JPH07204442A - ハニカム脱臭材 - Google Patents
ハニカム脱臭材Info
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- JPH07204442A JPH07204442A JP6006827A JP682794A JPH07204442A JP H07204442 A JPH07204442 A JP H07204442A JP 6006827 A JP6006827 A JP 6006827A JP 682794 A JP682794 A JP 682794A JP H07204442 A JPH07204442 A JP H07204442A
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- Catalysts (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接触効率が良く脱臭性能を向上させる。各種
の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバーして脱臭性能をよ
り向上させる。悪臭の発生する局所空間の脱臭にも最適
に使用できる。 【構成】 ハニカム脱臭材１は、低圧損型のハニカム脱
臭基材２のセル空間２ａ内にハニカム脱臭基材２とは異
なる材質から成る脱臭材３が充填されて成る。空気との
接触効率が良くなり、悪臭の発生する局所空間の脱臭に
も好都合となる。ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構
成材料は、無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料か
ら選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせより成る。
各種の悪臭に対して脱臭範囲が広くなり、複合臭気に対
する性能向上と悪臭の再放出防止とが図られる。
の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバーして脱臭性能をよ
り向上させる。悪臭の発生する局所空間の脱臭にも最適
に使用できる。 【構成】 ハニカム脱臭材１は、低圧損型のハニカム脱
臭基材２のセル空間２ａ内にハニカム脱臭基材２とは異
なる材質から成る脱臭材３が充填されて成る。空気との
接触効率が良くなり、悪臭の発生する局所空間の脱臭に
も好都合となる。ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構
成材料は、無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料か
ら選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせより成る。
各種の悪臭に対して脱臭範囲が広くなり、複合臭気に対
する性能向上と悪臭の再放出防止とが図られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気の浄化、特に家庭
内、車内での悪臭を除去するために用いられるハニカム
脱臭材に関する。
内、車内での悪臭を除去するために用いられるハニカム
脱臭材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、固体材料による空気の浄化、
悪臭の除去方法として、物理的脱臭……無機系脱臭材
（ゼオライト、シリカ、アルミナ）或いは活性炭等、多
孔性材料の微細構造に悪臭分子が可逆的に物理吸着する
方法、化学的脱臭……固体表面に悪臭分子との酸−塩
基反応、付加反応、重合反応、イオン結合等の化学反応
を起こさせる官能基を導入することで、空気中の悪臭分
子と不可逆に反応させて除去する方法、オゾン脱臭触
媒……触媒表面上の活性点に悪臭分子を吸着させた後、
オゾンを表面上に通過させ、活性点でオゾンを分解さ
せ、オゾンの酸化性を利用して悪臭分子を酸化分解させ
る方法、燃焼酸化触媒……悪臭分子を触媒表面に吸着
させると同時に、触媒を２００℃〜４００℃に加熱し、
空気中の酸素を利用して酸化分解を伴った触媒反応を起
こさせる方法、などの各種方法が提案されている。これ
ら固体材料の形状としては、従来は粉体、粒状の脱臭材
を移動床、固定床の形態で使用されている。また近年で
は脱臭材をハニカム状に成形したものを使用して空気の
圧力損失を低減させる工夫がなされている。このハニカ
ム状成形体は、従来の粉体、粒状の脱臭材を移動床、固
定床の形態で使用する場合と比較して圧力損失が少な
く、しかも組立て、取り替え時のハンドリングに優れて
いるという利点がある（例えば特開平２−１２６８５６
号公報参照）。
悪臭の除去方法として、物理的脱臭……無機系脱臭材
（ゼオライト、シリカ、アルミナ）或いは活性炭等、多
孔性材料の微細構造に悪臭分子が可逆的に物理吸着する
方法、化学的脱臭……固体表面に悪臭分子との酸−塩
基反応、付加反応、重合反応、イオン結合等の化学反応
を起こさせる官能基を導入することで、空気中の悪臭分
子と不可逆に反応させて除去する方法、オゾン脱臭触
