JPH07198381A - 三次元座標測定装置 - Google Patents

三次元座標測定装置

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JPH07198381A
JPH07198381A JP35288293A JP35288293A JPH07198381A JP H07198381 A JPH07198381 A JP H07198381A JP 35288293 A JP35288293 A JP 35288293A JP 35288293 A JP35288293 A JP 35288293A JP H07198381 A JPH07198381 A JP H07198381A
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Kikuo Shimura
菊雄 志村
Haruo Tani
晴夫 谷
Yuichi Ohashi
祐一 大橋
Hiroyuki Tsuchikane
裕幸 土金
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長距離の測定を行うことができる三次元座標
測定装置を提供する。 【構成】 装置本体とスタッフとから成り、装置本体の
回転部が回動し、第1、第2送光手段から平面状の光を
出射する。スタッフには少なくとも3個のコーナープリ
ズムが取り付けられ、これらに光が照射されると反射光
が受光部に返光される。受光部に光が夫々入力した瞬間
の水平角を検出して、幾何学的な処理を施せばスタッフ
が配置された測定点の三次元座標を算出することができ
る。そして特に遠距離を測定する場合には、受光手段に
集光手段である凸レンズ101、又はシリンドリカルレ
ンズ105、109を設けておき、前記コーナープリズ
ムで反射された平面光102、106、110をそれぞ
れ集光するようにすれば、受光光量が増加し、また、受
光時間を長くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある地点の三次元の位
置を測定する三次元座標測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある地点(目標点)Pの三次元の
位置を測定するために、その目標点Pに対して基準にな
る位置0からの距離Dと基準の方向からの方向角θhお
よび水平面からの高度角θvを測定することにより算出
する方法が実用化されている。概念図を示す図10によ
り更に詳細に説明すると、基準の位置0にトータルステ
ーションを設置し、目標点の鉛直線上のP(x,y,
z)点にコーナープリズムを置き、トータルステーショ
ンに組み込まれている光波距離計によって基準の位置0
とコーナープリズム間の距離を求め、トータルステーシ
ョンの視準望遠鏡によってコーナープリズムを視準し
て、トータルステーションに組み込まれているロータリ
ーエンコーダによって基準の方向からの方向角θhおよ
び水平面からの高度角θvを計ることにより、目標点P
の三次元座標P(x,y,z)が算出される。
【0003】しかしながら、このような方法では、目標
点にスタッフを垂直に立て、トータルステーションの視
準望遠鏡でコーナープリズムを視準しなければならず、
最低2人の作業者が必要である不都合や、トータルステ
ーションで直接視準できないような物陰を測定する必要
から、出願人は図1に記載する三次元座標測定装置の発
明の提案を行った。
【0004】この原理を簡単に説明すると、図1におい
て装置本体1の回転部4が回転すると、第1及び第2の
送光手段から出射された一対の平面状の出射光5a,5
bは図*1に示すように、スタッフ2の反射手段例えば
各コーナープリズム151、152、153で順次反射さ
れ、第1の出射光5aに対しては、コーナープリズムの
個数分の回数の反射光が第1の受光手段の受光部に受光
される。同様に第2の出射光5bに対しては第1の出射
光5aとは逆の順に各コーナープリズム,151、1
2、153で反射され第2の受光手段の受光部に受光さ
れ、各反射光が受光された瞬間の水平角が水平角検出手
段て検出され、処理装置に入力される。処理装置は、検
出された水平角、装置本体の位置、第1及び第2の出射
光の配置の定数及びスタッフのコーナープリズムの配置
