JPH07205491A - サーマルラインプリンタ - Google Patents

サーマルラインプリンタ

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JPH07205491A
JPH07205491A JP446694A JP446694A JPH07205491A JP H07205491 A JPH07205491 A JP H07205491A JP 446694 A JP446694 A JP 446694A JP 446694 A JP446694 A JP 446694A JP H07205491 A JPH07205491 A JP H07205491A
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JP
Japan
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paper
recording
recording paper
head
type thermal
Prior art date
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Application number
JP446694A
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English (en)
Inventor
Keita Sakai
敬太 坂井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は2つのサーマルヘッドを使用し、2
つの印刷を同時に行い、プリンタの横幅を従来の約1/
2にすることによって、POS、ECR分野等の装置を
小型化できるサーマルラインプリンタを提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のサーマルラインプリンタは、記録紙
を保持する第1、第2の記録紙ホルダ1,2と、この第
1、第2の記録紙ホルダ1,2で保持する記録紙を紙送
りする紙送り手段5と、この紙送り手段5の同一円周上
の2箇所に設け文字・図形等を印刷する第1、第2のラ
イン型サーマルヘッド6,7と、この第1、第2のライ
ン型サーマルヘッド6,7に第1、第2の記録紙を押し
あてるまたは引き離す第1、第2のヘッドアップダウン
機構と、第1、第2のライン型サーマルヘッド6,7と
紙送り手段5を駆動する駆動回路を備えることにより記
録紙に同時印刷を行うことができかつ、サーマルプリン
タも1/2の横幅となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つのサーマルヘッドを
使用し、2つの紙の印刷を同時に行うサーマルラインプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、POS、ECR等の分野におい
て、シリアル型のドットインパクトプリンタからサーマ
ルラインプリンタの利用が多くなってきている。
【0003】以下に従来の技術について説明する。従来
の構成は、図8に示すように、2つのライン型サーマル
ヘッド(図示せず)を並列に具備し、一方の用紙101
を発行用の印刷、他方の用紙102を控え用の印刷とす
るプリンタ装置であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、2つのライン型サーマルヘッドおよび2
つの記録紙101,102を並列に具備するため、プリ
ンタ装置の横幅が記録紙幅の約2倍必要となり、PO
S、ECR等の装置そのものが前記プリンタ装置の横幅
に支配され、小型化できないという課題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するために、プリ
ンタの横幅を従来の約1/2にすることによって、PO
S、ECR分野等の装置を小型化したサーマルラインプ
リンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のサーマルラインプリンタは、記録紙を保持す
る2つの記録紙ホルダと、この2つの記録紙ホルダで保
持する記録紙を紙送りする紙送り手段と、この紙送り手
段の同一円周上の2箇所に設け文字・図形等を印刷する
ライン型サーマルヘッドと、このライン型サーマルヘッ
ドに記録紙を押しあてるまたは引き離すヘッドアップダ
ウン機構と、ライン型サーマルヘッドと紙送り手段を駆
動する駆動回路とを備えた構成である。
