JPH07202789A - デジタル無線端末装置 - Google Patents

デジタル無線端末装置

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JPH07202789A
JPH07202789A JP5347254A JP34725493A JPH07202789A JP H07202789 A JPH07202789 A JP H07202789A JP 5347254 A JP5347254 A JP 5347254A JP 34725493 A JP34725493 A JP 34725493A JP H07202789 A JPH07202789 A JP H07202789A
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JP
Japan
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switch
power
amplifier
reception
unit
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JP5347254A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sekido
哲也 関戸
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高周波部の高速制御が可能で、しか
もパワーセービングを実現できるデジタル無線端末装置
を提供する。 【構成】通信モードでは、受信部122の低雑音増幅器
(LNA)1221および送信部123の電力増幅器
(PA)1231は、いずれもスイッチ1225、12
35をオンにして電源Vccを接続したままにして1フ
レームの送受信期間の所定スロットのタイミングでゲー
トバイアス側のスイッチ1226、1236をオンオフ
し、一方、待ち受けモードでは、受信部122の低雑音
増幅器(LNA)1221は、1スーパーフレームの受
信(RX)期間のタイミングでスイッチ1225により
電源Vccの接続をオンオフし、送信部123の電力増
幅器(PA)1231は、電源用のスイッチ1235を
常にオフにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーセービング(省
電力化)を実現した時分割多重方式のデジタル無線端末
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、屋外から相手を呼び出して通話が
できる携帯端末装置として時分割多重方式のデジタル無
線端末装置が広く用いられるようになっている。
【0003】ところで、このような携帯用の無線端末装
置では、電池容量などの制約から、電池寿命の長時間化
や装置自身の発熱による温度上昇を最小限にするため、
通常、各回路に対して個別にパワーセービングを行うよ
うにしている。
【0004】図5は、デジタル無線端末装置のアンテナ
部および高周波部の一部概略構成を示すもので、1はア
ンテナ部で、このアンテナ部1には、高周波部2を接続
している。この高周波部2は、周波数変換処理を行うも
ので、アンテナスイッチ部21を介して受信部22と送
信部23を接続している。受信部22は、低雑音増幅器
(LNA)221を有し、送信部23は、電力増幅器
(PA)231を有している。ここで、低雑音増幅器
(LNA)221は、増幅用FET222、負荷22
3、デカップリングコンデンサ224を有し、デカップ
リングコンデンサ224にスイッチ225を介して電源
Vccを接続し、増幅用FET222に、その動作が最
適となるゲートバイアス電圧VG2を印加するようにして
いる。また、電力増幅器(PA)231も、増幅用FE
T232、負荷233、デカップリングコンデンサ23
4を有し、デカップリングコンデンサ234にスイッチ
235を介して電源Vccを接続し、増幅用FET23
2に、その動作が最適となるゲートバイアス電圧VG4を
印加するようにしている。
【0005】しかして、このような構成において、い
ま、通信モードにあると、アンテナスイッチ部21を介
してアンテナ21に接続される受信部22の低雑音増幅
器(LNA)221は、図6(a)(b)(c)に示す
ように増幅用FET222にゲートバイアス電圧VG2を
接続した状態で、TDMA1フレームの受信(RX)期
間の所定スロット(図示例ではスロット2)のタイミン
グでスイッチ225をオンにして電源Vccを接続する