の定数よりスタッフの測定端の位置(三次元座標)を計
算する。
【0005】前記処理装置により行なわれる目標点の三
次元座標の計算は、以下のような理論に基づいて行なわ
れる。地図等を作成するための基準となる三次元直交座
標系を測量座標系と呼ぶことにし、目標点の座標はこの
座標で求めるものとする。
【0006】その前提として以下の事項が既知であると
する。 a) 測量座標系での装置本体の基準となる点の三次元座
標。装置本体の基準となる点を、一対の出射光の平面と
装置本体の回転軸(鉛直軸)との交点、すなわち、測量
座標系の原点(0,0,0)とする。測量座標系のX軸
は原点を通る東西方向の直線であり、東方向を正とし、
Y軸は原点を通る南北方向の直線であり、北方向を正と
し、Z軸は原点を通る鉛直線であり、上方を正とする。
【0007】b) 水平角を示すエンコーダの出力が0の
瞬間での前記一対の出射光が形成する2平面の方程式
は、 a0X+b0Y+c0Z=0 (1) d0X+e0Y+f0Z=0 (2) (1)式は第1の送光手段の出射光の平面の方程式であ
り、a0、b0、c0はその係数である。また(2)式は第2
の送光手段の出射光の平面の方程式であり、d0、e0
0はその係数である。
【0008】c) スタッフ固有の座標系での座標として
与えられた例えば3個のコーナープリズムと測定端の相
対的位置関係。スタッフ固有の座標系は、スタッフ先端
の測定端を原点[座標値(0,0,0)]とし、この原
点と少なくとも3個のコーナープリズムのうち原点とも
っとも離れているコーナープリズムを結ぶ直線をz軸と
し、原点より当該コーナープリズムに向う方向を正とす
る。原点を通りz軸に直角でスタッフの前後方向の直線
をy軸とし、後方向を正とするものである。スタッフは
目標点に測定端が押し当てられて固定されているものと
する。装置本体の回転部が回転し、第1及び第2の送光
手段から出射する一対の光がスタッフのコーナープリズ
ムで反射して第1及び第2受光手段の受光部で夫々受光
された瞬間の水平角が水平角検出手段で検出されるの
で、その瞬間の夫々の光の平面の方程式が水平角を示す
エンコーダの出力が0の時の夫々の平面を夫々の水平角
だけ回転した平面の方程式として得ることができる。す
なわち、第1及び第2の出射光の平面が第j番目のコー
ナープリズム上にある瞬間の平面の方程式は、 ajX+bjY+cjZ=0 (3) djX+ejY+fjZ=0 (4) 第1番目の出射光が第j番目のコーナープリズム上にあ
る瞬間のエンコーダの出力をαjとすると、(3)式中の係
数aj,bj,cjは(1)式中の係数より下記のように計算
される。 aj=a0cos αj+b0sin αj (5) bj=−a0sin αj+b0cos αj (6) cj=c0 (7) 同様に、第2番目の出射光が第j番目のコーナープリズ
ム上にある瞬間のエンコーダの出力をβjとすると、(4)
式中の係数dj,ej,fjは(2)式中の係数より下記のよ
うに計算される。 dj=d0cosβj+e0sinβj (8) ej=−d0sinβj+e0cosβj (9) fj=f0 (10) (3)(4)式の方程式で表される2つの光の平面は、測量座
標系の空間で交差し、その交線は装置本体の基準となる
点(測量座標系の原点0(0,0,0))と該1個のコ
ーナープリズムの光学的な中心を結ぶ直線であり、その
方程式は(3)(4)式で表わされる2つの平面の方程式から
求めることができる。
【0009】
【数1】
【0010】上記交線の方程式は 上式において、lj,mjおよびnjは直線の方向余弦で
あり、(5)〜(10)式で表される係数により下記のように
計算される。
【0011】
【数2】
【0012】(3)〜(15)式を3個のコーナープリズムに
適用することにより装置本体の基準となる点と3個のコ
ーナープリズムとを結ぶ直線の方程式(16)(17)(18)を得
る。
【0013】
【数3】
【0014】(16)(17)(18)は第1番目、第2番目及び第
3番目のコーナープリズムの測量座標系における三次元
座標を満足するので、下記の条件式をたてることができ
る。
【0015】
【数4】
【0016】上式中(X1,Y1,Z1)(X2,Y2
2)(X3,Y3,Z3)は、夫々第1番目、第2番目及
び第3番目のコーナープリズムの測量座標系における三
次元座標であり、未知数である。上記3式中には6個の
