JPH07206952A - 吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents

吸水性樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPH07206952A
JPH07206952A JP556194A JP556194A JPH07206952A JP H07206952 A JPH07206952 A JP H07206952A JP 556194 A JP556194 A JP 556194A JP 556194 A JP556194 A JP 556194A JP H07206952 A JPH07206952 A JP H07206952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
meth
water
acrylate
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP556194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2801141B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Okamura
一弘 岡村
Naotake Shioji
尚武 塩路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP6005561A priority Critical patent/JP2801141B2/ja
Publication of JPH07206952A publication Critical patent/JPH07206952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2801141B2 publication Critical patent/JP2801141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
    • C08F20/26Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen
    • C08F20/28Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen containing no aromatic rings in the alcohol moiety

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、耐塩性に優れ可溶分含量が少なく
安全性の高い吸水性樹脂を効率的に製造する方法を提供
する。 【構成】 本発明は、(メタ)アクリル酸エステル系単
量体(A)20〜100重量%および(メタ)アクリル
酸エステル系単量体(A)と共重合可能な単量体(B)
80〜0重量%からなる単量体成分を重合開始剤および
架橋剤の存在下に水性媒体中で重合するに際し、まず重
合系の曇点未満の温度で重合を開始することを特徴とす
る吸水性樹脂の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸水性樹脂の製造方法
に関する。詳しくは、耐塩性に優れ可溶分含量が少なく
安全性の高い吸水性樹脂を効率的に製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自重の数十〜数百倍の水を吸収す
る吸水性樹脂が生理用品、使い捨て紙おむつなどの衛生
用吸水剤、農園芸用保水剤、汚泥の凝固剤、光ケーブル
用止水剤、水膨潤ゴム用添加剤等として実用化されてい
る。中でも、農園芸用保水剤、汚泥の凝固剤、光ケーブ
ル用止水剤、水膨潤ゴム用添加剤等として使用する場
合、吸水性樹脂としては高度な耐塩性が要求される。例
えば特開昭61−36309号にスルホン酸系、また特
開平4−363383号にアクリルアミド系の耐塩性吸
水性樹脂が開示されている。また、特開平1−1656
10号及び特開平2−253845号にノニオン系単量
体を共重合した耐塩性吸水性樹脂が開示されている。
【0003】しかし、特開平1−165610号の目的
とするところは、アクリル酸(塩)系の吸水性樹脂を得
るに際し、重合開始後、短時間で観察されるであろう反
応混合物の相分離を減少させるため、少量(約2〜20
重量%)のノニオン性単量体をアクリル酸(塩)系単量
体と共に共重合するものであるが、前記した高度に耐塩
性が必要な用途分野での使用は困難であった。
【0004】また、特開平2−253845号に記載さ
れている吸水性樹脂は比較的良好な評価が得られている
が、重合溶媒として水性媒体を用いた場合、作業性面及
び得られた吸水性樹脂の物性面より、以下のような問題
点があった。
