JPH0719731A - 真空乾燥装置 - Google Patents

真空乾燥装置

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Publication number
JPH0719731A
JPH0719731A JP16151093A JP16151093A JPH0719731A JP H0719731 A JPH0719731 A JP H0719731A JP 16151093 A JP16151093 A JP 16151093A JP 16151093 A JP16151093 A JP 16151093A JP H0719731 A JPH0719731 A JP H0719731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
dried
motor
drive circuit
vacuum drying
Prior art date
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Pending
Application number
JP16151093A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Ito
栄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0719731A publication Critical patent/JPH0719731A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被乾燥物が部分的に高温になることを防止す
ると共に、乾燥時間を短くすることができる真空乾燥装
置を提供すること。 【構成】 真空槽50内には、ワーク57を入れた洗浄
かご56を載置するテーブル1が設けられており、テー
ブル1は、その下方にある軸2を介してモーター3に接
続されている。制御回路70からの信号を受けたモータ
ー駆動回路4が、モーター3の駆動を開始すると、テー
ブル1は、軸2を中心にして回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空ポンプ等の減圧手
段により真空槽内を減圧させて、真空槽内に配置された
加熱手段により加熱しながら被乾燥物の乾燥を行う真空
乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水系の洗浄を行った後に、乾燥す
る乾燥装置として真空乾燥装置が提案されている。
【0003】この種の真空乾燥装置では、真空ポンプ等
の吸引手段により真空槽内の空気を吸引して、真空槽内
を減圧することにより水の沸点を低下させ、被乾燥物を
乾燥している。この時、水が蒸発することにより被乾燥
物の表面から気化熱を奪い、被乾燥物の表面温度を低下
させるため、これを防止するためにヒーター等により加
熱して、被乾燥物に熱を与えながら乾燥させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような真空乾燥装置では、ほぼ真空状態で被乾燥物にヒ
ーターの熱を与えているため、熱の伝達効率が悪く、被
乾燥物のヒーターからの輻射熱の良く届く部分と、そう
でない部分とでは、乾燥時間に大きな差が発生する。そ
のため、真空槽内の被乾燥物全体が乾燥する頃には、早
期に乾燥した部分が高温になってしまうという問題があ
り、また、被乾燥物全体が乾燥するのに要する時間が長
くなるという問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、被乾燥物が部分的に高温になる
ことを防止すると共に、乾燥時間を短くすることができ
る真空乾燥装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の真空乾燥装置は、真空ポンプ等の減圧手段に
より真空槽内を減圧させ、前記真空槽内に配置された加
熱手段により加熱しながら被乾燥物の乾燥を行う真空乾
燥装置において、前記被乾燥物を載置し、かつ真空槽内
において移動可能に装置された載置手段と、前記載置手
段を前記真空槽内において移動させる駆動手段とを備え
ている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の真空乾燥装置にお
いては、載置手段は真空槽内において被乾燥物を載置
し、かつ、真空槽内において駆動手段によって移動可能
に装置される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した真空乾燥装置の一
実施例を図面を参照して説明する。
【0009】本実施例の真空乾燥装置の構成を図1に基
づいて説明する。図1に示すように、箱型の真空槽50
の上部縁にはパッキン51が設けられており、真空槽5
0の上部に設けられている蓋53を閉じると、真空槽5
0内が密閉される構造になっている。また、蓋53は、
蓋開閉装置52によってその開閉が制御されるようにな
っている。
【0010】真空槽50の内部においては、一対のヒー
ター54及びヒーター54の光を効率よく反射させるた
めのリフレクター55が、対向する側面に設けられてお
り、真空槽50の下方には、被乾燥物であるワーク57
を入れた洗浄かご56を載置するテーブル1が設けれて
いる。このテーブル1は、その下方にある軸2を介して
モーター3に接続されており、モーター3を駆動する
と、軸2を中心にして回転する構成になっている。そし
て、テーブル1が本発明の載置手段を構成し、モーター
3が駆動手段を構成している。
【0011】また、真空槽50の左端の底部付近には真
空解放口59が開けられ、真空解放バルブ60が接続さ
れている。真空槽50の右端の底部付近には、吸引口6
1が開けられ、バルブ62が接続されており、このバル
ブ62はホース63を介して真空ポンプ64に接続され
ている。
【0012】次に、本実施例の真空乾燥装置の電気的構
成について、図2に基づいて説明する。図2に示すよう
に、モーター3、蓋開閉装置52、ヒーター54、真空
解放バルブ60、バルブ62及び真空ポンプ64は、そ
れぞれ制御回路70から信号を受ける、モーター駆動回
路4、蓋開閉装置駆動回路71、ヒーター駆動回路7
2、真空解放バルブ駆動回路73、バルブ駆動回路74
及び真空ポンプ駆動回路75により駆動される。
【0013】操作者が、真空乾燥装置の外面に設置され
た操作パネル76によって乾燥時間等を設定すると、制
御回路70がその設定に基づいて、それぞれの駆動回路
に信号を伝える。
【0014】本実施例の真空乾燥装置は以上のように構
成される。
【0015】次に、このように構成された本実施例の真
空乾燥装置の動作について図3を参照して説明する。
【0016】洗浄したワーク57の入った洗浄かご56
を真空槽50内のテーブル1上に載置して、操作者が操
作パネル76のスイッチを操作して乾燥時間等を設定
