JPH07202B2 - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
- Publication number
- JPH07202B2 JPH07202B2 JP17160086A JP17160086A JPH07202B2 JP H07202 B2 JPH07202 B2 JP H07202B2 JP 17160086 A JP17160086 A JP 17160086A JP 17160086 A JP17160086 A JP 17160086A JP H07202 B2 JPH07202 B2 JP H07202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- rail
- rolling mill
- roll
- mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧延機に係り、特に圧延機スタンド組替時に該
圧延スタンド自身が走行するスタンド走行レールと圧延
機のロール組立品がロール組替時に走行するロール組替
用レールの設置位置に関するものである。
圧延スタンド自身が走行するスタンド走行レールと圧延
機のロール組立品がロール組替時に走行するロール組替
用レールの設置位置に関するものである。
形鋼を圧換する圧延機には、多品種の圧延材を能率良く
圧延するために、圧延に使用するロールを、圧延機の種
類，サイズに応じて交換したり、又ある場合には、例え
ば実開昭50-78736号公報に示される如き圧延機そのもの
を移動取りはずし、別の圧延機と交換する、いわゆるス
タンド組替方式とがとられる。
圧延するために、圧延に使用するロールを、圧延機の種
類，サイズに応じて交換したり、又ある場合には、例え
ば実開昭50-78736号公報に示される如き圧延機そのもの
を移動取りはずし、別の圧延機と交換する、いわゆるス
タンド組替方式とがとられる。
すなわち、従来の圧延機は第２図に示す如き構成を有し
ている。図において、ミルスタンド１の下部には、車輪
２が取付けられ、レール３が基礎上に取付られている。
圧延中には、スタンド１が、ソールプレート４に強固に
クランプ５によつて固定されている。スタンド交換時
は、レール３が約10mm程度上昇し、スタンド１とソール
プレート４間にGapを設け、スタンド１の走行が容易に
行なえるようになつている。スタンド１内には、ロール
チヨツク6,7があり、第２図は、ロール組替状態にあ
る。このため、上下チヨツク6,7は、レール８上にロツ
ド9,車輪10を介して保持されている。ロール交換は、こ
の状態で、操作側に引出装置によつて取出され、次に新
ロールチヨツク11,12と交換される。
ている。図において、ミルスタンド１の下部には、車輪
２が取付けられ、レール３が基礎上に取付られている。
圧延中には、スタンド１が、ソールプレート４に強固に
クランプ５によつて固定されている。スタンド交換時
は、レール３が約10mm程度上昇し、スタンド１とソール
プレート４間にGapを設け、スタンド１の走行が容易に
行なえるようになつている。スタンド１内には、ロール
チヨツク6,7があり、第２図は、ロール組替状態にあ
る。このため、上下チヨツク6,7は、レール８上にロツ
ド9,車輪10を介して保持されている。ロール交換は、こ
の状態で、操作側に引出装置によつて取出され、次に新
ロールチヨツク11,12と交換される。
このように従来の圧延機にあつては、ロール組替装置
が、２種類の組替に対応すべく非常に複雑な構造のもの
であつた。
が、２種類の組替に対応すべく非常に複雑な構造のもの
であつた。
このように、従来の圧延機にあつては、ミルスタンドが
走行するスタンド組替レール３と、ミルスタンド内のロ
ールを交換するためのロール組替レール８は、完全にそ
の高さ方向レベルに差が存在している。このために、ロ
ール及びスタンド組替装置は、このレベル差に対処する
方法を準備しなければならなくなつている。すなわち、
まず、ミルスタンド１内のロールを上チヨツク11と下チ
ヨツク12を備えたロール組替装置を床面上を第２図左に
移動し、ミルスタンド１内のロールをはさみ引き出し
て、ロール組替装置を元の位置に戻す。次に床面の一部
を何らかの方法で取り除き、ミルスタンド１を移動する
台車（図示されていない）をスタンド組替レール３上を
走行させてミルスタンド１を第２図紙面表方向に車輪２
を使用してスタンド組替レール３上を走行させる。
走行するスタンド組替レール３と、ミルスタンド内のロ
ールを交換するためのロール組替レール８は、完全にそ
の高さ方向レベルに差が存在している。このために、ロ
ール及びスタンド組替装置は、このレベル差に対処する
方法を準備しなければならなくなつている。すなわち、
まず、ミルスタンド１内のロールを上チヨツク11と下チ
ヨツク12を備えたロール組替装置を床面上を第２図左に
移動し、ミルスタンド１内のロールをはさみ引き出し
て、ロール組替装置を元の位置に戻す。次に床面の一部
を何らかの方法で取り除き、ミルスタンド１を移動する
台車（図示されていない）をスタンド組替レール３上を
走行させてミルスタンド１を第２図紙面表方向に車輪２
を使用してスタンド組替レール３上を走行させる。
このように、スタンド走行レールと、ロール交換用のロ
ール組替レールとの間にレベル差があるため、組替装置
が複雑化するという欠点を有している。
ール組替レールとの間にレベル差があるため、組替装置
が複雑化するという欠点を有している。
本発明の目的は、１台の台車でスタンド内の上下チヨツ
クとスタンドの引出を行うことのできる圧延機を提供す
ることにある。
クとスタンドの引出を行うことのできる圧延機を提供す
ることにある。
本発明は、圧延機のロール組立品がロール組替時に走行
するためのレールの高さと、スタンド組替時、スタンド
自身が走行する走行レールの高さを同一レベルとし、そ
の結果ロール組替装置がシンプルにできるようにした。
するためのレールの高さと、スタンド組替時、スタンド
自身が走行する走行レールの高さを同一レベルとし、そ
の結果ロール組替装置がシンプルにできるようにした。