【0005】即ち、吸水性樹脂は水性媒体を用いて製造
する場合、通常、乾燥効率及び粉砕効率を上げるため、
重合中あるいは重合完結後に含水ゲルを微細ゲルになる
まで解砕されるが、特開平2−253845号に記載の
方法では2mm以下の微細ゲルを得ることは困難であっ
た。また、同公報の方法では重合解砕機(ニーダー)へ
ゲルが付着しやすく除去のため多くの労力を必要とし
た。更に不都合なことは、得られた吸水性樹脂の耐塩性
が充分なものではなかった。又、水可溶分が比較的多い
ために高度に安全性が要求されるような用途分解への使
用は困難であった
【0006】。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ノニオン系
単量体を共重合した従来の耐塩性吸水性樹脂が有してい
た上記問題点を解消するものである。従って、耐塩性に
優れ可溶分含量が少なく安全性の高い吸水性樹脂を効率
的に製造することを可能とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、一般
式(1)
【0008】
【化2】
【0009】(但し、Rは水素またはメチル基、Xは全
オキシアルキレン基に対するオキシエチレン基のモル分
率が50%以上である炭素数2〜4のオキシアルキレン
基であり、Yは炭素数1〜5のアルコキシ基、フェノキ
シ基または炭素数1〜9のアルキル基を1〜3個置換基
として有するオキシアルキルフェニル基であり、nは平
均で3〜100の正数である。)表わされる(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体(A)20〜100重量%お
よび(メタ)アクリル酸エステル系単量体(A)と共重
合可能な単量体(B)80〜0重量%(但し、(A)と
(B)の合計量は100重量%である。)を重合開始
剤、架橋剤の存在下、水性媒体中で重合するに際し、ま
ず重合系の曇点未満の温度で重合を開始し、次いで重合
を完結せしめ、生成した含水ゲルを必要に応じて解砕し
た後、乾燥することを特徴とする吸水性樹脂の製造方法
に関する。
【0010】本発明に用いられる(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体(A)は、前記一般式(1)で表わされ
るような末端に疎水性炭化水素基を有する(メタ)アク
リル酸エステル系単量体であり、例えば、メトキシポリ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキ
シポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリ
コール・ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、エトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、エトキシポリエチレングリコール・ポリプ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキ
シポリエチレングリコール・ポリブチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、ベンジルオキシポリ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等をあげ
ることができ、これらの1種または2種以上を用いるこ
とができる。
【0011】また、本発明に用いられる単量体(B)と
しては特に制限はなく、広い範囲の単量体が使用でき
る。例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸あ
るいはそれらの一価金属、二価金属、アンモニア、有機
アミンによる部分中和物や完全中和物等の不飽和モノカ
ルボン酸系単量体、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコン酸あるいはそれらの一価金属、二価金
属、アンモニア、有機アミンによる部分中和物や完全中
和物等の不飽和ジカルボン酸系単量体、ビニルスルホン
酸、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレン
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、スルホエチル(メタ)アクリレート、スル
ホプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシスル
ホプロピル(メタ)アクリレート、スルホエチルマレイ
ミド、3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホ
ン酸あるいはそれらの一価金属、二価金属、アンモニ
ア、有機アミンによる部分中和物や完全中和物等の不飽
