JPH07203974A - 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等 - Google Patents

癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等

Info

Publication number
JPH07203974A
JPH07203974A JP6002131A JP213194A JPH07203974A JP H07203974 A JPH07203974 A JP H07203974A JP 6002131 A JP6002131 A JP 6002131A JP 213194 A JP213194 A JP 213194A JP H07203974 A JPH07203974 A JP H07203974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
cancer
chain
region
gene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6002131A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
貴史 金子
Kiyoshi Yasukawa
清 保川
Yoshitaka Iba
善孝 伊庭
Youshiyaku Tei
容錫 鄭
Yuusei Sowa
融生 曽和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP6002131A priority Critical patent/JPH07203974A/ja
Priority to DE19500723A priority patent/DE19500723A1/de
Priority to FR9500349A priority patent/FR2714915B1/fr
Publication of JPH07203974A publication Critical patent/JPH07203974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/46Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
    • C07K14/47Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
    • C07K14/4701Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals not used
    • C07K14/4727Mucins, e.g. human intestinal mucin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 癌の体内診断薬や治療薬として有効な、例え
ばキメラ抗癌特異的ムチン抗体等を製造するために必要
な遺伝子等の提供。 【構成】 癌特異的ムチンを認識する抗体のH鎖V領域
又はV領域のアミノ酸配列、該配列を暗号化する遺伝子
等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌特異的ムチンを認識
する抗体の遺伝子等に関する。詳しくは、癌特異的ムチ
ンを認識する抗体のH鎖又はL鎖のV領域部分、これを
暗号化する遺伝子、この遺伝子を含むベクタ−、このベ
クタ−により形質転換された宿主細胞を培養することか
らなる前記領域部分又は癌特異的ムチンを認識する抗体
の製造法に関し、更には癌特異的ムチンを認識するキメ
ラ抗体の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】癌細胞に特異的に発現されている抗原
(癌特異的抗原)を認識する抗体は、癌の診断や治療に
有効であることが知られている。N−アセチルガラクト
サミンとセリン又はトレオニンとがO−グリコシド結合
している糖タンパク質はムチンと総称されるが、ある種
のムチンは癌特異的抗原であることが知られている。
【0003】Hoらは、ヒト膵臓癌細胞株から抽出したム
チンをマウスに免疫し、膵臓癌組織を特異的に認識する
マウスモノクロ−ナル抗体を産生するハイブリド−マを
樹立した(Hoら、Cancer Res.,51巻、p372、1991年)。
Sawadaらは、Hoらによって作製された抗体の一つである
Nd2がヒト膵臓癌を特異的に認識することを、ヒト膵
臓癌を移植したマウスにNd2を投与することにより証
明した(Sawadaら、Antibody,Immunoconjugates,and Ra
diopharmaceuticals,4巻、p493、1991年)。
【0004】更にSawadaらは、マウス由来のNd2を膵
臓癌患者に投与し、Nd2がヒト膵臓癌の体内診断に有
用であることを示唆した(Sawadaら、日本癌学会総会、
p3291991年)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】癌特異的ムチンを認識
するモノクロ−ナル抗体を体内診断薬や治療薬として使
用するには、該抗体を大量に投与したり反復して投与す
ることが必要である。しかしながら、例えばNd2等の
マウス由来の抗体をヒトに投与すると、ヒト血清中にマ
