JPH07205597A - 外装転写箔 - Google Patents

外装転写箔

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JPH07205597A
JPH07205597A JP6019760A JP1976094A JPH07205597A JP H07205597 A JPH07205597 A JP H07205597A JP 6019760 A JP6019760 A JP 6019760A JP 1976094 A JP1976094 A JP 1976094A JP H07205597 A JPH07205597 A JP H07205597A
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JP
Japan
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layer
transfer
cerium oxide
transfer foil
fine powder
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Application number
JP6019760A
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Inventor
Tomoko Iwasa
智子 岩佐
Takashi Matano
剛史 俣野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に外装材に対して、紫外線に対する耐性を
有し優れた耐候性を発揮する外装転写箔を提供する。 【構成】 剥離性支持体の片面に設けた転写層に、酸化
セリウムの微粉末を含有させる。転写層が剥離層、装飾
層、接着剤層からなる時は、少なくとも剥離層及び/又
は接着剤層に含有させる。酸化セリウムは配合される層
の全樹脂分に対して0.2〜10重量%含有させ、微粉
末の粒径は200nm以下とする。また、剥離層の樹脂
分にはアクリル系樹脂又は塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体とアクリル系樹脂との混合樹脂を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種基材の表面を化粧
するための転写箔に関し、より詳しくは、耐候性が要求
される外装用途において、特に紫外線に対する耐性に優
れた化粧部材等を提供できる転写箔に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の外装材において、基材のま
までは意匠性に乏しい場合、基材表面に種々の方法で模
様付けを行い、意匠感の有る外装材としている。例え
ば、樹脂、金属、木材等の基材表面にグラビアオフセッ
ト印刷、シルクスクリーン印刷等によって直接模様を形
成し、さらに透明な保護層を形成したり、樹脂中に着色
顔料やパール顔料等の着色剤を混入して成形してそのま
ま外装材とする。これらの直接的な模様形成法は模様形
成面の形状に制限があり、着色剤混入でも樹脂基材に限
定される。一方、転写箔を用いた転写法によれば被転写
体となる基材の材料に制限がなく、且つ簡便に高意匠の
模様付けができる広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転写箔によっ
て被転写体に模様を転写して、それを特に外装用途に用
いる場合においては、耐候性として、例えばカーボンア
ーク燈サンシャインウエザオメータ(耐候性促進試験
機)で最低1000時間照射しても、変褪色、転写層の
剥脱等のないことが要求され、通常、紫外線吸収剤等の
光安定剤を配合した転写箔が使用される。このような従
来の外装転写箔としては、例えば、特開昭56−530
86号公報は、耐候性を持たせる手段として、転写後の
表面保護層となる剥離層、及び模様層に光安定剤として
ベンゾトリアゾール誘導体の紫外線吸収剤を配合するこ
とを開示している。また、特開平5−88996号公報
は、転写後の表面保護層となる剥離層、あるいは当該剥
離層と接着剤層の間に、0.1μm以下の微粉末の酸化
亜鉛を含有させたアクリル系透明塗料を紫外線吸収層と
して用いることを開示している。一方、特開平5−92
670号公報では、いわゆる外装転写箔ではないが、カ
ラー画像のハードコピーを得る為の感熱転写記録用受像
シートにおいて、受像シートに形成された画像の耐紫外
線性を向上させる目的で、染料を受容して染料画像を形
成する受像層中に、あるいは受像シートに貼着又は転写
にてカバーするフィルム中に、紫外線を吸収する無機酸
化物として、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネ
シウム、酸化錫、酸化インジウム、酸化ケイ素等の一種
の金属の酸化物、ITOあるいはセラミックス、超伝導