和スルホン酸系単量体、(メタ)アクリルアミド、イソ
プロピルアクリルアミド、t−ブチル(メタ)アクリル
アミド等のアミド系単量体、(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレン、2−メチルスチレン、酢酸ビニル等の疎
水性単量体、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレグリコール(メタ)アクリレート、ア
リルアルコール、ポリエチレングリコールモノアリルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールモノアリルエーテ
ル、3−メチル−3−ブテン−1−オール(イソプレノ
ール)、ポリエチレングリコールモノイソプレノールエ
ーテル、ポリプロピレングリコールモノイソプレノール
エーテル、3−メチル−2−ブテン−1−オール(プレ
ノール)、ポリエチレングリコールモノプレノールエー
テル、ポリプロピレングリコールモノプレノールエーテ
ル、2−メチル−3−ブテン−2−オール(イソプレン
アルコール)、ポリエチレングリコールモノイソプレン
アルコールエーテル、ポリプロピレングリコールモノイ
ソプレンアルコールエーテル、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド、グリセロールモノ(メタ)アクリレー
ト、グリセロールモノアリルエーテル、ビニルアルコー
ル等の水酸基含有不飽和単量体、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド等のカチオン性単量体、(メタ)ア
クリロニトリル等のニトリル系単量体、(メタ)アクリ
ルアミドメタンホスホン酸、(メタ)アクリルアミドメ
タンホスホン酸メチルエステル、2−(メタ)アクリル
アミド−2−メチルプロパンホスホン酸等の含リン単量
体等を挙げることができるが、中でも安価で(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体(A)と共重合性に優れた不
飽和モノカルボン酸系単量体及び不飽和スルホン酸系単
量体が特に好ましい。
【0012】(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(A)と(メタ)アクリル酸エステル系単量体(A)と
共重合可能な単量体(B)の共重合比率は(A)20〜
100重量%、(B)80〜0重量%とすることが必要
である。
【0013】(A)の共重合比率が20重量%未満量の
場合、得られた吸水性樹脂の耐塩性が悪くなるため好ま
しくない。好ましい共重合比率は(A)40〜90重量
%、(B)60〜10重量%である。(A)の共重合比
率が90重量%を越えた場合、吸水倍率が低下する傾向
があり、用途によっては使用が困難な場合がある。
【0014】本発明では重合溶媒としては水性媒体が用
いられる。水性媒体とは、水あるいは水と水に溶解可能
な無機又は有機溶媒との混合溶媒を意味する。水に溶解
可能な有機溶媒の例として炭素数1〜4のアルコール、
低級ケトン系溶媒などを例示することができる。
【0015】本発明における架橋剤としては、例えばエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)ア
クリレート、N,N−メチレンビスアクリルアミド、イ
ソシアヌル酸トリアリル、トリメチロールプロパンジア
リルエーテル等の1分子中にエチレン系不飽和基を2個
以上有する化合物;エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリ
コール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
ポリプロピレングリコール、ポリビニルアルコール、ペ
ンタエリスリトール、ソルビット、ソルビタン、グルコ
ース、マンニット、マンニタン、ショ糖、ブドウ糖等の
多価アルコール;エチレングリコールジグリシジルエー
テル、グリセリンジグリシジルエーテル、ポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジ
グリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシ
ジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテ
ル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、
グリセリントリグリシジルエーテル等のポリエポキシ化
合物等が挙げられ、これらの1種または2種以上用いる
ことができる。