【0007】また、紙送り手段は2つのギアを介して両
端に紙送りローラを有し、かつ前記紙送りローラの円周
上にライン型サーマルヘッドを備え、また、印刷した2
つの記録紙の一方を巻取るための巻取りローラと、紙送
り手段を利用して前記巻取りローラを回転させる巻取り
手段を備え、また、記録紙の発色面が対向するように巻
回することにより1つの記録紙ホルダを備えた構成であ
る。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、2つのライン型サー
マルヘッドで、1つまたは2つの記録紙ホルダで保持す
る記録紙に同時印刷を行い、一方を発行、一方を控えに
することができ、また一方のライン型サーマルヘッドを
ヘッドアップダウン機構で記録紙から引き離すことによ
り、一方のライン型サーマルヘッドで1つの記録紙にの
み印刷することができる。
【0009】更に、巻取り手段により印刷が終了した控
え用の記録紙を巻取ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1、図2は本発明の第1、第2の実
施例におけるサーマルラインプリンタの側面図である。
図1において、1は第1の記録紙3を保持する第1の記
録紙ホルダ、2は第2の記録紙4を保持する第2の記録
紙ホルダ、5は第1、第2の記録紙ホルダ1,2で保持
する第1、第2の記録紙3,4を紙送りする紙送り手段
である。6は第1の紙送り手段5の同一円周上に設け第
1の記録紙3に文字・図形等を印刷する第1のライン型
サーマルヘッド、7は紙送り手段5の同一円周上に設け
第2の記録紙4に文字・図形等を印刷する第2のライン
型サーマルヘッド、8は第1のライン型サーマルヘッド
6に第1の記録紙3を押しあてるまたは引き離す第1の
ヘッドアップダウン機構、9は第2のライン型サーマル
ヘッド7に第2の記録紙4を押しあてるまたは引き離す
第2のヘッドアップダウン機構、10は第1、第2の記
録紙ホルダ1,2と紙送り手段5と第1、第2のライン
型サーマルヘッド6,7と第1、第2のヘッドアップダ
ウン機構8,9を保持するフレーム、11は第1のライ
ン型サーマルヘッド6,7と紙送り手段5を駆動する駆
動回路である。
【0011】図2において、12は第1の記録紙14を
保持する第1の記録紙ホルダ、13は第2の記録紙15
を保持する第2の記録紙ホルダ、16は第1、第2の記
録紙ホルダ12,13で保持する第1、第2の記録紙1
4,15を紙送りする紙送り手段、17は紙送り手段1
6の同一円周上に設け第1の記録紙14に文字・図形等
を印刷する第1のライン型サーマルヘッド、18は紙送
り手段16の同一円周上に設け第2の記録紙15に文字
・図形等を印刷する第2のライン型サーマルヘッド、1
9は第1のライン型サーマルヘッド17に第1の記録紙
14を押しあてるまたは引き離す第1のヘッドアップダ
ウン機構、20は第2のライン型サーマルヘッド18に
第2の記録紙15を押しあてるまたは引き離す第2のヘ
ッドアップダウン機構、21は第1、第2の記録紙ホル
ダ12,13と紙送り手段16と第1、第2のライン型
サーマルヘッド17,18と第1、第2のヘッドアップ
ダウン機構19,20を保持するフレーム、22は第
1、第2のライン型サーマルヘッド17,18と紙送り
手段16を駆動する駆動回路である。
【0012】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタについて、以下にその動作を説明する。
【0013】まず、紙送り手段5とこの紙送り手段5の
同一円周上に設けた第1、第2のライン型サーマルヘッ
ド6,7との間に、第1、第2の記録紙ホルダ1,2で
保持する第1、第2の記録紙3,4を挟み込んで、駆動
回路11の制御信号により第1、第2の記録紙3,4へ
の同時印刷を行う。この時、第1、第2のヘッドアップ
ダウン機構8,9は、第1、第2のライン型サーマルヘ
ッド6,7を第1、第2の記録紙3,4に押しあてるよ
うにする。
【0014】また、第1、第2のヘッドアップダウン機
構8,9に接続する第1、第2のライン型サーマルヘッ
ド6,7が第1、第2の記録紙3,4から引き離すよう
に第1、第2のヘッドアップダウン機構8,9のどちら
か一方を設定しておけば、一方の記録紙への印刷が可能
となる。
【0015】以上のように本実施例によれば、紙送り手
段5の同一円周上に第1、第2のライン型サーマルヘッ
ド6,7を具備することにより、第1、第2の記録紙
3,4への同時印刷または1つの第1、第2の記録紙3
または4への通常印刷を、第1、第2の記録紙3または
