JPH0719966U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JPH0719966U
JPH0719966U JP5153693U JP5153693U JPH0719966U JP H0719966 U JPH0719966 U JP H0719966U JP 5153693 U JP5153693 U JP 5153693U JP 5153693 U JP5153693 U JP 5153693U JP H0719966 U JPH0719966 U JP H0719966U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
housing
mounting groove
sides
slots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5153693U
Other languages
English (en)
Inventor
正一 和久田
直 二本松
敏実 竹沢
俊二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
NEC Corp
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, Hakusan Seisakusho Co Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP5153693U priority Critical patent/JPH0719966U/ja
Publication of JPH0719966U publication Critical patent/JPH0719966U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】容易,安価に製造する。絶縁性能を高め、用途
に拡張性をもたせる。 【構成】両側に電線を装着可能な多数のスロット11,
12が設けられたブロック形のハウジング1と、ハウジ
ング1の内部に両側のスロット11,12に臨むように
して設けられた端子2とを備えてなるものにおいて、ハ
ウジング1は両側のスロット11,12に連通した端子
2を挿入可能な端子取付溝13と挿入された端子2を係
合固定するストッパ14とが設けられて一体成形され、
端子2はハウジング1のストッパ14に係合可能な弾性
突起21が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気コネクタに関する。さらに詳しくは、電源,電気信号の伝送回 路の分配部(例えば、電話通信回線のMDF)等に設備されるブロック形のクリ ップ端子等のコネクタの組立構造に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のクリップ端子式のコネクタとしては、例えば、特開昭55ー7 2372号公報に記載のものが知られている。
【0003】 従来のクリップ端子式のコネクタは、両側に電線を装着可能な多数のスロット が櫛形に設けられた細長状のブロック形のハウジングと、ハウジングの内部に両 側のスロットに臨むようにして設けられたクリップ形の端子とを備えてなるもの で、特殊な工具を使用することにより電線をハウジングのスロット,端子に押し 込み接続することができるようになっている。このハウジングは、中央部,カバ ー部のサンドウイッチ形の3層構造に形成され、夫々別個に絶縁性の合成樹脂で 成形された中央部,カバー部の間に端子を挟み込み積層し超音波により溶接して 組立てられるようになっている。また、ハウジングの中央部,カバー部の当接面 には、端子を絶縁,位置決めするための小さなリブ,溝が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来のクリップ端子式のコネクタでは、成形,積層,溶接等の多工程を 経て組立て製造されること、リブ等の微細部分を形成しなければならないことか ら、製造が面倒で製造コストが嵩むという問題点を有している。さらに、端子が リブ等の微細部分で絶縁されているため、絶縁性能が低いという問題点を有して いる。さらに、端子の形状がハウジングのリブ等の微細部分に規制されてしまう ことから、端子のみ設計変更が不可能であるため、用途について拡張性がないと いう問題点を有している。
【0005】 本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、容易,安価に製造す ることができて、しかも絶縁性能が高く用途に拡張性のあるクリップ端子式等の 電気コネクタを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本考案に係る電気コネクタは、次のような手段を 採用する。
【0007】 即ち、請求項1では、両側に電線を装着可能な多数のスロットが設けられたブ ロック形のハウジングと、ハウジングの内部に両側のスロットに臨むようにして 設けられた端子とを備えてなる電気コネクタにおいて、ハウジングは両側のスロ ットに連通した端子を挿入可能な端子取付溝と挿入された端子を係合固定するス トッパとが設けられて一体成形され、端子はハウジングのストッパに係合可能な 弾性突起が設けられたことを特徴とする
【0008】 また、請求項2では、請求項1の電気コネクタにおいて、端子をハウジングの 片側または両側のスロットよりも足形に突出させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
前述の手段によると、請求項1では、成形されたハウジングの端子取付溝に端 子を挿入固定する少工程で組立て製造することができ、一体成形されたハウジン グに端子を挿入可能に設けられて微細部分とはなっていない端子取付溝によって 端子が位置決めされ、端子取付溝周囲のハウジング全体によって端子が絶縁され ることになる。さらに、端子取付溝に挿入可能な範囲内であれば、端子のみの設 計変更が可能になる。このため、容易,安価に製造することができて、しかも絶 縁性能が高く用途に拡張性のある電気コネクタを提供するという課題が解決され ることになる。
【0010】 また、請求項2では、前述の請求項1の作用において、スロットに連通した端 子取付溝から端子が突出するように、端子の長さが設計されている。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係る電気コネクタの実施例を図面に基いて説明する。
【0012】 図1〜図6は、本考案に係る電気コネクタの第1実施例を示すものである。