体等に用いられるレアメタルの含有された2種以上の金
属の入った酸化物等の0.2μm以下の微粒子を含有さ
せることが開示している。
【0004】しかし、従来の転写箔に用いる上記ベンゾ
トリアゾール系有機化合物等の有機化合物系の紫外線吸
収剤では、経時的に、特に高温下に於いて表面へブリー
ドしたり、変質、昇華等する為、過酷な屋外条件にさら
れる外装用途では満足のいく十分な耐候性が得られず、
又ブリードした紫外線吸収剤により表面が白濁するとい
った欠点もあった。一方、従来公知の酸化亜鉛等の無機
化合物の場合、熱によるブリード等は生じにくい。しか
し、可視光線の透過率もあまり高くない為、転写箔の装
飾層あるいは被転写体の表面の色調・絵柄を有効に生か
せない欠点もあった。そこで、本発明は、特に耐候性に
優れ外装用に適した外装転写箔を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上記
課題を解決するために、剥離性支持体の一方の面に転写
層を設けた転写箔において、転写層に酸化セリウムの微
粉末が紫外線吸収剤として含有されている構成とする外
装転写箔である。また、上記外装転写箔において、転写
層を剥離性支持体側から、少なくとも剥離層、装飾層、
接着剤層から構成し、このうち少なくとも剥離層及び/
又は接着剤層に酸化セリウムの微粉末を含有した構成と
するものでもある。さらに、上記外装転写箔において、
剥離層を形成する樹脂成分をアクリル系樹脂又は塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体樹脂とアクリル系樹脂との混
合樹脂を主体とし、装飾層を形成する樹脂成分をアクリ
ル系樹脂を主体に構成するものでもある。くわえて、上
記外装転写箔において、酸化セリウムの微粉末が、当該
微粉末を含有する層の全樹脂分に対して0.2〜10重
量%含有されている構成とするものでもあり、さらに、
酸化セリウムが200nm以下の粒径の微粉末とした構
成とするものでもある。
【0006】以下、図面に従って本発明を詳述する。図
1は本発明の外装転写箔の一実施例を示す縦断面図であ
る。同図によれば、本発明の外装転写箔1は、剥離性支
持体2の片面に、転写層3として剥離層4、装飾層5、
接着剤層6を順次設けた構成である。同図に示す層構成
の外装転写箔1の転写の際は、剥離性支持体2と剥離層
4との界面で剥離し被転写基材側に転写される層、すな
わち転写層3は、転写後の状態で表層から順次剥離層
4、装飾層5、接着剤層6となる。
【0007】通常、転写層3は剥離層4、装飾層5及び
接着剤層6とから構成される。しかし、本発明の外装転
写箔はこの層構成に限定されるものではない。層構成の
各種態様としては、例えば、飾層5が被転写体との接着
機能を有する場合、あるいは接着剤層を被転写体側に施
しておく場合等には接着剤層6は省略でき、また、装飾
層5が剥離性支持体2との剥離性を有し、転写後の表面
保護層的作用を剥離層4に期待の必要がない場合には剥
離層4は省略でき、さらに、用途及び仕様によりこれら
両方の条件が成立する場合には、転写層3は装飾層5の
みの構成の場合もありうる。
【0008】このように各種層構成の態様はあるが、本
発明の外装転写箔1の層構成の基本形は、図2に示す如
く剥離性支持体2と転写層3とから構成されるものであ
る。そして、転写箔3に紫外線吸収剤として酸化セリウ
ムの微粉末を含有することを必須とするものである。転
写層3が装飾層5のみから構成される場合は、装飾層に
酸化セリウムを含有させることが必須である。転写層3
が、剥離層4、装飾層5及び接着剤層6から構成されて
いる場合には、剥離層又は接着剤層の少なくともいずれ
か一方には酸化セリウムの微粉末を含有させることが必
須である。例えば、屋外で使用される看板、簀の子、扉
等の表面に転写した場合の様に、剥離層を通して紫外線
に曝される場合には、剥離層に酸化セリウムの微粉末を
添加することが、装飾層の保護に有効である。一方、例
えば、窓硝子の内側に転写する場合の様に、接着剤層を
通して紫外線に曝される場合には、接着剤層に酸化セリ
ウムの微粉末を添加することが有効であり、接着剤層よ
り内側の装飾層、剥離層を紫外線から保護しうる。しか
し、これら剥離層、装飾層、接着剤層の各層全てに酸化
セリウムの微粉末を含有させる仕様も場合によってはあ
りうる。
【0009】酸化セリウムの微粉末による耐紫外線保護
効果は、主として装飾層に対して作用する様にそれを配
合する層を構成するのが普通であるが、従って、装飾層
以外にも前記した接着剤層に対して行うこともあり、ま
た、最外層となり最も厳しい条件下に置かれる剥離層に
対して、それ自身中に含有させることは好ましい結果を
生ずる。例えば、装飾層が金属蒸着層でそれ自身に耐候
性があっても、金属蒸着層の酸化等による劣化に対する
保護膜として作用するため剥離層の耐候性を向上させる
べく、剥離層中に酸化セリウムの微粉末を含有させる。
