JPH07200426A - 逐次型中継ファイル転送装置 - Google Patents

逐次型中継ファイル転送装置

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JPH07200426A
JPH07200426A JP5336772A JP33677293A JPH07200426A JP H07200426 A JPH07200426 A JP H07200426A JP 5336772 A JP5336772 A JP 5336772A JP 33677293 A JP33677293 A JP 33677293A JP H07200426 A JPH07200426 A JP H07200426A
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JP5336772A
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Inventor
Yuichi Tanaka
裕一 田中
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各データの送信管理を管理して転送時間を大
幅に短縮することを目的とする。 【構成】 ファイル転送制御信号に基づいて特定の中央
処理部CPUからN個の中央処理部へファイルを転送し
てその転送情報の初期化指示とその転送情報の設定指示
と転送ファイルの正当性を検証指示するファイル転送制
御手段2と、このファイル転送制御手段の転送に関する
情報を設定する記憶部3の管理テーブル手段3とaから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逐次型中継ファイル転送
装置に係り、特に伝送路を通じて相互に接続された逐次
型中継ファイル転送部の中央処理部を備えた複数個の電
子装置を含む系内において、これらの各中央処理部内の
データを特定の電子装置の中央処理部から複数個の中央
処理部に対して同時にファイルの転送が行えるようにす
る逐次型中継ファイル転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からファイルの転送装置には、伝送
路を通じて相互に接続された外部記憶部を備えた複数個
の電子装置を含む系内において、それらの各外部記憶部
内のデータを特定の電子装置の外部記憶部から複数個の
外部記憶部に対して転送する複数電子装置系内のデータ
装置がある。このような転送装置として具体的には、特
開昭60−49927号公報に記載のもの、特開昭62
−155647号公報に記載のもの、特開昭63−24
4165号公報に記載のもの、特開昭57−76644
号公報に記載のもの、特開平3−89547号公報に記
載のもの方式および特開平4−52845号公報に記載
のものなどがある。
【0003】例えば、特開昭60−49927号公報に
記載のファイル転送装置では、シーケンシャルファイル
から希望するデータをアクセスし、別のファイルに転送
するとき、その手順を簡単化し処理時間を短縮させるこ
とができる。
【0004】また特開昭62−155647号公報に記
載のファイル転送装置は、キャッシュレジスタなどの比
較的小形でそのメモリ空間が小さい電子装置相互間のデ
ータ転送に適したものであり、着信の確認をとる必要が
なくデータ転送効率を向上させることができるものであ
る。
【0005】特開昭3−244165号公報に記載の転
送装置は、分散処理オンライン装置のホストコンピュー
タ間のファイル転送装置で、ホストコンピュータ間で順
次ファイルを転送することにより、ファイル転送の効率
化、システム運用の省力化および障害自動復旧によるデ
ータの保全が図れるものである。
【0006】一方、特開平3−89547号公報に記載
の転送装置は、レコード分割方式を採用して複数回線を
利用した同時ファイル転送が行えるもので、データを複
数のブロックに分割して信号処理を行い、通常のデータ
通信回線を利用して短時間にかつ誤りなく転送すること
ができるものである。
【0007】さらに特開平4−52845号公報に記載
の転送装置では、ネットワークを用いた多階層分散処理
によりデータの受付可否制御および同報通信を用いて、
そのデータをノード間で順次転送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような複数
の中央処理装置へ同時にファイルを転送するファイル転
送装置では、データを送信する中央処理装置への負担が
大きくなり処理に支障を来すだけでなく、データを送信