【0013】 この実施例では、従来例と同様に、両側に電線Wを装着可能な多数のスロット 11,12が櫛形に設けられた細長状のブロック形のハウジング1と、ハウジン グ1の内部に両側のスロット11,12に臨むようにして設けられたクリップ形 の端子2とを備えてなるものを示してある(図2参照)。
【0014】 ハウジング1は、絶縁性の合成樹脂材で一体成形されてなるもので、片側のス ロット11から反対側のスロット12へ連通するように端子取付溝13が設けら れている。この端子取付溝13は、端子2を挿通可能なスリット形に形成され、 片側のスロット11側に挿入を容易にするテーパ形の挿入口13aが外部に開放 形成され、反対側のスロット12側に挿入された端子2を行き止まりにする壁1 3bが形成されている(図3参照)。従って、端子2は、片側のスロット11側 から一定長のみ端子取付溝13に挿入することができる。さらに、端子取付溝1 3のスリット間隔は反対側のスロット12側よりも片側のスロット11側が広く 形成され、両側の中途部の間隔の段差を端子2を係合固定させるためのストッパ 14としてある(図1参照)。なお、この端子取付溝13は、図4,図5に示さ れるように、1つのスロット11,12ごとに交互に上下に位置を変えて2段配 列とし、狭いスペースに端子2を効率的に配列できるようにしてある。
【0015】 また、ハウジング1には、前記ストッパ14周りで端子取付溝13からハウジ ングの表裏面に連通する窓孔15が設けられている。この窓孔15は、端子取付 溝13から離れた側の表面側または裏面側で大きく開口されてハウジング1の軽 量化と放熱性の確保とが図られている。
【0016】 なお、ハウジング1の反対側のスロット12沿いに設けられている溝16は、 導通テストのプローブを取付けるためのものである。また、ハウジング1の短手 辺に設けられている突起17は、配電盤のセットフレーム等へハウジング1を係 合固定させるためのものである。また、ハウジング1の表面に設けられている溝 孔18、電線Wの結束バンドB等を挿通固定するためのものである。
【0017】 端子2は、導電性の金属板でプレス加工等により平板形に形成されてなるもの で、略中央部に平面コ字形で断面く字形に切り起こされた弾性突起21が設けら れている。この弾性突起21は、端子2のハウジング1の端子取付溝13への挿 入に際して、スリット間隔の広い片側のスロット11側で端子取付溝13の内部 にスムースに進入し、前記ストッパ14で一旦押圧されてからストッパ14に係 合することになる。
【0018】 また、端子2の両端部には、電線Wの絶縁被膜を切断して導通接続する2股形 のクリップ部22が設けられている。このクリップ部22は、電線Wの押し込み を円滑にするテーパ形のクリップ口22aと、クリップ口22aに続いて切り込 まれ電線Wの絶縁被膜を切断する切断エッジ22bと、切断エッジ22bに続い て設けられ電線Wの絶縁被膜の切断の応力を避ける逃孔22cとを備えている。 なお、ハウジング1に挿入された端子2は、スロット11,12にクリップ口2 2a,切断エッジ22bに位置させることになる。
【0019】 このような構造の端子2は、例えば、図6に示すように連続的にプレスされた ものをa部から切断することにより製造することができる。
【0020】 この実施例によると、成形されたハウジング1の端子取付溝13に端子2を挿 入固定するだけで組立て製造することができる。このとき、端子2を図6に示す ような連続プレスにより製造した場合には、端子2をハウジング1の端子取付溝 13に挿入した後にa部からの切断を行うこともできる。また、ハウジング1の 端子取付溝13(ストッパ14等を含む)は、ハウジング1の成形の際に一体的 に形成されてしまい、またその構造も余り微細なものではない。従って、容易に 製造することができ、しかも製造コストも掛からない。また、ハウジング1が従 来のような3層構造ではなく一体構造であるため、全体を薄性化,小型化するこ とができる。
【0021】 さらに、製造された後の製品としては、端子2が弾性突起21によりハウジン グ1のストッパ14に係合固定され、ハウジング1の壁13bにより端子2が挿 通方向へそのまま抜け出すのを阻止しているため、配線作業中等にハウジング1 から端子2が不測に離脱することはない。また、ハウジング1の端子取付溝13 の周りがハウジング1を一体成形している絶縁性の合成樹脂材で覆われているた め、端子2の絶縁性能が高くなる。なお、ハウジング1の端子取付溝13に連通 している窓孔15は、導通テストのプローブの挿通孔として利用することができ る。
【0022】 さらに、端子2がハウジング1の端子取付溝13に対して挿入固定される構造 であるため、挿入可能であれば端子2の長さやクリップ部2の形状等を変更する ことができる。従って、電線Wを接続する用途以外にも供することが可能となる 。
【0023】 図7,図8は、本考案に係る電気コネクタの第2実施例を示すものである。
【0024】 この実施例では、前述の第1実施例の端子2の長さを長くし、ハウジング1の 片側のスロット11から端子2が素子のリードピンのように足形に突出したもの を示してある。なお、このような構造の端子2は、図6に示すb部からの切断に よって簡単に製造することができる。従って、第2実施例の実施に際して、前述 の第1実施例と同一のプレス金型を使用することができる。
【0025】 この実施例によると、端子2のハウジング1からの突出部分を配線基板Pのホ ールに挿入固定したりハンダ付け固定したり(図8参照)、別の電気コネクタに 挿入固定したりすることが可能になる。
【0026】 以上、図示した実施例の外に、ハウジング1を細長状以外の形状とする実施例 も可能である。
【0027】 さらに、ハウジング1の端子取付溝13を両側のどちら側からでも端子2を挿 入することができる構造の実施例とすることも可能である。
【0028】 さらに、端子2を平板形以外の棒形等とする実施例も可能である。
【0029】
【考案の効果】
以上のように本考案に係る電気コネクタは、請求項1,2共通として、成形さ れたハウジングの端子取付溝に端子を挿入固定するだけで組立て製造することが でき、ハウジングに従来例のような微細部分が設けられていないため、容易,安 価に製造することができる効果がある。
【0030】 さらに、請求項1,2共通として、ハウジングが一体構造であるため、全体を 薄性化,小型化することができる効果がある。
【0031】 さらに、請求項1,2共通として、端子取付溝周囲のハウジング全体によって 端子が絶縁されるため、端子の絶縁性能が高くなる効果がある。
【0032】 さらに、請求項1,2共通として、ハウジングの端子取付溝に挿入可能な範囲 内で端子のみの設計変更が可能であるため、端子の設計変更により用途を拡張す ることができる効果がある。