【0016】中でも特に好ましい架橋剤はポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレートである。ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート中のエチレンオキ
サイドの付加モル数としては4〜100モルが好ましい
が、架橋効率より5〜50モルが特に好ましい。
【0017】ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート以外の架橋剤を使用する場合でも、該架橋剤と共
に少量(全単量体1モルに対して0.0005モル〜
0.02モル)のポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレートを併用することが好ましい。また、全架橋剤
量としては、全単量体1モルに対して、0.0005〜
0.02モルの範囲とすることが好ましい。
【0018】0.0005モル量未満の少ない架橋剤量
では、重合中あるいは重合完結後の含水ゲルの解砕性が
悪くなる傾向がある。また、乾燥後の製品中の可溶分量
が増加する傾向がある。0.02モル量より多い架橋剤
量では吸水倍率が低下する傾向がある。
【0019】本発明では、重合開始温度を重合系の曇点
未満とする必要がある。曇点は使用するモノマーの種
類、組成、モノマー濃度、水性媒体の種類等により変化
する。例として、(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(A)として、メトキシポリエチレングリコール(EO
付加モル数9)メタクリレートを、また共重合可能な単
量体(B)としてアクリル酸ナトリウムを使用し重合溶
媒として水単独を用いた場合の曇点は以下のように条件
によって異なる。即ち、重合系における(A)と(B)
の合計モノマー濃度が50重量%で一定の場合、組成比
として(A)が40重量%時((B)が60重量%時)
は31℃であり、また(A)が80重量%時((B)が
20重量%時)は53℃となる。このように曇点はモノ
マーの組成比によって異なった値をとる。
【0020】また、モノマー組成として(A),(B)
共に50重量%の時、重合系におけるモノマー濃度
((A)+(B))が30重量%の場合に59℃であ
り、モノマー濃度((A)+(B))が50重量%の場
合は34℃であり、モノマー濃度が60重量%の場合は
20℃となる。このように曇点はモノマー濃度によって
も異なった値をとる。更に、(A)及び(B)の種類を
変えた場合や、水性媒体の種類や組成を変えた場合にも
曇点は違ってくる。このように曇点は種々の条件により
変化するが、重合系が一定であれば一義的に決まるもの
である。 上述の如く、本発明では重合開始温度を重合
系の曇点未満の温度とすることが重要である。曇点と同
等以上の高い温度で重合を開始した場合、得られた吸水
性樹脂の耐塩性、吸水倍率共に低くなる。また、可溶分
も増加する傾向がある。更に不都合なことは、重合中あ
るいは重合完結後に重合容器に含水ゲルが付着し、除去
が困難なため作業性が著しく低下する。また、ゲルの解
砕性が極端に悪くなり、効率的な製造は困難となる。曇
点未満の温度で重合開始すれば、本願発明の目的とする
耐塩性に優れ、可溶分含量が少なく安全性の高い吸水性
樹脂を効率的に製造することができるが、重合系の曇点
が高い温度の場合、70℃以下の温度で開始させた方が
得られた吸水性樹脂の可溶分が少なくなるため好まし
い。
【0021】曇点未満の温度で反応を開始させた後は直
ちに重合熱あるいは加熱により曇点以上の温度で反応を
進行させることは勿論可能であるが、全単量体に対して
1モル%以上の単量体を曇点未満の温度で重合せしめて
おくことが好ましい。
【0022】本発明では、(A)及び(B)を重合開始
剤、架橋剤と共に水性媒体中で重合して製造されるが、
この際用いられる重合容器としては特に制限はなく広い
範囲の重合容器が用いられる。例えば、特開昭57−3
4101号に記載されている双腕型ニーダーを好ましい
重合容器の例として挙げることができる。重合開始剤と
しては特に制限はなく、広い範囲の開始剤が用いられ
る。例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の過
硫酸塩;過酸化水素、2−2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩、4,4′−アゾビス−4−シアノ
バレリン酸等の水溶性アゾ化合物;過酸化ベンゾイル、
過酸化ラウロイル、過酢酸等の有機過酸化物系;アゾビ
スイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)等の油溶性ア
ゾ化合物などを挙げることができる。また、これらの重
合開始剤の分解を促進する目的で還元剤を併用すること
も勿論可能である。このような還元剤の例として(重)
亜硫酸(塩)、L−アスコルビン酸(塩)、還元性金属
(塩)、アミン類などを挙げることができる。