する中央処理装置が全てのファイル転送対象の中央処理
装置へのデータの送信を行うために、全てのファイル転
送の相手先の中央処理装置に関する情報を管理しなけれ
ばならなかった。そのため、これまでのファイル転送装
置では、例えば、各中央処理装置毎のファイル転送状況
の管理およびファイルの再送処理を制御しなければなら
ないために、転送開始から転送完了までの転送時間がか
かるという不具合があった。
【0009】また、例えば、特開平3−89547号公
報に記載の転送装置や特開平4−52845号公報に記
載の転送装置においても、各中央処理装置毎のファイル
転送状況の管理およびファイルの再送処理を制御しなけ
ればならないために、転送開始から転送完了までの転送
時間がかかり、ファイル転送時の時間短縮によるユーザ
のサービースの向上が図れなかった。
【0010】そこで、本発明は、各データの送信管理を
行い、転送時間を大幅に短縮する逐次型中継ファイル転
送装置を提供することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ファイル転送開始信号を
発生するファイル転送信号発生手段と、このファイル転
送信号発生手段から出力される信号に基づいて特定の逐
次型中継ファイル転送部からN個の逐次型中継ファイル
転送部へファイル転送に必要な転送情報を出力するファ
イル転送制御手段と、このファイル転送制御手段の転送
に関する複数個の情報ごとにそれぞれの記憶領域に設定
する記憶設定手段と、この記憶設定手段から読み出され
た信号に基づいてデータの送信を行うとともに、特定の
逐次型中継ファイル転送部から送出される信号を受信し
て前記記憶設定手段およびファイル転送制御手段へ出力
信号を送出するデータ送受信手段とを具備する。
【0012】請求項2記載の発明は、ファイル転送制御
手段では、ファイル転送信号発生手段から出力される信
号に基づいて、特定の逐次型中継ファイル転送部からN
個の逐次型中継ファイル転送部へファイルを転送してそ
の転送情報の初期化情報を指示する初期化指示制御部
と、この初期化指示制御部で初期化された状態で転送情
報の設定すべき情報を指示する設定指示制御部と、この
設定指示制御部からの設定指示に基づいて前記転送する
ファイルの正当性を検証し正当であるか否かを検証し、
正当であると判断するときには正当であることを指示す
る信号を出力する検証指示制御部とを具備する。
【0013】請求項3記載の発明では、ファイル転送制
御手段は、ファイルの転送のときに、第1番目の逐次型
中継ファイル転送部のデータ送信手段が出力する第1番
目の送信データを第2番目の逐次型中継ファイル転送部
に対して送信し、その第2番目の逐次型中継ファイル転
送部に送出された送信データの書き込み指示を行なうよ
うに構成する。
【0014】請求項4記載の発明では、ファイル転送制
御手段は、その第2番目の逐次型中継ファイル転送部に
送出された送信データの書き込み指示を行った後に、受
信データを第3番目からN番目の逐次型中継ファイル転
送部に送信する手順を繰り返し行う送信指示を行うよう
に構成する。
【0015】請求項5記載の発明では、記憶設定手段
は、ファイルのサイズを示す情報、送信先の逐次型中継
ファイル転送部の数を示す情報、送信先の中継ファイル
転送部の認識情報、起動元の中継ファイル転送部の認識
情報および受信元の逐次型中継ファイル転送部の転送情
報がメモリ領域毎に格納されるように構成される。
【0016】請求項6記載の発明では、ファイル転送制
御手段から出力される信号またはデータ送受信手段から
出力される信号に基づいて駆動する通信ドライバ回路を
備える。
【0017】
【作用】請求項1によれば、例えば、図1に示すファイ
ル転送信号発生手段でファイル転送開始信号を発生す
る。ファイル転送制御手段では、そのファイル転送信号
発生手段から出力される信号に基づいて特定の逐次型中
継ファイル転送部からN個の逐次型中継ファイル転送部
へファイル転送に必要な転送情報を出力する。また記憶
設定手段では、ファイル転送制御手段から出力される転
送に関する複数個の情報ごとにそれぞれの記憶領域に設
定する。さらにデータ送受信手段では、記憶設定手段か
ら読み出された信号に基づいてデータの送信を行うとと
もに、特定の逐次型中継ファイル転送部から送出される
信号を受信して前記記憶設定手段およびファイル転送制
御手段へ出力信号を送出する。これにより、迅速なデー
タの送信および受信を確保する。以上から、本請求項で
は、1:Nの逐次型中継ファイル転送部におけるファイ
ル転送に要する転送時間の大幅な短縮が図れる。
【0018】請求項2によれば、例えば、図1に示すフ
