JPH07203744A - 結球野菜収穫機等の切断装置 - Google Patents

結球野菜収穫機等の切断装置

Info

Publication number
JPH07203744A
JPH07203744A JP105594A JP105594A JPH07203744A JP H07203744 A JPH07203744 A JP H07203744A JP 105594 A JP105594 A JP 105594A JP 105594 A JP105594 A JP 105594A JP H07203744 A JPH07203744 A JP H07203744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetable
cabbage
detected
cutting
headed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP105594A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Matsuoka
実 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP105594A priority Critical patent/JPH07203744A/ja
Publication of JPH07203744A publication Critical patent/JPH07203744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 結球野菜作物の大きさの判定をして、大玉の
みを自動切断させようとするものである。 【構成】 後側の切断する結球野菜(イ)と1個前側の
結球野菜(イ)とを検出する野菜センサ32a,32b
を設け、カメラ36で前側の結球野菜(イ)を撮影して
結球部と外葉部との境界を判定し、結球部を検出してこ
の結球部の画素数による面積から大玉か、又は小玉かを
判定して、大玉の結球野菜(イ)のみを切断刃25で切
断し、押し倒し装置26で搬送装置8へ供給して搬送す
る。 【効果】 結球野菜の大玉か、又は小玉かを自動判定し
て、自動切断することにより、作業能率が大巾に向上し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、畝に形成した土壌面
に沿って栽培する結球野菜作物を切断して収穫する結球
野菜収穫機等の切断装置に関するもので、キャベツや白
菜等の切断収穫に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】結球
野菜収穫機を畝部に植付けした結球野菜作物、例えばキ
ャベツの畝部に沿わせて走行させながら、切断刃を始動
及び停止操作する操作レバーをキャベツの大玉、小玉に
よって、大玉キャベツのときに作業者が操作することに
より、該切断装置が始動して、該切断刃で大玉キャベツ
を切断し、押し倒し装置で切断済みキャベツは、搬送装
置の始端部へ供給され、この搬送装置で後方上部へ搬送
される。
【0003】上記のキャベツ切断のときに、作業者が目
視でキャベツの大きさの大小を判定し、この目視判定に
よって、操作レバーを操作して、切断刃を始動させて切
断することにより、キャベツの大きさが目視判定であ
り、正確に判定されないことがあったが、このキャベツ
の大きさの判定を自動で判定させると共に、この判定に
連動して、該切断刃を自動始動させようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前部には結
球野菜(イ)を切断する切断刃25、及び切断済み結球
野菜(イ)を横側に設けた後方上部へ搬送する搬送装置
8始端部へ供給する押し倒し装置26を設けると共に、
後側の切断する該結球野菜(イ)と1個前側の結球野菜
(イ)との両者の有無を検出する野菜センサ32a,3
2bを前後に設け、前側の該結球野菜(イ)を撮影する
カメラ36を設け、該カメラ36の撮影で得られる濃淡
画像から結球部と外葉部との境界を判定して該結球部を
検出して該結球部の画素数によって面積を検出して大玉
か、又は小玉であるか判定して大玉の該結球野菜(イ)
のみを選択して後側の該野菜センサ32aが選択した大
玉の該結球野菜(イ)の検出に伴って該切断刃25で切
断する制御装置40を設けたことを特徴とする結球野菜
収穫機等の切断装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用、及び効果】結球野菜収穫機を畝部に植付
けした結球野菜作物のキャベツ(イ)の畝部に沿わせて
走行させることにより、野菜センサ32bがキャベツ