【0023】重合期間中、撹拌機は停止していても(即
ち静置重合)また作動していても(即ち撹拌重合)いず
れでも重合して製品とすることが可能である。また停止
と作動を組み合わせて重合することも勿論可能である。
【0024】最も好ましい重合形態は静置重合である。
静置重合すれば可溶分含量が少なく、吸水倍率の高い製
品を得やすいという利点がある。
【0025】静置重合の場合は、重合完結後に撹拌機を
作動して含水ゲルを解砕する必要がある。
【0026】本願発明の製造方法によれば、静置重合法
で得られた含水ゲルを極めて容易に微細ゲルに解砕する
ことができる。
【0027】重合時のモノマー濃度としては特に制限は
ないが、30〜95重量%の範囲が好ましい。特に好ま
しい範囲は55〜80重量%の範囲である。30重量%
未満の低いモノマー濃度ではゲル解砕性がやや低下する
傾向がある。また、95重量%を越えるような高いモノ
マー濃度での重合は、重合熱の除熱が困難な場合があ
る。
【0028】このように重合して得られた含水ゲルはそ
のままあるいは必要に応じて、亜硫酸塩、亜硫酸水素
塩、ピロ亜硫酸塩、亜ニチオン酸塩、亜硝酸塩、亜リン
酸塩、次亜リン酸塩等の含酸素還元性無機塩を添加し、
残留モノマーを低下せしめた後、乾燥機に供される。乾
燥温度としては、100〜160℃が好ましい。特に好
ましい温度は120〜140℃である。100℃未満の
低い乾燥温度では未乾燥物が生じやすい場合がある。ま
た160℃を越えるような高い温度の場合、得られた吸
水性樹脂の吸水倍率が低下する傾向がある。また、本発
明における吸水性樹脂は熱劣化を受けることがあるた
め、減圧下で乾燥することが特に好ましい。
【0029】乾燥物は必要に応じて、ハンマーミル、ジ
ェットミル等の粉砕機を用いて平均粒子径が数μm〜数
百μmに粉砕されて使用される。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの例により限定されるものではな
い。尚、例中の部および%は重量部及び重量%を示す。
【0031】<実施例1>温度計を備えた容量2.5リ
ットルの卓上型ジャケット付ニーダー(内面は3弗化エ
チレンでライニング処理)に37%アクリル酸ナトリウ
ム水溶液517.5部(32重量%)、メトキシポリエ
チレングリコール(EO付加モル数9モル)メタクリレ
ート408.5部(68重量%)、イオン交換水26
1.5部及び架橋剤としてポリエチレングリコール(E
O付加モル数8モル)ジアクリレート(PEGDA−
8)0.68部(対モノマー0.05モル%)を仕込ん
だ。
【0032】これをN2 気流下、撹拌しながらジャケッ
トに40℃の温水を流して内容物を40℃に昇温した
後、重合開始剤として10%2,2′−アゾビス(2−
アミジノプロパン)塩酸塩(V−50,0.15モル
%)水溶液11.8部を添加して10秒間撹拌した後、
撹拌を停止した。(この場合、重合系のモノマー濃度は
50%で曇点は42℃である。) 直ちに重合が開始して59分でピーク温度69℃に到達
した。次いで、ジャケット温度を80℃に上げて、1時
間熟成した。熟成終了後、ブレード回転数36rpmで
10分間の解砕を行なった。ニーダーを反転し、含水ゲ
ルを重合容器から取り出した。含水ゲルの重合容器への
付着は全く認められなかった。また含水ゲルの平均粒子
径は1mmで極めて良好に解砕されていた。また粒子径
が5mm以上の玉ゲルは全く認められなかった。
【0033】斯して得られた微細な含水ゲルを熱風循環
式乾燥機で120℃、4時間乾燥した。乾燥後、卓上簡
易型粉砕機(協立理工(株)社製)を用いて粉砕し、吸
水性樹脂微粉末(1) を得た。吸水性樹脂(1) の水分は
4.5%であった。また、このようにして得られた吸水
性樹脂微粉末(1) の物性を以下の方法に従って測定し
た。その結果を表1および表2に示した。
【0034】<吸水倍率測定法>ティーバックに吸水性
樹脂微粉末(1) 約0.3gをとり、3.5%Nacl水
に所定時間浸漬した後の重量を測定し、次式に従って算
出した。
【0035】吸水倍率=(B−C)/A A:採取した吸水性樹脂微粉末(1) の重量(g) B:吸水後のティーバックを含めた全重量(g) C:空試験におけるティーバックを含めた重量(g) <水可溶分測定法>吸水性樹脂微粉末(1) 約1g(W1
g)に蒸留水1000gを加えて、1時間撹拌する。撹
拌終了後、16時間静置してゲルを沈降させる。次い
で、その上澄み液を0.22μの濾紙を用いて濾過し、
50gの濾液を得る。得られた濾液50gを100cc
の丸底フラスコに入れて、エバポレーターで約2gまで
濃縮する。濃縮後、少量の蒸留水でフラスコ内壁を洗浄
しながら、濃縮液をバイアルに移し、120℃で3時間
乾固して、残渣重量(W2g)を求める。次式に従って
水可溶分を算出した。
