JPH0720495Y2 - 換気用通風器 - Google Patents

換気用通風器

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JPH0720495Y2
JPH0720495Y2 JP9103189U JP9103189U JPH0720495Y2 JP H0720495 Y2 JPH0720495 Y2 JP H0720495Y2 JP 9103189 U JP9103189 U JP 9103189U JP 9103189 U JP9103189 U JP 9103189U JP H0720495 Y2 JPH0720495 Y2 JP H0720495Y2
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JP
Japan
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cover
opening
hood
rain
cylinder
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JP9103189U
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JPH0331235U (ja
Inventor
鉄則 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、外壁等に取付けて用いられる換気用通風路
に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図及び第6図は例えば実開昭56−130631号公報に示
された従来の換気用通風器を示す断面図である。図にお
いて1は壁、2はこの壁1内に設けられたダクト、3は
このダクト2に一端が嵌合され、他端が壁1より突出す
る状態に取付けられた通気筒である。4はこの通気筒3
の屋外側端に固着されたフードで、上部を半球状に外方
へ膨出させ、かつ下部を円弧状に切欠いて空気取入部5
を形成している。6はこの空気取入部5の下端部、7は
上記フード4と上記通気筒3の開口との間に設けられた
よろい戸、8は水たまり、9は通気筒3のダクト嵌合側
内に装着された防火ダンパーで、温度ヒューズで開放状
態に保持されている。
従来の換気用通風器は上述のように構成され、通気筒3
をダクト2に嵌合させることにより、フード4が壁1の
外側即ち屋外側に突出して取着され、上記ダクト2の先
端に設けられた送風機(図示しない)により室内の空気
の排気または外気の室内への吸気をおこなう。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の換気用通風器においては、フード4によ
り雨水のダクト2内への浸入を防いでいるが、フード4
の正面および下方向よりの雨水の吹付けに対し空気取入
部5より雨水がダクト2内へ浸入する上、防虫網を後か
ら取付けたくても容易に取付けられず、さらには防火ダ
ンパー9を備えたものではその温度ヒューズを全体を取
外さないと交換できないといった解決すべき課題を含ん
でいた。
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、
換気用通風器の取付後でも、室外側から防虫網の後付け
や防火ダンパーの温度ヒューズの交換ができると共に雨
水の浸入を防止し易い換気用通風器を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
このためにこの考案では、壁に取り付けられ開口を有す
る通気筒と、この通気筒の室外側に突設され上記開口の
寸法よりも大きい幅を有しこの開口の上方側に設けられ
たフードと、上記開口の室外側を覆い、この開口の室外
側からの着脱が可能なよろい戸と、上記フードの室外側
に該フードに対して所定間隔をおいて周回され、上下に
開口を有する筒状のカバーとを備えたものである。
また開口の下方側には、フードのカバーに対する突出寸
法よりも小さい寸法でカバー側に突出した水切りを設け
たものである。
〔作用〕
この考案では、上方及び側方からの風雨はフード及びカ
バーにより遮られ、開口内に浸入しない。また、フード
とカバーとの間には間隔が形成されているため、壁面に
当たってカバーの下方からカバー内に吹き込んだ風雨
は、この間隔が逃げ道となってこの間隔を通って上方に
吹き抜けることが可能となり、カバー内に浸入した風雨
の全てが行き場を失って全て開口内に浸入していた従来
のものよりも大幅に風雨の浸入が減少する。しかもカバ
ーは筒状であるため、カバー内壁面に沿って通過しよう
とする風雨をカバー自体が阻止することはなく風雨をス
ムーズに通過させる。
更に、よろい戸は室外側からの着脱が可能なため、換気
用通風器の設置後であっても、よろい戸を室外側から外
せば防虫網の設置が後付けで可能となる。
また、開口の下方側に、フードのカバーに対する突出寸
法よりも小さい寸法でカバー側に突出した部材を設けた
ものでは、カバーの下方からカバー内に浸入しようとす
る風雨は、この突出した部材に遮られて直にカバー内に
入り難くなって開口に風雨が浸入し難くなり、しかも突
出した部分はカバー側へ突出しているから、舞い上がっ
た風雨はカバー内壁面に向かわされて、更に開口への風
雨の浸入を防止し易くなる。
〔実施例〕
第1図から第3図はいずればこの考案の一実施例を示し
たものである。これらの図において、1及び2は前述の
従来例と同一または相当部分を示している。10は壁1に
取付けられ開口11を有する通気筒、12はこの通気筒10の
一端(屋外側端)に固着されたフードで、複数の傾斜面
を有する多角形状の庇として突出している。13はこのフ
ード12と上記通気筒10の開口11との間に設けられたよろ
い戸で、上端がバネ板14と通気筒10端とに挟持され、下
端においてネジ15により固定されている。16は水切り
で、上記よろい戸13の下端部が上記フード12側へ突出さ
れ、その突出端が下方へ折曲されて構成されている。17
はこの水切り16に一端が重合され、ネジ15で固定さこれ
た壁水切りで、他端が壁1面と対向して下方向へ延設さ
れてており、この水切り16と壁水切り17はいずれもカバ
ー20側に突出した部材となっている。よろい戸13と壁水
切り17とを共締めにしているネジ15は外側からの操作で
締めつけあるいは緩ませることができる。18はこの壁水
切り17に設けられた取付穴、19は固定金具である。20は