もちろん、装飾層が印刷層の場合には、印刷層の保護を
目的として剥離層に含有させることは好ましい結果を生
ずる。
【0010】一方、転写層3となる剥離層4、装飾層
5、接着剤層6は耐候性に留意し、酸化セリウムの微粉
末を用いる等の耐紫外線対応に格段の調整をする以外
は、これら各層は剥離性支持体と共に、従来公知の材料
及び方法により形成できる。以下、各層毎に順次詳述す
る。
【0011】剥離性支持体2は、転写層3との剥離性の
よいものが利用され、例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレートコ
ポリマー、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ルフィルム、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィル
ム、ポリオレフィン塗工紙等の基材が利用でき、なかで
も厚さ10〜100μm程度の2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルムが好適である。
【0012】なお、剥離性支持体2としては、上記の基
材単独で用いる場合の他、転写層3との剥離性を良好に
する目的で、図示はしないが上記基材の転写層3が形成
される面に離型層を施した剥離性支持体2としてもよ
い。離型層は、フッ素系樹脂、各種ワックス、シリコー
ン等の離型剤を公知のビヒクル、例えば、アクリル系樹
脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂等に添加した塗料
の塗膜を形成したり、剥離性の樹脂、例えば、フッ素系
樹脂、シリコーン、メラミン系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂、電離放射線硬化性アクリル系樹脂等を塗工、ある
いはエクストルージョンコート等で製膜したものであ
り、通常0.1〜3μm程度にする。なお、離型層を設
ける場合には、離型層中に無機又は有機の微粒子を混入
する等して離型層表面にマット状等の凹凸模様を形成し
ておけば、転写後の転写層の外表面に凹凸模様が形成で
きる。
【0013】剥離層4は、転写の際に剥離性支持体2と
の剥離性を適度に制御すると共に、転写箔から装飾層5
が被転写耐材に転写された以降は、装飾層5の上層とな
って装飾層4を、紫外線や摩耗、薬品等に対して保護す
る役割を果たす。優れた耐候性に効果的な剥離層4を形
成する樹脂成分としては、耐候性に優れた樹脂であれば
特に限定されないが、通常はアクリル系樹脂が良く用い
られる。また、例えば、アクリル系樹脂に塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体等の他の樹脂を適宜混合すること
で、転写時、或いは転写後の温度変化、外力等により剥
離層4に亀裂が入らないように塗膜硬度を調整すると好
ましい結果が得られる。さらに、本発明の外装転写箔で
は転写層の中で最外層となる剥離層4に酸化セリウムの
微粉末を紫外線吸収剤として添加することが効果的であ
り特に好ましい。
【0014】なお、剥離層4に用いられるアクリル系樹
脂としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリメタ
クリル酸エチルヘキシル等のメタクリル酸アルキルエス
テル単独重合体、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル
酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸エチ
ルヘキシル等のアクリル酸アルキルエステル単独重合
体、該アクリル酸アルキルエステルやメタクリル酸アル
キルエステル同士の共重合体、あるいは該アクリル酸ア
ルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステルと塩化
ビニル、酢酸ビニル等の他のビニル単量体との共重合体
等の樹脂が挙げられる。その他、ポリフッ化ビニリデン
等のフッ素樹脂単独、或いは前記アクリル系樹脂と混合
して用いることもできる。
【0015】また、上記アクリル系樹脂に塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体を混合する場合は、混合比は、アク
リル系樹脂/塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体=9/1
〜7/3の範囲であり、特に8/2程度が好ましい。ア
クリル系樹脂がこれより少ないと耐候性が低下し、日光
暴露によって黄変等を生じやすくなる。また、アクリル
系樹脂がこれより多いと、剥離層が硬くなり、転写時或
いは転写後の外力が加わった時に亀裂を生じ易い。ま
た、特にグラビア印刷時のインキ転移性が悪くなるた
め、グラビア印刷法で剥離層を形成する場合は不適当で
ある。