【0036】 水可溶分(%)=2,000×(W2/W1) <実施例2〜5>(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(A)と単量体(B)の仕込み組成比、重合開始剤量及
び重合開始温度を第1表に示した値とした他は実施例1
と同様に重合・乾燥を行ない、吸水性樹脂(2) 〜(5) を
得た。ゲル付着性・解砕性及び物性を実施例1と同様に
して評価し、その結果を表1および表2に示した。
【0037】<実施例6>ポリエチレングリコールジア
クリレートの使用量を全単量体に対して1.0モル%と
した他は実施例1と同様にして吸水性樹脂(6) を得た。
その時の結果を表1および表2に示した。
【0038】<実施例7>重合開始温度を30℃とし、
重合開始剤量を0.30モル%とした他は実施例1と同
様にして吸水性樹脂(7) を得た。その時の結果を表1お
よび表2に示した。
【0039】<実施例8>重合時のモノマー濃度を30
%、重合開始剤量を0.40モル%、重合開始温度を6
0℃とした他は実施例1と同様にして吸水性樹脂(8) を
得た。その時の結果を表1および表2に示した。
【0040】<実施例9>重合時のモノマー濃度を60
%、また重合開始温度を20℃とした他は実施例1と同
様にして吸水性樹脂(9) を得た。その時の結果を表3お
よび表4に示した。
【0041】<実施例10>単量体(B)としてメタク
リル酸ナトリウムを使用した他は実施例9と同様にして
吸水性樹脂(8) を得た。その時の結果を表3および表4
に示した。 <実施例11>ポリエチレングリコール(EO付加モル
数8モル)ジアクリレートの代りにポリエチレングリコ
ール(EO付加モル数5モル)ジアクリレートを用いた
他は実施例1と同様にして吸水性樹脂(11)を得た。その
時の結果を表3および表4に示した。
【0042】<実施例12>架橋剤としてポリエチレン
グリコール(EO付加モル数50モル)ジアクリレート
を用いた他は実施例1と同様にして吸水性樹脂(12)を得
た。その時の結果を表3および表4に示した。
【0043】<実施例13>架橋剤としてメチレンビス
アクリルアミドを用いた他は実施例1と同様にして吸水
性樹脂(13)を得た。その時の結果を表3および表4に示
した。
【0044】<実施例14>単量体(B)としてアクリ
ル酸ナトリウム50モル%とアクリル酸50モル%の混
合モノマーを用い、且つ架橋剤としてトリメチロールプ
ロパントリアクリレートを用いた他は実施例1と同様に
して吸水性樹脂(14)を得た。その時の結果を表3および
表4に示した。
【0045】<実施例15>架橋剤としてポリエチレン
グリコール(EO付加モル数8モル)ジアクリレートと
メチレンビスアクリルアミドを各々、全単量体に対して
0.025モル%用いた他は実施例1と同様にして吸水
性樹脂(15)を得た。その時の結果を表3および表4に示
した。
【0046】<実施例16>架橋剤としてポリエチレン
グリコール(EO付加モル数8モル)ジメタクリレート
を用いた他は実施例1と同様にして吸水性樹脂(16)を得
た。その時の結果を表3および表4に示した。
【0047】<実施例17〜23>(メタ)アクリル酸
エステル系単量体(A)として第3表および第5表に示
した単量体を用い、モノマー濃度、重合開始剤量並びに
重合開始温度を表3および表5に示した温度とした他は
実施例1と同様にして吸水性樹脂(17)〜(23)を得た。そ
の時の結果を表3、表4、表5および表6に示した。
【0048】<実施例24>アクリル酸ナトリウムに代
えて、アクリル酸ナトリウム(50モル%)とメタクリ
ル酸ナトリウム(50モル%)を併用した他は実施例1
と同様にして吸水性樹脂(24)を得た。その時の結果を表
5および表6に示した。
【0049】<実施例25〜28>単量体(B)とし
て、第4表に示した単量体を用いた他は実施例1と同様
にして吸水性樹脂(25)〜(28)を得た。その時の結果を表
5および表6に示した。
【0050】<実施例29>重合期間中、撹拌を停止し
ないで終始36rpmとした他は実施例1と同様にして
吸水性樹脂(29)を得た。その時の結果を表7および表8
に示した。
【0051】<実施例30,31>重合開始剤として、
第6表に示した開始剤を用いた他は実施例1と同様にし
て吸水性樹脂(30),(31)を得た。その時の結果を表7お
よび表8に示した。
【0052】<実施例32>実施例1で用いたのと同じ
重合容器に、メトキシポリエチレングリコール(EO付
加モル数5モル)アクリレート350部(73重量
%)、アクリル酸ナトリウム94部、アクリル酸36部
(アクリル酸ナトリウムとアクリル酸の合計量は27重
量%)、トリメチロールプロパントリアクリレート0.
89部(対モノマー0.114モル%)及びイオン交換
水480部を仕込んだ。これをN2 気流下、撹拌しなが
らジャケットに20℃の温水を流して内容物を20℃に
昇温した後、重合開始剤として過硫酸アンモニウム1.