し、乾燥を開始すると、制御回路70からの信号を受け
た蓋開閉装置駆動回路71が蓋開閉装置52を駆動し
て、蓋53を閉める(S1、Sはステップを示す。以下
同様)。次に、制御回路70からの信号を受けた真空解
放バルブ駆動回路73が真空解放バルブ60を閉じ(S
2)、バルブ駆動回路74がバルブ62を開け(S
3)、真空ポンプ駆動回路75が真空ポンプ64の駆動
を開始し(S4)、モーター駆動回路4がモーター3の
駆動を開始する(S5)。モーター3が駆動されると、
テーブル1が軸2を中心にして回転し、これに伴って、
テーブル1上に載置されたワーク57の入った洗浄かご
56も回転する。そして、制御回路70からの信号を受
けたヒーター駆動回路72がヒーター54をONする
(S6)。
【0017】真空ポンプ64が駆動して、吸引口61か
ら真空槽50内の空気を吸引し、真空槽50内を減圧す
ることにより、水の沸点が下がり、ワーク57及び洗浄
かご56に付着している水が突沸し始める。そして、水
が蒸発することによりワーク57及び洗浄かご56の表
面から気化熱を奪い、ワーク57及び洗浄かご56の表
面温度を低下させる。そこで、ヒーター54により加熱
して、ワーク57及び洗浄かご56に輻射熱を与えるこ
とにより、ワーク57及び洗浄かご56の表面温度の低
下を防止しながら乾燥する。この時、ワーク57及び洗
浄かご56は、テーブル1と一緒に軸2を中心にして回
転しているため、ヒーター54からの輻射熱は、ワーク
57及び洗浄かご56にまんべんなく供給され、乾燥が
行われる。
【0018】操作者が設定した真空乾燥時間が経過する
と(S7)、制御回路70からの信号により、ヒーター
駆動回路72がヒーター54をOFFし(S8)、モー
ター駆動回路4がモーター3の駆動を停止し(S9)、
真空ポンプ駆動回路75が真空ポンプ64の駆動を停止
し(S10)、バルブ駆動回路74がバルブ62を閉じ
る(S11)。そして、真空解放バルブ駆動回路73が
真空解放バルブ60を開いて(S12)、真空槽50外
にある空気を真空槽50内へ取り込み、真空槽50内の
真空状態を解放する。真空槽50内が大気圧になると、
蓋開閉装置駆動回路71が蓋開閉装置52を駆動して、
蓋53を開け(S13)、一連の乾燥行程が終了する。
【0019】このように、本実施例の真空乾燥装置にお
いては、テーブル1上にワーク57の入った洗浄かご5
6を載置し、モーター3によりテーブル1を回転させな
がら、ヒーター54からの輻射熱を洗浄かご56及びワ
ーク57に供給しているため、洗浄かご56及びワーク
57をムラなく加熱することができ、これによって、洗
浄かご56及びワーク57が部分的に高温になることを
防止することができ、乾燥時間も短くなる。
【0020】尚、本実施例においては、テーブル1をモ
ータ3により回転させる構成としたが、本発明はこれに
限定されるものでなく、被乾燥物を載置するテーブル
が、前後、左右あるいは上下に移動し、適切な位置に設
けられたヒーターからの輻射熱が、均一に被乾燥物に供
給されるように構成しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の真空乾燥装置によれば、載置手段が駆動手段に
より移動可能に装置されているので、被乾燥物が部分的
に高温になることを防止できると共に、乾燥時間を短く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の真空乾燥装置の概略構成図である。
【図2】本実施例の真空乾燥装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本実施例の真空乾燥装置の動作フローの一部を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テーブル 2 軸 3 モーター 4 モーター駆動回路 54 ヒーター 70 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプ等の減圧手段により真空槽内
    を減圧させ、前記真空槽内に配置された加熱手段により
    加熱しながら被乾燥物の乾燥を行う真空乾燥装置におい
    て、 前記被乾燥物を載置し、かつ真空槽内において移動可能
    に装置された載置手段と、 前記載置手段を前記真空槽内において移動させる駆動手
    段と、を備えたことを特徴とする真空乾燥装置。
JP16151093A 1993-06-30 1993-06-30 真空乾燥装置 Pending JPH0719731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151093A JPH0719731A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 真空乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151093A JPH0719731A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 真空乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719731A true JPH0719731A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15736438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16151093A Pending JPH0719731A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 真空乾燥装置

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JP (1) JPH0719731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132550A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 World Kiko:Kk 真空乾燥装置
WO2016186428A1 (ko) * 2015-05-19 2016-11-24 메디칸(주) 동결건조 방법 및 장치

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JP2007132550A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 World Kiko:Kk 真空乾燥装置
WO2016186428A1 (ko) * 2015-05-19 2016-11-24 메디칸(주) 동결건조 방법 및 장치

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