媒……触媒表面上の活性点に悪臭分子を吸着させた後、
オゾンを表面上に通過させ、活性点でオゾンを分解さ
せ、オゾンの酸化性を利用して悪臭分子を酸化分解させ
る方法、燃焼酸化触媒……悪臭分子を触媒表面に吸着
させると同時に、触媒を２００℃〜４００℃に加熱し、
空気中の酸素を利用して酸化分解を伴った触媒反応を起
こさせる方法、などの各種方法が提案されている。これ
ら固体材料の形状としては、従来は粉体、粒状の脱臭材
を移動床、固定床の形態で使用されている。また近年で
は脱臭材をハニカム状に成形したものを使用して空気の
圧力損失を低減させる工夫がなされている。このハニカ
ム状成形体は、従来の粉体、粒状の脱臭材を移動床、固
定床の形態で使用する場合と比較して圧力損失が少な
く、しかも組立て、取り替え時のハンドリングに優れて
いるという利点がある（例えば特開平２−１２６８５６
号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のハニ
カム状成形体は、圧力損失が少なく、ハンドリングに優
れているという利点はあるが、その反面、空気とハニカ
ム状成形体表面との接触効率は従来の粉体、粒状の脱臭
材の場合と比べて低く、悪臭の除去効率が低下するとい
う問題がある。しかも通常のハニカム状成形体の処理能
力はある空間速度ＳＶ［＝処理風量（Ｌ／ｈｒ）／ハニ
カム容量（Ｌ）］を越えると、極端に低下するため、悪
臭の発生する局所空間の脱臭にも不都合な点があった。
そのうえ、従来のハニカム状成形体は、組成面での制約
から脱臭範囲が狭く、例えばアルカリ性の悪臭には脱臭
効果があっても、酸性の悪臭には脱臭効果が発現しない
という問題もあった。
カム状成形体は、圧力損失が少なく、ハンドリングに優
れているという利点はあるが、その反面、空気とハニカ
ム状成形体表面との接触効率は従来の粉体、粒状の脱臭
材の場合と比べて低く、悪臭の除去効率が低下するとい
う問題がある。しかも通常のハニカム状成形体の処理能
力はある空間速度ＳＶ［＝処理風量（Ｌ／ｈｒ）／ハニ
カム容量（Ｌ）］を越えると、極端に低下するため、悪
臭の発生する局所空間の脱臭にも不都合な点があった。
そのうえ、従来のハニカム状成形体は、組成面での制約
から脱臭範囲が狭く、例えばアルカリ性の悪臭には脱臭
効果があっても、酸性の悪臭には脱臭効果が発現しない
という問題もあった。
【０００４】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、空気との接触効率
が良く、しかも各種の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバ
ーして脱臭性能をより向上させることができ、複合臭気
に対する性能向上と悪臭の再放出防止を図ることがで
き、さらに悪臭の発生する局所空間の脱臭にも最適に使
用できる高性能なハニカム脱臭材を提供するにある。
たもので、その目的とするところは、空気との接触効率
が良く、しかも各種の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバ
ーして脱臭性能をより向上させることができ、複合臭気
に対する性能向上と悪臭の再放出防止を図ることがで
き、さらに悪臭の発生する局所空間の脱臭にも最適に使
用できる高性能なハニカム脱臭材を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、セル空間２ａを有するハニカム脱
臭基材２と、ハニカム脱臭基材２のセル空間２ａ内に充
填されてハニカム脱臭基材２とは異なる材質から成る脱
臭材３とを備え、ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構
成材料が、無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料か
ら選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせから成るこ
とを特徴とする。
るために、本発明は、セル空間２ａを有するハニカム脱
臭基材２と、ハニカム脱臭基材２のセル空間２ａ内に充
填されてハニカム脱臭基材２とは異なる材質から成る脱
臭材３とを備え、ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構
成材料が、無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料か
ら選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせから成るこ
とを特徴とする。
【０００６】上記ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構
成材料は、オゾン脱臭触媒、無機系２臭材、有機系脱臭
材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組み
合わせから成るものが好ましい。上記ハニカム脱臭基材
２、脱臭材３の各構成材料は、燃焼酸化触媒、無機系脱
臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組
み合わせから成るものが好ましい。
成材料は、オゾン脱臭触媒、無機系２臭材、有機系脱臭
材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組み
合わせから成るものが好ましい。上記ハニカム脱臭基材
２、脱臭材３の各構成材料は、燃焼酸化触媒、無機系脱
臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組
み合わせから成るものが好ましい。
【０００７】上記脱臭材３の形状は、粉体、粒状、繊維
状の各形状から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わ
せから成るものが好ましい。
状の各形状から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わ
せから成るものが好ましい。
【０００８】
【作用】本発明によれば、ハニカム脱臭材１は、ハニカ
ム脱臭基材２のセル空間２ａ内に、ハニカム脱臭基材２
の材質と異なる材質の脱臭材３を充填して構成されると
共に、ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構成材料は、
無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた
一種或いは二種以上の組み合わせより成る。
ム脱臭基材２のセル空間２ａ内に、ハニカム脱臭基材２
の材質と異なる材質の脱臭材３を充填して構成されると
共に、ハニカム脱臭基材２、脱臭材３の各構成材料は、
無機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた
一種或いは二種以上の組み合わせより成る。
【０００９】ここで、無機系脱臭材としては、コーディ
ェライト組成に酸化亜鉛を混入して燃焼した後に塩化亜
鉛を添着した素材や、アルミナ−シリカをベースにした
素材、ゼオライト等の多孔性の無機系の脱臭材が挙げら
れる。また有機系脱臭材としては、各種植物抽出物並び
に消臭に有効な有機化合物等を固体物質に含浸添着した
有機系の脱臭材が挙げられる。さらに活性炭材料として
は、繊維状活性炭を含む活性炭が挙げられる。
ェライト組成に酸化亜鉛を混入して燃焼した後に塩化亜
鉛を添着した素材や、アルミナ−シリカをベースにした
素材、ゼオライト等の多孔性の無機系の脱臭材が挙げら
れる。また有機系脱臭材としては、各種植物抽出物並び
に消臭に有効な有機化合物等を固体物質に含浸添着した
有機系の脱臭材が挙げられる。さらに活性炭材料として
は、繊維状活性炭を含む活性炭が挙げられる。
【００１０】このように、低圧損型のハニカム脱臭基材
２のセル空間２ａ内にハニカム脱臭基材２とは異なる材
質から成る脱臭材３を充填することにより、空気とハニ
カム脱臭基材２、脱臭材３との接触効率が夫々良くな
り、脱臭性能を向上させることができる。しかも、空間
速度が一定値を越えた場合であっても接触効率が極端に
低下しなくなり、悪臭の発生する局所空間の脱臭にも好
都合に使用できるようになる。さらに、ハニカム脱臭基
材２と脱臭材３とは異なる材質から構成されるので、各
種の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバーでき、脱臭性能
をより向上させることができる結果、複合臭気に対する
性能向上と悪臭の再放出防止を図ることができる。
２のセル空間２ａ内にハニカム脱臭基材２とは異なる材
質から成る脱臭材３を充填することにより、空気とハニ
カム脱臭基材２、脱臭材３との接触効率が夫々良くな
り、脱臭性能を向上させることができる。しかも、空間
速度が一定値を越えた場合であっても接触効率が極端に
低下しなくなり、悪臭の発生する局所空間の脱臭にも好
都合に使用できるようになる。さらに、ハニカム脱臭基
材２と脱臭材３とは異なる材質から構成されるので、各
種の悪臭に対して広く脱臭範囲をカバーでき、脱臭性能
をより向上させることができる結果、複合臭気に対する
性能向上と悪臭の再放出防止を図ることができる。
【００１１】また、上記ハニカム脱臭基材２、脱臭材３
の各構成材料は、オゾン脱臭触媒、無機系脱臭材、有機
系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上
の組み合わせ、或いは燃焼酸化触媒、無機系脱臭材、活
性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせ
が好ましい。ここで、オゾン脱臭触媒としては、ＭｎＯ
2 、ＴｉＯ2 の他に、Ａｇ，Ａｕ，Ｐｔ，Ｐｄ，Ｃ等の
酸化金属類、貴金属類、炭素等挙げられ、触媒活性を有
するオゾン脱臭触媒であればどれでもよい。また燃焼酸
化触媒は、Ｐｔ，Ｐｄ，Ａｇ，Ａｕ等の貴金属類が挙げ
られ、触媒活性を有する燃焼酸化触媒であればよく、特
に酸化活性温度が低温であるのが望ましい。なお、無機
系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料は前述したものと
同じである。このようにオゾン脱臭触媒との組み合わ