ことでバースト信号の受信状態を確保し、また、アンテ
ナスイッチ部21を介してアンテナ21に接続される送
信部23の電力増幅器(PA)231は、増幅用FET
232にゲートバイアス電圧VG4を接続した状態で、T
DMA1フレームの送信(TX)期間の所定スロット
(図示例ではスロット2)のタイミングでスイッチ23
5をオンにして電源Vccを接続することで、バースト
信号の送信状態を確保するようにしている。
【0006】また、待ち受けモードにあると、受信部2
2の低雑音増幅器(LNA)221では、図7(a)
(b)(c)に示すようにスイッチ235をオフした状
態のままで、TDMA1スーパーフレームの受信(R
X)期間のタイミングで受信部22のスイッチ225を
オンして電源Vccを接続し、受信待ちを確保するよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成によると、電源Vccに接続されるスイッチ22
5、235は、それぞれ接点抵抗を有し、しかも、この
電源ラインには容量の大きなデカップリングコンデンサ
224、234が接続されるため、これらで決まる時定
数による充放電時間はTDMAの1フレームの長さ5m
sに対して無視できないものとなり、このため制御の高
速化に対応できないとともに、スイッチ225、235
をオンさせるための制御信号のパルス幅が広くなる分パ
ワーセービング効果を低下させるという問題点があっ
た。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、高周波部の高速制御が可能で、しかもパワーセービ
ングを実現できるデジタル無線端末装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線信
号を送受信する高周波部を有するデジタル無線端末装置
において、前記高周波部は、低雑音増幅器を有するとと
もに、該低雑音増幅器に対する第1の電源スイッチおよ
び第1の増幅度切換えスイッチを有する受信部と、電力
増幅器を有するとともに、該電力増幅器に対する第2の
電源スイッチおよび第2の増幅度切換えスイッチを有す
る送信部とを具備し、通信モードでは、前記第1および
第2の電源スイッチをオン状態にして各フレームの送受
信期間のそれぞれの所定スロットのタイミングで前記第
1および第2の切換えスイッチにより最適増幅度を選択
し、待ち受けモードでは、前記第2の電源スイッチをオ
フ状態とし且つ前記第1の電源スイッチを所定スロット
の受信期間のタイミングでオン制御するように構成され
ている。
【0010】
【作用】この結果、本発明によれば、通話モードでは、
受信部の低雑音増幅器に対する第1電源スイッチおよび
送信部の電力増幅器に対する第2の電源スイッチをそれ
ぞれオン状態にしたままで、各フレームの送受信期間の
それぞれの所定スロットのタイミングで前記低雑音増幅
器に対する第1の切換えスイッチおよび前記電力増幅器
に対する第2の切換えスイッチにより最適ゲートバイア
スを選択するようにしているので、電源ラインの有する
時定数回路による充放電時間の影響を受けることがなく
なるとともに、制御信号のパルス幅を狭くできる。
【0011】また、待ち受けモードでは、前記送信部の
電力増幅器に対する第2の電源スイッチをオフ状態とし
且つ前記受信部の低雑音増幅器に対する第1の電源スイ
ッチを各スーパーフレームの受信期間のタイミングでオ
ン制御するようになるので、電源ラインの有する時定数
回路の充放電時間の影響を無視でき、しかも電力増幅器
でのリーク電流を無視できる程度に抑制することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0013】図1は同実施例の概略構成を示している。
図において、11はアンテナで、このアンテナ11に
は、高周波部12を接続している。この高周波部12
は、周波数変換処理を行うもので、詳細は後述するが、
アンテナスイッチ部121、受信部122、送信部12
3およびPLLシンセサイザー124を有している。
【0014】ここで、アンテナスイッチ部121は、ア
ンテナ11からの入力信号を受信部122に、送信部1
24からの出力信号をアンテナ11にそれぞれ振り分け
るものである。受信部122は、アンテナ11からアン
テナスイッチ部121を介して入力された受信信号を2
段のミキサーにより周波数変換し、1.9GHzから1
50〜250MHz、さらに10MHzのIF信号を生
成するようにしている。送信部123は、後述するモデ
ム13から入力されるπ/4シフトQPSKの変調波を