(イ)を検出すると、カメラ36が作動して、このキャ
ベツ(イ)は撮影されて撮像が入力され、画像の濃淡か
ら結球部と外葉部との境界が判定されて、結球部が検出
され、この検出された結球部の画素数が検出されて、こ
の検出された画素数から結球部の面積が検出され、この
検出された面積からキャベツ(イ)が大玉であるか、又
は小玉であるか検出される。
【0006】検出された大玉のキャベツ(イ)を野菜セ
ンサ32aが検出することに伴って、制御装置40で切
断刃25が始動制御されて、この大玉キャベツ(イ)が
切断され、押し倒し装置26で切断済み大玉キャベツ
(イ)は、搬送装置8の始端部へ供給され、この搬送装
置8で後方上部へ搬送される。又検出された面積から小
玉のキャベツ(イ)であると検出されると、この検出に
伴って、切断刃25は制御装置40で始動制御されない
ことにより、この小玉キャベツ(イ)は切断されずに圃
場に残る。
【0007】上記により、キャベツ(イ)は切断位置の
1個前側で、撮影されて画像処理されて、大きさが自動
検出され、この検出で大玉キャベツ(イ)が検出され
て、更に切断位置へ到達が検出されると、自動切断され
ることにより、キャベツ(イ)の大きさは正確に検出さ
れると共に、自動切断により、作業能率が大巾に向上し
た。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、結球野菜収穫機1を示す図であり、こ
の結球野菜収穫機1は、畝部に植付けした、例えばキャ
ベツや白菜等の作物を収穫するものである。前記結球野
菜収穫機1は、走行車体2上側のほぼ中央一側に操作席
3を設け、該操作席3前側には、操舵輪、各種レバー
4、切換レバー5及び計器類等を備えた操作装置6を設
け、該操作席3下側には原動機7を設け、この原動機7
で該結球野菜収穫機1の走行及び上・下の搬送装置8等
を駆動する構成である。該操作席3後側には該走行車体
2全巾に亘り、収穫した結球野菜(イ)、例えばキャベ
ツ(イ)を貯留する収容タンク9を設け、この収容タン
ク9の後部扉は、貯留物を取出し可能に開閉自在に構成
している。
【0009】前記走行車体2は、左右両側の後部には原
動機7によって駆動する後部走行車輪10b,10bを
設け、又前部には操舵輪で操作される前部走行車輪10
a,10aを設け、夫々左右輪で畝部をまたぎ、畝部に
沿って該走行車体2を走行させる構成としている。前記
下側の搬送装置8は、走行車体2前側の操作席3の横側
で後方上部へ向けて傾斜状態に設け、走行車体2より前
部へ突出する上下用シリンダ11と支持杆12とによっ
て支持させて設けている。この上下用シリンダ11の作
動により、この下側の搬送装置8が該支持杆12の装着
部を回動中心として上下作動する構成としている。下側
の該搬送装置8は、下チエンケース13の上下側に横方
向に設けた上・下軸14a,14bで軸支した上・下ス
プロケット15a,15bに所定間隔で搬送バケット1
6を複数個装着した下搬送チエン17を掛け渡した構成
であり、該搬送バケット16は、上側部では該下チエン
ケース13から突出してキャベツ(イ)を搬送し、下側
部では該下チエンケース13内へ収納されて回転駆動す
る構成としている。
【0010】前記上側の搬送装置8は、下側の搬送装置
8の後側で後方上部へ向けて傾斜状態に設け、走行車体
2より上部へ突出する上・下支持杆18a,18bによ
って支持させて設けている。上側の該搬送装置8は、上
チエンケース19の上下側に横方向に設けた上・下軸2
0a,20bで軸支した上・下スプロケット21a,2
1bに所定間隔で搬送バケット22を複数個装着した上
搬送チエン23を掛け渡した構成であり、該搬送バケッ
ト22は、上側部では該上チエンケース19から突出し
てキャベツ(イ)を搬送バケット16から引継ぎ搬送し
て、収容タンク9内へ供給する構成であり、下側部では
該上チエンケース19内へ収納されて回転駆動する構成
である。
【0011】切断装置24は、下側の搬送装置8始端部
の操作席3側に設け、切断刃25及び押し倒し装置26
等よりなり、該押し倒し装置26は三角錐形状に形成し
て、この三角錐の後側の上下方向中央部の左右両側に
は、後部へ突出する長短の取付杆27a,27bを設
け、下側の該搬送装置8の下チエンケース13の一方側
に保持杆28を設け、この保持杆28の先端部と長い側
の該取付杆27aの根本部とは、回動ピン29によって
回動自在に支持させ、又短い側の該取付杆27bと長い
側の該取付杆27bの後端部との間には左右用シリンダ
30を設けて連接させ、この左右用シリンダ30の作動
により、該押し倒し装置24は左右回動する構成であ
る。該押し倒し装置26の三角錐には、切断モータ31
