JPH07205988A - 運搬用ラック - Google Patents

運搬用ラック

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Publication number
JPH07205988A
JPH07205988A JP747394A JP747394A JPH07205988A JP H07205988 A JPH07205988 A JP H07205988A JP 747394 A JP747394 A JP 747394A JP 747394 A JP747394 A JP 747394A JP H07205988 A JPH07205988 A JP H07205988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
rack body
steel material
pillar
transportation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP747394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujiwara
敬士 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP747394A priority Critical patent/JPH07205988A/ja
Publication of JPH07205988A publication Critical patent/JPH07205988A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】軽量かつコンパクトに設計され、運搬効率の向
上を図ることができるとともに、使い勝手に優れた運搬
用ラックを提供することを目的としている。 【構成】平面視格子状となされ、その外周を矩形状に縁
取るように鋼材21、22で枠組みされたラック本体2
と、ラック本体2の四隅から立設された柱挿入部3と、
柱挿入部3に挿入される四本の柱4とからなり、ラック
本体2の平面視格子状の部分が断面長方形形状の鋼材2
1によって形成され、各鋼材21同士が内部で連通する
とともに、各鋼材21の端部がラック本体2の四辺に開
口し、これら開口部20を介して四辺のどの方向から
も、鋼材21内にフォークリフトのフォークが挿入で
き、このラック本体2の鋼材21、22によって形成さ
れた区画の一部に、ラック本体2の裏面側から受板23
が貼設され、この受板23が貼設された区画24の内部
に柱4が収納可能となされた運搬用ラック1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックの荷台に多段
に積層して壁パネルなどの運搬に供するようになされた
運搬用ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の運搬用ラックは、フォ
ークリフトなどによって多段に積層する作業が行われ
る。そのため、従来の運搬用ラックは、荷物の載置面と
なるラック本体の下に、フォークリフトのフォーク挿入
口となる断面長方形形状の位置決め部材を設けて構成さ
れていた。また、ラック本体の四隅から、脚部が立設さ
れ、この脚部を介して多段に積層することで、各ラック
本体に載置した荷物と前記位置決め部材とが緩衝し合わ
ないようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の運
搬用ラックは、ラック本体の下にフォーク挿入口となる
位置決め部材を設けているため、運搬用ラックのラック
本体に載せた荷物と、この運搬用ラックの上段にある位
置決め部材とが緩衝し合わないように運搬用ラック同士
を積層するためには、脚部を長くしておかなければなら
ない。そのため、運搬用ラックは、縦方向に嵩張ったも
のとなってしまい効率良く荷物を運搬することができな
くなるといった不都合を生じることとなる。また、脚部
を長くしたり、位置決め部材を別途貼設しているので、
運搬用ラック単体の重量が重くなり、運搬用ラック同士
をあまり多段に積層することができなくなってしまう。
【0004】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、軽量かつコンパクトに設計され、運搬効率の向上を
図ることができるとともに、使い勝手に優れた運搬用ラ
ックを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の運搬用ラックは、平面視格子状となされると
ともに、その外周を矩形状に縁取るように鋼材によって
枠組みされ、上下面ともに面一となされたラック本体
と、このラック本体の四隅から立設されてなる柱挿入部
と、これら柱挿入部に挿入される四本の柱とからなり、
ラック本体の平面視格子状の部分が断面長方形形状の鋼
材によって形成され、各鋼材同士が内部で連通するよう
になされるとともに、これら各鋼材の端部がラック本体
の四辺に開口して設けられ、これら開口部を介して四辺
のどの方向からも、鋼材内にフォークリフトのフォーク
が挿入できるようになされるとともに、このラック本体
を構成する鋼材によって形成された区画の一部に、ラッ
ク本体の裏面側から受板が貼設され、この受板が貼設さ
れた区画の内部に柱が収納可能となされたものである。
【0006】
【作用】運搬用ラックを使用する場合は、まず、柱を収
納した区画から柱を取り出し、この柱をラック本体の四
隅に形成された柱挿入部に挿入して組立状態とした後、
ラック本体上に荷物を載置する。以後は、同等に構成し
た運搬用ラックの柱挿入部を、下段にある運搬用ラック
の柱上に載せることによって、複数の運搬用ラックを多