ァイル転送制御手段では、先ず、初期化指示制御部ファ
イル転送信号発生手段から出力される信号に基づいて、
特定の逐次型中継ファイル転送部からN個の逐次型中継
ファイル転送部へファイルを転送してその転送情報の初
期化情報を指示する。設定指示制御部では、その初期化
指示制御部で初期化された状態で転送情報の設定すべき
情報を指示する。また検証指示制御部では、設定指示制
御部から出力される設定指示に基づいて前記転送するフ
ァイルの正当性を検証し正当であるか否かを検証し、正
当であると判断するときには正当であることを指示する
信号を出力する。これらにより、ファイル転送制御が円
滑に行われるようにする。
【0019】請求項2によれば、例えば、図1に示すに
示す特定の逐次型中継ファイル転送部の中央処理部から
それらN個の中央処理部へファイルを転送してその転送
情報の初期化指示とその転送情報の設定指示と転送ファ
イルの正当性を検証指示をファイル転送制御手段で行
い、そのファイル転送制御手段の転送に関する情報を管
理メモリテーブルで設定する。これによりファイル転送
に要する転送時間を大幅に短縮可能にする。
【0020】請求項3によれば、例えば、図1に示すフ
ァイル転送制御手段は、ファイルの転送のときに、第1
番目の中央理部の前記データ送信手段が分割した第1番
目の送信データを第2番目の中央処理部に対して送信
し、その第2番目の中央処理部に送出された送信データ
の書き込み指示を行なう。これによりファイル転送制御
手段の処理負担を軽減させながら、ファイルを転送させ
ることが可能になる。
【0021】請求項3記載の発明では、図1に示すファ
イル転送制御手段は、その第2番目の中央処理部に送出
された送信データの書き込み指示を行った後に、受信デ
ータを第3番目からN番目の中央処理部に送信する手順
を繰り返し行う送信指示を行う。これにより、逐次的に
第N番目までデータ送信を行うことができるから、1対
1のファイル転送をN回繰り返すよりも効率よく、1対
Nのファイル転送が可能になる。
【0022】請求項4記載の発明では、図1または図2
に示す管理テーブル手段は、ファイルサイズ情報、送信
先の中央処理部の数を示す情報、送信先の中央処理部の
ID情報、起動元の中央処理部のID情報および受信元
中央処理部のID情報がメモリ領域毎に格納される。こ
れにより、逐次的に第N番目のデータまで迅速に効率よ
く転送することが可能になる。
【0023】請求項5記載の発明では、図1または図3
に示す前記ファイル転送制御手段から出力される信号ま
たはデータ送受信手段から出力される信号に基づいて通
信ドライバ回路を駆動する。これによりファイルの転送
による中央処理部の負担を軽減させることができるとと
もに、ファイル転送を速やかに行うことができる。
【0024】
【実施例】本実施例にかかる本発明の逐次型中継ファイ
ル転送装置について詳細に説明する。図1は、その逐次
型中継ファイル転送装置の一実施例を示すブロック図で
ある。
【0025】図1において、逐次型の中継ファイル転送
部10は、ファイル転送信号発生および受取をするデー
タ送出受取部1と、データ送出受取部1からの出力信号
に基づいてファイル転送制御信号を出力するファイル転
送制御部2と、ファイル転送制御部2からの信号に基づ
いて動作するファイル転送制御部2と、このファイル転
送制御部2からの出力に基づいてメモリの所定記憶領域
に転送情報を書き込む記憶部3と、この記憶部3の出力
およびファイル転送制御部2の出力に基づいてデータを
送信または他の逐次型の中継ファイル転送部から転送さ
れた情報を受信するデータ送受信部4と、通信データを
所定の通信フォーマットにする通信ドライバ部5とから
構成される。
【0026】図1において、データ送出受取部1はファ
イル転送信号を発生するファイル転送制御信号送出部1
aと、ファイル受信データを受取り信号処理するファイ
ル受信データ受取部1bからなる。またファイル転送制
御部2は、ファイル転送データの初期化を指示する制御
信号を出力する初期化指示制御部2aと、テーブル情報
の設定指示を行う設定指示制御部2bおよび転送データ
が望ましい転送データであるか否かを検証し、望ましい
と判断される場合には、検証指示信号を出力する検証指
示制御部2cとからなる。さらに、記憶部3は、ファイ
ル転送制御部からの制御信号に基づいて所定のメモリ領
域に管理情報を書き込む管理テーブル3aから構成され
る。
【0027】この管理テーブル3aは、ファイル転送制
御部2から送出されるファイル転送に必要な情報である
ファイルサイズ情報、送信先CPUの数を示す情報、送
信先のCPUのID情報、起動元のCPUのID情報お