を内装して設け、この切断モータ31軸下端部には、該
切断刃25を装着し、この切断刃25は三角錐の底板上
側に位置させると共に、この三角錐から左右両側は突出
させている。
【0012】後側の野菜センサ32aは、保持杆28の
下側で回動ピン29下部に設け、キャベツ(イ)で押さ
れて回動する後回動弁33a、ON−OFFする後スイ
ッチ34a及び後スプリング35a等よりなり、該後回
動弁33aがキャベツ(イ)で押されると、該後スイッ
チ34aがON状態となり、このONによってキャベツ
(イ)が有ると検出する構成であり、又キャベツ(イ)
で該後回動弁33aが押されないと、該後スイッチ34
aはOFF状態となり、このOFFによってキャベツ
(イ)が無いと検出する構成としている。
【0013】カメラ36は、切断装置24の前側で保持
杆28より前方へ突出するカメラ取付杆37先端下側に
設けて、キャベツ(イ)を撮影して、操作装置6へ撮像
で得た画像を入力する構成としている。前側の野菜セン
サ32bは、カメラ取付杆37に下部へ向けて設けたL
字状のセンサ取付杆38下側に設け、キャベツ(イ)で
押されて回動する前回動弁33b、ON−OFFする前
スイッチ34b及び前スプリング35b等よりなり、該
前回動弁33bがキャベツ(イ)で押されると、該前ス
イッチ34bがON状態となり、このONによってキャ
ベツ(イ)が有ると検出する構成であり、又キャベツ
(イ)で該前回動弁33bが押されないと、該前スイッ
チ34bはOFF状態となり、このOFFによってキャ
ベツ(イ)が無いと検出する構成としている。
【0014】前記収容タンク9は、箱形状で箱体内に
は、上下三段にタンク流下棚39を設け、上側の搬送装
置8の搬送バケット22から供給されるキャベツ(イ)
を、この上段のタンク流下棚39で受けて、順次下部の
該タンク流下棚39,39へと流下して貯留される構成
としている。制御装置40は、操作装置6内に設けら
れ、カメラ36で撮影した撮像で得られた画像が入力さ
れる入力回路(A)41、野菜センサ32a,32bの
検出が入力される入力回路(B)42、これら各入力回
路(A),(B)41,42からの入力を算術論理演算
及び比較演算等を行う収穫制御用マイコン43、この収
穫制御用マイコン43からの指令で出力回路44を経て
左右シリンダ30及び切断モータ31を始動及び停止制
御する構成である。
【0015】前記制御装置40によるキャベツ(イ)の
切断制御は、下記の如く行われる構成である。即ち、結
球野菜収穫機1でキャベツ(イ)の収穫がスタートされ
(ステップ101)、前側の野菜センサ32bがキャベ
ツ(イ)を検出したか(ステップ102)、NOと検出
されるとステップ102へ戻る。YESと検出されると
カメラ36が制御装置40で始動制御され(ステップ1
03)、該カメラ36で撮影した画像が入力されたか検
出され(ステップ104)、NOと検出されるとステッ
プ104へ戻る。YESと検出されると入力画像の濃淡
画像から濃度差が検出され(図5参照)(ステップ10
5)、NOと検出されるとステップ105へ戻る。YE
Sと検出されると濃度差が差分されて境界線が検出され
(図5参照)(ステップ106)、NOと検出されると
ステップ106へ戻る。YESと検出されると境界線内
の画素数が検出され(ステップ107)、NOと検出さ
れるとステップ107へ戻る。YESと検出されると検
出画素数と設定記憶した所定画素数とが比較されて、所
定画素数以上か検出され(ステップ108)、NOと検
出されるとキャベツ(イ)は小玉キャベツ(イ)である
と判定される(ステップ109)。YESと検出される
と大玉キャベツ(イ)であると判定され(ステップ11
0)、後側の野菜センサ32aが大玉のキャベツ(イ)
を検出したか(ステップ111)、NOと検出されると
ステップ111へ戻る。YESと検出されると左右シリ
ンダ30及び切断モータ31が制御装置40で始動制御
され(ステップ112)、切断刃25が大玉キャベツ
(イ)に接近し(ステップ113)、大玉キャベツ
(イ)が切断され(ステップ114)、該左右シリンダ
30及び該切断モータ31が該制御装置40で停止制御
される(ステップ115)。上記のステップ102から
ステップ115が繰返し行われて、大玉キャベツ(イ)
が収穫される構成である。
【0016】以下、上記実施例の作用について説明す
る。結球野菜収穫機1を畝部に植付けした結球野菜作物
の、例えばキャベツ(イ)の畝部に沿わせて走行車体2
を走行させることにより、前側の野菜センサ32bがキ
ャベツ(イ)を検出すると、カメラ36が作動して、キ
ャベツ(イ)が撮影されて撮像画像が入力され、濃淡画
像の濃度差が検出され、この検出された濃度差が差分さ
れて、結球部と外葉部との境界線が検出されて結球部が