ウス抗体を認識する抗体が現れることが知られている
(Levyら、Annu. Rev. Med. 34巻、p107, 1983年)。従
って、マウス由来抗体をヒトに大量投与又は反復投与す
ることは、免疫応答によるアナフィラキシ−の危険性
や、投与した抗体が急速に分解を受けてしまい、その本
来の活性が失われる等の可能性がある。これを解決する
ためにはヒト抗体を使用すればよいが、ヒトB細胞の集
団から目的とする抗体を産生するB細胞を単離し、これ
に不死化能を与えて培養することは困難である。
【0006】近年、これらの問題を解決するためにマウ
ス−ヒトキメラ抗体が提案されている。マウス−ヒトキ
メラ抗体は、ヒト以外の動物種由来の抗原結合領域すな
わち可変領域(V領域)とヒト由来の不変領域(C領
域)から成る抗体(Oi and Morrison, Biotechnology
4巻、p214, 1986年)で、ヒト由来のC領域はヒト抗体
からの免疫応答を受けないため、アナフィラキシ−の危
険性等を低減し得る。
【0007】さらに最近では、ヒト化型抗体が提案され
ている。ヒト化型抗体は、ヒト以外の動物種由来の抗原
結合最少領域すなわちCDR領域と、ヒト由来のその他
のV領域及びC領域からなる抗体で、更にヒト抗体から
の免疫応答を受ける可能性を低減し得る。
【0008】また、体内診断薬又は治療薬としての抗体
の機能を高めるために、抗体と他の蛋白質の融合蛋白質
や、V領域のみから成る抗体も提案されている(Ward
ら、Nature, 341 巻 p544, 1989 年)。
【0009】以上のように、近年になって提案された種
々の技術をNd2等に適用することにより、体内診断薬
や治療薬としてより有効な抗体を得ることが可能である
が、これらの抗体を作製するには抗体のH鎖及びL鎖を
コ−ドする遺伝子が必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
に鑑みてマウス由来抗癌特異的ムチン抗体のH鎖又はL
鎖の遺伝子について鋭意研究した結果、そのV領域の遺
伝子を見出し、本発明を完成するに至った。即ち本発明
は、配列番号1に示されたアミノ酸配列を含む、癌特異
的ムチンを認識する抗体のH鎖V領域、該癌特異的ムチ
ンを認識する抗体のH鎖V領域を暗号化するDNA、該
DNAを含み、宿主細胞中で当該DNAを発現し得るベ
クタ−、該ベクタ−により形質転換された宿主細胞を培
養することからなる、癌特異的ムチンを認識する抗体の
H鎖V領域の製造法である。
【0011】また本発明は、配列番号2に示されたアミ
ノ酸配列を含む、癌特異的ムチンを認識する抗体のL鎖
V領域、該癌特異的ムチンを認識する抗体のL鎖V領域
を暗号化するDNA、該DNAを含み、宿主細胞中で当
該DNAを発現し得るベクタ−、該ベクタ−により形質
転換された宿主細胞を培養することからなる癌特異的ム
チンを認識する抗体のL鎖V領域の製造方法である。
【0012】更に本発明は、前記癌特異的ムチンを認識
する抗体のH鎖V領域を暗号化するDNA及び癌特異的
ムチンを認識する抗体のL鎖V領域を暗号化するDNA
を含み宿主中でこれらDNAを発現し得るベクタ−、該
ベクタ−で形質転換された宿主細胞を培養することから
なる、癌特異的ムチンを認識するキメラ抗体の製造法で
ある。以下本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の癌特異的ムチンを認識する抗体の
遺伝子は、癌特異的ムチンを認識する抗体を産生するH
鎖のV領域をコ−ドする遺伝子又はL鎖のV領域をコ−
ドする遺伝子であり、具体的に配列番号1(図3)又は
配列番号2(図4)で示される塩基配列を有する。本発
明の遺伝子は、癌特異的ムチンを認識する抗体を産生す
るハイブリド−マを出発材料にして例えば実施例1に示
した方法で単離することができるが、このようなハイブ
リド−マとしてはNd2を産生するハイブリド−マ(Ho
ら、Cancer Res.,51巻,p372,1991年)が例示できる。
【0014】なお、配列番号1又は配列番号2の遺伝子
については、例えばDNA合成機を使用することによっ
て調製することもできる。配列番号1又は配列番号2の
遺伝子においては、1個又は複数個の塩基が付加され、
1個又は複数個の塩基が欠失され、1個又は複数個の塩
基が置換されていても良い。
【0015】本発明の癌特異的ムチンを認識する抗体
(V領域)は、前記した遺伝子で暗号化されており、配
列番号1(図3)又は配列番号2(図4)の配列を有す
るものである。配列番号1又は配列番号2の抗体(V領
域)においては、1個又は複数個のアミノ酸残基が付加
され、1個又は複数個のアミノ酸残基が欠失され、1個
又は複数個のアミノ酸残基が置換されていても良い。
【0016】癌特異的ムチンを認識する抗体を遺伝子工
学的に製造するには、これを暗号化する遺伝子を含むベ
クタ−が必要である。本発明のベクタ−は、例えば配列
番号1及び/又は配列番号2の遺伝子断片の全部又は一
部を含み、宿主細胞中で該遺伝子を発現させることがで
きるものである。このため該ベクタ−は、本発明の遺伝
子以外に遺伝子を発現(転写)させるためのプロモ−タ
−/オペレ−タ−、遺伝子の発現(転写)を終了させる
ためのタ−ミネ−タ−、宿主細胞中での複製のための遺
伝子等、公知の遺伝子配列を含んでいても良い。なお本
発明は、H鎖のV領域をコ−ドする遺伝子及びL鎖のV
領域をコ−ドする遺伝子を含むものを包合する。このベ