せ、或いは燃焼酸化触媒との組み合わせによれば、より
高性能なハニカム脱臭材を提供できるようになる。
の各構成材料は、オゾン脱臭触媒、無機系脱臭材、有機
系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上
の組み合わせ、或いは燃焼酸化触媒、無機系脱臭材、活
性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせ
が好ましい。ここで、オゾン脱臭触媒としては、ＭｎＯ
2 、ＴｉＯ2 の他に、Ａｇ，Ａｕ，Ｐｔ，Ｐｄ，Ｃ等の
酸化金属類、貴金属類、炭素等挙げられ、触媒活性を有
するオゾン脱臭触媒であればどれでもよい。また燃焼酸
化触媒は、Ｐｔ，Ｐｄ，Ａｇ，Ａｕ等の貴金属類が挙げ
られ、触媒活性を有する燃焼酸化触媒であればよく、特
に酸化活性温度が低温であるのが望ましい。なお、無機
系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料は前述したものと
同じである。このようにオゾン脱臭触媒との組み合わ
せ、或いは燃焼酸化触媒との組み合わせによれば、より
高性能なハニカム脱臭材を提供できるようになる。
【００１２】以下、ハニカム脱臭基材２と脱臭材３の各
構成材料の組み合わせ例を表１に示す。
（以下余
白）
構成材料の組み合わせ例を表１に示す。
（以下余
白）
【００１３】
【表１】
【００１４】上記表１中、ハニカム脱臭基材２と脱臭材
３とは異質の材質から構成されるものであり、例えばハ
ニカム脱臭基材２が無機系脱臭材の場合は、脱臭材は無
機系脱臭材以外の他の材質（例えば有機系脱臭材、活性
炭材料、オゾン脱臭触媒、燃焼酸化触媒）が選ばれる。
このように異種の材料の組み合わせにより、各種悪臭に
対して広い脱臭範囲をカバーでき、各悪臭に対する脱臭
効果が向上する。
３とは異質の材質から構成されるものであり、例えばハ
ニカム脱臭基材２が無機系脱臭材の場合は、脱臭材は無
機系脱臭材以外の他の材質（例えば有機系脱臭材、活性
炭材料、オゾン脱臭触媒、燃焼酸化触媒）が選ばれる。
このように異種の材料の組み合わせにより、各種悪臭に
対して広い脱臭範囲をカバーでき、各悪臭に対する脱臭
効果が向上する。
【００１５】また、上記脱臭材３の形状としては、粉
体、粒状、繊維状の各形状から選ばれた一種或いは二種
以上の組み合わせが好ましい。この粉体、粒状、繊維状
の各形状は表面積が大きく、これら形状の脱臭材３を低
圧損型のハニカム脱臭基材２のセル空間２ａ内に充填す
ることにより、空気との接触効率をより向上させること
ができる。
体、粒状、繊維状の各形状から選ばれた一種或いは二種
以上の組み合わせが好ましい。この粉体、粒状、繊維状
の各形状は表面積が大きく、これら形状の脱臭材３を低
圧損型のハニカム脱臭基材２のセル空間２ａ内に充填す
ることにより、空気との接触効率をより向上させること
ができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。上記ハニカム脱臭基材２と脱臭材３から成るハニカ
ム脱臭材１の構造を図１に示す。同図において、ハニカ
ム脱臭基材２の多数のセル空間２ａ内にハニカム脱臭材
１と異種の脱臭材３が充填されている。このとき、脱臭
材３の流出防止のために、セル空間２ａの出入口に不織
布４のような流出防止用の濾過材が設けられているのが
望ましい。さらに脱臭性能をより向上させるためには図
２に示すように、１つのハニカム脱臭基材２に対して複
数種の脱臭材３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄを充填するように
してもよく、この場合、より広い範囲で脱臭性能を発現
させることができる。 （実施例１，２）コーディェライト組成の無機材料にＺ
ｎＯを２０％含有した基材を６０セル／ｉｎｃｈ2 に押
出し成形し、７５０℃で焼成し、９０ｍｍ×９０ｍｍ×
３０ｍｍのハニカム状成形体を得た。さらにこのハニカ
ム状成形体を２５％塩化亜鉛水溶液に含浸後、７０℃で
２時間乾燥し、無機系のハニカム脱臭基材を作製した。
次いで、この無機系のハニカム脱臭基材のセル出口側の
端面に流出防止用の濾過材として不織布を張り付け、そ
の後、反対方向のセル入口から粒状活性炭２０ｇ（平均
粒径０．５ｍｍ、比表面積１０００ｍ2 ／ｇ）を各セル
空間内に均一に充填し、その後、セル出口に不織布を張
り付けたものを実施例１とした。
る。上記ハニカム脱臭基材２と脱臭材３から成るハニカ
ム脱臭材１の構造を図１に示す。同図において、ハニカ
ム脱臭基材２の多数のセル空間２ａ内にハニカム脱臭材
１と異種の脱臭材３が充填されている。このとき、脱臭
材３の流出防止のために、セル空間２ａの出入口に不織
布４のような流出防止用の濾過材が設けられているのが
望ましい。さらに脱臭性能をより向上させるためには図
２に示すように、１つのハニカム脱臭基材２に対して複
数種の脱臭材３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄを充填するように
してもよく、この場合、より広い範囲で脱臭性能を発現