条件式と9個の未知数が含まれ、このままでは解くこと
ができない。そこで既知である3個のコーナープリズム
間の距離を未知数で表わす下記の3個の条件式を加える
ことにより、未知数で3個のコーナープリズムの測量座
標系における三次元座標を求めることができる。
【0017】
【数5】
【0018】(22)(23)(24)式中の(x1,y1,z1
(x2,y2,z2)(x3,y3,z3)は夫々第1番目,
第2番目及び第3番目のコーナープリズムのスタッフ固
有の座標系における三次元座標であり、既知である。
【0019】次にスタッフの測定端の測量座標系におけ
る三次元座標を求める。それにはスタッフ固有の座標系
から測量座標系への座標変換の変換係数を求めることが
必要である。変換係数は、3個の回転要素と3個のシフ
ト量とから成り、すでに求まっている3個のコーナープ
リズムの測量座標系での座標と対応するスタッフ固有の
座標系における座標を使って求められる。
【0020】測量座標とスタッフ座標との関係は、行列
式を使って下記のように表わすことができる。
【0021】
【数6】
【0022】(25)式において(X,Y,Z)および
(x,y,z)はそれぞれ同一点の測量座標系及びスタ
ッフ固有の座標系の座標であり、X0,Y0,Z0はシフ
ト量,κ,ψ,ωは回転角である。コーナープリズムの
スタッフ固有の座標系の座標は既知であり、また測量座
標系の座標も前段階で求まっているから、未知数はシフ
ト量と回転角の6個のパラメータである。
【0023】第1番目,第2番目及び第3番目の3個の
コーナープリズムに対して(25)式をたてることにより6
個の未知数を含む9個の条件式ができるので、最小二乗
法等を利用して6個の未知数(X0,Y0,Z0,κ,
ψ,ω)の最適値を求める。
【0024】スタッフ先端の測定端のスタッフ固有の座
標系の座標は既知であり、(25)式で表わされる座標変換
式の未知数(X0,Y0,Z0,κ,ψ,ω)はすでに求
まっているので、これを(25)式に代入することによりス
タッフ先端の測定端の測量座標系の座標を計算する。ス
タッフの測定端のスタッフ固有の座標系の座標は前述の
ように(0,0,0)と定義しているので、結果的には
スタッフの測定端の測量座標系の座標はシフト量
(X0,Y0,Z0)と一致する。
【0025】このような原理によると、測点の座標測定
の操作は従来の方法のように望遠鏡で目標点を視準する
必要がなく、また測定端を目標点に押し当てるだけでス
タッフはどちらに傾いてもよいので、取り扱いが簡単で
あると共に、目標点が物陰にある場合、天井、壁など従
来の方法では非常に測定するのが面倒な場合でも簡単に
測定を行なうことができ、特に多数の地点の測定には測
定作業が効率よく行なえる効果がある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記発明
では、射出光がプリズム等で反射されて成る平面状の光
を単に受光手段で受光するだけなので、長距離の測定を
行う場合に次のような問題があった。
【0027】第1に、射出光は発散角を有しているため
次第に広がって、距離が長くなるにつれて受光素子の受
光する光量が低下してしまうという不都合がある。
【0028】第2に、射出光が回転する角速度を一定に
した場合には反射光が受光素子上を通過する時間が短く
なってしまうという不都合がある。
【0029】一方、これら不都合を回避するために、射
出光量を増加させたり、受光素子の面積や幅を大きくす
ることが考えられる。
【0030】しかしながら射出光量を増加させる場合に
は、装置全体の消費電力が増大するという欠点があり、
また、送光装置の能力上も一定の限界がある。更にま
た、受光素子の面積や幅を大きくする場合には、価格が
上昇するばかりでなく、受光素子の応答速度が低下して
しまうという欠点があった。
【0031】本発明はこれらの不都合を解決するために
成されたものであり、長距離でも測定が行える三次元座
標測定装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、装置本体とスタッフと処理装置とから成
り、該装置本体は、鉛直軸回りに回転する回転部に鉛直
軸回りに互いに適当な角度離されて配置され、第1及び
第2の出射光を夫々鉛直軸に対して互いに反対方向に適