クタ−によれば、C領域を含まない、V領域のみから成
る癌特異的ムチンを認識する抗体(Fv抗体)が製造で
きる。
【0017】ベクタ−に、ヒト抗体のC領域をコ−ドす
る遺伝子断片を更に付加することにより、マウス−ヒト
キメラ抗体のH鎖又はL鎖を製造するためのベクタ−と
することができる。この場合、ヒト抗体の遺伝子につい
ては、そのH鎖C領域は本発明のH鎖V領域にフレ−ム
が一致した状態となるように、L鎖C領域は本発明のL
鎖V領域にフレ−ムが一致した状態となるように調製す
る。なおヒト抗体のH鎖またはL鎖のC領域をコ−ドす
る遺伝子断片は、従来公知である(例えばKameyamaら、
FEBS Lett., 244 巻, p301, 1989年)。
【0018】本発明のベクタ−のうち、癌特異的ムチン
を認識するマウス−ヒトキメラ抗体を製造するためのベ
クタ−は、例えば配列番号1の遺伝子の全部又は一部
と、配列番号2の遺伝子の全部又は一部、ヒト抗体のH
鎖のC領域をコ−ドする遺伝子及びヒト抗体のL鎖のC
領域をコ−ドする遺伝子を含み、宿主細胞中で該遺伝子
断片を発現させることができるベクタ−である。ここ
で、ヒト抗体の遺伝子断片については、そのH鎖C領域
はH鎖V領域にフレ−ムが一致した状態となるように、
L鎖C領域はL鎖V領域にフレ−ムが一致した状態とな
るようにベクタ−を構築する。
【0019】以上のベクタ−による宿主細胞の形質転換
は通常の方法に従えば良く、特に制限はない。例えばベ
クタ−が大腸菌を対象とするものであれば大腸菌を宿主
として使用すれば良いし、酵母を対象とするものであれ
ば酵母を宿主として使用すれば良い。
【0020】このようにして形質転換した宿主細胞を適
当な条件下で培養することで種々の形態の抗体蛋白質を
製造することができる。本発明では使用したベクタ−に
応じて種々の形態の抗体を蛋白質を製造できるが、前記
した本発明のベクタ−を選択して使用すれば、癌特異的
ムチンを認識する抗体のH鎖のV領域蛋白質、癌特異的
ムチンを認識する抗体のL鎖のV領域蛋白質、癌特異的
ムチンを認識する抗体のH鎖のV領域とヒト抗体のH鎖
のC領域のキメラ蛋白質、癌特異的ムチンを認識する抗
体のL鎖のV領域とヒト抗体のL鎖のC領域のキメラ蛋
白質又は癌特異的ムチンを認識する抗体のV領域とヒト
抗体のC領域のキメラ抗体等を製造すること等ができ
る。またこの他にも、癌特異的ムチンを認識する抗体の
H鎖及びL鎖のV領域から成る抗体蛋白質も製造でき
る。
【0021】本発明は、更に、マウスNd2の超可変領
域(CDR)をも提供する。具体的に、図3又は図4で
示されるNd2・H鎖のV領域又はNd2・L鎖のV領
域の塩基配列中の、下線を施した配列部分である。この
CDRのみを残し、他の部分を例えばヒト抗体の該当部
分に変換することで、マウスNd2と同等のムチン結合
性を有するヒト化型抗体を得ることができる。
【0022】
【0023】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:122 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 5 10 15 GAA GTG AAG CTG GTG GAG TCT GGG GGA GTC TTA GTG AAG TCT GGA GGG Glu Val Lys Leu Val Glu Ser Gly Gly Val Leu Val Lys Ser Gly Gly 20 25 30 TCC CTG AAA CTC TCC TGT GCA GTC TCT GGA TTC ACT TTC AGT AAC TAT Ser Leu Lys Leu Ser Cys Ala Val Ser Gly Phe Thr Phe Ser Asn Tyr 35 40 45 GGC ATG TCT TGG GTT CGC CAG ACT CCG GAG AAG AGG CTG GAG TGG GTC Gly Met Ser Trp Val Arg Gln Thr Pro Glu Lys Arg Leu Glu Trp Val 50 55 60 GCA ACC ATT AGC AAT AGT GGT AGA TAC ACC TAC TTT CCA GAC AGT GTG Ala Thr Ile Ser Asn Ser Gly Arg Tyr Thr Tyr Phe Pro Asp Ser Val 65 70 75 80 AAG GGG CCG TTC GCC ATC TCC AGA GAC AAT GCC AAG AAC AAC CTG TAC Lys Gly Pro Phe Ala Ile Ser Arg Asp Asn Ala Lys Asn Asn Leu Tyr 85 90 95 CTG CAA ATG AGC AGT CTG AGG TCT GCG GAC ACG GCC TTG TAT TAC TGT Leu Gln Met Ser Ser Leu Arg Ser Ala Asp Thr Ala Leu Tyr Tyr Cys 100 105 110 ACA AGA CAT TTA GAC TAT GCT AAC TAC GAT GCT ATG GAC TAT TGG GGT Thr Arg His Leu Asp Tyr Ala Asn Tyr Asp Ala Met Asp Tyr Trp Gly 115 120 CAA GGA ACC TCT GTC ACC GTC TCC TCA GGT Gln