81部(0.3モル%)及びL−アスコルビン酸0.3
6部を添加し、30秒間撹拌した後、撹拌を停止した。
(この場合、重合系のモノマー濃度は50%であり、曇
点は23℃である。)直ちに重合が開始して50分でピ
ーク温度47℃に到達した。次いでジャケットの濃度を
80℃に上げて1時間熟成した。熟成終了後、ブレード
回転数56rpmで10分間の解砕を行った。ニーダー
を反転し、含水ゲルを重合容器から取り出した。含水ゲ
ルの重合容器への付着は全く認められなかった。また含
水ゲルの平均粒子径は1mmで極めて良好に解砕されて
いた。また粒子径が5mm以上の玉ゲルは全く認められ
なかった。得られた含水ゲルを実施例1と同様に処理し
て吸水性樹脂(32)を得た。吸水性樹脂(32)の物性を実施
例1と同様に測定し、その結果を表7および表8に示し
た。
【0053】<実施例33>重合期間中、撹拌を停止し
ないで終始56rpmとした他は実施例32と同様に重
合を行ない含水ゲルを得た。含水ゲルの重合容器への付
着は全く認められなかった。またゲルの平均粒子径は1
mmで極めて良好に解砕されていた。また粒子径が5m
m以上の玉ゲルは全く認められなかった。得られた含水
ゲルを減圧下、150℃、2時間乾燥し、実施例1と同
様に粉砕して吸水性樹脂(33)を得た。吸水性樹脂(33)の
物性を実施例1と同様に測定し、その結果を表7および
表8に示した。
【0054】<比較例1>重合開始温度を重合点の曇点
(42℃)より高い45℃とした他は実施例1と同様に
して比較用吸水性樹脂(1) を得た。比較用吸水性樹脂
(1) の水分は8.4%と多く、水可溶分も9.6%と多
かった。その他を表9および表10に示した。
【0055】<比較例2>比較例1で得られた含水ゲル
を160℃、4時間乾燥した後、実施例1と同様に粉砕
して比較用吸水性樹脂(2) を得た。比較用吸水性樹脂
(2) の水可溶分は10.8%であり、比較用吸水性樹脂
(1) より更に増加した。その他を表9および表10に示
した。
【0056】<比較例3>過硫酸アンモニウム1.81
部の代りに0.5部(0.083モル%)を用い、L−
アスコルビン酸0.36部の代りに0.025部を用い
て且つ重合開始温度を80℃とした他は実施例32と同
様にして比較用吸水性樹脂(3) を得た。その時の結果を
表9および表10に示した。
【0057】<比較例4>過硫酸アンモニウム1.81
部の代りに0.5部(0.083モル%)を用い、L−
アスコルビン酸0.36部の代りに0.025部を用い
て且つ重合開始温度を80℃とした他は実施例33と同
様にして比較用吸水性樹脂(4) を得た。その時の結果を
表9および表10に示した。
【0058】<比較例5>モノマーの組成を表9および
表10に示した比率とし、モノマー濃度40%、重合開
始温度を20℃とした他は実施例1と同様にして比較用
吸水性樹脂(5) を得た。その時の結果を表9および表1
0に示した。
【0059】<比較例6>単量体として、アクリル酸ナ
トリウムのみを用い、モノマー濃度30%、重合開始温
度を30℃とした他は実施例1と同様にして比較用吸水
性樹脂(6) を得た。その時の結果を表9および表10に
示した。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【表6】
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】
【表9】
【0069】
【表10】
【0070】表1〜10における(メタ)アクリル酸エ
ステル系単量体(A)を表11に示す。
【0071】
【表11】
【0072】表1〜10における単量体(B)、架橋剤
及び重合開始剤を以下に示す。
【0073】<単量体(B)> SA :アクリル酸ナトリウム AA :アクリル酸 SMA :メタクリル酸ナトリウム PA :アクリル酸カリウム AMPS :2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸ナトリウム SEMS :スルホエチルメタクリレート(ナトリウム
塩) SVS :ビニルスルホン酸ナトリウム <架橋剤> PEGDA−8 :ポリエチレングリコール(EO 8モル付
加)ジアクリレート PEGDA−5 :ポリエチレングリコール(EO 5モル付
加)ジアクリレート PEGDA−50:ポリエチレングリコール(EO 50モル付
加)ジアクリレート PEGDMA−8:ポリエチレングリコール(EO 8モル付
加)ジメタクリレート MBAA :メチレンビスアクリルアミド TMPTA :トリメチロールプロパントリアクリ
レート <重合開始剤> V−50 :2,2’−アゾビス(2−アミジプロパ
ン)塩酸塩 NaPS :過硫酸ナトリウム APS :過硫酸アンモニウム
【0074】
【発明の効果】以上のようにして得られた本発明の吸水
性樹脂は、著しく耐塩性に優れ、多価金属イオンを多量
含む水や海水に対して、長期間に亘って高い吸水倍率を
示すため、高度に耐塩性が必要な用途分野での使用を可
能とならしめる。また、本発明の吸水性樹脂は可溶分含
量が極めて少ないため、安全性が強く要求される用途分
野での使用も可能とならしめるものである。
【0075】また、本発明の製造方法によれば、含水ゲ
ルがニーダー等の重合容器への付着がなくなる。また、
ゲル解砕性が格段に向上する(従って、ゲル粒径が小さ
くなる)ため、以後の乾燥性及び粉砕性が大幅に改善さ
れる。また比較的低温で乾燥できるため、熱劣化の少な
い乾燥物が得られるという効果がある。このように本発
明は、優れた特性を有する吸水性樹脂を安価且つ効率的
に製造することを可能とならしめたものであり、工業的
利用価値の極めて高いものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (但し、Rは水素またはメチル基、Xは全オキシアルキ
    レン基に対するオキシエチレン基のモル分率が50%以
    上である炭素数2〜4のオキシアルキレン基であり、Y
    は炭素数1〜5のアルコキシ基、フェノキシ基または炭
    素数1〜9のアルキル基を1〜3個置換基として有する
    オキシアルキルフェニル基であり、nは平均で3〜10
    0の正数である。)表わされる(メタ)アクリル酸エス
    テル系単量体(A)20〜100重量%および(メタ)
    アクリル酸エステル系単量体(A)と共重合可能な単量