ミキサにより1.9GHzに周波数変換し、アンテナス
イッチ部121を介してアンテナ11に出力するように
している。そして、PLLシンセサイザー124は、受
信部122、送信部123での周波数変換のための局部
発振を行うものである。
【0015】そして、この高周波部12にモデム13、
TDMA14、スピーチコーディック15およびPCM
16を接続し、このPCM16にアンプ17を介して受
話側のスピーカ18、送話側のマイクロフォン19を接
続している。
【0016】ここで、モデム13は、π/4シフトQP
SKの変復調処理を行うもので、受信側では、受信部1
22からのIF信号を復調し、IQデータに分離して、
データ列としてTDMA14に転送し、また、送信側で
は、TDMA14から転送されてきたデータからIQデ
ータを作成し、π/4シフトのQPSK変調をして送信
部124に送るようにしている。
【0017】TDMA14は、フレーム同期およびスロ
ットのフォーマット処理を行うもので、受信側では、モ
デム13から送られてきた所定スロットのデータのスク
ランブルなどを解除して、このスロットのフォーマット
から構成データを取り出し、制御データを後述する制御
部20に送るとともに、音声データをスピーチコーディ
ック15に転送し、また、送信側では、スピーチコーデ
ィック15から転送されてくる音声データに制御データ
を付加してスロットデータを作成し、スクランブルをか
けて所定タイミング(割り当てられた送信用タイムスロ
ット)でスロットデータをフレームに挿入しモデム13
に転送するようにしている。
【0018】スピーチコーディック15は、デジタルデ
ータの圧縮/伸張処理を行うもので、受信側では、TD
MA14から送られてくるADPCM音声信号(4bi
t×8KHz=32Kbps)をPCM音声信号(8b
it×8KHz=64Kbps)に復号化することによ
り伸張してPCM16に出力し、送信側では、PCM1
6から送られてくるPCM音声信号をADPCM音声信
号に符号化することにより圧縮してTDMA14に送る
ようにしている。
【0019】PCM16は、アナログ/デジタル処理を
行うもので、受信側では、スピーチコーディック15か
ら送られてくるPCM音声信号をD/A変換によりアナ
ログ信号に変換した上でアンプ17に出力してスピーカ
18を駆動し、また、送信側では、マイクロフォン19
から入力されたアナログ音声信号をA/D変換してPC
M音声信号をスピーチコーディック15に出力するよう
にしている。また、このPCM16は、ボリューム、リ
ンガー、トーン信号などを制御するようにもしている。
【0020】そして、これら高周波部12、モデム1
3、TDMA14、スピーチコーディック15およびP
CM16には、制御部20を接続し、この制御部20
に、ROM21、RAM22、録再回路23、メモリ2
4、表示部25、キー入力部26を接続している。
【0021】ここで、ROM21は、制御部20での制
御プログラムを記憶したものである。RAM22は、制
御部20での制御により扱われるデータを一時記憶する
ものである。また、録再回路23は、留守番電話として
使用される際の伝言の録音再生を行うものである。メモ
リ24は、留守番電話として使用される際の定型的なメ
ッセージなどを記憶するものである。表示部25は、各
種制御のための入力データおよび結果などを表示するも
のである。キー入力部26は、各種機能を設定するため
のキー入力を制御部20に与えるようにしている。
【0022】図2は、高周波部12の要部のみの概略構
成を示すものである。この場合、アンテナ11にアンテ
ナスイッチ部121を介して受信部122と送信部12
3を接続している。
【0023】受信部122は、低雑音増幅器(LNA)
1221を有し、送信部123は、電力増幅器(PA)
1231を有している。
【0024】ここで、受信部122の低雑音増幅器(L
NA)1221は、増幅用FET1222、負荷122
3、デカップリングコンデンサ1224を有し、デカッ
プリングコンデンサ1224には、スイッチ1225を
介して電源Vccを接続し、また、増幅用FET122
2には、スイッチ1226を介して増幅用FET122
2がカットオフとなるゲートバイアス電圧VG1または増
幅用FET1222の動作が最適となるゲートバイアス
電圧VG2を選択的に印加するようにしている。
【0025】一方、送信部123の電力増幅器(PA)
1231は、増幅用FET1232、負荷1233、デ
カップリングコンデンサ1234を有し、デカップリン
グコンデンサ1234には、スイッチ1235を介して
