、モータのロー
タに限らず、他の回転体の支持に用いることができる。
【0036】以上、本発明に従う軸受構造体の具体例に
ついて説明したが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。ベアリング
ホルダ内において、シャフトをスリーブベアリングによ
りラジアル方向に対し回転自在に支持する一方、ベアリ
ングホルダの底面のスラスト受け部材にシャフト16の
端部を当接してシャフトをスラスト方向の一方向に対し
支持すると共に、シャフトの下部に軸方向に摺動自在の
ワッシャを円筒部内に支持されたスラストリングに弾性
体により弾接させてシャフトをスラスト方向の他方向に
対し支持することができ、ベアリングホルダ内部のみに
おいてシャフトを全方向に対し確実に支持することが可
能となる。
【0038】このため、ファンモータ等に適用した場合
に、従来のようにステータとロータマグネットとの相互
の磁気センターをずらせてスラスト力を得る必要がな
く、両者の相互の磁気センターを一致させて効率の良い
ロータの回転を得ることが可能となる。
【0039】その上、シャフトと共に回転するワッシャ
とスラストリングとをそれぞれの鏡面どうしを接触させ
て支持するため、摩擦等による損失がなく、円滑な回転
が得られ、しかも、ワッシャを弾性体で押圧してスラス
トリングに弾接させるため、均一な面当たりが得られ、
シャフトに振れ力が作用してもこれを弾性体の弾性力に
より吸収でき、騒音の発生原因となる振動が生じなく、
安定した回転が得られる。
【0040】また、シャフトの基部にねじ部を形成すれ
ば、例えばモータのロータをシャフトに取り付ける際、
ロータにシャフトをインサート成形などにより一体化す
る手間が省けるだけでなく、組立が簡単になる利点があ
り、ロータのみの交換も容易になる。
【0040】さらに、ベアリングホルダをモータのハウ
ジングに取り付ける構成とすれば、軸受構造体をユニッ
ト化でき、これを単独で形成しておくことができ、製作
が容易になるばかりでなく、部品化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸受構造体をファンモータに適用
した場合の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のシャフトとワッシャと板ばね構造体との
分解斜視図である。
【図3】図1の板ばね構造体を示し、(A)は下面図、
(B)は側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 ベアリングホルダ 3a 円筒部 14 スラスト受け部材 15 スリーブベアリング 15a 外周層 15b 内周層 16 シャフト 19 スラストリング 21 ワッシャ 23 板ばね構造体 23c 板ばね片 26 ロータフレーム 28 ねじ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有蓋円筒状のベアリングホルダと、 該ベアリングホルダの円筒部の内側に固定されたスリー
    ブベアリングと、 該スリーブベアリングにより回転自在に支持されたシャ
    フトと、 前記ベアリングホルダの底面に設けられ前記シャフトの
    端面が当接するスラスト受け部材と、 前記シャフトの端部に該シャフトに対し軸方向に摺動自
    在に支持された環状のワッシャと、 前記円筒部の内側に固定され前記スリーブベアリングの
    下面に前記ワッシャの上面に対向して配置されたスラス
    トリングと、 前記シャフトに支持され前記ワッシャを前記スラストリ
    ングに弾接させる弾性力を付与する弾性体と、を備え、 前記ワッシャと前記スラストリングとの相互の当接面を
    それぞれ鏡面に形成したことを特徴とする軸受構造体。
  2. 【請求項2】 前記ベアリングホルダは、モータのハウ
    ジングに一体成形された円筒体からなる請求項1記載の
    軸受構造体。
  3. 【請求項3】 前記ベアリングホルダは、モータのハウ
    ジングに透設された取付孔に圧入または溶着あるいは接
    着して固定されている請求項1記載の軸受構造体。
  4. 【請求項4】 前記シャフトの基部には、モータのロー
    タを固定するためのねじが形成されている請求項1記載
    の軸受構造体。
  5. 【請求項5】 前記スリーブベアリングは、前記ベアリ
    ングホルダの円筒部内周面に固定された含油性重視の長
    寸の外周層と、該外周層の両端部内周にそれぞれ位置し
    た耐摩耗性重視の短寸の2個の内周層とから構成されて
    いる請求項1記載の軸受構造体。
  6. 【請求項6】 前記弾性体は、取付環と該取付環より延
    出し等間隔に配置された複数の板ばね片とからなり、前
    記シャフトの端部周面には、前記取付環の一部が係止し
    て当該弾性体をシャフトに対して回転方向一体に支持す
    る切り込みが形成され、前記ワッシャの下面には、前記
    各板ばね片が係合する複数の係合穴が等間隔に形成され
    ている請求項1記載の軸受構造体。
  7. 【請求項7】 前記ベアリングホルダの底部寄りの内周
    面には、底部側が小径となる段部が形成され、該段部と
    前記スリーブベアリングとの間に前記ワッシャが挾持さ
    れている請求項1記載の軸受構造体。
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