検出され、この検出された境界線内の結球部の画素数が
検出され、この検出された画素数と設定記憶の所定画素
数とが比較され、所定画素数以上であると大玉のキャベ
ツ(イ)であると判定され、以下であると小玉のキャベ
ツ(イ)であると検出され、小玉キャベツ(イ)は収穫
されずに次に進む。
【0017】大玉キャベツ(イ)であると判定されて、
後側の野菜センサ32aがこの大玉キャベツ(イ)を検
出すると、左右シリンダ30及び切断モータ31が始動
制御されて、切断装置24が大玉キャベツ(イ)へ接近
して、切断刃25で切断すると共に、押し倒し装置26
で切断済み大玉キャベツ(イ)は押されて、下側の搬送
装置8の始端部へ供給され、下側の搬送バケット16で
後方上部へ搬送され、上側の搬送装置8の搬送バケット
22へ引継ぎされて、この搬送バケット16で後方上部
へ搬送されて、収容タンク9内の上段のタンク流下棚3
9上へ引継ぎ供給され、このタンク流下棚39から順次
下部のタンク流下棚39へと流下して、この収容タンク
9内へ貯留される。
【0018】図6〜図11は、他の実施例を示す図で、
ブロッコリー等を収穫するブロッコリー収穫機45を示
す図である。前記ブロッコリー収穫機45は、走行車体
46は箱状に形成して、後部にはハンドル47を設け、
この走行車体46の左右両側の後部には後車輪支持枠4
8,48で軸支した後部走行車輪49b,49bを設
け、前部には前車輪支持枠50,50で軸支した前部走
行車輪49a,49aを設け、該後部走行車輪49b,
49bは各車輪モータ51,51で伝動ケース52,5
2内の各ギヤー53,53を介して回転駆動して走行す
る構成としている。
【0019】収容タンク54は、箱形状に形成して、走
行車体46へ内装して設け、この収容タンク54は該走
行車体46後部に設けたタンクシリンダ55で前後摺動
自在に構成している。刈取挟持装置56は、走行車体4
6前部の左右両側に掛け渡して設けた受板57上に設
け、この受板57上には回動用モータ58で回動する円
形状で中央部の左右両側に上部へ突出する突出壁59,
59を設けた受台60を回動自在に設け、この受台60
の上部には上下用モータ61で上下へ回動する支持アー
ム62を上下回動自在に該突出壁59,59間に設け、
この支持アーム62先端部には前後用モータ63で前後
へ回動して、バケット67を上下移動させるバケット上
下シリンダ64を設け、又このバケット上下シリンダ6
4前部にはカメラ65を設け、該バケット上下シリンダ
64下端部にはバケット開閉シリンダ66を設け、この
バケット開閉シリンダ66の両端部には、このバケット
開閉シリンダ66で開閉してブロッコリー(ロ)を切断
及び挟持する該バケット67を設けている。
【0020】株センサ68は、走行車体46先部へ突出
させて設け、検出杆でON−OFFするスイッチ等なり
なる構成であり、該検出杆がブロッコリー(ロ)で押さ
れると該スイッチがONする構成としている。制御装置
69は、走行車体46下側に設けたバッテリーを内装す
るバッテリーケース70に内装して設けられ、カメラ6
5で撮影するブロッコリー(ロ)の撮影画像が入力及び
該カメラ65のオートフォーカス機構によって検出され
るブロッコリー(ロ)迄の距離(Z)が入力される入力
回路(A)71、株センサ68の検出が入力される入力
回路(B)72、これら入力回路(A),(B)71,
72からの入力を算術論理演算及び比較演算等を行う収
穫制御用マイコン73、この収穫制御用マイコン73か
らの指令で出力回路74を経て各シリンダ55,64,
66及び各モータ58,61,63を始動及び停止制御
する構成である。
【0021】前記制御装置69によるブロッコリー
(ロ)の切断制御は、下記の如く行われる構成である。
即ち、ブロッコリー収穫機45でブロッコリー(ロ)の
収穫がスタートされ(ステップ201)、該ブロッコリ
ー収穫機45が前進制御され(ステップ202)、株セ
ンサ68がブロッコリー(ロ)を検出したか(ステップ
203)、NOと検出されるとステップ203へ戻る。
YESと検出されると該ブロッコリー収穫機45が停止
制御され(ステップ204)、カメラ65が始動制御さ
れ(ステップ205)、該カメラ65で撮影した画像が
入力されたか検出され(ステップ206)、NOと検出
されるとステップ206へ戻る。YESと検出されると
入力画像を2値化して、白のみを残して白線(葉脈)を
残し、この白線の交点が複数個求められ、これらの交点
のX方向(よこ)とY方向(たて)との平均値点位置
(A)を求められ、この求められた平均値点(A)が花
らいの中心位置が認識され、又該カメラ65のオートフ
ォーカス機構より検出された花らい迄の上下距離(Z)
が認識され(ステップ207)、回動用モータ58、上