当な角度傾けた平面内で且つ適当な発散角を持たせて出
射させる第1及び第2の送光手段と、該第1及び第2の
送光手段から出射されかつ前記スタッフで反射された第
1及び第2の出射光を夫々受光し電気信号に変換する第
1及び第2の受光手段と、該第1及び第2の受光手段が
前記第1及び第2の出射光を夫々受光した瞬間の水平角
を検出する水平角検出手段とを具備し、前記スタッフ
は、測定地点に押しあてる測定端とそれから所定の間隔
をおいて配置された3個以上の反射手段とを具備し、前
記処理装置は、前記装置本体とスタッフのどちらか一方
に配設され、前記水平角検出手段で検出した水平角から
測定地点に押しあてたスタッフの測定端の三次元座標を
算出する三次元座標測定装置において、前記第1及び第
2の受光手段は、前記反射手段で反射された前記第1射
出光と前記第2射出光を集光する第1受光手段と第2集
光手段とをそれぞれ備えたことを特徴とする。
【0033】
【作用】各受光手段が集光手段を備えており、反射手段
で反射された平面光を集光することができるので、受光
光量が落ちず、また受光時間を長くすることができるの
で、遠距離の測定を行うことができる。
【0034】この集光手段に凸レンズを用いれば拡散し
た反射光を理想的には一点に集中できるので高い集光能
力が得られる。
【0035】また、集光手段に凸のシリンドリカルレン
ズを用いれば同様に受光光量を増加させ、または受光時
間を長くしながら受光手段を小型化することができる。
【0036】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1及び2において、1は装置本体,2はスタッフ
である。装置本体1には、図2に示すように鉛直に配置
された回転軸3の回りに回転可能な回転部4が設けら
れ、回転部4には、第1及び第2の出射光5a,5bを
出射する第1及び第2の送光手段6a,6bと第1及び
第2の受光手段7a,7b(図7)と回転軸3の回転角
を検出するエンコーダ、水平角検出回路、処理装置及び
通信装置(図8,図9)と通信手段として電波を使用す
る場合にはアンテナ8が搭載されており、回転部4は適
当な速度で一方向に回転する。
【0037】第1及び第2の送光手段6a,6bは、図
3に明示するように、夫々光源9a,9b、コリメータ
レンズ10a,10b及び送光側シリンドリカルリンズ
11a,11bとから成り、光源9a,9bからでた適
当な周波数で強度変調された光がコリメータレンズ1
0,10bによって平行光にされ、送光側シリンドリカ
ルレンズ11a,11bによって平面状に約90°に発
散されて夫々第1の出射光5a及び第2の出射光5bを
出射する。第1の送光手段6aのコリメータレンズ10
aの光軸12aは略水平に配置され、送光側シリンドリ
カルレンズ11aの円筒面の軸はコリメータレンズ10
aの光軸12aに直交しかつ水平に対し約45°傾けら
れているため、第1の出射光5aが作る平面は水平に対
し約45°だけ逆に傾き、発散の中央の方向は略水平に
なる。第2の送光手段6bのコリメータレンズ10bの
光軸12aはコリメータレンズ10aの光軸12aに対
して水平面内で約90°離れ、かつ送光側シリンドリカ
ルレンズ11bの軸は送光側シリンドリカルレンズ11
aと反対の方向に水平に対して約45°傾けられている
ため、第1の出射光5a及び第2の出射光5bが作る平
面は2つのコリメータレンズ10a,10bの光軸12
a,12bの中央の方向に対して対称の位置関係を呈
し、逆ハの字型を呈している。第1及び第2の出射光5
a,5bの発散角及びアライメントの角度は45°,9
0°に限定する必要はなく、これらの光が交差しないよ
うに角度を決める。第1及び第2の受光手段7a,7b
の受光部13a,13bは、図4に示すように、夫々第
1及び第2の送光側シリンドリカルレンズ11a,11
bの中心からコーナープリズム(後述)の有効径以内の
距離Lで、第1及び第2の出射光5a,5bが形成する
平面内に配置される。かくして第1及び第2の出射光5
a,5bが形成する面がコーナープリズムの光学的中心
を通過した時、第1送光手段6a,コーナープリズム及
び第1の受光手段7aの受光部13aと第2送光手段6
b,コーナープリズム及び第2の受光手段7bの受光部
13bが夫々同一平面内に位置され、その時の希望する
水平角を検出することができる。