    体(B)80〜0重量%(但し、(A)と(B)の合計
    量は100重量%である。)からなる単量体成分を重合
    開始剤および架橋剤の存在下に水性媒体中で重合するに
    際し、まず重合系の曇点未満の温度で重合を開始するこ
    とを特徴とする吸水性樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 架橋剤としてポリエチレングリコールジ
    (メタ)アクリレートを使用する請求項1記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 重合反応を静置で完結せしめ且つ生成ゲ
    ルを解砕する請求項1または2記載の製造方法。
JP6005561A 1994-01-24 1994-01-24 吸水性樹脂の製造方法 Expired - Lifetime JP2801141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005561A JP2801141B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 吸水性樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005561A JP2801141B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 吸水性樹脂の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07206952A true JPH07206952A (ja) 1995-08-08
JP2801141B2 JP2801141B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=11614623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6005561A Expired - Lifetime JP2801141B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 吸水性樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2801141B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08141355A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Nippon Shokubai Co Ltd 除湿材組成物
WO2016148397A1 (ko) * 2015-03-18 2016-09-22 한화케미칼 주식회사 고흡수성 수지의 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08141355A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Nippon Shokubai Co Ltd 除湿材組成物
WO2016148397A1 (ko) * 2015-03-18 2016-09-22 한화케미칼 주식회사 고흡수성 수지의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2801141B2 (ja) 1998-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0312952B1 (en) Process for preparing absorbent polymers
JP2013100529A (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JP2877255B2 (ja) 耐久性の優れた吸水性樹脂の製造方法
JPH06510557A (ja) 超吸収性ポリマーおよびそれらの製造法
GB1589975A (en) Water absorbent polymers
WO1995021876A1 (fr) Composition polymere hydroabsorbante/desorbante et thermosensible
JPH0578412A (ja) 超吸収性ポリマーの残留アクリル酸含量を低下させる方法
JPS6136763B2 (ja)
JP2003206381A (ja) 吸水性樹脂の着色防止方法
JP3349768B2 (ja) アクリル酸塩系ポリマーの製造方法および組成物
JP3259143B2 (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JPH0826085B2 (ja) 耐久性の優れた吸水性樹脂の製造方法
JP2901368B2 (ja) 耐塩性吸水性樹脂の製造方法
JPH03195713A (ja) 高吸水性ポリマーの製造法
JP5042674B2 (ja) ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂の製造方法
JPH09183884A (ja) 透明性ゲルおよびその製造方法
US5508381A (en) Process for preparing highly water absorbent resin
JPH07206952A (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JPH0555523B2 (ja)
JPH0848721A (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JPH0656933A (ja) 吸水性樹脂およびその製造方法
JP3168240B2 (ja) 感温吸排水性組成物
JP3917673B2 (ja) 除湿材組成物の製造方法
JP2863435B2 (ja) アルキレンオキサイド基含有吸水性樹脂の乾燥方法
JPH01141901A (ja) ポリアクリル酸系含水ゲルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110710

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term