Gly Thr Ser Val Thr Val Ser Ser Gly 配列番号:2 配列の長さ: 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 5 10 15 GAC ATT GTG CTG ACA CAG TCT CCT GCT TCC TTA GCT GTA TCT CTG GGG Asp Ile Val Leu Thr Gln Ser Pro Ala Ser Leu Ala Val Ser Leu Gly 20 25 30 CAG AGG GCC ACC ATC TCA TGC AGG GCC AGC AAA AGT GTC ACT ACA TCT Gln Arg Ala Thr Ile Ser Cys Arg Ala Ser Lys Ser Val Thr Thr Ser 35 40 45 GAC TTT AGT TAT ATG CAC TGG TAC CAA CAG AAA CCC GGA CAG CCA CCC Asp Phe Ser Tyr Met His Trp Tyr Gln Gln Lys Pro Gly Gln Pro Pro 50 55 60 AAA CTC CTC CTC TAT CTT GCA TCC AAC CTA GAA TCT GGG GTC CCT GAC Lys Leu Leu Leu Tyr Leu Ala Ser Asn Leu Glu Ser Gly Val Pro Asp 65 70 75 80 AGG TTC AGT GGC AGT GGG TCT GGG ACA GAC TTC ACC CTC AAC ATC CAT Arg Phe Ser Gly Ser Gly Ser Gly Tyr Asp Phe Tyr Leu Asn Ile His 85 90 95 CCT GTG GAG GAG GAG GAT GCT GCA ACC TAT TAC TGT CAG CAC AGT AGG Pro Val Glu Glu Glu Asp Ala Ala Thr Tyr Tyr Cys Gln His Ser Arg 100 105 110 GAG TTT CCG TGG ACG TTC GGT GGA GGC ACC AAA CTG GAA ATC AAA CGT Glu Phe Pro Trp Thr Phe Gly Gly Gly Thr Lys Leu Glu Ile Lys Arg
【0024】
【実施例】以下本発明をさらに詳細に説明するために実
施例を示すが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0025】実施例1.Nd2抗体遺伝子の単離 まず、以下の方法でNd2ハイブリド−マDNAを調製
した。RPMI1640で培養した1×108 個のNd2
ハイブリド−マ(Hoら、Cancer Res., 51 巻、p372, 19
91年)をPBSで洗浄後グアニジンイソチオシアネ−ト
溶液に懸濁し、塩化セシウムの上に重層して超遠心にか
け、DNA(上清)とRNA(沈殿)を分離した。上清
を透析後、プロテイナ−ゼ、RNase処理し、通常の
方法で除蛋白及び精製を行い、10 mg のDNAを精製し
た。沈殿からは、通常の方法で除蛋白及び精製を行い、
1 mg のRNAを精製した。
【0026】次に、以下の方法でゲノミックライブラリ
−を作製した。制限酵素EcoRIで完全消化したDN
A(2 μg )と、同じくEcoRIで完全消化したλD
ASH II (東洋紡(株)製、1 μg )を1昼夜4 ℃で
ライゲ−ションしたのち、インビトロパッケ−ジングキ
ット(東洋紡(株)製)のファ−ジイクストラスト1チ
ュ−ブと混合し、20℃で2 時間保温した後、SMバッフ
ァ−を400 μl 加え、ゲノミックライブラリ−を作製し
た。
【0027】抗体遺伝子の単離は次のように行った。1
昼夜培養した大腸菌SRB(P2)を100 mlの0.2 % マ
ルト−ス及び10 mM MgSO4 を含むTB培地に接種し、O
Dが0.5 まで培養してから菌を集め、20 ml の10 mM Mg
SO4 に懸濁した。次に1×106 個に相当するライブラリ
−を含むSMバッファ−とP2392を等量混合し37℃
で30分間保温し、8mM MgSO4 を含むTBアガロ−スプレ
−ト(直径15 cm )10枚にプレ−ティングし、1 昼夜37
℃で保温した。翌日各プレ−トにナイロンフィルタ−を
のせて2 分間静置し、フィルタ−をはがした。次にフィ
ルタ−を0.5 NNaOH、1.5 M NaClに浸してアルカリ処理
し、0.5 M Tris-HCl(pH 8.0)、1.5 MNaClに浸して中
和し、0.2 X SSC に浸した後、風乾した。それからJH
プロ−ブあるいはJκプロ−ブ(Kameyamaら、FEBS Let
t., 244 巻、 p301, 1989 年)を用いてプラ−クハイブ
リダイゼ−ションを行い、JH プロ−ブにハイブリダイ
ズするクロ−ン、NdH4,及びJκプロ−ブにハイブ
リダイズするクロ−ン、NdK19を単離した。これら
のインサ−トDNAを単離し、サザンブロット解析によ
り同定した結果、JH プロ−ブにハイブリダイズする断
片は2.5 kbp、Jκプロ−ブにハイブリダイズする断片
は6.2 kbp であることがわかった。
【0028】以上の断片をそれぞれpBLUEscript に挿入
して、pBLUE/NdH4とpBLUE/NdK19 を作製した。さらにイ