よび受信元CPUのID情報などがメモリ領域毎に設定
される。
【0028】データ送受信部4では、ファイルの転送が
開始されると、管理テーブルの設定内容であるファイル
サイズ情報、送信先CPUの数情報、送信先のCPUの
ID情報、起動元のCPUのID情報および受信元CP
UのID情報などに基いて送信の信号処理が行われる。
またこのデータ送受信部4では、通信回線6を経てデー
タ送受信部4に受信データが受信されると、データ送受
信部4からファイル転送制御部2に受信データが送られ
るとともに、データ送受信部4から送信されるデータに
基づいて管理テーブル3が読み出され、その読み出され
た情報に基づいてファイル転送制御部2を経てデータ送
出受取部1を動作させることができる。
【0029】また通信ドライバ部5では、データ送受信
部4で送信または受信されたファイル転送の対象である
CPUへデータを送信または受信が行われる。通信ドラ
イバ部5は、プロトコル階層でいうデータリンク層に位
置するものである。
【0030】通信回線6は、通信ドライバ部5から送信
されたデータが送信されるデータ回線である。この通信
回線6では、他の逐次型中継ファイル転送装置から送信
された送信データが通信ドライバ部5を経てデータ送受
信部4で受信される。このときには管理テーブル3を経
てファイル転送制御部2にデータが送信されるかあるい
はデータ送受信部4かファイル転送制御部4にデータが
送信される。
【0031】図2は図1に示す管理テーブル3aの構成
を示す説明図である。この図2の説明においては図1を
参照すものとする。この図2において、管理テーブル3
aには転送するファイルのファイルサイズ情報100、
送信先CPUの数情報101、送信先のCPUのID情
報102、起動元のCPUのID情報103および受信
元CPUのID情報104〜100n(nは1以上の自
然数)が所定のメモリ領域11毎に書き込まれ、それら
のメモリ領域11にそれら管理情報が一時格納される。
【0032】図2において、メモリ領域11のファイル
サイズ情報100は、メモリ領域11の領域11Aに格
納される。このファイルサイズ情報100はダウンロー
ドするファイルサイズについての情報である。
【0033】また、そのメモリ領域11のファイルサイ
ズ情報100が格納される領域11Aの下の領域11B
に格納されるのは、送信先CPUの数情報101であ
る。この送信先CPUの数情報101は、メモリ領域1
1の領域11Bに格納される情報で、この送信先CPU
の数情報101は、特定の送信先のCPUからのファイ
ル送信先のユニットの数を示す情報である。
【0034】そのメモリ領域11の送信先CPUの数情
報101が格納される領域11Bの下の領域11Cに格
納されるのは、起動元のCPUのID情報103であ
る。この起動元のCPUのID情報103は、ファイル
転送の要求元のCPUの認識番号を示す情報である。
【0035】またメモリ領域11の起動元のCPUのI
D情報103が格納される領域11Cの下の領域11D
〜11Nまでに順次格納されるのは、受信元CPUのI
D情報104〜100nである。この受信元CPUのI
D情報104〜100nは、受信元のCPUがファイル
を受信する各送信相手先のCPUの認識番号情報であ
る。
【0036】本実施例では、以上に説明したメモリテー
ブル3のメモリ領域11を用いることにより、以降に詳
しく説明するように、N(Nは1以上の自然数)個のC
PUへのファイル転送において、1:1通信のファイル
転送をN回繰り返しても、転送開始から転送完了までの
時間が1回のファイル転送に要する時間と変わらないよ
うにすることができる。
【0037】次に、本実施例の発明逐次型中継ファイル
転送装置の動作を詳しく説明する。この説明において
は、図3に基づいて説明するものとし、適宜、図1及び
図2を参照するものとする。
【0038】図3においては、図1のデータ送出受取部
1からファイル転送要求情報を受信したファイル転送制
御部2に対応するものが、例えば、CPUID1 である。
このCPUID1 では、その要求メッセージ内に設定され
た全てのファイルを転送する相手先のCPUに対してフ
ァイル転送に要する情報を送信する。このファイル転送
情報には、図2のメモリ領域11の所定の領域11A〜
11Dに転送するファイルのファイルサイズ情報10
0、送信先CPUの数情報101、送信先のCPUのI
D情報102、起動元のCPUのID情報103および
受信元CPUのID情報104〜100nが格納され
る。
【0039】図3において、ファイル転送元のCPUが
CPUID1 であり、このCPUID1からCPUID2 〜C