【0016】剥離層4に酸化セリウムの微粉末を含有さ
せる場合には、酸化セリウムの微粉末としては、その下
の層となる装飾層5の絵柄が剥離層4を通して透視でき
ることが必要であり、この点より微粉末の粒径は、可視
光線に対して透過性を有するようになる可視光線の波長
の1/2以下、即ち200nm以下であることが好まし
い。より好ましくは100nm以下、特に好ましくは8
〜30nmの範囲のものが、透明性が優れ装飾層の絵柄
が曇らない点で良い。インキや塗料に添加する際の酸化
セリウムは、単なる粉末の形態でも良いが、特に粒径が
200nm以下の微粉末の場合、液体への均一分散が難
しく、二次凝集を起こし易いため、分散性を出すための
公知の易分散化表面処理を施したり、或いは、特開平5
−306435号公報記載のような、ゾルやゾル粉末の
状態で塗料やインキに添加することが好ましい。また、
このような酸化セリウムは、結晶体の状態の粉末を用い
ることが好ましい。その理由は、もし非晶質粉末の場
合、転写時の熱や圧力の変化、転写後の日光の暴露、屋
外での寒熱繰返し等により、経時で結晶化が生じ、転写
層の透明度が変化する虞があるからである。また、酸化
セリウムには、酸化第一セリウムと酸化第二セリウムと
があるが、これらのうち、酸化第二セリウムが熱安定性
が高く好ましい。また、酸化セリウムの微粉末の含有量
は、配合される層の樹脂分全量に対して0.2〜10重
量%の範囲が好ましい。0.2重量%未満であると、十
分な紫外線吸収効果が得られず、10重量%を越えると
層が脆くなる傾向となり、箔バリの発生や積層される層
との密着性等の物性が低下して好ましくない。
【0017】また、剥離層4には酸化セリウムと共に、
他の紫外線吸収剤等の光安定剤を併用するとより効果的
である。併用する紫外線吸収剤としてベンゾフェノン系
紫外線吸収剤は黄褐色化して好ましくないが、これ以外
のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、例えば、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−アミル−5′
−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソブチル−5′
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−3′−イソブチル−5′−プ
ロピルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等の
2′−ヒドロキシフェニル−5−クロロベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤類、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール等の2′−ヒドロキシフェ
ニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、あるいは、
サリチル酸フェニル、4−t−ブチル−フェニル−サリ
シレート等のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤、2−
エチル−ヘキシル−2−シアノ−3,3′−ジフェニル
アクリレート、エチル−2−シアノ−3,3′−ジフェ
ニルアクリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収
剤等が挙げられる。なかでも、シアノアクリレート系紫
外線吸収剤の併用がより優れた耐候性を発揮する点で好
ましい。
【0018】また、紫外線による転写層3の劣化を更に
防止し、耐候性をより向上させる為には、酸化セリウム
の微粉末に上記紫外線吸収剤を併用する方法以外に、酸
化セリウムの微粉末に下記の光安定剤を併用する方法も
好ましい。より好ましくは、酸化セリウムの微粉末に上
記紫外線吸収剤と下記光安定剤の両者を併用する方法が
挙げられる。このように酸化セリウムと併用して使用さ
れる光安定剤としてはラジカル捕捉剤が挙げられる。ラ
ジカル捕捉剤としては、例えば、ビス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス
−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバーケート、その他、例えば特公平4−
82625号公報に開示されている化合物等のヒンダー
ドアミン系ラジカル捕捉剤(HALS)等が挙げられ
る。なお、必要に応じ、他の金属酸化物紫外線吸収剤、
例えば、公知の酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄等の粒径
200nm以下の微粉末と併用することも可能である。
【0019】上記した酸化セリウムの微粉末と併用する
他の紫外線吸収剤等の光安定剤の配合量は、配合される
層の樹脂分全量に対して、紫外線吸収剤の場合には0.