段に積層することができる。この積層作業は、ラック本
体の周縁部に面した開口部から、ラック本体を構成する
鋼材の内部にフォークリフトのフォークを直接挿入し、
フォークリフトを操ることによって行われる。
【0007】また、空になった運搬用ラックは、柱挿入
部から柱を抜き取って受板の貼設された区画内に収納
し、柱挿入部同士を介して積層することでコンパクトに
積層される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は、運搬用ラック1の全体構成の概略
を示している。
【0010】すなわち、この運搬用ラック1は、ラック
本体2と、このラック本体2の四隅から立設されてなる
柱挿入部3と、これら柱挿入部3に挿入される四本の柱
4とによって構成されている。
【0011】ラック本体2は、平面視格子状となされる
とともに、その外周を矩形状に縁取るように枠組みされ
ている。このうち、格子状の部分は、フォークリフト
(図示省略)のフォークの幅に等しい間隔で平行した1
対の長い鋼材21と短い鋼材21とを同一平面で十字に
交錯させた状態に組まれている。また、これらの鋼材2
1は、その断面が長方形形状となされ、各鋼材21の交
錯した部分は、その内部が互いに連通するようになされ
ている。さらに、各鋼材21の端部開口部20に沿っ
て、上記鋼材21よりも細い鋼材22が溶接固定され、
ラック本体2の四辺に、各鋼材21の開口部20を臨ま
せた状態で、この格子状の部分を矩形に縁取りするよう
になされている。これにより、ラック本体2の四辺いず
れの位置からでもフォークリフト(図示省略)のフォー
クを挿入できるようになされている。また、ラック本体
2の鋼材21と鋼材22とによって形成される複数の区
画のうち、四隅近傍に形成される長方形形状の区画の裏
面には、長板状の数枚の受板23が溶接固定され、この
区画を柱収納部24として利用できるようになされてい
る。さらに、ラック本体2のいずれかの長辺には、ラッ
ク本体2の表面よりも若干上方に突出する板片25が溶
接固定されている。この板片25は、ラック本体2の他
方の長辺側からパレット(図示省略)に積載した荷物を
積み込む場合、ストッパの役割を果たし、荷物のずれな
どを防止するようになされている。
【0012】柱挿入部3は、筒状の鋼材からなり、上記
ラック本体2の四隅に溶接固定され、ラック本体2の上
方に立設するようになされている。そして、各柱挿入部
3の内側に、柱4が抜き挿し接続できるようになされて
いる。また、各柱挿入部3の下端部には、ラック本体2
の下面よりも下側に突出するように逆皿状の台座部31
が溶接固定されている。
【0013】柱4は、柱挿入部3に抜き挿し接続可能な
鋼材によって構成されている。また、その長さは、ラッ
ク本体2に形成した柱収納部24に収納可能な長さであ
れば特に限定されるものではなく、ラック本体2上に載
置される荷物の嵩高さなどに応じて適宜変更することが
可能である。このように、荷物の嵩高さに合わせた柱4
を使用することにより、運搬用ラック1を積層した場合
に、ラック本体2間に無駄な空間ができるのを防止する
ことができ、効率良く荷物を積むことができる。
【0014】このようになる運搬用ラック1を使用する
場合には、図2に示すように、柱挿入部3に柱4を差し
込んだ組立状態として、ラック本体2の上に荷物を載置
して使用される。そして、この運搬用ラック1の各柱4
の上に、同様に構成した運搬用ラック1の台座部31を
重ね合わせることで、複数の運搬用ラック1を積層して
いくことができる。この積層作業は、ラック本体2の各
辺に面した鋼材21の開口部20に、フォークリフト
(図示省略)のフォークを差し込んで運搬用ラック1を
昇降させることによって行うことができる。すなわち、
この運搬用ラック1によると、荷物を載置するためのラ
ック本体2に、フォークリフトのフォークを挿入するフ
ォーク挿入部の機能を共用させることができ、部品点数
の削減を図って運搬用ラック1の低コスト化を実現する
ことができる。また、ラック本体2の薄型化および軽量
化を図って重量制限や高さ制限を気にすることなく多段
の積層が可能となる。
【0015】一方、運搬用ラック1に荷物を載置してい
ない場合は、図3に示すように、ラック本体2の各柱収
納部24に柱4を収納し、この運搬用ラック1の各柱収
納部3の上に、同様に構成した運搬用ラック1の台座部
31を重ね合わせることで、複数の運搬用ラック1を積
層していくことができる。この場合、柱4の高さの分だ
け嵩張ることなく積層することができるので、荷物を載
置した場合に比して約半分の高さで運搬用ラック1を積
層していくことができる。また、柱4は、簡単に抜き挿
し接続して柱収納部24に収納することができるので、
特に労せず使い勝手良く使用することができる。
【0016】これにより、図4に示すように、例えば、
積載量10トンとなされたトラック5の荷台51に、壁
パネル6を載置した運搬用ラック1を積層して運搬する
場合、従来は6枚×4段で合計24台の運搬用ラック1
しか搭載することができなかったが、本発明の運搬用ラ
ック1によると、薄型化および軽量化によって6枚×5
段で合計30台の運搬用ラック1の搭載が可能となる。
また、ラック本体2が上下面共に面一で薄型化されるの
で、1枚当たりの運搬用ラック1に載置する壁パネル6
の数としても従来のものより増やすことができることと
なる。さらに、図5に示すように、運搬後に空になった
運搬用ラック1を運搬する場合には、6枚×10段で合
計60台の運搬用ラック1の搭載が可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、フ
ォークリフトのフォークを、ラック本体を構成する鋼材
に直接挿入して作業を行うことができ、ラック本体が嵩
張るのを抑えた薄型で軽量化された運搬用ラックとする