【0038】この第1受光手段と第2受光手段は、図5
(a)に示すように凸レンズ101から成る集光手段を備
えており、前記第1及び第2の射出光5a、5bがコー
ナープリズムで反射された反射光102を集光して受光
素子103に103に受光させるので、前記反射光10
2が発散するものである場合にも前記受光素子103を
大きくしたり、射出光5a、5bの出力を上げることな
く受光光量を増加させることができる。
【0039】図5(b)は前記集光手段に凸のシリンドリ
カルレンズ105を用い、その円筒面の中心軸(図示せ
ず)が反射光106の張る平面に直交するように配置し
たものである。前記反射光106は、装置本体の回転に
より矢印の方向に移動するが、有効レンズ径Sを有する
前記シリンドリカルレンズ105により集光され、幅L
の受光素子107に入射するので、シリンドリカルレン
ズを配置しないときに比べて受光光量はS/L倍にな
る。
【0040】図5(c)は前記集光手段に凸のシリンドリ
カルレンズ109を用い、その円筒面の中心軸(図示せ
ず)が反射光110の張る平面に直交するように配置し
たものであり、前記反射光110は、装置本体の回転に
より矢印の方向に移動するものとする。該反射光110
は理想的には平面であるが、実際には厚みCを有してお
り、特に長距離を測定する場合、反射光110の移動速
度が速くなり、高速の受光素子や広帯域の電子回路が必
要になる。ここで、前記反射光が受光手段中で作る輝線
の移動速度をrとすると、シリンドリカルレンズ等の集
光手段を備えないときの受光時間は前記厚みCと受光素
子111の幅Bにより(B+C)/rとなるが、有効レ
ンズ径Aを有する前記シリンドリカルレンズ109で前
記反射光110を集光したときは、受光時間は(A+
C)/rとなるので、受光時間を(A+C)/(B+
C)倍にすることができる。
【0041】更に、スタッフ2は、図6に示すように適
当な長さを有し、一端(測定端)14で目標点を指示で
きるように尖った形状になっている。スタッフ2には、
例えば3個のコーナープリズム151,152,153
固設され、コーナープリズム152はコーナープリズム
151と152を結ぶ直線から僅か偏位されている。この
ようにコーナープリズム152を僅かに偏位させると、
スタッフ2の前記直線回りの回転に起因する測定誤差を
消去することができ、また端部が曲がっているスタッフ
の一端(測定端)の座標を計測する場合に都合がよい。
また、コーナープリズム151と152間と、コーナープ
リズム152と153間の距離が異なるように配置されて
いる。コーナープリズム151,152,153を不等間
隔に配置すると、検出された水平角からスタッフ2の一
端が上方にあるのかあるいは下方にあるのかを判別する
ことができる。測定端14からコーナープリズム153
までの長さは使用し易い適当な長さにする。スタッフ2
の上部には、通信手段として例えば電波を使用した場
合、アンテナ16が取付けられ、スタッフ2のコーナー
プリズム151,152,153の設置面とは反対面には
表示器(図8,図9)を装着し、通信装置(図8,図
9)を内蔵するケース18が取付けられる。
【0042】前記第1及び第2の受光手段7a,7b
は、図7に示すように、受光素子から成る受光部13
a,13bが、増幅器19,検波回路20及びハイパス
フイルタ21を介してコンパレータ22に接続されて構
成されている。この構成によれば、受光された光から電
気信号パルスが得られる。ハイパスフイルタ21のカッ
トオフ周波数は、コーナープリズム151,152,15
3からの反射光のうちで最もパルス幅の大きい最短使用
距離での反射光による受信信号の持つ周波数帯域以上を
通過させるように設定され、その周波数より低い壁など
での反射による不要光の信号をカットするから、コンパ
レータ22からコーナープリズムからの反射光による受
信信号のみ得られる。
【0043】スタッフ2は、測定時にコーナープリズム
151,152,153がおよそ装置本体1の方向に向い
ていれば、どのような傾きで目標点に接していてもよ
く、例としてスタッフ2が測定端14を下にしておよそ
鉛直に立てられている場合について説明する。
【0044】装置本体1の回転部4が回転し、第1の出
射光5aがまずコーナープリズム151に入射し、第1
の受光部13aに反射光を返す。同様に第1の出射光5
