JPH0719835Y2 - ボールペン - Google Patents
ボールペンInfo
- Publication number
- JPH0719835Y2 JPH0719835Y2 JP13348189U JP13348189U JPH0719835Y2 JP H0719835 Y2 JPH0719835 Y2 JP H0719835Y2 JP 13348189 U JP13348189 U JP 13348189U JP 13348189 U JP13348189 U JP 13348189U JP H0719835 Y2 JPH0719835 Y2 JP H0719835Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- refill
- cam
- elastic body
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は操作部によるスライド操作により回転カム機構
を作動させてレフィールのペン先を外筒の先具より出没
させることができるボールペンに関する。
を作動させてレフィールのペン先を外筒の先具より出没
させることができるボールペンに関する。
従来のこの種のボールペンは、後端ノックにより回転カ
ム機構を作動させてレフィールのペン先を外筒の先具よ
り出没させる構成になっているため、外筒を筆記状態に
握ったまま、ペン先を出没することができず、外筒を持
ち変えねばならないので、簡便性に欠けるという課題が
ある。
ム機構を作動させてレフィールのペン先を外筒の先具よ
り出没させる構成になっているため、外筒を筆記状態に
握ったまま、ペン先を出没することができず、外筒を持
ち変えねばならないので、簡便性に欠けるという課題が
ある。
本考案のボールペンは上記の課題を解決するため、図示
のように外筒１内にレフィール２を挿設し、このレフィ
ール２と外筒１の先具３との間に第１弾性体４を介挿せ
しめ、外筒１の前方部にスライド用孔５を設け、このス
ライド用孔５に、レフィール２に係止される操作部６を
摺動可能に設けると共にレフィール２の後端部に嵌挿さ
れた回転子７と，外筒１の内面に設けられたカム本体８
と，軸方向に移動され回転子７のカムと係合し上下動す
るカムバー９とよりなる回転カム機構10を付設し、この
回転カム機構10のカムバー９と外筒１の後部のストッパ
ー部11との間に、上記第１弾性体４の弾性力より弱い第
２弾性体12を挿設せしめてなる構成としたものである。
のように外筒１内にレフィール２を挿設し、このレフィ
ール２と外筒１の先具３との間に第１弾性体４を介挿せ
しめ、外筒１の前方部にスライド用孔５を設け、このス
ライド用孔５に、レフィール２に係止される操作部６を
摺動可能に設けると共にレフィール２の後端部に嵌挿さ
れた回転子７と，外筒１の内面に設けられたカム本体８
と，軸方向に移動され回転子７のカムと係合し上下動す
るカムバー９とよりなる回転カム機構10を付設し、この
回転カム機構10のカムバー９と外筒１の後部のストッパ
ー部11との間に、上記第１弾性体４の弾性力より弱い第
２弾性体12を挿設せしめてなる構成としたものである。
操作部６をスライド操作すると、レフィール２が第１弾
性体４に抗して先具３よりペン先14が突出する一方、回
転子７が前方へ移動しかつカムバー９が第２弾性体12の
弾性力により前方へ移動し、カム本体８に対し回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転こ７のカムと
カムバー９が係合した状態となり、ペン先14が先具３よ
り突出した状態に維持されて筆記することができる。
性体４に抗して先具３よりペン先14が突出する一方、回
転子７が前方へ移動しかつカムバー９が第２弾性体12の
弾性力により前方へ移動し、カム本体８に対し回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転こ７のカムと
カムバー９が係合した状態となり、ペン先14が先具３よ
り突出した状態に維持されて筆記することができる。
ペン先14を引っ込める場合には、操作部６をスライド操
作すると、レフィール２が第１弾性体４に抗して先具３
よりペン先14が筆記状態より更に少し前進し、回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転子７のカムと
カムバー９の係合が外れ、カム本体８に対し回転子７と
カムバー９が第１弾性体４の弾性力により後方へ移動
し、レフィール２のペン先14が先具３より引っ込むこと
になる。
作すると、レフィール２が第１弾性体４に抗して先具３
よりペン先14が筆記状態より更に少し前進し、回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転子７のカムと
カムバー９の係合が外れ、カム本体８に対し回転子７と
カムバー９が第１弾性体４の弾性力により後方へ移動
し、レフィール２のペン先14が先具３より引っ込むこと
になる。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案ボールペンの一実施例の構成を示す簡略
断面図である。第１図中１は外筒、２はこの外筒１内に
挿設したレフィールである。このレフィール２の受部15
と先具３の段部16との間に第１スプリング４が介挿され
ており、外筒１の前方部にはスライド用孔５が設けられ
ている。
断面図である。第１図中１は外筒、２はこの外筒１内に
挿設したレフィールである。このレフィール２の受部15
と先具３の段部16との間に第１スプリング４が介挿され
ており、外筒１の前方部にはスライド用孔５が設けられ
ている。
可動体13はこのスライド用孔５を塞ぐようにレフィール
２の受部15に係止されて当該レフィール２に嵌合され、
この可動体13にスライド用孔５より突出する操作部６が
その足6aを嵌入する等により取り付けられている。操作
部６は可動体13と一体または別体に設けられる。
２の受部15に係止されて当該レフィール２に嵌合され、
この可動体13にスライド用孔５より突出する操作部６が
その足6aを嵌入する等により取り付けられている。操作
部６は可動体13と一体または別体に設けられる。