電源Vccを接続し、また、増幅用FET1232に
は、スイッチ1236を介して増幅用FET1232が
カットオフとなるゲートバイアス電圧VG3または増幅用
FET1232の動作が最適となるゲートバイアス電圧
VG4を選択的に印加するようにしている。
【0026】このようにゲートバイアス電圧を切換える
ことにより増幅用EFT1222および1232の増幅
度が可変してバースト制御が可能になる。
【0027】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。
【0028】いま、図1に示すデジタル無線端末装置の
通話モードでは、相手加入者からアンテナ11を介して
通話信号が入力されると、高周波部12よりモデム1
3、TDMA14、スピーチコーディック15およびP
CM16を介して受話側スピーカ18より音声が出力さ
れ、一方、送話側のマイクロフォン19より通話信号が
入力されると、PCM16よりスピーチコーディック1
5、TDMA14、モデム13、高周波部12を介して
アンテナ11から相手加入者に対して出力される。
【0029】この場合、かかる通信モードでは、高周波
部12のアンテナスイッチ部121を介してアンテナ1
1に接続される受信部122は、低雑音増幅器(LN
A)1221において、図3(b)に示すようにスイッ
チ1225をオンにして電源Vccを接続したままにし
て、同図(a)のTDMA1フレームの受信(RX)期
間の所定スロット(図示例ではスロット2)のタイミン
グで同図(c)に示すようにスイッチ1226を実質的
に増幅用FET1222を非動作にするゲートバイアス
電圧VG1側から増幅用FET1222の動作が最適とな
るゲートバイアス電圧VG2側に切り換え、このゲートバ
イアス電圧VG2を増幅用FET1222に印加すること
で受信状態を確保している。
【0030】また、アンテナスイッチ部121を介して
アンテナ11に接続される送信部123では、電力増幅
器(PA)1231において、図3(b)に示すように
スイッチ1235をオンにして電源Vccを接続したま
まにして、同図(a)のTDMA1フレームの送信(T
X)期間の所定スロット(図示例ではスロット2)のタ
イミングで同図(d)に示すようにスイッチ1236を
実質的に増幅用FET1232を非動作にするゲートバ
イアス電圧VG3側から増幅用FET1232の動作が最
適となるゲートバイアス電圧VG4側に切り換え、このゲ
ートバイアス電圧VG4を増幅用FET1232に印加す
ることで送信状態を確保している。
【0031】従って、このような通信モードでは、受信
部122の低雑音増幅器(LNA)1221および送信
部123の電力増幅器(PA)1231は、いずれもス
イッチ1225、1235をオンにして電源Vccを接
続したままにして、1フレームの送受信期間の所定スロ
ットのタイミングでゲートバイアス側のスイッチ122
6、1236をオンオフするようになるので、従来の大
きな容量のデカップリングコンデンサが接続された電源
ラインをオンオフするものと比べ、コンデンサによる時
定数回路の充放電時間の影響を受けることがなくなり、
高周波部の高速制御が可能になる。また、増幅用FET
1222および1232は、それぞれ非受信スロットの
間、非送信スロットの間、ゲートバイアス電圧がVG1側
およびVG3に切換えられ、リーク電流が低く抑えられて
いるので、電力消費は無視できるようにもなる。
【0032】一方、待ち受けモードにあると、受信部1
22の低雑音増幅器(LNA)1221では、図4
(a)に示すTDMA1スーパーフレームの受信(R
X)期間のタイミングで同図(c)に示すようにスイッ
チ1225をオンにして電源Vccを接続するととも
に、同じタイミングで同図(c)に示すようにスイッチ
1226をゲートバイアス電圧VG1側から増幅用FET
1222の動作が最適となるゲートバイアス電圧VG2側
に切り換え、このゲートバイアス電圧VG2を増幅用FE
T1222に印加する。また、送信部123の電力増幅
器(PA)1231では、スイッチ1235を常にオフ
にし、また、スイッチ1236をゲートバイアス電圧V
G3側またはゲートバイアス電圧VG4側に切り換えてい
る。
【0033】従って、このように待ち受けモードでは、
受信部122の低雑音増幅器(LNA)1221は、1
スーパーフレームの受信(RX)期間のタイミングでス
イッチ1225により電源Vccの接続をオンオフして
いるが、この時の1スーパーフレームにおける受信(R
X)期間の周期は通話モードにおける受信期間の周期よ
りも遥かに長いので、電源ラインの切換えにともなうコ