1〜1.0重量%、光安定剤の場合には0.1〜2.0
重量%の範囲が好ましい。併用する他の紫外線吸収剤も
含めた光安定剤の量が、少なすぎると併用の効果が充分
に得られず、また多すぎるとコスト高となり、また屋外
の日光に暴露したり、熱水で加温されたりした場合に、
他の紫外線吸収剤、安定剤のブリード等により、配合さ
れる層に白化を生ずることがあり好ましくない。
【0020】上述した、剥離層4に含有させる酸化セリ
ウムの微粉末、他の紫外線吸収剤、HALS等の光安定
剤を包含した光安定剤としての種類、配合及び含有量に
関しては、これから述べる装飾層及び接着剤層について
も同様なことが言える。従って、装飾層及び接着剤層で
は、これら光安定剤の使用に関して格別に異なる点があ
る場合にみ言及する。
【0021】なお、剥離層4の厚さは、前記の酸化セリ
ウムの微粉末の添加量に対して0.5〜30μm、特に
2〜10μmの範囲が好ましい。0.5μm未満である
と、転写後に剥離層の下層となる装飾層5を紫外線に対
して充分に保護することができず、また屋外での風雨へ
の暴露等に対してそれ自体の剥脱等に耐えることができ
ず、耐摩性等の表面物性も低下する。逆に30μmを越
えると、過剰仕様となりコスト高となる他に、転写箔が
剛直になって転写する時に、転写箔上の転写層が被転写
体に接した部分と、接しなかった部分との境界でシャー
プに転写箔が切断されて転移せずに箔バリを生じやすく
なる。また、剥離層の透明性が低下し曇ってしまい不都
合である。
【0022】また、剥離層4には、上述した樹脂及び紫
外線吸収剤等の光安定剤類等の他に、適宜用途によっ
て、耐摩性を向上する目的でワッスク等の滑剤を配合し
たり、透明性を損なわない範囲で着色剤、体質顔料等を
配合したり、その他公知の添加剤を配合してもよい。
【0023】装飾層5は、印刷により形成する場合に
は、耐候性に優れた樹脂、例えば剥離層に用いた前記列
挙のアクリル系樹脂等から選んだ樹脂をビヒクルの主体
とし、その他公知の各種添加剤を配合した印刷インキに
より形成された印刷層から構成すると良い。この場合、
印刷インキの着色剤としては、印刷インキに使用する通
常の着色剤でもよいが、例えば、ベンガラ、二酸化チタ
ン、朱、群青、緑青(塩基性炭酸銅)、カーボンブラッ
ク等の無機質顔料や、フタロシアニン顔料、キナクリド
ン系顔料やイソインドリノン系顔料等の縮合多環状顔料
等の有機質顔料等が、優れた耐候性を発揮する。印刷す
る模様としては、例えば木目模様、大理石模様等の天然
物模様、全面ベタ、幾何学模様、文字、記号等がある。
なお、装飾層5は、印刷による形成以外に、全面又は部
分的模様状の金属蒸着等による薄膜層の単独、あるいは
印刷層との組み合わせであっても良い。
【0024】本発明の外装転写箔は、酸化セリウムの微
粉末及び前記した紫外線吸収剤あるいは光安剤を併用し
て前記した剥離層4に含有させる以外に、上記装飾層に
も同様に含有させてもよい。装飾層に含有させる場合に
は、もちろん薄膜層にではなく印刷層に含有させる。な
お、ただ窓ガラスに紫外線の吸収性能を持たせるのみ
で、装飾の付与も、可視光線の吸収も不要の場合は、装
飾層は省略できる。
【0025】接着剤層6は、転写後の転写層3の最下層
となる層であり、その樹脂の選定に当たっては、装飾層
として全面ベタの光不透過性の金属蒸着層等を用いる場
合以外は、やはり耐候性に優れたものを用いた方が好ま
しい。ただ、装飾層として印刷層を用いる場合でも印刷
層に含有される着色剤等により紫外線がある程度遮蔽さ
れる為に、装飾層の外側となる剥離層程には要求されな
い。一方、窓硝子の内側への転写の様に、接着剤層を通
して日光が入射する場合は、接着剤層は特に耐候性のあ
るものを選び、且つ該層に紫外線吸収剤を入れることが
好ましい。なお、接着剤層の樹脂には、当然のこととし
て被転写体との密着性も考慮する必要がある。
【0026】ここで、本発明の外装転写箔の被転写体に
ついて述べれば、被転写体としては、特にその材質、形
状が限定されるものではなく、例えば材質としては、ア
クリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリカーボ
ネート系樹脂等の合成樹脂類、アルミニウム、ジュラル
ミン、鉄、銅等の金属あるいは金属化合物類、合板、
板、中密度繊維板(MDF)等の木材類、ガラス、タイ
ル等のセラミックス類等任意である。また、形状も樹脂
の押出成形体、射出成形体、プレス成形体、平板、曲面
板、棒状体等任意である。
【0027】上記のような被転写体に転写層を接着させ
るための接着剤層としては、耐候性が優れる点では例え