ンサ−トDNAの制限酵素地図を作製し、単離した遺伝
子断片が再配列した抗体遺伝子であることを確認した。
図1にNd2・H鎖のV領域の制限酵素地図を、図2に
Nd2・L鎖のV領域の制限酵素地図を、それぞれ示
す。
【0029】実施例2.Nd2抗体遺伝子の塩基配列の
決定 実施例1に示す方法で単離したNd2抗体のH鎖のV領
域及びL鎖のV領域の塩基配列を以下の方法で決定し
た。
【0030】pBLUE/NdH4及びpBLUE/NdK19 それぞれ大腸
菌MV1184株に導入したのち、該大腸菌を培養し、
常法により一本鎖DNAを調製し、シ−クエンス用テン
プレ−トとして用いた。シ−クエンスは、Sequenase Ve
rsion2.0 DNA Sequencing Kit (東洋紡(株)製)を用
いてNd2抗体のH鎖あるいはL鎖のV領域遺伝子の塩
基配列を決定した。pBLUE/NdH4に関する結果(H鎖のV
領域)を図3に、pBLUE/NdK19 に関する結果(L鎖のV
領域)を図4に示す。
【0031】実施例3.Nd2マウス・ヒトキメラ抗体
の作製 pBLUE/NdH4とpBLUE/NdK19 のインサ−トDNAをマウス
・ヒトキメラ型H鎖発現ベクタ−pSV2-HG1gpt 及びマウ
ス・ヒトキメラ型L鎖発現ベクタ− pSV2-HCκneo (Ka
meyamaら、FEBS Lett., 244 巻、 p301, 1989 年)にそ
れぞれ導入し、pSV2-HG1gpt/NdH4及び pSV2-HCκneo/Nd
K19 を作製した。図5にpSV2-HG1gpt/NdH4の制限酵素地
図を、図6に pSV2-HCκneo/NdK19 の制限酵素地図を、
それぞれ示す。
【0032】細胞への発現ベクタ−の導入は以下のよう
に行った。10%の牛血清を含んだDMEM培地を用いた
通常の方法で培養したSP2/0細胞 1×107 個をPB
Sで洗った後、あらかじめ4 ℃に冷却しておいたPBS
0.4mlでサスペンドした。これに、pSV2-HG1gpt/NdH4及
び pSV2-HCκneo/NdK19 のそれぞれ50μg を0.4 mlのP
BSに溶解して氷上で冷却した溶液を混合し、10分間氷
上に置いてGene pulser (バイオラッド社製)を用い、
1100 V、25マイクロファラッドの条件でパルスをかけ
た。さらに10分間氷上に置いた後、培地で洗い、更に通
常の培地で培養した。3 日後培地を選択培地(通常の培
地に、0.8 mg/ml のG418(ギブコ社製)を含む)に
換え、96穴プレ−トにまいた。7 日及び14日後に培地を
交換し、21日後に上清のキメラ抗体価を測定し、ポジテ
ィブなクロ−ンを15クロ−ン選んだ。最終的に最も発現
量の多いクロ−ンHCNd8Aを選んだ 実施例4.Nd2マウス・ヒトキメラ抗体のムチンへの
結合性 キメラ抗体価のアッセイは次のように行った。抗ヒトIg
G1をコ−トしたプレ−トを1%BSA,PBSでブロッ
キングを行った。これに培養上清を加え、2 時間以上室
温で放置した。プレ−トを洗浄後、HRP結合抗ヒトIg
κを加え、2 時間以上室温で放置した。最後にプレ−ト
を洗浄後、発色試薬(大日本製薬(株)製)を加え、発
色の程度をイムノリ−ダ−(MPR−A4、東ソ−
(株)製)で測定した。その結果、HCNd8Aは培養上清中
に約10μg/mlのキメラ抗体を産生していることがわかっ
た。
【0033】作製したキメラNd2抗体の、ムチンへの
結合性は以下のように行った。ヒト膵臓癌細胞株SW1
990より抽出したムチン(Hoら、Cancer Res., 51
巻、p372, 1991年)を常法によりコ−トした96穴プレ−
トに検体を加え、2 時間以上室温で放置した。プレ−ト
を洗浄後、HRP結合抗ヒトIgκを加え、2 時間以上室
温で放置した。プレ−トを洗浄後、発色試薬(大日本製
薬(株)製)を加え、発色の程度をイムノリ−ダ−(M
PR−A4、東ソ−(株)製)で測定した。
【0034】結果を図7に示す。図7から明らかなよう
に、HCNd8Aの培養上清中に含まれるキメラ抗体は、ムチ
ンとの結合性を保持していた。
【0035】実施例5.Nd2マウス・ヒトキメラ抗体
を用いたヒト膵臓癌組織への免疫染色 キメラNd2抗体を用いたヒト癌組織への免疫染色は,
ABC法(Yuanら、Cancer Res. 45巻に、p6179, 1985
年)より、以下のように行った。まず内在性のペルオキ
シダ−ゼ活性を1%過酸化水素で阻害した。次に組織を、
5%ウサギ血清で希釈したHCNd8Aの培養上清、HRP標識
抗ヒトIgκ、ABC試薬(Vector Laboratories 社
製)の順に常法通り加えた。比較としてマウスNd2抗
体を用いた免疫染色を行った。
【0036】結果を表1に示す。表1から明らかなよう
に、キメラNd2抗体とマウスNd2抗体は同様の染色
パタ−ンを示した。これは、キメラNd2抗体の抗原結
合性がマウスNd2抗体と同様であることを証明するも
のである。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明で提供される癌特異的ムチンを認
識する抗体のH鎖及びL鎖のV領域をコ−ドする遺伝
子、さらには該抗体を遺伝子工学的手法を用いて生産す
るための手段及び方法により、種々の付加機能を有した
該抗体を大量に生産することが可能である。これらは、
癌特異的ムチンの生理的役割の解析に重要であり、癌に