させることができる。 （実施例１，２）コーディェライト組成の無機材料にＺ
ｎＯを２０％含有した基材を６０セル／ｉｎｃｈ2 に押
出し成形し、７５０℃で焼成し、９０ｍｍ×９０ｍｍ×
３０ｍｍのハニカム状成形体を得た。さらにこのハニカ
ム状成形体を２５％塩化亜鉛水溶液に含浸後、７０℃で
２時間乾燥し、無機系のハニカム脱臭基材を作製した。
次いで、この無機系のハニカム脱臭基材のセル出口側の
端面に流出防止用の濾過材として不織布を張り付け、そ
の後、反対方向のセル入口から粒状活性炭２０ｇ（平均
粒径０．５ｍｍ、比表面積１０００ｍ2 ／ｇ）を各セル
空間内に均一に充填し、その後、セル出口に不織布を張
り付けたものを実施例１とした。
【００１７】一方、実施例１で作製されたハニカム脱臭
基材のセル入口から繊維状活性炭１０ｇ（ピッチ径１５
ｍｍ長、比表面積１５００ｍ2 ／ｇ）を各セル空間内に
均一に充填したものを実施例２とした。実施例１、実施
例２で得られたハニカム脱臭材の脱臭率の測定を図３に
示す脱臭率測定装置４を用いて行なった。悪臭発生源５
にタバコ（マイルドセブン）の副流煙を発生させ、サン
プル収納カラム６に実施例１、実施例２のサンプル７を
設置し、エアポンプ８で吸引してフロー流路系を構成す
る。このサンプル７の前後では、臭いセンサを用いて悪
臭分析ｉｎ、悪臭分析ｏｕｔでサンプル７の脱臭率を測
定した。尚、脱臭率は次式で求めた。
基材のセル入口から繊維状活性炭１０ｇ（ピッチ径１５
ｍｍ長、比表面積１５００ｍ2 ／ｇ）を各セル空間内に
均一に充填したものを実施例２とした。実施例１、実施
例２で得られたハニカム脱臭材の脱臭率の測定を図３に
示す脱臭率測定装置４を用いて行なった。悪臭発生源５
にタバコ（マイルドセブン）の副流煙を発生させ、サン
プル収納カラム６に実施例１、実施例２のサンプル７を
設置し、エアポンプ８で吸引してフロー流路系を構成す
る。このサンプル７の前後では、臭いセンサを用いて悪
臭分析ｉｎ、悪臭分析ｏｕｔでサンプル７の脱臭率を測
定した。尚、脱臭率は次式で求めた。
【００１８】脱臭率＝［（悪臭分析in値−悪臭分析out
値）×100 ／悪臭分析in値］ さらに脱臭性能の比較として、ハニカム脱臭基材と粒状
活性炭、繊維状活性炭との直列での組み合わせを比較例
１，２とした。以下、実施例１，２、比較例１，２の測
定結果を表２に示す。尚、測定条件はＳＶ＝５０００
０、常温下とした。
値）×100 ／悪臭分析in値］ さらに脱臭性能の比較として、ハニカム脱臭基材と粒状
活性炭、繊維状活性炭との直列での組み合わせを比較例
１，２とした。以下、実施例１，２、比較例１，２の測
定結果を表２に示す。尚、測定条件はＳＶ＝５０００
０、常温下とした。
【００１９】
【表２】
【００２０】（実施例３，４）粉末活性炭を原料にフェ
ノール樹脂、粘土等を加え、６０セル／ｉｎｃｈ2 に押
出し成形し、その後、８５０℃で水蒸気賦活し、９５０
ｍ2 ／ｇの活性炭ハニカムを調整した（９０ｍｍ×９０
ｍｍ×２５ｍｍ）。活性炭ハニカムの端面に不織布を張
り付けた後、アンモニア脱臭用の粒状活性炭１０ｇ（平
均粒径０．３ｍｍ）と、アセトアルデヒド脱臭用の粒状
活性炭１０ｇ（平均粒径０．３ｍｍ）とを混合したもの
を各セル空間内に均一に充填したものを実施例３とし
た。
ノール樹脂、粘土等を加え、６０セル／ｉｎｃｈ2 に押
出し成形し、その後、８５０℃で水蒸気賦活し、９５０
ｍ2 ／ｇの活性炭ハニカムを調整した（９０ｍｍ×９０
ｍｍ×２５ｍｍ）。活性炭ハニカムの端面に不織布を張
り付けた後、アンモニア脱臭用の粒状活性炭１０ｇ（平
均粒径０．３ｍｍ）と、アセトアルデヒド脱臭用の粒状
活性炭１０ｇ（平均粒径０．３ｍｍ）とを混合したもの
を各セル空間内に均一に充填したものを実施例３とし
た。
【００２１】一方、実施例３で作製された活性炭ハニカ
ムに繊維状活性炭５ｇを均一に充填した後、フローライ
ト（０．５ｍｍ径）に松の熱水抽出物、クエン酸、グリ
セリン等を水溶液で含浸後、風乾させた脱臭材１０ｇを
各セル空間内に均一に充填したものを実施例４とした。
実施例３、実施例４で得られたハニカム脱臭材の脱臭率
の測定を図３に示す脱臭率測定装置を用いて行なった。
悪臭発生源５に大便のヘッドスペースガスとタバコ（マ
イルドセブン）の副流煙を混合したものを使用した。ま
た評価としては図３の悪臭分析ｏｕｔの部分でテドラー
パックに採取し、パネラー１０名による六段階臭気強度
表示法による判定を行なった。このときの比較として
は、各実施例３，４の材料を直列に並べた形で評価し
た。以下、実施例３，４、比較例３，４の測定結果を表
３に示す。
ムに繊維状活性炭５ｇを均一に充填した後、フローライ
ト（０．５ｍｍ径）に松の熱水抽出物、クエン酸、グリ
セリン等を水溶液で含浸後、風乾させた脱臭材１０ｇを
各セル空間内に均一に充填したものを実施例４とした。
実施例３、実施例４で得られたハニカム脱臭材の脱臭率
の測定を図３に示す脱臭率測定装置を用いて行なった。
悪臭発生源５に大便のヘッドスペースガスとタバコ（マ
イルドセブン）の副流煙を混合したものを使用した。ま
た評価としては図３の悪臭分析ｏｕｔの部分でテドラー
パックに採取し、パネラー１０名による六段階臭気強度
表示法による判定を行なった。このときの比較として