ばアクリル系樹脂がよく、また被転写体との密着性の点
でも、アクリル系樹脂を構成するモノマーとして各種ア
クリル酸エステル及びメタクリル酸エステル、その他の
ビニル単量体を共重合することにより調整できる。さら
に、例えば、塩化ビニル系の被転写体に対しては、アク
リル系樹脂に加えて塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を
混合使用する等、被転写体の材質により適宜他の樹脂を
混合併用することにより優れた密着性能が得られる場合
もある。接着剤層の接着発現機構に関しては、いわゆる
転写箔に用いる加熱により接着性が発現する感熱型のも
のであってもよいし、感圧型、あるいは溶剤活性型等、
任意である。なお、感圧型の場合には、通常、転写直前
まで接着剤層を保護しておくために剥離紙又は剥離フィ
ルムが接着剤層の表面に積層された構成の転写箔とな
る。また、接着剤層の厚さは通常1〜50μm程度であ
る。なお、接着剤層を本発明の外装転写箔の一実施例に
おける一構成要素として説明して来たが、本発明の外装
転写箔は転写層に接着剤層を持たず、転写する際に接着
剤を転写箔及び/又は被転写体に施して転写する場合も
ある。
【0028】以上のようにして、本発明の耐候性に優れ
た外装転写箔は得られる。本外装転写箔の特性が発揮さ
れる用途としては、壁材、扉材、窓枠、窓硝子、簀の子
等の外装材類、デッキチェア等の屋外家具類、屋外広告
板、車両外装等の野外に設置される各種部材が挙げられ
る。また、窓回り等の屋内であっても日光に晒される部
分の内装材等にも適している。
【0029】
【作用】本発明の外装転写箔によれば、転写層が酸化セ
リウムの微粉末を紫外線吸収剤として含有しているの
で、被転写体に転写後の転写層の耐候性が発揮される。
また、転写後の転写層の最上層が剥離層となる場合に
は、剥離層をアクリル系樹脂又は塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂とアクリル系樹脂との混合樹脂に酸化セ
リウムの微粉末を含有させることで、優れた耐候性が発
揮される。しかも、有機系の紫外線吸収剤の様に、経時
でのブリードも生じにくい。また、酸化セリウムの微粉
末と共にシアノアクリレート系の紫外線吸収剤、さらに
は光安定剤としてヒンダードアミン系のラジカル補足剤
を併用するとより優れた耐候性が発揮される。使用する
酸化セリウムの微粉末の粒径は200nm以下とするこ
とで、配合される層の透明性が維持され転写後の下層に
装飾層がある場合には装飾層の模様が曇ったりしない。
この点、同粒径の酸化亜鉛、酸化チタン等の紫外線吸収
剤よりも透明性に秀でている。また、インキ、塗料等の
バインダーへの分散性についても、より優れているた
め、印刷、塗工によって、膜厚が均一な転写層が得ら
れ、絵柄印刷の場合には、より繊細な絵柄も良好に再現
できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の外装転写箔を具体的な実施例
に基づいてさらに詳述する。
【0031】《実施例1》剥離性支持体として、2軸延
伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)製
x−45 厚さ25μm)を用い、その片面に剥離層
として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とアクリル系
樹脂との混合樹脂(重量比で塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体:アクリル系樹脂=2:8)100重量%に対し
て、結晶質酸化第二セリウム微粉末(多木化学(株)製
W−100、平均粒径30nm)5重量%を添加した
塗液をスリットリバースコート法により塗工して、乾燥
重量で9g/m2(膜厚約9μm)の剥離層を形成した。
【0032】次いで、装飾層として、アクリル系樹脂と
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を重量比5:5で混合
した混合樹脂をビヒクル用樹脂とし、顔料として酸化
鉄、黄鉛、カーボンブラックを用いたグラビアインキに
よる木目絵柄印刷層と、同じ混合樹脂をビヒクル用樹脂
とし、顔料としてチタン白、酸化鉄を含むグラビアイン
キによるベタ刷り層とにより、形成した。
【0033】しかる後、接着剤層として、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体(Tg=105℃、平均分子量8