対する治療薬診断薬開発に大きな意義をもつものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はNd2・H鎖のV領域の制限酵素地図を
示す図であり、E、H、X、S及びEnは、それぞれEc
oRI サイト、HindIII サイト、XbaIサイト、SacI及びエ
ンハンサ−を示している。
【図2】図2はNd2・L鎖のV領域の制限酵素地図を
示す図であり、E、B、H、XはそれぞれEcoRI サイ
ト,BamHI サイト、HindIII サイト,XbaIサイトを示し
ている。
【図3】図3はNd2・H鎖のV領域の塩基配列と当該
配列から推定されるH鎖V領域のアミノ酸配列を示す。
図中、下線を施した3か所の塩基配列は超可変領域(上
流側からCDR1、CDR2及びCDR3)を示してい
る。
【図4】図4はNd2・L鎖のV領域の塩基配列と当該
配列から推定されるL鎖V領域のアミノ酸配列を示す。
図中、下線を施した3か所の塩基配列は超可変領域(上
流側からCDR1、CDR2及びCDR3)を示してい
る。
【図5】図5は、発現ベクタ−pSV2-HG1gpt/NdH4を示す
図であり、図中の記号は、通常の遺伝子工学で使用され
る記号と同様の意味である。
【図6】図6は、発現ベクタ− pSV2-HCκneo/NdK19 を
示す図であり、図中の記号は、通常の遺伝子工学で使用
される記号と同様の意味である。
【図7】図5は、実施例4に示す方法で、キメラ型ND
2抗体(○)、マウス型ND2抗体(●)の、ムチンと
の結合を調べた時のプレ−トの発色の状況を示すもので
あり、縦軸は500 nmにおける吸光度を示し、横軸はコ−
ト時におけるムチンの希釈度を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 16/30 8318−4H G01N 33/53 D (C12P 21/08 C12R 1:91)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1に示されたアミノ酸配列を含
    む、癌特異的ムチンを認識する抗体のH鎖V領域。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の癌特異的ムチンを認識
    する抗体のH鎖V領域を暗号化する遺伝子。
  3. 【請求項3】 配列番号1に示された塩基配列を含む、
    請求項2に記載の遺伝子。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のDNAを含み、宿主細
    胞中で当該遺伝子を発現し得るベクタ−。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のベクタ−により形質転
    換された宿主細胞を培養することからなる、癌特異的ム
    チンを認識する抗体のH鎖V領域の製造法。
  6. 【請求項6】 配列番号2に示されたアミノ酸配列を含
    む、癌特異的ムチンを認識する抗体のL鎖V領域。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の癌特異的ムチンを認識
    する抗体のL鎖V領域を暗号化する遺伝子。
  8. 【請求項8】 配列番号2に示された塩基配列を含む、
    請求項7に記載の遺伝子。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のDNAを含み、宿主細
    胞中で当該遺伝子を発現し得るベクタ−。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のベクタ−により形質転
    換された宿主細胞を培養することからなる癌特異的ムチ
    ンを認識する抗体のL鎖V領域の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項2に記載の癌特異的ムチンを認識
    する抗体のH鎖V領域を暗号化する遺伝子及び請求項7
    に記載の癌特異的ムチンを認識する抗体のL鎖V領域を
    暗号化する遺伝子を含み宿主中でこれら遺伝子を発現し
    得るベクタ−。
  12. 【請求項12】更に、ヒト由来の抗体のH鎖C領域を暗
    号化する遺伝子及びヒト由来の抗体のL鎖C領域を暗号
    化する遺伝子を含む請求項11に記載のベクタ−。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のベクタ−で形質転換
    された宿主細胞を培養することからなる、癌特異的ムチ
    ンを認識するキメラ抗体の製造法。
JP6002131A 1994-01-13 1994-01-13 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等 Pending JPH07203974A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002131A JPH07203974A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等
DE19500723A DE19500723A1 (de) 1994-01-13 1995-01-12 Gen oder Genfragment eines Antikörpers, der krebsspezifisches Mucin erkennt