は、各実施例３，４の材料を直列に並べた形で評価し
た。以下、実施例３，４、比較例３，４の測定結果を表
３に示す。
【００２２】
【表３】
【００２３】（実施例５）ＭｎＯ2 を触媒活性とするオ
ゾン脱臭触媒ハニカム（２００セル／ｉｎｃｈ2、５０
ｍｍ×４８ｍｍ×４８ｍｍ）の各セル空間に繊維状活性
炭１２ｇを充填したものを実施例５とした。このとき、
悪臭発生源５としては、通常の家庭から排出される生ゴ
ミを３５℃、７０％ＲＨで３日間放置したヘッドスペー
スガスを用いた。このときの原臭の臭気強度は六段階臭
気強度表示法で５（パネラー１０名の平均値）であっ
た。尚、測定実験は、図３に示す脱臭率測定装置のサン
プル７上流に沿面放電を用いたオゾン発生器１３からオ
ゾンを発生させた。
ゾン脱臭触媒ハニカム（２００セル／ｉｎｃｈ2、５０
ｍｍ×４８ｍｍ×４８ｍｍ）の各セル空間に繊維状活性
炭１２ｇを充填したものを実施例５とした。このとき、
悪臭発生源５としては、通常の家庭から排出される生ゴ
ミを３５℃、７０％ＲＨで３日間放置したヘッドスペー
スガスを用いた。このときの原臭の臭気強度は六段階臭
気強度表示法で５（パネラー１０名の平均値）であっ
た。尚、測定実験は、図３に示す脱臭率測定装置のサン
プル７上流に沿面放電を用いたオゾン発生器１３からオ
ゾンを発生させた。
【００２４】また、サンプルのＳＶ＝２８０００時で１
ｐｐｍのオゾンが発生するように調整した。この条件で
ＳＶ＝１２５０００時での悪臭分析ｏｕｔにおける臭い
袋への臭気採取による臭気強度評価をパネラー１０名で
行なったところ、以下の表４に示す測定結果が得られ
た。また臭気採取はオゾン分解処理後、オゾン発生を停
止した状態でサンプリングし、比較例５として実施例５
の材料を直列に並べた形で行なった。 （実施例６，７）実施例３で用いた活性炭ハニカム６０
セル／ｉｎｃｈ2 の各セル空間に、Ｐｔを触媒活性成分
とする粒状の酸化触媒１０ｇ（０．７ｍｍ粒径）を均一
に充填したものを実施例６とした。そして、評価の際に
は、図３の脱臭率測定装置のサンプル７の部分をヒータ
１１によって約１２０℃になるように加熱した。
ｐｐｍのオゾンが発生するように調整した。この条件で
ＳＶ＝１２５０００時での悪臭分析ｏｕｔにおける臭い
袋への臭気採取による臭気強度評価をパネラー１０名で
行なったところ、以下の表４に示す測定結果が得られ
た。また臭気採取はオゾン分解処理後、オゾン発生を停
止した状態でサンプリングし、比較例５として実施例５
の材料を直列に並べた形で行なった。 （実施例６，７）実施例３で用いた活性炭ハニカム６０
セル／ｉｎｃｈ2 の各セル空間に、Ｐｔを触媒活性成分
とする粒状の酸化触媒１０ｇ（０．７ｍｍ粒径）を均一
に充填したものを実施例６とした。そして、評価の際に
は、図３の脱臭率測定装置のサンプル７の部分をヒータ
１１によって約１２０℃になるように加熱した。
【００２５】さらに、１３０セル／ｉｎｃｈ2 のＰｔ，
Ａｕを触媒活性成分とするハニカム状の酸化触媒（９０
ｍｍ×９０ｍｍ×２５ｍｍ）に繊維状活性炭９ｇを各セ
ル空間内に充填したものを実施例７とした。評価の際に
は図３の脱臭率測定装置のサンプルの部分をヒータ１１
によって約１２０℃になるように加熱した。実施例６，
７では、空間速度ＳＶ＝１８０００で評価した。尚、測
定は実施例５と同様の悪臭源を流入させ、加熱・冷却
後、再度新鮮な無臭空気をサンプル内に導入し、実施例
５と同様な測定を行なった。また、比較として、実施例
６，７での材料を直列に並べて評価した。以下、表４に
実施例５，６，７と比較例５，６，７の測定結果を示
す。 （以下余白）
Ａｕを触媒活性成分とするハニカム状の酸化触媒（９０
ｍｍ×９０ｍｍ×２５ｍｍ）に繊維状活性炭９ｇを各セ
ル空間内に充填したものを実施例７とした。評価の際に
は図３の脱臭率測定装置のサンプルの部分をヒータ１１
によって約１２０℃になるように加熱した。実施例６，
７では、空間速度ＳＶ＝１８０００で評価した。尚、測
定は実施例５と同様の悪臭源を流入させ、加熱・冷却
後、再度新鮮な無臭空気をサンプル内に導入し、実施例
５と同様な測定を行なった。また、比較として、実施例
６，７での材料を直列に並べて評価した。以下、表４に
実施例５，６，７と比較例５，６，７の測定結果を示
す。 （以下余白）
【００２６】
【表４】
【００２７】
【発明の効果】上述のように請求項１記載の発明は、ハ
ニカム脱臭基材のセル空間内に、ハニカム脱臭基材とは
異なる材質から成る脱臭材を充填してハニカム脱臭材を
構成し、ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料を、無
機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一
種或いは二種以上の組み合わせとしたから、空気とハニ
カム脱臭基材、脱臭材との接触効率が良くなり、脱臭性
能が向上すると共に悪臭の発生する局所空間の脱臭にも
最適に使用できる。しかも各種の悪臭に対して広く脱臭
範囲をカバーして脱臭性能をより向上させることができ
るので、複合臭気に対する性能向上と悪臭の再放出防止
を図ることができる結果、高性能なハニカム脱臭材が得