4の横幅とほぼ等しいサーマルラインプリンタを実現で
き、サーマルラインプリンタの横幅を従来の約1/2に
することができる。
【0016】なお、図2に示すように、第1、第2のラ
イン型サーマルヘッド17,18を縦方向に構成するこ
とにより控え用として印刷した第2の記録紙15を重力
を利用して折り畳んで置くこともでき、また、第1、第
2の記録紙14,15から印刷時に発生する印刷カスを
自動的に下方へ落とすという効果を有する。
【0017】以下、本発明の第3、第4の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。図3、図4は本発明の
第3、第4の実施例におけるサーマルラインプリンタの
側面図である。
【0018】図3において、23は第1の記録紙25を
保持する第1の記録紙ホルダ、24は第2の記録紙26
を保持する第2の記録紙ホルダ、27は第2の記録紙ホ
ルダ24で保持する第2の記録紙26を紙送りする第1
の紙送り手段、28は第1の記録紙ホルダ23で保持す
る第1の記録紙25を紙送りする第2の紙送り手段、2
9は第1の紙送り手段27の力で回転する第1の紙送り
ギア、30は第1の紙送りギア29の力で回転し第2の
紙送り手段28を回転させる第2の紙送りギア、31は
第1の紙送り手段27の円周上に設け第2の記録紙26
に文字・図形等を印刷する第1のライン型サーマルヘッ
ド、32は第2の紙送り手段28の円周上に設け第1の
記録紙25に文字・図形等を印刷する第2のライン型サ
ーマルヘッド、33は第1のライン型サーマルヘッド3
1に第2の記録紙26を押しあてるまたは引き離す第1
のヘッドアップダウン機構、34は第2のライン型サー
マルヘッド32に第2の記録紙25を押しあてるまたは
引き離す第2のヘッドアップダウン機構である。35は
第1、第2の記録紙ホルダ23,24と第1、第2の紙
送り手段27,28と第1、第2の紙送りギア29,3
0と第1、第2のライン型サーマルヘッド31,32と
第1,第2のヘッドアップダウン機構33,34を保持
するフレーム、36は第1、第2のライン型サーマルヘ
ッド31,32と紙送り手段27を駆動する駆動回路で
ある。
【0019】図4において、37は第1の記録紙39を
保持する第1の記録紙ホルダ、38は第2の記録紙40
を保持する第2の記録紙ホルダ、41は第1の記録紙ホ
ルダ37で保持する第1の記録紙39を紙送りする第1
の紙送り手段、42は第2の記録紙ホルダ38で保持す
る第2の記録紙40を紙送りする第2の紙送り手段であ
る。43は第1の紙送り手段41の力で回転する第1の
紙送りギア、44は第1の紙送りギア43の力で回転し
第2の紙送り手段42を回転させる第2の紙送りギア、
45は第1の紙送り手段41の円周上に設け第1の記録
紙39に文字・図形等を印刷する第1のライン型サーマ
ルヘッド、46は第2の紙送り手段42の円周上に設け
第2の記録紙40に文字・図形等を印刷する第2のライ
ン型サーマルヘッドである。47は第1のライン型サー
マルヘッド45に第1の記録紙39を押しあてるまたは
引き離す第1のヘッドアップダウン機構、48は第2の
ライン型サーマルヘッド46に第2の記録紙40を押し
あてるまたは引き離す第2のヘッドアップダウン機構で
ある。49は第1、第2の記録紙ホルダ37,38と第
1、第2の紙送り手段41,42と第1、第2の紙送り
ギア43,44と第1、第2のライン型サーマルヘッド
45,46と第1、第2のヘッドアップダウン機構4
7,48を保持するフレーム、50は第1、第2のライ
ン型サーマルヘッド45,46と紙送り手段41を駆動
する駆動回路である。
【0020】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタについて、以下にその動作を説明する。第1、第
2の紙送りギア29,30に接続した第1、第2の紙送
り手段27,28と第1、第2のライン型サーマルヘッ
ド31,32との間に、第1、第2の記録紙ホルダ2
3,24で保持する第1、第2の記録紙25,26を挟
み込んで駆動回路36の制御信号により第1、第2の記
録紙25,26への同時印刷を行う。この時、第1、第
2のヘッドアップダウン機構33,34は第1、第2の
ライン型サーマルヘッド31,32を第1、第2の記録
紙25,26にそれぞれ押しあてるようにする。
【0021】また、第1、第2のヘッドアップダウン機
構33,34に接続する第1、第2のライン型サーマル
ヘッド31,32が第1、第2の記録紙25,26から
引き離すように第1、第2のヘッドアップダウン機構3