レフィール２の後端部には回転子７が嵌挿され、外筒１
の内面にはカム本体８が一体または別体に設けられてお
り、回転子７のカムと係合されるカムバー９がカム本体
８の後面中心部に挿通されている。回転子7,カム本体８
及びカムバー９は従来公知の回転カム機構10を構成して
いる。
の内面にはカム本体８が一体または別体に設けられてお
り、回転子７のカムと係合されるカムバー９がカム本体
８の後面中心部に挿通されている。回転子7,カム本体８
及びカムバー９は従来公知の回転カム機構10を構成して
いる。
この回転カム機構10のカムバー９の受部9aと，外筒１の
後部に螺着されたキャップ，尾栓等のストッパー部11と
の間には第１スプリング４のバネ力より弱い第２スプリ
ング12が挿設されている。ストッパー部11は外筒１の後
部に嵌着されていてもよいし、一体に設けられていても
よい。
後部に螺着されたキャップ，尾栓等のストッパー部11と
の間には第１スプリング４のバネ力より弱い第２スプリ
ング12が挿設されている。ストッパー部11は外筒１の後
部に嵌着されていてもよいし、一体に設けられていても
よい。
上記のような構成の実施例において、操作部６をスライ
ド操作すると、可動体13及びレフィール２が第１スプリ
ング４に抗して先具３よりペン先14が突出する一方、回
転子７が前方へ移動しかつカムバー９が第２弾性体12の
弾性力により前方へ移動し、カム本体８に対し回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転子７のカムと
カムバー９が係合した状態となり、ペン先14が先具３よ
り突出した状態（第２図参照）に維持されて筆記するこ
とができる。
ド操作すると、可動体13及びレフィール２が第１スプリ
ング４に抗して先具３よりペン先14が突出する一方、回
転子７が前方へ移動しかつカムバー９が第２弾性体12の
弾性力により前方へ移動し、カム本体８に対し回転子７
がカムバー９により所定角度回転して回転子７のカムと
カムバー９が係合した状態となり、ペン先14が先具３よ
り突出した状態（第２図参照）に維持されて筆記するこ
とができる。
ペン先14を引っ込める場合には、操作部６をスライド操
作すると、可動体13及びレフィール２が第１スプリング
４に抗して先具３よりペン先14が筆記状態より更に少し
前進し、回転子７がカムバー９により所定角度回転して
回転子７のカムとカムバー９の係合が外れ、カム本体８
に対し回転子７とカムバー９が第１スプリング４のバネ
力により後方へ移動し、レフィール２のペン先14が先具
３より引っ込むことになる（第１図参照）。
作すると、可動体13及びレフィール２が第１スプリング
４に抗して先具３よりペン先14が筆記状態より更に少し
前進し、回転子７がカムバー９により所定角度回転して
回転子７のカムとカムバー９の係合が外れ、カム本体８
に対し回転子７とカムバー９が第１スプリング４のバネ
力により後方へ移動し、レフィール２のペン先14が先具
３より引っ込むことになる（第１図参照）。
第３図は回転カム機構10のカム本体８を外筒１に介挿体
17を介在させて固定した場合の例である。
17を介在させて固定した場合の例である。
本実施例のように可動体13を設けるときは、操作部６を
ガタなくスムーズに確実に操作できるばかりでなく、ス
ライド用孔５を通して内部が見えないため、デザインを
損なうことがない。
ガタなくスムーズに確実に操作できるばかりでなく、ス
ライド用孔５を通して内部が見えないため、デザインを
損なうことがない。
上述のように本考案によれば、外筒１内にレフィール２
を挿設し、このレフィール２と外筒１の先具３との間に
第１弾性体４を介挿せしめ、外筒１の前方部にスライド
用孔５を設け、このスライド用孔５に、レフィール２に
係止される操作部６を摺動可能に設けると共にレフィー
ル２の後端部に嵌挿された回転子７と，外筒１の内面に
設けられたカム本体８と，軸方向に移動され回転子７の
カムと係合されるカムバー９とよりなる回転カム機構10
を付設し、この回転カム機構10のカムバー９と外筒１の
後部のストッパー部11との間に、上記第１弾性体４の弾
性力より弱い第２弾性体12を挿設せしめてなるので、外
筒１の前方部に設けられたスライド用孔５に操作部６が
摺動可能に設けられているため、操作部６のサイドスラ
イド操作により，外筒１を筆記状態に握ったまま、ペン
先14を出没することができ、外筒１を持ち変える必要が
なくなり、簡便性に優れたボールペンを提供することが
できる。
を挿設し、このレフィール２と外筒１の先具３との間に
第１弾性体４を介挿せしめ、外筒１の前方部にスライド
用孔５を設け、このスライド用孔５に、レフィール２に
係止される操作部６を摺動可能に設けると共にレフィー
ル２の後端部に嵌挿された回転子７と，外筒１の内面に
設けられたカム本体８と，軸方向に移動され回転子７の
カムと係合されるカムバー９とよりなる回転カム機構10
を付設し、この回転カム機構10のカムバー９と外筒１の
後部のストッパー部11との間に、上記第１弾性体４の弾
性力より弱い第２弾性体12を挿設せしめてなるので、外
筒１の前方部に設けられたスライド用孔５に操作部６が
摺動可能に設けられているため、操作部６のサイドスラ
イド操作により，外筒１を筆記状態に握ったまま、ペン
先14を出没することができ、外筒１を持ち変える必要が
なくなり、簡便性に優れたボールペンを提供することが
できる。
第１図は本考案ボールペンの一実施例の構成を示す簡略
断面図、第２図は同じくペン先が突出した状態を示す簡
略断面図、第３図は本考案における回転カム機構のカム
本体を外筒に固定する場合の他例を示す断面図である。 １……外筒、２……レフィール、３……先具、４……第
１弾性体（スプリング）、５……スライド用孔、６……
操作部、７……回転子、８……カム本体、９……カムバ
ー、10……回転カム機構、11……ストッパー部、12……
第２弾性体（スプリング）、13……可動体、14……ペン
先。
断面図、第２図は同じくペン先が突出した状態を示す簡
略断面図、第３図は本考案における回転カム機構のカム
本体を外筒に固定する場合の他例を示す断面図である。 １……外筒、２……レフィール、３……先具、４……第
１弾性体（スプリング）、５……スライド用孔、６……