以下、本発明の実施例について説明する。
第１図には、本発明の一実施例が示されている。
図において、第２図図示従来例と同一の符号の付されて
いるものは、同一の部品をあらわしている。本実施例が
第２図図示従来例と異る点は、スタンド組替用レール３
と、ロール組替用レール８を同一水平面上に、すなわち
両方の車輪走行面高さを一致させている。
いるものは、同一の部品をあらわしている。本実施例が
第２図図示従来例と異る点は、スタンド組替用レール３
と、ロール組替用レール８を同一水平面上に、すなわち
両方の車輪走行面高さを一致させている。
このように構成されるものであるから、まず、台車（図
示されていない）をスタンド組替用レール上を走行し、
ミルスタンド１内の上チヨツク6,下チヨツク７に収納さ
れているロールと連結する。次に台車を第１図紙面表側
に引き出す。すると上下チヨツク6,9は、ロツド９に設
けられた車輪10によつてロール組替レール８上を走行し
２本のスタンド組替レール３間に敷設されている移動可
能な床面（図示されていない）上に走行して載置され
る。なおも台車で引くと、上下チヨツク6,9が床面に完
合にのつた後、上下チヨツク6,9の後端部で床面と係合
するように構成されているため、ロールと共に床面が同
時に移動始め、床面が取り除かれる。このロールは、ク
レーン等によつて別なものと交換される。
示されていない）をスタンド組替用レール上を走行し、
ミルスタンド１内の上チヨツク6,下チヨツク７に収納さ
れているロールと連結する。次に台車を第１図紙面表側
に引き出す。すると上下チヨツク6,9は、ロツド９に設
けられた車輪10によつてロール組替レール８上を走行し
２本のスタンド組替レール３間に敷設されている移動可
能な床面（図示されていない）上に走行して載置され
る。なおも台車で引くと、上下チヨツク6,9が床面に完
合にのつた後、上下チヨツク6,9の後端部で床面と係合
するように構成されているため、ロールと共に床面が同
時に移動始め、床面が取り除かれる。このロールは、ク
レーン等によつて別なものと交換される。
このように床面が取り際かれた後、再び台車だけミルス
タンド１のところまで走行し、次にミルスタンド１と連
結して、前記同様に台車を走行する。するとミルスタン
ド１は車輪２によつて台車が走行しているレールと同一
のスタンド組替レール３上を走行してソールプレート４
より離脱する。このスタンドは、クレーン等により別の
スタンドと交替される。
タンド１のところまで走行し、次にミルスタンド１と連
結して、前記同様に台車を走行する。するとミルスタン
ド１は車輪２によつて台車が走行しているレールと同一
のスタンド組替レール３上を走行してソールプレート４
より離脱する。このスタンドは、クレーン等により別の
スタンドと交替される。
以上説明したように、本発明によれば、レールのレベル
差がないため、ミル前面操作側フロア面がフラツトにで
きるため、ミル操業上の安全性が向上する。
差がないため、ミル前面操作側フロア面がフラツトにで
きるため、ミル操業上の安全性が向上する。
また、本発明によれば、スタンド組替用レール上を、ス
タンド引出装置が走行でき、かつ、この装置で、スタン
ド内の上下チヨツクも引出すことが可能となる。
タンド引出装置が走行でき、かつ、この装置で、スタン
ド内の上下チヨツクも引出すことが可能となる。
すなわち、従来のようなレベル差に対応する別の台車が
不要にできる。
不要にできる。
さらに本発明によれば、スタンド交替用の別の台車が不
要となるため、組替装置を簡略化できる。
要となるため、組替装置を簡略化できる。
第１図は本発明の実施例を示す図、第２図は従来の圧延
機の全体構成図である。 １……ミルスタンド、２……車輪、３……スタンド組替
レール、４……ソールプレート、５……クランプ、６…
…上チヨツク、７……下チヨツク、８……ロール組替レ
ール、９……ロツド、10……車輪、11……上チヨツク、
12……下チヨツク。
機の全体構成図である。 １……ミルスタンド、２……車輪、３……スタンド組替
レール、４……ソールプレート、５……クランプ、６…
…上チヨツク、７……下チヨツク、８……ロール組替レ
ール、９……ロツド、10……車輪、11……上チヨツク、
12……下チヨツク。
Claims (1)
- 【請求項１】圧延機スタンド組替時に圧延機スタンド自
身が走行するスタンド走行レールと、圧延機のロール組
立品がロール組替時に走行するためのロール組替用レー
ルとを具備する圧延機において、上記スタンド走行レー
ルの設置位置と、上記ロール組替用レールの設置位置を
同一水平面上にしたことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17160086A JPH07202B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17160086A JPH07202B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6330107A JPS6330107A (ja) | 1988-02-08 |
| JPH07202B2 true JPH07202B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=15926172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17160086A Expired - Lifetime JPH07202B2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07202B2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP17160086A patent/JPH07202B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6330107A (ja) | 1988-02-08 |
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