PUIDn にファイルが転送される。このときには、CP
ID 1 の図1に示す管理テーブル3では、送信先CPU
ID1 の認識子がID2で、受信元のCPUの認識子がな
いと設定される。そのときには、CPUID2 の図1に示
す管理テーブル3には送信先のCPUの認識子がID3
となり、受信元のCPUの認識子がID1と設定され
る。以下同様にして各CPUID3 〜CPUIDn までの設
定をしたものが、図3のUID1 〜CPUIDn に示すもの
である(なお、図3においては便宜上、ID1〜IDn
を大文字で表してあるが、添字で表したものと実質的相
違はない。)。なお、図3において、SRCは受信元の
CPUの認識子を表すもので、またDSTは送信先のC
PUの認識子を表すものである。
【0040】本実施例では、全てのファイル転送対象で
あるCPUに対して、図1および図2に示した管理テー
ブル3が正しく設定されたことを確認すると、図3に示
す要求元のCPUであるCPUID1 の図1に示すファイ
ル転送制御部2がデータ送受信部4に対して送信開始の
通知を送り、データがデータ送受信部4に送信される。
【0041】またCPUID2 でも同様に、このデータを
受信すると、そのCPU内のファイル格納領域に書き込
めを行い、そのデータを次の送信先であるCPUID3
送信する。この間、CPUID1 では、次の分割したデー
タをCPUID2 に送信する。このようにして、分割され
たデータは、逐次的にCPUIDn まで送信する。このと
きのデータの送受信処理を図1のデータ送受信部4で行
う。なお、データ送受信に関するプロトコル処理につい
ては、本発明の趣旨ではないから詳しい説明を省略し
た。
【0042】以上のようにしてファイル送信が終了した
後には、各ファイル転送対象の図1または図3に示すC
PUのファイル転送制御部2で、転送されたファイルの
正当性が検証される。ファイルの検証が完了すると、各
ファイル転送対象であるCPUの図3に示すファイル転
送制御部2では、要求元CPUである、例えば、CPU
ID1 のファイル転送制御部3に対して、ファイル転送の
終了通知を送信する。このときには、要求元CPUのフ
ァイル転送制御部2では、全てのファイル転送対象のC
PUから終了通知を受信すうと、複数のCPUへのファ
イル転送が完了する。
【0043】なお、これまで説明してきた実施例におい
ては、管理テーブルは図1および図2に示すものである
が、図2に示すメモリ領域以外の領域であってもよいこ
とは言うまでもなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の
メモリ領域を有する管理テーブルであればよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1から請求項
4記載の逐次型中継ファイル転送装置では、各データの
送信管理を管理して転送時間を大幅に短縮することによ
り、ユーザのサービースの向上を図ることができる。
【0045】特に請求項1記載の発明によれば、ファイ
ル転送制御が円滑に行なえる。また請求項2記載の発明
によれば、ファイル転送に要する転送時間を大幅に短縮
させることができる。請求項3記載の発明によれば、フ
ァイル転送制御手段の処理負担を軽減させながら、ファ
イルを転送させることができる。請求項4記載の発明に
よれば、1:1のファイル転送をN回繰り返すよりも効
率よく、1:Nのファイル転送が行える。請求項5記載
の発明によれば、逐次的に第N番目のデータまで迅速に
効率よく転送することができる。さらに、請求項6記載
の発明によれば、ファイルの転送によるCPUの負担を
軽減させることができるとともに、ファイル転送を速や
かに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逐次型中継ファイル転送方式の一実施
例のブロック図である。
【図2】本発明の逐次型中継ファイル転送方式の一実施
例の管理テーブルのメモリ領域の例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の逐次型中継ファイル転送方式の一実施
例のブロック図である。
【符号の説明】
1 データ送出受取部 1a ファイル転送制御信号送出部 1b ファイル受信データ受取部 2 ファイル転送制御部 2a 初期化指示制御部 2b 設定指示制御部 2c 検証指示制御部 3 記憶部 3a 管理メモリテーブル 4 データ送受信部 5 通信ドライバ部 6 通信回線 10 逐次型中継ファイル転送部 11 メモリ領域 100 ファイルサイズ情報 101 送信先CPUの数情報 102 送信先のCPUのID情報 103 起動元のCPUのID情報 104、100n 受信元CPUのID情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル転送開始信号を発生するファイ