カバーで、フード12の前方にフード12を通気筒10の開口
11を周回するように設けられ、上記通気筒10の端部側壁
に両端が固着されている。21は防虫網で、よろい戸13の
装着によりよろい戸13と通気筒の開口11端との間に挟持
状態に装着されている。
上記のように構成された通気用通風器は、従来例と同様
に壁1内に設けられたダクト2内に通気筒10がその固定
金具19により固定されることにより、本体が屋外側に突
出する状態に取付けられ、上記ダクト2の他端に設けら
れた送風機(図示しない)により室内の空気を排気し、
または室外の空気を室内へ吸気することができる。
さらに水切り16および壁水切り17を設けたことにより、
フード12よりの排水性が向上し、フード12内部に水たま
りを作ることなく下方向へ流れ落ちさせることができ
る。
なお、第4図はこの考案の他の実施例を示したもので、
通気筒10内部にアタッチメント式により嵌着可能な外枠
22を有する防火ダンパー23を設けた構成のものである。
いずれの実施例も、防虫網21装着はカバー20の下部側の
開放部分からよろい戸13の脱着操作で実施でき、本体の
取付け後においても何の困難性もなく室外側から行うこ
とができる。また第4図の実施例のように防火ダンパー
23を備えたものの場合、その温度ヒューズの交換もよろ
い戸13を外すことにより取付状態のまま室外側から容易
に行うことができ、メンテナンスが平易になる。
〔考案の効果〕
以上、実施例からも明らかなようにこの考案によれば、
特にフードとカバーとの間には間隔が形成されているた
め、壁面に当たってカバーの下方からカバー内に吹き込
んだ風雨は、この間隔が逃げ道となってこの間隔を通っ
て上方に吹き抜けることが可能となり、カバー内に浸入
した風雨の全てが行き場を失って全て開口内に浸入して
いた従来のものよりも大幅に風雨の浸入を減少させるこ
とができる。しかもカバーは筒状であるため、カバー内
壁面に沿って通過しようとする風雨をカバー自体が阻止
することはなく風雨をスムーズに通過させることができ
る効果を有する。
更によろい戸は室外側からの着脱が可能なため、換気用
通風器の設置後であっても、よろい戸を室外側から外せ
ば防虫網の設置が後付けで可能となり、また防火ダンパ
ーの温度ヒューズの交換も可能となる効果を有する。
また、開口の下方側に、フードのカバーに対する突出寸
法よりも小さい寸法でカバー側に突出した水切りを設け
たものでは、カバーの下方からカバー内に浸入しようと
する風雨は、この突出した部材に遮られて直にカバー内
に入り難くなって開口に風雨が浸入し難くなり、しかも
突出した部分はカバー側へ突出しているから、舞い上が
った風雨はカバー内壁面に向かわされて、更に開口への
風雨の浸入を防止し易くできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す換気用通風器の斜視
図、第2図は同じくその正面断面図、第3図は同じく縦
断面図、第4図は他の実施例を示す縦断面図、第5図は
従来の換気用通風器を示す断面図、第6図は同じく従来
の換気用通風器を示す正面図である。 図において1は壁、10は通気筒、11は開口、12はフー
ド、13はよろい戸、14はバネ板、15はネジ、20はカバ
ー、21は防虫網、23は防火ダンパーである。なお、図中
同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁(1)に取り付けられ開口(11)を有す
    る通気筒(10)と、この通気筒(10)の室外側に突設さ
    れ上記開口(11)の寸法よりも大きい幅を有しこの開口
    (11)の上方側に設けられたフード(12)と、上記開口
    (11)の室外側を覆い、この開口(11)の室外側からの
    着脱が可能なよろい戸と、上記フード(12)の室外側に
    該フード(12)に対して所定間隔をおいて周回され、上
    下に開口を有する筒状のカバー(20)とを備えたことを
    特徴とする換気用通風路。
  2. 【請求項2】開口(11)の下方側には、フード(12)の
    カバー(20)に対する突出寸法よりも小さい寸法でカバ
    ー(20)側に突出した水切り(16)または(17)を設け
    たことを特徴とする請求項(1)記載の換気用通風器。
JP9103189U 1989-08-02 1989-08-02 換気用通風器 Expired - Lifetime JPH0720495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9103189U JPH0720495Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 換気用通風器

Applications Claiming Priority (1)

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JP9103189U JPH0720495Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 換気用通風器

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Publication Number Publication Date
JPH0331235U JPH0331235U (ja) 1991-03-27
JPH0720495Y2 true JPH0720495Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31640533

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JP9103189U Expired - Lifetime JPH0720495Y2 (ja) 1989-08-02 1989-08-02 換気用通風器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010063617A (ko) * 1999-12-23 2001-07-09 박종섭 신호 지연을 저감시키는 박막 트랜지스터 액정 디스플레이

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JPH0331235U (ja) 1991-03-27

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