られる。
ニカム脱臭基材のセル空間内に、ハニカム脱臭基材とは
異なる材質から成る脱臭材を充填してハニカム脱臭材を
構成し、ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料を、無
機系脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一
種或いは二種以上の組み合わせとしたから、空気とハニ
カム脱臭基材、脱臭材との接触効率が良くなり、脱臭性
能が向上すると共に悪臭の発生する局所空間の脱臭にも
最適に使用できる。しかも各種の悪臭に対して広く脱臭
範囲をカバーして脱臭性能をより向上させることができ
るので、複合臭気に対する性能向上と悪臭の再放出防止
を図ることができる結果、高性能なハニカム脱臭材が得
られる。
【００２８】請求項２記載の発明は、ハニカム脱臭基
材、脱臭材の各構成材料をオゾン脱臭触媒、無機系脱臭
材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは
二種以上の組み合わせとし、また請求項３記載の発明
は、ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料を燃焼酸化
触媒、無機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或い
は二種以上の組み合わせとしたから、いずれの場合もよ
り高性能なハニカム脱臭材が得られる。
材、脱臭材の各構成材料をオゾン脱臭触媒、無機系脱臭
材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或いは
二種以上の組み合わせとし、また請求項３記載の発明
は、ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料を燃焼酸化
触媒、無機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或い
は二種以上の組み合わせとしたから、いずれの場合もよ
り高性能なハニカム脱臭材が得られる。
【００２９】請求項４記載の発明は、脱臭材の形状とし
ては、粉体、粒状、繊維状の各形状から選ばれた一種或
いは二種以上の組み合わせとしたから、脱臭材の表面積
が大きくなり、空気との接触効率をより向上させて脱臭
性能を一層向上させることができる。
ては、粉体、粒状、繊維状の各形状から選ばれた一種或
いは二種以上の組み合わせとしたから、脱臭材の表面積
が大きくなり、空気との接触効率をより向上させて脱臭
性能を一層向上させることができる。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例のハニカム脱臭材を
正面から見た模式図、（ｂ）はハニカム脱臭材の一部を
斜めから見た模式図である。
正面から見た模式図、（ｂ）はハニカム脱臭材の一部を
斜めから見た模式図である。
【図２】（ａ）は本発明の他の実施例のハニカム脱臭材
を正面から見た模式図、（ｂ）はハニカム脱臭材の一部
を斜めから見た模式図である。
を正面から見た模式図、（ｂ）はハニカム脱臭材の一部
を斜めから見た模式図である。
【図３】同上の脱臭率測定装置の概略図である。
１ ハニカム脱臭材 ２ ハニカム脱臭基材 ２ａ セル空間 ３ 脱臭材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０１Ｄ 46/00 ３０２ 7446−4Ｄ 53/38 53/81 53/86 ＺＡＢ Ｂ０１Ｊ 20/28 Ａ 23/34 Ａ 23/42 Ａ Ｂ０１Ｄ 53/36 ＺＡＢ Ｈ
Claims (4)
- 【請求項１】 ハニカム脱臭基材のセル空間内に、ハニ
カム脱臭基材とは異なる材質から成る脱臭材が充填さ
れ、ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料が、無機系
脱臭材、有機系脱臭材、活性炭材料から選ばれた一種或
いは二種以上の組み合わせから成ることを特徴とするハ
ニカム脱臭材。 - 【請求項２】 ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料
が、オゾン脱臭触媒、無機系脱臭材、有機系脱臭材、活
性炭材料から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせ
から成ることを特徴とする請求項１記載のハニカム脱臭
材。 - 【請求項３】 ハニカム脱臭基材、脱臭材の各構成材料
が、燃焼酸化触媒、無機系脱臭材、活性炭材料から選ば
れた一種或いは二種以上の組み合わせから成ることを特
徴とする請求項１記載のハニカム脱臭材。 - 【請求項４】 脱臭材の形状が、粉体、粒状、繊維状の
各形状から選ばれた一種或いは二種以上の組み合わせか
ら成ることを特徴とする請求項１又は請求項２又は請求