aは順次コーナープリズム152,153に入射し、第1
の受光部13aに反射光を返す。次に、第2の出射光5
bがコーナープリズム153,152,151の順に入射
し、第2の受光部13bに反射光を返す。第1及び第2
の受光部13a,13bには夫々3回の反射光が入力
し、コンパレータ23から夫々3個の電気信号パルス、
合計で6個の電気信号パルスが出力し、この電気信号パ
ルスが図8に示すように水平角検出回路23に入力す
る。エンコーダ24が接続された水平角検出回路23
は、各電気信号パルスが入力した瞬間にエンコーダ24
の出力を読み取って処理装置25に入力する。処理装置
は25は、予め、装置本体1の位置、出射光の配置の定
数およびスタッフ2の測定端14に対するコーナープリ
ズム151,152,153の配置の定数が入力されてい
るので、これらと入力された6個の水平角の値からスタ
ッフ2の測定端14の三次元座標を計算する。測定値
は、処理装置25に接続された通信装置26のアンテナ
8からスタッフ2に送出され、スタッフ2のアンテナ2
7、通信装置28を経て表示器29に表示される。
【0045】前記通信装置26,28は搬送破に電波を
使用したが、光を使用したものでも差し支えない。前記
実施例では、処理装置25は装置本体1に設けたが、図
9に示すようにスタッフ2側に設けてもよく、この場合
には、装置本体1に設けた水平角検出回路23で検出し
た6個の水平角を装置本体1からスタッフ2側に転送し
て処理装置25に入力させ、処理装置25で測定端14
の三次元座標を計算させ表示器29に表示させる。
【0046】この実施例では、処理装置25は前記スタ
ッフ2のケース18に内蔵されるが、処理装置25を本
体との通信装置28及び表示装置29と一体に構成し、
携帯できるようにしてもよい。
【0047】又、この実施例において、図11で示す様
に、第1の射出光50a及び第2の射出光50bは偏光
板42を透過して直線偏光の光となり、受光手段7aは
偏光板フィルター43を透過した入射光を受光するもの
であってもよい。偏光素子43の偏光軸を、偏光板42
により直線偏光された射出光の偏光面の方向と等しく配
置しておけば、壁などで反射されたランダムな偏光面を
有している光が入射しても、そのような光の光量は前記
偏光素子43で約半分に減衰され、S/N比の良い信号
を得ることができる。該偏光手段42は、光源9aとコ
リメーターレンズ41の間、コリメーターレンズ41と
シリンドリカルレンズ11aの間、又はシリンドリカル
レンズ11aとコーナープリズム151の間のいずれの
位置に置いてもよいが、偏光効率が最も高いのはコリメ
ーターレンズ41とシリンドリカルレンズ11aの間に
置いた場合である。なお、該偏光手段42には、偏光板
の他、光学薄膜による偏光ビームスプリッターやグラン
ティラープリズム、グラントムソンプリズムなどの各種
の偏光プリズムを用いることができ、いずれを用いた場
合にも該偏光手段42が射出光の偏光軸の向きを決定す
ることとなる。
【0048】更に、前記反射手段にコーナープリズムを
用い、前記射出光の偏光面に対して主軸が約45度傾い
た1/4波長板52を入射面及び射出面に配置しておけ
ば、図11に示す様に、光源9aから射出された光はコ
リメーターレンズ41を介し、偏光手段42で直線偏光
の光にされて送光側シリンドリカルレンズ11aにより
平面光である射出直線偏光光51にされる。該射出直線
偏光光51は、その偏光軸に対して主軸が約45度傾い
た1/4波長板52を透過して円偏光光53となり、該
円偏光光53はコーナープリズム151で反射されて再
度1/4波長板52を透過して、前記射出直線偏光光5
1とは偏光軸が90度傾いた入射直線偏光光54とな
る。偏光板フィルター43の偏光軸は前記射出直線偏光
光51の偏光面と90度傾いている。前記入射直線偏光
光54は偏光板フィルター43を透過して受光手段7a
に入射する。偏光板フィルター43は射出直線偏光光5
1とは偏光軸が90度傾いた光のみを透過するので、壁
で反射された反射光の様にランダムな偏光面を有する光
は偏光素子43を透過する光量が減少する。又、ガラス
面やプリズムからの反射光は偏光素子43を透過せず、
受光素子7aの受光する信号のS/N比をいっそう向上
させることができる。
【0049】図12は本発明の他の実施例であり、第1
の射出光50a及び第2の射出光50bはコリメーター