操作部、７……回転子、８……カム本体、９……カムバ
ー、10……回転カム機構、11……ストッパー部、12……
第２弾性体（スプリング）、13……可動体、14……ペン
先。
Claims (2)
- 【請求項１】外筒（１）内にレフィール（２）を挿設
し、このレフィール（２）と外筒（１）の先具（３）と
の間に第１弾性体（４）を介挿せしめ、外筒（１）の前
方部にスライド用孔（５）を設け、このスライド用孔
（５）に、レフィール（２）に係止される操作部（６）
を摺動可能に設けると共にレフィール（２）の後端部に
嵌挿された回転子（７）と，外筒（１）の内面に設けら
れたカム本体（８）と，軸方向に移動され回転子（７）
のカムと係合し上下動するカムバー（９）とよりなる回
転カム機構（10）を付設し、この回転カム機構（10）の
カムバー（９）と外筒（１）の後部のストッパー部（1
1）との間に、上記第１弾性体（４）の弾性力より弱い
第２弾性体（12）を挿設せしめてなるボールペン。 - 【請求項２】外筒（１）のスライド用孔（５）を塞ぐよ
うに可動体（13）を，レフィール（２）に係止させて当
該レフィール（２）に嵌合し、この可動体（13）に操作
部（６）を一体にまたは別体に設けてなる請求項第１項
記載のボールペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13348189U JPH0719835Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13348189U JPH0719835Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | ボールペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0370994U JPH0370994U (ja) | 1991-07-17 |
| JPH0719835Y2 true JPH0719835Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31680884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13348189U Expired - Lifetime JPH0719835Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | ボールペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719835Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04340347A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-26 | Toshiba Corp | 突極形回転電機 |
| JPH08324181A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Kotobuki:Kk | サイドノック式ボールペン |
| JP3852172B2 (ja) * | 1997-07-31 | 2006-11-29 | ぺんてる株式会社 | シャ−プペンシル |
| JP3490008B2 (ja) * | 1998-12-25 | 2004-01-26 | 株式会社壽 | サイドノック式ボールペン |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP13348189U patent/JPH0719835Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0370994U (ja) | 1991-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0719835Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0632394Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JP2557187Y2 (ja) | シャープペンシルとボールペンの多芯筆記具 | |
| JP2548125Y2 (ja) | スイング式筆記具のロック装置 | |
| JP3847431B2 (ja) | 複合繰り出し用具 | |
| JP2555241Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JPH0556491U (ja) | ボールペン | |
| JP2502519Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JPH0111512Y2 (ja) | ||
| JPH0621748Y2 (ja) | ノツク式シヤープペンシル | |
| JPH0745355Y2 (ja) | ノック式ボールペン | |
| JP2603322Y2 (ja) | 複合筆記具 | |
| JPH081908Y2 (ja) | 出没式筆記具 | |
| JP2000127679A (ja) | サイドノック式ボールペン | |
| JPH0411837Y2 (ja) | ||
| JPS6229273Y2 (ja) | ||
| JP2001121870A (ja) | 頭冠または尾冠の装着構造 | |
| JP2605612Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JP2560149Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
| JPS6347511Y2 (ja) | ||
| JP3542868B2 (ja) | 複式筆記具 | |
| JPH0120151Y2 (ja) | ||
| JPH0745358Y2 (ja) | 多芯筆記具 | |
| JPS6150799B2 (ja) | ||
| JP2002321494A (ja) | サイドノック式筆記具 |