FR9500349A FR2714915B1 (fr) 1994-01-13 1995-01-13 Fragment de gène, etc, d'un anticorps reconnaissant une mucine spécifique de cancers .

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002131A JPH07203974A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203974A true JPH07203974A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11520791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6002131A Pending JPH07203974A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH07203974A (ja)
DE (1) DE19500723A1 (ja)
FR (1) FR2714915B1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013157102A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 公立大学法人大阪市立大学 ムチンサブタイプ5ac特異的ヒト化抗体およびその利用
WO2013157105A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 公立大学法人大阪市立大学 ムチンサブタイプ5ac特異的ヒト化抗体およびその利用
WO2021075544A1 (ja) 2019-10-18 2021-04-22 日本メジフィジックス株式会社 Ri標識されたヒト化抗体
WO2021075545A1 (ja) 2019-10-18 2021-04-22 大日本住友製薬株式会社 ヒト化抗体およびその使用方法
WO2022149578A1 (ja) 2021-01-08 2022-07-14 日本メジフィジックス株式会社 Ac-225溶液の製造方法およびAc-225溶液を用いた医薬の製造方法
WO2022225006A1 (ja) 2021-04-21 2022-10-27 日本メジフィジックス株式会社 β線を放出する核種で標識されたヒト化抗体
WO2022225007A1 (ja) 2021-04-21 2022-10-27 日本メジフィジックス株式会社 放射性抗腫瘍剤

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203974A (ja) * 1994-01-13 1995-08-08 Tosoh Corp 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等
DE19736691A1 (de) * 1997-08-22 1999-02-25 Michael Prof Dr Med Giesing Verfahren zur Charakterisierung und Identifizierung disseminierter und metastasierter Krebszellen

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9019553D0 (en) * 1990-09-07 1990-10-24 Unilever Plc Specific binding agents
JPH07203974A (ja) * 1994-01-13 1995-08-08 Tosoh Corp 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013157102A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 公立大学法人大阪市立大学 ムチンサブタイプ5ac特異的ヒト化抗体およびその利用
WO2013157105A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 公立大学法人大阪市立大学 ムチンサブタイプ5ac特異的ヒト化抗体およびその利用
US11369701B2 (en) 2019-10-18 2022-06-28 Nihon Medi-Physics Co., Ltd. Ri-labeled humanized antibody
WO2021075545A1 (ja) 2019-10-18 2021-04-22 大日本住友製薬株式会社 ヒト化抗体およびその使用方法
KR20220083785A (ko) 2019-10-18 2022-06-20 스미토모 파마 가부시키가이샤 인간화 항체 및 그 사용 방법
KR20220084135A (ko) 2019-10-18 2022-06-21 니혼 메디피직스 가부시키가이샤 Ri 표지된 인간화 항체
WO2021075544A1 (ja) 2019-10-18 2021-04-22 日本メジフィジックス株式会社 Ri標識されたヒト化抗体