【0033】 さらに、請求項2のみとして、端子の突出部分を利用して、配線基板や別の電 気コネクタに接続することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気コネクタの第1実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の縮小した平面図である。
【図3】図1のハウジングの横断面図である。
【図4】図1のハウジングの要部の斜視図である。
【図5】図1とは別の切断線に沿った断面図である。
【図6】端子の製造例を示す平面図である。
【図7】本考案に係る電気コネクタの第2実施例を示す
断面図である。
【図8】図7の用途例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 11,12 スロット 13 端子取付溝 14 ストッパ 2 端子 21 弾性突起 W 電線
フロントページの続き (72)考案者 竹沢 敏実 東京都豊島区高田三丁目18番14号 株式会 社白山製作所内 (72)考案者 小林 俊二 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に電線を装着可能な多数のスロット
    が設けられたブロック形のハウジングと、ハウジングの
    内部に両側のスロットに臨むようにして設けられた端子
    とを備えてなる電気コネクタにおいて、ハウジングは両
    側のスロットに連通した端子を挿入可能な端子取付溝と
    挿入された端子を係合固定するストッパとが設けられて
    一体成形され、端子はハウジングのストッパに係合可能
    な弾性突起が設けられたことを特徴とする電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1の電気コネクタにおいて、端子
    をハウジングの片側または両側のスロットよりも足形に
    突出させたことを特徴とする電気コネクタ。
JP5153693U 1993-09-22 1993-09-22 電気コネクタ Pending JPH0719966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153693U JPH0719966U (ja) 1993-09-22 1993-09-22 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153693U JPH0719966U (ja) 1993-09-22 1993-09-22 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719966U true JPH0719966U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12889754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153693U Pending JPH0719966U (ja) 1993-09-22 1993-09-22 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719966U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047101A1 (ja) * 2011-09-28 2013-04-04 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015133204A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 イリソ電子工業株式会社 コネクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047101A1 (ja) * 2011-09-28 2013-04-04 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPWO2013047101A1 (ja) * 2011-09-28 2015-03-26 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
US9171768B2 (en) 2011-09-28 2015-10-27 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device
JP2015133204A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 イリソ電子工業株式会社 コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3064906B2 (ja) 同軸コネクタ
JP2568729Y2 (ja) テープ電線用コネクタの電気接続子
US4295703A (en) Connector block
US2636067A (en) Electrical wiring terminal
JPH0719966U (ja) 電気コネクタ
JP2002186137A (ja) 電気部品の電気接続箱への接続構造
JPH08250227A (ja) フィルタコネクタ及びそれを使用する組立体
JPS588534B2 (ja) 接点ばね組とその製造方法
JP3067572B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
JP3285999B2 (ja) コネクタ用ブスバーホルダ
JPH0817484A (ja) 圧接端子構造
JPH0523422U (ja) 圧接形ケーブル接続器
JPH1116619A (ja) コネクタの取付構造
JP2927195B2 (ja) 電気接続箱
JPH0317976A (ja) フラットケーブル用コネクタ
JPH10116658A (ja) 基板用コネクタ
JP2763846B2 (ja) プリント基板用コネクタ
JPH0446393Y2 (ja)
JPS6330132Y2 (ja)
JPS5894292U (ja) 圧接形電気コネクタの接触子
JP3421807B2 (ja) コンセント
JPS6120779Y2 (ja)
JPS633070Y2 (ja)
JP2001093608A (ja) 電気コンタクト及び電気コンタクトユニット
JP2973826B2 (ja) 電気接続箱の配線方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307