下用モータ61、前後用モータ63、バケット上下シリ
ンダ64及びバケット開閉シリンダ66が始動されて、
検出した花らい位置へバケット67が移動制御されて開
状に制御され(ステップ208)、該バケット開閉シリ
ンダ66始動して該バケット67が閉してブロッコリー
の花らい部が切断されて保持され(ステップ209)、
該バケット上下シリンダ64が始動して、花らいを切断
されて保持した該バケット67が上部の所定位置へ移動
され(ステップ210)、該タンクシリンダ55が始動
されて、収容タンク54が前部へ移動制御され(ステッ
プ211)、該バケット開閉シリンダ66が始動して、
該バケット67へ保持した切断済み花らいを該収容タン
ク54へ排出され(ステップ212)、該タンクシリン
ダ55が始動して、該収容タンク54後部の元位置へ移
動される(ステップ213)。前記が順次繰返し行われ
て、ブロッコリー(ロ)は収穫される構成である。
【0022】上記の他の実施例の作用について説明す
る。ブロッコリー収穫機45を畝部に植付けしたブロッ
コリー(ロ)の畝部に沿わせて走行車体46を走行させ
ることにより、株センサ68がブロッコリー(ロ)を検
出すると、カメラ65が作動して、ブロッコリー(ロ)
が撮影されて撮影画像が入力されて2値化され、葉脈の
白のみを残して白線を残し、この白線の交点が複数個求
められ、これらの交点のX方向とY方向との平均値点位
置(A)を求め、この(A)点がブロッコリーの花らい
中心位置であると判定され、又該カメラ65のオートフ
ォーカス機構より検出された花らい迄の上下距離(Z)
が判定され、バケット67位置を花らい位置へ制御さ
れ、切断されてこのバケット67で保持されて上部の所
定位置へ移動制御され、所定位置へ移動制御された収容
タンク54内へ排出され、排出が終了すると、この収容
タンク54は所定の元位置へ移動制御される。上記が繰
返し行われてブロッコリー(ロ)は収穫される。
【0023】上記によって、ブロッコリー(ロ)の花ら
い位置の判定、切断及び運搬が機械化されて大巾な省力
化ができた。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】要部の拡大平面図
【図2】結球野菜収穫機の全体側面図
【図3】フローチャート
【図4】ブロック図
【図5】キャベツの原画像図、及び差分後の境界線図
【図6】他の実施例を示す図で、ブロッコリー収穫機の
全体平面図
【図7】他の実施例を示す図で、図6のA−A断面図
【図8】他の実施例を示す図で、図6のB−B断面図
【図9】フローチャート
【図10】ブロック図
【図11】ブロッコリーの原画像図、及び2値化後図
【符号の説明】
8 搬送装置 25 切断刃 26 押し倒し装置 32a 野菜センサ 32b 野菜センサ 36 カメラ 40 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部には結球野菜(イ)を切断する切断
    刃25、及び切断済み結球野菜(イ)を横側に設けた後
    方上部へ搬送する搬送装置8始端部へ供給する押し倒し
    装置26を設けると共に、後側の切断する該結球野菜
    (イ)と1個前側の結球野菜(イ)との両者の有無を検
    出する野菜センサ32a,32bを前後に設け、前側の
    該結球野菜(イ)を撮影するカメラ36を設け、該カメ
    ラ36の撮影で得られる濃淡画像から結球部と外葉部と
    の境界を判定して該結球部を検出して該結球部の画素数
    によって面積を検出して大玉か、又は小玉であるか判定
    して大玉の該結球野菜(イ)のみを選択して後側の該野
    菜センサ32aが選択した大玉の該結球野菜(イ)の検
    出に伴って該切断刃25で切断する制御装置40を設け
    たことを特徴とする結球野菜収穫機等の切断装置。
JP105594A 1994-01-11 1994-01-11 結球野菜収穫機等の切断装置 Pending JPH07203744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP105594A JPH07203744A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 結球野菜収穫機等の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP105594A JPH07203744A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 結球野菜収穫機等の切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203744A