レンズを透過後、偏光板42と該偏光板42の偏光軸と
は主軸が45度又は−45度傾いた送光1/4波長板6
1を透過して円偏光の光となり送光側シリンドリカルレ
ンズ11a又は11bにより、平面光である射出円偏光
光62となる。該射出円偏光光62は反射1/4波長板
52を透過して直線偏光光63となりコーナープリズム
15で反射されて反射1/4波長板52を前記射出円偏
光光62が入射した面と反対の面から再度透過して反射
円偏光光64になる。この様に射出円偏光光62が同一
の1/4波長板を表と裏から2度透過する結果、反射円
偏光光64の回転は射出円偏光光62の回転とは逆向き
となる。
【0050】反射円偏光光64は受光1/4波長板65
を透過して入射直線偏光光66となる。偏光板フィルタ
ー43の偏光軸は、該入射直線偏光光66の偏光面と同
じ向きに配置されており、該入射直線偏光光66は前記
偏光板フィルター43を透過して受光手段7a又は7b
に入射する。
【0051】この場合にも射出光が直線偏光光であった
場合と同様に、壁などで反射されたランダムな偏光面を
有している光が入射しても、そのような光の光量は前記
偏光素子43で約半分に減衰される。又、ガラス面や鏡
などから反射された光の偏光面の回転は入射円偏光光6
2の回転が保存される結果、反射円偏光光64とは逆向
きの回転であるため受光1/4波長板65を透過した光
は前記入射直線偏光光66の偏光面とは90度傾いた偏
光面を有する直線偏光光となるため、偏光板フィルター
43を透過することができない。従ってS/N比の良い
信号を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、各受光手段が集光手段
を備えており、反射手段で反射された平面光を集光する
ことができるので、受光光量が落ちず、また受光時間を
長くすることができるので、遠距離の測定を行うことが
できる。
【0053】この集光手段に凸レンズ、または、凸のシ
リンドリカルレンズを用いれば受光光量を増加させ、ま
たは受光時間を長くしながら受光手段を小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 配置状態を示す本発明の一実施例の斜視図
【図2】 上記実施例の装置本体の要部の構成を説明す
る斜視図
【図3】 (A),(B)は上記実施例の送光手段の平面図及
び側面図
【図4】 上記実施例の受光部と送光側シリンドリカル
レンズとの関係を示す説明図
【図5】 受光手段に集光手段を設けた本発明の実施例
【図6】 上記実施例のスタッフの斜視図
【図7】 上記実施例の受光手段のブロック図
【図8】 上記実施例のブロック図
【図9】 他の実施例のブロック図
【図10】 従来の三次元座標測量方法の説明図
【図11】 他の実施例のブロック図
【図12】 他の実施例のブロック図
【符号の説明】
1 装置本体 2 スタッフ 3 回転軸 4 回転部 5a,5b 第1及び第2の出射光 6a,6b 第1及び第2の送光手段 7a,7b 第1及び第2の受光手段 9a,9b
光源 11a,11b 送光側シリンドリカルレンズ 13a,13b 受光部 14 一端(測定端) 151,152,153 コーナープリズム 17 表示器 18 通信装
置 21 ハイパスフィルタ 23 水平角
検出回路 24 エンコーダ 25 処理装
置 26,28 通信装置 29
表示器 52 1/4波長板 43 偏光板
フィルター 62 射出円偏光光 65 受光1
/4波長板 101 凸レンズ 105,109 シリンド
リカルレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土金 裕幸 神奈川県厚木市長谷字柳町260−63 株式 会社ソキア厚木工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体とスタッフと処理装置とから成
    り、 該装置本体は、鉛直軸回りに回転する回転部に鉛直軸回
    りに互いに適当な角度離されて配置され、 第1及び第2の出射光を夫々鉛直軸に対して互いに反対
    方向に適当な角度傾けた平面内で且つ適当な発散角を持
    たせて出射させる第1及び第2の送光手段と、 該第1及び第2の送光手段から出射されかつ前記スタッ
    フで反射された第1及び第2の出射光を夫々受光し電気