3,34のどちらか一方を設定しておけば、一方の記録
紙への印刷が可能となる。
【0022】以上のように本実施例によれば、第1、第
2の紙送り手段27,28に第1、第2の紙送りギア2
9,30を接続することによって、第1、第2の記録紙
25,26の同時印刷または1つの第1、第2の記録紙
25または26への通常印刷を、第1、第2の記録紙2
5または26の横幅とほぼ等しいサーマルラインプリン
タを実現でき、サーマルラインプリンタの横幅を従来の
約1/2にすることができる。
【0023】なお、図4に示すように、第1、第2のラ
イン型サーマルヘッド45,46を縦方向に構成するこ
とにより控え用として印刷した第1の記録紙39を重力
を利用して折り畳んで置くこともでき、また、第1、第
2の記録紙39,40から印刷時に発生する印刷カスを
自動的に下方へ落とすという効果を有する。
【0024】以下、本発明の第5の実施例について図面
を参照しながら説明する。図5は本発明の第5の実施例
におけるサーマルラインプリンタの側面図である。図5
において、51は第1の記録紙53を保持する第1の記
録紙ホルダ、52は第2の記録紙54を保持する第2の
記録紙ホルダ、55は第1、第2の記録紙ホルダ51,
52で保持する第1、第2の記録紙53,54を紙送り
する紙送り手段である。56は紙送り手段55の力で回
転する巻取り手段、57は巻取り手段56に接続した巻
取りローラである。58は紙送り手段55の円周上に設
け第1の記録紙53に文字・図形等を印刷する第1のラ
イン型サーマルヘッド、59は紙送り手段55の円周上
に設け第2の記録紙54に文字・図形等を印刷する第2
のライン型サーマルヘッドである。60は第1のライン
型サーマルヘッド58に第1の記録紙53を押しあてる
または引き離す第1のヘッドアップダウン機構、61は
第2のライン型サーマルヘッド59に第2の記録紙54
を押しあてるまたは引き離す第2のヘッドアップダウン
機構である。62は第1、第2の記録紙ホルダ51,5
2と紙送り手段55と巻取り手段56と巻取りローラ5
7と第1、第2のライン型サーマルヘッド58,59と
第1、第2のヘッドアップダウン機構60,61を保持
するフレーム、63は第1、第2のライン型サーマルヘ
ッド58,59と紙送り手段55を駆動する駆動回路で
ある。
【0025】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタについて、以下にその動作を説明する。第1、第
2の記録紙53,54に印刷するまでの動作は前記実施
例1で示した動作と同じであるが、紙送り手段55と巻
取り手段56を介して巻取りローラ57で印刷後の第
1、第2の記録紙53,54のうち控え用の第2の記録
紙54を巻取る。
【0026】以上のように本実施例によれば、紙送り手
段55に巻取り手段56を接続し、巻取り手段56に巻
取りローラを接続することによって、控え用の第2の記
録紙54を印刷後にロール状に巻取ることができ、更に
第1の記録紙53または第2の記録紙54の横幅とほぼ
等しいサーマルラインプリンタを実現でき、サーマルラ
インプリンタの横幅を従来の約1/2にすることができ
る。
【0027】以下、本発明の第6の実施例について図面
を参照しながら説明する。図6は本発明の第6の実施例
におけるサーマルラインプリンタの側面図である。図6
において、64は記録紙65を保持する記録紙ホルダ
で、この記録紙65は発色面が対向するように巻回され
た記録紙である。66は記録紙ホルダ64で保持する記
録紙65を紙送りする第1の紙送り手段、67は記録紙
ホルダ64で保持する記録紙65を紙送りする第2の紙
送り手段である。68は第1の紙送り手段66の力で回
転する第1の紙送りギア、69は第1の紙送りギア68
の力で回転し紙送り手段67を回転させる第2の紙送り
ギアである。70は第1の紙送り手段66の円周上に設
け記録紙65に文字・図形等を印刷する第1のライン型
サーマルヘッド、71は第2の紙送り手段67の円周上
に設け記録紙65に文字・図形等を印刷する第2のライ
ン型サーマルヘッドである。72は第1のライン型サー
マルヘッド70に記録紙65を押しあてるまたは引き離
す第1のヘッドアップダウン機構、73は第2のライン
型サーマルヘッド71に記録紙65を押しあてるまたは
引き離す第2のヘッドアップダウン機構である。74は
記録紙ホルダ64と第1、第2の紙送り手段66,67
と第1、第2の紙送りギア68,69と第1、第2のラ
イン型サーマルヘッド70,71と第1、第2のヘッド
アップダウン機構72,73を保持するフレームであ