WO2022149578A1 (ja) 2021-01-08 2022-07-14 日本メジフィジックス株式会社 Ac-225溶液の製造方法およびAc-225溶液を用いた医薬の製造方法
US11752223B2 (en) 2021-01-08 2023-09-12 Nihon Medi-Physics Co., Ltd. Method for producing Ac-225 solution and method for producing medicine using Ac-225 solution
WO2022225006A1 (ja) 2021-04-21 2022-10-27 日本メジフィジックス株式会社 β線を放出する核種で標識されたヒト化抗体
WO2022225007A1 (ja) 2021-04-21 2022-10-27 日本メジフィジックス株式会社 放射性抗腫瘍剤
KR20230174238A (ko) 2021-04-21 2023-12-27 니혼 메디피직스 가부시키가이샤 방사성 항종양제
KR20230174243A (ko) 2021-04-21 2023-12-27 니혼 메디피직스 가부시키가이샤 β선을 방출하는 핵종으로 표지된 인간화 항체

Also Published As

Publication number Publication date
DE19500723A1 (de) 1995-07-20
FR2714915B1 (fr) 1997-04-18
FR2714915A1 (fr) 1995-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3951062B2 (ja) 少なくとも遊離のチオールとして存在するシステインを有する抗体フラグメントの大腸菌での発現、2官能性F(ab’)2抗体の産生のための使用
JP3081641B2 (ja) 抗体の調製
JP3440104B2 (ja) ヒト型キメラ抗体の製造法
JP3946256B2 (ja) ヒトインターロイキン5受容体α鎖に対する抗体
DK175392B1 (da) Enkelt-domæne-ligander, receptorer omfattende disse ligander, fremgangsmåder til fremstilling af dem og anvendelse af disse ligander og receptorer
US6734286B2 (en) Interleukin-5 specific recombinant antibodies
US5580774A (en) Chimeric antibodies directed against a human glycoprotein antigen
DE69133200T2 (de) Spezifisch bindende Agentien
JPH02503514A (ja) 抗体におけるまたは抗体に関する改良
JPH10504458A (ja) 単鎖Fv分子の製造方法
JPH06217786A (ja) 抗ネコヘルペスウイルス−1組換え抗体および該抗体をコードする遺伝子断片
US7435414B2 (en) Humanized antibody against S-surface antigen of hepatitis B virus
JPH07203974A (ja) 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等
JPH07258293A (ja) 新規な蛋白質ならびにその製造方法
KR20200043302A (ko) Lrig-1 단백질에 특이적인 결합 분자 및 이의 용도
US9493561B2 (en) Antibodies to Toso
KR970007783B1 (ko) 특이적 결합제
JPH0746998A (ja) ヒトインターロイキン−6に対する再構成ヒト抗体
JPH0920798A (ja) ヒト抗HBs抗体
JPH10155489A (ja) 組換え抗体及びそれをコードする核酸
JPH1066582A (ja) Il−6のヘリックスd領域を認識する抗体の遺伝子断片等
JPH06205694A (ja) ヒト化抗体
JPH06153955A (ja) フコシルssea−1を認識する抗体の遺伝子断片等
JPH0856670A (ja) ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等
RU2102479C1 (ru) Химерное моноклональное антитело, взаимодействующее с человеческой плацентарной щелочной фосфатазой, вариабельная область тяжелой гамма-цепи химерного моноклонального антитела, вариабельная область легкой k-цепи химерного моноклонального антитела, фрагмент кднк, кодирующий вариабельную область тяжелой гамма-цепи химерного моноклонального антитела и фрагмент кднк, кодирующий вариабельную область легкой k-цепи химерного моноклонального антитела