    信号に変換する第1及び第2の受光手段と、 該第1及び第2の受光手段が前記第1及び第2の出射光
    を夫々受光した瞬間の水平角を検出する水平角検出手段
    とを具備し、 前記スタッフは、測定地点に押しあてる測定端とそれか
    ら所定の間隔をおいて配置された3個以上の反射手段と
    を具備し、 前記処理装置は、前記装置本体とスタッフのどちらか一
    方に配設され、 前記水平角検出手段で検出した水平角から測定地点に押
    しあてたスタッフの測定端の三次元座標を算出する三次
    元座標測定装置において、 前記第1及び第2の受光手段は、前記反射手段で反射さ
    れた前記第1射出光と前記第2射出光を集光する第1集
    光手段と第2集光手段とをそれぞれ備えたことを特徴と
    する三次元座標測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1集光手段と第2集光手段は凸レ
    ンズであることを特徴とする請求項1記載の三次元座標
    測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1集光手段と第2集光手段はそれ
    ぞれ凸のシリンドリカルレンズであることを特徴とする
    請求項1記載の三次元座標測定装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体は、前記スタッフとの間の
    通信を行なう通信手段を有し、前記スタッフは前記装置
    本体との通信を行なう通信手段と、前記三次元座標等を
    表示する表示装置とを有することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3記載の三次元座標測定装置。
  5. 【請求項5】 3個以上の前記反射手段を直線上に配置
    し、その内の少なくとも1個のコーナープリズムを該直
    線上から偏位させて配置したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載の三次元座標測定装置。
  6. 【請求項6】 3個以上の前記反射手段のうち、少なく
    とも1個の反射手段を不等間隔に配置したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項5記載の三次元座標測定装置。
  7. 【請求項7】 前記反射手段はコーナープリズムである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の三次元座
    標測定装置。
  8. 【請求項8】 前記受光手段の受光部を出射光が形成す
    る平面内で且つ送光手段の近傍に配置したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項7記載の三次元座標測定装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段と、装置本体との通信手段
    と、前記表示装置とを一体にして携帯自在としたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項8記載の三次元座標測定
    装置。
  10. 【請求項10】 前記受光手段の電気回路は不要な反射
    光の信号を除去するためのハイパスフィルタを有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9記載の三次元座標測定装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000308636A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Toshiba Corp 信号伝送装置
JP2011224252A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Kyoraku Sangyo Kk アウターレンズユニット、イルミネーションユニット、遊技盤ユニット及びパチンコ遊技機

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