ことができる。その結果、従来の運搬用ラックよりも嵩
高く荷物を載置した状態で多段に積層することが可能と
なり、運搬効率の向上を図ることが可能となる。
【0018】また、荷物を載置するためのラック本体
に、フォークリフトのフォークを挿入するフォーク挿入
部の機能を共用させることにより、部品点数の削減を図
って運搬用ラックの低コスト化を実現することができ
る。
【0019】さらに、荷物を載置しない時は、柱を柱収
納部に収納して運搬用ラックを更にコンパクトにするこ
とができるので、運搬用ラックを保管する際や、空にな
った運搬用ラックをトラックで運搬する場合など、効率
良く積層して運搬することができる。
【0020】さらに、運搬用ラックは、柱を単に抜き挿
し接続したり収納部に収納するだけで、組立および分解
して荷積状態および保管状態にすることができるので、
使い勝手に優れ、簡単に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬用ラックの全体構成の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】荷物を載置した運搬用ラックを積層した状態を
示す側面図である。
【図3】荷物を載置していない空の運搬用ラックを積層
した状態を示す側面図である。
【図4】荷物を載置した運搬用ラックをトラックに積層
した状態を示す側面図および背面図である。
【図5】荷物を載置していない空の運搬用ラックをトラ
ックに積層した状態を示す側面図および背面図である。
【符号の説明】
1 運搬用ラック 2 ラック本体 20 開口部 21 鋼材 22 鋼材 23 受板 24 柱収納部(区画) 3 柱挿入部 4 柱 5 トラック 6 壁パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視格子状となされるとともに、その
    外周を矩形状に縁取るように鋼材によって枠組みされ、
    上下面ともに面一となされたラック本体と、このラック
    本体の四隅から立設されてなる柱挿入部と、これら柱挿
    入部に挿入される四本の柱とからなり、ラック本体の平
    面視格子状の部分が断面長方形形状の鋼材によって形成
    され、各鋼材同士が内部で連通するようになされるとと
    もに、これら各鋼材の端部がラック本体の四辺に開口し
    て設けられ、これら開口部を介して四辺のどの方向から
    も、鋼材内にフォークリフトのフォークが挿入できるよ
    うになされるとともに、このラック本体を構成する鋼材
    によって形成された区画の一部に、ラック本体の裏面側
    から受板が貼設され、この受板が貼設された区画の内部
    に柱が収納可能となされたことを特徴とする運搬用ラッ
    ク。
JP747394A 1994-01-27 1994-01-27 運搬用ラック Pending JPH07205988A (ja)

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JP747394A JPH07205988A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 運搬用ラック

Applications Claiming Priority (1)

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JP747394A JPH07205988A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 運搬用ラック

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JPH07205988A true JPH07205988A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11666762

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JP747394A Pending JPH07205988A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 運搬用ラック

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JP (1) JPH07205988A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000326974A (ja) * 1999-03-15 2000-11-28 Ricoh Co Ltd 物品運搬保管装置
KR20040008274A (ko) * 2002-07-18 2004-01-31 남이중공업 주식회사 이동식 가설구대
JP2019026314A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社総合車両製作所 搬送パレット
JP2020203721A (ja) * 2019-06-11 2020-12-24 株式会社ユニテ 長尺物移送ラック

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JP2019026314A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社総合車両製作所 搬送パレット
JP2020203721A (ja) * 2019-06-11 2020-12-24 株式会社ユニテ 長尺物移送ラック

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