true JPH07203744A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11490868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP105594A Pending JPH07203744A (ja) 1994-01-11 1994-01-11 結球野菜収穫機等の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07203744A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102326493A (zh) * 2010-07-13 2012-01-25 上海科斗电子科技有限公司 种苗自动栽培采收***
JP2013074798A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Kubota Corp 作物収穫機
JP6218905B1 (ja) * 2016-09-20 2017-10-25 マイコム株式会社 野菜自動収穫装置
CN107567810A (zh) * 2017-09-11 2018-01-12 张家口创鑫机械科技有限公司 蔬菜采收装置
JP2022059488A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 マイコム株式会社 野菜等自動収穫装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102326493A (zh) * 2010-07-13 2012-01-25 上海科斗电子科技有限公司 种苗自动栽培采收***
JP2013074798A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Kubota Corp 作物収穫機
JP6218905B1 (ja) * 2016-09-20 2017-10-25 マイコム株式会社 野菜自動収穫装置
JP2018046752A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 マイコム株式会社 野菜自動収穫装置
CN107567810A (zh) * 2017-09-11 2018-01-12 张家口创鑫机械科技有限公司 蔬菜采收装置
CN107567810B (zh) * 2017-09-11 2023-10-10 张家口创鑫机械科技有限公司 蔬菜采收装置
JP2022059488A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 マイコム株式会社 野菜等自動収穫装置
JP2022153607A (ja) * 2020-10-01 2022-10-12 プロダクトソリューションエンジニアリング株式会社 野菜等自動収穫装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07203744A (ja) 結球野菜収穫機等の切断装置
JP2007174921A (ja) 農作業機
JP6002543B2 (ja) 汎用コンバイン
KR102133940B1 (ko) 자율주행 콤바인의 곡물 배출 보조장치
JP2017153391A (ja) トウモロコシ収穫機
CN113795140A (zh) 收获机
JP4823136B2 (ja) 根菜収穫機
JP3113507B2 (ja) コンバイン
JP7097807B2 (ja) 収穫機
JP3685762B2 (ja) 作業車の姿勢制御装置
JP3113509B2 (ja) コンバイン
JP2005245324A (ja) 汎用コンバインの枕扱ぎ装置
JPH04365414A (ja) 果菜類収穫機等の果菜切断位置検出装置
JP7174485B2 (ja) 収穫機
JP3113508B2 (ja) コンバイン
JPH1132556A (ja) コンバインのローリング制御装置
JP2010081803A (ja) 刈取収穫機の刈取昇降制御装置
JPH07163224A (ja) 根菜収穫機等の移送装置
JPH1042678A (ja) 運搬走行車の走行制御装置
JP3652267B2 (ja) 刈取収穫機の姿勢制御装置
JP3880223B2 (ja) コンバインにおける刈取制御装置
JP5960617B2 (ja) コンバインの穀粒排出装置
JP3725039B2 (ja) 刈取収穫機の姿勢制御装置
JP2005237297A (ja) コンバインの走行装置
JP3113506B2 (ja) コンバイン