0,000)を溶剤希釈したインキをグラビア印刷法に
より塗工し、乾燥重量で6g/m2の接着剤層を設けた。以
上にて本発明の外装転写箔を得た。
【0034】《実施例2》実施例1において、剥離層と
して、さらにベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(住友
化学工業(株)製 Sumisorb−200)0.3
重量%、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤1.5重量
%を添加した以外は、実施例1と同様にして本発明の外
装転写箔を得た。
【0035】《実施例3》実施例1において、剥離層と
して、さらにシアノアクリレート系紫外線吸収剤とし
て、オクチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリ
レート(住友化学工業(株)製 Viosorb−93
0 )0.3重量%を添加した以外は、実施例1と同様
にして本発明の外装転写箔を得た。
【0036】《比較例1》実施例1において、剥離層に
紫外線吸収剤を添加せずに、その他は実施例1と同様に
して外装転写箔を得た。
【0037】《比較例2》実施例1において、剥離層に
紫外線吸収剤として、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤(住友化学工業(株)製 Sumsorb−200)
0.3重量%のみを添加し、その他は実施例1と同様に
して外装転写箔を得た。
【0038】上記、実施例及び比較例の外装転写箔につ
いて、アクリル樹脂板へ熱転写したものを、促進耐候性
試験機(大日本プラスチックス(株)製 アイ スーパ
ーUVテスター Wタイプ SUV−W13,照射光波
長295〜450nm,ブラックパネル温度60℃,相
対湿度40〜90%RH)で、50時間照射したとこ
ろ、試験片の変色の程度は、度合いの大きい順に、
〔大〕 比較例1(黄変著しい)>比較例2>実施例1
>実施例2>実施例3(殆ど変色しない) 〔小〕、の
順となり、良好な結果を得た。
【0039】
【発明の効果】本発明の外装転写箔は以上のように構成
されているので、被転写体に転写された転写層は紫外線
に対する耐性を発揮し、優れた耐候性を有する。また、
酸化セリウムの微粒子が透明な為に転写模様を曇らすこ
となく鮮明な絵柄表現が可能である。この結果、外装
材、屋外家具及び部材、さらには窓回り等の内装材等に
使用した場合に、優れた耐候性が得られる。また、屋外
暴露や転写加工時の日光や熱による紫外線吸収剤のブリ
ードによる白化を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外装転写箔の一実施例を示す縦断面図
【図2】本発明の外装転写箔の基本層構成を示す縦断面
【符号の説明】
1 外装転写箔 2 剥離性支持体 3 転写層 4 剥離層 5 装飾層 5a 絵柄 6 接着剤層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離性支持体の一方の面に転写層を設け
    た転写箔において、転写層に酸化セリウムの微粉末が紫
    外線吸収剤として含有されていることを特徴とする外装
    転写箔。
  2. 【請求項2】 転写層を剥離性支持体側から、少なくと
    も剥離層、装飾層、接着剤層から構成し、このうち少な
    くとも剥離層及び/又は接着剤層に酸化セリウムの微粉
    末が含有されていることを特徴とする請求項1記載の外
    装転写箔。
  3. 【請求項3】 剥離層を形成する樹脂成分をアクリル系
    樹脂又は塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂とアクリ
    ル系樹脂との混合樹脂を主体とし、装飾層を形成する樹
    脂成分をアクリル系樹脂を主体とすることを特徴とする
    請求項2記載の外装転写箔。
  4. 【請求項4】 酸化セリウムの微粉末が、当該微粉末を
    含有する層の全樹脂分に対して0.2〜10重量%含有
    されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の
    外装転写箔。
  5. 【請求項5】 酸化セリウムが200nm以下の粒径の
    微粉末であることを特徴とする請求項1,2,3又は4
    記載の外装転写箔。
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