項３記載のハニカム脱臭材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00682794A JP3460290B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハニカム脱臭材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00682794A JP3460290B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハニカム脱臭材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204442A true JPH07204442A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3460290B2 JP3460290B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=11649060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00682794A Expired - Fee Related JP3460290B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハニカム脱臭材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3460290B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005305268A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフードファン用脱臭材及びその脱臭材を具備するレンジフードファン |
| JP2008102048A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Ltd | ガス成分捕集器、ガス成分捕集装置、フィルタの製造方法、ガス成分分析装置およびガス成分分析方法 |
| WO2013051368A2 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | シャープ株式会社 | フィルタ及び空気清浄機 |
| KR101894477B1 (ko) * | 2017-05-30 | 2018-09-04 | (주)한독크린텍 | 선택적 필터 교환이 가능한 공기청정기용 탈취필터 |
| WO2024135747A1 (ja) * | 2022-12-20 | 2024-06-27 | 日本碍子株式会社 | 反応器、ガス回収装置、並びにガス回収システム |
| WO2024135745A1 (ja) * | 2022-12-20 | 2024-06-27 | 日本碍子株式会社 | 反応器及びその製造方法、ガス回収装置、並びにガス回収システム |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP00682794A patent/JP3460290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005305268A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフードファン用脱臭材及びその脱臭材を具備するレンジフードファン |
| JP2008102048A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Ltd | ガス成分捕集器、ガス成分捕集装置、フィルタの製造方法、ガス成分分析装置およびガス成分分析方法 |
| WO2013051368A2 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | シャープ株式会社 | フィルタ及び空気清浄機 |
| JP2013078540A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Sharp Corp | フィルタ及び空気清浄機 |
| WO2013051368A3 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-06-13 | シャープ株式会社 | フィルタ及び空気清浄機 |
| KR101894477B1 (ko) * | 2017-05-30 | 2018-09-04 | (주)한독크린텍 | 선택적 필터 교환이 가능한 공기청정기용 탈취필터 |
| WO2024135747A1 (ja) * | 2022-12-20 | 2024-06-27 | 日本碍子株式会社 | 反応器、ガス回収装置、並びにガス回収システム |
| WO2024135745A1 (ja) * | 2022-12-20 | 2024-06-27 | 日本碍子株式会社 | 反応器及びその製造方法、ガス回収装置、並びにガス回収システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3460290B2 (ja) | 2003-10-27 |
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