ンデンサ1224による時定数の充放電時間の影響を無
視できる。しかも、送信部123の電力増幅器(PA)
1231では、電源用のスイッチ1235を常にオフに
しているので、電力増幅器(PA)1231でのリーク
電流を無視できる程度に抑制することができることか
ら、かかる待ち受けモードでのパワーセービングを実現
することもできる。
【0034】なお、本発明は、上記実施例にのみ限定さ
れず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。例えば、上述した実施例では、受信部122の低雑
音増幅器(LNA)1221および送信部123の電力
増幅器(PA)1231は、いずれも増幅用FET1を
使用しているが、これらを基本的バイポーラトランジス
タに置き換えても、同様な効果を期待できる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、通話
モードでは、受信部の低雑音増幅器に対する第1電源ス
イッチおよび送信部の電力増幅器に対する第2の電源ス
イッチをそれぞれオン状態にしたままで、各フレームの
送受信期間のそれぞれの所定スロットのタイミングで前
記低雑音増幅器に対する第1の切換えスイッチおよび前
記電力増幅器に対する第2の切換えスイッチにより最適
ゲートバイアスを選択するようにしたので、電源ライン
の有する時定数回路による充放電時間の影響を受けるこ
とがなくなり高周波部の高速制御が可能になるととも
に、制御信号のパルス幅を狭くできることからパワーセ
ービングを実現することもできる。
【0036】また、待ち受けモードでは、前記送信部の
電力増幅器に対する第2の電源スイッチをオフ状態とし
且つ前記受信部の低雑音増幅器に対する第1の電源スイ
ッチを所定スロットの受信期間のタイミングでオン制御
するようになるので、電源ラインの有する時定数回路の
充放電時間の影響を無視でき、しかも電力増幅器でのリ
ーク電流を無視できる程度に抑制することができること
から、かかる待ち受けモードでのパワーセービングを実
現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる時分割多重方式
のデジタル無線端末装置の概略構成を示す図。
【図2】一実施例の高周波部の概略構成を示す図。
【図3】一実施例の動作を説明するための図。
【図4】一実施例の動作を説明するための図。
【図5】従来のデジタル無線端末装置の高周波部の概略
構成を示す図。
【図6】同高周波部の動作を説明するための図。
【図7】同高周波部の動作を説明するための図。
【符号の説明】
11…アンテナ、 12…高周波部、 121…アンテナスイッチ部、 122…受信部、 1221…低雑音増幅器(LNA)、 1222…増幅用FET、 1223…負荷、 1224…デカップリングコンデンサ、 1225…スイッチ、 1226…スイッチ、 123…送信部、 1231…電力増幅器(PA)、 1232…増幅用FET、 1233…負荷、 1234…デカップリングコンデンサ、 1235…スイッチ、 1236…スイッチ、 124…PLLシンセサイザー、 13…モデム、 14…TDMA、 15…スピーチコーディック、 16…PCM、 17…アンプ、 18…受話側スピーカ、 19…マイクロフォン、 20…制御部、 21…ROM、 22…RAM、 23…録再回路、 24…メモリ、 25…表示部、 26…キー入力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を送受信する高周波部を有するデ
    ジタル無線端末装置において、 前記高周波部は、 低雑音増幅器を有するとともに、該低雑音増幅器に対す
    る第1の電源スイッチおよび第1の増幅度切換えスイッ
    チを有する受信部と、 電力増幅器を有するとともに、該電力増幅器に対する第
    2の電源スイッチおよび第2の増幅度切換えスイッチを
    有する送信部とを具備し、 通信モードでは、前記第1および第2の電源スイッチを
    オン状態にして各フレームの送受信期間のそれぞれの所
    定スロットのタイミングで前記第1および第2の切換え
    スイッチにより最適増幅度を選択し、 待ち受けモードでは、前記第2の電源スイッチをオフ状
    態とし且つ前記第1の電源スイッチを所定スロットの受
    信期間のタイミングでオン制御することを特徴とするデ
    ジタル無線端末装置。
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