    ル転送信号発生手段と、 このファイル転送信号発生手段から出力される信号に基
    づいて特定の逐次型中継ファイル転送部からN個の逐次
    型中継ファイル転送部へファイル転送に必要な転送情報
    を出力するファイル転送制御手段と、 このファイル転送制御手段の転送に関する複数個の情報
    ごとにそれぞれの記憶領域に設定する記憶設定手段と、 この記憶設定手段から読み出された信号に基づいてデー
    タの送信を行うとともに、前記特定の逐次型中継ファイ
    ル転送部から送出される信号を受信して前記記憶設定手
    段およびファイル転送制御手段へ出力信号を送出するデ
    ータ送受信手段とを具備することを特徴とする逐次型中
    継ファイル転送装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル転送制御手段は、ファイル
    転送信号発生手段から出力される信号に基づいて、特定
    の逐次型中継ファイル転送部からN個の逐次型中継ファ
    イル転送部へファイルを転送してその転送情報の初期化
    情報を指示する初期化指示制御部と、 この初期化指示制御部で初期化された状態で転送情報の
    設定すべき情報を指示する設定指示制御部と、 この設定指示制御部からの設定指示に基づいて前記転送
    するファイルの正当性を検証し正当であるか否かを検証
    し、正当の可否を出力する検証指示制御部とを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の逐次型中継ファイル転
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル転送制御手段は、前記ファ
    イルの転送のときに、第1番目の逐次型中継ファイル転
    送部の前記データ送信手段が出力する前記第1番目の送
    信データを第2番目の逐次型中継ファイル転送部に対し
    て送信し、その第2番目の逐次型中継ファイル転送部に
    送出された送信データの書き込み指示を行なうことを特
    徴とする請求項1および2記載の逐次型中継ファイル転
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイル転送制御手段は、その第2
    番目の逐次型中継ファイル転送部に送出された送信デー
    タの書き込み指示を行った後に、受信データを第3番目
    からN番目の逐次型中継ファイル転送部に送信する手順
    を繰り返し行う送信指示を行うことを特徴とする請求項
    1〜請求項3記載の逐次型中継ファイル転送装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶設定手段は、ファイルのサイズ
    を示す情報、送信先の逐次型中継ファイル転送部の数を
    示す情報、送信先の中継ファイル転送部の認識情報、起
    動元の中継ファイル転送部の認識情報および受信元の逐
    次型中継ファイル転送部の転送情報がメモリ領域毎に格
    納されることを特徴とする請求項1〜請求項4記載の逐
    次型中継ファイル転送装置。
  6. 【請求項6】 前記ファイル転送制御手段から出力され
    る信号または前記データ送受信手段から出力される信号
    に基づいて駆動する通信ドライバ回路を備えたことを特
    徴とする請求項1〜請求項5記載の逐次型中継ファイル
    転送装置。
JP5336772A 1993-12-28 1993-12-28 逐次型中継ファイル転送装置 Pending JPH07200426A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299769A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Fujitsu Ltd データ転送スケジュール装置、プログラム、記録媒体及び方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498557A (ja) * 1990-08-17 1992-03-31 Toyota Motor Corp ファイル転送方法

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