る。75は第1、第2のライン型サーマルヘッド70,
71と紙送り手段66を駆動する駆動回路である。
【0028】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタについて、以下、その動作を説明する。記録紙ホ
ルダ64に保持され発色面が対向するように巻回された
記録紙65を、第1、第2のライン型サーマルヘッド7
0,71と第1、第2の紙送り手段66,67との間に
挟み込んで駆動回路75の制御信号により同時印刷を行
う。この時、第1、第2のヘッドアップダウン機構7
2,73は第1、第2のライン型サーマルヘッド70,
71を記録紙65にそれぞれ押しあてるようにする。
【0029】また、第1、第2のヘッドアップダウン機
構72,73に接続する第1、第2のライン型サーマル
ヘッド70,71が記録紙65から引き離すように第
1、第2のヘッドアップダウン機構72,73のどちら
か一方を設定しておけば、一方の記録紙への印刷が可能
となる。
【0030】以上のように本実施例によれば、発色面が
対向するように巻回された記録紙65を用いれば、1つ
の記録紙ホルダ64を具備するだけで、2つの記録紙へ
の同時印刷または1つの記録紙への通常印刷を、記録紙
65の横幅とほぼ等しいサーマルラインプリンタを実現
でき、サーマルラインプリンタの横幅を従来の約1/2
にすることができる。
【0031】以下本発明の第7の実施例について図面を
参照しながら説明する。図7は本発明の第7の実施例に
おけるサーマルラインプリンタの側面図である。図7に
おいて、76は記録紙77を保持する記録紙ホルダ、7
7は発色面が対向するように巻回された記録紙、78は
記録紙ホルダ76で保持する記録紙77を紙送りする第
1の紙送り手段、79は記録紙ホルダ76で保持する記
録紙77を紙送りする第2の紙送り手段である。80は
第1の紙送り手段78の力で回転する第1の紙送りギ
ア、81は第1の紙送りギア80の力で回転し第2の紙
送り手段79を回転させる第2の紙送りギアである。8
2は第1の紙送り手段78の力で回転する巻取り手段、
83は巻取り手段82に接続した巻取りローラである。
84は紙送り手段78の円周上に設け記録紙77に文字
・図形等を印刷する第1のライン型サーマルヘッド、8
5は紙送り手段79の円周上に設け記録紙77に文字・
図形等を印刷する第2のライン型サーマルヘッド、86
は第1のライン型サーマルヘッド84に記録紙77を押
しあてるまたは引き離す第1のヘッドアップダウン機
構、87は第2のライン型サーマルヘッド85に記録紙
77を押しあてるまたは引き離す第2のヘッドアップダ
ウン機構である。88は記録紙ホルダ76と第1、第2
の紙送り手段78,79と第1、第2の紙送りギア8
0,81と巻取り手段82と巻取りローラ83と第1、
第2のライン型サーマルヘッド84,85と第1、第2
のヘッドアップダウン機構86,87を保持するフレー
ムである。89は第1、第2のライン型サーマルヘッド
84,85と紙送り手段78を駆動する駆動回路であ
る。
【0032】以上のように構成されたサーマルラインプ
リンタについて、以下その動作を説明する。記録紙ホル
ダ76に保持され発色面が対向するように巻回された記
録紙77を使用して1つの記録紙ホルダを具備するだけ
で2つの記録紙に印刷するまでは前記実施例6で示した
内容と同じであるが、紙送り手段78と接続した巻取り
手段82と巻取り手段82に接続した巻取りローラ83
で印刷後の記録紙の控え用を巻取ることができる。
【0033】以上のように本実施例によれば、発色面が
対向するように巻回された記録紙77を用いれば、1つ
の記録紙ホルダ76を具備するだけで、2つの記録紙へ
の同時印刷または1つの記録紙への通常印刷を、記録紙
77の横幅とほぼ等しいサーマルラインプリンタを実現
でき、サーマルラインプリンタの横幅を従来の約1/2
にすることができる。また、紙送り手段78に巻取り手
段82を接続し、巻取り手段82に巻取りローラ83を
接続することによって、控え用の記録紙を印刷後にロー
ル状に巻取ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、紙送り手段の同
一円周上の2箇所に設け文字・図形等を印刷するライン
型サーマルヘッドを具備し、また、2つのギアを介して
両端に紙送りローラを有し、かつ前記紙送りローラの円
周上に設け文字・図形等を印刷するライン型サーマルヘ
ッドを具備し、また、印刷した2つの記録紙の一方を巻
取るための巻取りローラと、紙送り手段を利用して前記
巻取りローラを回転させる巻取り手段を具備し、また、
記録紙の発色面が対向するように巻回することにより1
つの記録紙ホルダを具備することにより、2つの記録紙
への同時印刷または1つの記録紙への通常印刷を、記録
紙の横幅とほぼ等しいサーマルラインプリンタを実現で
き、サーマルラインプリンタの横幅を従来の約1/2に
することができ、また、控え用の記録紙を印刷後にロー
ル状に巻取ることができるという優れたサーマルライン
プリンタを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図3】本発明の第3の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図4】本発明の第4の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図5】本発明の第5の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図6】本発明の第6の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図7】本発明の第7の実施例におけるサーマルライン
プリンタの側面図
【図8】従来例におけるサーマルラインプリンタの斜視
【符号の説明】
1 第1の記録紙ホルダ 2 第2の記録紙ホルダ 3 第1の記録紙 4 第2の記録紙 5 紙送り手段 6 第1のライン型サーマルヘッド 7 第2のライン型サーマルヘッド 8 第1のヘッドアップダウン機構 9 第2のヘッドアップダウン機構 10 フレーム 11 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 11/48 25/304 B41J 25/30 U

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を保持する2つの記録紙ホルダ
    と、前記2つの記録紙ホルダで保持する記録紙を紙送り
    する紙送り手段と、前記紙送り手段の同一円周上の2箇
    所に設け文字・図形等を印刷するライン型サーマルヘッ
    ドと、前記ライン型サーマルヘッドに前記記録紙を押し
    あてるまたは引き離すヘッドアップダウン機構と、前記
    記録紙ホルダと前記紙送り手段と前記ライン型サーマル
    ヘッドと前記ヘッドアップダウン機構を保持するフレー
    ムと、前記ライン型サーマルヘッドと前記紙送り手段を
    駆動する駆動回路とからなるサーマルラインプリンタ。
  2. 【請求項2】 紙送り手段は、2つのギアを介して両端
    に紙送りローラを有し、かつ前記紙送りローラの円周上
    にライン型サーマルヘッドを備えた請求項1記載のサー
    マルラインプリンタ。
  3. 【請求項3】 印刷した2つの記録紙の一方を巻取るた
    めの巻取りローラと、紙送り手段を利用して前記巻取り
    ローラを回転させる巻取り手段を備えた請求項1記載の
    サーマルラインプリンタ。
  4. 【請求項4】 記録紙の発色面が対向するように巻回す
    ることにより1つの記録紙ホルダを有する請求項2記載
    のサーマルラインプリンタ。
  5. 【請求項5】 印刷した2つの記録紙の一方を巻取るた
    めの巻取りローラと、紙送り手段を利用して前記巻取り
    ローラを回転させる巻取り手段を備えた請求項2または
    請求項5記載のサーマルラインプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240220A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Brother Ind Ltd テープ印字装置及びタグラベル作成装置
US7712984B2 (en) * 2004-10-22 2010-05-11 Sanford L.P. Hybrid printer
JP2012081754A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Xerox Corp 連続供給プリンタ用の一体型双方向アージユニット
JP2013233663A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Brother Industries Ltd 粘着テープ印刷装置

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